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ジ・アグレッションが公式戦初黒星!グローバルタッグリーグ戦2017名古屋大会公式戦結果
4月29日 NOAH「グローバル・タッグリーグ戦2017」 愛知・名古屋国際会議場 455人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「グローバル・タッグリーグ戦2017」公式戦/30分1本
[3勝2敗=4点]○潮崎豪 小峠篤司(14分50秒 体固め)[1勝5敗=2点]清宮海斗 X野村卓矢
※ショートレンジ豪腕ラリアット【試合後の潮崎&小峠】
小峠「ちょっとヒヤっとしたけど…。点数的にまだ希望あるの? あるんだ。まぁ何回も言うように希望があろうが無かろうが全力で戦うし、希望があるんやったらもちろん狙うは優勝やから。このグローバル・タッグリーグを盛り上げるために俺は全力で戦うって誓ったから。でも優勝が欲しい。やるんやったら優勝や」潮崎「俺たち二人のタッグ、このタッグリーグ戦でもっともっと作り上げていって、上にあがっていく。このタッグリーグ戦が終わった後に、俺たちのことが忘れられなくなるような、そんなリーグ戦にしてやるからな。もちろん優勝だ!」
小峠「よし! あと2戦いくぞ!! 荒〜れ〜る〜ぜ〜! 止めてみなっ!」
潮崎「俺たちをナメるなよ!」
▼「グローバル・タッグリーグ戦2017」公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○コーディ・ホール ランディ・レイン(8分40秒 体固め)[4勝2敗=8点]X丸藤正道
マイバッハ谷口
※合体式レイザーズ・エッジ【試合後のコーディ&レイン】
レイン「ランディ・レインとコーディ・ホールは今夜も証明してやった! グローバル・タッグリーグ戦を優勝できるだけのチームであることを。その前に! GHCタッグチームタイトルを獲ることができることも証明してやった。リビングレジェンドのマルフジを倒してな! チャンプスを倒したんだ。日本を離れる前にリーグ戦を優勝してベルトまでかっさらう!」コーディ「俺たちを見ろ。お前ら俺たちが誰だか分かってんのか? 俺の首や肩にも届かないチビどもに、それなりの報いを受けさせてやっただけだ。俺がこのグリーンのリングの面倒をみてやる」
▼「グローバル・タッグリーグ戦2017」公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]杉浦貴 ○拳王(17分52秒 片エビ固め)[4勝1敗=8点]中嶋勝彦 Xマサ北宮
※ダイビングフットスタンプ【試合後の杉浦&拳王】
――拳王選手は一騎打ちで3月に敗れている北宮に雪辱した形となったが?杉浦「また負けたこと言ってんぞ?」
拳王「また負けたこと言ってんのかテメー! 3月に負けた? 負けたことばっかり言ってんじゃねえ! このクソヤロー!」
――借りを返そうとして戦っていたわけではない?
拳王「もちろんそうだよ! あんなヒゲモジャクソヤロー、眼中にねえんだよ。とりあえず今日得点2がついただけだバカヤロー」
――無傷だったアグレッションを止めて事実上の首位に立ったが、これも当然の結果?
杉浦「あ? 当然? 1敗がいらなかったけどな。そこそこいい結果だよ」
――チームとしての手ごたえも組めば組むほど
杉浦「問題ないよ」
――明日の大阪ではGHCタッグ王者の…
杉浦「おう。チーム名はなんだ?」
――MAKETA RA OWARI…
杉浦「負けたら終わりだからな。終わらせてやるよ」
――今日も負けたようだが…
杉浦「もう終わってんじゃねえか(笑) 何回負けたら終わるんだよ。今日で何回負けたんだよ?」
――2回目だが…
杉浦「じゃあ“3 KAI MAKETA RA OWARI"にしろ。だったら俺たちに負けて3回目で終わるから」
――負けたら解散して、ベルトも返上してもらう?
杉浦「おう。ベルトも返してもらうよ」
――タイトルマッチのつもりでやると…
杉浦「だからテメーさっきからそうやって言ってんだろ!」
拳王「テメー何年やってんだこの仕事」
杉浦「(※薄毛の記者に)何年だ?」
――じゅう…
杉浦「そういうこと聞いてんじゃねえよ! 何年やってんだよ」
――じゅう…
杉浦「そういうこと言ってんじゃねえつってんだよ!」
拳王「ちゃんと謝れ!」
――すみませんでした
杉浦&拳王「まぶしーんだよテメー!!」
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優勝決定戦はジョーvs石川に!チャンピオンカーニバル2017広島大会公式戦結果
4月29日 全日本プロレス「2017チャンピオン・カーニバル〜旗揚げ45周年記念シリーズ〜」広島・マリーナホップ 509人超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗2分=8点]○真霜拳號(6分49秒 無道)[2勝4敗=4点]X野村直矢【真霜の話】「これで勝ち点8点! よーし、今日は勉強してきたぞ。これで俺、トップになっただろ、現時点で。あとは今日のメインだっけ? 石川vs大森次第だ。大森さん! 信じてますよ。絶対勝ってください。信じてますから!」
【野村の話】「昨日、世界タッグチャンピオンのボディガーさんに勝って、勢いついたと思ったけど、やっぱりそんな甘くないなと思いました。公式戦、全部終わったけど、獲った2勝はかなりでかいと思います。俺はつなげていきますよ。世界タッグチャンピオン、ボディガーに勝った。俺は必ずチャンピオンベルトを追いかけます」
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○諏訪魔(6分14秒 体固め)[2勝4敗=4点]X橋本大地
※ラストライド【諏訪魔の話】「よし、あとはメインの結果次第。いけるっていう可能性は残った。あとはもう祈るしかないね。(初シングルとなった大地の印象は?)うん、STFとかさ、シャイニングとか、久々に俺も食らったっていうかね。これから伸びてくる感じはするな。何か胸に訴えてくるようなものはあるんでね。何年後かやったら楽しみだなと思いますね。(蹴りも強烈だった?)あれ体重が増えてきたら怖くなるな。まぁ、たらればの話なんでね。これからは奴自身だろうし。また面白い若いのみつけたな。何かイメージが大日本に行く前のイメージがあったんでね、目にしたのが。どこの団体も若いのが伸びてきてるんだなというのは思いましたね」
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○ジョー・ドーリング(6分22秒 エビ固め)[3勝3敗=6点]X崔領二
※レボリューションボム▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○ゼウス(11分27秒 片エビ固め)[3勝2敗1分=7点]X関本大介
※ジャックハマー
☆Aブロックはジョーが優勝戦進出へ【ゼウスの話】「(去年の決勝カードで1年前の借りを返したが?)借りを返したという気持ちはさらさらないんですけど、キャリアは違っても自分と同世代の選手の中で日本一のレスラーやと思ってる相手なんで。大きな壁を初めて超えた。関本選手に勝ち、ジョー・ドーリングに勝ち、宮原健斗選手に勝ったというのは物凄く自分の中でレスラーとしての財産だと思いますね。(今回の悔しさも含めリーグ戦の経験を今後に活かすと?)そうですね。まだまだ反省点だらけなんでね。前をみて、いろいろ反省するべきところはして前を見て歩んでいきたいと思います。ありがとう! 今日も人生は祭りやで。わっしょい、わっしょい、わっしょい!」
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗1分=9点]○石川修司(16分37秒 エビ固め)[1勝4敗1分=3点]X大森隆男
※スプラッシュマウンテン(試合終了後、石川が勝ち名乗りを受けていると、リングサイドにジョーがやってきた
ジョー「石川、明日勝つのは俺だ。俺がトップに立つ。お前の全日本プロレスでの戦いは明日で終わりだ」石川「ジョー、明日の優勝決定戦、博多の街が壊れるような試合しようぜ。でもな、最後に勝つのは俺だ」
(ジョーが退場)
石川「わたくし全日本のリングで締めるのは初めてでございます。さっきも言った通り、明日チャンピオン・カーニバル優勝決定戦ありますので、皆さん、ぜひ来てください。これからもフリーの立場ですが、全日本プロレス盛り上げるために一生懸命戦っていきたいと思いますので、これからもご声援よろしくお願いします。3、2、1、俺たちはでかい!」【石川の話】「いやあ、やっぱり強いですね。あれだけアックスボンバー食らうと首が痛い。でも本当にめちゃくちゃ充実感ありますね、チャンピオン・カーニバル。僕の中で過去最大ですし、プレッシャーとかいろいろあった中でこうやって勝ち星増やして、明日、優勝決定戦に出れるのはレスラー冥利に尽きるんで。明日ジョーと。いやあ強いですね。気になる選手だったんで公式戦ずっと見てましたけど強い。パワーじゃ分が悪いですけど、スピードとスタミナだったら何とか俺の方が勝ってるんじゃないかなという部分があるんで、それを考えながら明日、最後にリングに立っていたいなと思います。(強いジョーに勝てば勝ちある優勝になりそうだが?)そうですね。でもあまり優勝ってことを気にしすぎると勝てない相手だなという気もするんで。ホント最強の人間がきたなと思ってるんで楽しみです。お客さんに楽しんでもらって、お客さんを納得させたうえで勝てればなと思ってます。(それはリング上で言った博多の街を壊すような戦いだと?)日米怪獣決戦なんで。アメリカのゴジラよりも日本のゴジラの方が強いというのをみせたいなと思います」
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内藤が粘るジュースを振り切り王座防衛も、EVILを破った棚橋がエアレターで挑戦表明!
4月29日 新日本プロレス「レスリング豊の国 2017」大分・別府ビーコンプラザ 2570人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー 川人拓来(7分28秒 逆エビ固め)タイガーマスク 北村克哉 ×海野翔太◇第2試合◇
▼20分1本
ロッキー・ロメロ ○バレッタ(8分0秒 エビ固め)金丸義信 ×エル・デスペラード
※ストロングゼロ◇第3試合◇
▼20分1本
○SANADA BUSHI(6分24秒 Skull End)田口隆祐 ×ヨシタツ◇第4試合◇
▼20分1本
タマ・トンガ ○タンガ・ロア 高橋裕二郎(8分39秒 片エビ固め)天山広吉 小島聡 ×デビット・フィンレー
※エイプシット◇第5試合◇
▼20分1本
後藤洋央紀 YOSHI-HASHI ○ウィル・オスプレイ(9分26秒 片エビ固め)鈴木みのる タイチ ×TAKAみちのく
※オスカッター◇第6試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ 石井智宏 矢野通(13分11秒 片エビ固め)バットラック・ファレ ケニー・オメガ ×チェーズ・オーエンズ
※レインメーカー◇第7試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第76代王者]○高橋ヒロム(16分29秒 体固め)[挑戦者]×リコシェ
※TIME BOMB
☆ヒロムが4度目の防衛に成功【ヒロムの話】「(※インタビュースペースにたどり着くなり仰向けに寝転がって)リコシェ、あれは人間じゃねえな。人間じゃねえ。いままで世界でいろんなハイフライヤーとやってきたけど、あれは人間じゃなかった。あれ、何の生まれ変わりだよ? 人間か? 宇宙人なのか? もしあれが人間だとしたら、あいつの前世は間違いなく猫だよ。猫、あの動きは猫だよ。猫ちゃん、猫ちゃんだよ。あの動きは間違いない。猫が大好きな俺にはわかるよ。はあ、もう当分は、あんなのとやりたくないよ。凄すぎた。まあ、俺はリコシェのことを心からリスペクトするよ。あれは素晴らしい。パーフェクトな人間……いや、人間じゃねえな、パーフェクトな猫だ。いやあ、こんな試合をしてもさ、きっと言うんだろ? 『危なすぎる』だとかさ、『危険だ』とかさ。今、なに、そういうのがはやってんの? そうやって、『危険』とかって言って、『危ない、危ない』って言って、その割にいい試合しようとかっていう、そういうのがはやってんのか? 何だか知らないけどさ、俺たちは新日本プロレスで闘ってるレスラーだよ。な? ここまで来るのによ、何千回も、何万回も受け身とってんだよ。俺は、あえてもう1回言わせてもらうよ。(※ゆっくりと上体を起こしながら)俺たちはプロレスを愛してる。俺たちと同じぐらい、お前らもプロレスを愛してるんだったら、俺たちの闘い、もっと楽しまなきゃ損だぜ。俺の言ってる意味わかるか? 心の底から叫んで、暴れろ。そして、楽しめ。じゃなきゃ、心の底から、人のこと応援できねえだろ? 心の底から、人のこと愛せねえだろ? 俺たちのこと、もっと愛してくれよ。(※ゆっくりと立ち上がりながら)あ、そうだ、この後、EVILさんと内藤さんの試合だろ? 見なきゃ。いつまでも長々とコメントしてる場合じゃないよな。ありがとよ、お前ら。ああ、でも、どうせ最後に内藤さんと大合唱やるんだったら、俺(リングに)行けるかな? 先にここでやっちゃおうかな? Nostros(ノストロス=俺たちは)、LOS INGOBERNABLE~S de Ja…………ニャ~」
【リコシェの話】「(※インタビュースペースに座り込んで、左手首に巻かれていたテーピングをゆっくりほどきながら、つぶやくように)なんて言ったらいいのかわからない……。わかるかな、この何も感じなくなってしまった感じ……。俺の首も、肩も、足首も、ほかのパーツも、悲鳴を上げてるんだけど……。せっかくのチャンスだったのに……。これまでも2回チャンスがあったけど、その時以上に今は打ちひしがれている……。せっかくのチャンスを……。これまで以上に、この階級では衝撃を与えてきたのに……。今回こそはいけると思ったのに。ここにたどり着くまでの4年で、最大のものだったのに……。ああ、俺は最後の最後には何も与えてもらえないのだろうか……。これで十分なのかな? はあ、もう言葉もなくなってしまったよ……(※ゆっくり立ち上がって、うなだれながら控室へ消えていった)◇第8試合◇
▼30分1本
○棚橋弘至(18分46秒 片エビ固め)×EVIL
※ハイフライフロー【棚橋の話】「今の俺に、2段飛ばし、3段飛ばしのステップアップは、よほど会社のプッシュがないと上がれないことだから。まずはEVIL。一つずつ上っていくだけ。別府で、こんなにたくさんのファンがいて、スゲーうれしいし。ただね、もっといけると思う。もっと盛り上げて、これよりも多くのお客さんで(試合に)臨んで。ぜいたくだけど、もっとたくさんの方が楽しいし、みんなに喜んでもらえるし。そういう世界は、俺が今までやってきたことプラス、さらにアルファが必要だから。まだ、その野望はついえてないから」
◇第9試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第15代王者]○内藤哲也(26分42秒 片エビ固め)[挑戦者]×ジュース・ロビンソン
※デスティーノ
☆内藤が4度目の防衛に成功(試合終了後、内藤がマイクを握ると、花道に棚橋が登場。そして、リングに上がると、内藤は挑発するようにマイクを棚橋に差し出す。)
棚橋「内藤、オマエに気持ちが伝わるように、手紙を書いてきた(そこにはない手紙を開けるような手振りを見せる)読ませてもらう。拝啓、内藤哲也殿。あなたに負け、東京ドームでとどめを刺されました。が、いまこうしてここに戻ってきました。あなたのベルトを投げたり蹴ったりするのは、正直嫌いです、コノヤロー。いまここで、このベルトに挑戦を表明します、コノヤロー。つべこべ言わず、俺の挑戦を受けろって言ってんだよ、コノヤロー! 敬具、棚橋弘至」内藤「棚橋選手、いま、ウケ狙いの挑戦表明、この場でしっかり耳に聞かせていただきました。俺の答え、もちろんわかるよな? 会場のお客さんももちろんわかってますよね? 俺の答えは、もちろん、トランキーロ! あっせんなよ!(棚橋と至近距離でにらみ合いを展開する)というわけで、俺は試合が終わったばっかだから疲れてんだよ。カンサードなんだよ。そして、この会場のお客様は、あなたの挑戦表明なんかどうだっていいんだよ。締めの大合唱を楽しみにして、席に座って待ってくださってるんだ。申し訳ないけど棚橋選手、さっさと帰れよ(これに対して棚橋は苦虫を潰したような表情を浮かべてからリングを降り、花道を下がる)ブエナスノチェス、ベップー! 約5カ月ぶりの別府大会、そして大分で初めてのビッグマッチ。みなさま、堪能していただけましたでしょうか。この別府ビーコンプラザにお集まりくださったみなさま。九州で今年初めての大合唱、みなさま、心の底から思う存分、叫んでください。EVIL、BUSHI、SANADA、ヒロム、イ・ナイトウ。ノスオトロス、ロスインゴベルナ~ブレス! デ・ハポン!!」
【内藤の話】「(※用意されていたイスを蹴飛ばして)ジュース・ロビンソン、彼の気持ちは、意地は、しっかり感じ取れたよ。今まで感じたことのないぐらい、力強いジュース・ロビンソンだったよ。ま、彼は今頃、控室で、俺に感謝してるんじゃない? だってさ、俺が対戦相手だったから、彼はビッグマッチのメインイベントに出れたんだよ。ジュース・ロビンソン、俺に感謝しろよ。それから、最後に出てきた棚橋弘至。彼は確かに、セミファイナルでEVILにシングルマッチで勝ったよ。でもこれってさ、『NEW JAPAN CUP』のリベンジマッチでしょ? 要するに1勝1敗だろ? 彼のどこに挑戦できる権利があるんだよ。俺は認めないから。ま、棚橋が挑戦表明した時点で、俺、昔言ったったけど、新日本プロレスは棚橋が言ったことがすべてだからね、きっと挑戦、認められちゃうんでしょ? でも、俺はこれはっきり言っとくよ。俺はインターコンチネンタルチャンピオンとして、棚橋弘至の挑戦は認めません。
あと一つ、最後に、今日、別府ビーコンプラザの会場の皆様、ご覧になりましたか? たくさんのお客様で埋まってたよ。でもさ、残念ながら、超満員札止めにはならなかった。スゲー悔しいよ。もしかしたらさ、東京ドームを超満員にするよりも、ここ別府ビーコンプラザを超満員にする方が難しいかもしれない。それぐらい大きな会場だからね。この悔しさは、絶対忘れないよ。近い将来、必ず我々、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの力で、ここ別府ビーコンプラザを超満員札止めにしてみせるよ。ま、一ついい目標ができたかな。ま、そういうわけで、俺さ、明日も試合あるから。そろそろ帰るわ。Hasta manana(アスタ・マニャーナ=また明日)、Adios!(アディオス=さようなら)」【ジュースの話】「(※岡と川人に両肩を抱えられて戻って来て)負けて何か言えっていうのは厳しいね。またまた負けてしまった。ファンの気持ちに応えられなかったし、家族の思いにも応えられなかった。それ以上に、自分の気持ちに応えられなかったのが悔しい。俺にとって、人生で最大の夜になるはずだったのに……。俺を応援してくれたすべての思いは届いてたけど、応えられなかった。でも、もう2度とこのようなことはない。とりあえず、ここまでの物語は今日でいったんピリオドだ。今日はゆっくり休んで、さらに素晴らしいレスラーになって、また次の物語を歩んでいくよ。みんな、ありがとう」
【棚橋の話】
棚橋「うっとおしいのが、俺の真骨頂なんで。まあ、大阪と同じシチュエーションだったらば、何か変化をつけて、棚橋であろうと。これはね、タグチジャパンの成果ですよ。もっと広げたいんだよね、プロレスを。それをやりたいのは俺だし、やれるのは俺しかいないから」――それをするのに、いまの内藤選手はもってこいの相手だと?
