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3月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行のお知らせ
投票受付日時が決定していなかった3月の間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定、4月3日の午前0時から投票受付を開始します。
また1位が複数いた場合は決戦投票を行います(投票はtwitterの投票機能を使用します)なお決戦投票を行う場合は結果発表は2日間後に延期させていただきます
4月 1日 ツイッターの月間MVP投票アカウントにてTwitterにて先行発表(開始時刻は未定)
当ブログでは3月3日 午前0時投票受付開始
4月10日 午前0時投票受付終了 結果発表投票よろしくお願いします
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WRESTE-1新体制が発表、新規ファン獲得のためのキャッシュバックキャンペーン!
<スポーツナビより>
3月27日、都内・W−1事務所で記者会見が開かれ、W−1の新人事が発表された。社長だった武藤敬司は代表取締役会長に就任。CEOを務めていた高木三四郎は相談役となる。そして、武藤が全日本プロレス移籍から常にその片腕として支え続けていたカズ・ハヤシこと林和広が新社長となったことが発表された。また、その新社長を支える片腕として、時には対戦相手として、時にはパートナーとして切磋琢磨してきた近藤修司が副社長となる。なお、新体制は4月1日付けで始動する。
武藤敬司代表取締役会長「皆さまが忙しい中、またお足元の悪い中、集まっていただき、ありがとうございます。世の中、非常にスピーディーに変わっていく中、プロレス界も同様に変わっていっています。そんな中、未来に向けて新しい布陣で挑むことになりました。代表は林社長になりましたけど、俺は会長という役割の中、これからは林社長をサポートしながら未来に向けてがんばっていきたいと思いますので、よろしくお願い致します」
高木三四郎相談役「元々は2年前に当時の武藤社長から乞われる形でレッスルワンのCEOという形で経営を見てまいりましたが、わりと元々はW−1の中の人がきちんと経営をできるようになるまで、あくまで土台作りの部分で動いていた部分がございまして、プロレス学校の設立ですとか、いろいろなことをやってまいりましたが、すべてはこの中の人たちで運営していくという部分で、土台作りができればと思っておりましたので、今その時が来たのかなと思っております。実際には本当に2年間、自分自身もいろいろと勉強になる部分もありましたし、土台を作るという部分で一つある程度できあがったでの、今回こういう形でCEOから相談役と言う形で、今後は林社長をヘルプする形でやっていければいいかなと思っております」
林和広(カズ・ハヤシ)取締役社長「このたび社長に就任しました林です。また武藤さんのふわっとした大きいステップ台というものを僕の目の前に置いていただきました。武藤さんには何かあると常に僕のためっていうわけじゃないんですけど、ステップ台を前に出してもらって、選手を育てるとか海外から来たタイミングもそうだし、何かしら武藤さんにはいい次の土台を作ってもらいました。今回社長ということになりまして、僕も25年間ずっとプロレスラーしかやったことなく続けてきましたけど、また新たな武藤さんが出してくれた土台に登るために一生懸命勉強してやっているところです。高木さんにも数字の見方を教えていただいたりとかつきっきりで教えてもらったりとかして、まったくやったことのないことを日々精進しながらやっているところです。誰かがW−1を作る時に言っていましたけど、僕は武藤さんに楽してもらおうとは思ってないんです。また、僕が社長という新しい台に踏み上がろうとしているという、武藤さんが感じたことのない台を自分で作って新しい会長という台に登る姿を、後ろ姿を見せてもらいたい。僕も今までやってきたプロレス道というものを下に伝えて、その下の選手がまた下に、というように。そして、先程高木さんが言っていましたけど、プロレス界に一番初めに末端にある(選手を)作るプロレス総合学院を持っているという日本のプロレス界にはない機関を持っていますので、すべてゼロから上まで持った機関として邁進していきたいと思っております。そして、今回社長をするにあたり、どうしてもやってほしいものを武藤さんに伝えました。それは一緒に闘いを通じてですね、まったくしゃべったことがなかったんですけど、ある闘いを通じてから気持ちと心と身体とすべてがプロレスラーとしてつながった。今までしゃべったことがないのにつながった近藤修司さんに副社長としてやっていただきたいというお願いをしました。ということで社長の僕のあいさつは終わりです」
近藤修司取締役副社長「今カズさんから紹介されましたけど、近藤修司さんと初めて言われたんじゃないかなという気がします(笑)。まあまあ、そういう間柄じゃないというか、記者の中にも僕とカズさんがどれだけ気持ちがつながっていることをよく知っている記者もいると思うんですけど。まあ、僕とカズさんは阿吽の呼吸というか、何も言わなくても感じ取れる仲だと思っています。カズさんに直接副社長の話をされた時に僕のやることはカズさんの全面サポート、あとは現場をまとめることかなと思っています。僕もカズさんもそうだと思うんですけど、腹をくくってこの団体を大きくしていくという気持ちでやっていきます」
──ここで新社長となりました林和広より一つ発表がございます。
林社長 まず来週の『週刊プロレス』さんにこの広告を出させていただきます。この『週刊プロレス』を会場に持っていくと、4月19日、次の後楽園ですね。王座戦があります。そこにこの『週刊プロレス』を持っていくと、1000円キャッシュバック。すべてのチケットから1000円をキャッシュバックするという広告を出させていただきます。自分たちの自信のあるマッチメイクです。今話しました近藤修司さんとチャンピオン・芦野祥太郎のタイトルマッチです。是非見に来てください。
武藤 おまえ、1000円キャッシュバックって、ウチの小学生とか中学生とか高校生のチケットっていくらなんだよ。
──当日はワンコインチケットで500円ですね。
林社長 まず来週の『週刊プロレス』さんにこの広告を出させていただきます。この『週刊プロレス』を会場に持っていくと、4月19日、次の後楽園ですね。王座戦があります。そこにこの『週刊プロレス』を持っていくと、1000円キャッシュバック。すべてのチケットから1000円をキャッシュバックするという広告を出させていただきます。自分たちの自信のあるマッチメイクです。今話しました近藤修司さんとチャンピオン・芦野祥太郎のタイトルマッチです。是非見に来てください。
武藤 おまえ、1000円キャッシュバックって、ウチの小学生とか中学生とか高校生のチケットっていくらなんだよ。
──当日はワンコインチケットで500円ですね。
武藤 おまえ、500円のやつはどうするんだよ?
林社長 500円の人から1000円キャッシュバックするとしたら、500円あげることになりますね。
武藤 何々、そういう人たちにも1000円キャッシュバックするっていうこと?
林社長 はい。
武藤 ということはウチは小学生、中学生、高校生は500円で観られるんだ?
林社長 はい。
武藤 で、その人たちが来ても1000円キャッシュバックするっていうこと?
林社長 しちゃったらマイナスですね……。
武藤 だからどうすんの?
林社長 決めていいんですか?
武藤 だって、おまえ社長じゃん。
林社長 決めちゃっていいですか? じゃあ、小学生、中学生、高校生の方も1000円キャッシュバックしますので、是非見に来てください!(笑)。
武藤 ということらしいです(笑)。
──武藤さん、林新社長誕生はどういった経緯なんですか?
武藤 俺とカズの出会いはかなり古い出会いで、アメリカで一緒に仕事をしている中で俺が新日本プロレスから全日本プロレスに移籍するにあたって、カズはWWEで仕事をしている中、その時からですは。俺の右腕として来てくれないかと。その中で俺に気持ちよく賛同してくれて、その時から今に至ってまで俺の右腕として一生懸命がんばってくれている中で、その15〜16年前人材育成とか道場のコーチとかみんなカズにさせている中で、やっぱりこれからW−1の若い選手が出ていかなきゃいけない中、俺以上に若いヤツに対してのやり取りというかノウハウを知っている中で、近藤との信頼関係が阿吽の呼吸という中で、俺もまた違った意味でカズと阿吽の呼吸なわけであって、そんな関係で任命しました。
──林社長、武藤さんからそういう話があった時に悩んだことがあったと思うんですけど?
林社長 いやあ、不安はありましたよね。でも、先程も言いましたけど、ふわっとした土台というかステップ台というか。やっぱりその時時で不安はあるんですけど、やっていくと自分の肥やしになったし、レスラーとして上がっていくということはこういうことなんだなっていうのを教えるために、そういう土台を武藤さんが与えてくれていたのかなと思ってるんですね。だから、今回、僕も社長ということをやらせてもらいますけど、自分で試行錯誤しながら、あとは武藤さんが見せていった社長としての姿……。
武藤 (カズの発言を遮って)おまえ、俺の社長姿を見ていたから不安になってんだろ?(笑)。
林社長 (一拍置いて)そんなことないですよ(笑)。
武藤 反面教師でがんばればいいんだよ。
林社長 僕は言葉がうまくないから、なんともあれですけど、武藤さんがやってきた姿勢っていうんですか? 背中で見せていく姿勢、それは代々続けていきたいなと思ってます。僕がやっぱりちょい下の人たちに、その下の人たちがまた下に、その下の人たちが学院にっていうような、いいピラミッドというか姿勢を見せていく姿はずっとやっていかくちゃいけないと思ってます。で、思えば僕が43歳で武藤さんの次に歳上な人間になってきたんで、ここはやらなくちゃいけないなという感じになり。そういうふうな決断も大事なのかなと思っております。
──近藤副社長は林新社長から副社長にという話をされた時に即決?
近藤副社長 僕はもう即決ですね。そもそもさっきも言いましたけど、腹くくってやってるんで、なんでもやりますよと。それもカズさんから言われたんで、何の問題もなく、不安もないです。
──新体制で具体的にやりたいこととか考えていることはありますか?
林社長 自分の中では大物外国人選手をドーンと呼ぶとかじゃなく、一歩一歩しっかりと歩いていきたい。そして、その集大成をすぐに結果は難しいので、その集大成を横浜文化体育館、9月2日にあるんですけど、そこまでに僕らの形というものを見せたいなと思ってます。
──武藤さんは今後会長としてどんな役割を担っていきたいと考えていますか?
武藤 今年、年が明けて、最初に言ったんですけど、俺にしかできないこと。それは継続して、もしかしたら今まで以上に少し自己中心的に動く可能性があります。すでにですね、先日はDDTさんにお邪魔したりとか、その前はノアさんにお邪魔したりとか。発表していいのか? 4月にはドラディション、5月にはドラゴンゲート、6月はアメリカ、7月は信州プロレス、いろんなところからオファーが。KAIENTAIも来てたかな? いろんなところからなんか知らないけど、需要がありますので、それを一個一個こなして、ひとつ新しいものを見つけることができたらなあと思っております。
──武藤さんがそうすることでW−1に還元できる。
武藤 そうですね。こればっかりは俺にしかできないパスポートだと思っておりますので。
林社長 僕たちが新しくW−1というものを作っていきますのでご期待ください! よろしくお願い致します。
WRESTE-1が新体制を発表し、カズ・ハヤシこと林和弘が社長、近藤が副社長に就任するという新人事が発表され、これまで社長だった武藤は会長、DDTの大社長も兼務していたCEOの高木は相談役に退くことになった。
2015年から経営が芳しくなかったWRESTE-1にDDTの高木大社長がCEOとして携わってきたが、高木は現場にはタッチせず、団体の整理したうえでの土台固めに専念、土台固めがしっかり出来たことを見据えて、武藤共々新体制へとバトンタッチとなった。
カズ&近藤による新体制は選手主導でフロント主導型の時代に逆行という見方も出てしまうが、WRESTE-1にとってフロントに有力な人材がいなかったのも欠点でもあった。武藤にしてみれば全日本時代から自身に追随してきてくれたカズと近藤が頼れる存在でもあり、また信頼できる存在だからこそ託したのかもしれない。
そこで新体制が打ち出した企画がキャッシュバックキャンペーン、これは団体側にとっても損なのではという声もあるが、後楽園でも観客動員数が頭打ちの状態なだけに、新規の顧客を獲得するためには、これまでの常連ファンだけでなく一見さんのファンも獲得したい意図もある。
またWRESTE-1からの撤退を示唆していた武藤は経営からは一歩引いたことで、軸足を選手の方に置いてWRESTE-1だけでなく、他団体にも参戦し自ら広告塔になって外からWRESTE-1を発信することになった。
高木がしっかり土台固めをした上でカズ&近藤の新体制に託されたWRESTE-1、果たしてどう発展していくのか・・・
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もう一つのドラゴンヒストリー・・・無我と西村修
スポーツ報知で藤波辰爾のデビュー45周年を記念して「ドラゴンヒストリー」が連載されているが、その中で触れていなかったのは、かつて藤波が新日本内で旗揚げした"無我”と西村修の存在、無我は自身が掲げた理想でもあったが悪い思い出でもあることから、ストーリーの今後の展開を見てもおそらくもう触れることはないだろう。
1995年に闘魂三銃士(武藤敬司、蝶野正洋、橋本真也)の台頭もあって、新日本プロレスでの今後の方向性を見失った藤波は「古き良き時代のプロレスの復活」、「1800年代の伝統あるプロレスを蘇らせる」をコンセプトに新日本の1ブランドとして無我を設立、新日本からの帰国命令を拒否し海外に留まっていた西村修を帰国させ、イギリスのジミーライレージムとも提携を結び、10月29日大阪・南港のATCホールでとして旗揚げし、藤波は旗揚げ戦ではタリー・ブランチャードをドラゴンスリーパーで降し、この頃FMWを離れ新日本でデビューした際に藤波がデビュー戦の相手を務めたミスター・ポーゴや、ジュニア時代のライバルである剛竜馬が観戦に訪れ参戦を取り沙汰されたが、藤波はスタイルの違うポーゴや、絶縁していた剛を上げる気はなかった。無我は倉島信行や正田和彦(MAZADA)竹村豪氏を輩出、藤波が新日本の社長に就任したことで興行数が低下すると、新日本内でも台頭してきた西村が中心となり無我は継続されたが、西村に無我を任せたことで藤波との軋轢を生む一因になった。
2005年に新日本がユークス体制になると新体制は選手・スタッフの契約内容を見直し、それによって西村修や田中秀和リングアナが新日本を退団、吉江豊やヒロ斎藤と共に無我をコンセプトにした新団体設立へと動くと、藤波も新日本を退団して合流して「無我ワールド・プロレスリング」を旗揚げ、そのまま社長に就任したが当初は西村と田中リングアナは藤波を誘うつもりもなかった。だが社長になる人間が不在だったため社長経験のある藤波をそのまま社長に据えるも、西村は一番後に合流してきた藤波が社長に就任することに不満だった。
無我は旗揚げしたが興行数も少なく観客の入りも芳しくない状況となると、全ての責任は藤波にあると思い込んだ西村は他の選手にクーデターを持ちかけるが、以前から西村の身勝手さに呆れていた選手らは誰も賛同せず、2007年10月に無我内で孤立した西村は若手だった征矢を引き連れ突如全日本へ移籍、移籍の際には無我の経営に携わっていた藤波伽織夫人を名指しで批判するだけでなく、自身で勝手に登録した無我の商標まで持ち出したことで、藤波に無我の名称を使えないようにした。藤波は伽織夫人まで批判されただけでなく、自身が名づけた無我の名称も取り上げた西村に怒り絶縁、団体名もドラディションに改めた。新日本の一ブランドとしてスタートした無我だったが、今でも思うことは団体にすべきではなく、藤波が選手を育成する道場レベルに留めるべきだったのではと思うし旗揚げ戦を観戦してきた自分とすれば現在でも残念でならない。
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高橋が決勝トーナメント進出1番乗り!一騎当千~DeathMatch Survivor~名古屋大会公式戦結果
3月26日 大日本プロレス「「Death Market37~一騎当千DeathMatch Survivor~」愛知・名古屋ダイアモンドホール 295人
▼一騎当千~DeathMatch Survivor~Bブロック公式リーグ戦 有刺鉄線ボードデスマッチ/30分1本
[4勝1敗=8点]○高橋匡哉(10分19秒 横入り式エビ固めwith画鋲)[2勝3敗=4点]×宮本裕向▼一騎当千~DeathMatch Survivor~Aブロック公式リーグ戦 デスマッチ形式未定/30分1本
[2勝3敗=2点]○植木嵩行(15分13秒 エビ固め)[3勝1敗=6点]×木髙イサミ
※確保▼一騎当千~DeathMatch Survivor~Aブロック公式リーグ戦 凶器持ち込み&蛍光灯デスマッチ/30分1本
[3勝1敗=6点]○伊東竜二(13分38秒 体固め)[1勝4敗=2点]×佐久田俊行
※ドラゴンキッカー -
オカダが柴田の根性に対して宣戦布告!挑戦者不在の内藤がジュースに暴行で暴発!
