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潮崎がヨネにリベンジ!小峠は宮本を破る!グローバルリーグ広島大会公式戦結果
10月22日 NOAH「グローバルリーグ戦2017」広島産業会館 西展示館 405人満員
▼「グローバル・リーグ戦2017」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝3敗=2点]○齋藤彰俊(6分2秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]XKAZMA SAKAMOTO
※スイクルデス【試合後の齋藤】
――4戦目で勝利となったが?齋藤「全戦、そうだと思うんですけど、みんな(勝敗が)ギリギリのところで試合をしてきたと思うんで。今日もKAZMA選手、いつもとは違った一面というかね、ちょっと食らったことないような延髄をもらったり、場外でも手足がぶっ壊れるような攻撃をもらったり…でも何とか勝利がつかめた。みんなも思い入れがあるでしょうけど、特に俺に関して見てもらいたいことがあって。俺みたいな年代のヤツが、どこまで行って、それによってどうハレーションを起こせるか。周りをどれだけ動かして、自分がどれだけ光るか。良い意味での影響を与えようと思ってます。世の俺らの年代、社会でくすぶってるヤツもいるかもしれないけど、まだまだ行けるぞぉ!! ついて来い!!」
【KAZMAの話】「ハァ…ハァ…。齋藤さん、こえーな…。でも、まだまだ。次も…どんな手を使っても…勝ってやる…」
▼「グローバル・リーグ戦2017」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○小峠篤司(12分38秒 エビ固め)[2敗=0点]X宮本裕向
※キルスイッチ【試合後の小峠】
小峠「苦しい勝利やったあ…。実は俺らのブロックで宮本裕向って選手、一番くらいに意識しとったから。あいつ…凄いな。キャリアはちょっと先輩くらいで、大日本プロレスとか、あんなでっけえヤツの中で対等にやり合ってきたやろ? あいつの生き様も今の俺にすげえ影響を与えてるからさ。やっぱ凄いわ、宮本裕向。リスペクトに値します」――その宮本を宮本の地元で破ったが?
小峠「あんまり広島どうこうじゃなくて、ホントに宮本裕向って選手を俺はリスペクトしてて、試合とかもたくさん見てるからさ。何となく研究してたワケじゃないけど、ヤツが使ってる動きっていうのがちょっとだけ見えたから最後、勝ちにつなげられたかなと思うから」
――星取り的には無傷の2連勝
小峠「どうせ俺に期待してへんのやろうけどさ、俺はやるから。みんな見てきたやろ? 俺は絶対にひっくり返す。グローバル・タッグリーグもそうやったし、ヘビー級に転向してからもそう。ノア来てからもそう。全部ひっくり返す。優勝すると思ってへんやろ!? なぁ? するんだよ、俺はキッチリ。まぁ期待すんなよ? 期待しなかったら、俺はマジでひっくり返したくなるからな!」
▼「グローバル・リーグ戦2017」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○潮崎豪(17分10秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]Xモハメド ヨネ
※ショートレンジ豪腕ラリアット【試合後の潮崎】
――9月もシングルで2試合したヨネを破ってリーグ戦2連勝となったが?潮崎「どんどん(ヨネの勢いも)下がっていくかと思ったけどね、見込み違いだった。強いねえ!! ノアのなかでモハメド ヨネとは“ヘビー級の闘い"ができると思ってるから。そういう意味では今日は、プロレスリング・ノア、ヘビー級のプライドをかけた試合でもありました」
――それだけにここを突破できたのは大きい?
潮崎「大きいね。戦った相手を褒めるっていうのは、あんまり好きじゃないけど、危なかったね」
――岡林が欠場して、杉浦とのタッグや関本との対戦も決まったが?
潮崎「ここで杉浦貴と組むっていうことは、どういうことか。その意味をしっかりと考えたい。相手は関本大介&野村卓矢組。リーグ戦とか他の戦いとは意味合いの違う“対抗戦"だと俺は思うから。ただ、他団体でやりたかった相手。岡林のほかにもう一人やりたかった相手…関本大介が出てくるんでね。俺にとっちゃ、願ってもないチャンスだからね。しっかり叩き潰したいと思ってます」
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"生前葬”という名の猪木祭り
10月21日 ISM「INOKI ISM2~アントニオ猪木『生前葬』~」7000人超満員札止め?
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼「カール・ゴッチ杯2017」1回戦/5分2R
○鈴川真一(1R3分3分54秒 肩固め)×チエゴ安楽◇第2試合◇
▼「カール・ゴッチ杯2017」1回戦/5分2R
○桜井隆多(2R1分40秒 スリーパー・ホールド)×"brother"YASSHI◇第3試合◇
▼30分1本
ロッキー川村 ○マックス・ザ・ボディ(13分46秒 腕ひしぎ逆十字固め)タカ・クノウ ×蓮見隆太◇第4試合◇
▼30分1本
○ハマーストーン(4分32秒 片エビ固め)×モンターニャ・シウバ
※バックフリップ◇第5試合◇
▼ムエタイマッチ ピン級/3分3R
○吉成名高(判定3-0)×セガイ・ラッチアノン◇第6試合◇
▼「カール・ゴッチ杯2017」決勝戦/5分2R
○桜井隆多(1R2分32秒 肩固め)×鈴川真一◇第7試合◇
▼時間無制限1本
○スコット・ノートン(5分21秒 TKO)×ピーター・アーツ
※セコンドのタオル投入◇アントニオ猪木「生前葬◇
メインが終ると場内は暗転し、生前葬の準備がおこなわれた。しばらくして明転するとリング中央には白い棺桶が…。いよいよアントニオ猪木の生前葬がスタート! 司会は生島ヒロシさんが務める。まずはスタン・ハンセンが呼び込まれ、「ウィー」とポーズ、つづいて藤波辰爾が、最後にリングインした藤原喜明は数珠を持っている。さっそく一言ずつ、挨拶。ハンセン「(英語で)まずアントニオ猪木さんは素晴らしいライバルであり、素晴らしいファイターであります。数多くの闘いを挑んでまいりましたけど、ホントにいまだにレジェンドであります」
藤波「(生前葬とはびっくりですね)びっくりですね。(白い棺桶があります)どういうことでありますでしょう?(中に入ってらっしゃるんでは? 猪木さんに一言お願いします)猪木さんにはずっと背中を追いかけてきたんで、これから…。でも今日…ずっと背中を追わせてくださいと言いたいんですよね」
藤原「般若心経(特技のお経)をあげたいと思います(仏の道を極められた?)えっ? ホントに亡くなられたんじゃないですか? ホントに亡くなられたんじゃないですか?」
3人の挨拶が終ると、アントニオ猪木追悼の10カウントゴングが鳴らされる。観客は立ち上がると、前もって配られていたキャンドルを点灯。会場からは「イノキ~!」と声が飛ぶ。ここで場内には猪木のような二通りの声による会話が流れる。
A「おい、オマエはだれだ?」
B「オマエこそだれだ?」
A「ふざけるな! ひとりで勝手に行こうとするんじゃないぞ」
B「バカヤロー! そんな狭いところに入ってなにやってんだ、オマエは」
A「いいか、オマエとオレがふたつになったらおかしいだろ」
B「オレとオマエがひとつじゃなきゃおかしいだろ」
A「バカヤロー! 同じこと言うんじゃねーよ。オレがそっち行ってやるわ!」どこからともなくトランペットの演奏が鳴り響き、入場ゲートからはスモークが流れ出すと、猪木の歌声が聞こえてくる。『千の風になって』の替え歌で「街のお墓の前で泣かないでください。そこに私はいません。死んでなんかいません。千の風に、千の風になって、あの大きな空を吹きわたっています♪」と歌う。
ついに入場ゲートからアントニオ猪木が姿を現す。真っ白いガウンを脱ぐと、黒のスーツに真っ赤なマフラー姿。リングに立った猪木は「手違いばかりです。え~、まずはご挨拶を。生前葬なんてオレもなんだかわかってない。引退興行の前にみなさんにお集まりいただいて、ありがとうございます。オレはそこにいねーよ。なんでこんなもん(棺桶)が用意されてるのかわからないけどね。(棺桶をパンチする)ホントに俺がいないよ」
ここで四方のリングポストから白いスモークが噴射される。
猪木「ふつうは魂が空を飛んで火の玉になるんですけども、なんでこんなことをやったかというと、私の友人がですね。10何年前に『おい、一緒に生前葬をやろう』と言われたことがあります。その間に仲間やいろんな人が旅立っていきました。ふっと考えたら、オレも送り人じゃなくて、そろそろ送られ人になりそうだ。そんなことを思いつき、人をびっくりさせる。驚かせることが大好きなもんでから、ちょっと驚いてもらいました。日本には昔から姥捨て山という話があります。長野と山梨の間くらい。姥捨という駅があります。その村の掟で70歳になると山に捨てられてしまう。孝行息子だけど、お母さんは70になる前に、69で『私は山に行くよ』と、息子は止めましたが、『とにかく連れて行け』という。日本だけでなく、世界にはいろんな埋葬の仕方があります。火葬、水葬、土葬、鳥葬、ほかにもまだいっぱいある。そういうなかで、ばあちゃんを山に置いて、見もしないで一目散で降りてきて。毎日、寝ても覚めても、そのことが頭に浮かび、もう死んじゃってるし。でもばあちゃんが一番好きだったカラスミと日本酒を添えてお供えしようと山に登って行った。
たしかあの辺の一番高いとこだなと思っていたら、後ろから『オマエ何やってんだ』と大きな声でお母さんの声がする。びっくりして、『なんで食べ物もなくて、いままで生きていられたんだ』と聞いたら、『あのカラスどもが、死んだふりをすると、胸を空けてやると、ちょっとエロいカラスが飛んでくるんで、そいつを捕まえて毎日食べて元気にしてる』と。その山に登ることになったものですから、だれかエンマ大王に伝手をもってる人、つながる人がいないかと言ったら。ある人が出てきて、ふつうの電話じゃつながらないから、なんとか直通電話の番号教えてくれと。その番号を聞いて一生懸命電話をしたけどつながらない。留守電ばかり。ある日出て来て、『なんだ、オマエも地上でがんばったね』というから『じゃ、こうこうしかじかで、生前葬をやったんで、そちらでチケットを予約したいんですけど』『いやぁ、こちらもいっぱいでな。窓口でも捌ききれないんだよ。もう天手古舞なんだよ』
『なんとかキャンセル待ちはどうですか?』
『キャンセル待ちもいっぱいで5年、10年詰まってる状態』
『オレもこんなことをやった以上、そちらに行くしかないんですけど。なんとか、できたら地獄のチケットでもいいから取れませんかね』
『地獄は待遇改善で。お釈迦様が垂らしてくれた糸が一本だったんで、その奪い合いで大変なんだ。糸を100本にするってみんなが大騒ぎして、とてもじゃないが、オマエを迎え入れることはできないんだ』
『行くことができないんじゃ、困りましたね。オレも金もないし。これから1年、全国を生前葬ツアーで…』
バカ言ってんじゃねーよ、ということで。ホントに昔はひと言でこの両国でもどこでも札止めになったんですが、格闘技界も低迷してました。なんとかスターが生まれてきてね。もうひとつ世界平和という部分では世界から大使が来られてます。インドとパキスタン、いろいろと紛争があるんですが。あと選挙中ということで、いろいろ来たい人がキャンセルして。こういう時期ですので、なんとか日本ももっと平和であれ。私がパキスタンの英雄と闘った、その甥っ子がいます。レスリングで頑張って。また外国の選手、日本の選手限らず、ステージに上げたいと思いますが、いい選手が、そのまた次の弟子たちに遺伝子を継いでもらえたら思います。ということで、なんか葬式とか俺に似合わないな。一回、これを締め括ることにして、例の『1、2、3、ダー!』をやったあとに、今日の狙いは生前葬なんだ。わかりますか? みなさん座ったままで、いくぞ、1、2、3、ダー!」と締める。
猪木のテーマがヒットし、「イノキ」コールが沸き起こるなか、サンバの踊り子たちが大勢入ってくる。
猪木「ということで、もう一度、締めをやりたいと思います。世界が平和でありますように。そして今日は嵐が来ます。井伏鱒二さんが訳した『花に嵐のたとえがあるぞ サヨナラだけが人生だ』という言葉があります。そういうひとつの人生の生きざま、若い人がこれからどうしていくか、われわれはますます元気で世の中のためになにができるか。もう一度、気合が入ったとことろで。行くぞ、1、2、3、ダー!」
【猪木の話】「(大会を終えて?)いやいや、イベント屋としては(まだまだ)。頭のなかで絵は描けて。でも、ハプニングがあってもイベントは生だからと思いますが、せっかく俺が恥をかいて歌を歌ったのに、出してくれないというね。
(どんなメッセージを伝えたかった?)高齢化というね、ホントはもうちょっと長く話してもよかったんですけど、場所が場所だからね。今年はちょうど100歳以上の人が6万人ぐらいいて。さらに3000人、4000人がそこにいくわけで。社会全体が抱えるメッセージとして、俺はあんまりズレがあっちゃいけないので、今日来てるお客がね。政治だったら街頭に立ってしゃべってれば、これを聞きたい人もいるわけで。そこはちょっとうまく、あまり偏ってもいけないしね。政治の話しも本当は、生前葬というのは世界中にないような形みたいで。最初にやったのは1907年の三遊亭金朝という人らしくて。そういう意味で、これからどうなるか知りませんよ。それがいいとか悪いとか。ただひとつの節目として、俺らもいつ迎えがきてもおかしくない年を迎えて。いつもの挨拶は『もっと長生きしてください』『100歳まで頑張ってください』って。その人の運命っていうのがあるし、100まで生きたからって幸せかどうかはわからない。その人の天命なわけですから。俺らはどちらかといえば、燃え尽きていきたいというのが。
(今後に関しては?)生前葬の全国ツアーなんて誰かが言ってたけど、止めてくれよって(苦笑)。まぁできる限り、若い議員さんたちがいま日本をどうしようかっていろんな議論をしてるけど、非情のパフォーマンスばかりが多くて。名前はあげませんけど、今回、一番話題になった人たちとか、俺たちは商売でやってきたんで、これは何が本物かなっていうのは割りと直感的に見分ける力を持っているんです。これはパフォーマンスだよって。でも、パフォーマンスもひとつの生き方なんでね。それはそれでいいと思うけど、ただし、それだけだったらホントにぼろが見えてしまう。国のために、国民のために、みんな言いますよ。でもその姿を見た時に、どこまでホントかな?って。俺だけじゃなくて、国民の皆さんもしっかりと見分けられるように。勉強なり。パフォーマンスも否定はしません。俺は67年間かな、人気商売をやってきてますから。だからわかるんです。一般の人たちが見方ができないというか。そういう視点から見て行くと、世のなかのウソというかコピーというか。その辺が判断できて。いかんせん俺たちはいま政治の場にいて。議員の1人ですから。なかなか数がなきゃできませんけど、その辺をひとつね。猪木ファンというのがいますんでね。ネットを通じたり、発信していこうと思います。(そのメッセージはプロレス界にも当てはまるもの?)頑張ってくれる人間がいればね。一概に俺は『わかんねぇんだろうな』って決めてしまったらいけないと思ってるから。ぜひそういうような。社会的現象というか、力道山が戦後のプロレスを通じてメッセージを送ってきたように、我々が、ジャイアント馬場さんも含めて俺たちがアリ戦しかり、そういうなかで次に継ぐメッセージを。何らかの、プロレスファンだけじゃなくて、環状線理論でいう七号、八号に伝えてくれるような選手が出てきてほしいと思います」
猪木の生前葬興行が開催され、まず「カール・ゴッチ杯」は鈴川、チエゴ、桜井、YASSHIがエントリーし、決勝には鈴川と桜井が進出。鈴川vs桜井はパンチから打撃戦も、桜井が組み倒してパウンドを連打、ハーフガードから肩固めで捕らえて桜井が優勝。
メインで行われたノートンvsアーツはノートンがパイルドライバーで突き刺すも、アーチは打撃で反撃しパンチでダウンを奪う、そこでノートンのセコンドのハマーがアーツを挑発、アーツが気を取られるとノートンがラリアットで反撃、アーツも打撃で応戦するが、ノートンがスピアーからの逆エビ固めで捕らえ、アーツのセコンドがタオルを投入、ノートンがTKO勝利もハマーの加勢もあって不可解な試合となり、観客も微妙な空気となる。
しかし最後に行われた猪木の生前葬にはハンセン、藤波、藤原、ザ・コブラのマスクを被ったジョージ高野も登場して猪木劇場となり、最後はサンバの踊り子達が登場してサンバを踊り、猪木が「1・2・3ダー!」で締めくくった。
今回のISMは国技館という大会場を使い、大会前にチケットもソールドアウトとアナウンスされ、札止めとされたが、実際は空席が多く、あてこんだ招待客層が悪天候の影響で来ず、おまけに大雨の中で開場時間も大幅に遅れ、ゲストに招かれる予定だったタイガー・ジェット・シンやドン・フライも当日なってキャンセルになっていたことがわかるなど不手際を連発(サイモン氏が聞いたら大笑いしそうだが)、ISMは夫人を中心とした素人スタッフが仕切っていると聞いていたが、改めて認識せざる得ないようだ。
ISMが団体というレベルなら不手際の連発も信用問題となるのだが、ISMを見ていると団体ではなく、猪木一派によるプロデュース興行で、スタッフも素人であることと今後の開催は明確にしなかった考えると、猪木自身も団体をやるつもりはなく、あくまで猪木の名前を使ったのプロデュース興行に留めたいのかもしれない。
今回は生前葬に名を借りた猪木祭り、試合は全て前座で最後の猪木劇場でドンチャン騒ぎ、だが猪木自身もリングを去る際に手を借りて足腰の不安定さを露呈するなど、表向きは元気なれど、74歳の年齢とレスラー時代のツケも重なって体力の衰えも否定できなくなった。そう考えると猪木が生前葬を行いたい理由もわからくもないが、そんな猪木を現在の側近達がどこまで突き動かそうというのだろうか…
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宮本が初戦もKAZMAに敗れる!グローバルリーグ神戸大会公式戦結果
10月21日 NOAH「グローバル・リーグ戦2017」神戸サンボーホール 228人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「グローバル・リーグ戦2017」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○マサ北宮(9分17秒 片エビ固め)[1勝3敗=2点]Xコーディ・ホール
※サイトースープレックス【北宮の話】「ハナっから言ってる通りだ。去年の結果を踏まえて、このリーグ戦…誰よりも熱い情熱を、そして大きな悔しさを背負って挑んでるのは、この俺・マサ北宮なんだよ。決勝戦まで星を落とすワケにはいかない。そして決勝戦も今年は負けるワケにはいかねえんだ。去年、獲りそびれた優勝カップを力ずくでつかみに行く。よく見とけ! 以上だ!!」
▼「グローバル・リーグ戦2017」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○KAZMA SAKAMOTO(11分32秒 片エビ固め)[1敗=0点]X宮本裕向
※みちのくドライバー2【KAZMAの話】「ノアでの初シングルの試合、しかもグローバル・リーグの舞台で、相手がノアとは関係ない宮本裕向。こんな感傷的なこと無いんじゃない? 勝つこともできた。やっぱり、俺の中で“昭和57年世代"っていうのは結構意識してる人たちがいっぱいいるから。負けてらんないよね。あと、お客さんのほとんどは『KAZMAマジメにやるとか言っといて、ふざけてやるんだろうな。どうせ負けるんだろうな』って思ってるかもしれないけど、俺マジだから! 所属の人と違ってさ、俺フリーだからさ、一戦一戦が命だからさ。マジメにやらせてもらうよ。やり方なんて関係ないよ。勝ちにこだわるよ、勝ちに。明日、広島…齋藤さんか。齋藤さん恐いな。恐いけど、そんなの知らねえよ。どんな手を使ってでも勝てばいいんだ! これはリーグ戦だぞ!? 勝ち点、いっぱい獲ったヤツが勝ちだからな。明日以降も楽しみにしててください」
▼「グローバル・リーグ戦2017」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○小峠篤司(13分30秒 首固め)[3敗=0点]X齋藤彰俊【試合後の小峠】
小峠「1勝1勝! まずは1勝! タッグのベルトも落としたし、ここで一丁、原点回帰や。ディス・イズ・小峠スタイルや。リーグ戦、外から見た時はキツそうなリーグ戦やな…って思ってた。みんな削り合って、削り合って、優勝決定戦まで持ち込む。でも闘いが長ければ長くなるほど、絶対俺に分があるから。長い闘い得意やで」――試合的には劣勢からの逆転勝ちだったが、自身的には快勝だったと?