棚橋「ん~……。会場の空気がすべてですよ」新日本が大分でビッグマッチを開催しセミは棚橋がEVILと対戦、両者は3・11愛知で行われた「NEW JAPAN CUP」の1回戦で対戦しEVILのまさかの毒霧を浴びた棚橋が敗れ、今大会で再戦が組まれた。
棚橋は後入場のEVILに奇襲をかけて試合開始となるが、再び場外戦となるとEVILが棚橋の首にイスをかざしてからのEVILホームランを決め、リングに戻っても棚橋の張り手を受け流してダブルチョップ、首をねじ切るかのフェースロックと首攻めを展開する。
棚橋は旋回式クロスボディーからドラゴンスクリュー、フライングフォアアーム、青天井エルボー、サンセットフリップ、太陽ブローと得意のパターンに持ち込むも、セカンドロープからのサンセットフリップは足をすくわれて阻止され、EVILは棚橋の蹴り足をレフェリーにキャッチさせてトラースキック、コーナーからダイビングラリアットとすぎ自身のペースへと戻す。
棚橋は顔面かきむしりで反撃し、逆上がりで場外へ追いやりコーナーからハイフライアタックを発射、リングに戻った棚橋はスリングブレイド狙いはEVILが阻止してフィッシャーマンズバスター、膝立ちでのエルボー合戦は棚橋が競り勝つも、スリングブレイドはかわされ、EVILは対角線からラリアット、棚橋はEVILのフェースロック狙いは阻止してドラゴンスクリューで阻止を狙うが、堪えたEVILはフェースロックで絞めあげる
EVILはEVIL狙うが棚橋が阻止してツイストアンドシャウト、スリングブレイドと畳みかけ、ハイフライフローを狙うがSANADA、BUSHIが乱入で阻止され、海野レフェリーもKOされてしまう。
しかしBUSHIの毒霧はSANADAに誤爆すると、田口が駆けつけてヒップアタックでSANADA、BUSHIを排除、棚橋はドラゴンスープレックスも海野レフェリーはまだ戻らず、棚橋がハイフライフローもEVILが剣山で迎撃され、EVILはダークネスフォールズを決める。
EVILはEVILはEVILは棚橋が阻止、ラリアットを強引にヒップトスで投げた棚橋はハイフライアタック、ハイフライフローで3カウントを奪い、リベンジを果たす。メインは内藤の保持するIWGPインターコンチネンタル王座にジュースが挑戦、場外戦でジュースが内藤を鉄柱に叩きつけるが、鉄柵攻撃で反撃した内藤が鉄柵に足を固定して扉を蹴って挟み、鉄柵に足に固定してエプロンからミサイルキックと足攻めを展開、リングに戻っても膝への関節蹴りやクランチループ、リバースインディアンデスロックなどで試合の主導権を握る。
劣勢のジュースはコーナーミサイルはジュースがキャッチしてプリンズズスロウンで反撃するが、内藤の関節蹴り、キャノンボールの自爆で流れがつかめない展開が続く。だがジュースは場外戦で突進する内藤をエプロンめがけてのスパインバスターで叩きつけ、鉄柵へ叩きつけてからのキャノンボール、リングに戻ってもトルネードDDTを決める内藤にジュースはテキサスジャブで応戦、だが内藤も低空ドロップキック、関節蹴り、ニークラッシャー、膝裏への低空ドロップキック、変形のレッグロックでジュースを追い詰める。
内藤は雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、ジュースは雪崩式パワーボムで切り返し、パワーボムからパルプフリクションを狙うも、阻止した内藤は浴びせ蹴りを一閃、ジュースもラリアットから再度パルプフリクションを狙うが、また阻止され、プリンスズスロウン狙いも内藤はデスティーノで切り返す。
内藤はデスティーノを狙うが、阻止した内藤はジャックナイフ式エビ固めで丸め込み、ジャンピングエルボーを狙うと、キャッチしたジュースはバックブリーカーからナックル、パルプフリクションを狙う。しかし内藤はデスティーノで切り返して3カウントを奪い王座を防衛、ジュースは健闘したが内藤からリードを奪うまでには至らなかった。試合後に棚橋が登場し内藤への気持ちをしたためたエアレターで挑戦を表明した。だがリング上では内藤は返事せず、バックステージでのインタビューでは新日本の思惑には乗らないとばかりに挑戦を拒否する姿勢を見せた。
挑戦は拒否したとしても内藤にとって棚橋は時代は終わらせたとしても気になる存在であることも事実、セミで棚橋が存在感を示したことで内藤にとっても大きなプレッシャーにもなっていた。
挑戦は拒否したが時代を終わらせても、内藤の中にある棚橋という存在は払拭させたわけでない、棚橋という存在がいる限りは内藤は見えないプレッシャーから逃れることは出来いのかもしれない。第7試合のIWGPジュニアヘビー級選手権は開始早々リコシェがトペスイシーダ、サスケスペシャルとファイヤーバードスプラッシュと仕掛け。ヒロムもリコシェのペナドリラー狙いをかわしてTIME BOMBを狙うが、リコシェは阻止してハンドスプリングを狙うも、キャッチしたヒロムはジャーマンで投げ、エプロンに立ったリコシェにスピアー、場外に落ちたところでヒロムがエプロンダッシュでジョン・ウーと反撃する。
リングに戻るとラゴンスクリューから足四の字風のジャベで足攻め、序盤から一転してじっくりとした展開となるが、串刺しを迎撃したリコシェは前転してからドロップキック、リコシェは串刺しエルボー、619、スワンダイブ式エルボースラッシュ、ロープ越しのハイキックを放つ、ヒロムもリコシェのスワンダイブを阻止して断崖式回転エビ固めを狙うが、リコシェは断崖式フランケンシュタイナーで切り返し、リングに戻ってヒロムのサラマンダー狙いも雪崩式リバースパワーボムで切り返す。
ヒロムはエプロンでデスバレーボムを敢行すると、ランニングセントーン狙いはリコシェがキャッチして場外でノーザンライトスープレックス、ブレーンバスターの連続技を敢行する。
両者は打撃戦、追尾合戦からリコシェがドリームキャストを決めると、ノーザンライトスープレックス、ブレーンバスターの連続技はヒロムが連続ジャーマンで切り返す、デスバレーボム狙いはリコシェが阻止しDRAGON GATEのYAMATOの必殺技であるギャラリアを決める。
リコシェはシューティングスタープレスを投下するが、ヒロムは剣山で迎撃すると、リコシェの突進をコーナーへフロントスープレックス、旋回式のTIME BOMB、TIME BOMBを狙うが、着地したリコシェはペナドリラー2ポイントを炸裂させ630°スプラッシュを投下もまたしても自爆となってしまい、最後はヒロムがカナディアンデストロイ、コーナーへのデスバレーボム、TIMEBOMEで3カウントを奪い王座を防衛した。LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/wUUstFkJZ9
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2017年4月29日【Él es un gatito!】
ーTicking Time Bombー#TickingTimeBomb#もっともっともっともっともっともっともっと pic.twitter.com/m8JKD6rdih
— TIME BOMB 髙橋ヒロム (@TIMEBOMB1105) 2017年4月29日The fact that the Japanese commentators were calling me "Mr. Perfect" is really amazing to me. Thank you.
— King Ricochet (@KingRicochet) 2017年4月29日 -
遠藤が追い詰めるも首の皮一枚破れず…竹下が死闘の末、60分フルタイムドロー!
4月29日 DDT「MAX BUMP 2017」後楽園ホール 1635人 超満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇アンダーマッチ◇
▼15分1本
○上野勇希(4分8秒 エビ固め)下村大樹
※ドロップキック◇第1試合◇
▼DDT EXTREAM級王座時期挑戦者決定5WAYマッチ/30分1本
○アントーニオ本多(7分6秒 首固め)ロイズ・アイザックス
※あと3人は石井慧介、ヤス・ウラノ、岩崎孝樹◇第2試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合~平田一喜のみ敗者国外追放マッチ/60分1本
[第29代王者組]大石真翔 勝俣瞬馬 MAO(6分5秒 横入り式エビ固め)[挑戦者組]高木三四郎 大鷲透 ×平田一喜
☆大石&勝俣&MAOが2度目の防衛に成功、平田のいつでもどこでも挑戦権が大石に移動(試合終了後、試合後、ディーノとアイザックスが乱入し、アイザックスが大石にリップロックからミラクルアスで腕をヘシ折ってしまう。)
亜門「次々試練がやってくるんだね。あれはたぶん挑戦表明だから。まあ頑張って」大石「僕たちアイドルはどんな試練を突きつけられても、腕は俺も心は折れません!」
亜門「ところで平田、国外追放決まっちゃったな」
平田「いやいや、結婚式プロレス入ってんですよ!」
亜門「それがオマエの国内最後の試合だから」
平田「無理無理無理!」
(高木が平田に飛び蹴り。)
高木「平田、見苦しいぞ! ルールはルールだ! 平田の新たな門出に祝福したいです!(みんな平田一喜がいたことを忘れないでくれ! そして平田一喜先生の次回作にご期待ください」あの曲が流れる中、セコンドに無理やり胴上げされて終了。)
【大石、勝俣、MAOの話】
大石「無事! このベルトも防衛出来て、無事! いつでもどこでも挑戦権を手にし、そして無事! 新曲も披露し、そして無事! 平田一喜を国外追放することが出来ました! イエーイ!」勝俣「大石君、(いつどこ権が当たりそうになって)これ危ない!」
大石「でも最後なんだ? ディーノ&アイザックス。」
勝俣「変なのが(笑)。」
大石「腕も折られて!」
勝俣「いま大丈夫?」
大石「治った! プロレスラーだから。いやでもどんな試練があっても、僕たちアイドルはそんなものに負けずに頑張っていきますよ!」
勝俣「乗り越えているからね!」
大石「いい感じに乗り越えているからね! 乗り越えていこう! 以上、僕たちニュー・レスリング・アイドル、NωAでしたー!」
【高木、大鷲、平田の話】
――平田選手が国外追放となってしまいましたが、今後のT2ひーはどうなっていくのでしょうか?
高木「いやもう残念ですね。平田は国外追放になったんですけど、自分と大鷲透さんの二人でT2ひーを守っていきたいなと思っています。」大鷲「かと言って、これから6人タッグとかも挑戦していきたいんで、もう一人どうですか? ここは思い切って。」
高木「募集したいですね!」
大鷲「募集しましょう。」
高木「もう一人、ワールドワイドに、世界中に募集したいですね。T2ひーのひーを埋める選手をね。」
大鷲「我こそはT2ひーのメンバーという人は自薦他薦国籍問わない!」
高木「あと性別も問いません。あと地球外生命体でも全然問題ないです(苦笑)。」
大鷲「なるほど。結構ざっくりと幅広く言いましたね(笑)。とにかく我こそはっていう人はここに送ってください。」
高木「(中央で呆然としながら座り込む平田を見て)平田さんはちょっとコメント出せる状態じゃないので。(写真を)撮らないで! 撮らないで!」
大鷲「これ以上傷つけないで!」
高木「撮らないで! 撮らないで! 撮ったらダメ、撮ったらダメ! というわけで。」
大鷲「私たちはもう気持ちを入れ替えて、もう次のステップに向けて。」
高木「撮らないで! 撮らないで! これ以上傷つくのは……はい、というわけでですね。」
大鷲「大変惜しい人を亡くしましたってことで。」
高木「もう(平田は)話が出来る状態じゃないんで。」
大鷲「そっとしておいてあげてください。」
高木「どうもスミマセンでした!」
大鷲「スミマセンでした!」
高木「平田、もう大丈夫だよ。大丈夫、大丈夫(と言って、呆然としている平田を控室に連れて行く)。」
◇第3試合◇
▼30分1本
佐々木大輔 マッド・ポーリー ○ハイジ・カトリーナ(10分21秒 体固め)佐々木大輔 高梨将弘 ×赤井沙希
※レッグドロップ◇第4試合◇
▼30分1本
○彰人(6分34秒 変形オモブラッタ)×高尾蒼馬◇第5試合◇
▼30分1本
入江茂弘 ○樋口和貞(9分42秒 エビ固め)×HARASHIMA マイク・ベイリー
※ドクターボム
☆HARASHIMAのいつでもどこでも挑戦権が樋口に移動◇休憩前◇
(亜門GMが告知。8・8両国でプロレス史上初の10人タッグ王座を創設すると発表。「子どもと戦隊ものを見ていて考えた」とのこと。ベルトは赤、青、黄、緑、ピンクの5本。続いて「路上プロレスin東京ドーム」の日程が6月1日(木)午後4時開始に決定したと発表。ただし、東京ドーム全域を使用するため警備上の問題で無観客でおこなわれるとのこと。その模様はDDTユニバースで生中継される。対戦カードは高木三四郎VS鈴木みのる。)
高木「ノーピープルなんですけど、自分の中では東京ドーム史上初ワンマッチ興行のつもりで臨みたいと思います! 東京ドーム史上に残るめちゃくちゃな試合にしたいと思いますのでご期待ください!」
続いて心臓疾患により長期欠場中のスーパー・ササダンゴ・マシンが5・28後楽園で復帰することが発表される。
ササダンゴ「皆さんご無沙汰してます。去年の10月からちょうど半年休ませていただきまして、無事に医師のGOサインが出ましたので、DDTの高木さんやスタッフと話しまして、次回の後楽園ホール大会で復帰させていただくことになりました」
復帰戦のカードはササダンゴには高木とのシングル戦と伝えられていたが、亜門GMが「それはウソ」と明かす。ビジョンで本当の復帰戦のカードが高木&ササダンゴVS鈴木みのる&ロッキー川村と発表される。
ササダンゴ「嫌だよ!」
高木「ちょうど、東京ドームの前哨戦も兼ねてさ。ササダンゴといえば鈴木さんでしょ?」
ササダンゴ「事前に言っといてくださいよ!」
亜門GM「これ聞いてもピンピンしてんじゃん。大丈夫ってことだよ」
ササダンゴ「心拍数バクバクいってますよ! 嫌ですよ!」
亜門GM「もう言っちゃったからさ」
ササダンゴ「そうですか…。まあ、実はですね、わたくし一度引退しておりまして、そのときの引退試合の相手を鈴木みのるさんにやっていただいたという経緯がありまして、そこからきちんと挨拶せずに…」
高木「鈴木さん、めっちゃ怒ってたよ」
ササダンゴ「鈴木さんと2人で飲むチャンスが2、3回あったんですけど、このことについては触れてなくてですね…」
亜門GM「ちゃんと挨拶しようよ」
ササダンゴ「そこからなんですよ。痛いのが嫌だとか、怖いとかじゃなくて、そこからなんですよ。あの…がんばります!」
◇休憩後◇
(イサミ登場)
イサミ「私事なんですが、5月いっぱいでドロップキックの店長をやめさせてもらうことになりました。というのもですね、忙しすぎます。店長業務をしながら代表業務をこなすのは不可能だと、最近になって気づきましたので。次の店長は決まってます。もちろんこの人です」(彰人がスーツ姿で登場。)
イサミ「こういう大事な場でこういう格好で来る私と、スーツに着替えて出てくる彰人と。次はちゃんとしたドロップキックになりますので。ぜひ遊びに来てください」
彰人「イサミさんから変わってだいぶ店の雰囲気も変わるかもしれないんですけど、ホスピタリティーあふれる…」
イサミ「ちゃんとした」
彰人「ちゃんとした店を開きたいと。今日は営業が休みなんで」
イサミ「今日ドロップキックに来たいという人がいたら、その時間をBASARAによこせ!」
◇第6試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○高山善廣 男色ディーノ(10分33秒 エベレスト・ジャーマン・スープレックス・ホールド)[第59代王者]船木誠勝 ×坂口征夫
☆高山&ディーノが第60代王者となる(試合終了後)
亜門GM「ベルト奪取おめでとうございます。次のタイトルマッチは5月28日、後楽園ホールでおこないたいと思ってます。闘いたい挑戦者チームとかいらっしゃいますか?」高山「その日オレ、忙しいんだよ」
亜門GM「え、いや、でも、こないだ確認させていただいた…」
高山「忙しいって言ってんだよ!」
亜門GM「ダメですか…」
高山「もう決まったことがあるんだよ」
亜門GM「わかりました、すいません。じゃあ5月21日の札幌大会はどうでしょう?」
高山「札幌だったらOKだよ」
亜門GM「闘いたい挑戦者チームは?」
ディーノ「私たちはDDT一回りして外にもいってみようと思ってるから、だれでもいいよ」
亜門GM「じゃあ決まり次第発表しますので…」
高山「オレらはだれの挑戦でも受ける! なぜならオレらは、ノーフィアー!」
【船木、坂口の話】
坂口「すみません、船木さん。」船木「いやいや、そういうことじゃないよ(苦笑)。あんな体験は初めてだから。」
坂口「そうですね。ちょっと自分らが想像していた斜め上をいかれたんで。自分もどうにも出来なかったんで。」
船木「っていうかさ、あの二人を倒すためには俺たちもホモにならないとダメなんじゃないの?」
坂口「もうそういうふうになってしまうしか……。」
船木「あれは無理だから、また違う人がタイトル獲ったらまた挑戦しようね。」
坂口「そうですね。はい!」
船木「それでいいじゃん。やっぱりホモにはホモ。高山選手があんなになってるとは思わなかった。あれはちょっとビックリしました。ちょっとDDTに来て改造され過ぎてるような気がします。」
坂口「そうですね。まさか今日出してくるとは思わなかったんで。」
船木「あの手があったんだね。」
坂口「またちょっとよろしくお願いします。」
――ディーノ選手とはもう絡みたくない?