3月26日 新日本プロレス「戦国炎舞-KIZNA- Presents Road to SAKURA GENESIS 2017」後楽園ホール 1743人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○バットラック・ファレ(1分14秒 片エビ固め)×岡倫之
※グラネード◇第2試合◇
▼20分1本
飯塚高史 ○エル・デスペラード TAKAみちのく(10分38秒 体固め)獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×川人拓来
※ギターラ・デ・アンヘル◇第3試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡 真壁刀義(9分10秒 体固め)レイモンド・ロウ ハンソン ×デビット・フィンレー
※ラリアット◇第4試合◇
▼20分1本
鈴木みのる ○金丸義信 タイチ(11分56秒 片エビ固め)後藤洋央紀 邪道 ×外道
※ディープインパクト◇第5試合◇
▼30分1本
石井智宏 ○矢野通 バレッタ(12分46秒 横入り式エビ固め)ケニー・オメガ 高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ◇第6試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 ○ジュース・ロビンソン 中西学 田口隆祐 KUSHIDA(12分16秒 パルプフリクション)内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI 高橋ヒロム【棚橋、ジュース、中西、KUSHIDAの話と田口の勝利監督インタビュー】
田口「棚橋選手、ありがとうございます。みんな、ありがとうございます。みんなを称えてください。選手を称えてください、今日は。勝ったのに、この負けた感が……強いなあと。なんとも後味の悪い勝利になってしまいましたけども。ま、タグチジャパン、結果をシッカリ残しましたので。非常に、昨日、今日と選手がいいパフォーマンスを見せてくれましたので。ま、メンタルの面はだいぶ強いモノを持ってますので、フィジカル的な部分を強化して、コンビネーションなんかもね。ま、このシリーズずっとありますんで。フィジカル面を上げていきたいと思います。ハイ。ま、KUSHIDA選手はジュニアヘビー、シングルのほうで私の敵をとってくれるということなので、非常に期待しています。楽しみです」KUSHIDA「タッグマッチに監督がいたら、怖いモノなしですよ。ボクもベルトを獲って、丸くなってる場合じゃないから。まだまだ、どんなレスラーよりもワンパクだから。1年間、耕す作業から、次は新しい畑を作り出す作業で。両国、ベルトを獲って、新しいことを、男子たる者、成し遂げます! 期待してください!」
※KUSHIDAは先に控室へ中西「ジュース!カモン!」
ジュース「オーケー。まずは、タグチ・コーチ、キャプテン・タナハシ、ナカニシさん、サンキュー。今日は、タグチジャパンがキッチリと勝利を挙げた。最後は、ボクがSANADAからピンフォールを奪ったけど、みんなのチームワークのおかげで勝てたと思うよ。そして、ナイトウに言いたいことがある。おまえはなぜ、いつもゴングが鳴ったあとに背後から攻めたてるんだ? おまえはロス・インゴの負けを認めないのか? 男らしくないヤツだな。まあ、ロス・インゴはたしかに鉄壁のチームかもしれない。だが、俺は彼らのわずかなウィークポイントを見つけて、そして勝利を挙げたんだ。そして、『NEW JAPAN CUP』の前には俺はナイトウと闘いたい、IWGPインターコンチネンタル王座に挑戦したいと言った。だが、ヤツからは俺にリスペクトのかけらも感じない。いいよ。今日の試合を経て、俺は決めたよ。とにかくナイトウをぶっ潰したい。ただ、それだけ。インターコンチのベルトはもはや関係ない。おまえはたしかにグレイトレスラーかもしれない。だが、内面はただのクソヤローだ。俺はおまえのことが大嫌いだ。このマザー・フ〇ッカー!」
※ジュースは先に控室へ中西「いや~、激しいねえ! 俺もインフルエンザから帰ってきたけど、徐々にペースを上げていこうと思ったけど、そんなこと言ってられへんからな。いやいやいや、(ジュースは)動きはいいし、表情もいいし、声も出てるし。若手にも負けないぐらいのエネルギー持ってるからな。ほんで技術も持っているんやから。いや~~~、なあ、タグチジャパンで生き残るのも大変やな! せやけど、食らいついていくからな!」
田口「ハイ。いつもありがとうございます」
※中西は握手して、先に控室へ棚橋「(田口に)誰からも点を決めれるようになってきたのは、いいよね? これでゲームがおもしろくなるからさ」
田口「ハイ。中盤から上がっていって点を取れますし」
棚橋「タグチジャパンの決定力が上がってきたから。あとはNEVER6人タッグを取り戻して、状況をフラットに戻す」
田口「そうですね。ヒロムからね、なんですか、タグチジャパンを“変態お笑い集団”という非常にありがたいお言葉を頂きまして。まあ、あれですね。“コスプレ・ハロウィン集団”のロス・インゴと。“コスプレ・ハロウィン集団”と“変態お笑い集団”のどっちが強いかっていうね。史上最強の闘い、世紀の対決を4月4日、観に来てください! お笑いとコスプレ、ハロウィンと変態、どっちが強いのか? 近年、まれに観る大熱戦となるでしょう!」
※棚橋と一緒に、監督も帰りかけて
田口「あっ、あっ! リコシェはちゃんと来ると思いますんで。大丈夫だと思います!」
【内藤、SANADA、BUSHI、ヒロム、IWGPジュニアヘビー級ベルトの話】
EVIL「ノーコメント!」BUSHI「次だ。次の後楽園。4月4日。NEVER無差別級6人タッグベルト。このベルト、現在最多防衛記録タイになってるこのベルト。次勝ったら、最多防衛記録に並ぶんだよ。まぁ、たったの2回だけどな。リコシェが当日まで来ないんだろ?ふざけたヤツだ。まぁ、オマエが遅れてきたところで、結果は何も変わらねぇんだ。それを次の後楽園で見せてやるぜ。EN SERIO、マジで」
ヒロム「無難な道を選んだKUSHIDA。自分の人気が心配で、無難な道を選ぶしかなかった。オマエに、この愛するベルトさんは、絶対に渡さねぇよ。(※ベルトに耳を当てて)うん?うんうん、分かった。今日ベルトさん本人から話があるみてぇだ。オマエら、ベルトさんだけ撮っとけ。ベルトさんだけを撮れ」
IWGPジュニアヘビーベルトさん「みなさん、はじめまして。ベルトさんです。ボクはKUSHIDAくんが大っきらいです。あのヤローを絶対に、髙橋ヒロム選手が両国でたおしてくれるはずです。そうしたらもう一度、ヒロム選手の元にもどれます。だから、みなさん、ヒロム選手のおうえん、よろしくおねがいします」
ヒロム「なんて良い子なんだ。なんて良い子なんだ、ベルトさん。(※ベルトを抱きかかえて)分かったよ、必ず防衛して、もう一度、俺の腰に戻してあげるからね。それまで少しだけ待っててね。4.9!両国国技館!KUSHIDA!オマエの終わりの日だ!!!それまで!もっと!もっと!!もっと!!!もっと!!!!もっと!!!!!もっと!!!!!!もっとーーー!!!!!!!プロレスを楽しんどけよ!ハハハハハハハ」
内藤「『NEW JAPAN CUP』にエントリーしたいと言ったのに却下され、『NEW JAPAN CUP』優勝者は、当然のように、IWGPヘビー級王座を指名。NEVER王者は、しれーっと両国大会でタイトルマッチが組まれている。何もないのは、インターコンチネンタル王座だけだよ。今シリーズ、そして両国大会。俺はテーマのない闘いだよ。新日本プロレスは、俺のやる気を無くすことが目的なの?王座防衛戦、決まった期間内にやらなきゃいけないんでしょ?期限が切れて、俺から王座を剥奪するのを待ってるの?今日の後楽園ホールの歓声を聞いてみろよ。お客様が何を求めてるのか、すぐに分かるだろ?ちゃんと新日本プロレスは、新日本プロレスを応援してくださる皆様の意見を、もっと聞いた方がいいんじゃないの?カブローン」
◇第7試合◇
▼30分1本
○柴田勝頼 永田裕志(17分39秒 エビ固め)オカダ・カズチカ YOSHI-HASHI
※PK(メインイベント終了後、柴田があぐらをかいてリングへ座り込み、鋭い眼光で場外のオカダを睨む。
そして、レッドシューズ海野レフェリーが柴田と永田の手をあげたのち、柴田とオカダがロープを挟んで急接近。一触即発で睨み合った。そこからオカダ組が退場する)
柴田「オカダ、そろそろ、お前の声が聞きたいよ」
(オカダが再び場内へ戻り、リングへ近づいて柴田が置いたマイクを拾い、敢えて再び花道へ逆戻り)
オカダ「柴田さん! 今日はちゃんと来ましたよ。ただね、俺、柴田さんに言いたいんだ。根性があるだけで、この(IWGPヘビー)ベルト獲れるほど、安くねぇんだよ、コノヤロー(ここで今度こそオカダが退場する)」柴田「お返事ありがとう(※場内笑&大拍手)。うれしいよ。ずっと無視されるのかと思った(※場内笑)。だけどな、オカダ。まず、第一に大事なのは、根性だよ!(※大歓声) 両国、男の根性、見せてやるよ(※大歓声)。だから…オカダ! オカダの、根性、見せてみろ。以上!!(※大歓声)」
【柴田、永田の話】
柴田「ありがとうございました」永田「どうもありがとう」
※2人で握手を交わす
柴田「両国まであと8試合。俺の記憶が正しければ。8試合だよ。この楽しみは、この充実感は、なんか今まで味わったことのない充実感ですね。今日は、オカダが返事をしてくれたということで。別に返事なんかしなくても良かったんだよ。それはそれで面白い。無視を決め込んでも面白かった。だけど、アイツは喋った。それも面白い。プロレスは生ものだ。『根性だけで(IWGPベルト)獲れない』って?何よりも大事なのは根性だよ。根性がなかったら、プロレスラーは生きていけません。何か?ないかな?俺からは以上!ありがとうございました」永田「どうもありがとう」
※柴田がコメントブースを去る。
永田「柴田とオカダの絡みをじっくり見てましたけど、微妙な緊張感が、お互いの動きを……むしろ、オカダの動きを若干慎重にさせてるな、と最初の立ち合いの攻防を見てて思いましたね。やっぱり、今まであんまり闘ったことがない相手なんで、オカダの方で若干の警戒心というか、何が飛んでくるか?という慎重さを感じたね。逆に柴田は、いつも通り。今のところ、精神的にはちょっと柴田の方が有利かな、と。前の新日本プロレスの闘いとは、ちょっと変化が見え始めてるんじゃないですか?柴田がチャレンジャーになったことで」――昨年の永田さんとの闘いから、変化が見えてきたのでは?
永田「柴田は元々、自分の信じた道を突き進む選手なんで。それがたまたま、去年1年間、自分と闘ったり、組んだりしてきて。NEVERのベルトだったけど、IWGPの理念を持った闘いをしてきた。その経験を踏まえて、今改めて、IWGPに挑戦する柴田っていうのは、すごく頼もしいし。柴田に新日本を任せた、って思いは去年あったけど、それが間違ってなかったかなと。柴田がもしチャンピオンになったら、俺が挑戦するのもアリかな、って気持ちにちょっとだけさせてもらった。以上です」
【オカダの話】「今日はシッカリ、べつに同じ試合だったし、帰ってるわけでもないし、シャワー浴びてるわけでもない。シッカリ呼ばれたから行きましたよ、柴田さん。ただな、いつも言ってんだろ?『根性見せます』? そんだけで獲れるほどな、このベルトはそんな、安くねーんだよコノヤロー。まだ、始まったばっかりだろ。『NEW JAPAN CUP』覇者、今日、大暴れだな? いいよ、もっともっと大暴れしないと、このベルトは…獲れないよ?」新シリーズを迎えた新日本後楽園大会のメインは4・9両国で行われるIWGPヘビー級選手権、オカダvs柴田の前哨戦が行われ、先発を買って出た二人は腕を奪い合って出方を伺う。そして交代を受けたYOSHI-HASHIと永田が場外戦へと持ち込むと、オカダは柴田を客席へ連行し会場奥の壁に叩きつける、オカダは本来はヒールキャラなのだが、今回は敢えて柴田のフィールドであるケンカ腰で挑んでくる。
試合はオカダ組が永田を捕らえて主導権を奪うが、永田がスロイダーでオカダを投げると、永田に交代、柴田はフロントハイキックでオカダを強襲した後で追走式串刺しジャンピングフロントハイキック、エルボー連打、串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリーと畳みかけてからコブラツイストで捕獲、YOSHI-HASHIがカットに入ると柴田は排除するが、この隙を突いたオカダはフラップジャックから串刺しバックエルボー、トーキック、DDT、ランニングエルボースマッシュと自分の流れに戻す。
終盤には柴田が控えているオカダを強襲して挑発すると、オカダが入ってケンカ腰にエルボー合戦を展開してからレインメーカーを狙うが、かわした柴田がスリーパーで捕獲しPKを狙う。そこでYOSHI-HASHIが入ってしゃちほこラリアットでカットに入る。
交代を受けたYOSHI-HASHIは柴田にパワージャックからカルマを狙うが、柴田は堪え逆水平を浴びせ、YOSHI-HASHIのしゃちほこラリアットも仁王立ちで受けた柴田は、ロープへ走るYOSHI-HASHIに張り手を浴びせてからスリーパーで捕獲しPKを浴びせて3カウントを奪い前哨戦を制し、試合後は柴田の呼びかけで今までvs柴田にアピールしなかったオカダが「根性があるだけで、このベルト獲れるほど、安くねぇんだよ!」と宣戦布告した。
前哨戦を見る限りでは柴田が勝ったものの、オカダが敢えて柴田のフィールドに踏み入れた印象を受けた、永田は柴田をプッシュしているが、オカダは王者またエースとして懐が深くなりつつあるだけに、柴田が自身の根性でどこまでオカダを崩せるか・・・セミの田口JAPANvsロスインゴは田口監督の采配に惑わされるなく、ロスインゴが優勢で試合を進め、最後もロスインゴがジュースを連係で蹂躙下後でSANADAがTKOからSkull Endを狙うと、ジュースがパルプフリクションで3カウントを奪い逆転勝利も、試合後は内藤がジュースの髪を掴んでロスインゴ全員で袋叩きにするだけでなく、田口JAPANのメンバーも返り討ちにして溜飲を上げた。
NEW JAPAN CUPが終えたが内藤の保持するインターコンチネンタル王座にはジュースが挑戦表明も、内藤は両国大会は選手権が組まれていないということで不満を露わにした。ジュースの挑戦に関しては賛否が起きているのも事実、後藤のNEVER王座に挑戦して敗れたのにも関わらずインターコンチへの挑戦というのも納得しがたい部分でもあり、内藤の試合後でのジュースへの暴行もその現れなのかもしれない。だが棚橋やマイケル・エルガンが敗れた以上本隊からの挑戦者が不在なのも事実、もう本隊ではなくBULLET CLUBか鈴木軍どちらかが名乗りを挙げるしかないのかもしれない。 -
VM入りも普段通り、田中が実力で耕平を降し世界王座奪取!大谷に敗れた高岩がZERO1に再入団!
3月26日 ZERO1「すしざんまいプレゼンツ 奉納プロレス 第14回大和神洲ちから祭り」東京靖国神社相撲場
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○田中稔 美熊(10分34秒 膝十字固め)×横山佳和 クリス・オンドーブ◇第2試合◇
▼30分1本
日高郁人 ○フジタ"Jr"ハヤト(12分28秒 体固め)鈴木鼓太郎 ×ショーン・ギネス
※ヘルム◇第3試合◇
▼30分1本
曙 将軍岡本 ○ザ・グレート・サスケ(11分51秒 メシア降臨)TARU ×菅原拓也 ハートリー・ジャクソン◇第4試合◇
▼レジェンド選手権試合/60分1本
[第11代王者]○大谷晋二郎(14分21秒 片エビ固め)[挑戦者]×高岩竜一
※袈裟斬りチョップ
☆大谷が2度目の防衛に成功。(試合終了後)
高岩「大谷、ありがとう。ホントにありがとう。大谷に、ちょっと一言、言いたい。今日、試合前にあったようにフリー9年間の集大成、新生ZERO1になって大谷晋二郎、もう一回、新生ZERO1でオマエと一緒にやっていきたい! よろしくお願いします!(高岩がヒザを着いて頭を下げる。)」大谷「高岩、何年の付き合いだよ? 野暮なこと聞くんじゃねえよ。そう言われてオレがNOとでも言うと思ったか? お帰りなさい。(握手)大野社長、社長からもご決断をお願いします。ボクからはNOなんて言うつもりはまったくありません」
大野社長「大谷代表、いいんですか、高岩選手? 皆さんどうでしょうか? 9年ぶりに高岩選手がZERO1に復帰ということでよろしいでしょうか?(拍手)ありがとうございます。今日はですね、私が用意したものがあります。(破壊王の写真パネルをもって)みなさん、橋本真也です。このプロレスリングZERO1は16年前、ここにいる大谷選手と高岩選手、橋本選手代表で3人で立ち上げた団体です。ここであらためて原点に立ち返り、これからも大谷代表、高岩選手筆頭にこのZERO1を頑張って全力でいきたいと思いますので、皆さまこれからもよろしくお願いします(高岩にZERO1Tシャツを着せた大野社長が「おめでとう」。3人で写真撮影。『爆勝宣言』の中、退場。)」
【大谷、高岩の話】
高岩「悩んで悩んで、去年から話はちょっとあったんですけど、悩んで悩んでたどりついた決断がこれでした。橋本さんがZERO1を去って、亡くなって、ZERO1の経営状態が危なくて、そこでボクもMAXのあとからやめて…」大谷「(コメントスペースにやってきて)一緒に話そうよ。高岩竜一の強さ、怖さ、オレが一番知ってるから。ただ、ひとつ知らなくて怖かったのは、ZERO1をやめてフリーとしての8年9年、その間、高岩が身に着けたものがあるんだったらそれが怖かったし、案の定、今日の試合の中でもオレの知らなかった高岩竜一がたくさん出てきました。そんな強い高岩とできてホントうれしかった。そして、その強い高岩がまたZERO1に戻って来てくれる。言うことない。言うことない。一緒に頑張ろう。高岩に聞いてあげてください(と退席)」
高岩「実際、去年から話あったときに、オーナーの大野社長から。社長はいいけど、みんなどう思ってるのか、それがすごく気になって、不安でしたけど、まあただ、もう言ってもレスラー人生そんな長くないので、ここで骨をうずめようかなと思いました。なんか言ってることがよくわからないんで、何かありますか?(フリーとしての9年間を振り返って)もうね、FREEDOMSさん、足を向けて寝られない。すごい世話になって。3日前かな、試合があったんですけど、そのときに代表(佐々木貴)としゃべって。ホント、この9年間、さっき試合終わったときにZERO1やめたときのこと蘇ってきて、ちょっと感極まったんですけど、9年間で上がった団体、たぶん100とは言わないけど100近くあると思います。海外も行って、海外はボクの分身さんか。分身もありーの、短いようで長いようで短いようで、すごく綱渡りで歩いて、自分のプロレス人生としてはいい9年間でしたね。まあこれからまた新しく歴史を重ねていきます。
(再入団を決意した一番の理由は?)ZERO1やめてもやっぱりサイトでZERO1の試合とか大谷の動向とか気になるんですよね、ずーっと。で、でも、入ったところでっていうのがずっとあって、今年25周年、お互い、でZERO1新体制、タイミングがすごく、すべてが合ったのと、今回この試合があったので、思いの丈をぶちまけました。(新生ZERO1をどのように変えていきたい?)大野社長ともしゃべったんですけど、ボクが入ったからって客がまったく増えるわけでもないんで。それは自分でもわかってるんで。でもやっぱり、中のね、根本を。なぜZERO1が橋本さんがいなくなってからおかしくなったのか。おかしくなった? 客が入らなくなって、人が、選手少ないですよね。だからこういうすべての中の根本を変えていってくれと言われたので。もちろんそれもやりつつ、選手としてもやりつつ、そこですよね。中を変えていきたいと思います。
(フリーの集大成を見せると言っていたが?)ちょうど大谷っていうのもあって、すごく、元気だね、大谷ね。オレ、チョップで終わったの初めてかもしれない。ちょっと、記憶が飛んじゃったんですけど。とにかく、もうやるしかないんで、決めた以上は。頑張りますよ。(佐々木貴代表とはどういう話を?)やっぱり言ったときはビックリして、残念な顔をもしてたので、すごくボク自身も切ない気分になったんですけど。まああの、自分で悩んで悩んで、ホントに悩んで決断したことなのでね、貴も、代表もわかってくれると思います。とにかく、また新しくなったZERO1の、ZERO1の高岩をまたよろしくお願いします」◇第5試合◇
▼30分1本
○ジェームス・ライディーン(14分30秒 片エビ固め)×小幡優作
※投げ放しパワーボム◇第6試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○田中将斗(17分17秒 エビ固め)[第20代王者]×佐藤耕平
※スライディングD
☆耕平が4度目の防衛に失敗、田中が第21代王者となる(試合終了後、ベルトを受け取った田中が竹刀を持って記念撮影。そしてブードゥのメンバーをリングに上げて再び写真撮影。耕平は田中の腰のベルトを指差し、指を1本立てて頭を下げる。田中が握手で応じ、耕平が退場。ベルトを置いた田中がマイク。
田中「今日はホンマに雨の中、最後まで観戦ありがとうございました。強い象徴の耕平を倒した。次はだれや? だれでもかまへんぞ。その代わり、オレの壁はめっちゃ高いから」
(ライディーンがリングへ。)
ライディーン「タナカサン、かつてオレたちはタッグチームチャンピオンだった。ジャクソンはナンバー2、オレがナンバー1。タナカサン、ツギ、チャレンジャー、ミー」
田中「オマエらがナンバー1かナンバー2でも、どうだって関係ない。オレがナンバー1やから。ミー・ナンバー1。オマエ、挑戦受けたるから、オマエが負けたらオレらのチームに入れ。それぐらいの覚悟があるんやったら受けたるわ。ユー、イフ・ルーザー、ウィー・チーム、OK?」
ライディーン「ノープロブレム(ブードゥが退場)イクゾー、3・2・1、ZERO1!」
【田中の話】「ブードゥに入って一発目、何か話題を持続させるにはこのベルトは必要やったし、まあこっちに来てもオレはいつも一緒、考え方も一緒。試合内容、そういうのを重視にオレは闘ってきたつもりやし、これからもそれは変わらへん。このベルトの前に立つんやったら、そういう覚悟がある相手やないと、やってもしゃあないし、やってもこのベルトの価値も、オレの価値も、下がるだけ。それぐらいの気持ちがあるヤツやないとオレはやりたくない。ライディーンがああいうような主張で上がってきたっていうのは正直うれしいよ。でもガイジンのナンバー1とかナンバー2とかそんなのオレにとってはどうでもええねん。それは小さい世界やろ。何がっつったら、プロレス界の一番目指せよ。それやったらZERO1の一番目指せよ。ガイジンのナンバー1ナンバー2争いなんて、そんなのどうだってかまへん。まあリング上で、負けたらうちのチームに入れって言ったけど、それぐらいの覚悟があるんやったら来いよって意味やから。実際、来るのか来ないのか、そんなのはオレはどうだってかまへん。
やっぱりプロレスっていうのは、いまこっちのチームに入っとるけど、しょせん一人やから。シングルでチャンピオンで、どれぐらいの実力があるか、どれぐらいの内容残せるか、それに懸かってるやろ。だれと組んでもだれと闘ってもオレの気持ちは一緒やから。まあ、ブードゥがヒールとか思われがちやけど、オレのスタイルは一緒。あるものはすべて使う。プロレスのルールでいける以上、すべてのものを使う。5カウント以内やったら許されるもの、レフェリーのブラインド突いてやったら許されるもの、そういうものすべてっつうのはオレがプロレス界、いろんな団体行って、メジャーも行ったし海外も行ったし、インディーも行った、クソインディーも行った、いろんなところで学んできたすべてがそれやから。まあひとつ、田中将斗を見ればすべてプロレスがわかる」毎春恒例の靖国奉納プロレスが雨の降る中開催され、メインは耕平の保持する世界王座にブードゥー・マーダーズ入りを果たした田中が挑戦、序盤はグラウンドの攻防からスタートとなるが、エルボー合戦になると体格の優る耕平が打ち勝ち、強烈な一撃で田中はダウンする。
先手を奪われた田中だが耕平をコーナーへ乗せると下からのラリアット、ランニングエルボーを放って場外へ落とすと、耕平をテーブルに寝かせてコーナーからテーブル貫通スーパーフライを投下、更に耕平の膝を鉄柱に固定してからテーブルの破片はイスで殴打する。
リングに戻った田中は竹刀で耕平の膝を殴打してから監獄固めで捕獲、しかし耕平は痛めた膝でのニーリフトで流れを変えファルコンアローを決めるも、ランニングローキック狙いはかわされ、マッケンローを喰らってしまう。
田中はランニングエルボー、DDTからスーパーフライを投下も、耕平は剣山で迎撃し胸へのローキックからノーザンライトボムで突き刺してからパイルドライバーを狙う。だが堪えた田中は左右エルボーを放ち、耕平は頭突きで応戦するが田中もバックブローで返す。
耕平はエルボーから再びパイルドライバーを狙うが、田中がまたリバースするとスライディングDを狙うが、今度は耕平がかわしてニーリフトからパイルドライバーを決めるも、すぐさま田中はスライディングDを炸裂させる。
田中はラリアットを放つが、耕平はダルマ式ジャーマン、二段式ジャーマンと畳みかけようとするが、堪えた田中はエルボー合戦へ持ち込み、耕平が打ち勝って指を突き上げるも、その隙を突いた田中がラリアットからスライディングDを連発して3カウントを奪い王座を奪取した。
試合後にベルトを受け取った田中にTARUを始めとするVMの面々が祝福、田中も挑戦者を募ると、かつてのパートナーだったライディーンが挑戦を迫り、敗れたらVM入りを条件にして挑戦を受諾した。
VM入りを果たした田中だったが、選手権ではイスやテーブル、竹刀を駆使し、試合後も耕平とノーサイドと普段の田中と変わらず、最後は実力での勝利、さすがに文句が言いようがないが、田中にしてみればVMになっても普段通りの田中将斗の試合をやっているに過ぎず、TARUも了承して手を出さないのかもしれない。また第4試合のレジェンド選手権では王者の大谷に新日本~ZERO-MAX時代の盟友でありパートナーである高岩が挑戦、序盤から腕狙いの高岩に大谷がチョップの連打を放てば、高岩もエルボーで応戦、大谷はドロップキックを放つと顔面ウォッシュを何度も決めるが、高岩も串刺しラリアットで返して譲らない。
高岩はダイビングエルボードロップからショートレンジのラリアットを放ち、デスバレーボムを狙うが、阻止した大谷はフロントハイキックから投げ放しドラゴンスープレックス、だが高岩も起き上がってラリアットからみちのくドライバーⅡで突き刺す。
高岩はラリアットからデスバレーボム、後頭部ラリアットからデスバレーボムで勝負に出るが、餅つきパワーボム狙いは大谷が堪えるも、高岩はサイドショートレンジラリアットを放つ、だが受け止めた大谷は袈裟斬りチョップを一閃すると、ライガーボム、投げ放しドラゴンスープレックス、袈裟斬りチョップと畳みかけて3カウントを奪い王座を防衛。試合後に高岩がZERO1復帰を大谷に願うと、大谷だけでなく昨年から復帰を呼びかけていた大野社長も歓迎の意志を示し、高岩の再入団が決まった。
新日本ジュニアからライバルでもありパートナーでもあった大谷と高岩だが、大谷が社長に就任してから二人の方向性の違いが生じ、高岩はZERO1を去ったが、大谷がジュニアに回帰してからはタッグを再結成、大野社長も昨年から復帰を呼びかけていたことを明かした。大谷してみれば一度は袂は分かっても長年苦楽を共にした盟友には変わりなく、本来いるべき場所に高岩が戻ったという感じなのかもしれない。靖国神社奉納プロレスにご来場くださった皆様、本当にありがとうございました!試合前、大会スタッフの皆さんや会場の前で列になって開場を待つお客さんの姿を見て不思議な気持ちが湧いてきました。“絶対に大会は成功する”神様がそう囁いてくださった気がしました。靖国神社様に心から感謝します。 pic.twitter.com/NeMsoRJskS
— 大谷 晋二郎 (@otani_shinjiro) 2017年3月26日まずは1番上からいただいた。夏には全ていただく。復帰したら一気にいくよ。 pic.twitter.com/yTF1yH058g
— KAMIKAZE (@petakaziri1) 2017年3月27日 -
1泊2日の三団体弾丸ツアーの最後はDDT…自身が挑戦もアイアンマン王座がアメリカへ流出!