小峠「快勝です! 理想です! 応戦してくださる方からしたら煮え切らん部分もあるかもしれないけど、悪いけどリーグ戦やから。結果やから結果。今は俺も無冠やし、やり方よりも勝ち方や。まぁまぁいいよ、誰も期待せんで。見とけよお前ら…」
▼「グローバル・リーグ戦2017」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○モハメド ヨネ(12分13秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]Xマイバッハ谷口
※キン肉バスター【試合後のヨネ】
――2戦目で白星となったが?
ヨネ「いやぁ、厳しかったな今日は。ホントにね。初戦のマサもマサらしい闘いでメチャクチャ熱くなったけど、今日も谷口。暴走ファイトが出てきて勝利への執念を感じたけど、俺もベルトを持ってるから。これもベルトを持つ者の宿命だと思います」――グローバル・リーグ戦で第1回から唯一皆勤で出場しているが?
ヨネ「もう8年連続8回目。素晴らしいっちゃ素晴らしいけど、おっちゃんって言ったらおっちゃんだから。でも、まだまだ壁になりたい。40超えてベルト持ってるワケだし、まだまだ分厚くてめんどくせぇ壁でいたいと思います。もう万年参加賞はゴメンなんでね。初戦こそ落としましたけど、やっぱりチャンピオンはシングルでもつえーんだな…ってところを見せたいと思います」
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秋山&大森がデビュー25周年で世界タッグ王座を奪取!ジョーが諏訪魔を破り三冠王座奪取も…
10月21日 全日本プロレス「旗揚げ記念シリーズ最終戦~秋山準&大森隆男デビュー25周年記念大会~」1870人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○中島洋平 鈴木鼓太郎(6分19秒 片エビ固め)岩本煌史 ×岡田佑介
※跳後廻蹴◇第2試合◇
▼30分1本
竹田誠志 ○丸山敦(9分40秒 首固め)×渕正信 西村修◇第3試合◇
▼女子プロレス/30分1本
○安納サオリ 万喜なつみ(8分51秒 ポテリング)沙紀 ×加藤悠◇第4試合◇
▼30分1本
○吉江豊 ダニー・ジョーンズ 阿部史典(6分26秒 体固め)崔領二 ×不動力也 石切
※ボディープレス◇第5試合◇
▼30分1本
宮原健斗 ○ヨシタツ KAI(9分17秒 ヨシタツロックⅠ)石川修司 ×ゼウス ボディガー◇第6試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第103代王者組]野村直矢 ○青柳優馬(18分17秒 片エビ固め)[挑戦者組]青木篤志 ×佐藤光留
※ロックスターバスター
☆野村&青柳が2度目の防衛に成功【試合後の野村&青柳】
青柳「やりました」野村「やっと勝つことができました」
青柳「でも、まだまだ。まだ2回だけ。防衛2回ですよ。俺らはこんなところで止まらないっしょ。もっと行くっしょ。ねえ、野村さん?」
野村「俺らはまだまだ防衛し続けます。必ずアジアタッグ王者の中に俺らの名前を刻んでいきますよ」
青柳「俺たちがこのベルトを守り続けて、歴史にもっともっと…」
※ここで崔が拍手しながら割り込む
崔「はい、おめでとう」
青柳「なんだなんだ?」
崔「俺はお前たちの試合をずっと見させてもらってるけど、凄い強いチャンピオン。でも、このベルトを懸けて、お前らはアジアっていうけど、アジアの選手とやったことあるか? ないな。このベルトを懸けてお前たちがやったのは日本人だけやろ? でも、このベルトはアジアのベルトって俺は聞いてんねん。ランズエンド・コリアの俺たちの仲間が、韓国からこのベルトにどうしても挑戦したいって言ってる」
青柳「おお」
崔「で、ここはフェアな団体って俺は聞いてる。このベルトもちゃんとした実力があったら、誰でも挑戦できるって聞いてる。だから、お前たちがこのベルトを持ってアジアの代表って言うんなら、俺たちのランズエンド・コリアの仲間の2人の挑戦を受けてくれ。俺の願いや。お前たちは立派なチャンピオン。だから、その願い、その挑戦から逃げないことを祈ってます」
※崔は去っていく
青柳「ランズエンド・コリア? 韓国人? いいじゃん。日本人だけで気に入らないんだったら、俺らがチャンピオンとしてしっかり受けてやりましょうよ」
野村「俺らは拒む理由はないんで」
青柳「そうですよ」
野村「このベルト欲しい人が現れたんだったら、拒む理由ないし。必ず俺らが勝って防衛することは変わりないし。その自信が今日戦って、改めてつきました」
青柳「ランズエンドの資格だろうが、誰だろうが、このベルトは俺たちが必ず守る。俺たちがこのベルトを持って、新しい全日本プロレスの明るい未来、そして、新し時代を築いていく。以上です」
◇第7試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○TAJIRI(9分44秒 片エビ固め)[第45代王者]×ウルティモ・ドラゴン
※バスソーキック
☆ウルティモ2度目の防衛戦【試合後のTAJIRI】
TAJIRI「いやあ、今日は人体実験するとかデカいこと言ってたら、されちゃったね。あの人はさすがだね。凄いよ、ウルティモ・ドラゴンは。なにかご質問はございますか?」――ウルティモ選手からベルトを奪還したが、両国と今回と2試合戦って、ウルティモ選手と戦うことにどういう意味があった?
TAJIRI「前回はいろいろあったんですけど、もう別にないですわ。そんないつまでも同じことを…同じアメをベロベロベロベロ舐めても気持ち悪いから、ポイッと捨てて、新しいのを舐めますよ、僕は」
――だからこそ今回はグリーンミストが出た?
TAJIRI「ていうか、今回はウルティモ・ドラゴンに気合いが入ってたから、あれしかなかったですね。あれしかなかったと思う。なんかね、足とか凄い極められたなあ。あんまりああやって固められるってことはないんですよ。久しぶりに『ああ、こういうのをメキシコでやったよな』って。捕獲された感じ。人体実験されるところでした。危なかった、危なかった」
――試合後に中島選手が乱入して挑戦表明したが?
TAJIRI「ていうか、彼はそんなことを口にしてもいい男なんですか? だって、ジュニアタッグリーグ戦もエントリーされていないし、ここ最近、勝っているところを見たことないし、僕は。そして、そういう風にまだ思われてないんじゃないかな、誰からも。それでいいのかな? もし本当にやるってなれば、よっぽどなにかを見せないことには終わると思うよ、彼のプロレス人生。いいのかな、それで。もう一度考えたほうがいいんじゃない? いつでもいいですよ、やるんだったら。絶対に俺が負けると思えないから。ベルトをいくらでも懸けたっていいよ。絶対に俺は負けないと思ってるから」
――歴史を紡いできたジュニアのベルトが新調されて戻ってきたが?
TAJIRI「今まで日本で十何年やってますけど、ただのトリッキーなヤツだと思われてたと思うんですけど、最近あんまりそういう風に聞かなくなってきたんですよ。ちょっと皆さんが認識を新たにしてくれ始めたというのは、なんでかっていうと、この全日本プロレスで実績を積み上げていくと、全日本でできるんだから、実はちゃんとしてたんじゃないかって、たぶんみんなが思ってくれ始めたじゃないかなって。考えたら、今まで全日本だとか、新日本だとか、G1だとか、チャンピオン・カーニバルとか、妙なことばっかりやってたからね。で、ちょっと腰を落ち着けて、ちゃんとやってみたら、ちゃんとファンの人が認めてくれた。それは全日本プロレスという舞台があったからだと思って。それは凄く感謝しているんですよ。なんかやっと少しわかってもらえたのかなって、生意気なこと言っちゃうけど。それこそグリーンミストだって、全日本に上がり始めた当初は、いろいろ言った人がいたと思うんですよ。最近、あんまり言われなくなっているような感じがするんですよね。ただこれも、全日本という舞台があったから、伝統の舞台があったからだと思うんですよ。やっぱり凄いなって本当に思うんですよね。けどまあ、中島の挑戦は何でもいいですよ。実はここ最近、青木選手とタッグマッチで何回か当たる機会があって。彼は凄い選手だと思うんですよ。実はね、ベルトを今日獲ったら、そういうことを俺を勝手に言っちゃいたかったなと思ったけど、やられちゃいましたね。トンビの中島がザッとやってきちゃった感じだね、今日は。いつでもいいですよ。やりますよ」
【中島の話】「こんなとこじゃ終われねえんだ!!」
◇第8試合◇
▼世界タッグ王座決定戦/60分1本
○秋山準 大森隆男(18分43秒 片エビ固め)×関本大介 伊東竜二
※エクスプロイダー
☆秋山&大森が第78代王者組となる【試合後の秋山&大森】
――急きょ、対戦相手が代わって決定戦となったが、改めて関本&伊東組については?秋山「関本選手はいい選手だとわかっているし。関本&岡林組というのは、タッグチームの強い象徴…先輩の俺らから言っても、プロレス界でも強さの象徴みたいなところもあったから、やりたかったけども。そこで、代わりで伊東選手が。まあ、代わりって言ったら大きすぎる存在だけども、たぶん今日やった感じでは、初めてだから逆にやりづらさを感じてたのかなって思いますね」
大森「急きょ変更になった王座決定戦だったけど、別なエンジンがかかったという部分が非常にありました。伊東選手は初対決だったので。ベルト云々ももちろん、俺らの25周年というのはもちろん。で、伊東竜二という初対決の選手とやるっていうその心構えっていうのは」
――王者になって思うことは?
秋山「『やった!』というよりも責任感。やっぱりこれを巻いたという責任が。それはもうみんなに思ってもらいたいんですけど、歴代の王者がね。この前も(アジアタッグ王者の)青柳たちに言ったんだけど、歴代のチャンピオンを見ろって。それを見たら、どれだけそのベルトが凄いものかわかるかって言って。もちろんこのベルトも。嬉しいというのもあれば、それ以上にこのベルトをこの歳で巻いて。若いヤツらがいる中で、責任…まだまだ動かないといけないなと思いますし。これで何もなければ、このまま最強タッグにいきたいなとは思いますけどね」
――25周年記念大会で、川田さんや小橋さんが見ている中で、世界タッグ王座を取り戻す大役を成し遂げたが?
秋山「逆に力が入りましたね。変な試合ができないなというのもあったし。もちろん押されることもある。だけど、やられてばっかはいられないなって。だから、動くように動くように僕はしてました」
大森「試合前に、川田さん、小橋さん、あと諸先輩方にお花をいただいて。川田さんとここで試合をやったのを覚えているし、小橋さんとやったのも覚えてますよ。その思い出が凄く蘇ってきましたね」
秋山「裏切った小橋さんから花をもらって」
大森「そうです、そうです」
秋山「ここで裏切って、花をもらって。変な話だよ」
――最近は一歩引いた形だったが、世界タッグ王座を取り戻したことで、まだまだいけるという手応えを掴めた?
秋山「獲ったんでね。さっき、ゼウスが負けたけど、お前、負けて黙って帰ってくるなって。オッサンの48歳を迎えたやつが持ってるんだから、なんか言って帰れよって。普通にあいつは帰ってきてるけど。で、結局、ヨシタツと宮原がワーッてやって、なんか思わないかなと思って。俺だったら絶対に文句言ってるよ。それがあいつのなさ。いくら筋肉をバンバンつけて何をしたって、結局、ここ(胸を叩いて)がなかったら一緒なのよ。表面にガーッと筋肉つけたって、ここがなかったら。心に筋肉つけろよ、もっと。もっと言えよ。それは別にあいつだけじゃなくて、他のやつもみんな。もっと言えよ、もっと。俺は言わなきゃ余計に腹が立つ。言ったほうが俺は怒らない。こいつ(後ろにいた岡田)なんて失礼な話だよ。鈴木鼓太郎って呼び捨てにしてるからね。それでいいんだよ。もっともっといろんなところに発言して、皆さんを注目させて、自分の試合にもっと付加価値をつけて、責任を持って戦っていく。それが一番いいと思います。負けて帰ってくるなよ、ゼウスなんて。以上です」
【試合後の関本&伊東】
関本「クッソー! すいません伊東さん」伊東「岡林が欠場になって俺が入ったけど、せっかく大日本が持ってたベルトだけど、大介、次は全日本の最強タッグで返そう」
関本「はい」
伊東「それでリベンジだ」
関本「一緒に組みましょう」
※卓矢がやってきて
卓矢「待ってください。俺に出させてください! 関本さん、俺と組みましょう!」
関本「今、伊東さんと組んで…」
卓矢「本来ならストロングの人間がいくべきだと俺は思ってます」
伊東「確かに蛍光灯を使えないし、あの調子だったらイスも怒られるからな。野村、いけるか?」
卓矢「俺がいきます!」
伊東「じゃあ関本&野村で最強タッグ…」
※ここで大地&神谷が登場する
大地「ちょっとごめんなさい。今の試合を見させてもらったましたけど、野村、それは違うだろ?」
卓矢「いや、ストロングの人間が最強タッグに出るべきです」
大地「なるほどね。それにしたって、やっぱり俺らが今…」
関本「ちょっと待て。俺のエントリーは決まってんだよ。最強タッグへの俺のエントリーは決まってんだよ」
大地「いやいや、ちょっと待ってください。大日本プロレスを代表するタッグチームが出るべきじゃないですか。今、大日本プロレスを代表するタッグチームは僕たち大神なんで。僕たちが出るべきだと思うんです」
卓矢「今、今日でタッグパートナーを決めるのは早いと思うし、岡林さんはアクシデントで怪我しちゃって」
※なおも大神が詰め寄ると
関本「四の五のうるせえよ、お前。決めてやろうじゃねえか。これで俺と野村が組んで、最強タッグ出場者決定戦、やってやろうじゃないか。いいですよね、伊東さん?」
伊東「そうだね。大日本で一番強いと言っているんだったら、タッグチャンピオンの俺と小林が出るというのもあるんだろうけど、俺はさっきもう出ないと言ったので。2組で代表を決めて、全日本の最強タッグをひっかき回せば」
関本「やってやるよ、てめえらと。この前の借りを返してやる」
卓矢「キャリアは関係ねえから」
関本「イケイケだ、バカ! お前、イケイケだよな?」
卓矢「イケイケです」
神谷「そんなこと言ったら、こっちも…」
関本「イケイケノムちゃんだよ」
大地「イケイケノムちゃんはよくわからん」
卓矢「OKです。それで決まりです」
関本「もう舞台は整った。どこでもいいよ」
神谷「勝ったほうが大日本を代表するんだな」
関本「OK。やってやるよ。やってやるよな、ノムちゃん?」
卓矢「やりましょう」
――改めて伊東選手は全日本初参戦だったが?
伊東「初参戦で世界タッグ。聞くところによると、高山善廣さん以来、そういうのはないと。初参戦で世界タッグのベルトを獲れなかったのは凄い残念です。普段、デスマッチをやっている人間からしたら、物凄くいい経験になりましたし、大日本プロレスのデスマッチにまた新たな動きを加えれるのかなと。負けといてあれですけど、大変勉強になりました」
――秋山&大森組から吸収することはあった?
伊東「最近だと、大日本で自分より体がデカい選手が少ない中で、ああいった選手と当たれるというのは凄い勉強になりましたし、18年と言えども、25周年に比べたら、まだまだだなと」
――最初に蛍光灯を持って入場したが?