船木「絡みたくないと言うよりは、ちょっと太刀打ち出来ないというか、やっぱり格闘技とは違う……何て言うんですかね。闘いは闘いなんだなと。襲いにくるという姿勢は格闘技ではないんですけど、闘いは闘いなんだと。そういう気持ちはありました。何て言うんですかね? 闘うんじゃなくて襲うっていう感じなんですよ。そういう意味では闘いの上をいってるような気がしました。怖いです。恐ろしい! 高山選手にキスされて、やっぱり自分よりも大きい人にヤラれるとどうにもならない。だから女の人の気持ちが分かりましたよ。何か……ヤラれてしまう(苦笑)。分かりますか? ヤラれてしまう……あんな大きい人から迫られたら断れないよね?」坂口「そうですね。」
船木「襲われるしかない。ヤラれるしかない。」
坂口「なすがままっすね。」
船木「もう笑いが止まらない。こんな体験初めてです。」
坂口「いや、スミマセン。自分がちょっと……。」
船木「いやいや、今日のは事故だから。」
坂口「まさかあのオッサンがあんな手を使ってくるとは。」
◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第61代王者]△竹下幸之介(60分時間切れ引き分け)[挑戦者]△遠藤哲哉
☆竹下が2度目の防衛に成功(試合終了後、ベルトを受け取った竹下が、サードロープにもたれる遠藤に歩み寄り、ベルトを掲げてみせる。遠藤が立ち上がり、額をつけてにらみ合い。張り手を打ち込んだ遠藤がダムネーションとともに退場。竹下はバッタリとダウン。)
亜門GM「竹下、お疲れ様。(涙声で)すごい試合だったよ」
竹下「GM、ボクがチャンピオンな限り、後楽園満員にし続けるんで安心してください」
亜門GM「ありがとう(涙)。たのもしい(涙)」
(竹下が亜門GMの頭をなでる。)
竹下「ちょっと、ボク帰っていいですか?」
亜門GM「ちょっと待って。チャンピオンなんだから締めないと」
(いつどこ挑戦権保持者の大石と島谷が通路に現れるが、続いて高山が登場しリングへ。)
亜門GM「高山さん、どうされました?」
高山「オマエには用はねえんだよ。用があるのはチャンピオンだよ。いや、すごいね。すごいチャンピオンだよ。立派すぎる。オレの甥っ子ぐらいだぜ、コイツ。オレもさ、GHC、IWGP、NWF、三冠、コレクションしてんだよ。その中にさ、KO-D無差別も入れておきたいなと思ってるんだけど、どうかね?」
亜門GM「いつでもどこでも挑戦権を使われるということですか?」
高山「いつでもどこでも使えるんだろ、これ?」
亜門GM「そうですけど…。ひょっとして、いま使いますか?」
高山「いま、と言ったらかわいそすぎるだろ。言ったよな、甥っ子みたいなもんだって。(通路の大石と島谷に)おいテメエらなにやってんだよ! チョロチョロしてんじゃねえよ、さっさとうせろ」
(大石と島谷が退場。)
亜門GM「いまじゃないということは、いつ使われますか?」
高山「だからさっき言っただろ。次の後楽園、用事があるってよ」
亜門GM「5月28日の後楽園で挑戦するということですね。竹下…」
竹下「高山善廣、プロレス界の帝王学、オレに教えてみろよ」
高山「坊主、その口、吹っ飛ばしてやるからな。覚悟しとけ」
(額をつけてにらみ合い。亜門GMが5・28後楽園での決定をアナウンス)
亜門GM「ただし、それまで高山さんがだれかに負けていつでもどこでも挑戦権が…」高山「ない!」
亜門GM「可能性の話だけ言わせてください…。負けた場合はいつでもどこでも挑戦権が移動してしまうので、タイトルマッチ無効になってしまうので、負けないようにお願いします…。あと、一応あと2つ3つありますので、それまでにだれかが使って竹下がベルトを落とすという可能性も…」
高山「ない! もしそいつらが使ってもチャンピオンが防衛してくれるよ、オレのためにな」
(そこで彰人がマイク。)
彰人「高山さんよ、あんたクソつまんない使い方してんじゃねえよ。そんな余裕こいてたら足元すくわれるよ。いや、すくってやるよ。オマエ、今日タッグ巻いただろ? 挑戦させろ」
高山「コイツ、これ(いつどこ)もう使ったでしょ? こんなこと言う権利ないじゃん?」
亜門GM「いや、タッグに関してはいつどこ関係ありませんので…どうでしょう?」
(ディーノがリングイン。)
高山「なんかさ、わけわかんないこと言ってるよ、コイツ」
ディーノ「言えば通るとかね、そんなのよくないかなあと思いますよね」
彰人「ディーノさん、あんたに用事があるんだよ。ボクはね、あなたにあこがれてプロレス界に入って来た。けど、いまのあなたはつまらない。ケツばっか出してんじゃねえよ!」
ディーノ「ほお。であれば、よっちゃん、ちょっといま私カチンときちゃったから、やるのは構わない。じゃあ、つまんなくないケツで防衛しますよ」
彰人「つまんなくないケツ、あなたできるの? もうお客さん、あなたのお尻にはあきてるよ。あなたの肛門なんかもう見たくないよ」
ディーノ「見たくないから見せてるんですけども」
彰人「いいよ、じゃあその見たくないっていうケツ、それも全部オレが食って、オマエを食ってやるよ」
ディーノ「見たくないケツを食うなんてなんて変態かしら!」
彰人「オレは空腹のブラックバスって言われてんだよ。食ってやるよ」
ディーノ「あんたの腹がいっぱいになればいいけどね!」
彰人「いっぱいになった上でそのベルト取ってやるよ!」
亜門GM「もういいからそのへんにしておきましょう」
ディーノ「私たち、DDT一巡して外にも行こうと思ってるから、あんたたちは申し訳ない、通過点です」
(5・21札幌での竹下&彰人のKO-Dタッグ挑戦、5・28後楽園での高山のKO-D無差別級挑戦決定がアナウンスされる。)
高山「まあそういういことで、札幌のチケットと航空券買っとけよ。そして次の後楽園の前売りもすぐ買いに行け!」
ディーノ「じゃああとはよろしくお願いします」
(高山&ディーノが退場。)
竹下「おっさん2人ちょっと本気出してきましたね」
彰人「いやあ、大人げないディーノさんが戻ってきますね。楽しみですね」
竹下「タッグ選手権も楽しみにしてください。ボクたちが巻きますので。彰人さん、何かありますか? オールアウト始まりましたけど」
彰人「いいよ。あんなすごい試合見た後オレはなんもねえよ。オマエが締めろよ。今日はオマエが主役なんだから」
竹下「ありがとうございます。まあ、遠藤選手に関しては勝って防衛できなかったことが自分の中の後悔としてありますけど、でも、この続きはいつかやりますので、みなさんそのときを楽しみにしといてください。次の挑戦者、高山善廣、自分がジャーマンで逆に投げて、エベレスト・ジャーマンより高いジャーマンしてやりますので応援よろしくお願いします。DDTプロレス、もっともっと最高で最強の団体にしていきます。これからも応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」
【高山&ディーノの話】
――まずは奪取したKO-Dタッグ戦について。
ディーノ「いつも通りよね。」高山「もう全然こっちの試合だったね。」
ディーノ「ね!」
高山「こっちっていうかディーノの試合。」
ディーノ「まあまあまあ。私の試合=よっちゃんの試合でもあるわけだから。」
高山「まあそうね。」
ディーノ「全然。普通に道を歩いていて、普通に目的地に着いただけ。まだまだ先にもあるからね。」
――次の挑戦者にメイン後、竹下&彰人組が名乗りを挙げてきましたが。
ディーノ「どうせいつかやるんだから。」高山「まあね。本当は別に権利もなにもないんだけどね。俺ら優しいからさ、受けてやるよ。
ディーノ 本当に優しい! だからもう何もない。普通に道を歩くように防衛してしまうと思う。」高山「そんな感じだね。」
ディーノ「本当に申し訳ない。」
ーー高山選手としては5.21札幌でタッグを防衛して、5.28後楽園でKO-D無差別級を奪うと。
高山「そう! うちはベルトが三本になっちゃうね。」ディーノ「そうなの。で、私がひょっとして6人タッグも獲ってしまうと、あら不思議。ねえ、いつの間にか大手かけてるからね。あー、申し訳ない! ごめんね!」
高山「まあしょうがないよね。」
ディーノ「プロレスに独占禁止法ないから。もう本当にごめん! 普通に獲っちゃうわ。どうせみんな私のことノーマークだったでしょ。気付いたら大手ですよ。まあそんなもんなんですよ。キャリアって。」
――今日のメインを見て、改めて王者としての竹下選手の印象は?
高山「いや、まあ立派ですよ。立派! 本当に立派。若いのにね。」ディーノ「ねえ。」
高山「だから尊敬します。尊敬する王者だからこそ、あいつを叩きのめしてベルトを獲りたい。」
――DDTに参戦して以来、チャンスがあればベルトを狙っていくと言ってましたが、いまの竹下選手から獲るのがベストだと?
高山「そうね。一番いい状態じゃないベルトが。」【竹下、彰人の話】
彰人「まずタッグのことからいいですか。高山さんがああやって挑戦するって言って、僕が一番嫌いな使い方をしたわけですよ。次の挑戦の確約をするだけのいつでもどこでも挑戦権。あんなの高山さんだったら、あんなのなくたって「挑戦したい」って言ったら挑戦出来るんですよ。あんな勿体ない使い方して、僕は本当に髙山善廣は足元を見てるのかなって思いましたね。まあ勢いでタッグ挑戦することになって。僕はプロレスずっと見てきて、男色ディーノっていう人間を見て、またプロレスってものに憧れを持って一緒にやりたいなって思って、この業界に入ってきて、すごい憧れだったんですよ。男色ディーノっていう人間は。けど、時間が経つにつれてあの人は最近ではずっとお尻を出したりしていて、何かあの人自身の進化が途中で見えなくなっちゃって。僕がちょうどディーノさんから離れた頃くらいですね。何か憧れていた男色ディーノが、自分の中でドンドンドンドン憧れがなくなってきて、風化してものになってきて、それをちょっと成仏させなきゃいけないのかなと。男色ディーノっていう人間はこれでまた何か違うものを見せてくれるかもしれないけど、僕が望んでいるのはそういうことなんですよ。何かすごいハチャメチャなアイデアを出す男色ディーノが見たいわけで。もちろん、ベルトは獲る気でいるんですけど、これはたぶん僕が男色ディーノに対する愛で。進化した男色ディーノが見たい、あの人にはまだ衰えてほしくないっていうんがあってね。でもそんな男色ディーノを僕が食って、一気にベルトを二人で獲りたいなと思います。今日の主役は竹ちゃんなんで、竹下にいろいろ聞いてください(と言って控室へ)。」竹下「タッグ選手権に関してはさっき彰人さんが言ったんで。彰人さんにとって男色ディーノっていうのは特別なレスラーだと思うので、僕はそこに集中してほしいかなって思います。僕は髙山善廣に照準を合わせるというか。でも来月の後楽園の1週前ですか? 前哨戦というよりは、もうタッグ選手権なので。ALL OUTを組んでまだ間もないんで、ここで勢いつけたいし。前哨戦っていう気持ちよりか、タッグのベルトを俺たちが巻くんだ、あいつらに防衛させないんだっていう気持ちで、タッグ選手権は臨みたいと思います。で、無差別シングルは今日、遠藤選手と闘って決着つかなかったですけど、そこまで僕たちはもしかすると追いつけ追い越せで切磋琢磨してきたのかもしれないですけど、そこまでいまは拮抗しているってことです。実力がもうぶつかり合っているっていう、それはもう微妙なバランスでいま来てると思うんですよね。だからこの60分でも時間切れになったていう……。まあまたいつかこのベルトをかけてでもいいし、どんな形でも試合したいと思いますけど、僕はこのタイトルマッチが決まったときも言いましたけど、これを取って置きのカードにしたいっていうのがあるのでポンポンポンしないですけどね。でも、いつか…いいタイミングで出来たらいいなと思います。高山選手についてはまあ来月、もちろん自分がいつどこからも守り切って、高山選手もいつどこを持ち続けていうのが条件ですけど、でもあの髙山善廣ですからね。まだまだ実力出し切ってないと思うし、このDDTに来て。竹下幸之介というレスラーがチャンピオンとして対角線に立ってときに、どんな闘いを見せてくれるのか、それが敢えてチャンピオンとして上から目線で楽しみです。」
――彰人選手が高山選手にいつどこ権を「つまらない使い方」と言ってました。もしかしたら60分フルタイムになった直後に高山選手が……。
竹下「よかったですけどね、それでも。自分はそれでもよかったですよ。確かに不利かもしれないですけど、ずっとHARASHIMAさんがチャンピオンだったときに言っていたように、それがルールなんで。いつどこに関してDDTでプロレスをしているルールなので。だからそのルールに則っているので、別に僕はそれでもよかったし。まだ出来たと思うし。……動けなかったかもしれませんけど。でも僕はそれでもよかったですよ。でも確かにベストコンディションで髙山善廣と闘いたいっていう気持ちはありました。」――60分闘っても決着がつかなったですけど、今後何が二人の差を分けていきそうですか。
竹下「なんでしょうね。運もあると思いますよ。やっぱり闘いにおいて運ってあると思うんですよね。だから運を掴むというか、流れを掴むというか。そういう闘いですかね。もうトレーニングがどうとか、そこでは均衡してると思うんですよね。でもたぶん僕たちも一生懸命試合してグッタリしてますけど、たぶんマスコミの人たちもお客さんも、見ている人たちもみんな疲れたと思うので。でもプロレス最高だなって思えてもらえてたらいいし、僕はプロレス最高だって思っているから。だから最終的にはプロレスが好きな気持ちが上回って勝てたらなって思っています。」【遠藤の話】 まあ結果は引き分けだけど、カリスマを喜ばせられなかったから俺の負けです。いやぁ……俺はさ、ベルトとか興味ないけどカリスマを喜ばせるためだけに、それだけをモチベーションにこの試合に臨みました。あの人は俺を本当に救ってくれた人だから。これでアイツを、竹下を……地獄の底に落として、少しでもカリスマに恩返ししたかったんですけど、結局試合が終わって、カリスマの笑顔を見ることが出来なかったんで、今日の試合は竹下の勝ちです。以上。
DDT後楽園大会のメインは竹下の保持するKO-D無差別級王座に遠藤が挑戦、遠藤の嫉妬からタッグを解消しDAMATION入りした遠藤、竹下に絶望を与えるために再び立ちはだかった。
序盤は竹下がグラウンドで優位に立ち、遠藤のケブラータも阻止して遠藤の首をエプロンの角に叩きつけ、通路でDDTを敢行し首にダメージを与えるなど、遠藤の仕掛けに対して竹下が先回りしてリードを奪う展開となる。
このまま竹下ペースで試合が進むかと思われたが、場外戦を仕掛けた遠藤が竹下の膝を鉄柱に固定してから、膝めがけてドロップキックを発射し、遠藤が低空ドロップキックからトーホールド、デスロック、場外戦でのニークラッシャーと形勢逆転に成功、竹下もゼロ戦キックから反撃し、場外の遠藤にプランチャ、リングに戻ってからダイビングハンマー、ハンマーブローから河津落とし、ボディーシザースと攻め込むが、2度に渡って仕掛けたブルーサンダーは遠藤が回転エビ、フランケンシュタイナーで切り返し、竹下を場外へ追いやってからプエロデアギラ、リングに戻ってバックアンドエルボーからDDT、足掛け式のネックロックと攻め込み、30分が経過するとスタミナに自信のある遠藤に対し、竹下は攻め疲れが目立ち始める。
竹下の垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すが、遠藤はテツヤ・イン・スカイ、トーチャーラックボムからシューティングスタープレスを投下するも自爆、両者はエルボー、頭突き、ラリアット合戦から、竹下がロープワークからラリアット、二段式ジャーマンからクロスアームジャーマン狙いは、セコンドの佐々木が松井レフェリーを引きつけている間に遠藤が急所蹴りで阻止すると、場外戦へと雪崩れ込み、放送席から記者席まで雪崩れ込んでいくと遠藤が記者席でのトルネードDDTから、ポーリーを踏み台にしてのケブラータを発射、最初は遠藤に任せていたDAMATIONだが、DAMATIONの総力をかけてベルトを奪う姿勢を見せる。
40分が経過すると遠藤がフライングフォアアーム、スカイツイスター狙いは竹下が阻止も、宙吊りになった竹下の膝にフットスタンプ、膝にドロップキックから変形のアンクルホールド!足四の字狙いは竹下が首固めからラ・エスパルタで切り返し、ツームストーン狙いも遠藤がアンクルホールドで切り返して譲らない。
45分経過でエプロンでの攻防、竹下がエプロンでフロントスープレックス!場外で遠藤がダウンしている間に竹下が膝のサポーターを治し、リングに戻った遠藤に串刺しを狙うが、担いだ遠藤はgo2sleepを敢行、ドロップキックからコーナーへ昇るも、竹下は競り合いの末、トップロープからの雪崩式ブレーンバスターで投げ、50分が経過すると両者は打撃戦から、竹下がダブルチョップ、遠藤がダウンで竹下が起こそうとすると遠藤が首固めで丸め込み、ハンドスプリングレッグラリアットからネックスクリューを決めると、シューティングスタープレスを投下するも、竹下はカウント2でキックアウトする。
遠藤はスカイツイスタープレスを狙うが、竹下とのコーナーでの競り合いの末、遠藤が雪崩式スパニッシュフライを決めると足四の字で捕獲、さすがに残り時間が少なくなってきたことで遠藤も焦りが見え始める。
遠藤の突進に対し、ジャンピングニーで迎撃した竹下はジャンボの勝ち!固め、ラストライドからジャーマンを狙うが、サムソンクラッチで切り返した遠藤はクロスフェースで捕獲したところでタイムアップ、60分フルタイムとなった。
序盤は竹下が有利に進み始めたが、後半からは遠藤が追いぬき、追い詰めたが、竹下の粘りの前にどうしても首の皮一枚破れないまま時間が経過してしまった。これは遠藤にとっては悔しいところだった。だがDDTでKO-Dをかけた試合で60分フルタイムは初めてか、竹下や遠藤だけでなく、見ていたファンも60分フルタイムの試合は滅多に出来ないことから貴重な経験をしたと思う。
その竹下の前にいつどこ挑戦権を保持している高山が名乗りを挙げ、5・28後楽園での選手権が決定となった。高山はご存知の通り新日本プロレスではIWGPやNWF、全日本では三冠、NOAHではGHCとヘビー級王座を奪取したベルトホルダー、その高山がKO-Dに目を付けたのだから、それだけKO-Dの価値が上がったということか、また竹下に挑戦してみたいという欲も生まれた。60分フルタイムも竹下にとって試練だが、レジェンドとの戦いも竹下にとって試練でもある。またセミのKO-Dタッグ選手権は船木がディーノとの絡みを嫌がったため坂口がローンバトルを強いられる展開となり、また船木もディーノのナイトメアなど男色技を受ける坂口に理解不能となって困惑する。終盤にはディーノの地獄門の餌食にあった坂口に船木がカットに入るが、高山のリップロップを喰らうと、坂口もディーノのリップロップを喰らってしまい、最後は高山がエベレストジャーマンで3カウントを奪い王座を奪取、さすがの船木もディーノワールドには入り込めなかった。メイン終了後には彰人がディーノを批判し竹下との新ユニット「ALLOUT」で挑戦を表明した。
第2試合の6人タッグ選手権は平田一喜のみ敗者国外追放というルールも課せられてしまい、音響トラブルで高木と大鷲がアカペラで「TOKYO GO!」を熱唱して平田が登場するも、納得しない平田が二人を蹴飛ばすと、例の如く敵味方関係ないだけでなく、所属選手、スタッフや夜行われるBASARAの選手、何も関係のないDJニラまで加わって平田を袋叩きにし、大鷲も高木もまるで平田の追放を望んでいるかのごとく試合をやる気がない。
焦れた平田は手刀の乱打から「TOKYO GO!」で平田無双も、大石に丸め込まれて、高木らがアットも、サンドウィッチラリアットの誤爆で平田が破れてしまい、明日の結婚式プロレスを持って平田は追放となってしまった。休憩前には8・20両国で10人タッグ王座の新設、6・1後楽園で高木vs鈴木みのるによる東京ドームでの路上ノーピープルマッチ、5・28後楽園でササダンゴマシンの復帰も発表され、対戦相手も高木と組んで鈴木みのる、ロッキー川村組となった
後楽園大会たくさんのご来場ありがとうございました。試合は決着つかずで悔いは残るのですが、プロレスはやっぱり楽しくて最高です。たくさんの応援ありがとうございました。#ddtpro
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年4月29日高山善廣に対して言った「つまらない」はdis、男色ディーノに向けて言った「つまらない」は愛。ケツを引き合いに出したけど、要はギラついた男色ディーノと闘いたいのです。タッグ選手権、狙いは男色ディーノ。 #ddtpro
— 彰人 (@akitonsgk) 2017年4月29日斜め上をいかれた…#ddtpro
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2017年4月29日#行ってらっしゃい平田さん#ddtpro#NωA pic.twitter.com/fzIKQB2S4n
— 大石真翔 (@014mako10) 2017年4月29日DDT後楽園大会終了!落ち込む平田に今日から参戦したハイジが励ます一面も。このまま海外へ行け、と言わんばかりだな(笑)。18時半からプロレスリングBASARAもあります!#ddtpro#pw_basara pic.twitter.com/XMjAHUVJFK
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年4月29日竹下vs遠藤 KOD無差別級選手権初の60分フルタイムドロー。凄い試合だった。また続きを見てみたい、そう思える素晴らしい試合だった。終わった後に声をかけたら2人とも笑顔。それもまた凄い。若いっていいな。#ddtpro pic.twitter.com/3yocN5bjEN
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年4月29日DDT後楽園大会ありがとうございました!