3月26日 DDT「ドラマスティック真田丸2017」大阪・平野区民ホール 318人超満員
◇大会前◇
▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合
[挑戦者]○ジョーイ・ライアン(17時29分 横入り式エビ固め)[第1213代王者]×男色ディーノ
☆ライアンが第1214代王者となる▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合
[挑戦者]○男色ディーノ(17時30分 横入り式エビ固め)[第1214代王者]×ジョーイ・ライアン
☆ディーノが第1215代王者となる▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合
[挑戦者]○ジョーイ・ライアン(17時31分 首固め)[第1215代王者]×男色ディーノ
☆ライアンが第1216代王者となる◇第1試合◇
▼30分1本
高木三四郎 ○平田一喜(10分24秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)樋口和貞 ×上野勇希◇第2試合◇
▼4WAYマッチ~オーバー・ザ・トップロープルール/30分1本
○彰人(10分2秒 オーバー・ザ・トップロープ)×吉村直巳①○大鷲透(2分31秒 オーバー・ザ・トップロープ)×マット・ポーリー
②○吉村(8分19秒 エビ固め)大鷲◇第3試合◇
▼30分1本
○KUDO(11分24秒 片エビ固め)×大石真翔
※ダイビングダブルニードロップ◇第4試合◇
▼30分1本
○HARASHIMA 高尾蒼馬 ヤス・ウラノ(10分51秒 体固め)入江茂弘 マイク・ベイリー ×ワンチューロ
※蒼魔刀◇第5試合◇
▼30分1本
高山善廣 ○石井慧介(9分50秒 片エビ固め)坂口征夫 ×高梨将弘
※高角度ダブルアームDDT◇第6試合◇
▼「DDTがDDTであるために」20年のエンタメ集大成!ワールドワイド世界一ヤバイ決定戦第2ラウンド アイアンマンヘビーメタル選手権試合/60分1本
[挑戦者]○ジョーイ・ライアン(17時31分 首固め)[第1215代王者]×男色ディーノ
※男色ドライバー
☆ライアンが王座防衛◇第7試合◇
▼30分1本
○佐々木大輔 遠藤哲哉(19分21秒 ミスティカ式クロス・フェースロック)竹下幸之介 アントーニオ本多1泊2日の三団体プロレス弾丸ツアーのトリを飾るのはDDT、しかし前日の横浜大会ではアントンがハッピーモーテルを解散表明、彰人もスマイルスカッシュを離脱するなど異変が起こる。そして今大会では3月20日たまアリ大会の再戦となるディーノvsライアンのアイアンマンヘビー級選手権が組まれ、前説で調印式が行われるが、無差別テロのごとく王座が入れ替わるアイアンマン王座に調印式が必要なのかと思いきや、調印書にサインの後で記念撮影が行われると、その直後にライアンがディーノを丸め込んで3カウントとなって王座が移動するハプニングが発生、亜門GMはただちに調印式をやり直し、再び記念撮影となるも、今度はディーノが丸め込んで3カウントとなり王座がまた移動、調印式がやり直しになり、記念撮影になるが、またまたライアンが丸め込むと、さすがの亜門GMもキレてカットに入り二人を一喝、だがその直後でライアンが丸め込んで3カウントとなって王座が移動、ヤケになった亜門GMは調印式を強制終了し、入江が英語でコールして開会となる。
選手権はセミに組まれたが、入場するライアンをディーノがいきなり丸め込み、ライアンがキックアウトして試合開始となり、場外戦へと突入、ディーノはナックルを浴びせてライアンをダウンさせると、オープン・ザ・チャレンジということでディーノの呼びかけで観客が次々とライアンに挑戦してカバーし、自分自身もライアンに挑んでカバーするもキックアウトされ無念にも王座奪取に失敗、カップルだけでなく大会パンフレットもライアンをカバーするがライアンはことごとくキックアウトし王座を死守する。
場外戦は売店へと突入しNωATシャツで殴打すると、売り物をメチャメチャにされた大石は頭を抱え、乱闘はステージへと雪崩れ込んでライアンは断崖式チ●コ投げを狙うが、大石がカットして売り物をメチャメチャにされた報復としてライアンにスタナーを浴びせるが、ダウンしていることを良いことに大石がカバーするも、ライアンのセコンドである入江がカット、ところが入江もカバーに入るとライアンはキックアウト、入江の裏切りにライアンも怒りを露わにする。
戦場はリングへと戻り、大石にコーナーで尻だしを指示、大石は嫌がりながらも渋々コーナーで例の如く尻を出すが、ディーノは無視してファイト一発から男色ドライバーを狙う。しかしライアンはマンハッタンドロップで阻止するとチ●コ投げを狙うが、ディーノが切り返したところで地元・大阪府八尾市出身の上野を呼び込み、コーナーでの尻出しを指示するも、上野は嫌がってドロップキックを浴びせ、ダウンしているライアンをカバーするも、またしてもライアンはキックアウト。怒った二人はディーノがケツ掘り、ライアンがチ●コ投げで痛めつける。
頼りになるのは大石しかいないと考えたディーノはシーソーホイップで大石の地獄門へ叩きつけようとするが、寸前でストップしたライアンは大石の地獄門にロリポップキャンディーをねじ込み、ディーノの口に突っ込むと、掟破りの男色ドライバーで3カウントを奪い王座を防衛、試合後にはライアンが再びアメリカへ持ち帰り、レッスルマニアまでいくと宣言すると、ワンチューロが襲い掛かってカバーするもキックアウトされライアンは逃亡、ディーノとワンチューロも追いかけるが、大石は尻を出したまま放置され、肩を落としながら退場していった。注目の一人である彰人は第2試合でポーリー、大鷲、吉村とバトルロイヤル形式での4WAY戦に挑むが、ポーリーのパワーの前に大鷲だけでなく吉村でも歯が立たず蹂躙される。だが3人がかりで攻め込まれてポーリーはOTRで開始5分で最初に退場、これに激怒したポーリーは映像班の今成夢人を襲撃しTシャツを破り捨てる。
だが大鷲も吉村のぶちかましになぎ倒されてしまうと、劣勢の大鷲に彰人が加勢して大鷲が髪をくくって彰人と同じ髪型となり、彰人と肩を手を回してぐるぐる回るブラックハーツ戦法で吉村を翻弄するが、吉村は関係なく二人まとめてラリアットでなぎ倒す。
吉村は彰人にパワーボムを狙うが、彰人がリバーすると大鷲が吉村をラ・マヒストラルで丸め込むが、彰人が吉村をひっくり返して大鷲が3カウントとなり退場、彰人は吉村とエプロン攻防となり、パワーボムを狙う吉村に足横須賀で切り返してから低空ドロップキックを浴びせOTRで退場させ、彰人が勝利となる。竹下&アントンのハッピーモーテルは佐々木&遠藤のDAMATIONと対戦、我闘雲舞とは一転しDDTモードとなったアントンはロープワークで躓いて転ぶと、佐々木に待ったをかけて「大阪版ごんぎつね」を話すが、コーナーに控える遠藤は退屈気な顔を浮かべるが、サミングを浴びせる、しかし場外戦となるとDAMATIONが客席に竹下、アントンを投げつけて形成を逆転させ、客から奪った上着でのチョーク攻撃からアントンを捕らえ試合の主導権を握る。
劣勢のアントンは竹下にやっと交代するも、遠藤の右腕攻めに捕まり主導権を奪うまでにはいたらず、佐々木がアントンをクロスフェース、遠藤が竹下を飛びつき腕十字で捕らえるが、竹下が強引に持ち上げて遠藤を佐々木に叩きつけてカットする。
ハッピーモーテルはダブルのバイオニックエルボーから連係で佐々木を捕らえるが、ナックルを浴びせるアントンに佐々木がドロップキックを浴びせると、NOW OR NEVERからミスティカ式クロスフェースでギブアップを奪い勝利、試合後もDAMATIONが締めくくり、大石のマイクアナウンスで大会が終了かと思いきや、アイアンマン王座奪還を狙うディーノがライアンと乱闘したままリングに雪崩れ込んでベルトを奪い合うが、遂にキレた大石がディーノを追い掛け回し、その後でディーノだけでなく大石もライアンを襲撃するがベルトは奪えず海外流出は決定となった。
最初にアメリカへ流出したときはヤングバックス、カシアス・オーノことクリス・ヒーロー、クリス・マスターズやトミー・ドリーマー、ロッキー・ロメロ、レイ・ミステリオ、X-PAC、リコシェ、MVP、スコット・ホールとベルトが渡り歩いたが、ライアンのアピール通りにWWEまで辿り着いてレッスルマニアで誰かが王者となるのか・・・大日本、我闘雲舞、DDTと1泊2日に渡ってきたプロレス観戦弾丸ツアーもこれにて終了、写真は後日更新しますが、これからが大変だ…
【平野リポート】DAMNATIONが同一カード2連勝!遠藤の右腕攻めに「スイッチ入った」(竹下)/アイアンマン王座は調印式から大荒れ…最終的にライアンの手に渡ってアメリカ流出決定!https://t.co/DEnU6tJN10#ddtpro pic.twitter.com/8pUFvhIUSs
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2017年3月26日I'm taking the #ddtpro Ironman Heavymetalweight Championship to #Wrestlemania! pic.twitter.com/BdzZzQahH8
— Joey Ryan (@JoeyRyanOnline) 2017年3月26日ライアンは明日帰国予定。またしてもアイアンマンヘビーメタル級王座が海外へ流出する事に。。。ライアンのハッシュタグが #Wrestlemania 。。。#ddtpro#アイアンマンよ何処へ行く https://t.co/9HaOKgMA9Q
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年3月26日 -
1泊2日のプロレス観戦弾丸ツアー第2弾は初めての我闘雲舞
3月26日 我闘雲舞「一年間の上京物語~いくぞ大阪大会~」大阪市立平野区民ホール 218人 超満員
◇第1試合◇
▼10分1本
○チェリー(7分11秒 春爛漫)×紺乃美鶴◇第2試合◇
▼10分1本
▲くいしんぼう仮面(6分14秒 両者リングアウト)▲DJニラ◇第3試合◇
▼15分1本
○「ことり」(9分15秒 バードリッジ)×沙紀◇第4試合◇
▼20分1本
○さくらえみ 高梨将弘(14分16秒 ラ・マヒストラル)新納刃 ×里歩◇第5試合◇
▼15分1本
○アントーニオ本多(11分20秒 片エビ固め)×帯広さやか◇第6試合◇
▼IWA三冠統一選手権試合/20分1本
[第10代王者]真琴(14分11秒 片エビ固め)[挑戦者]アーサ米夏
※ブレイジングキック
☆真琴が2度目の防衛に成功。大日本西成大会後は大阪で一泊、26日は平野区民ホールにて昼は我闘雲舞、夕方からDDTとダブルヘッダー観戦となり、まず昼の我闘雲舞から観戦、女子プロレスを観戦するのも2015年のWAVE四日市大会以来で2年ぶりとなる。
当初はDDTだけを予定していたが、後で我闘雲舞が入り、さくらえみや帯広さやかの試合を見てみたいと思い観戦を決意、平野区民ホールは平野区民センターより広い会場ではなかったが用意されたイスはほとんど埋まり超満員となった。大会は我闘雲舞全選手による唄でスタート、女子プロレス興行で選手による唄は定番だが、アイドルユニットのライブのノリのような感じで試合へと突入。
第1試合の美鶴vsチェリーは左腕攻めでチェリーが主導権を握るも、美鶴が鎌固めなどブリッジを生かした攻撃で反撃、更に変形ジャベやフィッシャーマンズスープレックス、丸め込み技でチェリーを追い詰める。しかしチェリーは裏十字固めで捕らえ、美鶴は無念のギブアップとなる。
第2試合のニラvsくいしんぼうはニラのロケットパンチが当たったらニラの勝ちというルールが組まれ、ニラはロケットパンチで威嚇し、くいしんぼうは逃げ回り、挙げ句の果てには互いに寝そべりながら攻防を繰り広げるなどレフェリー困惑させる。
そして場外戦となるが、互いにバケツを頭に被り合って殴り合いとなり、視界を奪われた両者はそのままバックステージに向かって両者リングアウトとなる。第3試合のことりvs沙紀はことりがスピードで翻弄も体格や足のリーチで優る沙紀が反撃、ことりも卍固めで捕らえるが、体格差で決めきれない。
沙紀はジャイアントスイングで大回転し逆エビで捕らえるが、ことりは丸め込み技を連発、沙紀もアトミックドロップからラリアットで攻め込むが、リバーススプラッシュは自爆、だが沙紀も形勢を立て直してリバースパワーボム、ビックブーツ、カナディアンバックブリーカー、再度リバーススプラッシュを投下も、ことりはドロップキックで流れを変えると、最後はバードリッジで3カウントを奪い勝利となる。第4試合のタッグマッチはさくら組を巧みに同士打ちさせた里歩組だったが、さくら組は里歩を捕らえて主導権を握る。なかなか新納に交代出来ない状況が続くが、高梨にフットスタンプを浴びせてやっと新納に交代、新納が奮起して盛り返し、高梨を我闘雲舞トレインで集中攻撃、里歩がさくらにパロスペシャル決めれば、新納もパロスペシャルを高梨に決め競演を完成させる。だがさくらも里歩組をまとめて押さえ込む高梨ごとボディープレスで圧殺、串刺しボディーアタックで里歩組を再度圧殺し逆水平やムーンサルトプレスを投下し、新納にも高梨とのファンタスティックフィリップで排除も、里歩も新納との連係から蒼魔刀をさくらに決めて追い詰める。だが再度の蒼魔刀狙いをかわしたさくらがラ・マヒストラルで切り返し3カウントを奪い勝利となる。
セミの帯広vsアントンは、アントンがDDTとはうって違ってシリアスなプロレスを展開、グラウンドやインサイドワークを駆使して帯広付け入る隙を与えない展開となる。随時ポーズ取り余裕を見せるアントンに帯広は地獄突きや帯マジックで反撃を 狙うが封じられ、アントンのバイオニックエルボー 餌食となる。
アントンがダイビングフィストドロップで勝負狙うが、そこでくいしんぼうとニラが頭にバケツを被ったまま乱入、第2試合の延長ように殴り合いを展開してリングに上がり、ニラがロケットパンチを放つもアントンに誤爆して二人共バックステージへと下がる。
この隙を突いた帯広は帯マジックを決めるが、キックアウトしたアントンは高速のバックドロップ投げ、最後はダスティンを決め完勝。アントンの横綱相撲だったが、くいしんぼうとニラの乱入は何だったんだろか…メインの真琴vs地元・関西出身アーサのタイトルマッチは腕を攻める真琴に対しアーサは体格を生かしたぶちかましやドロップキックで応戦、ボディースラムから逆エビ固めを決めるが、真琴はブレイジングキックで流れを変える、以前真琴のブレイジングキックは無気力キックとされたが、威力を増している。
ランセルセで流れを変えたアーサはドロップキックで真琴を場外追いやり、エプロンダッシュでのトペを発射、だが真琴もニーやクロスボディーで流れ戻す。
アーサはスリーパーからコブラツイストへと移行し、グラウンドコブラで絞りあげる、真琴はブレイジングキックで反撃、ブレイジングキックを放つもアーサはテーズプレス応戦、だが串刺し攻撃がかわされると、真琴は旋回式ダブルニードロップを投下もダブルアームニードロップ狙いはアーサが必死でリバースしジャックナイフ式エビ固めで食い下がる。
しかし真琴スピアーを放つとブレイジングキックで3カウントを奪い王座を防衛した。試合後はアントンが場つなぎしてから再び我闘雲舞の選手らによる唄でカーテンコールとなったが、アーサも試合に敗れ悔し涙を流しながらも唄い、観客をハッピー送り出すことに勤めた。
始めての我闘雲舞観戦の感想は、さくらえみがハッピーで観客送り出すことが出来るかにこだわった団体という印象受けた。また我闘雲舞を観戦するのはいつになるのか、さくらえみに会いたくなったらまた訪れたい。大阪大会ご来場ありがとうございました。おかげさまで218人超満員のお客様の声援の中試合をすることができました。今からガトムLINEで、アーサちゃんが20分だけ、やりとりできるように設定しました!登録はこちらから→ https://t.co/1NxQznmPrx #ガトム
— さくらえみ (@sakuraemi) 2017年3月26日チャンピオン真琴は強かった。昔の真琴だったら、相手ばっかり応援されて自分はなんなのでしょうかなどと腹を立てたりモヤモヤしたりしたかもしれない。でも、強い方が勝つのは当たり前で、淡々と試合を運び、やられても流されることなく自分のペースに戻す強さがあった。次は誰がいくのか #ガトム
— さくらえみ (@sakuraemi) 2017年3月26日もっと大阪大会の余韻にひたりたい…けど、もう明後日は新木場大会!里歩&新納刃組に勝って、里歩&「ことり」に負けるわけがない。1+1は無限大などといいそうな「ことり」の顔が浮かぶけれど、淡々とやることやって勝てばいい。#ガトム
— さくらえみ (@sakuraemi) 2017年3月26日大阪大会ありがとうございました。いつもリング上からみなさんのお席を見渡すと、地方でも試合が出来ることに感謝と感動の気持ちで胸がいっぱいになります。なかなか会えない方もいらっしゃいますが、みなさんいつも本当にありがとう。また、お会いできる日を楽しみにしています。 #ガトム
— 帯広さやか(ガトームーブ) (@obi_gtmv) 2017年3月26日今日はアーサに泣かされました。
これからも色々なことが待っている。でも今しかない感動がある。
ボロボロで負けて、悔しくても、それでも今日があって本当に良かった。アーサ、がんばれ。この気持ちを会場中から感じました。
— 帯広さやか(ガトームーブ) (@obi_gtmv) 2017年3月26日大阪大会ありがとうございました!ベルト、届きませんでした。ただただ、実力が無かったから。でも、いつものアーサ米夏よりは強かった。それは本当に綺麗事じゃなく、皆さんのおかげです。だって見てよ!あれっ私引退?って思っちゃったよ!#ガトム pic.twitter.com/Tsxk70Cb0c
— アーサ米夏(ガトームーブ) (@aasa_gtmv) 2017年3月26日大阪大会御来場ありがとうございましたー #ガトム pic.twitter.com/X1wyxtlRDt
— 里歩(ガトームーブ) (@riho_gtmv) 2017年3月26日大阪大会ありがとうございました!
久しぶりの沙紀さんとのシングルは勝ちました!
帰りはたこ焼きと肉まん食べて帰ります。
雨の中ご来場ありがとうございました!