伊東「使えないことは重々わかってます。使った瞬間に反則負けになるのはわかっていたんですけど、やっぱり大日本プロレス、そしてデスマッチの代表として、このぐらいの気持ちはあるんだぞという見せるために」
◇第9試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○ジョー・ドーリング(20分10秒 エビ固め)[第58代王者]×諏訪魔
※レポリューションボム
☆諏訪魔が初防衛に失敗、ジョーが第59代王者となる(試合後は遺恨が続いた諏訪魔と握手を交わした。そんなジョーの前にヨシタツが姿を現す。ブーイングや罵声が飛ぶ)
ヨシタツ「ジョー。三冠チャンピオン、おめでとう。今、お前が獲った三冠タイトルに11月9日後楽園ホールでこのヨシタツが挑戦させてもらうぜ。これをあとで英訳してやる。9年前、俺たちはWWEで切磋琢磨してたよな。あれから9年、お互いにいろんなことがあったな。俺は首を粉砕骨折して、お前はガンになった。(客席からは「ジョー」コールが発生した)人生って甘くないよな。11月9日は、俺とお前、これまでどっちがより力強い人生を送ってきたか、証明しようぜ。スゲエ試合をしてやろうぜ( ジョーはヨシタツの目の前でベルトを高々と掲げると、首をカッ切るポーズで返答する)11月9日は平日です。でも皆さん、後楽園ホールに足を運んで、俺たちの試合を…(と喋り続けたが、ジョーはショルダータックルで吹き飛ばして黙らせ、大歓声を浴びる)サンキュー」【試合後のジョー】
※ベルトを持って姿を現すとジョー「このベルトが全てだ! 疲れたよ」
※イスに座ると、通訳のボンバー斉藤レフェリーと缶ビールで乾杯する
ジョー「まずはこれをガンで苦しんでいる人たちに捧げたい。今日が自分のカムバックのクライマックスだ。家族やファンだけでなく、会ったことのない知らないファンの人たちも応援してくれてありがとう。ガンで苦しんだけれど、今は最高の気分だ」
――どうしてカムバックすることができた?
ジョー「わからないな。カムバックするまで長い時間がかかった。こんな風にカムバックできると思ってなかった。家族や友達、自分をサポートしてくれる人たちがいなかったらできなかった。会ったことのないファンにも助けてもらったよ」
――諏訪魔選手は特別な相手だった?
ジョー「諏訪魔は凄いレスラーだ。リングじゃなくても凄い。同じ世代のライバルだ」
【諏訪魔の話】「負けた。一発一発がやっぱ重いよ。今まで横にいてわからなかったけど、ここまでタイトルマッチのジョーの技が首に響くとも思ってなかったし。今回は負けたけど、あいつには何回もチャレンジしたいし、これからライバルとして俺とあいつとの戦いは終わらないよ。諦めない。またもう1回頑張るよ。勝つまでやる」
【ヨシタツの話】「言いたいことは全部リング上で言ったから」
「秋山準&大森隆男デビュー25周年記念大会~」が開催され、休憩前の記念セレモニーでは小橋建太、川田利明、そしてかつての秋山の付き人だった橋誠が登場、25周年を迎えた秋山と大森を激励、渕や和田京平レフェリーも加わり記念撮影となった。
秋山&大森のワイルドバーニングが関本&岡林のストロングBJの保持する世界タッグ王座に挑戦する予定だったが、15日大日本プロレス後楽園大会で岡林が試合中に右肩を負傷、右肩関節脱臼および肩鎖関節脱臼と診断され欠場となり、ストロングBJが王座を返上、そして関本のパートナーに"デスマッチ"ドラゴン"伊東が名乗りを挙げ、ワイルドバーニングとの間で王座決定戦が行われることになった。伊東の全日本参戦は初、デスマッチのエースと秋山と大森のとの遭遇にも注目が集まったが、伊東は蛍光灯束持参で入場、だが試合前に撤去されてしまった。
大森と関本で試合がスタートも、しばらくして秋山と伊東が対峙、ヘッドロックからグラウンドの攻防も、伊東は自軍に連行、交代を受けた関本が執拗にヘッドロックで絞めあげ、秋山がバックドロップで投げても絞めあげ、大森がカットに入るも、関本は両腕ラリアットで二人をなぎ倒し、場外に逃れた大森には伊東がプランチャで追撃、ステージに連行してブレーンバスター合戦も伊東が競り勝つ。
大日本組は孤立した秋山を捕らえ、秋山の古傷である腰に集中攻撃も、関本のブレーンバスター狙いを投げ返した秋山が大森にやっと交代、大森も関本にフロントハイキック、ニールキック、スイングネックブリーカードロップと猛反撃するが、アックスボンバー狙いは関本がかわしてラリアットを浴びせ、交代した伊東も踵落としからムーンサルトプレス、ドラゴンキッカーからドラゴンスプラッシュで勝負に出るも、剣山で迎撃した大森がアックスギロチンドライバーで突き刺し、交代した秋山も、同じく交代した関本にジャンピングニー、ランニングニーと浴びせてからフロントネックロックで捕獲する。
しかし伊東がドラゴンキッカーでカットすると、関本がアトミックドロップからアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、カットに入った大森に秋山を投げつけると、秋山にラリアットからジャーマンを狙うが、堪えたところで大森がアックスボンバーでカットに入り、秋山もすかさずランニングニーからエクスプロイダーで投げる。
大森が伊東を排除するとワイルドバーニングが孤立した関本に集中攻撃を浴びせ、大森がフロントハイキックから秋山のジャンピングニー、大森が後頭部にアックスボンバーから秋山がエクスプロイダーと連係を決めると、最後は秋山が生膝ランニングニーからリフトクラッチ式エクスプロイダーを決め3カウントを奪い世界タッグ王座を奪取した。試合後のバックステージでは関本が岡林に代わり伊東とのタッグで世界最強タッグエントリーを表明したところで、セコンドとして帯同していた卓矢がパートナーに名乗りを挙げ、伊東も卓矢に譲ったところでエントリーかと思いきや、試合を観戦していた最侠タッグ優勝チームの橋本大地&神谷英慶が待ったをかけ、大日本のリングで出場者決定戦が行われることになった。大神も本来ならBJWタッグへの挑戦が優先なのだろうが、BJWタッグは沼澤邪鬼&吹本賢児が名乗りを上げ、また優勝決定戦ではタッグ王者組の伊東&アブドーラ・小林も破っていることから、更なる上へということで世界最強タッグに名乗りを挙げたということなのか…
秋山と大森がデビューしたのは1992年、全日本プロレスがジャンボ鶴田から三沢光晴ら四天王(三沢、川田利明、小橋建太、田上明)へ移り変わろうとしていた時期で、秋山はレスリングエリートとして注目を浴びたが、アメフトしか実績のない大森は雑草扱い、デビューから1年目で病気欠場の鶴田の代わりに世界最強タッグに出場した秋山と比べ、大森はデビューから前座として扱われた。秋山は三沢が率いる超世代軍、大森は川田&田上率いる聖鬼軍と分けられたが、二人はユニットの枠を越えてタッグを結成しアジアタッグ王座を奪取、12度に渡って防衛するなど長期に渡って保持してきたが、同時に秋山も三沢とのタッグで世界タッグ王座を奪取するなど常に先に走り、大森は遅れを取っていた。
その大森も秋山とのタッグ解消後は、高山善廣と「NO FEAR」を結成、三沢が提唱した三沢革命の影響もあって自己主張することにより、秋山との差を一気に縮めていたが、その矢先に三沢に追随する形でNOAH旗揚げに参加、しかしNOAH旗揚げ後は大森が再び低迷、秋山どころか高山との差も開いた。2002年大森はWJプロレスに引き抜かれNOAHを離脱、秋山と別々の道を歩んだ。大森がなぜ離脱したのか今でも明らかになっていないが、大森なりにNOAHに留まっても三沢どころか秋山の上に立てるわけではないというものもあったのかもしれない。
秋山はNOAHを牽引する存在となったが、大森はWJ離脱後はZERO1-MAX、新日本プロレスへと渡り歩き、一時はセミリタイアしていた時期もあった。二人は大森が離脱した際に三沢を激怒させていたことから交わることがないと思ったが、大森が先に全日本へ戻ると、NOAHを離脱した秋山も全日本に戻り、今では秋山が社長、大森が副社長で全日本を引っ張る立場、1992年にデビューした際もこうなる運命になるとは二人も予想出来なかったのかもしれない。
秋山と大森はこれからも全日本プロレスを支えつつも、レスラーとしても、まだまだ花を咲かせて欲しい。
秋山準選手、大森隆男選手、デビュー25周年おめでとうございます!
メインの三冠ヘビー級選手権試合はショルダー合戦を制したジョーがエプロンに逃れた諏訪魔にラリアットを炸裂させるが、ジョーは場外戦に持ち込まずリング内に諏訪魔を押入れ、ストンピング、エルボードロップ、ハンマーパンチと追撃も、フロントキックは諏訪魔がキャッチするとアンクルホールドの体勢から強引に投げるアンクルスープレックスで投げ、ジョーは右脚に大ダメージを負うが、諏訪魔は容赦なくストンピングを入れ足攻めを展開する。
諏訪魔はコンプリートショットからアンクルロックでジョーの動きを封じると、フロントスープレックスを狙うが、堪えたジョーはショルダータックルで反撃し串刺しショルダーからラリアット、エルボードロップ、ブレーンバスターと畳みかけるも、諏訪魔もフライグショルダーからフロントスープレックスと譲らない。
諏訪魔はラストライドで勝負に出るが、ジョーがリバースしたところで諏訪魔がラリアットも、倒れないジョーもラリアットで返し、何度も相打ちとなってから諏訪魔がジャーマンも、ジョーもラリアットで応戦して両者ダウンとなる。
両者はエルボー合戦も、串刺しを狙うジョーに諏訪魔がここ一番で出すドロップキックを炸裂させると、串刺しラリアット、ジャーマン、ローリングラリアットと畳みかけ、ダブルチョップ、ちび膝蹴り、延髄斬りと放ったあとでラリアットを狙うが、ジョーはスパインバスターで迎撃、諏訪魔がエプロンに逃れてもジョーはリング内へパワーボムで投げ捨て、ダイビングボディーアタックからパイルドライバー、しかしデスバレーボム狙いは諏訪魔が背後に着地してバックドロップで投げると、ラリアットを狙うが、読んでいたジョーが先にラリアットを放ってからデスバレーボムで突き刺し、そのまま手首を掴んでラリアットを放つ。
ジョーはレポリューションボムで勝負を狙うが、諏訪魔が回転エビ固めで切り返すと、バックドロップからラストライドを狙う。しかしジョーが堪えると諏訪魔がラリアットを狙うと、ジョーはフライングボディーアタックで迎撃してからラリアット、レボリューションボムで3カウントを奪い勝利を収め、三冠王座を奪取した。
試合後にジョーと諏訪魔が握手となってノーサイドになったところで、第5試合でゼウスからギブアップを奪ったヨシタツが挑戦を表明した。ジョーとヨシタツはWWE時代から関係があり、二人はFCWで共にトレーニングをしてきた仲だったという。しかしジョーは1軍に上がることはなくWWEを解雇され、ヨシタツは1軍に昇格した。その二人が全日本で再会するというのも因縁めいたものがあるのかもしれない。
しかしヨシタツもWWEを去り、新日本にフリーとして戻るも首を骨折、欠場している間にポジションがなくなり、全日本に新天地を求めた。新日本時代とは違うというものを確かに出しているが、三冠の戦いはあくまで別物、これまで以上のものを求められる。ヨシタツにそれが出来るのか?今回は厳しい目で見られるのは必死だろう。
世界ジュニアヘビー級選手権は今回もTAJIRIがウルティモの左腕攻めを展開するが、ウルティモはラ・マヒストラルからキックのコンポ攻撃で反撃、変型卍固めからジャベてTAJIRIの動きを止めにかかる。
TAJIRIはハンドスプリングエルボーを狙うが、切り抜けたウルティモはラ・マヒストラルを狙うも、TAJIRIも同じ技で切り返しトラースキックからバスソーキックを狙う。しかしかわしたウルティモはソバットも、かわしたTAJIRIはボンバー斉藤レフェリーとウルティモを交錯させ、焦ったウルティモはアサイDDTを決めるがカウントが入らない。ウルティモはレフェリーを起こそうとするが、TAJIRIが毒霧を噴射してからバスソーキックで3カウントを奪い王座奪還、試合後にウルティモの愛弟子の一人である中島がTAJIRIを襲撃、挑戦を表明する。アジアタッグ選手権は腕攻めから青柳を捕らえた変態自衛隊が試合を有利に進め、交代した野村も光留の関節技、キックに苦しみ、王者組が主導権を奪えない展開が続く。
変態自衛隊は野村に照準を定めて分段にかかるが、青柳がカットに入ると、逆に光留を捕らえて青柳がジャパニーズレッグロールクラッチ、逆さ押さえ込み、首固めと丸め込みを連発、反転式のダイビングボディアタックからジャーマンと畳みかける。
変態自衛隊は光留が青柳をチキンウイングアームロック、青木も野村をアンクルホールドで捕らえて勝負に出て、ダブルチョップからサンドイッチジャンピングハイキックと連係で青柳を追い詰めるが、野村が青木をマキシマムで排除すると、孤立した光留に青柳と共にダブルドロップキックを放ち、光留のハイキックをガードした青柳がドロップキックの連発、ジャーマン、ロックスターバスターと畳みかけて3カウントを奪い、難敵である変態自衛隊から王座を防衛も、バックステージでは崔らランズエイド勢が挑戦を表明した。秋山準・大森隆男デビュー25周年記念横浜大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
最高の結果、時間を過ごせました! pic.twitter.com/u9LiFtDDd8
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年10月21日横浜文体三冠戦
ジョーの気持ちの入った1発1発重い攻撃に
俺の身体が耐え切ることが出来ず
正面衝突したけど
今回は負けて初防衛に失敗しました。
負けてこのままじゃ俺も悔しいし
次対戦する時は 絶対に勝ちたい。... https://t.co/cBfeu2ZudO
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年10月21日三冠戦
正面衝突したらジョーに負けた。
すごく悔しいが
あいつとはライバルとしてこれから何回も闘って行きたいと思う。
次は勝つ!!
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年10月21日新旧、どちらの世界Jrベルトも手にできて光栄、我が人生。 pic.twitter.com/uNPrfylmgJ
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年10月21日世界jr.ウルティモ・ドラゴンより奪回な今宵。しかしさすがだった。こっちが人体実験されるギリギリだった。しかし、試合後襲撃してきた中島洋平。いいのか?アイツがあんな行動して?そんな実績あったけ?きょうやれなかった人体実験はアイツにやるか。確か、名古屋でシングル組まれてたよな。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年10月21日でさ、きょうウルティモに下から毒霧吹き付けたら顔に降ってきて、試合後オレの顔も緑に染まってたのよ。で、控え室に戻ったら京平さんが「きょうオマエが吹かれたのか!?」と。違いますよ、京平さん。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年10月21日あとやっぱり、ウルティモ・ドラゴンは一瞬一瞬を高貴にしていく能力というか、すべてを最高の絵にしていく、しかも相手も巻き込みながら、というか。たぶん、そういう概念がプロレスにあると一生知らずに引退していく数の方がはるかに多いと思うのよ。それを、やる。淡々と。当たり前に。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年10月21日けどやっぱり、もしオレがウルティモ・ドラゴン(の中身の人)に憧れレスラーになっていなかったら、きょうのこの一戦に至るまでのドラマもなかったと思うのだ。だから、中身の人に憧れレスラーになって、やっぱりオレはラッキーだったと思うのだ。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年10月21日必ず獲る。そして世界ジュニアチャンピオンになる。このままじゃ、終われない!!!!! #ajpw
— 中島 洋平 (@nakajima_youhei) 2017年10月21日横浜文化体育館大会終了。
勝てば嬉しい、負ければ悔しい。それは当たり前。
大切なのは、それを次に活かす事だと思う。
いろいろと吹っ切って、好きなようにやっていきます。
まずは、タッグリーグ戦に集中。そして、シングルも狙います。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2017年10月21日全日本プロレス横浜大会で橋が挨拶に来てくれた。久しぶりに会ったが元気そうで何より‼︎ pic.twitter.com/TzqkhZ69SN
— 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) 2017年10月21日 -
永田裕志、中西学のデビュー25周年は真っ向勝負!