とにかく凄い大会でした!
竹下も遠藤も凄い!
そして高山さんのマイクに痺れる☆
このあとはスワンダイブで皆様のご来店をお待ちしております!
ちょうど今オープンしたはず!
— 井上マイク (@maikuinoue) 2017年4月29日東京ドーム路上プロレスは6月1日16時よりDDT UNIVERSEで生中継します。5年越しの鈴木みのる選手とのノーピープルワンマッチ興行、ただの路上プロレスにするつもりはない。東京ドームでのプロレス史上に残る試合にします!ご期待ください!#ddtpro#DDTUNIVERSE pic.twitter.com/NhYSez6dn7
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年4月29日 -
佐藤が地元・岡山で世界ジュニア王座を奪還!宮原が手痛い2連敗で全公式戦終了
4月28日 全日本プロレス「2017チャンピオン・カーニバル~旗揚げ45周年記念シリーズ~」岡山県卸センター オレンジホール 495人満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○諏訪魔 青木篤志(11分11秒 体固め)ジェイク・リー X青柳優馬
※ラリアット◇第2試合◇
▼30分1本
○大森隆男 ゼウス 真霜拳號 中島洋平(9分52秒 片エビ固め)秋山準 石川修司 X岩本煌史 ウルティモ・ドラゴン
※アックスボンバー◇第3試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○ジョー・ドーリング(8分21秒 エビ固め)[3勝3敗=6点]XKAI
※レボリューションボム【ジョーの話】「俺はこのまま決勝まで突っ走る。そして優勝し、三冠チャンピオンになってやる」
【KAIの話】「2017チャンピオン・カーニバル、終わっちゃった。いやあ悔しい。ジョー強すぎる。あぁ悔しい。けどこの悔しさをね、かみ締めながら残りの2試合戦って、悔しさを忘れないためにチャンピオン・カーニバル、公式戦も決勝戦も全部ちゃんと見届けますよ。(カーニバルを通して今後へ向けて手応えは?)いやあ課題がいっぱいみつかったんでね。満足したらそこまでだと思うし、まだまだ俺、ダメだなって思うところがあるから成長できるんだと思うし。このチャンピオン・カーニバルに出させてもらって感謝だし、勝ったことも負けたことも全て含めていい経験で感謝ですよ。(それを今後に活かすのみと?)活かすしかないでしょ。めちゃくちゃ課題あるよ。でも刺激的で楽しかった。まだまだ戦いは続くけどね、充実してましたよ。あとは残り2試合あるからね。気抜かないででケガしないようにやるだけ」
◇第4試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=4点]○野村直矢(8分52秒 ジャックナイフ式エビ固め)[3勝3敗=6点]Xボディガー
※スピアー【試合後の野村】
野村「みたろ! 世界タッグ王者・ボディガーさんから3つ獲りました!」※ジェイクがやってきて
ジェイク「単刀直入に言います。世界タッグ狙いにいきませんか? 俺は1勝しかできなかったけど、ゼウスさんに勝って、あなたはボディガーさんに勝った」
野村「一緒にやろう!」
ジェイク「ここで流れを変えよう」
野村「ここで新しい時代を俺たちが見せます。もう世界タッグ挑戦権、獲得したようなもんでしょ。ジェイクはゼウスさんに勝ち、俺はボディガーさんに勝った。俺らが挑戦する!」
ジェイク「俺たちがいきます。俺と野村直矢でいきます」
◇第5試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○崔領二(13分55秒 片エビ固め)[3勝2敗1分=7点]X宮原健斗
※シドマス【崔の話】「何点でしたっけ宮原? (7点だが?)追いつくことは? (明日勝てば可能だが?)可能ですか。個人的には好きじゃないけど、でも1年ぶりに肌合わせてよくわかりましたけど、チャンピオンの座を守り続けるって素直に凄いなと思いましたね。彼は確実に去年より伸びてる。恐ろしい男ですよ。とりあえず優勝するつもりできたんですけど、ジョーに勝って決勝、そこが最低条件ですから。5月1日、ランズエンドもあるんで、自分の描いた絵の通り、そのベルト獲ります。ありがとうございました」
【宮原の話】「優勝するぞ! 優勝するのは俺だ!!」
◇第6試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○佐藤光留(23分34秒 捕獲式腕ひしぎ逆十字固め)[第42代王者]×石井慧介
☆石井4度目の防衛に失敗、佐藤が第43代王者となる(試合終了後、両者ともダメージが激しくしばし倒れ込んだまま。ようやく立ち上がった佐藤は勝ち名乗りを受け、ベルトとトロフィーを授与された。)
佐藤「もう18の時にパンクラスに入って、ちょうど来年で人生の半分を横浜で過ごすことになりました。でもこのタイトルマッチ、27年ぶりのタイトルマッチで帰ってきた岡山の駅は何にも変わっていませんでした。っていうことはさ、まだあの時みてた夢をみても岡山は許してくれるってことだ。27年ぶりのタイトルマッチですが、来年は1年ぶり、何回か防衛して帰ってきます。もうオレンジホールはなくなるけど、またここじゃないけど、岡山の興行で皆さんの前で世界ジュニアのチャンピオンとして、期待して待っとってください。ホンマにホンマに今日はありがとうございました!」【試合後の佐藤】
※バックステージに引き揚げてくると、諏訪魔とジョーが待ち受け、佐藤と握手。諏訪魔は抱擁も交わす佐藤「ありがとう! (用意された缶ビールをみて)でかい! ビッグビアー!」
諏訪魔「佐藤おめでとう! 乾杯!!」
ジョー「チャンピオン!(佐藤の頭にビールをかける)」
佐藤「全身に染み渡るぜ。サンキュー・ジョー」
諏訪魔「おめでとう。初めて見たよ、ベルト獲ったの」
佐藤「うそっ!? 2回目!」
諏訪魔「いや、俺みてなかったからさ。感動した」
佐藤「はじめまして、ナイス・トゥ・ミート・ユー」
――今どんな気持ち?
佐藤「10歳の時かな、91年4月にプロレス見に行った小学校5年生になる前の佐藤弘明君が近くで見てる気がする。あの時と岡山、何も変わってないですね。会場も違うし、やってる選手も違うし、街の風景も違ったけど、でも何か岡山でしたね。あの時の自分がベルトを獲った。あの時、2千人3千人ぐらいのお客さんがチャンピオン・カーニバル見てる中の一人が27年後にタイトルマッチを持ってくるなんて、たぶんあの場の誰も思わなかったと思う。でも僕は心のどっかであるものだと思ってた。今、何かに踏まれそうになってる人も、もうだめかなと思ってる人も、とにかく辞めないこと、続けること。佐藤光留でもできたんだから。人は俺を誰も特別と言わなかった。でも続けるだけで特別な一人になったかもしれないし。石井選手も特別でしたよ。俺の知ってる石井ちゃんじゃなかったもん。もちろん足りないところはお互いあるんだと思うけど、全然足りない石井ちゃんじゃなかった。やっぱりチャンピオンでしたよ」
――地元で27年ぶりのタイトルマッチで、このベルトをDDTから取り戻すなど勝ちたい理由はたくさんあったと思うが、一番の原動力は?
佐藤「全日本プロレスです。他の団体がいいとか悪いとかないですよ。27年前にはなかった数ですよ。でも全日本プロレスのタイトル、俺は全日本の人間じゃないけど…今取り戻したっていったでしょ。取り戻してないから全日本の人は。でも何か全日本の一人風じゃないですか。それは何でかって、やっぱりあの大量離脱の時、リングの中にいた一人として、諏訪魔さんが命がけで守った全日本。諏訪魔さんもやめなかった。やめることをやめたから、続けることにしたから。だから俺も応えなきゃと思って。去年6月に獲って終わったと思った。1個ゴールだと思ったら全然ゴールじゃなくて、獲られて情けねぇと思った瞬間から始まりましたよ。そのあとアジアを失い、総合格闘技にも出て、間に電流爆破もやって、何でもやった。好きな全日本、そのためには何でもできた」
――これから佐藤選手がチャンピオンとして中心として全日本ジュニアを盛り上げる責任があるが?
佐藤「やっぱりベルトが団体にないのは盛り上がりに欠けるしね。最高で祭りだから、全日本プロレスは(笑) 負けてられないですよ、ヘビー級に。今回チャンピオン・カーニバルにはジュニア出なかったから。でもそれは今、全日本プロレスが向かう方向性だから。それを俺は否定しない。でもジュニアにはジュニアの意地があるから。ちょっと考えてることもあるんでね。やっていきますよ」
――カーニバル開催中にメインを張ったのも大きいのでは?
佐藤「それは僕が地元というのもあるから。でもいろんなとこ出身のジュニアの選手いるじゃないですか。そういうことですよ。平日だったですけど、いろんな人の協力でできて、たくさんお客さんも入った。きっと悔しがってる奴いるんじゃないかな。どんどん名乗りを上げてほしいですね」
――この場に青木がいなかったが?
佐藤「いつものこと。ジョーと諏訪魔さんがいたのはびっくり。でも誰であってもね、悔しいと思ってくれる奴がいればいいです。悔しさがないとプロレスは動かないですから。恨み、ねたみ、つらみ、何でもいいですよ。登り調子の全日本プロレスをバックアップ、先頭で引っ張ってどんどんどんどんいかなきゃ。この間の後楽園、悔しかったもん。俺らタッグマッチだしね。やっぱりあの満員のところで踏ん張ってきた自分をみせたいと思ったね」
――オレンジホールではもしかしたら最後にチャンピオンになったレスラーになるかもしれないが?
佐藤「何があるかわからない。それ去年も言ったわ。来年あるところが急になくなるかもしれないし、今日もアクシデントあったですからね。けど生きていかなきゃいけないですから。とにかくやめないこと。絶対やめないことです」
――前回の初戴冠とベルトの味は違う?
佐藤「2回目って感じですよ。今だから、それは。明日になったら変わっちゃうかもしれないし」
岡山大会のメインは佐藤が石井の保持する世界ジュニア王座に挑戦、Jr.BATTLE OF GLORYでは岩本に敗れ準優勝に終わった佐藤は、地元・岡山での挑戦で自ら背水の陣を敷いての挑戦となった。
序盤は互いに読み合いで出方を伺うも、佐藤はミドルキックを連発から左腕へのアームロックで先手を奪い、左腕を痛めた石井はエルボーで返すも「全然、痛くありません!」と佐藤が叫んで左腕へミドルキック、左腕をトップロープに絡めてからのランニングローキックと左腕攻めを展開。石井がエプロンに逃れても佐藤は左腕をトップロープに引っかてからミドルキックを狙うが、キャッチした石川は右足をセカンドロープに引っ掛けて踏みつけてから、エプロンでのリバースネックブリーカーを敢行し、リングに戻ってから首に大ダメージを負った佐藤をネックロックで絞めあげ、フロントハイキック、串刺しジャンピングバックエルボー、ターンバックルへ顔面に叩きつけ、首筋にダイビングニードロップ、首四の字と首攻めを展開する。
劣勢の佐藤は石井のブレーンバスター狙い投げ返すと、ミドルキック、串刺しミドルキック、水車落としから腕十字で捕獲、耐える石井にミドルキックを浴びせてからバックドロップを狙うも、石井は巻き投げ固めで切り返して逃れるが、佐藤はサッカーボールキック、低空ドロップキックから腕十字で捕らえる。
逃れた石井はフランケンシュタイナーで佐藤を場外へ追いやり、プランチャを発射するが、かわされて自爆、それでも石井は場外でのスリーパー、鉄柵へのネックブリーカーと首攻めを再開するが、佐藤もエルボーで反撃し、リングに戻っても後頭部にエルボースタンプを連発。デスバレーボム、右ハイキックと畳みかけ、佐藤がミドルキック、石井のフロントハイの応酬となる。
佐藤は脇固めを狙うが、阻止した石井はニーリフトを浴びせ、オーバーヘッドキックからダブルアームDDTで突き刺し、野球チョップからタイガースープレックスを決めるも、佐藤はカウント2でキックアウトする。
石井はオーバーヘッドキックを狙うが、キャッチした佐藤はアンクルホールドで捕獲、石井が逃れてもバックドロップで投げ、腕十字狙いは石井が丸め込み、フロントハイキックからダブルアームDDTを狙うも、堪えた佐藤は急角度の水車落としからランニングローキック、エルボー合戦から佐藤がハイキックを浴びせ、ジャーマンから腕十字、捕獲式へと移行して石井はギブアップ、佐藤が王座奪還に成功し、試合後は岡山出身の佐藤は観客に感謝の言葉を述べ大会を締めくくった。チャンピオンカーニバル公式戦はAブロック4点のジョーと6点のKAIが対戦。序盤はKAIがドロップキックでジョーを場外へ追いやってからトペを発射、だがジョーは場外でスパインバスターを敢行し、場外ボディープレス、リングに戻ってから逆エビと腰攻めを展開して先手を奪う。
劣勢のKAIはジョーのラリアットをかわして延髄斬りを浴びせ、串刺しフロントハイキック、、ブレーンバスター、ラリアットと畳みかけるが、ブレーンバスター狙いはジョーが投げ返し、串刺しラリアット、ショートレンジラリアット、エルボードロップと逆に畳みかける。
ジョーはレボリューションボムを狙うが、KAIがフランケンシュタイナーで切り返すと、トラースキック、延髄斬り、ブレーンバスター、スプラッシュプランチャを投下し、勝負を狙ってメテオインパクトを狙う。
しかし腰のダメージのせいか持ち上がらず、これを逃さなかったジョーはフライングボディーアタックを浴びせると、最後はレボリューションボムを決め3カウントを奪い、全公式戦を終えたKAIは3敗目で脱落となる。
Bブロック6点のボディガーvs2点の野村は、野村がショルダータックルに対しボディガーが逆に弾き飛ばし、場外でもショルダータックルを放つとハイキックを狙うが、野村がかわすと鉄柱に誤爆、これを逃さなかった野村はレッグロック、アキレス腱固め、低空ドロップキックとボディガーの右脚攻めを展開する。
ボディガーはパワースラムで流れを変えると串刺しラリアットの連打、エルボードロップ、キャメルクラッチと反撃するも、ブレーンバスター狙いは野村が着地して低空ドロップキックで動きを止め、ジャンピングエルボーで突っ込む。串刺しジャンピングエルボー、ノーザンライトスープレックスと畳みかける。
野村はフロッグスプラッシュを狙うが、ボディガーがデットリードライブで落とすとラリアットを浴びせる。しかしハイキック、ラリアットはかわされると、野村がスピアーを発射し再度フロッグスプラッシュを狙うが、今度は自爆となってしまう。
ボディガーはショルダータックルから右ハイキックを狙うが、かわした野村はスクールボーイで丸め込み、ボディガーの追尾式バックエルボーに対して野村は追尾式ジャンピングエルボーで応戦すると、野村はスピアーからジャックナイフ式エビ固めで3カウントを奪い4点目を獲得、試合後に野村は公式戦でゼウスを破ったジェイクと共に世界タッグ王座挑戦をアピールする。Aブロック7点の宮原は4点の崔と対戦し、宮原は場外戦を仕掛けるも崔はフロントハイキックからエプロンダッシュのランニングローキックで先手を奪い、リングに戻っても崔はスリーパー、逆水平と攻め立てるが、宮原も低空ドロップキック、顔面ドロップキックで反撃し串刺しのブラックアウトを炸裂させる。
宮原はブラックアウトを狙うが、キャッチした崔はスリーパーで捕獲、袈裟斬りチョップを浴びせるも、宮原はフロントハイキック、垂直落下式ブレーンバスターを決めれば、崔もカウンターのミドルキックで応戦して譲らない。
崔はエルボー合戦から袈裟斬りチョップを浴びせると、スカイキックを狙うが、キャッチした宮原はジャーマンで投げ、ブラックアウトを決めるも、崔は山折りで突き刺してから、雪崩式の攻防でコーナーの上の宮原にジャンピングハイキック、串刺し低空ニーを放つ。
勝負と見た崔は那智の滝を投下するが、宮原がかわして後頭部、正面とブラックアウトを浴びせ、シャットダウンスープレックスを狙うも、振りほどいた崔はランニングニーから右ハイキックを浴びせるとシドマスを決め3カウントとなり、崔は6点目、宮原は2連敗で急ブレーキとなった。2017 チャンピオン・カーニバル 星取表【4月28日現在】 #ajpw #2017cc pic.twitter.com/qnPspqTK4R
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2017年4月28日これで公式戦は残り1戦となったが、まずAブロックはトップを突っ走っていた宮原が7点で全公式戦終了、7点の関本がゼウス戦、6点のジョーが崔戦を残すのみとなったが、宮原にとって終盤での2連敗は手痛かった。
Bブロックは7点の石川は大森戦、6点で追う諏訪魔は大地戦、真霜は野村戦を残すのみとなったが、状況的には石川有利だが・・・ 果たして30日博多での優勝決定戦に誰が進出するのか?【全日本】石井から奪還で故郷に錦 佐藤が世界ジュニア2度目の戴冠▼宮原痛恨2敗目 崔が雪辱で生き残った▼野村がボディガー撃破、ジェイクとの世界タッグ挑戦に合意▼ジョー3勝目、KAI脱落…岡山大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw #2017cc pic.twitter.com/5sCpvvBQDD
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年4月28日全日本プロレス・岡山大会、たっっっくさんのご来場、ありがとうございました。皆様の応援、目に見えない王者らしさを纏っていた石井選手、そしてチャンピオン・カーニバル途中での世界ジュニア戦というプレッシャー、全てが僕を突き動かしました。本当にありがとう!! pic.twitter.com/wagiFQvqYg
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2017年4月28日まだまだ”優勝”しか見てない!