2日後には新木場大会あります。
タッグタイトル防衛するぞ!!!#ガトム #一年間の上京物語
— 「ことり」(ガトームーブ) (@kotori_gtmv) 2017年3月26日私が5冠王の真琴です。#REINA女子プロレス #ガトム #prowrestling pic.twitter.com/X6ebiTMCnJ
— 真琴〔MAKOTO〕마코토 (@makoto926) 2017年3月26日 -
1泊2日のプロレス観戦弾丸ツアーの初日は一騎当千DeathMatch Survivor~!
3月25日 大日本プロレス「BJ-STYLE#12~一騎当千DeathMatch Survivor~」大阪市立西成区民センター 402人 超満員
◇第1試合◇
▼15分1本
○三原一晃 吉野達彦(9分43秒 片エビ固め)橋本和樹 ×青木優也
※ラリアット◇第2試合◇
▼20分1本
○ツバサ ツトムオースギ ヘラクレス千賀(9分55秒 回転エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ ×忍◇第3試合◇
▼6人タッグマッチ 30分1本
○橋本大地 神谷英慶 首里ジョー(11分30秒 羽根折り固め)浜亮太 中之上靖文 ×菊田一美◇第4試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ 30分1本
伊東竜二 ○岡林裕二 河上隆一 星野勘九郎(12分9秒 エビ固め)関本大介 アブドーラ・小林 宮本裕向 ×宇藤純久◇第5試合◇
▼一騎当千~DeathMatch Survivor~Bブロック公式リーグ戦 有刺鉄線ボードデスマッチ/30分1本
[3勝1敗=6点]○高橋匡哉(11分49秒 エビ固め)[2勝3敗=4点]×関根龍一
※有刺鉄線ボードの上へのジャックハマー◇第6試合◇
▼WDWタッグ選手権試合 時間無制限1本
[挑戦者組]○空牙 ビリーケン・キッド(14分22秒 エビ固め)[第4代王者組]ד黒天使”沼澤邪鬼 竹田誠志
※タワースタンプ
☆空牙&ビリーが第5代王者となる、沼澤&竹田が3度目の防衛に失敗◇第6試合◇
▼一騎当千~DeathMatch Survivor~Aブロック公式リーグ戦 テーブルクラッシュマッチ/30分1本
[2勝2敗=4点]○塚本拓海(15分22秒 テーブルクラッシュ)[1勝3敗=2点]×植木嵩行
※オキャノンボム◇第7試合◇
▼一騎当千~DeathMatch Survivor~Aブロック公式リーグ戦 蛍光灯200本デスマッチ/30分1本
[3勝=6点]○木髙イサミ(15分39秒 エビ固め)[1勝3敗=2点]×佐久田俊行
※勇脚・斬
今回は大阪で1泊2日のプロレス弾丸観戦ツアーを敢行、まず最初に大日本プロレス西成大会に現場出動、大日本を観戦するのは3ヶ月ぶりだが阿倍野より南に位置する西成へ訪れるのは初めて、会場も平野区民センターと似たような会場だったが、用意されたイスもほぼ埋まった。一騎当千DeathMatch Survivor~大阪大会のメインはイサミvs佐久田による蛍光灯200本デスマッチ、リング四面中に関本だけでなく大地まで加わって蛍光灯がセットされ、試合がスタート、序盤は互いに蛍光灯にぶつけようとして威嚇し合うが、先にクラッシュしたのはイサミ、イサミもやり返すように佐久田をクラッシュ、蛍光灯の破片が自分の席にまで飛んでくる。
試合の先手を奪ったのはイサミで、蛍光灯頭突きを連発して佐久田を流血させ、ロープ際で観客に見せつけるかのように佐久田の流血した額をえぐり切り刻む。さらに蛍光灯サッカーボールキック、蛍光灯の上へのブレーンバスター、河津落としでクラッシュさせるなど試合を有利に進める。
劣勢の佐久田はコーナーを利用しての619で流れを変えると、ミサイルキックでイサミ自ら設置した蛍光灯櫓にクラッシュさせ、イサミをコーナーに座らせてから蛍光灯低空ドロップキックでクラッシュ、しかしライオンサルトは自爆となると、イサミはフライングフォアアーム、だが佐久田も蛍光灯で自ら頭突きでクラッシュさせて気合をいれるとエルボー合戦へ、イサミも頭突きで蛍光灯をクラッシュさせて気合いを入れ打ち返す。
イサミはドロップキックで佐久田をエプロンへ出すと、ロープ越しのミドルキックで蛍光灯ごと佐久田を蹴り、エプロン上でのブレーンバスターを敢行してから、場外に落ちた佐久田を自ら蛍光灯にクラッシュしながらもトペ、リングに戻ってからダイビングボディーアタック、しかし佐久田もイサミ自ら設置した蛍光灯の上に雪崩式フランケンシュタイナーでクラッシュさせ、蛍光灯の上へのスピアーを放つも、イサミも蛍光灯の上へのボディースラムから一旦バックステージへと下がり蛍光灯束を持ち込み、ダウンしている佐久田にセットしてからダイビングダブルニードロップを投下、蛍光灯束もクラッシュとなるが佐久田はカウント2でキックアウトする。
佐久田は619で反撃してからライオンサルトを投下、そしてリング下に隠していた蛍光灯束をイサミにセットしてから450°スプラッシュを投下も、蛍光灯束はクラッシュしてもイサミは剣山で迎撃する。
イサミは武藤敬司を意識したかのようにプロレスLOVEポーズを取るとシャイニングウィザードを浴びせ、勇脚を放ち、佐久田も逆打ちなどで粘るも、イサミは絶槍から蛍光灯束で一撃、後頭部への踵落としから勇脚・斬で3カウント、試合後も佐久田にエールを送ったイサミは3.20たまアリで武藤と組んでからハマったのかプロレスLOVEポーズを取って大会を締めくくった。
おそらくだが単独でメインは初となる佐久田は大健闘はしたが、イサミの牙城を崩すまでには至らなかった。イサミは公式戦負けなしの3連勝、果たしてこのまま突っ走るか?第4試合の高橋vs関根の有刺鉄線ボードマッチは、高橋が先に関根を被弾させ、場外戦ではイスチャンバラ、関根も猪作戦から有刺鉄線ボードに高橋を被弾させ、サッカーボールキックやボードの上でのボディースラム、高橋の上にボードを寝かせてからイスで滅多打ちするなどして先手を奪う。
高橋はボードの上でのチョークスラムで流れを変え、ボードを設置してからのキャノンボールで反撃するが、関根も高橋の背中にボードをセットしてからのサッカーボールキック、だが高橋も払い腰で譲らない。
関根は野人ハンマーから、イス盛りの上へカミカゼを決めるがイスを添えてからの龍蹴斗はかわされると、高橋はイスを投げつけてからのジャックハマーで勝利、公式戦3勝目となる。セミの植木vs塚本は植木得意のテーブルクラッシュマッチで行われるが、先手を奪った植木はさっそくカバーもテーブルクラッシュで勝敗を決するため無効とされる。
植木は舞台上に設置されたテーブルをリングに持ち込み、テーブルクラッシュの攻防となるも、なかなかクラッシュ出来ない。
植 木は畳んであるテーブル上でのDDTから、テーブルの上に塚本を寝かせての確保式ダイビングヘッドバットを投下するも自爆、そしてリング下にテーブルを設置してからエプロンでの攻防となると、塚本が断崖式オキャノンボムでテーブルがクラッシュとなり、塚本が勝利となった。 -
怒りの北宮が拳王を粉砕!グローバルタッグリーグ戦出場チーム発表!
3月25日 NOAH「Spring Navig. 2017」後楽園ホール 927人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本 ○モハメド ヨネ 小峠篤司(11分1秒 片エビ固め)小川良成 ×藤原ライオン
※キン肉バスター◇第2試合◇
▼20分1本
○中嶋勝彦(11分19秒 エビ固め)×齋藤彰俊
※バーティカルスパイク◇第3試合◇
▼GHCタッグ選手権試合前哨戦/30分1本
丸藤正道 ○マイバッハ谷口(8分24秒 片エビ固め)杉浦貴 ×清宮海斗
※マイバッハボム・ツヴァイ◇第4試合◇
▼30分1本 ○エディ・エドワーズ(16分34秒 片エビ固め)×潮﨑豪
※ボストンニーパーティ【試合後のエドワーズ】
――試合を振り返って?エドワーズ「タフな試合だった。でもそれは僕が望んでた試合でもある。僕がヘビー級であること。それを証明できたと思うよ」
――潮崎を倒してGHCヘビー挑戦…との青写真を描いていたが?
エドワーズ「うん。だから今日の勝ちは“ステップ1"さ。前チャンピオンであるシオザキに勝てたことは、一歩進めたと思う。ここまで来たら、外国人初のGHCヘビー級チャンピオンになるまで止まりたくないね」
――できるだけ早く日本に戻って実現させたい?
エドワーズ「スグキタイデス。できるだけ早くね。ノアで戦うべき人間であることをもっともっと証明したい」
――久々のノアのツアーを振り返って?
エドワーズ「グレートだったよ。ノアに帰って来たんだな…って実感できた。ノアもリボーンしてるんだろうけど、僕も生まれ変わって帰って来ることができたからね」
【潮崎の話】「クソ…。今日はエディのほうが強かったってだけ。次は俺がね、必ずエディから3カウントを取る。それだけ。今日はあいつが強かった。今日はエディが勝ちを目指す執念、それを感じました」
◇第5試合◇
▼8人タッグマッチ/60分3本 原田大輔 タダスケ HAYATA YO-HEY(2ー1)大原はじめ 石森太二 Hi69 熊野準①○HAYATA(6分4秒 十字固め)×大原
②○石森(12分49秒 エビ固め)×タダスケ
③○原田(17分9秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)×Hi69【試合後のRATEL'S】
HAYATA「チャンピオンから3つ獲っただろ? 大原のベルトに挑戦させろ!」※珍しく喋ったHAYATAを3人が「喋りやがった」とはやし立てて盛り上がる
原田「よく見とけよ!」
タダスケ「見とけよ!」
原田「よしよしよしよし!」
◇第6試合◇
▼60分1本 ○マサ北宮(17分38秒 エビ固め)×拳王
※サイトースープレックス(試合終了後セコンドの肩を借りて去る拳王をリング上からにらみつける。ここで客席から「北宮」コールが発生する)
北宮「拳王よ! 見たか、これが何度も叩き潰され、立ち上がってきた人間の底力だ!泥にまみれて、叩き潰されれば、知らないうちに肉も骨もできるんだよ!来月4月はタッグリーグがある。これまでの鬱憤、そこで全部爆発させて、俺たちが優勝を持っていくぞ!改めて声高々に言わせてもらう。ゴー・フォ・ブロックだ! 俺と中嶋勝彦、ジ・アグレッションが時代をぶち壊す! 以上!」【北宮の話】「リングの上で言った通りだ。叩き潰されて、とんでもない連中に揉まれてきた人間は簡単には潰れねえってことだ。何よりも、ノアの誰よりも俺はタフだ! その自負がある! だから、パートナーもタフで行こうぜ。そうしたら何者にも負けることはねえ。これからも突き進む! 以上!」
NOAH後楽園大会のメインは拳王vs北宮による遺恨マッチが行われ、開始と共に拳王はコーナーに押し込んでからのエルボーを乱打するも、北宮はショルダータックルで応戦、だが場外戦になると拳王が北宮を二脚にパイプイスで固定してからステージからのダイビングフットスタンプを投下すると、リングに戻ってからもサッカーボールキックなどで北宮の腰に集中攻撃を与える。
拳王はミドルキックを放つが強引に担いだ北宮がバックフリップで投げ、セントーンを投下するも、拳王は足を刈ってから背中へのフットスタンプ、後頭部ダブルニー、リバーススプラッシュ式ダブルニードロップと畳みかけてすぐ主導権を奪い返す。
北宮のスピアーに対し、拳王は高速ドラゴンスープレックスで応戦するが、キックアウトした北宮もすぐスピアーで応戦して両者ダウン、すぐ起き上がってエルボー合戦、拳王のミドルに対し、北宮は体を震わせれ耐えきるも、拳王のフェイント式ニールキックでダウンした北宮に拳王は蹴暴を狙う。しかし北宮はラリアットで迎撃し、再度狙うが拳王ハイキックで迎撃すると、低空タックルからアンクルホールドで捕獲
北宮が逃れてもバスソーキック、蹴暴と畳みかけて北宮を追い詰める。
拳王はダイビングフットスタンプを投下するが、かわした北宮はドラゴンスクリューから監獄固めで捕獲、拳王は下からの張り手で逃れようとするが、北宮は体を震わせて逃さない。北宮はロープに逃れた拳王にサイトースープレックスを狙うが、拳王は阻止し、北宮はラリアットを狙うも、かわした拳王はオーバーヘッドキックを炸裂させ、ハイキック、スピンキックと狙うが、全てかわした北宮はラリアットを浴びせ、スピアーからサイトースープレックスで3カウントを奪い勝利を収めた。
タッグを組みGHCタッグ王座を奪取しながらも、拳王に一方的に裏切られ、王座は剥奪されるどころか王座決定戦では拳王に煮え湯を飲まされるなど、何度もどん底に落とされた北宮だったが、拳王に倍返ししたことで精神的にも強くなったことをアピールすることが出来た。またセミのジュニアによる8人タッグ戦は1本目から連係を狙うXXに熊野が強引にに交代するなど大原組の足並みが乱れ、チームワークに優るRETEL’Sが試合を有利に進める。それでも大原組はHAYATAを捕らえて大原が試合ムイビエンを狙うが、HAYATAが十字固めで切り返して3カウントを奪い、RETEL’Sが1本目を先取、
2本目も熊野が奮起して攻め込んでいる最中にXXが割って入り連係を見せるなど足並みの悪さが続くも、XXが連係でタダスケを捕らえ、合体ツームストン式剣山フェイスバスターからWトランスレイブと攻め込み、最後は石森が串刺しダブルニーからの450°スプラッシュで3カウントを奪ってタイに持ち込む。
3本目もXXが原田を連係で捕らえ、各選手が入り乱れるとXXと大原&熊野が誤爆をしてしまう。この足並みの乱れをついたRETEL’SがHi69を捕らえ、最後は原田がブレーンバスター式牛殺しから片山ジャーマンでカウントを奪い勝利を収め、試合後がアピールするRETEL’Sと対象に熊野はMNで石森をKOし、大原もジュニアタッグベルトをダウンしているXXの上に置いて挑戦をアピールするなど、最後まで足並みの悪さを露呈していた。第7試合ではエドワーズがタイガードライバーを決めたエドワーズが、潮崎のジャーマンを着地してからのボストンニーパーティーの連発で3カウントを奪い勝利、GHCヘビー級王座への挑戦をアピールする。
休憩明けには4月22日から開幕するグローバル・タッグリーグ戦2017の出場チーム発表された。
☆グローバル・タッグリーグ戦2017
[出場チーム]
●中嶋勝彦&マサ北宮(2年連続2度目)
●杉浦貴&拳王(初出場/第38代GHCタッグ選手権者)
●丸藤正道&マイバッハ谷口組(初出場)
●潮崎豪&小峠篤司(初出場)
●モハメド ヨネ&齋藤彰俊(初出場)
●清宮海斗&野村卓矢(初出場)
●コーディ・ホール&ランディ・レイン(初出場)
●ロビー・E&ブラム(初出場/ニュー・ブローマンズ)[大会規定]
●4月22日(土)新潟市体育館大会から5月3日(祝) 後楽園ホール大会まで各会場にて公式戦を行います。
●5月4日(祝)後楽園ホール大会でリーグ戦1位、2位チームによる優勝決定戦を行います。
●最多得点チームが複数の場合は直接対決の勝敗で優勝決定戦進出チームを決定します。
●直接対決が引き分けの場合は優勝決定戦進出チーム決定戦を行います。
●優勝チームには東京スポーツ新聞社様より優勝大トロフィーが贈呈されます。[公式戦日程]
▼4/22新潟
・丸藤&マイバッハvs中嶋&北宮
・杉浦&拳王vsコーディ&レイン
・潮崎&小峠vsブローマンズ
・ヨネ&齋藤vs清宮&野村▼4/23金沢
・中嶋&北宮vs清宮&野村
・杉浦&拳王vsヨネ&齋藤
・丸藤&マイバッハvs潮崎&小峠
・コーディ&レインvsブローマンズ▼4/24岐阜
・中嶋&北宮vsブローマンズ
・杉浦&拳王vs清宮&野村
・丸藤&マイバッハvsヨネ&齋藤
・潮崎&小峠vsコーディ&レイン▼4/27宇都宮
・中嶋&北宮vsコーディ&レイン
・杉浦&拳王vsブローマンズ
・丸藤&マイバッハvs清宮&野村
・潮崎&小峠vsヨネ&齋藤▼4/29名古屋
・中嶋&北宮vs杉浦&拳王
・丸藤&マイバッハvsコーディ&レイン
・潮崎&小峠vs清宮&野村
・ヨネ&齋藤vsブローマンズ▼4/30大阪
・中嶋&北宮vs潮崎&小峠
・杉浦&拳王vs丸藤&マイバッハ
・ヨネ&齋藤vsコーディ&レイン
・清宮&野村vsブローマンズ▼5/3後楽園
・中嶋&北宮vsヨネ&齋藤
・杉浦&拳王vs潮崎&小峠
・丸藤&マイバッハvsブローマンズ
・清宮&野村vsコーディ&レイン▼5/4後楽園
・優勝決定戦(1位チームvs2位チーム)今年は前年度覇者チームの丸藤&矢野通組が新日本プロレスとの関係が切れたためエントリーしなかったが、驚いたのは清宮のパートナーには大日本の野村の抜擢、NOAHと大日本も2015年までは交流していたが、新日本との関係を優先したため疎遠となっていた。またDDT8月20日両国大会には丸藤の参戦が決定するなど、新日本との交流がない団体との交流が活発化しつつある。否定的な声もあるがWRESTLE−1だけでなくDDT、大日本も全日本プロレスとの交流もあるだけに、NOAHと全日本との関係も否定できなくなってきている。
また新日本を退団したゴーディ・ホールも休憩明けに登場、改めてNOAH参戦をアピールした。現在のNOAHでは外国人選手も不足しているだけでなく、大型選手もあまりいないだけに、新日本で活躍できなかったコーディが選手層の薄いNOAHで大化けとなるか?【NOAH】北宮が溜飲下げの拳王粉砕!GTLへ久々“ゴーフォーブロック”絶叫▼大原&熊野とXX誤爆で分解…RATEL'S快勝 HAYATAが挑戦表明▼エドワーズが潮崎突破「外国人初のGHC王者に」…後楽園大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/kpcA3noW3f
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年3月25日シングル・タッグ両方の王者からピンフォールを取った!
課題も出来たけど、この結果はとても大きな物になる。
結果を残せた事、みんなの気持ちを見せれた事
嬉しかった。#noah_ghc #ラーテルズ@PKDX pic.twitter.com/DDX0TUnoD8
— 原田大輔 (@noah_harada) 2017年3月25日NOAH 後楽園ホール大会終わり、RATEL'S勝利!!!!
良かった…この勢いで4月もRATEL'Sぐわっと行くでぃ
そして、明日は大阪でVKF カツ#noah_ghc#VKF pic.twitter.com/Q202cMS3ak
— タダスケ (@td777sk) 2017年3月25日今日出場チーム聞いてショックでしたね。ただ、それ以上に目立とうと思いました。( ͡° ͜ʖ ͡°) https://t.co/g4CqQ8d0E3
— Hi69 (@69HIROKI69) 2017年3月25日ノア後楽園ありがとうございました‼
RATEL'Sがやったったでぇ~
まだまだこれからではあるが新たな一歩を踏めたんちゃうかね!
ノア初バンブードラゴンフライはかわされてしまったが。。
勝ったから良し!
久々マイホーム!
寝る!#noah_ghc #RATELS pic.twitter.com/AipSaTrVer
— YO-HEY (@yo_hey0206) 2017年3月25日ラーテルズ強い。なんもない。負けた。悔しいな。大原熊野とタッグ組んでみて、頼もしい。ただね、最高の最高に頼もしいのは太二。勝つも負けるも俺次第。明日からガッチリ練習しよう!#NOAH#片山ジャーマン嫌い
— Hi69 (@69HIROKI69) 2017年3月25日後楽園大会ご来場ありがとうございました。
他のチームよりスタートは遅いが、”大原はじめ”とのタッグ他に負けてないなと実感した。
俺たちが狙うのはタッグベルトだ。
王者からの返答を待つのみ。
しかし、あのコーナーからのプレスは効いたな…#noah_ghc pic.twitter.com/fMAfjlTOFn
— 熊野 準 (@kumano_noah) 2017年3月26日Thank you @noah_ghc thank you #noah_ghc fans. Stepping back onto that green mat was like returning home. I will be back #OneGoal #GHC #AiP pic.twitter.com/ihCoJtsuSJ
— Eddie Edwards (@TheEddieEdwards) 2017年3月26日後楽園ホール大会、ご観戦&応援ありがとうございました。
エディ(@TheEddieEdwards ) とのシングルマッチ。
闘えてよかった。強かった。
嬉しい反面…
いや、やはり悔しいな。
ノアのリングに戻ってきてほしい。
また必ず闘り合おう。#noah_ghc pic.twitter.com/XC3FcrayrA
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2017年3月26日昨日は後楽園ホール大会にご来場いただきありがとうございました
潮崎選手とエディのシングル
エプロンでの攻防、マシンガンチョップ、ムーンサルト、ラリアット、タイガードライバー…
激しさの中に懐かしい感じがしました
次回大会は4.11横浜ラジアント大会です#noah_ghc pic.twitter.com/FrODSZzbO0
— 西永 秀一 (@shu_nishinaga) 2017年3月25日本日はコンディショングリーン&ハードヒットでした。
生きてます。
そして、プロレスリングNOAHさんのグローバルタッグリーグに清宮選手と共に出場致します。
出場するからには全力で闘います!