10月21日 新日本プロレス「Road to POWER STRUGGLE」千葉・東金アリーナ
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○高橋裕二郎 レオ・トンガ(6分28秒 体固め)×岡倫之 北村克哉
※ピンプジュース◇第2試合◇
▼20分1本
金丸義信 タイチ ○エル・デスペラード(7分39秒 ヌメロ・ドス)海野翔太 八木哲大 ×成田蓮◇第3試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ○ドラゴン・リー ティタン(9分26秒 エビ固め)田口隆祐 ACH KUSHIDA ×川人拓来
※デスヌカドーラ◇第4試合◇
▼20分1本
○矢野通 後藤洋央紀 YOSHI-HASHI(11分9秒 反則勝ち)×鈴木みのる 飯塚高史 TAKAみちのく
※レフェリー暴行◇第5試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 天山広吉 ○小島聡(10分27秒 体固め)飯伏幸太 ジュース・ロビンソン ×デビット・フィンレー
※ラリアット◇第6試合◇
▼30分1本
内藤哲也 EVIL SANADA ○BUSHI 高橋ヒロム(12分0秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 石井智宏 ×外道 YOH SHO
※MX◇第7試合◇
▼永田裕志・中西学デビュー25周年記念試合/30分1本
○永田裕志(17分47秒 体固め)×中西学
※エクスプロイダー・オブ・ジャスティス(メインイベント終了後、永田と中西が抱き合い、握手をかわしてお互いを称える。
そこから2人の記念セレモニーが始まり、東京スポーツ、週刊プロレス、プロレスライターの金沢克彦氏が、永田に記念のパネルを贈呈。
そこへ本隊選手と外国人選手たちが入場し、リングへ上がって永田を祝福。そんな中、永田がマイクアピールでファンに挨拶した。)
永田「改めまして、本日はたくさんのご来場、誠にありがとうございました!(※大拍手) プロレス生活25年のちょうど節目の年にですね、ホントにこの東金の地で、記念試合という形で中西学選手と目いっぱい殴り合えて、本当に幸せでした。たくさんの方に見守っていただいて、ある意味、自分をすべて中西選手にぶつけることができました。本当にありがとうございました(※大拍手)」中西さんからもひとこと言ってもらいましょう」
中西「ありがとうございます。もう、とにもかくにも、永田の凄さっちゅうもんを、俺が一番感じていると思います。その凄さはホントに皆さんがここで見て、証明して行けると思いますので、この闘い、『これが新日本プロレスの闘い』っちゅうのを見せて行きます! よろしくお願いします!(※大拍手) 永田ありがとう!」
永田「改めてこれだけのたくさんのファンの皆様の前でね、記念試合ができて、本当に胸いっぱいです。24(歳)でプロレスラーとしてデビューしまして、今年で25年、ということは、いま49歳、来年はついに50歳に突入します(※大拍手)。ということで、来年は、この東金の地で、『50歳生誕大会』を開きたいと思います(※場内笑&大拍手)。『生誕祭』でね(笑)。東金の地で、新日本プロレス、毎年やれるように心がけたいんですが、皆さんいかがですか?(※大歓声&大拍手) ありがとうございます! え~、東金の皆さんの圧倒的な民意のもと、来年、再来年、続けて東金アリーナで試合ができるように頑張って行きたいと思います。どうもありがとうございました!(※大拍手) この東金アリーナで、また来年、再来年、その次と、皆様と元気な姿でお会いできることを祈念して、皆さんご唱和下さい!!(※大拍手) また来年も東金に帰って来るぞーー!! 1、2、3、ゼア!(※全員で敬礼)」
(これで再び場内に「MISSION BLOW」が流れる中、永田&中西は仲間たちと記念撮影に納まる。
そして最後は、2人でリングサイトと花道を巡り、ファンと交流しながら退場した。)
【永田、中西の話 聞き手=野上慎平アナ】
野上アナ「中西選手、改めましてですが最高のライバルにして最高のタッグパートナーだと思います。永田裕志とはどんな男ですか!?」中西「火を着けるのも上手いし、爆発するのもすごいよね。そやけど、緻密やからね。積み重ねが爆発したような感じも見せるし、オレみたいに同じじゃないから。まあ魅せますよ」
野上アナ「そして永田選手、リング上でも熱い言葉がありました。これからに向けての思いを聞かせてください」永田「25年プロレス生活して、全然満足していない自分がいるので、まだまだキツイ闘い、いまの選手たちと出来る限り闘っていきたいと思います。やっぱりプロレスのリングはいいですね。本当に最高ですよ。まだまだオレは元気いっぱいなので、くさらせることなく自分の体力を体をリングに捧げていきたいと思います。まだまだ出来る、まだまだいける。それを中西さんとタッグでやっていきたいなと思いますね」
野上アナ「25年やってきましたけども、プロレスは好きですか?」
永田「僕の人生ですから。本当に心の底からプロレスを愛していますし、オレの人生そのものがプロレスだなと、まだまだこの人生歩んでいきたいと思います。本当にプロレスに出会えて25年のその先を目指していけることが幸せだと思います」
野上アナ「タッグリーグはもちろんですけど、IWGPという最後の目標を青義軍の一員として心待ちにしています」
永田「そうですね。いままで誰も何遂げていない前人未到の記録、IWGP戴冠最年長記録を堂々と公言して随分経ちますから、これを必ず実現させたい!そのためにはテレビ朝日の力が必要だよ。テレビ朝日と野上慎平、そして皆さんの『Me』が必要なんです。その『Me』を動かせるような体力とかプロレスを魅せていこうと思います。頼んだぞ!野上!」
野上アナ「私は永田さんについていくだけですから。青い風を吹かせて下さい!」
永田「頼んだぞ!野上!」野上アナ「中西さん、最高の試合ありがとうございました」
中西「これからは組んでやるけども、やっぱり永田裕志からの刺激が一番すごいね。相手にするより組んでいるほうが緊張するよ」
野上アナ「なにをするか分からない、そんなタッグを期待しています。改まして25周年本当におめでとうございました。そして30年、35年、40年目指して頑張ってください!」
永田「40年!40年!40年!40年いくぞ!ゼアッ!!」
毎年恒例の永田興行・東金大会のメインは、永田が共に25周年を迎えた中西とシングルで対戦。二人の対戦は昨年12月17日の後楽園大会以来となる。
序盤は中西が力比べで圧倒、永田はローキックで活路を見出そうとするが、ショルダータックル狙いは中西が弾き飛ばすと、場外戦でビックブーツを放つ永田に、中西はスピアーを敢行、リングに戻っても中西は逆水平、エルボー、ボディープレス、チンロック、逆水平、頭突き、一本足頭突き、脳天チョップ、串刺しラリアットと畳みかける。
しかし永田は串刺しを狙う中西をローキックで動きを止めると、ローキックからミドルキック、コーナーに押し込んで張り手の連打、串刺しビックブーツ、サッカーボールキックの連打と打ち込んでいくが、中西は耐えきり、クロスチョップ、トップロープからの雪崩式ブレーンバスター、場外へ逃れた永田に野人プランチャ、リングに戻ったところで野人ミサイルキックと猛攻をかける。
張り手合戦も重みで競り勝った中西は野人ダンスから野人ラリアット、アルゼンチンバックブリーカーも、永田がスリーパーで脱出すると、エクスプロイダー、大車輪キックからタイナー、そして重い中西相手に雪崩式エクスプロイダーで投げきる。
永田は大中西ジャーマンを狙うが、阻止した中西は"これはオレの技だ"本家大中西ジャーマンで投げ、ヘラクレスカッターを決めるも、永田は白目式腕固めから腕十字で捕獲、中西はチョップ、永田は張り手からビックブーツも、突進したところで中西はスピアーで迎撃、久しぶりにマナバウアーを狙う。だが阻止した永田は延髄斬りの連打から大車輪キック、サンダーデスドライバー、そしてエクスプロイダー・オブ・ジャスティスで3カウントを永田が勝利となった。試合後に互いに健闘を称えあう両選手に新日本本隊、田口JAPANの面々が駆けつけ、起き上がった二人を激励し、最後は永田の「1・2・3ゼア!」で締めくくった。
昨年度の試合はドームのカードから外されたことでクサっていたとき組まれて意地を見せつけた試合だったが、今回の試合は永田も全てを出し切れば、中西も久しぶりに野人ぶりを発揮するなど二人の25年を見せつけた試合。永田も新日本プロレスのミスタープロレスに一歩進めば、中西もマナバウアーに挑戦しようとするなど、今後に意欲を持たせた。
今年でヒクソン・グレイシーvs高田延彦が行われて20年目となったが、二人も格闘技の渦に飲み込まれた同士で、中西もMMAだけでなくK-1ルールでの試合にも挑戦、永田にいたってはIWGP王者だったのにも係わらずMMAに借り出され、ミルコ・クロコップやエメリヤーエンコ・ヒョードルにKO負けを喫し、「プロレス幻想を打ち砕いた」、「プロレス凋落の戦犯」とレッテルを貼られ、「IWGP王座を返上しろ!」まで言われた。
しかしその暗黒期を抜け出し、ユークス体制になると永田もIWGPヘビー級王座を奪還するだけでなく、様々な団体に参戦することでプロレスの幅を広げ、中西も短命ながらIWGPを巻く事が出来た。二人は暗黒期という苦しい時代を生き抜いた戦友同士でもある。暗黒期は一昔になりつつあるかもしれないが、その時代があったからこそ今日があり、永田と中西の存在があるということを忘れないで欲しい。
最後に永田裕志選手、中西学選手、デビュー25周年おめでとうございます。
永田裕志デビュー25周年記念東金大会超満員大興奮大盛況で終了。次回の東金大会も今回同様元気一杯で選手、関係者一同皆様にお会いするのを楽しみにしてます。明日の栃木大会にも是非お立ち寄り下さいお待ちしております。中西学の25周年を祝って頂き感謝です。本日は誠にありがとうございました。
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) 2017年10月21日永田裕志選手、中西学選手、デビュー25周年おめでとうございます!ゼア!! #njpw #njpst #njpwworld #野上慎平 https://t.co/XzK3roPRWB pic.twitter.com/WQ0cmIzkG0
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2017年10月21日東金アリーナ行ってきました❗
永田選手25周年おめでとうございますゼァ❗
メッセージも送らせていただきました
初めてサイン会に並んでサインをもらったのが永田選手✨
この1年でもいろんな思い出があって、
会場で流れたのは、1分くらいでしたが気がついたら3分以上お話ししてました✨ pic.twitter.com/4ZDlHEurUg
— 松井珠理奈(ハリウッドJURINA) (@JURINA38G) 2017年10月21日 -
ジャンボ鶴田になれなかった男…谷津嘉章
1980年10月23日、レスリングでモスクワオリンピック代表の谷津嘉章が新日本プロレスに入団することが発表された。谷津はモスクワオリンピックでフリー100キロ級に出場する予定で、76年のモントリオールオリンピックで8位になったことから、メダルの期待がかかっていたが、米ソ冷戦の影響で民主主義国がこぞって出場をボイコット、日本もアメリカに同調してボイコットしたため、谷津は4年後のロスオリンピックまでには待てないとして、日本レスリング協会の会員だった福田和昭氏の仲介で新日本プロレスに入団を決意。入団会見の際にはシリーズ途中ながらのアントニオ猪木、坂口征二も駆けつけ、谷津の入団を歓迎し、谷津も会見の際には「アメリカの大学でレスリングをやっていた頃は1度も負けたことがない、僕も全米チャンピオンと何度が闘ってますけど、たいしたことはないと思ってるんですよ、だがらプロになって全米チャンピオンがどれだけ強くなっているか、早くバックランドと勝負してみたい」と当時のWWFヘビー級王者だったボブ・バックランドに対してビックマウスを叩くなど、即戦力ルーキーとして期待を見せつけていた。
なぜ新日本プロレスは谷津嘉章を求めたのか?営業部長だった新間寿氏がジャンボ鶴田のような体格のあるレスリングのエリートを求めており、鶴田がプロレス転向の話が出たときは、猪木に獲得を進言するも、猪木は鶴田を「木偶の坊」と評して乗り気になれず、鶴田の代わりに同じレスリングでオリンピック代表だった長州力を獲得したが、新間氏も長州は同じレスリングエリートでも、体の小さい長州は望んでいた存在ではなく、その後も新間氏は鶴田個人に接触して新日本移籍を持ちかけたが、鶴田は動かず、また東京スポーツから「鶴田を引き抜こうとするのは何事か!」と一喝されたこともあった。
シリーズに帯同した谷津だったが、当時若手だった前田日明や高田延彦、ジョージ高野らがエリート扱いを受ける谷津に敵愾心を示した。新日本の若手は道場から下積みを経ているだけに、新人ながらも下積みを経験せず、エリート扱いを受ける谷津に対して面白くない感情を持っていたが、また谷津も「日本のレスリングの頂点にいる俺が強い」と前田らを見下していた。新間氏はWWF会長の座を利用して、道場での育成ではなくアメリカのWWFに送り込み、11月17日MSGのリングでデビューさせ、谷津は藤波がWWFジュニアヘビー級王座を奪取した相手だったカルロス・ホセ・エストラーダと対戦し。フロントスープレックスことワンダースープレックスで3カウントを奪い、大舞台で堂々のデビューを飾った。これまでの新日本はカール・ゴッチのいるフロリダへ送り込まれることが慣例となっていたが、新間氏は谷津は基礎的な部分はマスターしているとして、実戦で経験を積ませることを重視したのと、この頃の新日本はNWAの会員にもなり、これまで呼べなかったNWA系の選手も参戦するようになったことで、新日本の中ではでゴッチは不要な存在としてされつつあった。また鶴田が全日本入団と同時にアメリカのファンク一家に預けられてアメリカでプロレスを学んだのもあって、谷津に鶴田と同じコースを歩ませたい意図もあった。
谷津はWWFエリアでプロレスを実戦で学んで、わすか半年で帰国、6月24日 蔵前国技館で行われた「3大スーパーファイト」で谷津は日本デビューが行われることになった。、当初の予定ではメインは猪木、ダスティ・ローデスvsスタン・ハンセン、タイガー・ジェット・シンが組まれていたが、ローデスがNWA世界ヘビー級王座を戴冠したため来日をキャンセル、シンも全日本プロレスに引き抜かれたため、カード変更を余儀なくされ、新日本は猪木のパートナーに凱旋したばかりの谷津が抜擢、ハンセンのパートナーも全日本から移籍したばかりのアブドーラ・ザ・ブッチャーに変更となった。いきなり猪木と組んで大物タッグとの対戦は、それだけ谷津を即戦力ルーキーとして期待をかけていたということだった。また当日は通常のワールドプロレスリングではなく『水曜スペシャル』の特番枠で生中継されることも決定していたことから、谷津を売り出すには恰好の舞台が整っていた。試合は60分3本勝負で行われ、1本目から谷津が先発でハンセンと対峙、谷津はヒップトスからショルダースルー、ドロップキックと果敢にハンセン相手に攻めるが、ハンセンのエルボーとニーを浴びると失速、交代を受けたブッチャーの地獄突きや頭突きを浴び、ハンセン組にタッチワークの前に蹂躙される。谷津はやっと猪木に交代、猪木はハンセン組の勢いに押されつつも、猪木がアリキックでやっとブッチャーの動きを止めてお膳立てし、谷津に託したが、ブッチャーの頭突きを受けてまた失速、場外戦となるとハンセン組のダブルでの鉄柱攻撃や、ブッチャーのビール瓶攻撃を受け大流血してしまう。谷津はリングに戻るがハンセンにやられ続け、ウエスタンラリアットの前に3カウントを喰らって1本目を取られ、カットに入った猪木にもウエスタンラリアットを喰らってしまう。
2本目に入ろうとするがインターバルとなるが谷津は起き上がれず、焦れたハンセン組は猪木組を襲撃、二人がかりで谷津を痛めつけため、反則負けとなり1-1のイーブンとなるが、3本目となると谷津にお膳立てをしたにも係わらず、自分の思う通りに動かない谷津に猪木がキレ、ビール瓶を持ち出し、制止するメインレフェリーのユセフ・トルコ、ミスター高橋にもビール瓶で殴打、ハンセンやブッチャーにも殴打したため反則負けとなった。中継は放送時間内で試合が終わらなかったため、途中で終了となったが、大舞台でしかもTVの生中継という舞台を与えられながらも血だるまにされて何も出来なった谷津を見て、ファンは「ダメなヤツ」とレッテルを貼り、凱旋デビューの失敗は谷津のレスラー人生にも大きく影響した。(この試合は新日本プロレスワールドでも視聴できます)谷津は後年「自分が血祭りにされることが猪木の目論見だった」と猪木を逆恨みしていたが、自分が試合を見た限りではアメリカではセオリーどおりのプロレスを学ぶも、谷津の対戦相手にはハンセンやブッチャーのような狂乱型の選手がいなかったのもあり、また猪木も馬場さんのようにセオリーを学ばせるより、実戦で学ばせるタイプだったこともあって、ハンセンやブッチャーと対戦させることで経験を積ませようという考えもあって、序盤は敢えて谷津を引き立てていた。だがブッチャーも全日本から移籍したてで新人相手にまずい試合をするわけにはいかず、またこの時点で全日本に引き抜かれることが内定していたハンセンにしても商品価値を落とすわけにはいかなかった。それを考えると谷津の相手にハンセンとブッチャーは荷が重すぎた組み合わせで、どちからのパートナーに若干ランクが下ながらも、谷津に合わせられる選手と組ませるべきだったのではないだろうか?