博多で”最高”と叫ぼう!
ありがとう。
岡山☆#岡山 #ajpw
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年4月28日本日で最後の全日本プロレス岡山オレンジホール大会でした!最後の大会で佐藤光留選手が世界ジュニア新チャンピオンに!今までありがとうございました! pic.twitter.com/yutxWNEIV9
— 奥田亮 (@yokohama_taro) 2017年4月28日 -
勝利の小峠が不祥事をリング上で謝罪…グローバルタッグリーグ宇都宮大会公式戦結果
4月27日 NOAH「グローバル・タッグリーグ戦2017」栃木県総合文化センター サブホール 181人
■お詫びとご報告
この度、弊社に出場中ブラムの不適切な行為によってご迷惑をお掛けした方々、不快な思いをされた方々に深くお詫びを申し上げます。
弊社ではこの度の不祥事を厳粛に受け止め、今後は二度とこのようなことが起こらぬよう、選手社員一同努めてまいる所存でございます。
なお、ブラム選手については現在参戦中の、グローバル・タッグリーグ戦2017への出場をタッグパートナーのロビー・E選手と共に4月27日(木)栃木県総合文化センター・サブホール以降への出場を停止し、不戦敗となりますことをあわせてご報告させていただきます。
皆様におかれましてはご迷惑をお掛けしておりますことを重ねてお詫び申し上げますと共に、今後ともご声援を賜りますようお願い申し上げます。
2017年4月26日
プロレスリング・ノア
会長 内田雅之▼「グローバル・タッグリーグ戦2017」公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○丸藤正道 マイバッハ谷口(13分6秒 片エビ固め)[1勝4敗=2点]X清宮海斗 野村卓矢
※マイバッハボム・ツヴァイ【試合後の丸藤】
――初対決の野村と戦ってみて?丸藤「いいじゃねえか、あの若さ、負けん気。でももっと来い。なんならリーグ戦が終わった後、シングルやってもいいよ。それぐらい良い選手だと思ってる。でも、もっと来い。もっとだ」
――星取りとしては4勝目だが?
丸藤「もう負けねえよ」
▼「グローバル・タッグリーグ戦2017」公式戦/30分1本
[4勝=8点]中嶋勝彦 ○マサ北宮(12分13秒 横入り式エビ固め)[2勝2敗=4点]コーディ・ホール Xランディ・レイン【試合後の中嶋&北宮】
――無傷の4連勝となったが?中嶋「規格外のチームだったんで、今回の海外の選手はつえーよ。でも、聞こえてるかな? 俺たちジ・アグレッションが時代を壊していく音が。もう全勝で来て、あともう少しだ。俺たちが時代をぶっ壊すんだ。なぜなら! 俺は…止まらねえ!」
北宮「どうみたってボロボロなのは俺たちだ。でも勝利への欲とか執念っていうのは誰より持ってんだよ! こんな破れかぶれでも勝ち方知ってんだよ。この勢い、止めるワケにはいかない。決して慢心はしてない。ただまっすぐ! 突き進むだけだ! 以上!!」
▼「グローバル・タッグリーグ戦2017」公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]潮崎豪 ○小峠篤司(16分0秒 首固め)[2勝3敗=4点]モハメド ヨネ X齋藤彰俊(試合終了後)
小峠「まずはひとつだけ、今、グローバル・タッグリーグがひじょうにイメージ悪いです。いろいろあって。でもここにこうやって足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございます!何とも言えない状況かもしれない。でもエントリーされてる全選手、最後まで必ず全力の試合をお見せすることを誓います!潮崎! もちろん狙うのは優勝やな! こっから這い上がってみせるぞ!! 今日はありがとう!!」【試合後の潮崎&小峠】
――あとが無い状況でギリギリ勝ったが?小峠「ずっと言ってるじゃないですか。あきらめの悪いチーム。全チーム中一番、あきらめの悪いチームや。そこで足止めたら俺たち終わりや、希望ある限り…いや、希望が無くても最後まで全力で戦い続けるよ」
潮崎「小峠がリング上で言った通り(暗い出来事が)ひとつあったけれど、そんなものを引きずるのは観に来てくれた人たちは望んでないし。ただただ俺たちは全力で戦い続けること。観に来てくれた人たちに満足してもらうために突き進まなきゃいけないし。マイナス要素もプラスに換えるぐらいの気持ちでね、突き進んでいきたいと思う。それが全チームの中で俺たちにしかできないことだとも思ってるんでね。暗いことがあっても、明るく! あきらめ悪くね」
小峠「じゃあ最後荒れますか。下向いてもしゃあないもん!!」
潮崎「おし!」
小峠「まだまだな、あきらめる気もねえからな! 俺たちは優勝目指して……荒れるぜえ! 止めてみなっ!」
潮崎「俺たちをナメるなよ!」
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崖っぷちの鈴木みのるが後藤を破りNEVER王座を強奪!ライガーがBOSJ卒業を宣言!
4月27日 新日本プロレス「Road to レスリングどんたく 2017 ~安芸の国 戦国絵巻~」広島グリーンアリーナ小ホール 1705人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー 川人拓来 ○岡倫之(8分28秒 逆エビ固め)タイガーマスク 北村克哉 ×海野翔太【ライガーの話】「ふう……まあ、今日から参戦ということで、福岡とか別府とかありますけど、ボクの目はもう、『BEST OF THE SUPER Jr.』、この次のシリーズに向いてます。なぜなら、これはもう会社にも話を通して、ほぼ決定です。僕は今年、今回限りで『BEST OF THE SUPER Jr.』を卒業します。今年が最後の『BEST OF THE SUPER Jr.』になりますので、コンディションを整えて、ベストな状態で、もちろん毎年言ってますけど、優勝して、そして有終の美を飾りたいなと思います。これが今年の『BEST OF THE SUPER Jr. 24』が、ジュニア人生最後の『BEST OF THE SUPER Jr.』になりますので、ファンの皆さんも応援よろしくお願いします。しっかり優勝したいと思います。以上」
◇第2試合◇
▼20分1本
矢野通 ○ウィル・オスプレイ(5分6秒 片エビ固め)エル・デスペラード ×TAKAみちのく
※オスカッター◇第3試合◇
▼20分1本
○天山広吉 小島聡 デビット・フィンレー(6分57秒 アナコンダバイス)タマ・トンガ タンガ・ロア ×チェーズ・オーエンズ◇第4試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合
[挑戦者組]ロッキー・ロメロ ○バレッタ(16分54秒 エビ固め)[第50代タッグ王者組]×金丸義信 タイチ
※ストロングゼロ
☆金丸&タイチが2度目の防衛に失敗、ロメロ&バレッタが第51代目王者となる(試合終了後)
ロメロ、「タイチ、カネマル、鈴木軍とはこれで終わりだ!タイチ、カネマルはカエレ!俺たちが闘いたいのはヤングバックス! ヤングバックスよ、世界一のタッグチームを決めようぜ、ロッポンギ・ヴァイスサイコ~!(怒りが収まらないタイチが荒れ狂いながらの退場。)「サイン会をお願いします!」【タイチの話】「1勝1敗だろ、これで。1勝1敗だろ? さあ、決定戦(決着戦)やろうか。1勝1敗だからまだ決まってねぇよ、どっちが強いか。さあ、次が決定戦だ。その前に、これから始まるものすべて、片っ端からグチャグチャにしてやるからな。終わんねぇぞ、鈴木軍は。だから俺は昨日、ノブに『飲むな』っつったんだ。『飲むな』ってあれだけ言ったんだ。試合には負けてねぇ、試合には。酒に負けたんだ。だから、お前らより酒が強ぇんだ。オイ、決定戦だ。やってやろうじゃねぇか」
◇第5試合◇
▼30分1本
○ジュース・ロビンソン 棚橋弘至 田口隆祐 リコシェ ヨシタツ(12分32秒 片エビ固め)内藤哲也 ×SANADA EVIL BUSHI 高橋ヒロム
※パルプフリクション◇第6試合◇
▼30分1本
○バットラック・ファレ ケニー・オメガ 高橋裕二郎(13分28秒 体固め)オカダ・カズチカ 石井智宏 ×YOSHI-HASHI
※ツームストーンパイルドライバー◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合
[挑戦者]○鈴木みのる(24分19秒 体固め)[第15代王者]×後藤洋央紀
※ゴッチ式パイルドライバー
☆後藤が4度目の防衛に失敗、鈴木が第18代目王者となる(試合終了後、鈴木は海野レフェリーからNEVER無差別級のベルト受け取ると、海野レフェリーを蹴散らす)
鈴木「(※会場から大ブーイング)オイ、そのブス、お前だ。オイ、息がクセェ。それ以上しゃべんじゃねぇよ。オイ、豚ヤローどもも口を開くんじゃねぇ。いまから俺がしゃべるんだ。このNEVERのベルトは、俺の手元に来た。なんでだ? なんで俺の手元に来たかわかるか? まぁ、豚にはわかんねぇよな。王様のもとに、宝はすべて集まるように、できてるんだよ。そうさ。これから一つずつ、一人ずつ、腕一本ずつ、テメェら全員。オイ、広島。テメェらも全員、あの世いきだよ。オイ、最後に教えてやろう。俺たち、鈴木軍、イチバーン!」【鈴木の話】「(※乾杯用に用意されていた缶ビールを蹴飛ばして)なに呑気に酒なんいて用意してんだ、新日本。(※缶ビールを開けて、テーブルに叩きつける)だから(ベルト)獲られるんだ。(※2本目の缶ビールを開けてベルトにかける)おい、新日本プロレスよ、誰が取りに来る? 誰か取りに来い! それとも(NEVERのベルトは)俺の、酒のアテにしかならねぇか? さあ、ここからだ。ここからだ。おい、クソガキども、『鈴木軍はもういらない』『鈴木軍は時代遅れ』『鈴木軍なんて、新日本にはいりません』……ああ、そうですか。お前らには用がなくても、俺たちには用があるんだよ。それはなぜか? そう、お前たちが宝を持ってるからだ。お前たちの都合なんか、俺たちには関係ない。そしてお前たちを応援する、ここ広島のファンども、てめえらの意見も俺は求めちゃいねぇ。俺が求めてるのは、カネだ。さあ、これを元手に、次へ行こうじゃねぇか。そう、次は……どこかな? オイ、新日本のレスラーたちよ、この名前よく覚えとけ。(ベルトに)なんて書いてある? なんて書いてある? 『NEVER』……どういう意味だ? どういう意味だ? “決して後藤洋央紀のものじゃない”って書いてある。“決して新日本のものではない”、“決してお前たちに好きにしていいものじゃない”、“決して弱いものは手にするな”、そう書いてあるんだろ? だからこのNEVERは、俺のところに来たんだよ。わかるだろ? わかるだろ、この理屈。オイ? (※ベルトを眺めてから)無差別っていう……そう無差別、無差別……無作為、無謀。フフ、好きに使わしてもらうぞ、新日本。テメェらのやりたいようには、2度とさせねぇ。こっちはこのチャンスをず~っと待ってたんだ。ず~っと。あれから、1月にこの新日本にきてからず~っと、この瞬間を待ってたんだよ。この瞬間をな。俺の手に、どれでもいいんだ、来るのを待ってた。そう、これで俺が手を挙げる権利を得たんだ。俺の話を聞く耳を、お前たちは義務的に持たなくてはいけない。さあ、どうする? さあ、どうする、ニュージャパン・プロレスよ? 俺は、力でしか、認めない」
新日本広島大会第4試合のIWGPジュニアタッグ選手権は鈴木軍が阿部未歩さんを先発で出そうとし、絡もうとせず代わるがわる交代するなど焦らしまくり、場外でタイチが木槌を取り出して浅見レフェリーのチェックが入ろうとする隙を突いてデスペラードが介入するなど、鈴木軍がインサイドワークでロッポンギを翻弄、ロッポンギもタイチを捕らえようとするが巧みに逃げられ、逆にバレッタが捕まって鈴木軍ペースのまま試合が進む。
再びデスペラードが介入すると、邪道外道が駆けつけてデスペラードを排除、タイチもバレッタに木槌での一撃を狙うが、かわしたバレッタがスーパーキックで反撃し、やっと交代したロメロも往復式ラリアット、両腕ラリアットで続く。
ロッポンギは金丸を捕らえてダブルジャンピングニー、コンタクトキラーと合体技を決めるが、タイチがカウントを叩く浅見レフェリーを排除すると、シューズに木槌を装着しての天翔十字鳳を浴びせ、金丸もムーンサルトで続き、雪崩式での合体技を狙うが、ロメロが駆けつけて3人もろともコーナーから落とす。
金丸はバレッタをトラースキックから投げ放しジャーマン、トルネードDDTと畳みかけ、ディープインパクトを狙うが、ロメロが雪崩式フランケンシュタイナーでカットし、最後はストロングゼロが決まり3カウントで王座奪還に成功、試合後には元王者のヤングバックスを挑発した。メインは後藤の保持するNEVER王座に鈴木が挑戦、4・9両国ではザック・セイバーJr.が後藤に挑戦し、鈴木自身が介入して加勢するも後藤の牛殺しに返り討ちにされるだけでなく、ザックも王座奪取に失敗。後藤の指名で王座挑戦となったが、鈴木にしてみればIWGPから格落ちの王座への挑戦は屈辱的でもあり、金丸&タイチがジュニアタッグ王座から陥落し、鈴木軍もランス・アーチャー、飯塚高史も負傷で欠場するなど崖っぷちの状況に立たされてしまった。
序盤は互いに出方を伺うように牽制し合うも、後藤がショルダータックルからサッカーボールキック、顔面へエルボースタンプ、チンロック、クロックヘッドシザースと鈴木の古傷である首を狙いにかかり、鈴木はロープに逃れるが後藤は構わずストンピングを落とすなど休ませない。
しかしエプロンに逃れた鈴木に後藤が追撃を狙ってラリアットを狙うが、鈴木はロープ越しの腕十字で捕獲、場外戦に持ち込んで客席でイス攻撃を展開、海野レフェリーがチェックに入るも、その隙を突いてセコンドのデスペラードがイスで後藤の首を絞めあげ、リングに戻ると鈴木がアームロックから右腕攻めを展開して形成を逆転させる。
両者はコーナーでのエルボーの連打の攻防から、後藤が村正を浴びせるとミドルキックからバックドロップ、後藤はマウントエルボーからフロントネックロックで攻勢に出て、ボディーへのミドルキックで鈴木はダウンし、後藤がアピールすると、この隙を逃さなかった鈴木が攻めてランニングローキック、後藤の張り手狙いをキャッチして脇固めで捕獲する。
鈴木はキツイ角度で極めるも、後藤は構わず痛めている右腕でエルボー合戦に挑み、クイック式牛殺しから初披露のゆりかもめで捕獲する。
逃れた鈴木は一本足頭突き、後藤はノーモーション頭突き、串刺しラリアットから阻止を狙うデスペラードを排除してからダイビングエルボードロップ、だが牛殺し狙いは鈴木がフロントチョークで捕獲。後藤は強引に担いで牛殺しを狙うが、今度は鈴木がスリーパーで捕獲、そしてゴッチ式パイルドライバーを狙う。
しかしリバースした後藤はスリーパーを狙う鈴木に牛殺しを決め、GTRを狙うがデスペラードがまた介入を狙い、後藤が排除すると蘇生した鈴木が突進する後藤にドロップキックを炸裂させ、勝利を確信した鈴木は上からのナックルの連打、サッカーボールキック、マウントエルボーで徹底的に後藤を痛めつける。
海野レフェリーが鈴木を制止に入ると、その隙を突いたデスペラードが後藤の脳天をイスで一撃し、最後は鈴木がスリーパーからゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い王座を奪取した。
鈴木はNEVER王座を望んでいたのかというと、NOAHでの実績を引っさげて新日本に戻ってきてたものの結果を出せていなかった現状を考えると満足できるものではなく、NOAHと違って思うようにいかない現状に苛立っていたというのが本音だったと思う。崖っぷちから脱出した鈴木はNEVER王座を自分色に染め上げることで起死回生を狙うつもりのようだ。最後に第1試合を終えたライガーが今年の「BEST OF THE SUPER Jr」でのエントリーは今年で最後とすることを明かした。スーパージュニアも今年で24回目となるが、ライガーはY時代を含めて前身である「TOP OF THE SUPER Jr.」から25回エントリーしてきた、いわば”Mrスーパージュニア"的存在だった。だが年齢的なことを考えると総当りリーグ戦がキツくなっていったのも事実だったと思う。優勝で有終の美を飾りたいとしたライガーは12年ぶりに優勝を飾って有終の美を飾ることが出来るか?
【広島大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただきありがとうございました。明後日4月29日(土)は、いよいよ九州上陸!大分・別府ビーコンプラザにて17:00試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njpw #njdontaku #njtoyo #別府 pic.twitter.com/9zbQcNlaTf
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年4月27日今日くらい食おう。今から食う! pic.twitter.com/wx5TPYgPwr
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年4月27日試合後焼き鳥
ボスご馳走様でした!
後藤選手残念でした! pic.twitter.com/maJ5g6jJkG
— El Desperado (@0_desperado) 2017年4月27日オスプレイの飛び付いてくるやつで顔面強打してセコンド付けず
Jr.タッグは失ったが別のが来た
あ~広島焼き食いたい
美味くて遅くまでやってるとこあるかな、、、、、誰か案内しておくれ pic.twitter.com/SaKSz97Loc
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年4月27日いつもそばに居るけど、あんなにキレ狂ってるのは初めてみた。
こわかった。。。 pic.twitter.com/LatlEBMONI
— 阿部未歩(あべみほ) (@abemiho0110) 2017年4月27日 -
天下一ジュニアを制したギネスの願いは「日本人になりたい!」、田中に敗れたライディーンがVM入り!