ここで立ち止まる訳にはいかないんや‼ #bjw #ハードヒット #noah_ghc
— 野村卓矢 (@nomUtakUbjw) 2017年3月25日 -
3年越しの実現!IWGPヘビー級選手権試合 オカダ・カズチカvs柴田勝頼が正式決定!
<新日本プロレス公式HPより>
■柴田勝頼選手のコメント
柴田「応援してくださったファンの皆さん、ありがとうございました。このたび、『NEW JAPAN CUP』を優勝して、オカダの持つIWGPに挑戦する権利を得ました」■質疑応答
――昨日の『NEW JAPAN CUP』決勝戦を振り返ってみて、巨漢のバッドラック・ファレ選手の印象は?柴田「デカかったですね。巨漢でしたね」
――あの巨漢というのはやりにくかったですか?
柴田「やりやすい選手なんかいるんですか? あの規格外と言うか」
――どの点が一番やりにくかったですか?
柴田「やっぱり「デカい、力が強い」っていうのは、最大の武器だと思うので」
――バッドラックフォールだけは警戒してましたか?
柴田「あれをもらったら終わっちゃうと思うので」
――「あれだけは」というお気持ちでしたか?
柴田「『あれだけは』とは思ってないですけど、そこは勝敗の分かれ目だったと思います」
――今回の『NEW JAPAN CUP』を振り返って、一番印象に残ってる闘いは?
柴田「そうですね。自分は昨日が決勝で、一昨日が石井選手との試合だったんですけど、その石井戦で何かが吹っ切れたっていうのはありましたね。開幕から自分の中で引っかかっていたものがすべて、『こんなもん、関係ねぇな』っていう闘いができた。そういうものを気付かせてくれた石井選手には、感謝してますね」
――試合後に、「お前、最高だよ」という言葉もありましたが?
柴田「そうですね。その通りですね」
――今日、正式に4月9日(日)両国国技館大会でオカダ・カズチカ選手への挑戦が決定いたしましたが?
柴田「決定してよかったです」
――それは昨日の試合後、オカダ選手が出てこなかったところが引っかかってましたか?
柴田「そうっすね。『優勝したら挑戦できる』っていうのは聞いてたんですけど、『ホントにできるんだな』って、いまカードが決まって実感しております」
―― 一夜明けて、周りの反響などはいかがですか?
柴田「昨日は、試合終わって、蕎麦喰って、帰って、寝て、さっき来たって感じなんで。この『NEW JAPAN CUP』の記憶というか、いつどこにいて、どこで試合してっていうのが、試合のスケジュールを刻み過ぎてて、いつどこにいるのかわからないような状態にはなっていたので。ホント、浜松の試合なんかは、一週間二週間ぐらい前の気分になってますね。マヒしてます」
――優勝の実感は?
柴田「実感はありますよ。(※トロフィーを指さし)俺、獲ったじゃないですか。で、しっかり両国でオカダ戦が決まった。そのための会見なわけでしょ。だから、会見とかあんまり慣れてないというか、こういう機会がなかったので」
――オカダ選手への思いは?
柴田「思いはたくさんあるよ」
――では、その思いについて聞いていきたいのですが、昨日リング上で「約束した相手がいる」という発言がありましたが?
柴田「リング上で『約束した相手がいる』って言った瞬間に、『まさか、同級生じゃないだろうな』ってみんな思ったかもしれないですけど、『オカダ!』って言った瞬間に、みんなが『これを期待してたのかな』っていう。『俺のやろうとしてることは間違ってないな』とは思いましたね」
――ご自身でも「なかなか触れなかった」というコメントがありましたが?
柴田「触れなかったですね」
――「ようやく」というお気持ちですか?
柴田「ようやくですね。一回、『G1』で闘ったことがあるんですけど、タッグでも数回ですよね。4、5年いて、ホントに数回、リング上にいた時間なんて20、30分もないんじゃないかぐらいの。『こんなことってあるのかな』っていう思いでずっといて。これは俺の中で、『言ったら言っただけ、オカダから離れていくな』と。まぁ、会社が一番大事にしてる選手だから、わからなくもないですけど、ここまで過保護にしていいものなのかなと。オカダを別に否定するわけではないんですけど、素晴らしい選手だと思いますけど、そこにまったく触れることができなかったっていうのが……ずっと常に虎視眈々としゃべらずに狙ってはいましたね。ただ、その中で内藤がいろいろ言いだして、『これは許されるんだ』っていうのもあって、何がなんだかわからなくなってきたんですよね。やっぱりそういう部分では“プロレスは生もの”だと思ったし、『さすが、新日本プロレスだな』と思いましたね。
――時間はかかりましたが、最高の形でカードが組まれましたが?
柴田「そうですね。だから、俺なんか3、4年何も言わず、触れずに過ごしてきて。かと言えば、出戻ってきた海賊の親分は、向かい合っただけで組まれるわけじゃないですか。そういうものもいろいろありましたね、俺の中には。オカダが言ったことですからね。『向かい合っただけで、挑戦できると思うなよ』と。『NEW JAPAN CUP優勝してから来い』って。だから、俺はその通りにしただけです。ただ、時間はメッチャかかった」
――過去に柴田選手が対戦した時のオカダ選手と、いまのオカダ選手は一緒ではないですか?
柴田「それは一緒なわけないでしょ。やっぱり、3年の経験ってそれなりに凄い時間があるわけですし。中学生なんかも、3年あったら入学して卒業しちゃうわけですから。3年ってデカいですよ。オカダの3年は凄いデカいと思います。やっぱ、IWGPを当時も巻いてたし、いまもなお巻いてるっていう現状は、すげぇことだし。俺にはできなかったこと。ただ、『俺も3年前といまは違うよ』って話ですよね。その3年をどう過ごしてきたか。ほぼほぼ空白な3年なわけですけど。俺も去年はNEVERを一年間やって、海外にも行って、イギリスにも行って、吸収するもの、学んだものたくさんあったわけです。おそらく、日本の中でも一番シングルで試合をしたと思います、去年は。いつなんどき、誰からの挑戦も逃げずに闘ってきた自負はあります。その精神というか、根本のライオンマーク、新日本プロレスを謳っているのであれば、『そこは変えてはいけないというか、変える必要がないというか、そこを大事にしなくてはいけない部分なんじゃないのかな』という、俺からの新日本プロレスを象徴するIWGPへの挑戦でもあり、問題定義でもあり、闘いですよね」
――柴田選手と向かい合うことで、違ったオカダ・カズチカを引き出せると。
柴田「ありますね。だからやりたかったんですよ。俺ね、“IWGP”っていうワードを、昨日初めて自分の口から言ったと思うんですよ。この4年5年で自分にとっての変化もあり、成長もあり、そこに行き着いたのかなとは思います」
――ベルト挑戦は13年ぶりになると思うのですが、IWGPヘビー級王座への思い入れはありますか?
柴田「やっぱり『ベルトってどうなのかな』とは思ってたんですけど、去年一年(NEVER無差別級のベルトを)持って。まぁ、言ってみれば3番目のベルトですよ。3番目のベルト、そしてイギリスのベルトを持って闘っていく中で、『ベルトって必要ない』とそれまで思ってたんですけど、『やっぱり、ベルトって大事なんだな』って思いましたね。『中心として、いろいろ動かしていくものなんだな』と思いましたね。IWGPは新日本プロレスの象徴ですから」
――では、IWGPヘビーのベルトを持って動かしていきたいと。
柴田「動かしていきたいというか、『新しい風景にしていきたいな』と。ずっとオカダなんで。俺が再び上がり出した時もオカダだったし、いまもなおオカダ。『IWGPで組まれる対戦カードも似たような選手ばっかりで、そこに一つ風穴を開けたいな』っていう気持ちはあります。それしかないですね」
――柴田選手にとって、今まで経験してきたレスラー人生18年間の日々とは?
柴田「俺の18年って、たぶん誰も真似できない18年だと思いますし、いまから誰かがやろうとかしても確実にできないことですし。もちろん、オカダがやってきた今までも絶対無理なんですけど。俺がプロレスラーとやってきた18年間、どこを区切ってもプロレスラーなんですよ。そこは誰も真似できない部分だと思います」
――いろんな厳しい思いや、泣いたり……
柴田「泣くというよりは、昨日も言ったんですけど、『流す涙より、汗の方が美しいですよ』と。嘘つかないですから」
――IWGPに初挑戦した時と、今回の挑戦では思いに変化はありますか?
柴田「ありますね。当時はIWGPというものがピンとこなかったというか。初挑戦の時は、藤田さんが持ってて、強いヤツが持ってる。それに挑戦できる。何も怖いもの知らずで挑戦して、惨敗したんですよ。結果、恐怖を知らないっていうのが一番未熟で。それこそ、いろんな怖さだったり、痛みだったり、辛さだったりを経験してきた18年間だったと思います。だから、さっき言ったようにどこを区切ってもプロレスラー柴田勝頼でいたと思うんですよ、たとえリングが違えど。だから、点と点がずっと線でつながって、昨日の優勝につながって、両国のオカダ戦につながってるんじゃないかなと思います」
――昨日の試合後での、「かつての新日本を知る。そして現在の新日本を知る柴田勝頼と、いまの新日本の象徴であるオカダ選手」というコメントについては?
柴田「やっぱり、なんだかんだ言って、生え抜きにしかわからない維持っていうものが、絶対生え抜きにはあるんで。俺は一度辞めてるんですけど、俺の中でずっとプロレスラーでいたっていうのが。俺は、元々親父の時代から流れてる血っていうのが、そもそも遺伝子が新日本プロレスなんで、生まれた時から俺は新日本プロレスなんですよ。そこは何をひっくり返しても変えられないと思いますね。だから、オカダと闘えることに楽しみである部分、オカダ・カズチカの素の部分をどれだけ引き出して、俺の土俵で試合してやるかっていうのが、俺の中では凄い楽しみというか。アイツは、たぶんレインメーカーとしてのプロレスラーをやってるんですよ。マスクマンじゃないけど、マスクマンみたいな。素でそれをやってないというか。自分でもしゃべっててよくわからないですけど、なんとなくそんな感じです」
――違う一面を引き出せると。
柴田「そうですね。見たことのないオカダを引き出したいですね。それが一番イヤなんじゃないですかね。だから、昨日ももしかしたらいたかもしれない。けど、出てこなかったっていうのは考えられますよね」
3月26日 後楽園ホール
オカダ・カズチカ YOSHI-HASHIvs柴田勝頼 永田裕志4月4日 後楽園ホール
▼NEVER無差別6人タッグ選手権試合
[第11代王者組]SANADA EVIL BUSHIvs[挑戦者組]棚橋弘至 田口隆祐 リコシェ4月9日 戦国炎舞-KIZNA- Presents SAKURA GENESIS 2017 両国国技館
◇第0試合◇
▼15分1本
中西学 獣神サンダー・ライガー デビット・フィンレーvs川人拓来 岡倫之 北村克哉◇第1試合◇
▼20分1本
真壁刀義 永田裕志 タイガーマスクW タイガーマスクvsタマ・トンガ タンガ・ロア 高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ◇第2試合◇
▼20分1本
YOSHI-HASHI ロッキー・ロメロ バレッタvs鈴木みのる エル・デスペラード TAKAみちのく◇第3試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第50代王者組]金丸義信 タイチvs[挑戦者組]邪道 外道◇第4試合◇
▼30分1本
石井智宏 矢野通vsケニー・オメガ バットラック・ファレ◇第5試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 ジュース・ロビンソン 田口隆祐 リコシェvs内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第74代王者組]天山広吉 小島聡vs[挑戦者組]レイモンド・ロウ ハンソン◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第15代王者]後藤洋央紀vs[挑戦者]ザック・セイバーJr.◇第8試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第76代王者]高橋ヒロムvs[挑戦者]KUSHIDA◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]オカダ・カズチカvs[挑戦者/NEW JAPAN CUP2017優勝者]柴田勝頼「NEW JAPAN CUP2017」を終えた新日本プロレスの1夜明け会見と次期シリーズ、両国大会の全カードが発表され、まずNHK大河ドラマ「おんな城主・直虎」の収録のため「NEW JAPAN CUP2017」を欠場していた真壁が次期シリーズから復帰、「NEW JAPAN CUP2017」を優勝した柴田はアピールどおりオカダへ挑戦、組まれた前哨戦は全部タッグマッチとなった。
3年前に柴田はオカダにアピールしたが「もし、このベルトに挑戦したいんだったらな、3月・・・。3月から始まる『NEW JAPAN CUP』に優勝してから来い。ただし! 順序どおりにな。挑戦して来い。俺と向き合えば挑戦できる!? そんな甘くねぇんだ、バカヤロー!」とオカダは一蹴、だがこの年の「NEW JAPAN CUP」は優勝できず、遠回りしながらもやっとIWGP挑戦に漕ぎ着けた。
オカダvs柴田は3年半前にG1 CLIMAX公式戦として組まれたがこの時のコメントはオカダ「柴田さん。特にあるぞ、今日は。俺が、新日本だ。IWGPヘビー級のチャンピオンの力だ。よく覚えておけ」
柴田「変わってないよ。“鉄人28号”だもん。ま、(弱点は)言えないけど。これはもう、俺が、まあ、いつになるかわからないけど。アイツが、もしタイミングと、すべてが噛み合ったときに。別にタッグとかなんでも。ベルトとか関係ないんで。またやることがあったら、ちょっとオカダの弱点を見抜いたんで。大きな収穫じゃないかなと思いますけどね・・・。ちょっと楽しくなってきた(ニヤリ)。申し訳ないけど、ちょっと楽しい。ありがとう!」
と当時まだフリーとして参戦していた柴田をオカダはIWGP王者の実力を見せつけて一蹴したが、敗れた柴田もオカダの弱点を見抜いたとしてコメントしていた、だがそれ以降はタッグで以外では対戦することもなく、柴田もIWGPに挑戦することはなかった。
あれから3年半も経過したがオカダも最近は相手の良さをギリギリまで引き出すエースらしい試合スタイルに変貌し、30分越えの試合も多くなってきた。試合のポイントは柴田がオカダの弱点を突いてどう切り崩していくかだが、ほとんど経験したことのない30分越えとなるとどうなるかがポイントになってくると思う。
ジュニア選手権は王者のヒロムに前王者の権利を行使したKUSHIDAが挑戦、今回もビッグマッチのセミに組まれたがヒロムの試合はそれだけ評価が高くなっているということか、タッグ選手権は天コジに王座に挑戦を表明していたウォーマシンが挑戦、両チームは「WORLD TAG LEAGUE 2016」の公式戦で対戦しているが小島がウォーマシンのフォールアウトを喰らい完敗を喫し,、またKES(ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.)とも互角に渡り合っていることから天コジにとって最強の挑戦者でもある。
NEVER無差別王座は王者の後藤に鈴木軍入りを果たしたザックが挑戦、ジュニアタッグは金丸、タイチにNOAH参戦時代から遺恨がある邪道、外道が挑戦する。
6人タッグ王座には挑戦者の田口JAPANはインフルエンザで欠場していた中西からリコシェに交代して王座に挑戦となったが、内藤の保持するインターコンチ王座は挑戦者不在で両国からもカードが外れてしまった。2月にマイケル・エルガンを降した内藤だがここに来て挑戦者不在、「プロレス総選挙」のことも含めてイライラが募る内藤に誰が挑戦するのか・・・・
「見たことのないオカダを引き出したい」『NEW JAPAN CUP』覇者・柴田勝頼がIWGPヘビー級王座、オカダへの想いを激白!!【一夜明け会見】https://t.co/mKro57fTLT #njsg #njpw pic.twitter.com/F7prmzjyQO
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2017年3月21日【大注目!】なんとNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』に真壁刀義選手の出演が決定! 5月下旬のオンエアより登場予定!!https://t.co/2krn7J8gN8 #NHK #直虎 #njpw @GBH_makabe pic.twitter.com/olgSpsq8wq
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2017年3月21日 -
純粋WRESTE-1世代の芦野がデビュー2年目で河野を破り頂点に!