凱旋マッチで失態を演じた谷津は再調整のために2度アメリカへ送り込まれ、3度目に帰国したときは長州力率いる維新軍団の一員として凱旋したが、新日本ではブレイクすることはないままジャパンプロレス、そして全日本プロレスへ移籍、全日本マットで鶴田と対戦、後にタッグを組んで五輪コンビを結成し世界タッグ王者にもなったが、鶴田の上へいくことはなく、SWSへ移籍してからは様々な団体を渡り歩いた。1度は引退するも、2015年から復帰、地方インディーを中心に活躍している。 谷津は新日本から鶴田のようなレスラーになるように求められたが、鶴田にはなれないどころか越えられなかった。
(参考資料 ベースボールマガジン社 日本プロレス事件史Vol.16) -
久しぶりの四日市の片隅でのDRAGON GATE
10月15日 DRAGON GATE「THE GATE OF VICTORY」三重県四日市楠緑地体育館 600人
◇第1試合◇
▼30分1本
○吉野正人 ビッグR清水(14分8秒 エビ固め)T-Hawk ×エル・リンダマン
※砲丸投げスラム◇第2試合◇
▼30分1本
○堀口元気(10分38秒 バックスライド・フロム・ヘブン)×吉田隆司◇第3試合◇
▼30分1本
○土井成樹 Ben-K(11分50秒 エビ固め)Kagetora ×Eita
※バカタレスライディングキック◇第4試合◇
横須賀ススム ○ドン・フジイ(11分32秒 外道クラッチ)望月成晃 ×ジェイソン・リー◇第5試合◇
YAMATO ○B×Bハルク Kzy(18分50秒 サウスロード)CIMA ドラゴン・キッド ×Gamma
今日はDRAGON GATE四日市大会を観戦、楠緑地体育館を訪れるのは約3年半ぶり、四日市オーストラリア記念館が閉館となって以来、四日市に訪れることはほとんどなかった。今回は鷹木信悟が大日本プロレス後楽園大会に参戦ということで欠場、前日の京都大会では堀口が元同門でオーバージェネレーション入りしたKagetoraの保持するブレイブゲート王座に挑戦表明をすれば、トライブヴァンガードとVerserKの保持するトライアングル王座に挑戦を表明、問題龍も10・29神戸サンボー大会での復帰が決まり、Eitaも11・3大阪でCIMA指名の選手との対戦が決まるなど、11・3大阪へ向けて次々とカードが決まった。
第1試合ではMaxiMuMvsVerserKのタッグマッチはT-Hawk組が奇襲で開始、場外戦で主導権を握った後で吉野を捕らえるが、リンダがリーブロックを狙ったところで吉野がドロップキックで迎撃、交代を受けた清水が持ち前のパワーで試合の流れを変える。
後半からT-Hawk組が吉野を捕らえるが、交代を受けた清水がまた流れを変えるも、リンダが水車落としで反撃し、T-HawkがBTボムを狙うが、吉野がリバース、交代を受けた清水がT-Hawk組をまとめてフライングショルダーでなぎ倒し、OTAKEBIで勝負に出るが自爆、それでも吉野のトルベジーノの援護を受けた清水がリンダに砲丸投げスラムを決め3カウントを奪い、MaxiMuMが勝利となる。第2試合の堀口vs吉田は、序盤は吉田がパワーで圧倒も、堀口が低空ドロップキックから足四の字固めと足攻めで反撃、そしてゴムパッチンのゆーとぴあ攻撃を狙うが、斎藤了が今大会が外れているため戸惑う。ところが堀口のセコンドについていたU-Tがゴムを堀口に渡し、吉田にゴムパッチンを成功させるも、U-Tの介入に怒ったT-Hawk、リンダが駆けつけU-Tを痛めつける。
吉田も蘇生したパワー全開で堀口を痛めつけ、サイバーボムを狙うが堀口はDDTで切り返し、スイングDDTで突き刺すも、吉田も反撃してセントーンを投下し、終盤にはパイナップルボンバーを狙うが、堀口に髪が宿りバックスライド・フロム・ヘブンで3カウントを奪って勝利となる。第3試合のオーバージェネレーションvsMaxiMuMでゴングキッズタイムが行われ、MCでファンに改めてKagetoraがオーバージェネレーション入りしたことを発表して紹介、女の子二人がゴングを鳴らすが、Ben-Kにビビッてしまい、3回もゴングが不発。セコンドのCIMAもBen-Kにツッコミ、さすがのBen-Kも苦笑いする。
試合は序盤こそはオーバージェネレーションが土井を捕らえて先手を奪うも、まだ新入りのKagetoraとEitaのチームワークがしっくりいかず、次第にMaxiMuMが主導権を奪っていく。
終盤もBen-KがパワーでEitaを蹂躙、最後はBen-Kの援護を受けた土井がバカタレスライディングキックで3カウントを奪いMaxiMuMが勝利となる。第4試合のドリーム選手権前哨戦は序盤からススムが望月にジャンボの勝ちを炸裂させれば、望月はエプロンに座り込んだススムにサッカーボールキックと応戦、望月はジェイソンをリードして連係でススムを逆立ち状態にして踵落としを投下も、怒ったフジイも逆立ち状態になったジェイソンの股間に電車道を浴びせる。
終盤には望月のリードでジェイソン共にススムを捕らえるが、キックにススムがジャンボの勝ちで迎撃し、望月のキックを喰らっても、ススムはジャンボの勝ちで応戦、フジイはジェイソンにノド輪落としを狙うが、ジェイソンは切り抜けて首固めで丸め込む、しかしフジイは巧みに外道クラッチで丸め込んで3カウントを奪い勝利。試合後はベルトを挟んで望月とススムが睨み合いとなる。メインのトライブヴァンガードvsオーバージェネレーションは、オーバージェネレーションがKzyを捕らえて試合を有利に進めるが、YAMATOがキッドに放ったgo 2 Hospital1からトライブヴァンガードが反撃、しかしGammaが汚水、CK-1の連係で再び流れを変えたオーバージェネレーションはキッドが「盛り上がれ!」からスーパーフランケンシュタイナー、CIMAがパーフェクトドライバーとKzyを捕らえる。ハルクがGammaにマウスを放つと、Gammaもアックスボンバーで応戦してから唾を発射、それでもめげなかったハルクが踵落としからのジャックナイフ式エビ固めことサウスロードで3カウントを奪いトライブヴァンガードが勝利、試合後はオーバージェネレーションが勝利者賞である米一俵を持って帰ろうとするが、見事に注意され退散、トライブヴァンガードが大会を締めくくった。
7月に開催された伊賀大会と比べ、欠場選手も多くコンパクトとなったが、それなりに盛り上がった大会だった。 -
初の流血にデスマッチの洗礼…最侠タッグを制したのは大神!
10月15日 大日本プロレス「最侠タッグリーグ優勝決定戦」後楽園ホール 1427人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼「最侠タッグリーグ優勝決定戦」ストロングブロック準決勝/30分1本
○橋本大地 神谷英慶(13分9秒 片エビ固め)×関本大介 佐藤耕平
※ライジングDDT◇第2試合◇
▼「最侠タッグリーグ優勝決定戦」デスマッチブロック準決勝~蛍光灯+凶器持ち込みデスマッチ~/30分1本
伊東竜二 ○アブドーラ・小林(11分44秒 逆エビ固め)高橋匡哉 ×植木嵩行◇第3試合◇
▼20分1本
○スカル河上 ツトム・オースギ ヘラクレス千賀(エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ ×佐久田俊行
※スカルボム◇第4試合◇
▼57同盟vsヤンキー二丁拳銃/30分1本
○宮本裕向 木髙イサミ(9分8秒 片エビ固め)鷹木信悟 ×岡林裕二
※ファイヤーサンダー◇第5試合◇
▼30分1本
鈴木秀樹 ○宇藤純久 菊田一美(6分24秒 片エビ固め)浜亮太 ×将軍岡本 中之上靖文
※リバースタイガードライバー◇第6試合◇
▼Bring the Weapons tornado Deathmatch/30分1本
○竹田誠志 “黒天使”沼澤邪鬼 塚本拓海(8分53秒 片エビ固め)藤田ミノル ×星野勘九郎 吹本賢児
※リバースUクラッシュ◇第7試合◇
▼30分1本
忍 ○吉野達彦 関札皓太(12分49秒 アスリート・ジャーマン・スープレックス・ホールド)青木優也 橋本和樹 ×野村卓矢◇第8試合◇
▼最侠タッグリーグ優勝決定戦~ハードコアタッグマッチ~30分1本
橋本大地 ○神谷英慶(16分6秒 片エビ固め)伊東竜二 ×アブドーラ・小林
※バックドロップ
☆大地&神谷が最侠タッグリーグ初優勝(試合終了後)
神谷「勝ちましたー! 正直僕は最侠タッグリーグ、優勝まで来れると思ってませんでした! でも、ここまで来れたのはみなさんの応援のおかげと、僕たちの成長の賜物だと思います! 僕たちはきっと最侠タッグリーグが始まる前まで、一段も二段もレベルアップしているはずです! そして、これからもその成長を続けていきます! 僕がここまで来れたのは、タッグパートナーの大地選手がいたからだと思います。最後は大地さん、締めてください!」大地「私もここに立っているのが夢みたいで、まだ実感がありません。でも、神谷が僕のことをそうやって思っているように、俺は神谷がいたから、大神だったから、ここまで来れたと思ってます。そして俺は、大神として誰がここに優勝して立ってるって予想したか、何人が予想したか。(俺は予想してたよ、の声に)ありがとう。でも、たぶん上位にはいてなかったと思うし。でもこれからは俺ら大神の時代で、きょうだってデスマッチの(タッグ)チャンピオン、あの白いベルトを持ってる、あの2人に勝ったんだ。これからもっと上がっていくぞ! カミ、締めよう。
きょう勝ったら言おうと思っていたことがあります。さっき言ったように、誰が大神の優勝を予想した? 誰が、ここまで俺らが勝つって予想した? 俺らは誰だと思ってんだよ、大神だぞコノヤロー! 最後はそういう気持ちいっぱいに、気持ちを込めて締めたいと思うので。俺たちは、大神は、誰だと思ってるんだ、で締めたいです。おかしいですか? ちょっとね、でかい2人とヤンキーの2人に寄せてみました。てことで、立ってください。練習ないです。(練習を求める声に)じゃあ次からやらないですよ! きょう覚えて帰ってください。大神が勝ったその日には、みんなできるようにしてください。じゃあ私が、俺たちを、大神を、誰だと思ってやがる! で。(ざわつくも)曲げない! 引かない! 曲げない、引かない。俺たちを、大神を、誰だと思ってやがるんだ! きょうはホントにありがとうございました。俺たちを! 大神を! 誰だと思っていやがるんだ!!」【大地、神谷の話】
大地「ありがとうございました、神ちゃん。めっちゃいてえ。実感わかない、夢みたい。これ(トロフィー)持って帰っていいいですか? 神ちゃん、なんか言いたいことあるんじゃないの?」神谷「優勝したんですけど、僕は11月1日、タイトルマッチが決まってるんで。次はそれに向かって全力を尽くします。勝って大地選手とシングルのベルトを懸けて闘うのを目標としているので。いまは終わって、やったー、で終わらせるのではなく、このまま最侠タッグリーグの覇者、チャレンジャーとして最強のチャンピオンに挑みます。(イスを手にした場面では使わなかったが)単純にどう使えばいいのかよくわからなかったですね」
大地「俺は使ってくれなくてよかったと思ったよ、デスとストロングの試合で」
神谷「きょうは僕たちが、ストロングブロックの代表なんで。ストロングブロックの代表がデスマッチの象徴であるアイテムを使うというのは、いかがなものかと自分のなかであったので。(認められていても使わない?)はい、僕たちは自分たちのスタイルがあるので。どんなルールのなかでも僕たちはストロングなプロレスをやるべきなんで。なので、使っていいものかと葛藤もありました」
大地「もちろん、どんだけあっても。途中で場外いった時、イス自体は使ったことあるし、使おうかなと思ったけど、でもストロングの代表ということは自分のなかで響いてたから。いくら使ったことあっても使わない、というのは私のなかであったから。ただそのせいで相手のペースにのっちゃって、まったく俺らのペースにもっていけなかったのがやばいと思ったけど、頑張ってよかった。神ちゃんがいてよかった。
(準決勝で関本&耕平に勝ったが)マルスの時に負けてるから。すげえ勝ちたいって思ったし、それも勝てたのも神ちゃんいたからだし。だからこそ、負けたくない気持ちが人一倍あった。負けたのに2位通過で上がったんだよ? 腑に落ちなかったし、納得できなかったし、だから再戦が決まった時に絶対勝ちたいと思った。その気持ちだけできょう頑張ってやってみて、勝って、なんか…実感わかないけど、俺らっていまリング上でも言ったけど、自分らでも優勝すると思ってなかったし、たぶんお客さんも優勝するって思ってなかっただろうし。だから俺らずっとベルトを追いかけてきて、6人タッグもやってタッグもやってシングルもやって敗れてるんだ。神ちゃん、つぎシングルあるからさ。神ちゃんが取って俺がタイトルマッチを神谷とやりたいし、きょうリング上でも言ったけど白いベルトを持ってる2人に打ち倒したんだから、刈れたんだから。俺ら挑戦できる権利あるよね。だから神ちゃんとそこも狙っていきたいし、もっともっと上に行きたい。
(一日デスマッチ、ストロングの代表的なチームを撃破したが)きつかったよ、すげえきつかった。終わったあとすぐ休んだもん、次もあるのかと思って」神谷「きつかったですよね。こういう準決勝、決勝が両方あるというのは相手のチームもコンディションがベストじゃないと思うので、まだやっぱりしっかり勝ったというのはわからないですね」
大地「でも、条件は俺らも一緒だしさ」
神谷「一緒ですけど、僕たちはベストな状態のあの2チームを倒したいですし。僕たちもっともっと上を目指して行かないといけないと思うので。ここで立ち止まらず上を目指していきます」
大地「優勝できてよかった。ずっと求めてたんだもん、神ちゃんと2人で優勝とか何かのタイトルを。ずっと追いかけてきてよかった、あきらめないでよかったわ。プロテインももらったしね。これでもっと強くなろう」
【伊東、アブ小の話】
アブ小「ペースは完全にこっちだと思ったけどね。バックドロップ忘れてた、いいバックドロップだよ。普段やらないああいう相手だから。神谷はバックドロップあるって知ってたけど、ちょっと油断しちゃいましたね。ああいうパターンで来るんだと。正直余裕で勝てると思ってました(苦笑)」伊東「アイツらを流血に追い込んで楽勝だと思ってたんですけど」
アブ小「けどこれがないとストロングBJがどうこうというね、そのレベルには来てないね。たまたま関本&岡林の後輩に負けたぐらいです。たまたま。伊東を温存でここまで来たんだよ! 伊東を温存で。ほぼ小林一本で公式リーグを勝ち抜いて決勝まで来た」
伊東「小林、3試合目だよ。昨日も試合して」
アブ小「昨日は新潟プロレスだよ。その前なんて浜頓別から高崎まで30時間運転してんだぞ!(苦笑)」
伊東「9連戦、8デスマッチ」
アブ小「1パンダ。充実し過ぎだよ、10月は」
伊東「それでもうちらは決勝までいってアイツらを追い込めた。これがお互いベストな状態ではいどうぞ、と言われたら負ける気はしないですね。たしかにきょうはアイツらが強かったです」
アブ小「まあけっこう落としてはいけない星を落としたね。ベルトかかってなくてよかったってことですね。ベルト懸けたらこうはいかないよと。そのまえにオマエらのやり方で俺らのベルトは取れるのかと。そういう質問を投げかけたいですね。このベルトは簡単に挑戦できるベルトじゃないと思ってますから。僕らが向こうのルールで関本&岡林に勝ったベルトですからね。そのへんをわかったうえで、もし取る気があるなら挑戦表明してこいと。そう思ってます。(一番の敗因は)向こうもバカなりに攻め考えてたんだなって。それにハマっちゃったんですかね。バックドロップの素振りは見せてこなかったからね。あとラリアットプロレスの乗っちゃった。あまりラリアットプロレスは好きじゃないけど。それも敗因」
伊東「ちょっと向こうのペースに乗っちゃった」
アブ小「向こうは向こうで考えてんだなと。後付になるけど思いますね」
伊東「でも今回やったからもう負けないですよ」
アブ小「考えるレスリングになったらそう簡単には負けませんから。手の内全部出してるでしょ、言っちゃ悪いけど。出したでしょ? こっちはまだ伊東を温存ですから、何回も言うように」
伊東「いつまで温存してるんだ」
いよいよ優勝決定トーナメントを迎えた最侠タッグリーグ、第1試合で行われたストロングブロック準決勝の関本組vs大神は、大神が奇襲を仕掛け、ガウンを着たままの関本にサンドウィッチキックを浴びせ、関本に集中砲火を浴びせるが、耕平に交代すると大地が重いエルボーを浴びて失速、ここから関本組は大地を捕らえて形成を逆転させる。
勝負に出た耕平は大地にパイルドライバーを狙うが、大地はリバースすると、交代を受けた神谷がぶちかましを連発、耕平との打撃戦も一歩も引かず、ラリアットを浴びせる。
関本は大地にアトミックドロップを決めるとアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ、耕平もエルボーで続くが、大地が延髄斬りを浴びせると、神谷が耕平を排除した後で、大地が関本に串刺しシャイニングウィザードから神谷がラリアット、合体ブレーンバスターから刈龍怒狙いは耕平が阻止も、大地は関本にシャイニングウィザード、ライジングDDTで一気に3カウントを奪い、大神が決勝に進出する。デスマッチブロック準決勝の伊東組vs血みどろブラザーズは蛍光灯+凶器持ち込みデスマッチで行われ、血みどろが伊東組を蛍光灯に被弾させ、植木がアブ小の股間に敬礼式ワサップ、高橋も有刺鉄線ハンマーで続くが、アブ小は地獄突きで応戦し、高橋を捕らえてバカチンガーエルボーを投下すると、伊東も竹刀攻撃の連打から蛍光灯に被弾させ、アブ小は蛍光灯頭突きの連打、伊東の背中へのイス攻撃の連打、高橋を歪んだイスの上に元に戻すなど、伊東組が主導権を握る。
しかし高橋が蛍光灯攻撃で反撃すると、植木もイスへのDDT、アブ小の愛してますチップも阻止して裏摩周を決めるが、アブ小が立ち上がり、血みどろが蛍光灯束を持ってアブ小に突進も、背中で受けたアブ小は、伊東の竹刀攻撃の援護から、スタン小林が降臨して植木にウエスタンラリアットから、ダイビングバカチンガーエルボーで勝負に出るが、かわされて自爆となると、植木は敬礼ロケットを発射、高橋が画鋲をまいて、アブ小に払い腰から、植木が敬礼式ダイビングヘッドバットを投下するも、アブ小はカウント2でキックアウトする。
血みどろは伊東をダブルスピアーで排除すると、植木がアブ小にDDTで突き刺すが、突進したところでアブ小はショルダースルーで投げ、最後は炎のコマからの逆エビ固めで植木がギブアップ。伊東組が決勝に進出する。優勝決定戦はエスケープあり、場外カウントなしのハードコアルールで行われるが、アブ小は流血が止まらないまま優勝決定戦に臨む、序盤はグラウンドの攻防など出方を伺うも、神谷がアブ小、伊東にぶちかましを浴びせて場外戦に持ち込むが、場外戦となると伊東がイスの角で殴打、アブ小が大地に鉄柱攻撃で流れを変え、序盤から神谷は流血、リングに戻るとアブ小がフォークで大地の額を刺して流血に追い込み、伊東の竹刀攻撃の援護からアブ小が更に大地の額をフォークで刺して、傷口をえぐる。
伊東組は流血戦に慣れない大地を集中攻撃するが、伊東のムーンサルトプレスをかわしと、大地は膝蹴りを浴びせ、交代を受けた神谷がぶちかましを連発、伊東をストレッチプラムで捕らえれば、大地もアブ小をバタフライロックで捕獲、しかしサンドウィッチ攻撃はかわされ誤爆となってしまう。
アブ小はイスを持ち出して、神谷にも持たせてイスチャンバラを狙うが、神谷が戸惑っているところでアブ小が頭突きで強襲、大地にもヘビーローテーション、伊東がドラゴンキッカー、アブ小がイスを持ってのバカチンガーエルボーで排除すると、神谷にダブルドロップキック、伊東がドラゴンスプラッシュ、アブ小がダイビングバカチンガーエルボーの波状攻撃が決まって勝負があったかに見えたが大地が必死でカット、アブ小は逆エビ固めを狙うが、これも大地がカットする。
ここで神谷がアブ小にラリアットから、大地が入って刈龍怒を決め、伊東も刈龍怒で排除すると、アブ小に再度刈龍怒を決めてから神谷がバックドロップを決め3カウントを奪い、大神がタッグリーグ初制覇を達成した。神谷は大日本ではタイトル戴冠歴はあるが、大地は大日本に移籍してから初めての戴冠、まして優勝決定戦は慣れぬハードコアルールに慣れぬ流血戦、相手はルールだけでなく流血戦にも長けている。神谷同様に大地も相手のフィールドで挑んでいったが、制しての優勝は大きかった。
また第4試合の57同盟vs二丁拳銃は、岡林が宮本のハンドスプリングエルボーをキャッチした際に右肩を負傷、それでも鷹木との連係は決まるが試合途中で倒れこんでしまう。最後はイサミのダイビングダブルニー、宮本のムーンサルトプレスの同時攻撃からファイヤーサンダーで3カウントとなり、岡林は試合後病院に搬送された。岡林は2014年1月にNOAHマットで予定していたGHCタッグ選手権を直前で負傷し欠場したことがあるだけに、今回はグローバルリーグ参戦目前で右肩を負傷、同じことが2度起こるとは思いたくないが…
【大日本】流血耐えた! 大神が小林&伊東撃破で最侠タッグ初制覇▼岡林が右肩負傷で57同盟敗戦も…鷹木が二丁拳銃に再戦要求▼関本&耕平、血みどろブラザーズは準決勝敗退▼ジュニア前哨戦で青木が忍襲撃…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#bjw pic.twitter.com/VW8p2Z2zwG
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年10月15日2017年最侠タッグリーグ優勝しました!