4月26日 ZERO1 新生ZERO1 ドリームシリーズ~誕生の陣~天下一ジュニアリーグ戦・決勝戦」後楽園ホール
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼「天下一ジュニアリーグ戦」Bブロック代表者決定戦/時間無制限1本
○鈴木鼓太郎(8分46秒 エビ固め)×高岩竜一
※三沢魂タイガードライバー◇第2試合◇
▼「天下一ジュニアリーグ戦」Aブロック代表者決定戦/時間無制限1本
○ショーン・ギネス(8分30秒 ショーンクラッチ)×大谷晋二郎◇第3試合◇
▼20分1本
金本浩二 ○クリス・オンドーフ(11分46秒 アンクルホールド)×横山佳和 野村卓矢◇第4試合◇
▼20分1本
○日高郁人 塚本拓海(10分31秒 K.I.D)×菅原拓也 田中稔◇第5試合◇
▼30分1本
○将軍岡本(8分59秒 反則勝ち)×TARU(試合終了後)
TARU「ストップ・ザ・ミュージック。おい、将軍、オマエ、ホンマに足折るなよコラ。どうせよ、将軍、よく聞いとけ。オマエなんかな、一人やったらなんもできへんのじゃコラ。オマエなんかブードゥに入れんかってよかった。なんもできんとブクブク太りやがってコノヤロー。オマエなんかなんもできへんデクノボウじゃボケ(そこで大仁田のテーマ曲がヒット)なんやこの音楽は?(私服姿の大仁田が登場)」大仁田「おい、今日は乱入じゃありません。大仁田イコール乱入ですけど。TARUさんよ、あんたに頼みがあって来た。私服でな、私服でな、ZERO1のファンの皆さん、曙さんがいま大変なことになってます。ぜひ、すいません、すいません、ボクを代役で使ってもらえませんか? ボク・サップ大仁田は猪木ボンバイエで決まったんです。だけど、だれとは言いませんが、その一言でなくなりました。幻の試合です。ぜひ、ぜひ、今回、今回、ボブ・サップと電流爆破でやらせてください。おい、TARUさんよ、おい、TARUさんよ、TARUさんよ、あんたに頼みがある。あんたに頼みがある。おい、おい、あんた、ボク・サップのパートナーだろ。おい!(×5)オマエほんとにきたねえヤツだな。おい、(リングに上がって!の声に大仁田は携帯などをスタッフに預け大仁田コールの中リングイン)おい、TARU!(×5)ボブ・サップを電流爆破の中に入れるように、頼んでくれよな!」
(大仁田がTARUにつかみかかり客席になだれこんで大乱闘を展開した。)
◇休憩前◇
(休憩前にフジタ“Jr”ハヤトが松葉杖を突いて登場)ハヤト「えーっと、2年前の火祭りに参戦して右足をケガして欠場して、去年の3月復帰して、今度は左のヒザのじん帯を断裂し来月手術をするので、しばらく試合はできないんですけど。ホントに…すいませんでした。(ファンからの「焦るな!」などの声に言葉をなくし)…すいません。またちゃんとしっかり治して…またZERO1さんにもお世話になって暴れたいと思いますので、応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
◇休憩明け◇
(後半戦開始前に、突然TARUが花道から登場し本部席へ。)TARU「おい、沖田、大野の社長はどこいった?(大野社長が来る)大野はん、ワシあったまきたわ。いまオレ、電話でよ、ボブ・サップに電話して、5月12日、露橋スポーツセンター、電流爆破、引き受けるわ! 引き受けるからにはよ、大仁田を、大仁田を、絶対連れてこいよ。アイツウソつきやからよ。覚悟しとけと大仁田に伝えとけ。5月12日露橋スポーツセンターで電流爆破やるぞ! オマエら、持ってるスマホでいますぐ拡散せえよ! まあ、そういうこっちゃ」
【大仁田の話】
大仁田「誰とは言わんけど…誰とは言わんけど、イノキボンバイエ…何年前だったかな。ボブ・サップ-大仁田戦が決まって。そこに通達が来てね、TBSの人間から。誰とは言わんけど、鶴の一声でなくなってしまった。何の因果かわからないけど、何の因果かわからないけど、何の因果かわからないけど! 曙さんが病気になってしまって、俺に代打が回ってきた。これも何かの縁だ。やるんだったら、やるんだったらでいいけど、俺はどんなことをしてでも、ボブ・サップ戦を実現する。電流爆破で…」※ここでTARUたちが乱入。大仁田に殴りかかる
TARU「コノヤロー。お前、関係ないんじゃ! 出てくるな! お前がおるから、ZERO1はみんな怪我するんじゃ! やりたかったら、それなりの筋を通して来いよ! 勝手に乱入ばっかりしやがって。お前は悪じゃ、コノヤロー!」
※TARUたちが去っていく
大仁田「さん付けしただろ? おい、TARUさんよ。ボブ・サップに言っておけ。TARUさんよ! まあ、そういう流れもありまして、ぜひZERO1の皆さんおよびZERO1のファンの皆さん。1回だけ…いや、いつもワガママです。だけど、レスラーはみんなワガママだと思います。残すところ、あと7ヵ月あまり。ぜひ大仁田-ボブ・サップ戦、電流爆破で実現させたいと思います」
◇第6試合◇
▼30分1本
○鈴木秀樹(10分41秒 新卍固め)×佐藤耕平◇第6試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/30分1本
[第21代王者]○田中将斗(16分41秒 片エビ固め)[挑戦者]×ジェームス・ライディーン
※スライディングD
☆田中が初防衛に成功(試合終了後、ベルトを大野社長からひったくった田中が、ブードゥのTシャツを差し出すが、大野社長は構わずにリングを降りる)
田中「ライディーン、チャレンジャーとしては気持ちいい試合できた。ありがとうな。靖国で言った通り、勧誘は一応するけど、闘ってみておもろかったから、オマエがチョイスせえ。こっちでやるのか、そいつらと組んでやるのか(田中が英語で言い直してライディーンにTシャツを投げ渡す。ライディーンはTシャツを着る。)残念やったな。こっちにくる方がおもろいらしいぞ。(リングサイドの耕平に)オマエもそうだろ。オレとやってる方がおもろいやろ。次、川崎、勝てると思うなよ。オレが必ず勝つから。そしたらオマエら、帰ってくれ」
(ライディーンとジャクソンが一触即発となるが、ほかのメンバーが分け、事なきを得た。)
【田中、ライディーン、ジャクソンの話】
田中「靖国でライディーンに『負けたらこっち来るか? そしたらやってもいいよ』って正直、売り言葉に買い言葉でそういうふうに話題振っておいたら面白いかなと思って、結果、今日勝って、来ても来なくてもどっちでもよかった。本人にしたら、こっちを選んだ。こっちが面白いと思ったのか、男と男の約束で言った以上、こっちに来たのかはわからないけど、まぁ、ここにシングルのベルトがある。爆破のベルトもある。ウチにあるベルト、取れるものはすべてブードゥ・マーダーズで取る」ライディーン「オレはブードゥ・マーダーズに入った。田中さんと一緒にタッグのベルトを狙ってもいいと思ってる」
ジャクソン「何を言ってるんだ? この新入りが」
(しばしライディーンとジャクソンがもめてから引き揚げる)
◇第7試合◇
▼天下一ジュニアリーグ戦・決勝戦
[Aブロック代表]○ショーン・ギネス(17分32秒 片エビ固め)[Bブロック代表]X鈴木鼓太郎
※変形ブラディサンデー
☆ギネスが天下一ジュニアを優勝(試合終了後のリングで天下一ジュニア優勝セレモニー。出場選手たちがリングサイドを囲む中、ギネスに大野社長よりベルトが贈られる。続いてC;ONの2人から優勝トロフィー。小林歌穂さんよりすしざんまいの食事券30万円。その後も旅行券10万円分、牛肉100キロ、鶏肉100キロ、豚肉100キロ、野菜1年分など数々の勝利者賞が贈られる。
サムライTVキャスターの元井美貴さんによる勝利者インタビュー。通訳はオタクィーーーンイングリッシュの出演者の女性が務める。)ギネス「(優勝おめでとうございます)アリガトウゴザイマシタ。(今の率直な感想をお聞かせください)今夜が人生で一番つらい闘いでした。ハイボールを飲みたい。(大谷を倒し、決勝では鼓太郎に勝利しました)トップクラスの選手なので、夢のような闘いになりました。(決勝戦では場外戦や激しいエルボー合戦もありましたが、それを支えたのは?)ファンのためにベストな闘いをしたいんです。すごく応援してくれて、応援のおかげで勝てました。(優勝の喜びをだれに伝えたい?)あと10分後、ママに電話します(地響きとともにシェンロンの声。願い事を問われたギネスは以下の答え。)鈴木さんは2つベルトを持っている。でもまず、日本が大好き。ZERO1はマイホーム。大好きです。一番燃えてるファンは日本のプロレスファンです。大好きです。だから日本にずっと住みたい。帰化したい。日本人の名前がほしい。オネガイシマス(天下一ジュニア出場選手がリングへ。キョウシュクデス。みなさん、立ってください。オネガイシマス。イクゾー! モウイッカイ。イクゾー! 3、2、1、ZERO1! アリガトウゴザイマシタ」
【鼓太郎の話】「いやあ2回連続準優勝とはね。不甲斐ないですよ。しょうがない。これは結果だから受け止めるしかないし、また厄介なライバルを作っちゃったかなと思ってね。まだまだオレも未熟だってことでしょ。勝てないってことは。認めますよ。負けたんだから。今日のショーン・ギネスは強かったよ。そういうこと。(当然、ベルト挑戦という話も)もちろん負けてる以上、向こうが挑戦してきたいっていうならそれはやりますよ。ただやるからにはね、ショーンの持ってるベルトも懸けてほしいね。無差別級ならダブルタイトルでもいいんじゃない? オレは負けてるから何も言わないよ。あとはショーンに気持ちを聞いてくださいよ。今日はオレの負けです」
今年からリーグ戦として開催された天下一ジュニアも決勝戦を迎え、今回は5分以内の決着なら勝者は1点プラスの3点という特殊なルールとなったためリーグは混戦、Aブロックは大谷、ギネス、ハヤトがトップで同点で全公式戦を終えるも、ハヤトが4・23いわき大会で左膝を負傷、診断の結果、外側側副靭帯完全断裂、内側即副靭帯部分断裂と診断されたため欠場することになり、大谷とギネスが決勝に進出。Bブロックは高岩6点、金本が5点で公式戦を終えるもいわき大会で3点の鼓太郎が日高を降し5分以内の決着だったため3点獲得、6点で全公式戦を終えて大逆転で決勝トーナメントに進出した。
明日の天下一ジュニア最終戦後楽園大会!フジタ“Jr”ハヤト選手、欠場。全力で闘った結果の負傷は誰も責められない!自分は優勝あるのみ!!ショーンに2連敗だけは絶対にしない!皆様の熱いご来場心からお待ちしています。 #天下一ジュニア pic.twitter.com/jzoyZ5Yhm2
— 大谷 晋二郎 (@otani_shinjiro) 2017年4月25日Bブロック代表者決定戦の高岩vs鼓太郎は、鼓太郎のショルダータックル狙いを高岩がラリアットで迎撃し、コーナーポストへのパワーボムから、いきなりデスバレーボムを狙うも、丸め込んだ鼓太郎はエンドラスワルツを決め、三沢魂ローリングエルボーを狙うと担いだ高岩がデスバレーボムを決め、鼓太郎も起き上がってバックドロップで返すなど、互いに決勝戦を見据えて速攻勝負を狙う。
両者は打撃戦から高岩がラリアット、逆水平、首投げ、スリーパー、首四の字と攻め込み、ブレーンバスターから逆片エビで捕らえ、串刺しラリアットからダイビングエルボードロップを投下すれば、鼓太郎もエルボーから三沢魂タイガードライバーを狙うも、高岩が垂直落下式みちのくドライバーで突き刺し、ラリアット、デスバレーボムと畳みかける。
高岩は雪崩式デスバレーボムを狙うが、着地した鼓太郎はパワーボムで叩きつけ、アッパー掌底の連打、ブルーディスティニー、ランニングエルボーと畳みかけた後でアッパー掌底から三沢魂タイガードライバーを決め3カウントを奪い決勝へ進出する。Aブロック代表決定戦の大谷vsギネスはギネスがゴング前から入場する大谷に奇襲を仕掛けドロップキックで場外へ追いやるとプランチャで追撃し、リングに戻るとミサイルキックを発射するが、大谷がかわして自爆となると、コーナーに逆さ吊りにしてから顔面への低空ドロップキック、逆片エビ、顔面ウォッシュと自身のペースへと持ち込んでいく。
大谷は水面蹴りからフロントハイキックを連発も、ギネスはゼロ戦キックからコードブレーカー、ダイビングフットスタンプと猛反撃し、フロッグスプラッシュを投下するが大谷は剣山で迎撃してミサイルキックからライガーボム、ドラゴンスープレックスを狙う。
しかしギネスが丸め込むと、ギネスのエルボー、大谷のチョップと打ち合いとなり、大谷が袈裟斬りチョップを炸裂させると、もう一発を狙うが、かわしたギネスがラ・ミスティカからラ・マヒストラルで丸め込んで3カウントを奪い決勝へ進出する。メインの決勝戦は互いに出方を伺うと、鼓太郎が顔面へのエルボードロップで先手を奪い、左目に痣が残るギネスの顔面をエルボースタンプ、顔面キック、エルボーやフロントハイキックで攻め込み、ピットから串刺しニー、ファンネルからブルーディスティニーを狙うも、着地したギネスはドロップキックを発射、鼓太郎の串刺し攻撃をかわしてエプロンからのジャンピングハイキック、鼓太郎のコーナーからの攻撃も逆立ちで組み付いてからのヘッドシザースホイップで攻め込むが、ミサイルキックは自爆となると、鼓太郎はピットを狙うが、今度はギネスが低空ドロップキックで迎撃して、場外へ逃れた鼓太郎にトペ・コンヒーロ、客席へ駆け上って柵を踏み台にしてのフライングエルボーを炸裂させる。
ギネスはエプロンからの断崖式ジャーマンを狙うが、鼓太郎が逃れるとコーナーからの攻撃を狙うギネスにサミングを浴びせ、エプロンでのツームストーンパイルドライバーを敢行してから、場外へ落ちたところで三沢魂エルボースイシーダを発射、リングに戻ってから三沢魂ダイビングエルボーアタック、三沢魂タイガードライバーで勝負に出るが、ギネスは堪える。
鼓太郎は回転エビ固めからダイヤル固めで回転すると、ギネスもカサドーラで切り返し、鼓太郎の三沢魂ローリングエルボー狙いも延髄斬りで迎撃する。
ギネスは突進するが、鼓太郎が抱えてツームストーンパイルドライバーで突き刺すと、エルボー合戦は鼓太郎が競り勝ち、ギネスも鼓太郎の串刺し攻撃を迎撃も、鼓太郎は左右エルボー、三沢魂ランニングエルボー、三沢魂ローリングエルボーと畳み掛けていく。
鼓太郎はブルーディスティニーから三沢魂タイガードライバーを狙うが、ギネスは変形カサドーラで切り返すと、回転エビ固めからリバースフランケンシュタイナー、飛行機投げからの十字固めと畳みかけ、最後はトラースキックから両足をクロスしての変形フィッシャーマンズバスターからブラディサンデーで3カウントを奪い、天下一ジュニアを制した。
試合後にギネスがシェンロンに願い事として日本への帰化を訴え、最後は「1・2・3ZERO1」で大会を締めくくった。
ライディーン、ジャクソンなど外国人勢の躍進がめざましいZERO1だが、ジュニアもギネスが制するなど、まさしく外国人天国になりつつあるようだ。
セミの世界ヘビー級選手権はヘッドロックの攻防から、ライディーンの突進をかわした田中がプランチャを発射も、場外戦で流れを変えたライディーンはエプロンでのパワーボムを狙うも、リバースした田中はリングサイドでイス盛りを作って、その上へのブレーンバスターを敢行、テーブル貫通スーパーフライも敢行してライディーンに大ダメージを与え、更には鉄柱にライディーンの足を固定してイスで滅多打ちにする。
リングに戻った田中は逆水平で反撃するライディーンの足を竹刀で一撃し、足攻めを展開するも、ライディーンはブレーンバスターで投げ、串刺しラリアットからフロントスープレックス、串刺しラリアットから滞空式ブレーンバスター、エルボードロップと反撃も、パワーボム狙いは田中が脱して膝裏へラリアットを浴びせると、串刺しラリアットから雪崩式ブレーンバスター、スーパーフライを投下も、ライディーンは剣山で迎撃する。
ライディーンはリフトアップでコーナーへ投げると、ラリアットを狙うが、カマイタチで迎撃した田中はラリアットからスーパーフライを投下、勝負を狙ってスライディングDを狙うが、キャッチしたライディーンはチョークスラムを狙う。逃れた田中は左右エルボーやローリングエルボーで抵抗するが再度キャッチしたライディーンはチョークスラムを決める。
勝負を狙ったライディーンはパワーボムを狙うが、DDTで切り返した田中がスライディングDを連発して3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後に田中がライディーンに約束通りにVM入りを迫ると、ライディーンは自らVMシャツを着てVM入りを決意、だがこれにライディーンと敵対していたハートリー・ジャクソンが納得せず、一触即発となるも、VMのメンバーが必死でなだめた。第5試合の岡本vsTARUはジャクソンの乱入とTARUのレフェリーへの暴行で岡本が反則勝ちとなるも、試合後には私服姿で大仁田が現れ、ボブ・サップとの電流爆破マッチを要求してTARUと乱闘となるも、TARUも受諾し5・12露橋大会で電流爆破戦が決定となった。
Respect ain't given it's F'N EARNED! DATWAY pic.twitter.com/KyxBvCSRfh
— ジェームスライディーン (@zero1dils) 2017年4月26日Much respect to Tanaka san! I choose wisely which brains to pick in this business, and they are the brains that have made money! BUSINESS! pic.twitter.com/WuqmXhT4FC
— ジェームスライディーン (@zero1dils) 2017年4月26日本日はゼロワン後楽園大会でした。
ショーン、感動したよ。
いつも頑張っている事をみんなが知っていたからあれだけ喜んでもらえたんだと思います。
そして耕平さんには関節極めまくりましたが、エルボーと蹴りが痛すぎた。
さらに売店来てくれた方ありがとうございました。
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年4月26日ちなみに今日新たに使った技の1つはコブラクラッチではなくボルトンスリーパー(別名ジャックパイ)。
そしてもう1つは名前はわからないけどかつてグレート小鹿さんが使っていた技でした。
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年4月26日2枚目です。小鹿さんがやっていた技は何かで見たんですが何かは忘れました。で、実は少しアレンジしてます。 https://t.co/pT6sBvqVP0
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年4月26日 -
大荒れチャンカン大阪大会!宮原がゼウスに敗れ公式戦初黒星!諏訪魔がボディガーにまさかの敗戦!石川は真霜とフルタイムドロー!