3月20日 WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2017 TRANS MAGIC」後楽園ホール 933人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○アンディ・ウー 進藤翔(4分25秒 片エビ固め)進祐哉 ×三富政行
※フェイホォン◇第2試合◇
▼30分1本
新井健一郎 ○ジェイク・オーメン(6分12秒 コブラクラッチ)KAI ×村瀬広樹◇第3試合◇
▼UWA世界6人タッグ選手権試合/60分1本
[第53代王者組]稲葉大樹 児玉裕輔 ○藤村康平(14分47秒 キャメルクラッチ)[挑戦者組]立花誠吾 頓所隼 ×タナカ岩石
☆稲葉&児玉&藤村が初防衛に成功◇第4試合◇
▼WRESTE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○吉岡世起(21分50秒 片エビ固め)[第6代王者]×MAZADA
※クロック・ストライクス
☆MAZADAが2度目の防衛に失敗、吉岡が第7代目王者となる(試合終了後)
吉岡「WRESTLE-1の未来とか言われて、未来を作るとか言って、もう3年…でもね、やっと、やっと取りました! 取ったからには、WRESTLE-1の未来とか言わせねえよ。俺が、WRESTLE-1のクルーザーのいまを創っていきます!」(アンディが登場)
アンディ「たしかにさっきはセコンドで応援させてもらったけども、WRESTLE-1のクルーザーのいまを創る? そうはさせるかい! WRESTLE-1のクルーザーのいまはな、俺が創るんや」吉岡「アンディさん…いや、アンディ・ウーさんよ。一つ言わせてもらうけど、WRESTLE-1を盛り上げるとか、どうするとか、強い意志を発する言葉を、いままで聞いたことねえぞ、アンタから! 第一、前回のタイトルマッチ負けてんじゃねえか。忘れてねえぞ」
アンディ「そんなもん関係あるかい! アンタはそんな俺に負けとるやないか」
吉岡「たしかに王座戦では負けたけど、アンタ覚えてるのか? 俺とアンタの戦績は2勝1敗1分、俺が勝ち越してるんだよ」
アンディ「そんなもん関係あるかい!」
吉岡「…そればっかだな」
アンディ「そのベルト、俺が一発で取ったるからな。覚悟しとけよ」
吉岡「次のタイトルマッチで、3勝1敗。NEW ERAとか関係ねえよ。ハッキリ優劣つけてやっから、覚悟しとけ!」
【吉岡の話】「未来とか言われ続けて3年、長えな…。長えけど、今日やって思ったよ。あんだけ怖え、強えMAZADAからクルーザーのベルト取ったんだ。コレがどういうことかわかるか? もう未来なんて言わせねえよ。オレはWRESTLE-1の今を作ってる、それだけだよ。
(アンディが挑戦表明したが?)若手のライバルと思って来たけど、ヒートアップしてカチンと来たな。あんまに言葉にする方じゃねえかもしれないけど、強い意志を感じられる言葉、WRESTLE-1をどうしたいという言葉をアンディー・ウーから聞いたことがあるか? そこにカチンと来たよ。確かにチャンピオンシップ、一回負けてるけど、成績では2勝1敗1分、オレが勝ち越してんだ。次勝って、ハッキリと優越をつけて、オレがWRESTLE-1のクルーザーを盛り上げるから。
(ファンの声援が多かったが?)忙しい中で九州やら三陸の方からこのためだけに来てくれた人もいて、ずっとお客さんの声援に応えられずに来たんで、今日取らなきゃと。声はずっと聞こえてましたし、絶対取らなきゃと最後気持ちだけの1発です」◇第5試合◇
▼WRESTE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者組]○土肥孝司 熊ゴロー(17分23秒 片エビ固め)[第7代王者組]×カズ・ハヤシ 鈴木鼓太郎
※垂直落下式ブレーンバスター
☆カズ&鼓太郎組が4度目の防衛に失敗、土肥&熊ゴローが第8代目王者となる【土肥、熊ゴローの話】
土肥「俺らが負けると思ったヤツ、ほとんどだろ。勝ったぞ、オイ」熊ゴロー「(涙を流しながら)ホントに勝ったな…やべ、言葉が出ない…(と感極まる)」
土肥「冷静に言ったらね、俺らホント勢いで取ったようなもんだしね。まだ完全に上回った…結果としては上回ってるけど、まだここからが、俺らはここからが大事だと思うから。俺らの前の試合でクルーザー、吉岡が取って、アンディが挑戦するんだろ? 俺らも次の防衛戦は、NEW ERA内で募集する。そしたらもうあとは稲葉、児玉、藤村? そのへんしかいねえだろ。もちろん上を超えることも大事だけど、それじゃ超えたって思われねえから。俺らのなかですげえ試合して、次の防衛戦、NEW ERA内でやるから。あと、リザルトはずっと言ってるんだけど、ずっと防衛戦にこねえ。まあジェイク・オーメンが挑戦って言ってたみてえだけど、次でもいいよ。次、どこだ、山形? どこでもいいよ。地方でも後楽園でもどこでも防衛すっから」
熊ゴロー「不器用かもしれないけど、俺たちの闘いを見ているお客さんのためにも…日頃ストレスとか、いろいろ抱えてる人たちのそういう溜まったものを爆発させるような試合を俺たちはやっていくんで、これからもまた会場に見に来てください。俺たち、熱い試合をするんで、よろしくお願いします!」
土肥「とりあえず俺たちタッグの頂点だ。今年、必ず守り抜く、タッグベルト」
【カズ、鼓太郎の話】
カズ「すいません、鼓太郎さん…」鼓太郎「とんでもない。ベルトは取り返しましょう、それだけ」
◇第6試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○武藤敬司 近藤修司 葛西純(5分8秒 体固め)曙 征矢学 ×NOSAWA論外
※シャイニングウィザード◇第7試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○芦野祥太郎(15分34秒 アンクルロック)[第10代王者]×河野真幸
☆河野が3度目の防衛に失敗、芦野が第11代目王者となる(試合終了後)
芦野「取りました! 俺の挑戦を受けていただいて、こうしてトリガー対決が実現して、ホントにありがとうございました! 僕はいまWRESTLE-1の一番上にいます。河野さん、もしこのベルト、挑戦したいのであれば、一番下から這い上がってきてください。河野さん、きょうはご苦労様でした。(近藤とにらみ合い)近藤さん、次はてめえだよ」近藤「てめえよ、誰に向かって口聞いてんだコノヤロー。たまたまよ、河野から取っただけだろ? オマエ、キャリア何年だ? 2年だろ。オイ、きょうのことはな、たまたまなんだよ! ちょっとオマエ、ベルト取ったらすぐ調子に乗るタイプか?」
芦野「ま、トリガー対決を制してチャンピオンになりました。いまトリガーのリーダー、僕ですから。リーダーの言うことを、聞けよ。次、後楽園、やりましょうよ。いや、やれよ」
近藤「倒せるもんならな、倒してみろよ(近藤は退場。)」
芦野「みなさん、聞いていただいた通り、次の後楽園、近藤さんとこのWRESTLE-1の一番上のベルトを懸けて試合します。4月はキングコング、討伐しますから。そして、まずはこの後楽園パンパンにして、次の文体、必ず成功させます。俺がチャンピオンとして成功させます! でもそこじゃ終わらないです。両国、日本武道館、東京ドーム! 俺はそこを目標にして、WRESTLE-1を上げていきたいと思ってます。それぐらいの覚悟をもって、俺はやっていきたいと思ってます! ちょっと、僕らしくないかもしれませんが…きょうはご来場、ありがとうございました!」
WRESTE-1後楽園大会のメインはWRESTE-1王者の河野にTriggeRで同門の芦野が挑戦、序盤はグラウンドから激しいエルボー合戦となり、河野がビックブーツを放っても芦野はドロップキックで応戦、芦野はミサイルキックから河野の膝裏にエルボーを連打すると、足攻めを展開して先手を奪う。
芦野はニークラッシャーを狙うが、河野は膝蹴りで阻止すると、膝蹴りの連打からハイアングルのボディースラム、ジャンピングニーと畳みかけるが、芦野はジャーマンで応戦すると俵返しで投げ、エルボースマッシュを乱打する。
河野もバックドロップで流れを変えて、ドラゴンスクリューから足四の字で捕獲すると、雪崩式バックフリップを決め、芦野は場外へ逃れるも戻った際に河野がニーで追撃し、芦野は場外まで吹き飛ばされる。
だが芦野は場外からのスイングDDTを決めると、エプロンからのダイビングラリアット、リングに戻ってからジャーマンを連発してアンクルホールドで捕獲するも、河野は三角絞めで切り返すが、芦野は持ち上げて叩きつけ脱出する。
河野はニーからチョークスラムを決めると、ショートレンジでの顔面ニーからネックハンキングボム、ランニングニーと畳みかけ、勝負と見てジャイアントニーを狙う。しかし芦野はアンクルホールドで捕獲し、河野も奪い返すが、芦野は奪い返しそのまま一気に絞り上げ河野はギブアップ。芦野が新王者となった。
先に王者となった稲葉も王者となったがスタートは全日本プロレスでデビューはWRESTE-1だった。芦野はWRESTE-1からスタートしてデビューしたまさしく純粋のWRESTE-1世代、またデビュー2年での頂点はまさしく快挙で、芦野を推薦した馳浩の目に狂いはなかった。
試合後には芦野自身がTriggeRで同門である近藤を挑戦者に指名、近藤も受諾して芦野を挑発した。若手中心となったWRESTE-1は純粋のWRESTE-1世代である芦野が王座だけでなく団体を自身のカラーに染めあげることが出来るか、今後に注目である。第5試合のタッグチャンピオンシップは王者組が土肥の膝攻めで先手を奪うも、熊ゴローが奮起して鼓太郎のアッパーに耐え抜いてラリアットで応戦して、エアプレーンスピンで大回転してからバックフリップで投げるも、セカンドロープからのセントーンは自爆、だが熊ゴローはカズのコルタバを決めてから土肥との連係でカズを捕らえ、ダイビングセントーンを投下、土肥も脇固めからメキシカンストレッチで続く。
劣勢のカズも土肥にブファドーラからのファイナルカットで流れを変え、鼓太郎もピットからファンネルで続くが、カズのハンドスプリングレッグラリアット狙いは熊ゴローが入ってアルゼンチンバックブリーカーで担ぐと、土肥も鼓太郎に雪崩式ブレーンバスターを決める。
土肥はカズとの読み合いを制して雪崩式バックフリップの体勢にとると、熊ゴローか土肥を肩車して、そのままスーパーバックフリップを敢行してカズに大ダメージを与える。
ここで勝負に出た挑戦者組はカズにサンドウィッチラリアットを決め、土肥もラストライドを決めるも、カズはトラースキックで抵抗、だが土肥はハーフネルソンスープレックスを決めると、ラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い王座を奪取した。またクルーザーディビジョン、エルボー中心に攻め込む吉岡を場外戦でMAZADAが串刺しを狙う吉岡をかわして鉄柱に直撃させ、客席で痛めつけてからミドルキックで攻め込む吉岡にMAZADAがジャーマンで投げ、変形クロスフェースでスタミナを奪いにかかる。
吉岡はゼロ戦キックで流れを変えると延髄斬り、キック、バックドロップと猛攻をかけ、ラ・ミスティカで捕獲、MAZADAが場外に逃れても吉岡はラ・ケブラータで追撃する。
MAZADAはスイングDDT、コンプリートショット、ラリアットで反撃するが、吉岡はミドルキックから低空延髄斬りを放ち、トラースキック、ミドルの連打、トラースキックを畳みかける。
吉岡は背中へのダイビングフットスタンプを決めるが、ツームストーンパイルドライバー狙いはMAZADAがカナディアンデストロイで切り返し、ラリアットを炸裂させるも、吉岡はスーパードロルで応戦しバスソーキックを放つ。
MAZADAは正田落としを狙うが、阻止した吉岡がバスソーキックからスワントーンボム、ミドルの連打、後ろ回し蹴り、右ハイキックことクロック・ストライクスを炸裂させて3カウントを奪い王座を奪取、試合後はNEWERAの同門であるアンディが挑戦に名乗りを挙げた。昨年12月に結成しベテラン軍に蹂躙され続け、黒潮"イケメン"二郎も長期欠場に追いやられて前途多難ぶりを見せたNEWERAだったが、UWA6人タッグ王座を奪取したのを契機にタッグ、クルーザーと王座を奪取して一気に巻き返しに成功した。果たしてWRESTE-1はこのまま新世代が中心となっていくのか?
初防衛戦の相手に近藤修司を逆指名させて頂きました。
TriggeR新リーダーからの命令。
WRESTLE-1を上にあげる、デカくする。その為にまずはこの男を倒す。
4月19日後楽園ホールでキングコング討伐。#w_1 #TriggeR pic.twitter.com/qqYKR8ZVNT
— 芦野 祥太郎 (@shotaroashino) 2017年3月21日昨日の後楽園ホール大会に楽天イーグルスの茂木栄五郎選手が応援に来てくれたぜ☺︎#w_1 pic.twitter.com/Dr8RL8hfE5
— 土肥 孝司 (@KOJI_DOI) 2017年3月21日コージさんとタッグチャンピオンになることが出来ました!
いつも応援してくれるファンの方やセコンドに付いてくれたNEW ERAのみんな、そしてコージさん!
本当にありがとうございました!#w_1 pic.twitter.com/NNWYmXQuPR
— 熊ゴロー (@Kumagoro0112) 2017年3月21日タッグタイトル。。。粘ったんだけどな。。。首が。。。
そんなフラフラの俺に
試合後アンディーのマスクを被った選手にTシャツを着させられた。
あれは、絶対ケンドーカシンだ!!! pic.twitter.com/c24Uqo4Hp8
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2017年3月21日やっとやっとW-1のベルトを獲ることが出来ました!
両足首痛いし首は動かないし、やっぱりMAZADAさんは強かった
でもたくさんの声援に後押しされベルト獲ることが出来ました!
ベルトを獲った以上、自分が責任持ってクルーザーの現在を創っていきます!#w_1#クルーザー pic.twitter.com/XKMz3Fwlaw
— 吉岡世起 (@SEIKI1005) 2017年3月21日昨日は後楽園大会、無事に必殺・飛鴻で勝利!
次は吉岡が持つクルーザーのベルトに挑戦!!
普段は同じチームやけど、そんなもん関係ない!
欲しいもんは欲しいんや!! pic.twitter.com/bpGaLuHmzv
— ANDY WU (@andywu_w1) 2017年3月21日UWA世界6人タッグ防衛しました❗
そして昨日でデビューして1年が経ちました
これからもプロレスラーとして夢を追いかけていきます!
w_1#NEWERA pic.twitter.com/V2mvg3foxH
— 藤村 康平 (@kouhei_fujimura) 2017年3月21日 -
WWE入りのウワサを打ち消したイオvs宝城の頂上対決!
3月20日 スターダム「STARDOM Grows up Stars 2017」後楽園ホール 820人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
米山香織 ○刀羅ナツコ(5分56秒 足決めエビ固め)七星アリス ×ルアカ◇第2試合◇
▼3WAYタッグマッチ/20分1本
○HZK AZM(8分4秒 片エビ固め)ディオナ・プラゾ クリスティ・ジェインズ
※アトミック・ボムズアウェー もう1組は小波&ゾーイ・ルーカス◇第3試合◇
▼ハイスピード選手権試合/30分1本
[第13代王者]○クリス・ウルフ(10分27秒 飛び込み式エビ固め)[挑戦者]×美邑弘海
☆栗栖が2度目の防衛に成功◇第4試合◇
▼15分1本
○岩谷麻優(9分46秒 ドラゴンスープレックスホールド)×木村花◇第5試合◇
▼SWA世界選手権試合/30分1本
[第2代王者]○トニー・ストーム(14分0秒 片エビ固め)[挑戦者]×ジャングル叫女
※ダイビングギロチンドロップ
☆トニーが2度目の防衛に成功◇第6試合◇
▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[第7代王者]○紫雷イオ(22分38秒 片エビ固め)[挑戦者]×宝城カイリ
※ムーンサルトプレス
☆イオが13度目の防衛に成功(試合終了後)
イオ「おかげさまで前人未踏のV13達成しました!(おめでとうの声に)ありがとうございます。宝城カイリ、やっぱり悔しいけど凄いよ、アンタ。たった5年でここまでお客さんの熱い支持とか熱い試合とか、普通はここまでできない。だからこそ、私も焦りを覚えたし、自分自身の成長の糧にしました、アナタのことを。こんなにたくさんのお客さんに応援されて、羨ましいよね。いや、これだけのお客さんの支持を集められるっていうのは生半可な気持ちじゃない。アナタが一生懸命プロレスに向きあってきたからこそ、いまこの瞬間があって、お互いいま一番脂の乗ったこの最高の瞬間を作り出せました。感謝するとともに! まだまだ私は抜かれないと宣言します!!(会場がイオコールに包まれる)大丈夫かお前! V13するまでなかなか大変だったんだぞ。絶対渡さない。必ずアナタの半歩。いや1歩、いや2歩、3歩先を行きますからね。これからも、先を行ってやります。まあ今日のところは、私は楽しかった。アナタはどう思ってるんですかね」(まずは握手を求める宝城。イオが握り返すと、すぐに宝城は張り手をかます。)
宝城「(奇声を発した後)イオさんが私を羨ましい? 自分はずっとイオさんが羨ましかったし、なんだろ。無い物ねだりってヤツ、2人とも。でも今日は、私はすべてを出し切りました。でも負けた。これはまだまだ、まだまだ……でも! 私はもっともっと、イオさんより上に行きます。まだ私は終わりじゃないですよ。まだまだ、こっから上のステージいきましょう。絶対、そのもっと上のステージでアナタと闘う。うんっ!」
イオ「わかった。私と宝城カイリでスターダム、女子プロレス、もっともっと凄いところに持っていきましょう。ということで、次のこの赤いベルトの挑戦者は誰なのかな?」
(そこにトニーが現れる)
トニー「私はNEWチャンピオン、私はNEWエース、私はイチバン、私はサイキョー!」イオ「私が最強って言ったけどな、赤いベルトに挑戦したいのはわかった。わかったけど、ゴメン忘れてた。4月は毎年、ここ後楽園ホールでシンデレラトーナメントがあるだろ。挑戦するのもいいけどな、シンデレラトーナメントに優勝して、シンデレラになってからのほうがいいんじゃないかな。けど、ちょっと待って」
(そこに岩谷がリングイン。)
岩谷「シンデレラ! シンデレラトーナメント×2といえば!(麻優の声を待って)そう! いままで2連敗(2連覇)しています。(2連敗?とファンがどよめくと……)いままで2連勝しています。シンデレラといえば、岩谷麻優! 今年も3連勝して、必ずね、紫雷イオかトニー・ストームかどっちかわからないけど、必ず赤いベルト取りたいと思います。今年も応援してね。優勝しまーす!」
(叫女、HZK、小波、AZMもリング上へ。)
小波「私もシンデレラトーナメント出たいんですけど、その前に宝城カイリさん、アナタの持っている白いベルト、挑戦させてください。いまのアナタなら私、勝てますよ」
宝城「なんで最近負けたあとに逆指名されるかな。おかしいな。まあ、いい! 小波君、変なクマちゃんのTシャツ着やがって、足へし折ってやる」
小波「足、へし折られるのはアナタのほうです」
イオ「はい、みんなもう気が済みましたね。シンデレラトーナメント? それも私が優勝して、かっさらいますから来月の後楽園ホールの締めも私がやります。ということで今日は13度目の防衛戦に成功しましたから、最後、締めたいと思います。全員ご起立ください。よっしゃ行くぞ-! 今を信じて、明日に輝け? 誰を信じるかは自分で決めろ! バウダウン・トゥ・ザ・QUEENS!」
【イオの話】イオ「宝城カイリとこのタイミングでこうやって試合して、いろんな意味が見せられたかなと思いますね。お互いに勢いはあったけど、ずっとシングルマッチで交差することはなくて。満を持してきょうはやれたんじゃないかと思いますね。結果、私が勝った。
(宝城カイリに上回っていたものは?)私も全力ですよね。当たり前ですけど。向こうも全身全霊ぶつけてきたと思うし、私も全身全霊、いかさまなしで正々堂々やりました。お互いの100%、120%、200%ぶつけて。何が上回ってた…? ベルトに対する責任感だったり、スターダムに対する責任感じゃないですか。難しいですね。ひとことじゃ語れないです。
(試合が終わってトニーが)トニー・ストームに負けたのは何度も言ってきますし、それは事実なので。防衛戦の相手に格好の相手ではあるので。ただ、4月は必ず、シンデレラトーナメント。私もシンデレラになりたいので。来月は必ずドレスを着たところを見にくれればと思ってますけど。
(例年優勝者が赤いベルト)ドレスのことしか考えてなかったですね。ドレスが着たいです。ベルトは体の一部なので、ドレスと赤いベルト。トータルコーディネート。みんな私がドレス着てるところ見たいでしょ」
スターダム後楽園大会のメインはワールド王座をかけてイオvs宝城の頂上対決、5日の名古屋大会で花月を降し王座を防衛したイオは、同日にゴッテス王座から転落したばかりの宝城を挑戦者に指名、宝城の保持するワンダー王座はかけられず、イオのワールド王座のみがかけられた。
序盤はイオが足四の字固めで先手を奪うが、宝城はローリングネックブリーカーで反撃して逆水平を放つも、かわしたイオは宝城をエプロンに追いやり、エプロン上でのパイルドライバーを狙う。だが間一髪逃れた宝城は串刺しスピアーを狙うとかわしたイオはアームブリーカーを決め、キャメルクラッチで捕獲、脱出した宝城はイオを場外へ出すとプランチャを狙うが、素早く戻ったイオが再びアームブリーカーを決め、宝城はたまらず場外へ逃れる。
そこでイオは南側客席へ宝城を連行すると、アッパーで動きを止めてから入場ゲートからのムーンサルトアタックを敢行、宝城に大ダメージを与える。
リングに戻りイオは振り子式串刺しダブルニー、そして往復でもう一発を狙うが宝城はスピアーで撃墜、イオのスワンダイブ狙いも阻止し宙ぶらりんになったイオの背中にダイビングフットスタンプを投下、逆エビ固めと腰攻めを展開する。
宝城はマリンスパイク狙いは阻止されるも、コーナーからのダイビングエルボーはイオがドロップキックで撃墜、イオは619、スワンダイブキックと畳みかけた後でジャーマンを狙うが、腰攻めが効いているせいか投げることが出来ず、ダブルアーム式フェースバスターを狙うも、着地した宝城はすかさずスライディングDを狙うが、イオがかわして丸め込む。
宝城はマリンスパイクからダイビングエルボードロップで勝負に出るが、裏拳の連発をブロックしたイオはダルマ式ジャーマンで投げ、ムーンサルトプレスを投下も宝城はカウント2でキックアウトする。
イオはアッパーからロープへ走るが、宝城はスピアーで迎撃、しかし起き上がったイオはツームストーンパイルドライバーで突き刺すと、再度ムーンサルトプレスで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後はマイクアピールの後で握手となるも、宝城は張り返しあくまでイオを追い続けることを宣言、4月に開催されるシンデレラトーナメントに向けて岩谷ら各選手がアピールしイオが締めくくった。この試合に注目されたのはスターダムの頂上対決だけでなく、試合終えたあとの二人の去就で、イオと宝城にWWE入りが取り沙汰され、宝城にいたってはWWEと3年契約を結んだという情報が飛び交っていたが、リング上でのアピールやバックステージインタビューでも、WWE入りに関してはマスコミにはNGとされたのか質問はされず、関するコメントはなかった。
昨年からイオはWWEのエージェントであるショー・船木、宝城はIGFのサイモン・ケリー猪木氏からWWE入りのオファーを受けていた。だが今思えばワールド&ワンダーのダブルタイトルとせず、あくまでワールド王座のみかけられたのは、二人が王者であるうちはスターダム退団=WWE入りはないということを団体側がアピールしていたのか、わかるのは二人のWWE入りは現時点ではありえないということなのかもしれない。
これでウワサを打ち消したのかというと、コメントはないということは否定もせずという意味にもなるため、この話はいつ再燃するかわからない。それまでにスターダムは若い選手を底上げできるか…スターダム後楽園ホール大会、どうもありがとうございました。V13新記録更新。今日の試合は、防衛回数だけでなく対戦相手にも恵まれていることにも感謝しました‥。まだまだ昇り続けます。 pic.twitter.com/2GGRjjPBoJ
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) 2017年3月20日スターダム後楽園ホール大会ありがとうございました。この試合が行われるまで、たくさんの場所でたくさんのことを考えて過ごしました。
試合には敗れてしまって心の底から悔しいけれど…目には見えない何かを掴んだ気がします。
闘いを通じて交わした心の会話は、深く、濃く、熱いものでした。 pic.twitter.com/BogJ4TYdtu
— 宝城カイリ⚓︎kairi hojo (@kairi_hojo) 2017年3月20日怒涛の後楽園ホール大会のメインは勝負タイムが22分38秒で紫雷イオの勝利。時間が短くさえ感じた好勝負だった。まさにスターダムのプロレスを2人が体現してくれた。試合後、宝城カイリが「次は60分1本勝負でやりたい…」とポツリ言った。スタミナに自信があるのだろう。頼もしくなったものだ。 pic.twitter.com/IkopmxepHH
— ロッシー小川 (@rossystardom) 2017年3月20日スターダム後楽園ホール大会。赤いベルトを懸け、満を持して対決した紫雷イオ選手と宝城カイリ選手。今、このタイミングで、お二人のリング上での会話を見られて良かった!サムライTVでの試合中継は3.26(日)夜10:00からの予定です。 #samuraitv
— 元井美貴 Miki Motoi☀️ (@motoimiki) 2017年3月20日 -
一騎当千~DeathMatch Survivor~熊本大会公式戦結果
3月20日 大日本プロレス「一騎当千〜DeathMatch Survivor〜」熊本市東部交流センター
▼一騎当千〜DeathMatch Survivor〜Bブロック公式リーグ戦 コンクリートブロック&有刺鉄線凶器デスマッチ/30分1本
[2所2敗=4点]○関根龍一(13分14秒 片エビ固め)[1勝4敗=2点]X星野勘九郎
※龍切▼一騎当千〜DeathMatch Survivor〜Aブロック公式リーグ戦 剣山&有刺鉄線ボードデスマッチ/30分1本
[2勝2敗=4点]○吹本賢児(10分10秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]X佐久田俊行
※パッケージ・パイルドライバー -
竹下がHARASHIMA越えを達成しKO-D王座を奪取!20周年となったDDTは新しい夢へと向かいだした
3月20日 DDT「Judgement2017~DDT旗揚げ20周年記念大会~」さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ 10702人 超満員
<アピール、コメントなどはDDT公式、週プロモバイルより>
◇第1アンダーマッチ◇
▼DNA提供試合
島谷常寛 ○吉村直巳 鈴木大(8分8秒 体固め)レッカ 下村大樹 ×上野勇希
※投げ放しパワーボム◇第2アンダーマッチ◇
▼東京女子プロレス提供試合
優宇 ○ミル・クラウン 伊藤麻希(10分23秒 ミルクラッチα)才木玲佳 辰巳リカ ×滝川あずさ◇ダークマッチ◇
▼アイアンマンヘビーメタル級&キング・オブ・ダーク両選手権時間差バトルロイヤル
○ワンチューロ(17分6秒 オーバー・ザ・トップロープ)×大家健 ×澤宗紀
※登場順(退場順) ①MIKAMI(4) ②GENTARO(3) ③美月凜音(1) ④柿本大地(2)⑤橋本友彦(5) ⑥バンビ(3)⑦ポイズン澤田JULIE(6)⑧ゴージャス松野(9)⑨トランザム☆ヒロシ(12)⑩松永智充(7)⑪星誕期(8)⑫ワンチューロ ⑬ヨシヒコ(10)⑭[第19代キング・オブ・ダーク王者]伊橋剛太(11=脱落したため王座防衛)⑮マッド・ポーリー(12)⑯こたつ(13)⑰澤宗紀(14)⑱大家健(14)
☆ワンチューロが第1209代目王者となる。なおDJニラは勝手に参戦していたためカウントされず▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合
[挑戦者]○ヨシヒコ(13時43秒 体固め)[第1209代王者]×ワンチューロ
※ステージからのスーパーフライ
☆ヨシヒコが第1210代王者となる◇第1試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合3WAYマッチ/60分
[挑戦者組]大石真翔 勝俣瞬馬 ○MAO(8分11秒 片エビ固め)[挑戦者組]高尾蒼馬 彰人 ×ヤス・ウラノ
※キャノンボール450°あと1チームは[第28代王者組]樋口和貞 岩崎孝樹 渡瀬瑞基
☆樋口組が2度目の防衛に失敗、大石組が第29代王者となる◇第2試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
ジャガー横田 石井慧介 高梨将弘 ○ゆに(10分9秒 ウラカンラナ・インベルティダ)大鷲透 ×平田一喜 アントーニオ本多 レディ・ピアード▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合
[挑戦者]○こたつ(14時41秒 押さえ込み)[第1210代王者]×ヨシヒコ
※ステージからのスーパーフライ
☆こたつが第1211代王者となる▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合
[挑戦者]○ジョーイ・ライアン(14時42秒 体固め)[第1211代王者]×こたつ
※チ●コ投げ
☆ライアンが第1212代王者となる◇第3試合◇
▼入江茂弘凱旋試合/30分1本
○入江茂弘(8分44秒 タズミッション)×マイク・ベイリー◇第4試合◇
▼スーパー女子プロ大戦2017/30分1本
赤井沙希 ○里村明衣子 中島翔子(7分56秒 デスバレーボム)アジャ・コング チェリー ×山下実優
※デスバレーボム◇第5試合◇
▼大山峻護プロレスチャレンジマッチ/30分1本
○高山善廣 ディック東郷(13分15秒 エベレストジャーマンスープレックスホールド)KUDO ×大山峻護【高山、東郷の話】
高山「ありがとうございました!」東郷「ありがとうございました(高山と握手)。やっぱり頼もしいですね。」
高山「ハハハハハ。もう先輩と組んでいたら、本当に怖いものないですね。」
東郷「いやいやいや。たぶんこれでね、大山選手もプロレスの怖さ、奥深さっていうのが分かったと思う。今までの1対1の対決じゃない、こうやってタッグもあれば6人タッグもある。今まで一人で関節が極まったものが、今回みたいにタッグマッチだったら極まらないんですよ。あれだけ体に力入ってずっと動いていたら、これが(時間)無制限、例えば60分一本勝負じゃもたないよ。これからドンドンドンドン試合をやっていくうちに、それが分かっていくと思うよ。いい勉強になったと思うよ。」
高山「まあ本人がやる気があるかどうか分からないけどね。」
東郷「これから続けるのかどうかは本人次第だけど。」
高山「デビュー戦がレスリングマスターに教わったから完璧でしょ。」
東郷「(髙山は)プロレス界の帝王だよ。」
高山「それでもう嫌だったらしょうがないっすね。」
――高山選手はこの会場に思い入れがあると思うのですが、久しぶりに試合をしてみていかがでしたか?