しかし、まだまだ課題は山積みなのであまり喜んではいられません!
それを乗り越えてどこまで行けるかは自分でも分かりませんが高みを目指します。#bjw#最侠タッグ pic.twitter.com/USaYkoRFPo
— 神谷英慶 (@kamitanibjw) 2017年10月15日負けてしまいました。
売店で疲れた顔をしていたのかエナジークエストさんより燃やしま専科をいただきました。#燃やしま専科 pic.twitter.com/j57AOq3ums
— 伊東 竜二 (@deathmatch_ito) 2017年10月15日長い1日でした
リングで沢山の経験をしました
まだまだ強くありたい
さんま蒲焼き丼食べた
まだまだ足りない
カレー南蛮牛丼食べた
まだまだ足りない
うな丼食べた
まだまだ足りない
店員の視線が痛い #小林飯 pic.twitter.com/ywOqpBP8Px
— アブドーラ・小林 (@pinpinkoba) 2017年10月15日31歳初のデスマッチは勝利で飾る事が出来ませんでした!
プレゼントくださった方々ありがとうございます‼️
皆さんに支えられ血みどろはもっと強くなります‼️
PS.竹刀は恐ろしく痛かった。#bjw pic.twitter.com/sisFvIFN1k
— 高橋匡哉 (@masabobu) 2017年10月15日後楽園ホール大会試合終了❗
最挟タッグリーグ、準決勝でも決勝でも悔しい思いをした。
悔しいからノーコメントです。#bjw pic.twitter.com/jBxn0UM76Q
— 植木嵩行【後楽園大会 10/15】 (@blackbu18515564) 2017年10月15日BJW後楽園大会終了!
アクシデントもあり #57同盟 はまさかの3連敗。
岡林選手は肩を負傷して救急車で搬送されました。
復活したらヤンキー二丁拳銃との再戦を必ず組んで欲しいね。
二丁拳銃式のピッサリで迎撃準備はしてたので。
早く治る事を祈ります。#bjw pic.twitter.com/6huq5az9af
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2017年10月15日 -
北宮が白星スタート、潮崎が全日本時代の旧敵・長井に興味? グローバルリーグ沼津大会公式戦結果
10月15日 NOAH「グローバルリーグ2017」静岡・キラメッセ沼津 355人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「グローバルリーグ戦2017」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1分=3点]○拳王(9分51秒 片エビ固め)[2敗=0点]×齋藤彰俊
※ダイビングフットスタンプ【拳王の話】「昨日は引き分けたけどよ、これで1勝1分け。俺がこのグローバル・リーグ、制覇するんだ。制覇してノアの顔になるんだ。そしてもう一つ。今年、何回この言葉、言ってきたかなあ〜……田中将斗、テメーの首を刈る!」
▼「グローバルリーグ戦2017」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]丸藤正道(10分20秒 前方回転エビ固め)[2敗=0点]×コーディ・ホール【丸藤の話】「(辛勝だったが?)ギリギリでも2連勝は2連勝だろ? 昨日のダメージもちょっと残ってるから。(コーディは)一発一発の力もあるけど、手足が長い分、やりやすい部分もあるから。まだまだあいつだって成長過程だろ。幸い次の試合まで時間が空くから、しっかりメンテナンスして、今リーグ戦乗り切ります」
▼「グローバルリーグ戦2017」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○潮崎豪(12分23秒 体固め)[1勝1敗=2点]×長井満也
※ショートレンジ豪腕ラリアット【潮崎の話】「(同時期に全日本に参戦していた長井との対決だったが?)前の時は、そんなに当たったことないしね。長井満也、個人を味わうのは今日が初めて。いやぁ…苦しかったよ。一発いいのもらったし。ホントに足に力入らなくなったね。昨日のダメージもあるけど、いいのもらいました。でも面白い。“DK"の長井満也、面白い……」
▼「グローバルリーグ戦2017」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2勝]○マサ北宮(13分20秒 エビ固め)[1敗=0点]×モハメド ヨネ
※サイトースープレックス【北宮の話】「去年のリーグ戦の結果みれば分かるだろ? このリーグ戦に向けた情熱は誰よりもこの俺が持ってんだよ。去年の悔しさを晴らすには、今年優勝するしかないんだ。一つも星を落とさずに優勝して、去年の雪辱を果たす。良く見とけオラ!!」
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1年半ぶりの大仁田とZERO1…奈良で大仁田最後の超花火
10月14日 超花火ZERO1 奈良・明日香運送 田原本営業所 駐車場特設リング
◇第1試合◇
▼20分1本
○岩崎永遠(7分12秒 逆エビ固め)×福島昇治◇第2試合◇
▼20分1本
○KAMIKAZE(8分41秒片エビ固め)×横山佳和◇第3試合◇
▼20分1本
○佐藤耕平(9分41秒 体固め)×ショーン・ギネス
※パイルドライバー◇第4試合◇
▼20分1本
○チェーンソー・トニー(6分11秒 体固め)×パンディータ・ヌエボ
※ムーンサルトプレス◇第4試合◇
▼30分1本
鈴木鼓太郎 ○SUGI(12分31秒 エビ固め)日高郁人 ×菅原拓也
※ウルトラウラカンラナ◇第5試合◇
▼30分1本
○小幡優作 宮本裕向(12分44秒 体固め)将軍岡本 ×高岩竜一
※ランニングニー◇第6試合◇
▼『電流爆破バットデスマッチ』/時間無制限1本
○大仁田厚 大谷晋二郎(15分33秒 体固め)×ハートリー・ジャクソン TARU
※爆破(試合終了後)
大谷「大仁田さん、約5年間『大花火』から『超花火』まで、本当にありがとうございました。沢山の地方を大仁田さんと一緒にまわれて、本当に勉強になりました。あとわずかのプロレス人生、おもいっきり、大仁田プロレスしてください!」大仁田「ありがとうZERO1、1、2、3ファイヤー」
【大仁田の話】「ZERO1と約5年『地方創生』としてまわらせてもらいました。大谷さんの『いじめ撲滅』活動は本物です。彼の一生懸命に子供へ伝える姿勢は、おそらく『育ち』か、子供の頃に好きだったプロレスへの『恩返し』の気持ちなんだろうな。だって、リング作って練習して試合して片付けして。俺は膝が悪いから、試合だけしかできないけど、その試合もZERO1の皆が、セミまで盛り上げるだけ盛り上げてくれて、メインの俺に繋げてくれる。よく控室に帰って来た大谷さんに『バトン、預かりました』」って、握手したよ。縁の下の力持ちというか、派手さはなくてもプロレスは、ZERO1が一番。だから、10月31日も出てもらいます。俺の最後のプレゼントとして、俺のファンを根こそぎZERO1に持っていってほしい。本当にZERO1、大谷さん、田中選手、選手のみんな、中村さん、新オーナー皆に感謝してるよ。ありがとうございました!」
超花火・奈良大会が明日香運送・田原本営業所の駐車場で開催された。超花火・ZERO1が奈良で開催されるのは2016年4月24日の天理大会から約1年半ぶりとなるが、大仁田がZERO1、また超花火シリーズ参戦は今大会でラストになるという。
天理大会のときは奈良健康ランド駐車場で開催されたせいもあって観客が入っていたが、今回は急遽プランニングされた興行だったこともあって告知不足、ZERO1の公式HPや会場周囲に張られたポスター、また周囲の口コミで開催されることを知った観客もおり、そのせいか用意された観客用のイスは2列に並んでいたものの数える程度、一面には本部席だけで客席はないなど、大仁田の最後の超花火にも係わらず寂しい入りとなるも、心配された雨はポツリと降る程度だった。
第1試合では前日の島根大会からデビューとなった岩崎と福島が対戦、新人らしく初々しいさを残し、本部席のオッキー沖田リングアナも激を飛ばしたが、最後は体格のある岩崎が逆エビ固めで勝利。
第2試合のKAMIKAZEvs横山、KAMIKAZEにガンを飛ばして逆水平を放っていったが、KAMIKAZEも逆水平で逆襲、最後はKAMIKAZEがスーパーキックで勝利となる。
第3試合では耕平とギネスが対戦し、この試合のみ沖田リングアナが公開で実況。試合も耕平の重たい打撃にギネスが苦戦、耕平のパイルドライバーで勝負あったかに見えたが、ギネスがリバースしてドロップキックの連発で猛反撃もダイビングフットスタンプはかわされてしまうと、最後は耕平がファルコンアローからのパイルドライバーで勝利。
第4試合では中国拳法の達人としてパンディータが登場してチェーンソー・トニーと対戦も、現れたトニーはかつてW☆ING、FMWなどで参戦していたレザー・フェイスそのもののキャラで、チェーンソーを振り回しながら登場、客席の子供達も逃げまどう。
試合はパンディータの中国拳法もトニーにはきかず、トニーの猛攻の前に痛めつけられてしまう。それでもパンディータはロープ渡りも披露して、コーナーからダイブも距離が届かず自爆、最後はトニーが捻り式のムーンサルトプレスで勝利、レザーと違って身軽な選手みたいだ。第5試合ではライト級タッグ王者の日高&菅原が鼓太郎&SUGIと対戦、日高組は連係でSUGIを捕らえたが、交代を受けた鼓太郎が日高と互角に渡り合うなどして盛り返し、最後は鼓太郎組がダブルのファンネルで菅原を捕らえると、最後はSUGIがウルトラウラカンラナで菅原から勝利。
セミの第6試合には小幡&宮本の負け犬同盟が岡本&高岩と対戦、場外戦となると宮本と岡本は屋台のたこ焼き屋まで雪崩れ込んでアツアツのタコ焼を口の中に入れあって、口の中を火傷し合う
。試合も高岩組に宮本が捕まるが、子供達から宮本が赤のロングタイツを着用していたこともあって、「アカ頑張って!」と戦隊ヒーロー扱いで声援を贈られる。終盤には小幡が捕まり、岡本のカイケツや高岩のデスバレーボムを喰らってしまうが、宮本がカットに入ると逆に高岩を捕らえ、最後は小幡がダイビングダブルニーからのランニングニーで勝利も、宮本と岡本はまたタコ焼きの屋台へ突入し、アツアツのタコ焼きを口の中に入れあっていた。メインは大仁田と大谷が組んでTARU、ジャクソンのブードゥー・マーダーズと対戦。試合は大仁田組が奇襲をかけて開始となり、4選手とも場外で乱闘を展開。大仁田もテーブル貫通パイルドライバーでジャクソンを突き刺すも、VMに捕まって電流爆破バットに被弾、KAMIKAZEや菅原も介入して大仁田を痛めつけるが、大仁田はTARUに毒霧を噴射、大谷の顔面ウォッシュと反撃し、最後は大谷がジャクソンを捕らえて大仁田へホイップすると、大仁田が電流爆破バットで一撃して3カウントを奪い、最後の超花火参戦を有終の美で飾った。試合後はこれまで大谷がこれまで超花火に参戦し続けてくれた大仁田に感謝の言葉を述べると、最後は恒例の大仁田劇場、聖水パフォーマンスで幕となった。
これで大仁田は最後になるのかな・・・と思うと、全盛期と比べると膝の動きが満足でないのも確か、けど復帰するのかというと、したらしたで呆れて怒る気にもなれないというのもある。大仁田の引退は休養だと思わなきゃ・・・
昨日の奈良県田原大会は大仁田さん引退前最後のZERO1参戦になった!約5年間、ZERO1のリングで闘ってくださった大仁田さん。今日も試合後、小さな少年に向かって「夢を叶えろよー!」と全力で叫ぶ大仁田さんがたまらなく輝いてみえた。大仁田さん!本当にありがとうございました!! pic.twitter.com/ujBgIZfuMb
— 大谷 晋二郎 (@otani_shinjiro) 2017年10月14日とりあえず奈良から無事に東京に着いた。日曜日かぁ。ゆっくりしてから練習しよ。明日も試合だ。カード変わったみてえだな。
— KAMIKAZE (@petakaziri1) 2017年10月14日 -
グローバルリーグ2017開幕!丸藤が生膝虎王で潮崎を粉砕!中嶋は拳王と壮絶ドロー!
10月14日 NOAH「グローバル・リーグ戦2017」後楽園ホール 789人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○田中稔 ジェルドン・ジーン(9分36秒 腕ひしぎ逆十字固め)大原はじめ ×井上雅央◇第2試合◇
▼30分1本
○モハメド ヨネ クワイエット・ストーム 小川良成 熊野準(6分58秒 片エビ固め)マイバッハ谷口 石森太二 Hi69 ×LEONA
※ファンキーバスターボム◇第3試合◇
▼「グローバル・リーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○長井満也(7分59秒 片エビ固め)[1敗=0点]×コーディ・ホール
※ハイパーニー空牙【試合後の長井】
――白星発進となったが?長井「コーディ・ホール? お前、背が高すぎるんだよ!! それより俺はここでひとつ、言いたいことがある。これだけは絶対放送してくれ。記事にしてくれよ。(※名前の書かれていないタスキを持ち出しながら) 今日の試合前、入場セレモニーで選手全員上がったろ? 俺だけ上がらなかったろ? お前ら、なんでか分かるか? 見てみろよ、コレ! 俺にだけな、タスキが用意されてねえんだよ。バカにするにもほどがあるんじゃねえのか? ノア!! これは出場選手に対する最大の侮辱だよ。スポーツマンシップのかけらもねえよ。どいつだ、やろうって言ったのは? 丸藤か!? こういうことやるんだったらな、ノアにビッシビシいかせてもらうからな! 覚えとけコノヤロー!」
◇第4試合◇
▼「グローバル・リーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]田中将斗(10分7秒 片エビ固め)[1敗=0点]×齋藤彰俊
※スライディングD【試合後の田中】
――試合後、齋藤に敬意を表していたが?田中「やっぱりね、プロレス界での大先輩だし、自分より年配の人が一戦級でやってるっていうのは俺にとっても励みやし、敬意をはらうのは当然かなと。そういう人たちがいるからこそ、俺もその人たちの年齢までまだまだやれる…っていう目安にもなるんで。でもそんななかでも公式戦初戦。負けるわけにはいかなかった。何より火祭りも制して、世界ヘビーのベルトも持った状態での参戦。優勝は義務付けられてると思っとるし、そこ(の意識)からはもちろん逃げへんし、いつになってもチャレンジしていくのが田中将斗やから。そのなかで良いスタートを切れたのは大きい。このリーグ戦、いろんなテーマもあるし。拳王が俺の名前を出しとるってことは、俺を倒したい、俺とやったら面白い…そう思ってるからであって。同じブロックには川崎で戦う宮本裕向もおるし、そこももちろん大きなテーマ。そのなかですべて勝ちで行かなあかん。それが絶対的な使命やと思ってます」
――過去3回の出場のなかで最も負けられないシチュエーション?