4月26日 全日本プロレス「2017チャンピオン・カーニバル~旗揚げ45周年記念シリーズ~」エディオンアリーナ大阪第二競技場 841人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○ジェイク・リー 野村直矢 青柳優馬 中島洋平 ビリーケン・キッド(8分19秒 片エビ固め)大森隆男 岩本煌史 崔領二 ウルティモ・ドラゴン ×岡田佑介
※ランニングローキック◇第2試合◇
▼30分1本
秋山準 橋本大地 ○石井慧介(8分46秒 片エビ固め)ジョー・ドーリング 青木篤志 ×佐藤光留
※高角度ダブルアームDDT◇第3試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗1分=7点]○関本大介(5分53秒 ロールスルー式ジャーマンスープレックスホールド)[3勝2敗=6点]×KAI【関本の話】「苦しかった。あぁ、いってぇ。チクショー。これで今、何点ですか? (7点になったが?)まだ(可能性)ありますか? よし。このまま勝って優勝まで突き進みます。ありがとうございました」
◇第4試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗1分=7点]△石川修司(30分時間切れ引き分け)[2勝1敗2分=6点]△真霜拳號【石川の話】「もう強いのはわかってるよ。勝ちきれなかったというか、俺はフリーで自分の力、発揮できなきゃ働く場所なくなるって思いでやってるけど、真霜はやっぱりKAIENTAIのずっとトップを張って、その意地、終盤であの折れない心は純粋に凄ぇなと思ったし。でもまだこれで何点? (7点になったが?)じゃあ、まだ可能性あるでしょ。次の大森戦、自分が勝ち上がるために勝利目指します。(大森には3月の後楽園でタッグながらピンフォール負けを喫し、雪辱戦になるが?)まぁね。野村に1分内で負けてるから。波が激しいと思うんで。でもどうせだったら強い大森さんできてもらって、その大森さんに勝ってね。勝ったらいけるのかな? いけるんだったら強い大森さんに勝っていきたいと思います。ありがとうございました」
【真霜の話】「いやぁ、強かったよ。重かった、痛かった、凄かった。あぁ、ちょっとやってないうちによ、もともとだけど、さらに怪物になってたよ。知らねぇ間に。いやあ悔しいよ。もう終盤、しのぐので精一杯だったよ。何年前だ、俺らやってた頃。あの時より重いし、あの時より強ぇ。きつかったね。これでどうなんだ得点状況? (6点となったが?)6点というのはまだ可能性あるのか? 次勝てば大丈夫なのか? あぁ、やられたな。計算以上の相手だった。悔しい。まぁいいや。気持ち切り替えるよ。あと残り1戦、公式戦残ってんだ。次、勝ちゃあいいんだろ、勝てばまだ可能性あるんだろ? じゃあ次、勝つだけだ」
◇第5試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○ボディガー(5分42秒 エビ固め)[3勝2敗=6点]×諏訪魔
※ラリアット【ボディガーの話】「失神して、ほとんど覚えてないけど、俺が3カウント獲ったんやな? 諏訪魔から、あの諏訪魔から俺は勝ったんやな? それだけでもこのチャンピオン・カーニバル、俺にとっては凄い価値があるチャンピオン・カーニバルや。優勝に絡めるのかどうか今のところわからんけど、とにかく今日の1勝が今後の俺のプロレス人生もっともっと拍車をかけるのは間違いない。それぐらい大きい1勝や。(首位の石川と1点差でまだ可能性もあるが?)俺が次勝てばまだチャンスある? 次誰や? 野村か? よっしゃ、油断せずに全力で野村を叩きのめす。あいつ、オヤジには負けへんとかぬかしとったけど、おぉ、オヤジの意地みせたろやんけ! 今度、岡山で真剣勝負や。まぁ、そういうこっちゃ!」
【諏訪魔の話】「いやあ、わかんなくなっちゃった。何だ? (青木が『ハイキックがいいの入った』と伝えると)わかんねぇ。一瞬、飛んじまったっていう…負けてたのかっていう…わかんないね。まだまだあきらめないでやりますよ」
◇第6試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=4点]○ゼウス(13分32秒 片エビ固め)[3勝1敗1分=7点]×宮原健斗
※ジャックハマー【ゼウスの話】「(脱落は決まったものの、三冠王者・宮原を破ったが?)まぁ、そうですね。もちろんこのチャンピオン・カーニバルという全日本プロレス最高の祭りに参戦するにあたって、優勝しか考えておりませんでした。しかし僕はね、6人の方と戦うその全て1戦1戦を最大の戦いとしてみてるんで、一つ目負けた、次ジョー・ドーリングという最強の相手から勝てた、そこから2敗した、そのあとにまた宮原健斗という三冠チャンピオンから勝てた。その1戦1戦をクリアしていく。一つ一つ戦いなんで、次の関本大介戦、勝つことしか考えてないです。別に合計の得点どうこうとかっていう全体ではみてないんで、全て勝って優勝。要は一つ一つの試合全てに勝つ。それが目標ですね。これをやると優勝になる。ただ3敗したんで脱落はしましたけど、残っている広島での関本大介戦は必ず勝利したいと思います。(関本には昨年ここ大阪での優勝戦で敗れているが?)そうですね。地元・大阪でタイトルマッチとか重要な試合、チャンピオン・カーニバルもそうですし、タッグでは勝つことができても、シングルでなかなか勝利を得ることができなかったんで、今日こうやって黒星がついてない相手に勝てたのは僕にとって大きな勝利になって、大阪の皆さんも少しは喜んでくれたんじゃないかなと、これまでの負けを許してくれたんじゃないかなと思います」
「2017チャンピオン・カーニバル」もいよいよ後半戦、ここまでの経過を振り返るとAブロックは宮原が7点で単独トップで6点のKAI、5点の関本、4点のジョー、崔が追いかける展開となり、昨年度準優勝だったゼウスはまさかの脱落となった。Bブロックは諏訪魔と石川が同点でトップ、5点で真霜、4点で大地とボディガーが追いかけるも既に3敗となった大地は厳しい状況となる。Aブロック5点の関本は6点のKAIと対戦、KAIが奇襲からフロントハイキックを狙う関本をフランケンシュタイナーで場外へ追いやり、トペで追撃、リングに戻っても串刺しフロントハイキックを浴びせるが、関本は串刺しスピアーで反撃してアルゼンチンバックブリーカー、ベンジュラムバックブリーカー、逆エビ固めと腰攻めをを展開、前後からハンマーを浴びせ、串刺し攻撃を狙うが、KAIはフロントハイキックで迎撃しラリアットを浴びせる。
KAIはブレーンバスターを狙うが、関本が投げ返すと頭突きを浴びせるが、KAIは追尾式フロントハイキックからジャーマンで投げ、トラースキックからスプラッシュプランチャを狙う。しかし関本が剣山で迎撃して逆にフロッグスプラッシュを狙うも、今度はKAIが剣山で迎撃して延髄斬りからラリアットを狙う。ところが関本がかわしとロールスルー式ジャーマンを決め3カウントを奪い7点目を獲得する。Bブロック6点の石川は5点の真霜と対戦、序盤は手四つの力比べでは上背のある石川が制するも、真霜はカニバサミからグラウンドを仕掛け、ヘッドロックからショルダータックル合戦に挑むも石川は揺るがず、ロープワークで翻弄してから場外へと降り、石川が追いかければ真霜はリングに戻り、石川が戻れば真霜は再び場外と焦らしにかかる。
真霜の挑発に石川が応じないため、真霜はエプロンへ上がるも、石川がエルボーで強襲し、客席で打撃戦を展開してから、フェンスへ投げつけ、ジャーマンの態勢から顔面を叩きつける。
リングに戻っても石川がヘッドロックで絞り上げ、真霜がエルボーや張り手で反撃するも、串刺し攻撃はスタンガンで迎撃され、ターンバックルへと叩き落されてしまい、場外へ逃れても石川が場外DDTで突き刺して首に大ダメージを与え、真霜をエプロンに置いてからエルボーを浴びせていく。
しかしフロントハイキック狙いは真霜がキャッチして、ロープ越しのドラゴンスクリューを決めると、一気に失速した石川の足攻めを展開、石川も反撃して32文ミサイルを狙いにコーナーへ昇るも、真霜は雪崩式ドラゴンスクリューを決めて膝十字固めで捕獲する。
真霜はローキックを石川の痛めた左足に浴びせていくが、ドラゴンスクリューを狙ったところで石川が強引にサイドスープレックスで投げ、串刺しラリアット、雪崩式ブレーンバスター、真霜がジャーマンで投げても石川はラリアットで応戦し、追尾式ランニングニーリフトからリバースパワースラム、そしてランニングニーリフトを狙う。
しかしキャッチした真霜はドラゴンスクリューを決め、左足をセカンドロープに引っ掛けて蹴り上げてから再度ドラゴンスクリューを狙うが、阻止した石川はダイビングフットスタンプを投下、STOから肩固めで捕獲し、散々絞めあげてスプラッシュマウンテンを狙うも、阻止した真霜はダブルレッグロックから膝十字、裏四の字固め。ローキックと足を攻め、延髄斬り、顔面蹴りを炸裂させるも、石川はファイヤーサンダーで突き刺して両者ダウンとなる。
両者は膝立ちから石川がニーリフト、ドラゴンスープレックス、ランニングニーリフトを浴びせるも、真霜はレッグラリアットで応戦して膝十字、ミドルキックと放てば、石川も追尾式ニーリフト、ランニングニーリフトと応戦、真霜は顔面蹴りを炸裂させてカバーもカウント2となったところで30分時間切れとなったBブロック、セミの諏訪魔vsボディガーは両者は開始早々肉弾戦を展開も諏訪魔がラリアット、フロントスープレックスで先制しバックドロップからラリアットを浴びせ、ローリングラリアットからラストライドで速攻勝負を狙う。
しかしボディガーが堪えると、諏訪魔がラリアットを狙うが、ボディガーはハイキックで迎撃すると、まさかの一撃に諏訪魔の意識が朦朧になったところで、ボディガーがラリアットを浴びせ、最後はラリアットの相打ちからボディガーがラリアットを決めて3カウントを奪い、ボディガーが勝利、諏訪魔がまさかの2敗目を喫してしまう。Aブロック、メインの宮原vsゼウスは肉弾戦を制したゼウスが場外へ逃れた宮原を鉄柵へ叩きつけるが、宮原もフェンスを使ってのスタンガン攻撃、鉄柱に首を引っかけて絞め上げ、ゼウスをトップロープ上に乗せてから頭部へドロップキックと首攻めを展開するも、フライングバイセップスエクスプロージョンで反撃を開始。串刺しバイセップスエクスプロージョン、串刺しボディアタックの連続攻撃で猛反撃する。
ゼウスは再度バイセップスエクスプロージョンを狙うが、宮原はスネークリミットで捕獲し、串刺しブラックアウトからブラックアウトを狙うも、キャッチしたゼウスはイーグルネルソンで捕獲、宮原がフロントハイキック、垂直落下式ブレーンバスターで反撃しても、意地で起き上がったゼウスはラリアットを狙う宮原とバイセップスエクスプロージョンで相打ち、スパインバスターと叩きつける。
両者はエルボー合戦から、宮原のエルボー合戦に対してゼウスはバイセップスエクスプロージョンで応戦してジャックハマーを狙うも、着地した宮原はジャーマンで投げ、ブラックアウトからシャットダウンスープレックスを狙う。
しかし振りほどいたゼウスはチョークスラムを決め、バイセップスエクスプロージョンから再度ジャックハマーを狙うも、首固めで切り返した宮原は後頭部、正面へとブラックアウトを炸裂させ、再度シャットダウンスープレックスを狙うも、ゼウスは必死で阻止しバイセップスエクスプロージョンからジャックハマーを決め3カウントを決め、ゼウスは4点目を獲得、全勝優勝を狙っていた宮原は公式戦初黒星を喫する。これでAブロックは宮原と関本が同点で並んでトップ、1点差でKAIが追いかける展開となったが、ジョーと崔も残り2試合を残していることからまだ逆転の可能性もある。Bブロックは石川が逆転してトップに立ち、諏訪魔、真霜、ボディガーが追いかける展開となった。チャンカンも残りあと2戦、博多での優勝決定戦には誰が進出するのか?
【全日本】真霜と熱戦ドロー 石川がBブロック単独首位で決勝王手▼宮原初黒星 ゼウス脱落も地元・大阪で三冠王者狩り▼ボディガーが番狂わせ、諏訪魔首位陥落▼関本3勝目で首位タイ▼石井が佐藤に雪辱…大阪大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw #2017cc pic.twitter.com/Njej1KXfJ6
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年4月26日まだまだ”優勝”しか見てないぜ。
大阪の皆さんの最高エネルギーを身体中にたくさん貰った。
大阪★
ありがとう!#ポジティブ #大阪
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年4月26日全日本大阪大会でした!
チャンピオンカーニバル公式戦、真霜戦は30分引き分け。やっぱり強いわ真霜選手。のこるは大森戦のみ。勝つしかない! #ajpw pic.twitter.com/YnlCn468u9
— 石川修司 (@g0925union) 2017年4月26日チャンピオンカーニバル5戦目。
怪物は進化していた。
デカい、重い、痛い、そして強い。
いやぁ…悔しいな。
この引き分けで、決勝行きへの条件が厳しくなっちまったようだ。
だが、まだ脱落したわけではない。
次はキッチリ勝つのみだ。
— 真霜拳號 (@mashimo_kengo) 2017年4月26日 -
野村が大森を秒殺!宮原は関本とフルタイムドロー!チャンピオンカーニバル2017 名古屋大会公式戦結果
4月25日 全日本プロレス「2017チャンピオン・カーニバル~旗揚げ45周年記念シリーズ~」愛知・名古屋国際会議場 631人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○石川修司(6分28秒 エビ固め)[2勝3敗=4点]X橋本大地
※スプラッシュマウンテン【石川の話】「また結果的にタイムは短かったけど、タイムほど余裕はないというか、やっぱりあいつは俺よりも全然若くて、俺よりも凄い試合数こなしてるから、凄ぇ成長してるね。チャンスがあったら一気にいかないとやられるんで。これで勝ち点6ですか? あと真霜、大森さん、二人? 明日か真霜戦? (諏訪魔と首位タイに並んだが?)そう? よし。諏訪魔選手も1敗してるからね。俺と並んでるわけでしょ。明日勝って王手をかけたいと思ってます。(相手の真霜は強敵だが?)品川大会みてましたけど、自分に勝った諏訪魔選手に勝ってるんで、手強い、スキがないから。でもスキがないとしたら、それをぶち壊すしかないんで。その壊す力を自分は持ってると思ってるんでね。俺の力であのタクティクスというか、戦略的な真霜拳號のプロレスをぶち壊して俺が勝ちたいなと思います」
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝3敗=2点]○野村直矢(0分48秒 エビ固め)[1勝3敗1分=3点]X大森隆男
※スピアー【野村の話】「よっしゃ! 最初、奇襲仕掛けたとはいえ、3つ入ったら勝ちは勝ちだ。これで1勝。次、岡山でボディガーとやるけど、このままの勢いで勝ちたいと思います。ありがとうございました」
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○崔領二(6分14秒 エビ固め )[1勝5敗=2点]Xジェイク・リー
※那智の滝【崔の話】「やっぱ甘くないなと思いますね。このリーグ戦、1試合終わったら、もうしばらくできないと思っちゃうけど、そんなきつさがやりがいもあるし。KAIに負けて、関本に負けて、でもゼウスに勝って、ジェイクに勝って、凄く紙一重の差。誰が飛び抜けてるというのはたぶんない。とにかく体がきつい。全然余裕ないですね。(次戦は)宮原でしょ。あいつだけには絶対負けない。ここで俺、去年、三冠に挑戦しましたから。あいつだけには絶対負けない。関本が去年つかんだ栄光、俺につかめないわけがない。と俺はそういう解釈してるんで」
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1分=7点]△宮原健斗(30分時間切れ引き分け)[2勝1敗1分=5点]△関本大介【宮原の話】「全勝優勝っていう有言実行ならず。でも、俺はいつもポジティブなチャンピオンだ。いつもポジティブなチャンピオンだ。最高の男と最低の男の差は切り替えができるかできないかだ。俺は最高だからすぐに切り替えて明日に向かう。リーグ戦だからね。優勝を捨てたわけじゃない。俺が優勝しなきゃダメでしょう。(明日はゼウス戦で三冠戦のような戦いが続きそうだが?)俺は最高だから。普通のレスラーより最高だから。そこは皆さんに最高の差をみせつけたいと思いますよ、このリーグ戦で。さらにみせつけますよ。(腰を攻められたが明日以降、大丈夫?)最初からそんなもん承知の上だ。リーグ戦で連戦、承知の上だ。それがプロレスラーってもんだよ。俺はそう思ってるから。あのトロフィー、俺が一番似合うだろ。明日、大阪で勝って優勝しかないでしょ」
【全日本】関本と激闘ドロー 宮原初失点で全勝V消滅▼大地粉砕で石川3勝目、諏訪魔と首位タイ▼野村が大森秒殺で初日▼崔2勝目、宮原戦へ「あいつにだけは絶対負けない」▼佐藤が石井に直接勝利…名古屋大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw #2017cc pic.twitter.com/4YSWguhgCY
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年4月25日名古屋国際会議場大会にご来場くださいました皆様 どうもありがとうございました❗
野村直矢選手に完敗。公式戦は残り一試合。俺にまだチャンスはあるのか?ある!絶対にある!諦めてたまるか。#ajpw #ミドルエッジ
— 大森 隆男(Takao Omori) (@omoritakao) 2017年4月25日全日本名古屋大会でした!チャンピオンカーニバル公式戦、大地との試合に勝って3勝1敗!明日は大阪大会!真霜戦、いざ勝負!!#ajpw pic.twitter.com/FKDqhXmNOq
— 石川修司 (@g0925union) 2017年4月25日全日本プロレスさんの2017チャンピオン・カーニバル~旗揚げ45周年記念シリーズ~名古屋大会にお邪魔しました✨
試合後に、選手の皆様がグッズ売り場に来てくださったりファンサービスも素敵すぎました❗
Twitterをフォローしてくださった秋山社長と中島洋平選手にもお会いできました❗ pic.twitter.com/PGNWeo0RO3
— 松井珠理奈 (@JURINA38G) 2017年4月25日初めての全日本プロレスさん❗
ジャンプジャンプジャンプで興奮しまくりでした
すごい写真がたくさん撮れましたよ✨
さらにプロレスが大好きになりました
ありがとうございました❗❗ pic.twitter.com/Zht34Ta6YX
— 松井珠理奈 (@JURINA38G) 2017年4月25日 -
4月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行のお知らせ
投票受付日時が決定していなかった4月の間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定、5月4日の午前0時から投票受付を開始します。
また1位が複数いた場合は決戦投票を行います(投票はtwitterの投票機能を使用します)なお決戦投票を行う場合は結果発表は2日間後に延期させていただきます
5月 2日 ツイッターの月間MVP投票アカウントにてTwitterにて先行発表(開始時刻は未定)
当ブログでは5月4日 午前0時投票受付開始
5月11日 午前0時投票受付終了 結果発表投票よろしくお願いします
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阿部四郎
全日本女子プロレスでダンプ松本率いるヒールユニット「極悪同盟」寄りの不公平レフェリングを展開し、極悪レフェリーとして名を馳せた阿部四郎さんが肺炎で死去した、享年76歳。
阿部さんが活躍したのはクラッシュギャルズ全盛期の全日本女子プロレス、当時の自分は大阪に住んでいたが、全日本女子プロレス中継は全国ネットではなくローカル局であるサンテレビを通じて放送していたが、いつ放送するかわからず不定期で何ヶ月遅れでの放送だったリアルタイム性に欠け、一時は30分枠で関西テレビで放送された時期もあったが短期間で終わってしまったことから、クラッシュ全盛期の女子プロレスはミーハーな女子ファンの多さもあって入り込めず、たまに見る程度だった。
その中で阿部レフェリーはダンプ率いる極悪同盟の反則をわざと見逃し、ベビーフェースであるクラッシュをフォールするときは高速カウント、極悪同盟側がカバーされると超低速カウントとアンフェアぶりを徹底させたことでファンの憎悪を買っていたが、自分が見たときはこんなレフェリーがいるの?と思わせた。だがたまにベビーフェース同士の試合も裁くこともあり、そのときはきちんとしたレフェリングぶりを披露していた。
全日本プロレスの名誉レフェリーである和田京平レフェリーは「レフェリーはオーケストラで例えるなら、奏でる音楽を調節するための指揮者でなければならない」と答えたことがあったが、今思えば阿部レフェリーの極悪レフェリングぶりも、試合を盛り上げるために敢えて極悪寄りに調節して裁き、ファンを盛り上げていたのかもしれない。
晩年はIWA JAPANを中心に裁き、「めちゃ×2イケてるッ!」の「格闘女神MECHA」コーナーで岡村隆史扮するレフェリー「岡村四郎」との競演を果たして極悪レフェリングを披露したりしていたが、もうテレビで見ることはないとなると寂しくなる。
最後に阿部四郎レフェリーは極悪なれど、ファンをきちっと盛り上げた名レフェリーでもあった。
ご冥福をお祈りします。
長与千種 かつての怨敵・阿部四郎さん死去に「言葉にできません…」https://t.co/CpmIVBi0lS
— Marvelous(マーベラス) (@info_marvelous) 2017年4月25日あの阿部四郎レフェリーが亡くなった。幼年期から旅役者の生活をし、後にプロモーターになり全女では極悪レフェリーとして人気を博した。スターダムの興行も2度ほどやってもらったが、やる度に条件を変えて困った思い出がある。いつも同じことばかり言うが、でも憎めない根っからの興行師だった。合掌 pic.twitter.com/SARtyLtq8q
— ロッシー小川 (@rossystardom) 2017年4月25日阿部四郎レフェリー。極悪同盟に加担した悪の高速カウントで、どれだけ悔し涙をのんだ選手がいたことでしょう。本当に憎たらしかった。
“悪い奴ほどよく眠る” ということわざがありますが、本当の永遠の眠りにつかれてしまいました。
お疲れ様でした。ご冥福をお祈り申し上げます。 pic.twitter.com/kKZBdwXVHj
— 竹石辰也*STARDOM (@take_stardom) 2017年4月25日いわき大会が最後のプロモート興行になっちゃいました…
立川出身って事で色々気にかけていただいて、全女辞めた後も大変お世話になりっぱなしでした。また元気にお会いできる事を願っていたのですが…
阿部四郎さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。
— あじゃ (@ajakonguraken) 2017年4月25日全女「極悪レフェリー」阿部四郎さん死去 肺炎のため76歳(東スポWeb) - Yahoo!ニュース https://t.co/uivO2foY6T #Yahooニュース
沢山お世話になりました!