高山「会場はどこでも一緒だよ! 新木場だろうが。たまたま裏を通ると懐かしい雰囲気があるだけ」【大山、KUDOの話】
大山「いや、もう想像以上に……苦しかったですねぇ。自分の想像を越えてました。今日は本当にいろいろな思いを胸にリングに上がったので、ひとつひとつ色々なものを味わってみようと思ったんですけど、正直そんな余裕なかったですね。いやすごかったです。KUDO「本当に大山さんの緊張感っていうのが伝わってきて、何か一緒にPRIDEのリングに上がっている(苦笑)、そんな気分になりましたね。でもデビュー戦でここまであの2人とやり合えたっていうのは、本当にすごいことだと思うし。大山さんの気持ちは分からないですけど、もしプロレスを続けたい気持ちがあるなら僕はまだまだ一緒にやりたいし。まだこれからもちょっとプロレスとは離れるかもしれないですけど、一緒に練習とかしていきたいなと思います。」
――大山選手、今KUDO選手から「プロレスを続けるなら一緒にやりたい」という言葉がありましたが、今後プロレスをやってみたいという気持ちは?
大山「そうですね、気持ちは……そうですね。まあ今回は本当に覚悟決めてリングに上がったので……答えはまだ出せないですけど、今回はKUDOさんの存在が本当に心強くて、本当に潰されそうなくらいプレッシャーがあったんですけど、本当に助かりました。本当にタッグパートナーに恵まれましたし、対戦相手にも恵まれました。苦しかったけど、すごく幸せな時間でした。」――さいたまスーパーアリーナには思い入れがあると思いますが、久しぶりに試合をした感想は?
大山「もっとね、「ただいま!」って感じになるかなと思ったんですけど、余裕なかったですね(苦笑)。いやー、本当に何年経っても、何回リングに立っても緊張するんだなって思いました」◇第6試合◇
▼PRO WRESTLING TEES presents「DDTがDDTであるために」20年のエンタメ集大成!ワールドワイド世界一ヤバいヤツ決定戦~アナルエクスプロージョンデスマッチ/30分1本
[挑戦者]○男色ディーノ(12分3秒 漢固め)[第1213代王者]×ジョーイ・ライアン
※男色ドライバー
☆ディーノが第1214代王者となる【ディーノ、ライアンの話】
ディーノ「(ライアンとともに帰ってきて)こうやってジョーイと……何て言うんだろうな。ジョーイとやれたことが嬉しいわよね。何だろう……別にDDT20周年とかそんなに気にしてなくて、何かみんなが言うからそうなんだろうなぁ、それっぽい感じにしないといけないんだろうなって思ってるけど、全然そんなことなくて。ただ、まあさいたまスーパーアリーナってことは事実なんで、そこで世界に向けてっていうのが、私の……20周年で後ろ向きなんじゃなくて、20年からもっと違う世界に行こうよってことで、今回はジョーイに……。」ライアン「ディーノ、ジョーイ、フレンズデス。」
ディーノ「(ライアンと握手しながら)これはもうどっちが世界一ヤバイとか関係ない!」
ライアン「フレンズ! (アイアンマンのベルトを指差しながら)アイムバック!」
ディーノ「は? いやいやフレンズだからこれは……。」
ライアン「フレンズ?」
ディーノ「フレンズ、フレンズ!(ライアンとハグするが、ベルトに手が伸びると)NO! NO!」
ライアン「フレンズ、プレゼント!」
ディーノ「NO!」
ライアン「YES!(テーブルを叩きながら立ち上がる)」
ディーノ「(立ち上がって)イッツ・マイン!」
ライアン「NO! イッツ・マイン!(アイアンマンのベルトをお互いに奪い合い、さらにイスやテーブルを倒しながら小競り合い。ライアンは英語でまくし立てながら退席)」
ディーノ「いいよ、いいよ。分かった。これ狙ってるの、あんた? 帰れ! アメリカに帰れ! 日本に来るな! 日本の地だ、チクショー! えー、見ての通り、私が戦後70年で仇を取りました。ただいまを持って太平洋戦争は終結しました。皆さん、ご苦労様でした!(敬礼)」
――そんな壮大なテーマが隠れていたんですね。
ディーノ「その通りです。ただ次の戦争が始まる。そうやって血なまぐさい争いを止める気配はありません。皆さんそれに一喜一憂して、せいぜい争い事を楽しんでください。私はなるべく対戦相手を殴らず、話し合いで解決したいと思います。よろしくお願いします! お疲れ様でした! では万歳三唱で締めたいと思います。行きます! (マスコミやVIP席のお客さんも一緒に)バンザーイ! バンザーイ! バンザーイ! ありがとうございました!」◇第7試合◇
▼ウチコミ!presents KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[第59代王者組]坂口征夫 船木誠勝(12分16秒 片エビ固め)[挑戦者組]×石川修司 遠藤哲哉
※ダイビング式神の右膝
☆坂口&船木組が2度目の防衛に成功(試合終了後、坂口と船木はアルティメット総研の大友社長からベルトが贈呈されて記念撮影。その背後からディーノが忍び寄って大友社長にリップロック。)
ディーノ「船木ちゃーん、アンタの長いキャリアでいろんな敵がいたわね。でもまだこのハイブリッドボディーと闘ったことないでしょ? 私、ドラマティック・ドリーム・チームの男なの。アンタが今まで闘ったことない闘いを提供するのがお仕事なの? 次は決まっているの?」亜門「次は4月29日後楽園大会を予定しているけど相手は決まってないよ」
ディーノ「私たちはやることを言いました。どうなんですかね」
坂口「ナメんな。せっかく船木さんと勝利の余韻に浸っていたのに。アンタ(高山)もアンタだよ。いつから落ちぶれたんだよ。来るなら来い。殺してやる」
ディーノ「勘違いしないで。ワタシは正々堂々と舐めるのよ。やってやりますよ。ねえ、よっちゃん」
高山「征夫、差別はよくねえぞ。このリングに上がれば誰でも闘えるはず。今度の後楽園で俺たちがベルトを獲りにいくぞ、ノーフィアー!(新生ノーフィアーは退場。)
坂口「俺らのほうがノーフィアーなんだよ。4月、船木さん、殺ってやりましょう」
船木「ちょっと俺は苦手なタイプ(苦笑)。だけど皆さんの前で言われたから仕方がないね。どうなるつもりで良い覚悟でやるよ。そのかわり、絶対勝つ」
(最後は欠場中の梅田も揃った酒呑童子も加わって「さいたまスーパーアリーナの皆さんと酒盛りだ!」と言うと、一本の酒瓶を全員で回し飲んで酒盛り締め。)
【坂口、船木の話】
――まずは挑戦者チーム、石川修司&遠藤哲哉との対戦はいかがでしたか?
坂口「いや強かったですよ、石川選手。遠藤も強いけど、やっぱり石川選手の体の強さは……。ただ自分一人じゃ敵わない部分もあったわけで。そこは船木さんに助けていただいて。改めて何て頼もしい人なんだって思いました。」船木「だけどみるみる征夫がすごく強くなっているのが見て分かるので、1回1回おうごとに必殺技も増えてきて。何か今一番上がっているような気がしますよね。だからこそ次のあのホモは絶対止めたいです。どういう作戦か分からないですけど。キスとかしてくるんでしょ?」
坂口「しますね。」
船木「されたことあるの?」
坂口「あります。」
船木「あるんだ。そこが1個ポイントですよね。そこを気持ち悪るがって避けているうちにやられてしまうのか、もしくはそれも受け入れた上で仕留めるか。その辺に何となく勝つか負けるかのポイントが懸かっているような気がしますね。」
――坂口選手は挑戦を名乗りあげてきたディーノ&高山組の印象は?
坂口「まあリング上で言った通りです。ディーノ選手に関してはあのまんまだし。船木さんが言った、あのまんまだし。ただ横にいる金髪のオッサンが何を考えているか分からないし、あの人あんなだったの? 自分が追いかけていた髙山選手、あれ? どこでどう変わったの? って。本当に骨抜かれちゃったんじゃないのかなって思って。その牙を戻しておかないと、自分と船木さんには勝てないっすよ。ケツ出してうちらに勝とうなんざ100年早いっすよ。以上です!」船木「じゃあ後楽園で(坂口と握手)。」
【遠藤、石川の話】
遠藤 「試合前、会見で俺は「船木誠勝は過去のものだ」と言った。ただ、俺自身もまだまだハイブリッドには届いてなかった。今日はそれを認めるしかない。」石川「復帰1戦目で坂口に勝って、ちょっと自分自身がもう余裕って思っていた部分があったかもしれない。まあもう1回、もう1回チャンスがほしい。やっぱりまだ(コンディションが)100までいってないんで。100までもう1回上げて、もう1回タッグでもいいし、もう1回シングルでもいいから坂口と。船木でもいいからやらせてほしい。それだけです。」
【ディーノ、高山の話】
ディーノ「まあ、そういうことよね。プロレス界にもまだまだ夢のカードは転がっているってことよ。」高山「せっかくDDTに来たんだからね。」
ディーノ「ねー。そうよ。」
高山「あんな試合してもつまんないじゃん!」
ディーノ「ホント、そう。ちゃんとねおもてなししなきゃね!」
高山「ね!」
ディーノ「もうそれ以外に言うことはないわね。普通にDDTスタイルでやれば、DDTのタッグベルトなんだから当然にように私たちに来ますよ。ここからノーフィアーがちゃんと快進撃が続くわけだから、ちゃんとその感じを……もう今からスタートだからね! 先に言っておくわよ。この時点でちゃんと目を付けておかなきゃ遅れちゃうわよ。」
高山「もうさっきのやり取りで分かるでしょ? もうこっちのものだったじゃん。」
ディーノ「もう全然。」
高山「何を言っても(坂口&船木は)全然ダメだよ。」
ディーノ「もうシンプル。なぜかって言ったら、もう私には怖いものが一切ないもの。」
高山「本当にない。」
ディーノ「もうこれはイージーワークです。イージーワークのように、じゃあヨッちゃんお願いするわよ。」
高山「じゃあ次は絶対俺たちがベルトを獲りに行くぞ!」
二人「ノーフィアー!」
◇第8試合◇
▼シブサワ・コウ35周年記念「信長の野望~俺たちの戦国~」戦国武将マッチ/30分1本
○飯伏幸太[織田信長] 秋山準[上杉謙信] 関本大介[柴田勝家]with入矢麻衣[お市の方](14分57秒 片エビ固め)×高木三四郎[豊臣秀吉] 武藤敬司[武田信玄] 木髙イサミ[真田幸村]with徳田公華[松姫]
※フェニックススプラッシュ(試合終了後、退場した将軍たちだが高木だけが戻ってくる。
高木「DDT20年、ありがとうございました! 戦国武将祭りというイベントのご縁でさいたまスーパーアリーナでやりたいと思って今日開催することができました! 満員のお客さんじゃー! ありがとう! これだけの大勢に見送ってもらいたいと思います。引退します。もう思い残すことは何もないです。これだけのお客さんが集まった。俺がいなくてもDDTはもっともっと大きな団体になっていくと思っています。だからまったく悔いはありません。いや、ないといったら嘘になります。5年前にある場所に進出して、ある選手と闘いたいと思っていました。でも! ある場所に連絡しても返事がこないんです! もう思い残すことはないんだよ! だから、新藤! 引退の10カウントゴングを鳴らせ! 新藤、ためらうな!…いやためらえ! いやためらえ! 引退の10カウントゴングを!(1カウント鳴らさせる)まだだ! みなさん長い間、ありがとうございました。苦労をかけた選手・スタッフ、松井さん、今林さん、そして支えてくれた家族のみんな、ありがとう。それではみなさん、ありがとうございました」(こうして10カウントゴングが鳴らされるも、8カウント目で木曽レフェリーが電話をもって「ストップ! ストップ!」と亜門GMのもとに駆けつける。)
亜門「高木さん、ちょっと待ってください! たった今OKをもらえました」高木「あと2つだったのに!」
亜門「やっていいんですって! これですよ!(スクリーンには東京ドームの写真。さらに「路上プロレス in 東京ドーム開催決定!」の文字。)」
高木「本当に東京ドームからOKが出たのか?」
亜門「今きました! でも規制が厳しいみたいで早朝とか深夜になるかもしれないけど、やれるみたいです!」
高木「東京ドームさん、ありがとう!」
亜門「引退なんかしないですよね?」高
木「引退撤回! 引退なんかするわけねえだろ! 俺にはまだまだこの団体をデカくする夢と野望があるんだよ! オマエらあきらめちゃダメだぞ。すぐ潰れると言われた団体がさいたまスーパーアリーナを満員にしたんだ! DDTはまだまだデカくなってやる! 東京ドームで路上プロレスやるぞ! 俺の曲かけろ、ミュージックスタート!」)
◇第9試合◇
▼セキチューpresents DDT EXTREME級選手権ハードコアマッチ/60分1本
[挑戦者]○佐々木大輔(19分7秒 体固め)[第38代王者]×葛西純
※特大ラダーからのダイビングエルボードロップ
☆葛西が4度目の防衛に失敗、佐々木が第39代王者となる(試合終了後)
佐々木「エクストリーム取ったぞ。でもな、今はこのベルトはいらねえ(ベルトを放り投げる)。葛西純! 葛西さんよぉ! 生放送じゃいえない言葉だけど、アナタは最高に狂ってたよ! 葛西、葛西……(場内『カサイ』コール)うるせー! 今日勝ったのは俺だ! ここにEXTREMEのベルトがある! 俺たちDAMNATIONの反撃の始まりだよ! またこのDDT、俺たちが制圧してやるよ! いいか、よく聞け! 俺たちがDAMNATION、俺たちは群れない・媚びない・結婚しない! 俺たちがDAMNATION、そしてこの俺がカリスマ、佐々木大輔だ!」【佐々木の話】
佐々木「男なら有言実行! EXTREME獲ったぞオイ! 葛西純! 葛西純、テメー! これ生放送じゃねぇよな? 生放送? 違う! あのキ●ガイ、この野郎! うらー! 殺す気か、あのキ●ガイおい! 完全に気が触れちまってるよ。でもな、俺もちょっとだけ気が触れてたかもしれない。それがこれ(ベルト)だ。何か聞いてくれよオイ。」ーー試合後、葛西選手が「9月に第2子が生まれるんで死ねない。まだまだこれからも生き続ける」と言っていたのですが、群れない・媚びない・結婚しないがモットーの佐々木選手はそれを聞いて、何か思うところありますか?
佐々木「おめでとうございます。俺は変わらず、いつ死んでもいいよ。今日はきっと酒飲んじゃいけないけど、明日まで飲むよ俺は。明日になったら死んでるかもしれない。そしたらオイ! 棺桶にこれ(EXTREME級のベルト)入れてくれ。遺影はキャンディスとのツーショットにしてくれ! 俺の遺言だ。」ーーその棺桶に入れるベルトですが、誰を相手に防衛戦をやっていきたいとお考えですか。
佐々木「防衛戦なんかしねぇよ! あんなキ●ガイから獲ったベルト、誰にも渡さねぇよ。どうやったら渡さないか分かるか?」ーー防衛戦をやらない?