田中「うん。そういうのをやっていかんかったら、今の田中将斗の位置からもう一歩、上がれへんとも思うし。自分とこの団体だけでやってても、これ以上田中将斗の位置っていうのは上がらない。獲れるモンはすべて獲ってきたから、ヨソに出て獲れるモンを獲っていかないと、自分の価値はこれ以上、上がっていかないと思うんで。だから、自分とこのベルト(世界ヘビー)やら栄光(火祭り)を獲ってきたまんま、ヨソのリーグ戦に出る。そんな勇気あるヤツ、いた? 俺やからできんねん。それにチャレンジすることによって、田中将斗の位置っていうのを上げていかないと。そのチャレンジができんのもプロレス界で俺だけやと思ってるから」
◇第5試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権前哨戦/30分1本
マサ北宮 原田大輔 ○タダスケ(14分43秒 エビ固め)小峠篤司 HAYATA ×YO-HEY
※アウトキャスト◇第6試合◇
▼「グローバル・リーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[1分=1点]△中嶋勝彦(30分時間切れ引き分け)[1分=1点]△拳王(試合終了後、しばし大の字から立ち上がった両者は顔面密着でにらみ合い、何ごとか言葉を交わす。拳王は張り手を放ったが、中嶋は打ち返さずに両手を広げ「来いよ!」と地声で叫んだ。)
拳王「おい中嶋、来いよ? 行くよ。いつでも行ってやるよ。でも今日はリーグ戦の予選。優勝して俺がチャンピオンベルトを獲るんだ。中嶋、お前はその後、それからだ」
中嶋「中嶋勝彦を甘く見るなよ?」
拳王「前のチャンピオンか誰か、もうみんな忘れてる。俺がリーグ戦優勝して、ここにいるヤツも、ここにいないヤツも誰もが知ってるチャンピオンになってやるよ!(と宣言して花道を下がった。)」
中嶋「拳王、お前は何のためにリングに上がってるのか。俺には分からない。でも俺は俺のため、俺を応援してくれるファンのためだ。あいつとはちげーんだ」
(すると拳王も再登場)
拳王「中嶋! テメーはよ、お前を応援してるファンのため“だけ"に戦うんだろ? 俺はよ、俺のことを憎いと思ってるクソヤローどものためにも戦って、このノアを一番高いところまで持っていくからな。どっちを支持するか、明確だろ? 分かったかクソヤローが!」と吐き捨てて拳王は去っていった。【試合後の中嶋】
中嶋「何を聞くんですか? リング上そのままですよ。まあでも、彼と今まで何回戦ったことがあるかわからないけど、でも彼は彼の中にちゃんと正義があるんだろうなと思うんで。戦いの中でそれはしっかり感じました。でも、まだまだ俺は彼の前に立ち続けますよ」――激しい蹴り合いになったが?
中嶋「それは意識することじゃないでしょう。勝手にでしょうね。相手意識することではないかなと。ここまで来たらね。自然の流れです」
――体が勝手に反応してしまう?
中嶋「そうでしょうね。そして、お客さんがそうさせるんです。今日のこの蹴りの傷はお客さんのせいですよ」
【拳王の話】「フルタイム? 納得いくワケねえだろ。俺が前チャンピオンからフルタイムドローで納得するワケがねえだろうが。でも俺はその先を見てんだ。今日引き分けでも、この先ずっと勝てば優勝だろ? 俺が優勝してベルト獲った後だ、この続きは! 中嶋勝彦、俺が優勝してベルト獲ったら俺が指名してやるからな!」
◇第7試合◇
▼「グローバル・リーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○丸藤正道(16分7秒 片エビ固め)[1敗=0点]×潮崎豪
※虎王(試合終了後)
丸藤「皆さん、今日はどうもありがとうございました。みんなもわかってる。俺自身もわかっている。あいつらほど残された時間は少ないんだ。だから、俺らは全力でいかせてもらう。セミの2人みたいに長く喋らねえからよ。まだリーグ戦った1勝。そして、11月19日にここ後楽園ホールで決勝がある。そこに立つのは必ず俺だ。だから、全員来てくれ。一緒に(座席の)隙間埋めてくれ。よし、優勝したら、もうちょっと喋る!」【試合後の丸藤、潮崎】
※ふらつきながら潮崎が赤コーナー側から下がったため、あとから来た丸藤とコメントブースで鉢合わせになる丸藤「おい、必ず上がってこい」
潮崎「ぜってぇ上がってきてやるよ」
丸藤「必ず上がってこい!」
潮崎「絶対にな」
丸藤「必ず来い」
※潮崎が去っていくと、丸藤がコメントブースで座り込む
――開幕戦を勝利で飾ったが?
丸藤「ぶっちゃけきついよ、もう。コンディション的にもね。整えているつもりだけど、ああいうヤツと1試合やるだけでやっぱり追い込まれるし」
――ヒザを出しての虎王は初めて?
丸藤「危ないから絶対にやらないんだけど、絶対に。だけど、その2つ前ぐらいにいいのがアゴに入ったはずなんだよ、絶対に。写真撮っている人がいるなら見てほしい。絶対いいのが入っているんだよ。それでも立ってきたんだ、あいつは。俺の中でKOしたんじゃないかというぐらいのヒザごたえがあった。でも、立ってきたんだよ、あいつは。したら、これをやるしかねえだろ。もうやらないかもしれない。俺もヒザが悪いからよ、見ての通り。見てくれよ、(ヒザの)テーピングがボロボロに破けちまったよ。でも、初っぱなから手は抜かないぞ、絶対に」
――セミもかなり激しい試合になったが、意識した?
丸藤「いや、セミは素晴らしいマイクの対決だったよ。それしか印象に残ってねえ。素晴らしいね、中嶋、拳王。30分マイクでやり合ったのか? いいマイクだったんじゃないか。あいつらのどっちかと決勝のリングで当たったっていいんだ。俺はマイクでも負けねえ」
2017年度のグローバルリーグが開幕し、列車プロレスに参戦している岡林裕二、超花火奈良大会に参戦している宮本裕向、垣原賢人プロデュース興行・静岡大会に参戦しているKAZMA SAKAMOTOを除く13選手が入場式に登場するが、長井だけがタスキが用意されず、入場式には不参加となる。
その長井はコーディと対戦し序盤からラッシュをかけ、場外戦でもリードを奪ったコーディが礼ザーズエッジを狙うも、リバースした長井はストレッチプラムで捕獲。逃れたコーディも反撃してネックハンギングボムを決めるも、セカンドロープからのボディープレスは長井が剣山で迎撃すると、陸牙、魔界ドライバーからハイパーニー空牙で3カウントを奪うも、試合後に内田会長にタスキが用意されなかったことで罵声を飛ばすなど不機嫌のままだった。
セミは9・23の再戦となる中嶋と拳王が公式戦で対戦、序盤から激しい打撃戦となるが、場外戦となると拳王が場外ドラゴンスープレックスを敢行、南側の客席へ中嶋を連行し通路でキック合戦を展開、リング上でもキック合戦の後で、再度場外戦となると中嶋が先ほどのお返しとばかりに場外ジャーマンを敢行、そしてロープ越しのドラゴンスクリューから拳王に左足攻めを展開、STFで捕獲して絞めあげる。
劣勢の拳王は右ミドルキックで活路を見出すと、足払いからフットスタンプ、後頭部ダブルニーアタックと畳みかけるが、ダイビングフットスタンプ狙いは中嶋がR-15で迎撃かと思いきや、拳王はガードしダイブ式のダブルニードロップを投下した後で、アンクルホールドで捕獲する。
拳王はジャーマンを狙うが、中嶋が堪えると、突っ込んでくる拳王に中嶋がコーナーにセットしてR-15を発射し、コーナー最上段からの雪崩式ブレーンバスターからランニングローキックを狙うも、かわした拳王がアンクルホールドで捕獲、しかし中嶋もアンクルホールドで捕獲してから、掟破りのホイップ式ミドルキックを叩き込み、拳王もドラゴンスープレックスで応戦、両者はフロントハイキック、張り手も相打ちとなってダウンとなる。
立ち上がった両者はキックから打撃戦も、追尾合戦を制した拳王は後頭部への張り手からターンバックルへのジャーマン、だが中嶋も拳王をカニバサミで倒してからセカンドターンバックルごとアゴを蹴り上げて応戦し、顎へのトラースキック、前後からのサッカーボールキックも、両者が打撃戦を展開すると、拳王の掌打が炸裂して中嶋はダウンする。
拳王はドラゴンスープレックスを狙うが、中嶋もバックを奪ってジャーマンを狙う。拳王は中嶋のリストをつかんで、引っ張りながら蹴り上げると、変形ブレーンバスターを決めるが、中嶋は早い掌打乱打からミドルキックのコンポ、エルボーの乱打からバーティカルスパイクを狙う。
しかし拳王は着地し、中嶋もハイキック狙いを、かわした拳王は足をすくうとショートレンジの蹴暴から蹴暴を炸裂、そしてダイビングフットスタンプで勝負に出たが、かわした中嶋は顎へのトラースキックを炸裂させ、互いにハイキックを相打ちにさせて両者ダウンとなり、両者は立ち上がるも、中嶋がトラースキックからバーディカルスパイクを決めたところでタイプアップとなり引き分け、試合後も拳王は優勝を宣言し、GHCヘビー級王座を奪取した上で中嶋に再戦を要求した。拳王はこれまで中嶋には勝ったことがなかったが、今回の引き分けはやっと並び立ったという証なのか、拳王も今年後半の火祭り参戦から様々なチャンスが巡ってきているだけに、今年のグローバルリーグでは主役に立てるか?メインの昨年度の開幕戦での同一カードとなった丸藤vs潮崎は、丸藤の追尾式ラリアットをかわした潮崎がバックドロップを決め、逆水平合戦でも力任せに競り勝つが、串刺し攻撃はかわされると丸藤が虎王を一閃し潮崎はダウン、ダウンカウントを数えられるも潮崎は場外へ逃れる。しかし丸藤は逃さず鉄柵に潮崎を叩きつけた後で、鞭のようにしなる逆水平を一閃、リングに戻ってもチンロックからネックツイスト、ステップキックと打ち込んでいく。
潮崎は逆水平で反撃すると、丸藤の追尾式ラリアットを受けきってからフライングショルダーを発射、串刺しの手刀から滞空式フィッシャーマンバスターを決め、豪腕ラリアットを狙うも、かわした丸藤は虎王を狙う。しかし読んでいた潮崎はかわして左の豪腕ラリアットを決め、丸藤も続くブレーンバスターを背後に不時着して串刺し攻撃をトラースキック、張り手、回し蹴り式トラースキックのコンポ攻撃を決め両者ダウンとなる。
立ち上がった両者は逆水平合戦を展開するが、潮崎が押し切ったところで突進すると、丸藤は追尾式ドロップキックを発射、潮崎が場外に逃れたところでランニング式プランチャ、潮崎がリングに戻るところでフロム・コーナー・トゥ・コーナーで強襲し、不知火改を狙う。
しかし潮崎はコーナー上での肩固めで捕獲すると、中腰になった丸藤の後頭部にダイビングニーを投下、オレンジクラッシュからリミットブレイクを狙うも、丸藤が堪えると潮﨑はゴーフラッシャーに切り替える。丸藤は前方に投げ飛ばしてトラースキックから不知火、そしてポールシフト式エメラルドフロウジョンを狙うが、潮崎がゴーフラッシャーで切り返すとリミットブレイクも決めるが、丸藤はカウント2でキックアウトする。
潮崎が豪腕ラリアットを狙うが、丸藤はカマイタチ式踵落としで腕を射抜くと、見えない角度からのトラースキック、虎王、潮崎のラリアットをかわしてから虎王、後頭部への虎王から、サポーターをずらしての生膝虎王を炸裂させ3カウントを奪い白星発進に成功した。
試合後には丸藤も優勝戦進出、そして優勝を宣言して開幕戦の幕を閉じた。タッグ王座を失った潮崎も再起のためには丸藤に対する連敗は避けたかったはず、そういった意味では今回の敗戦は潮崎にとっても手痛かった、今後の公式戦で巻き返しなるか?また第4試合の田中vs彰俊はエプロンでのDDTで主導権を握った彰俊は鉄柵の扉部分にある鉄板の上でパイルドライバーを敢行して大ダメージを与える。しかしリングに戻ると田中は彰俊のブレーンバスター狙いを投げ返し、ラリアットを連発させるが、彰俊はバックドロップで応戦、裏落としの連発からラリアットを狙う。
しかし田中はかわすとラリアットを炸裂させ、彰俊も打ち返して相打ちも、田中はラリアットから垂直落下式ブレーンバスター、スーパーフライと畳みかけてからスライディングDを狙うと、彰俊はスイクルデスで迎撃も、もう1発は田中がガードすると、すかさずスライディングDを決め3カウントを奪い勝利となった。【NOAH】GL開幕…丸藤が2年連続で潮崎を開幕撃破▼中嶋-拳王壮絶ドロー後に大舌戦▼齋藤撃破 田中「優勝は義務」▼長井がノア側不備に激怒▼RATEL'S対決前哨戦 “最恐"タダスケ先勝…後楽園大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/RzpHlEGLBF
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年10月14日『グローバル・リーグ戦2017』開幕戦・後楽園ホール大会にご来場いただきましてありがとうございました。
明日はキラメッセぬまづにて17時試合開始です。
皆様のご来場お待ちしております。#noah_ghc pic.twitter.com/Xtknsb89JL
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2017年10月14日『グローバル・リーグ戦2017得点状況』(10/14後楽園大会終了時)
【Aブロック】
丸藤正道 1勝=2点
長井満也 1勝=2点
潮崎豪 1敗=0点
コーディ・ホール 1敗=0点#noah_ghc pic.twitter.com/wO1sUgalPP
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2017年10月14日『グローバル・リーグ戦2017得点状況』(10/14後楽園大会終了時)
【Bブロック】
田中将斗 1勝=2点
中嶋勝彦 1分け=1点
拳王 1分け=1点
齋藤彰俊 1敗=0点#noah_ghc pic.twitter.com/tpkBMx0PbJ
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2017年10月14日リーグ戦初戦。vs潮崎
いくら蹴っても膝をいれても不知火やっても立ってくるのでサポーター下ろして生膝入れて勝ちました。
自分でやっときながら膝が痛いです。
明日は沼津でvsコーディ。二メートル… https://t.co/7ZGFYfzumC
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2017年10月14日Totally put mine on the wrong shoulder ... https://t.co/fbeyoV44kd
— Cody Hall (@Cody_Hall1) 2017年10月14日NOAH後楽園大会グローバルリーグ公式戦初戦、熱かったです。外はこんなに寒いのに!試合はもちろんですが、セミファイナルの中嶋勝彦vs拳王がまさに超絶負けず嫌い同士のすさまじさでした。試合後も。
— sayoko mita (@345m) 2017年10月14日 -
幻に終わったヒクソン・グレイシーvs長州力
今年でヒクソン・グレイシーvs高田延彦戦が行われて20周年を迎えた。マット界は高田の敗戦はあくまで対岸の火事でしか留めておきたかったが、次第にK-1やPRIDEの格闘技がブームとなり、プロレスは押されはじめ、新日本プロレスも90年代の新日本人気が下火になりかけたのもあり、観客動員数もどんどん減り始めていた。そこでオーナーだったアントニオ猪木が暴走王・小川直也を軸にして格闘色の強いプロレスへの転換を図り、ワールドプロレスリングを放送していたテレビ朝日も他局と比べて格闘技には乗り遅れたのもあって、新日本に対してMMAをやるべきと求めるようになっていた。
そこでテレビ朝日にヒクソン・グレイシーの代理会社からヒクソン戦の放送を持ちかけられていた。ヒクソンは高田戦以降PRIDEを離れ、2000年5月にはテレビ東京が主催する「コロシアム2000」で船木誠勝と対戦して破ったものの、観客動員が思ったより入らず収益にならなかったためテレビ東京は撤退、テレビのバックアップを失った実行委員会は格闘技中継に乗り遅れたテレビ朝日と接触、テレビ朝日の中継でヒクソンの試合を放送させようとしていたのだ。
しかし肝心の新日本プロレスは乗り気ではなかった、理由はヒクソンと対戦できる相手は小川しかおらず、その小川も新日本の所属ではなく、あくまで大手芸能事務所がバックにいるUFOの所属に過ぎなかったからだ。また小川が勝ったとしてもギャラが釣り上がり、小川が負けたとしても新日本の負けとなって、受けるダメージも計り知れないものがあることから、新日本にとってリスクの高い賭けには乗ることが出来なかった。
それでもヒクソンという大きい素材を逃したくなかった新日本側は永島勝司氏や倍賞鉄夫氏が交渉役となって代理会社側と話し合い、倍賞氏が「長州が出てもいいと言っている」と持ちかけると、代理会社もテレビ朝日も乗り気となり、代理人会社も代理会社側は直ちにアメリカへ飛んでヒクソンと交渉、ヒクソンは長州のことはまったく知らなかったが、50歳近い年齢と聴くと笑って承諾したという。新日本もテレビ朝日も勝っても負けても長州なら船木と比べてビックネームであり、一度引退しているレスラーであることから、負けても新日本の受けるダメージは軽く、観客動員や視聴率が見込めると踏んで長州を人選したのだ。
だが長州本人はどうだったのか?後年長州は「真説・長州力」でヒクソン戦の話が持ち上がっていた事実はあったが「契約までいくという話ではないです。周りが騒いでいただけですよ」と答えていたが、知らなかったはずはなく、少なくとも永島氏や倍賞氏から報告を受けていたはず、だたこの頃の長州は猪木の現場介入で現場監督としての立場が微妙になってのもあり、新日本もテレビ朝日も長州vsヒクソン実現へ動きだしていたことから、長州もヒクソンと対戦せざる得ず、渋々承諾したと考えるのが自然なのまもしれない。
ヒクソン戦を承諾した長州はサイパンで合宿を張り、2001年5月5日の福岡ドーム大会で中西と組み、小川&村上一成のUFO組と対戦。長州は小川を仮想ヒクソンに仕立てて試合に臨んだが、いざ小川と対戦した長州は小川の左フックを顔面に喰らって倒れ、倒れた際に顔面を蹴られてしまう。小川はマウントパンチから亀になった長州をスリーパーで捕らえる。中西がカットに入って長州は九死に一生を得たが、再度対峙しても小川のパンチを顔面に浴び反撃できない。試合は中西が村上をしとめたが、長州は小川のパンチが全く見えなかったと永島氏に明かし、「ヒクソンとの試合は取りやめにして欲しい」と訴え、テレビ朝日も小川相手に何も出来なかった長州を見て、長州vsヒクソンは断念せざる得なかった。
代理会社側はヒクソンに長州戦はダメになったと報告すると、「ここまできてキャンセル、今更なぜなんだ!」と怒り、新日本も代替案として格闘技修行を行っていた佐々木健介の相手として打診するも、違う人間の名前を出したことでヒクソンは態度を硬化させてしまう。またヒクソンも長男であるハクソンを交通事故で亡くし精神的なショックを受けたことで試合をする気はなくなっていた。こうやって長州vsヒクソンは幻に終わった。
その後ヒクソンは2002年8月8日、UFOが主催するMMAイベント「LEGEND」に来賓として招かれ試合を観戦、リングにも上がり「100%戦える状態に戻った」とアピール、メインでマッド・ガファリを降した小川はヒクソン戦をアピールして、UFOも実現へ動き出したが、金銭面で折り合いがつかず断念、船木戦がヒクソンにとって事実上現役最後の試合となった。だが皮肉なものでヒクソンに敗れた船木はMMAで復帰を果たし、現在はプロレスラーとして活躍している。高田vsヒクソンが実現して20年が経過したが、格闘技ブームやヒクソンの名前もすっかり過去のものになった…(参考資料、日本プロレス事件史Vol.4 田崎健太著『真説・長州力』より)
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ヤングライオン杯が12年ぶりにLION’S GATEで復活!川人、北村、岡が勝利で白星発進!