ご冥福をお祈り致します
— 豊田真奈美 (@marukomariya) 2017年4月25日 -
ベイダー誕生30周年、今振り返る両国暴動
先日にドラディション大阪大会の試合後に藤波辰爾とベイダーのトークショーが行われ、ベイダーは席上で今年はベイダーというキャラが誕生して30周年を迎えたことを明かしたが、今年でベイダーの誕生と両国暴動から30年を迎えようとしていた。ベイダーことレオン・ホワイトが来日したのは1987年12月、TPG(たけしプロレス軍団)が送り込む新日本プロレスへの刺客として来日した。きっかけになったのはビートたけしが東京スポーツで「プロレス新団体設立」をぶち上げたのが発端で、新日本プロレスが興味を抱き、マサ斎藤を参謀役に据えて、TPGの刺客が猪木へ挑戦するという計画だった。当時の新日本プロレスは「ワールドプロレスリング」が月曜8時に放送されていたものの、裏番組に押されて視聴率が低迷し、またたけしもフライデー襲撃事件から復帰したばかりでテレビ朝日が放送していた「スポーツ大将」を含めてレギュラー番組が一時的に低迷していた時期でもあったことから、互いのテコ入れということで利害が一致していたのかもしれない。
そこで抜擢されたのはレオン・ホワイトだったが当時はAWAのリングに上がっており、王者だったスタン・ハンセンと対戦していたことから全日本プロレスも狙っていたが、斎藤がAWAに参戦していたこともあって、AWAは全日本から新日本に乗り換え始め、ホワイトも斎藤のルートで新日本が獲得した選手だった。
来日したホワイトはマスクと甲冑を手渡されたという、マスクと甲冑は『ギブアップまで待てない!ワールドプロレスリング』時代に企画としてテレビ製作側から制作されたキャラクターだったが、『ギブアップまで待てない!ワールドプロレスリング』が通常のプロレス中継に戻ったことで没となっていた、そのキャラクターを東スポ側が生かしそうとして誕生したのはビッグバン・ベイダーだった。コスチュームや甲冑を手渡されたベイダーは「自分の身に重大なことが起ころうとしている」とトークショーで語っていたが、これから起きる修羅場だけは、さすがのベイダーも予期していなかったと思う。
1987年12月27日に新日本は両国国技館大会でビックイベントを開催メインは猪木の保持するIWGPヘビー級選手権に世代交代をかけて長州力が挑戦、ベイダーは斎藤と組んで藤波辰己、木村健悟組と対戦となり、テレビ朝日も2時間の特番を組んだ。
当時の新日本は「ジャパンカップ争奪タッグリーグ戦」は藤波&木村が優勝するものの、シリーズ中に前田日明が長州顔面蹴撃事件で謹慎処分を受けたことで暗い影が差し込み、タッグリーグを負傷欠場した長州も復帰第1戦がいきなり猪木とのタイトルマッチだった。試合は藤波vsベイダー組になるとベイダーのセコンドにはたけし軍団だけでなく、たけし本人も登場し、TPGの渉外的役割だったガタルカナル・タカやダンカンが「我々の挑戦状を自ら受け取ったのだから、ベイダーと戦うべき人はアントニオ猪木さんのはずです」「あんたらアントニオ猪木の逃げる姿を見に来たのか?あんたら猪木を卑怯者にしていいのか?やらせろーっ!やらせてくださーい!やらせてくれー!」挑発し、斎藤も「猪木!この男(ベイダー)と戦え!俺がわざわざアメリカから連れてきた男だ!怖いか?猪木!出てこーい!」と挑発すると、長州が現れて師匠であるマサ斎藤に詰め寄り、斎藤もなだめているところで、猪木が現れ「受けてやるかコノヤロー!(お客さんに対し)どーですか!(挑戦者と対戦してもいいか)」とアピールしたことで、カードも猪木vs長州から猪木vsベイダーに変更してしまう。猪木は長州に「オマエとの対決はお預けだ」と引き下がるように求めるが、長州は納得しないどころか、猪木vs長州見たさに会場に訪れたファンも納得せず、「やめろコール」が巻き起こる。だが強行的に猪木vsベイダーにカードが変更され、長州は斎藤と組んで藤波組と対戦するが、納得しないファンからは試合中にも関わらず物が投げ込まれる異様な雰囲気となり、試合は長州が6分足らずで木村をリキラリアットで下すも、試合後に長州が「オレが猪木を倒す」とアピールした後で、猪木が現れ、長州との対戦を受けることになり、5分間のインターバルの後で猪木vs長州戦が行われた。
猪木vs長州が行われたことでファンも納得したかに見えたが、試合も猪木が鉄柱攻撃で流血に追い込み、頭突きから卍固めで捕獲するも、セコンドの馳浩が救出に駆けつけたため、6分6秒で長州の反則負けとなり、あっけない結末にファンの怒りは再び爆発してしまう。そんな状況の中で猪木はベイダーと対戦するも、さすがに完全にピークを過ぎた猪木では長州、ベイダー相手のダブルヘッダーは無茶であり、2分49秒であっさり敗れてしまう。
この結末にファンが激怒し敗れた猪木に罵声を浴びせるだけでなく物を投げつけ、国技館の升席やイス席を破壊し、中には火を投げつけたファンもいた。ベイダーもトークイベントで「火を投げつけたファンに驚いた」「日本のファンは直ぐヒートアップすると暴動になり火をつけるのが当たり前だ」と振り返っていたが、ベイダーも暴動という異様な光景にさぞかし驚いていたと思う。ビートたけしとたけし軍団はベイダーの試合を見ないまま逃げるように会場を後にし、猪木は控室へ下がり、田中秀和リングアナが涙ながらファンに土下座するも、それでもファンは納得せず、猪木は再び現れて「みんな今日はありがとう。長州選手とは今一度、正々堂々と戦います。みんなの期待を裏切りません」とコメントしたことでファンの怒りはエスカレートし物を投げつけた・・・
なぜ猪木は突然カードを変更したのか?猪木の環状線の理論でいえばプロレスファン層より一般ファン層を取り込むためにどうアピールするかを常々考えていたことを考えると、プロレスファン層をターゲットにした猪木vs長州よりも、一般ファン層をターゲットにしたビートたけしを相手にした方が外の部分である一般層にアピールできると考え、あえてサプライズとハプニングという劇薬を投入するも、あくまで猪木vs長州を見たかった現場のファンが劇薬を拒んでしまった。大きな読み違いをしてしまった猪木は、長州やベイダーを相手にダブルヘッダーを行うことで軌道修正を図ったが、長州戦は不完全燃焼、ベイダー戦は惨敗に終わったことで軌道修正に失敗し暴動に至ってしまった。さすがの猪木も良かれと思って使った劇薬が悪い作用に働いてしまったことで落胆していた、だが悪い作用はこれだけでは終わらなかった。
特番の視聴率もビートたけし効果もあって二桁を記録するなど裏番組である「笑っていいとも年末特大号」に対して健闘はしたが、暴動騒ぎで国技館を管理する日本相撲協会が升席などが破壊されたことで怒り、新日本に対してら多額の損害賠償を請求だけでなく、無期限で国技館の貸し出し禁止を通達する。本来なら間に立つべきテレビ朝日も「相撲ダイジェスト」を放送していたことでの相撲協会への配慮からか新日本を庇うこともなかったが、猪木の後ろ盾になっていた三浦甲子二専務も死去していたことも大きく影響していたのかもしれない。またビートたけしもプロレスから撤退、通常枠のワールドプロレスリングの視聴率も苦戦のままで4月からのゴールデンタイムからの降格も決定するなど、猪木の投入した劇薬も結局は打ち上げ花火に終わってしまった。しかし猪木の投入した劇薬で成果を出したのはベイダーで、劇薬を利用して新日本プロレスのトップ外国人選手へと伸し上った。今年でベイダーというキャラが誕生して30周年、ベイダーにとって猪木の劇薬はまさに起爆剤でもあった。
(参考資料 ベースボールマガジン社 日本プロレス事件史 「暴動・騒乱」より)
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ジ・アグレッションが無傷の3連勝でトップ!グローバルタッグリーグ2017岐阜大会公式戦結果
4月24日 NOAH「グローバル・タッグリーグ戦2017」岐阜・じゅうろくプラザ 212人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「グローバル・タッグリーグ戦2017」公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○杉浦貴 拳王(15分1秒 体固め)[3敗=0点]清宮海斗 X野村卓矢
※オリンピック予選スラム【試合後の杉浦&拳王】
杉浦「まぶしいからこれかぶって聞け」※杉浦はたまたま近くにあったヘルメットを薄毛の記者に手渡してかぶらせる
――…いつもは共闘している清宮と戦ったが?
杉浦「組んではいるけど、対角線に立ったらそりゃ敵だよ」
拳王「敵だと思ってやったけどよ、最後の清宮…俺たちが握手求めてもはたいてきた。これぐらいの気持ちが無きゃあな! ノアの正規軍のヤツらなんか握手求められたら握手しちゃうだろ? そんなヤツらとは違うんだよ、俺たちの軍団はよ!!」
杉浦「“教育"が行き届いてるだろ? ギラギラしたハングリーさがあったろ? テメー(の頭頂部)と一緒だよ。ギラギラしたもん持ってんだよ」
――野村選手はどうだった?
杉浦「問題ねえな。拳王と蹴り合って意地見せてたけど」
拳王「ノアのヤツらとやるよりよ、ああいうイキのいいヤツとやってたほうが気持ちいいんじゃねえか? もっとドンドン来いよ」
――2勝1敗と勝ち星を先行させた形となったが?
杉浦「見ての通りだよ。2勝1敗は2勝1敗だろ。それよりお前、これからそれ(ヘルメット)かぶって取材しろ」
――それは難しい…
杉浦「あ? 難しいんだったら難しい質問するんじゃねえよ」
――次はロビー&ブラム組が相手だが?
杉浦「頑張ります!とでも言うと思ってんのか? クダらねえこと聞くなよ。倒すだけ。潰すだけだ。もういいのか? この後かぶって取材しろよ! 取るなよ!!!」
▼「グローバル・タッグリーグ戦2017」公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○潮崎豪 小峠篤司(12分8秒 体固め)[2勝1敗=4点]コーディ・ホール Xランディ・レイン
※ショートレンジ豪腕ラリアット【試合後の潮崎&小峠】
小峠「潮崎豪に持っていかれたのは悔しくはあるけど、あの巨人チームに勝てたっていうのはかなりデカいことやと思うし。希望捨てたワケじゃないし、俺たち多分エントリーした中で一番あきらめが悪いチームやと思うから。優勝狙っていきますよ」潮崎「俺もあきらめてないぞ。開幕から2連敗。もう俺たちは後がない。後が無いからこそ、より強くなれると思ってるから。小峠が言う通り、あきらめが悪いのも俺たちだし、あとは覚醒させて優勝まで突き進みますよ!」
小峠「よぉし! 俺たちのチーム…荒れるぜぇ…止めてみなっ!」
潮崎「俺たちをナメるなよ!」
▼「グローバル・タッグリーグ戦2017」公式戦/30分1本
[3勝=6点]○中嶋勝彦 マサ北宮(12分54秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]Xロビー・E ブラム
※バーティカル・スパイク【試合後の中嶋&北宮】
――無傷の3連勝となったが?中嶋「いやぁ、いいねえ! 今日は正直危なかったね。ホントに危なかった。でもマサの助けもあったし、コイツじゃなきゃ勝てなかったと思うし。改めてチーム力を確認できましたよね。この勢いのまま俺たちは止まらねえっす!」
北宮「今日みたいに絶対的な合体技が無くても“勝ちたい!"っていうお互いの意欲があれば、ああやって勝利をもぎ取ることができるんだ。このままの勢いで突っ走る。良く見とけ! 以上!!」
▼「グローバル・タッグリーグ戦2017」公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]丸藤正道 ○マイバッハ谷口(15分13秒 エビ固め)[1勝2敗=2点]モハメド ヨネ X齋藤彰俊
※マイバッハボム・ツヴァイ【試合後の丸藤&マイバッハ】
――最後は丸藤選手ごとマイバッハが投げて2連勝となったが?丸藤「俺ごと投げたのか? 丸ごと投げたのか? それで勝つんだったら問題ない。何発でも投げて来い。俺は北宮のせいでヒザの調子が悪いけど、良くはなってきてるから。明日1日休めば問題ない。まだリーグ戦は続くから。勝つ…!」
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プロレス多事争論「危険な技への警鐘」
こういうニュースがYhoooニュースに出ていた
(デイリースポーツより)
ブレーキを踏むときが来たのだろうか。今年に入り新日本プロレスのリング上で事故が相次いだ。3月3日には本間朋晃が中心性頸髄損傷、4月9日にはIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカに挑戦して38分を超える激闘の末に敗れた柴田勝頼が硬膜下血腫。日本最大手団体での出来事ということもあって、業界に少なからぬ衝撃を与えている。
そして先日、昨年4月から世界最大の団体WWEで活躍している元新日本プロレスの中邑真輔からも、この事態を憂う言葉を聞いた。中邑は先日に行われた日本のメディアとの合同電話インタビューで、「最近の日本のスタイルというかトレンドというか、危険な技の応酬で、立て続けに重傷者が出てきている。各レスラーが危険な技、リスクを顧みない試合の構成についてもう一度考える時期なんじゃないかと思う」と、日本のプロレス界が危険な傾向にあると指摘し、自制の必要性を唱えたのだ。
その危険な傾向を象徴するような試合が、1月4日の新日本プロレス・東京ドーム大会で王者オカダにケニー・オメガが挑戦したIWGPヘビー級選手権試合ではないだろうか。46分を超える激闘は両者が終始エンジン全開。大技やアクロバティックな空中殺法が飛び交い、オカダがオメガを高々と放り上げてリング下の机へ落とす、目を疑うような場面もあった。死力を尽くした戦いには心を打たれたが、危険と隣り合わせのような激しい攻防の連続には恐怖すら感じた。
中邑の発言の後、新日本プロレスの永田裕志にも考えを聞いた。今年でデビュー25年を迎える大ベテランも「このところ、いい試合、壮絶な試合と言われるものが、そのような傾向になりつつある。いい例が1月4日のオカダとケニー。あの試合はすばらしいと思う。ただ、あれを目指してはダメ。あの試合は世界的にも話題になっているけど、違うととらえてほしい」と語り、中邑と同意見だった。
言うまでもなく、プロレスは5秒以内の反則が許される、極めて特異で制限の少ないスポーツだ。それ故に自由で多様な戦い方が創造され、進歩を遂げてきたが、それ故に安全対策という制限をかけにくいとも言えるだろう。残念なことにプロレス界には過去にいくつかの事故があり、安全性が議論されることもあったが、具体的な動きはほとんどない。
中邑と永田の言葉が考え方を変えるきっかけになってくれることを願う。
1・4東京ドームで行われたオカダvsケニー戦を槍玉に挙げ、危険な技を使うプロレスのあり方に警鐘を出していたが、オカダvsケニーに関しては永田の発言は、あれだけが新日本プロレスの試合ではないということを指しているに過ぎず、オカダは鈴木とも泥臭い試合をしているし、柴田とはバチバチの試合もやった、オカダvs柴田戦は四天王プロレスのスタイルと混同するファンもいたが、自分は全日本とNOAHと三沢らの試合を見ていることから断言できるが、オカダvs柴田は四天王プロレスの試合ではない。
気になるのは新日本だけが槍玉に挙げられて他団体が叩かれないのか?それだけ新日本が目立つ存在となっているが、目立つ分叩かれやすくもなってきているからでもある。新日本プロレスは将来的に株式上場を狙っているが、上場となると一般の株主達の声も聞かなければならないし、評判についても株主達は突っ込んでくると思う。新日本はそういった声に対応できるか、課題になってくると思う。中邑の発言に関してはWWEは新日本より先に上場している企業でもあるから、そういった声に反応せざる得なく、獣神サンダー・ライガーもWWEに遠征した際には普段フィニッシュにしている垂直落下式ブレーンバスターはNGとされたのか、ライガーボムをフィニッシュにしていた。また時折りハウスショーでは制約がある中で選手たちがいかに試合を組み立てていくか、NG技を設定して試合をさせることもあるという。危険な技が問われる中で選手たちがいかに試合を組み立てていくのか、これからは頭脳も試される時代になっていくのかもしれない。