佐々木「そういうことだ!」ーーそれは会社側が許さないと思うのですが。
佐々木「大丈夫。防衛戦組まれても行かないから。最後にもうひとつ。このDDT、今アイドルとか、作り笑顔の野郎どもとか、未来がどうとか言ってる奴いるよな。俺はああいうのにウンザリしててよ。本当に刺激のまったくないプロレスライフを送っていたんだよ。そんな中で葛西純! 葛西純に感謝するよ。俺のプロレスインポが治ったよ。ビンビンだよオイ! それだけだ。」【葛西の話】「三つ取られたな。それぐらい分かってるよ。もうね、カリスマがどうこうっていうのは別にいいんだよ俺っちは。カリスマうんぬんっていうのは自分で言うもんじゃねえ。人が決めるもんだよ。そんなちっぽけのmのどうでもいいんだよ。こうやって! あんな狂った試合して、今こうして生きている! それだけで十分だ。でもまだ佐々木大輔に三つ取られたってだけで、俺っちは今日やってみてあいつより弱ぇとか強ぇとか思っちゃいねぇ。こうやって生きてる限り、またあいつにリベンジすればいいことだし。生きてるだけで儲けものだよ。生きてるだけで素晴らしいんだよ。まあ、こうして生きてる限り、あいつにリベンジするもよし、また他の人間がベルト巻いたら挑戦するもよし。これからも生きるから俺っちは! 9月に息子だか娘だか分からないけど、第2子が生まれるんで死んではいられないんだよ。まだまだ生き続けなきゃいけないんだよ俺っちは! 以上だ。これで終わりじゃねぇ!」
◇第10試合◇
▼グッドコムアセットpresents KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○竹下幸之介(31分28秒 クロスアーム式ジャーマンスープレックスホールド)[第60代王者]×HARASHIMA
☆HARASHIMAが4度目の防衛に失敗、竹下が第61代目王者となる(試合終了後、なんとか先に起き上がった竹下がガッツポーズ。HARASHIMAは頭を抱えた。)
竹下「闘っていただいたHARASHIMA選手、ありがとうございました。DDT20周年、僕はDDTが大好きです。DDTを見てプロレスラーになりたいと思い、今、20周年のメインのリングに立ちました。DDTのレスラー・スタッフ、みんなプロレスを命がけで愛しています。自分がデビューした時から期待の新人、プロレス界の未来と言っていただいて正直プレッシャーになっているところもあって、未来を見せると言い続けてきました。もうそんなこと言いません。これからもプロレス界の未来を見せていきます(涙)。HARASHIMAさん、本当にありがとうございました(竹下の握手をHARASHIMAが拒否して花道を下がった。グッドコムアセットの長嶋社長から賞金200万円が贈呈される)今日は本当にありがとうございました。今すべて出し切りました。もうこれ以上何も言うことはありません。試合ですべてを伝えたつもりです」(すると佐々木と遠藤が花道を闊歩して現れる。)
佐々木「竹下、今日はオマエが勝つと思っていたよ。コングラッチュレーション、おめでとう。オマエこそDDTの未来、プロレス界の未来だよ。なんていうと思ったか! 泣いてんじゃねえよクソガキ! テメエみてえなやつ、DDTのチャンピオンだと? ここにいるお客さん、神様が許してもこの俺が許さねえ! 次でテメエを終わりにしてやる! 次の挑戦者はテツヤだ」遠藤「竹下、いや竹ちゃん、感動のマイクのあとにすまんな。竹ちゃんさ、未来って何かわかる? 俺は未来が何かわかんないし、興味もまったくないんだよね。竹ちゃんさ、俺のこと目障りと思っているよね? 俺もお前のこと正直目障りだと思ってんだよ。だからせっかくそのKO-Dのベルト獲ったし、それを懸けて最高の潰し合いをしようぜ。どうだ竹ちゃん、いい返事してくれるかな?」
亜門「4・29後楽園を予定してました。どうでしょう、チャンピオン?」
竹下「…お客さんが決めてください! 見たいですか?(場内拍手)こんなに拍手があるってことは超満員札止めで間違いないですね。遠藤、いや、テッちゃん。次の4月の後楽園、KO-D懸けてやりましょう(亜門GMが決定をアナウンスする。)
遠藤「竹ちゃん、ずるいな。こんな大勢のお客さんを味方につけて。まあせいぜいトレーニングをお互い頑張ろうな。(佐々木と遠藤は退場。)」
竹下「さっそく次のタイトルマッチが決まったんで、首も足も痛いんですけど、明日からもゴールドジムで頑張りたいと思います。本当に!本当に!さいたまスーパーアリーナ、DDT20周年興行ありがとうございました!」
(するとカーテンコールへ。本日の出場選手がリングに集結する。HARASHIMAがダメージを引きずりながらリングイン。竹下の名前が最後にコールされた。)
竹下「これはどういう状況ですか?」高木「皆さん、今日はどうもありがとうございました! もう何も言いますまい。DDTはこれからももっともっといろんなことにチャレンジして大きくなっていきたい。DDTの未来だけでなく、プロレス界の未来も見せていきたいと思っています! メインで勝利した竹下、この場を締めてくれ!」(場内「タケシタ」コール。)
竹下「何締めですか?」
高木「一本締め」
竹下「大山さん、一本締めとは?…あぁ拍手のやつね(竹下は観客を起立させる)20年目以降もよろしくお願いします! お手を拝借!(と一本締め。)」
(場内に『Into The Light』が流れる。選手が引き揚げるとリングには竹下とHARASHIMAが対峙。竹下が右手を差し出すと、HARASHIMAは「もう一回やろう!」と答えて応じ、その腕を掲げた。HARASHIMAがリング下から引き揚げようとすると竹下が呼び止めて2人が揃って花道で退場。お客さんの握手に応えて引き揚げた。)
【竹下の話】
竹下「うーん、うーん、やり切りましたし、出し尽くしましたし、頑張れたと思います。HARASHIMAさんとタイトルマッチ出来る喜びももちろんあったし、この20周年の、さいたまスーパーアリーナのメインに立てるっていうのも嬉しかったし。何か皆さんの、DDTの選手、スタッフの期待も感じたし。対戦相手であるHARASHIMAさんも「竹下がどこまでついてこれるか」っていう期待があったと僕は思って試合をしていたので。すごくプレッシャーにもなりましたけど、それは自分がデビューしてから5年間、背負い続けていたプレッシャーなんで、ようやくDDTのみんなにも、お客さんたちにもひとつ期待し続けてくれた恩返しが出来たような、そんな気持ちです。」ーー試合後、マイクで「ずっとDDTの未来と言われたことにプレッシャーを感じていたが、これからはみんなでDDTの未来を創っていきましょう」と発言がありましたが、早速初防衛戦が遠藤哲哉選手に決まりました。以前はタッグを組んでいたライバルですが、王者として何か思うところはありますか。
竹下「うーん、佐々木選手が「遠藤哲哉だ」って言ったときに、僕のその時の気持ちは断ろうと思いましたね。GMが決めようが何をしようが。今日、僕タッグ選手権もモニターで見てましたけど、負けたわけですよね。石川修司という最強のパートナーがいながらタッグのベルトを巻けなかったわけで。で、自分が去年チャンピオンだったときに遠藤選手とタイトルマッチやってまだ1年も経ってないし、何か僕の中では竹下vs遠藤っていうのは取って置きたいカードなんですよね。だからそんなすぐにやりたくないっていう気持ちで、普通に断ろうと思っていたんですよ。でも何か遠藤選手がコメントをマイクでしてましたけど、「あ、何か変わったな。遠藤哲哉、変わったな」と思って。これならまた前回とは違う試合になると確信したので。で、お客さんの反応もすごかったので、ならやろうっていう気持ちです。」ーー改めてDDTの20周年記念興行をさいたまスーパーアリーナでやって、たくさんのお客さんの中でメインのリングに立った心境は?
竹下「ホント、感謝しかないですね。このDDTをやってにはお客さんがこうやって応援してくれる力が必要ですし、こんなにたくさんのお客さんに集まってもらって、祝ってもらって、その感謝がまずひとつ。あとDDTという団体、会社に感謝。じゃないと、自分もこうしてこんな大きな舞台に立ててなかったかもしれないですし。本当に……最近はトレーニングとかしていても、別にいい奴ぶるわけじゃなくて、本当に感謝の気持ちが大きいんですね。何か差し入れしていただくサプリメントとか、他の人はなかなか得られないもので。だから何か自分も一生懸命頑張って、本当に恩返ししたいという気持ちが今日一番強かったですかね。今日は本当に感謝です。ありがとうございます。」ーーリング上で感極まるようなシーンがありましたけど、どの辺りの思いで?
竹下「ハハハハ。あれはね、プレッシャーからの解放とかいろいろあったかもしれないですけど、まず言い訳なんですけど煽りVでグッとくるものがあって。今成(夢人)さんが作ったんですけど、今回のメインの煽りV。やっぱり自分は夢の中にいるみたいだなって思って。でもDDTの20年の歴史を感じてグッとくるものがあって。まあ一番僕がグッときた理由は試合後真っ先に駆け付けてくれたアントーニオ本多選手がですね、泣いていたことです。泣きながら自分を抱きしめてくれたことに感極まってしまいました。」ーー30分過ぎの勝負所で、そのアントン選手のバイオニックエルボーを出していましたが。
竹下「何か本能っていうのが、まずひとつ。で、やっぱりHARASHIMAさんとは最後、技のぶつかり合いというよりはどちらかと言うと気持ちのぶつかり合い。張り手で完全に記憶も飛んだし、その前の何かよく分からない技でも首がもげそうになりましたけど、最後は技じゃなんだな、気持ちのぶつかり合いなんだなってところで。でもそれは自分が去年、タイトルマッチを経験して、その時のチャンピオンの在り方っていう経験が大きかったかなと思うんですけど。でもやっぱり僕はバイオニックエルボーはDDTを象徴する技だと思っています。だから咄嗟に出ました。」ーーHARASHIMA選手の今日の攻めはいつにもなく激しいものだったが、その攻撃からDDTの20年の歴史みたいなものを感じることは出来ましたか?
竹下「うん。だから僕がずっと言い続けていた、今までで一番強いHARASHIMA選手で来てほしいっていう、その通りに来てくれたのが嬉しかった。単純に嬉しかったですね。やっぱり今も進化し続けているんだ、プロレスラーすごいなっていうのがありましたしね。だから、そこで勝てたっていうのは本当に嬉しいことだし。でも僕はこれで(HARASHIMAを)超えたとは思ってないんで。並んだ。だから僕の歴史は僕が創っていくし、HARASHIMAさんの歴史を塗り替えるわけじゃなくて、その横に並んで自分がそれをもうひとつ高い、大きな何かものにしていけたらいいですね。」ーーHARASHIMA選手は「負けてすぐなんだけど、もう1回やらせてほしい。すぐにベルトを目指す」とコメントしていました。
竹下「もうしばらくはやりたくないですけどね(苦笑)。もう本当に身を削りましたので。でもHARASHIMAさんまた必ず挑戦するから」って最後声をかけてくださったので、僕はその時が絶対来ると信じて待っています。」ーー最後、HARASHIMA選手を呼び止めて、二人で花道から帰られていましたけど。
竹下「今言った通り、自分はこの歴史を変えるんだっていう考えじゃないんで。自分も並びたい、自分も繋いでいきたい。その20年培ってきた歴史を自分も繋いでいきたいっていう気持ちで。あれで僕が一人で花道歩いたら、またちょっと違ってくると思うんですよ。20周年から俺の時代にするってことじゃないんですよ。僕がやりたいのは。だからみんなでもっと面白く、激しく、熱いプロレスをして本当にお客さんが満足してくれたらなって思っています。」ーー賞金200万円の使い道は?
竹下「200万円の使い道は、まずみんなで打ち上げに行って。打ち上げに使っても残りますもんね。何か僕を含め、若い選手のサプリメント代とか(苦笑)。僕自身は個人的な話をしますと、早く老人の街・巣鴨に引っ越したいっていう。その引っ越し資金に充てたいんですけど。でも200万円なんていう大きなお金はまだ早いんで、とりあえず会社に預けます。打ち上げでも行きましょう、みんなで。」DDT20周年記念興行がたまアリのメインアリーナで開催され、メインはHARASHIMAの保持するKO-D無差別王座に竹下が挑戦、序盤はグラウンドの攻防を展開するもリストロックの攻防でHARASHIMAが奪い返したところで竹下がエルボーを一閃、まさかの一撃を喰らったHARASHIMAはエプロンに逃れるも、竹下はエプロンでのDDT、マットのない床での垂直落下式ブレーンバスターとHARASHIMAの首にダメージを与え、リングに戻っても首攻めで竹下がリードを奪う。
竹下は花道にHARASHIMAを出してDDTを狙うが、堪えたHARASHIMAは花道での足横須賀を敢行、これで動きの止まった竹下に対しローキックで足攻めを展開し、竹下もゼロ戦キックで起死回生を狙うが、キャッチしたHARASHIMAはクロスヒールホールドで捕獲、テキサスクローバーホールドへ移行して竹下の動きを封じる。
HARASHIMAはローキックで攻め込むが、突進したところでHARASHIMAはスロイダーで投げ、逆水平からトラースキック、高速ドラゴンスープレックス、場外に逃れたHARASHIMAにノータッチトペを発射して再び自分の流れへと戻すが、ロープ越しのエルボー合戦の際にHARASHIMAは水面蹴りを放つと、スリングショット式ギロチンドロップを投下する。
リングに戻ったHARASHIMAはジャンピングカンフーキック、雪崩式ブレーンバスター、ミドルキックの連打、山折り狙いは逃れられても膝十字で捕獲、ファルコンアローと畳みかけるも、再度の山折り狙いは竹下がDDTで切り返し、ビックブーツからブルーサンダー、ぶっこ抜きジャーマンで譲らない。
HARASHIMAは突進する竹下にジャンピングハイキックを放つと、蒼魔刀狙いはキャッチされパワーボムで叩きつけられそうになるが、フランケンシュタイナーで切り返し、HARASHIMAが蒼魔刀を放てば、竹下もオレンジクラッシュで応戦する。
竹下は逆水平を放つが、HARASHIMAは胸を出して受ければ竹下はノド笛チョップを乱打、ダブルチョップ、ジャーマン狙いは堪えたHARASHIMAがハイキックからリバースフランケン、スタンディング蒼魔刀、蒼魔刀狙いをビックブーツで迎撃した竹下が雪崩式を狙うも、HARASHIMAは雪崩式リバースフランケンから蒼魔刀を放ち、スタンディングでの蒼魔刀狙いは、キャッチした竹下がなんとケニー・オメガを彷彿させるようなクロイツラスを決め、再度ジャーマンを狙うが、顔面へのバトンキックの連打で逃れたHARASHIMAが垂直落下式つるべ落としで脳天から突き刺し、側頭部へのローキック、スワンダイブ式蒼魔刀は竹下が両足での顔面キックで迎撃するが、竹下はダメージで立てない。
先に起きたHARASHIMAはミドルキックの連打、竹下は胸を出して受けキャッチし掟破りの山折りから蒼魔刀狙いは、HARASHIMAがスライディング蒼魔刀で迎撃しすがる竹下を何度も踏みつけるも、起き上がった竹下はエルボーを放てばHARASHIMAも打ち返す。
竹下はダウンするもアントンが乗り移ったようなバイオニックエルボーを炸裂させると、飯伏の奥の手の一つである人でなしドライバーで突き刺し、最後はジャーマンからクロスアームジャーマンで3カウントを奪い王座を奪取した。
HARASHIMAを狂乱させたうえで勝つことを目的とした竹下だったが、狂乱ではなくHARASHIMAは次第に怖さを見せつけていたものの、竹下はプレッシャーを跳ね除け王座を奪取しビッグマッチのメインという大役を果たした。セミのエクストリーム選手権は佐々木が場外の葛西にトペを狙うも、葛西はイスで迎撃しリング下に設置したテーブルに佐々木を寝かせてからのダイビングボディープレスでテーブルごと貫通させるなど葛西ワールドに佐々木を引きずりこんでいく。
劣勢の佐々木は葛西が熊手の上へのボディースラムを投げ返すと、トラッシュ缶での殴打、葛西の頭にトラッシュ缶を被せてイスで殴打、更にフロムコーナー・トゥ・コーナーで流れを変え、クリップラーフェースロックで捕獲するが、担いだ葛西はトラッシュ缶の上でのデスバレーボム、ラダーの上に佐々木を乗せてからのハーリー・レイス式ダイビングへっドバットを投下するなど自身の流れに戻す。
葛西はラダーに昇るが佐々木が追いかけて雪崩式ブレーンバスターを決めると、葛西にイスを投げ渡してからのスーパーキック、場外にイスをに6脚設置、その上に工事現場用のフェンスを置いてから、エプロンからの断崖式河津落としを敢行も自らも大ダメージを負ってしまう。
佐々木は超特大ラダー、工事現場用フェンスをリングに入れ、コーナーに設置したテーブルに葛西の脳天を貫通させると、ラダーを首にかざして回転を狙うが、葛西はラダーごとジャーマンで投げてからリバースタイガードライバー、ラダーからパールハーバースプラッシュを投下も佐々木はかわして自爆。
今度は佐々木がラダーからのダイビングエルボーを狙うが、起き上がった葛西が阻止を狙うも、佐々木は雪崩式回転エビ固めで叩きつけてからフェンスの上に倒れている葛西にラダーからダイビングエルボー、フェンスの上でのNOW OR NEVERを決めてから葛西をテーブルに寝かせてからの、特大ラダーからのダイビングエルボードロップで3カウントを奪い王座を奪取、最後は佐々木が葛西を称えてから、いつものヒールぶりに戻ったが、佐々木にしても相手のフィールドであるエクストリームで葛西に勝ったのは大きかった。注目のディーノvsライアンの世界一ヤバいヤツ決定戦は、ダークマッチ後でワンチューロからヨシヒコがアイアンマン王座を奪取するも、ヨシヒコはバックステージでコタツに入って寝てしまいこたつが王座を奪還するも、通りかかったライアンがコタツの足を掴んでのチ●コ投げで3カウントを奪い王座奪取、これによって急遽アイアンマン王座がかけられることになり、トランプさんが全編英語による煽りパワポでルールが説明され、ヤバイ下ネタにはバックステージに待機している自称・下ネタ嫌い松井レフェリーのチェックが入ることになっただけでなく、ライアンが特大スイッチを持ち出して「お友達のアスホールに爆薬を仕掛けた。俺がボタンを押したら20分以内に爆発する」と20分以内にディーノが勝たないと拉致された山里亮太さんの肛門を爆破すると予告、スイッチを押してカウントダウンが始まるも、なぜか試合前に国歌斉唱が行われ5分が経過してしまう。
試合はライアンのチ●コ投げにディーノが苦戦、用意されたアルゼンチン、ブラジル、台湾の放送席が破壊されてしまう。そこで放送席で実況していた星誕期、ワンチューロ、レッカがライアンに詰め寄るがライアンはまとめてチ●コ投げで投げると、ディーノにも狙うが、ディーノは股間クロースラムで投げると、大石が尻を出してコーナーに設置され、各コーナーにも星誕期、ワンチューロ、レッカが設置されるとディーノはライアンをリップロップで捕らえるが、これは下ネタと判断した松井レフェリーがリングに向かうも、トランプさんが立ちはだかり、殴りあった末に感情が芽生えキスをして食い止める。
ディーノはライアンの取り出した。ロリポップキャンディーをワンチューロと誕期のケツに突っ込んでからライアンの口に入れてしまうと男色ドライバーで3カウントを奪い勝利、試合後はノーサイドとなり、山里さんの存在を忘れたかのようにスイッチを捨ててしまう。忘れ去られた山里さんはロケット花火3本で無事肛門が爆破され、休憩開けには亜門GMやササダンゴマシンが激怒する山里さんに平謝りとなった。大山峻護プロレスデビュー戦は大山は先発を買って出て東郷相手にグラウンドの攻防を展開、しかし場外戦になるとMMAにないイス攻撃を喰らって失速すると高山と共に集中攻撃を浴びる。
窮地を脱した大山はKUDOに交代、KUDOが盛り返した後で交代を受けるが、明らかにスタミナ切れが目立つも、高山相手に大外刈りからスリーパー、払い腰を連発するが、東郷が垂直落下式ブレーンバスターを喰らうと、ダブルインパクトまで喰らい窮地に立たされる。
それでも立ち上がった大山は高山と殴り合いになるも、高山のニーリフトを喰らうとエベレストジャーマンで3カウントとなり、プロレスデビューを勝利で飾れなかった。セミ前に行われたKO-Dタッグ選手権で石川のパワーの前に苦しんだ坂口がコーナーからのダイビング式神の右膝で石川から3カウントを奪い王座防衛も、高山&ディーノ組が挑戦を表明したが、あのディーノと船木の対決はある意味興味深いカードになるかもしれない。
最後に戦国武将マッチで飯伏に敗れた高木は引退を表明しテンカウントが叩かれる寸前になると、東京ドームでの路上マッチが決定となると引退を撤回となった。
DDTも20周年を迎えたが、自分がDDTのプロレスを見たのは2007年の「愛プロレス博」「マッスル」の昼夜興行でDDTの世界観に触れて「これは面白い」と感じさせたが両国、武道館、遂にたまアリに進出するなど、ここまで大きくなるとは思っても見ず、また日本マット界のキャスティングボードを握る一角になるとは思っても見なかった。
ドームでの路上プロレスは、いつか進出する東京ドーム興行への第一歩、果たしてDDTはこれかもどんなファンタジーを見せてくれるか楽しみであるさいたまスーパーアリーナ大会、たくさんの応援ありがとうございました。再びKO-D無差別級のチャンピオンになることができました。皆さんの応援に感謝です。ここからの防衛ロードもがんばっていきます。また見に来てください。プロレスはおもしろいから。#ddtpro pic.twitter.com/AKG1JAu1Z5
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年3月20日さいたまスーパーアリーナ大会、応援ありがとうございました!
…また頑張ります!!! pic.twitter.com/mjWH1tyFPH
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2017年3月20日高木大社長、DDT20周年おめでとう!しかし、甲冑付けてから小便いけないから苦労したよ! pic.twitter.com/atQ6wbYBAx
— 武藤 敬司 (@muto_keiji) 2017年3月20日プロレスを続けていて本当に良かったなと思える一日でした。一瞬だけ引退しても良いかなと思いましたが即、撤回しました(笑)。おかげさまで20周年を迎えることができました!応援して頂いてるファンの皆様と選手、スタッフの皆に感謝です!これからのDDTにもご期待ください!#ddtpro pic.twitter.com/8J6QrfReLY
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年3月20日