10月12日 新日本プロレス「LION’S GATE PROJECT8」新宿FACE 462人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼山本小鉄メモリアル 第11回ヤングライオン杯争奪リーグ戦/15分1本
[1勝=2点]○川人拓来(7分14秒 片エビ固め)[1敗=0点]×成田蓮【川人の話】
川人「試合は当然の勝ち。オレがこのヤングライオン杯を優勝してやる。この気持ちは誰にも負けません。体が大きかろうが、小さかろうが関係ない。オレがこのヤングライオン杯を制覇してやる。そして、もう1つ達成しなくちゃいけないことがある。それは『SUPER Jr. TAG TOURNAMENT 』を制覇すること。そして次のステップに進んでやる。あと1つ、なんで今日ヤングライオン杯の公式戦がメインじゃないんだ。なんで他団体の選手がメインに立って、ヤングライオン杯に出ている生え抜きが1試合目なんてオカシイだろ。メインイベントにもってこい。そして最後に立っているのはオレだ」――今日のフィニッシュ技は初めてですか?
川人「そうですね。この技もみんな驚いただろ。オレは常に進化しているんだ。この技はその証だ。ありがとうございました」【成田の話】「今日からスタートのヤングライオン杯。相手は1年先輩の川人さんだったけど、いまの力を精一杯出して噛みつこうと思ったけどダメだった。残りの試合は今以上にもっともっと力を出して頑張ります」
◇第2試合◇
▼山本小鉄メモリアル 第11回ヤングライオン杯争奪リーグ戦/15分1本
[1勝=2点]○北村克哉(8分32秒 片エビ固め)[1敗=0点]×八木哲大
※ジャックハマー【北村の話】「This is my time. This is my home. This is my tournament. Who’s next!?」
【八木の話】「相手はスーパーヘビー級だったけど、そんなの関係ない。まだ始まったばかり、出直してきます」
◇第3試合◇
▼山本小鉄メモリアル 第11回ヤングライオン杯争奪リーグ戦/15分1本
[1勝=2点]○岡倫之(10分50秒 逆エビ固め)[1敗=0点]×海野翔太【岡の話】「翔太!強かった!やっぱりみんなすごいやる気になってる。いま新日本で一番熱いのは、どのユニットでもない、ヤングライオンだ!数年後、全員がメインに立っている。そして全ヤングライオンに告ぐ!オレが一番だ!ヤングライオン杯優勝して、『WORLD TAG LEAGUE』優勝して、東スポと週プロの新人賞獲って、それを踏み台にして新日本を引っ張っていくって誓ったんだよ!誰にもじゃない、オレの魂に誓ったんだ」
【海野の話】「クソーッ!ヤングライオン杯初戦を落としちゃいけなかった。誰もがオレより岡を支持していたでしょ!?岡の方がデカイからか分からないけど、海野なんて勝てないんじゃないかって思われたかもしれない。それを覆すためにも必死に練習して、いままで負けた分を返すつもりだったけど、勝てなかった。でもまだ1敗だ。岡に負けてもまだ優勝は視える。誰にも負けない。いまから絶対全部勝ってやる。その気持ちで毎日練習して、これから前を向いて走っていく。今日はありがとうございました」
◇第4試合◇
▼30分1本
○中西学(7分32秒 アルゼンチンバックブリーカー)×吉野コータロー【中西の話】「プロレスにもいろんなスタイルがあるからな。これも良いじゃないか。2人とも(※ダイナソーと吉野)オレに負けているからな。やりたいんやろアイツら!?それやったらあの2人とやるときになったら、相応しい人を用意してやる。プロレスにいろんな可能性があるんやったら、強さ以上におもしろさ引っ張り出してから潰してやる」
【ダイナソー拓真、吉野の話】
ダイナソー「大丈夫か!ウガウガ!あの野人のヤロー!オレの友達をこんなにしやがって!こうなったら恐竜も一緒に闘おう!」吉野「ウガウガー!!」
◇第5試合◇
▼30分1本
天山広吉 ○小島聡(12分33秒 体固め)青柳優馬 ×GO浅川
※ラリアット【天山、小島の話】
天山「オーケー!コジありがとう」小島「ありがとうございました」
天山「若いヤツガンガン来て、その分100倍返しですよ。天下の天山広吉、小島聡を舐めたらアカンぞ!くさっても天山、小島、テンコジですよ。GO浅川、青柳まだまだ。オレらが本気になるくらい来いよ!100倍返しにしてやるから。若いヤツは元気もがむしゃらもなかったら終わりやぞ。コジが1ヶ月くらいメキシコに行って大変な思いして帰ってきて前シリーズ終わったけども、またこうしてコジとタッグを組めるということは神が与えてくれたチャンスですし、生かすも殺すもオレたち次第です。タッグリーグに向けて頑張ります。早く来い来いタッグリーグ」
小島「全日本プロレスの青柳選手に一言。オレの握手断ったな。このプロレス界一紳士的な人間の握手断るってどういうことか分かってるのか?オマエ続きがしたいってことか?これで終わりじゃないってことか?オレが全日本に残っていたら、アイツとガンガンやり合っていたかもしれないけど、全然響かない。あんな小僧の気持ち全然響かない。ただ握手を拒否したことは褒めてやるよ」
【浅川の話】「世界的に有名なタッグ屋、テンコジ。どんだけ強いねん。惨めなだけだよ。『LION’S GATE』に恥を晒しに来たんじゃない。また強くなって『LION’S GATE』に戻ってきます」
【青柳の話】「待て!オレはまだ負けてないからな。パートナーは負けたけどオレは負けてないからな。オレは全日本のアジアのベルト背負って来てるんだよ!小島!もう一回やらせろ!小島!!」
◇第6試合◇
▼30分1本
○永田裕志(12分12秒 バックドロップホールド)×兼平大介【永田の話】
――兼平選手とシングルで試合をしてみてどうでしたか?
永田「もうちょっとじっくり試合をしてみたかったと思いました。なかなかいま他団体、インデペンデントな選手、レスリングで闘っている選手はあまりいないので彼とはもうちょっとやりたいと思いましたね。将来性がある良い選手だと思います」――いよいよ来週東金大会ですが調子はいかがですか?
永田「9月試合数が少なかったですが、今日動いてみた感じでは悪くはないと思います。選手として、プロモーター業と忙しいなかで、この体調が作れているのは良いんじゃないですかね」――東金大会での中西選手とのシングルマッチですが、いまの心境を聞かせて下さい。
永田「何度も言ってますけど、25年間同じ所属でずっとそばにいて、意識し合っているのはあまりないと思うのですごく大事だと思って、この対決は実現するわけですから。それを無駄にしないように僕自身は中西学選手にすべてをぶつける。ただ中西学、それ以上のものがくるでしょうしね。その覚悟は出来ていますし、それを考えながら試合したうえで今日非常に良い緊張感をもって闘えました」――今日からヤングライオン杯が始まりましたが試合はご覧になりましたか?
永田「見てましたよ。元気の良い部分もあるし、この選手ならもっといろんなことが出来るなと感じました。新しい技をチャレンジしようと若手独自の少しでも上にいってやろうという思いの試合ばかりでしたけどね。物足りないところもあったけど、予想以上に元気の良いところもあったし、でも今日売り切れですからね。彼らが得りで今日超満員になったわけですから、次はもっとすごいものを見せれるような決意をもって闘えば、もっと早くチケット売り切れると思います。今回の得りは彼らのヤングライオン杯の公式戦ですよ。その中で『G1』卒業した永田裕志のシングルマッチを見たいというファンの人が来てくれた。ちょっとだけ彼らに貢献出来たかな。以上です」【兼平の話】「メインの試合で試合させてもらって、すごい永田さんの壁は高いなと思いました。僕の中で永田さんはIWGPを何度も防衛してた頃の記憶が強いので、その永田さんと試合が出来たのは僕のプロレス人生でプラスになると思います。プロレス界のトップを目指して、これからも頑張っていきます。ありがとうございました」
今回のLION’S GATEから山本小鉄メモリアルとして「ヤングライオン杯」が開幕。川人vs成田から公式戦がスタートした。
川人vs成田は、川人が今回から解禁したキックで先手を奪い、成田は後頭部へのドロップキックで反撃、ストンピング、セカンドロープからギロチンドロップ、ロープを使ってのギロチンシーソーホイップとラフも織り交ぜて攻めるが、成田の突進を川人がドロップキックで迎撃すると逆エビ固めから回転延髄斬りで3カウントを奪い、白星発進。北村vs八木は、北村が肉弾戦を制するも、八木がリーブロックからのドロップキックで反撃するとドロップキック、ストンピングの連打、コーナーに押し込んでエルボーの連打、ストンピング、串刺し背面エルボー、逆十字と攻め込み、鎌固めで捕らえ北村を追い詰める。逃れた北村は逆水平をフルスイングし串刺しエルボーからショルダータックル、スピアー、ジャックハマーで3カウントを奪い勝利。
岡vs海野は、ゴングと同時に海野が奇襲をかけ、足攻めで先手を奪うが、岡は逆水車落としからマウントエルボーで反撃し、胴絞めスリーパーで絞めあげ、フロントネックロックから強引にブレーンバスターと、海野の勢いを止める。
岡はアバランシュホールドからキャメルクラッチで捕獲するが、岡の串刺しを迎撃した海野はミサイルキック、串刺しエルボーからランニングエルボー、逆片エビ、岡はエルボースマッシュから突進も海野はドロップキック、天龍源一郎譲りのダイビング背面エルボー、海野はロックボトムの要領で叩き落して逆エビ固めと畳みかけるも、決め手に欠いたところで岡がフロントースープレックス、ハイアングルボディースラムから逆エビ固めで捕らえ、再度ボディースラムからぶっこ抜きフロントスープレックス。逆エビ固めでギブアップを奪い、白星発進する。本戦は中西がK-DOJOのS-Kタッグ王者のコータローと対戦、コータローは原人ダンスで中西を翻弄しようとするが、中西は付き合わずに野人パワーで圧倒、コータローはショルダータックルで反撃し、中西相手にアルゼンチンバックブリーカーを狙うが、担ぐことは出来ず、中西は豪快なボディースラムから野人ダンス、野人ラリアットで再びリードを奪う。
コータローはミサイルキック、ボディースラム、ボディープレスと反撃するが、中西はラリアットを浴びせると、アルゼンチンバックブリーカーで担いでコータローがギブアップで中西の完勝。天コジvs全日本のアジアタッグ王者・青柳 K-DOJOの浅川の混成タッグは、浅川が果敢にも天山にモンゴリアンチョップを放つと、天山はショルダーからモンゴリアンチョップで返し、小島との連係で倍返し、小島と共に浅川を徹底的に痛めつける。
やっと交代した青柳は天山にランニングエルボー、フライングクロスボディーも、天山のマウンテンボム、小島のマシンガンチョップ、いっちゃうぞエルボードロップを喰らい主導権を奪えない展開が続く。
浅川は小島にスライディングGOを炸裂させ、ストレッチプラムで捕獲、浅川は左右エルボーからラリアット狙いは小島がカマイタチからDDTで突き刺し、、小島のラリアット狙いは青柳がミサイルキックでカット、浅川は小島にブリザードスープレックスを決めるが、天山が入って天コジカッターを喰らってしまい、最後は賢明に粘る浅川を小島が垂直落下式ブレーンバスターからラリアットで3カウント、試合後には小島が青柳に握手を求めるが、青柳は小島を突き飛ばして拒否、小島に対戦を迫る。永田vsHEAT UPの兼平は、兼平が永田をロープに押し込んだ際に張り手を連発、永田の左腕に膝蹴りからキーロックと腕攻めを狙うが、永田は冷静に逃れ、永田の張り手一閃からミドルキック、サッカーボールキック、ハンマーロック、脇固めと主導権を奪っていく。
兼平はパワースラムからキチンシンクの連打、ジョンウー、串刺しエルボーと反撃し、ヒップトスから腕十字を仕掛けるが、永田も腕十字で切り返せば、兼平も返して三角絞めへ移行も、永田は白目式腕十字で切り返す。
永田はミドルキックの連打、兼平もエルボーも、永田もエルボーで応戦、ミドルキック、タイナー、エクスプロイダーからバックドロップ狙いは兼平が堪えて張り手、飛び膝からバックドロップを決め、ランニングニーからスリーパーで捕獲したが、永田はショルダーアームブリーカーで脱出すると、、浴びせ蹴りからバックドロップホールドで貫禄の勝利となった。【新宿大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。次回「LION’S GATE PROJECT9」は11月16日(木)に開催です。次期シリーズ「Road to POWER STRUGGLE」は10月18日(水)山形にて開幕! #njgate #njpw pic.twitter.com/ZDtyXl9KtJ
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年10月12日今宵新宿FACEでは課寝比良台酢毛と戦ったゼァ。私はグラウンドレスリングが好きなので彼とグラウンドでのレスリングをやれてとても楽しかったな。自分の原点に帰れた様な試合が出来て非常に気分が良い試合が出来ました。
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年10月12日ライオンズゲート新宿大会、終了。
若い青柳&浅川と闘い、自分の若手時代を思い出す。
年齢だけは、どんな方法を使っても変えられないけど、肉体と精神だけは努力で変えられる。
だから、もっと頑張ろう。
二人とも良い選手でした。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年10月12日ライオンズゲート新宿フェイス大会超満員大興奮大盛況で終了。次回のライオンズゲート新宿大会も今回同様元気一杯で選手、関係者一同皆様にお会いするのを楽しみにしてます。10月18日の山形大会にも是非お立ち寄り下さいお待ちしております。本日は誠にありがとうございました。
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) 2017年10月12日ザスルス!(恐竜の友達の原人ウンババが野人にやられちゃった
これは恐竜が仇をとるしかないッ!
それはさておき、今日もウンババはもふもふでした)#kdojo#njgate#ダイノストーンズ pic.twitter.com/G6Cnl1Wyz7
— ダイナソー拓真 (@kyouryu_T) 2017年10月12日ライオンズゲート終わり
野人と原始人が遭遇
今日も見ていて色んなヒントをもらった
これを次に生かそう
負けて当たり前と思っちゃダメ
明日も頑張ろう pic.twitter.com/fO8RQfxrVW
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年10月12日 -
発表!9月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
9月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
9月の月間MVP
ケニー・オメガ(BULLET CLUB)投票結果=投票数31
ケニー・オメガ(BULLET CLUB)=6
諏訪魔(全日本プロレス/Evolution)=6
望月成晃(DRAGON GATE)=6
棚橋弘至(新日本プロレス)=4
KUSHIDA(新日本プロレス)=4
佐々木大輔(DDT/DAMATION)=2
鈴木みのる(鈴木軍)=1
秋山準(全日本プロレス)=1
芦野祥太郎(WRESTLE-1/ENFANTS)=1
トニー・ストーム(スターダム)=1
カイリ・セイン(WWE)=1決戦投票の結果
9 月月間MVP、決戦投票受付中!
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年10月10日9月のタッグMVP
田口隆祐 リコシェ(新日本プロレス/田口JAPAN)投票結果=投票数26
田口隆祐 リコシェ(新日本プロレス/田口JAPAN)=10
HARASHIMA 丸藤正道(DDT&NOAH)=5
野村直矢 青柳優馬(全日本プロレス/NEXTREAM)=4
ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr.(鈴木軍/KSE)=3
EVIL SANADA BUSHI(新日本プロレス/ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)=1
カズ・ハヤシ 近藤修司(WRESTLE-1)=1
紫雷イオ バイパー HZK(スターダム/クイーンズクエスト)=1
花月 木村花(大江戸隊)=19月のベストバウト
全日本プロレス 9月23日「第5回王道トーナメント」宮城・夢メッセみやぎ西館
▼「第5回王道トーナメント」決勝/時間無制限1本
○諏訪魔(16分54秒 バックドロップホールド)×石川修司
☆諏訪魔が2年連続2度目の優勝投票結果=投票数23
諏訪魔vs石川修司(全日本プロレス 9月23日 夢メッセみやぎ西館ホール)=5
ケニー・オメガvsジュース・ロビンソン(新日本プロレス 9月24日 神戸ワールド記念ホール)=3
青木篤志vs鈴木鼓太郎(全日本プロレス 9月16日 埼玉・北本市体育センター)=2
田口隆祐 リコシェvs金丸義信 タイチ(新日本プロレス 9月16日 広島サンプラザ)=1
ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.vsハンソン レイモンド・ロウvsタマ・トンガ タンガ・ロア(新日本プロレス 9月24日 神戸ワールド記念ホール)=1
宮原健斗vsKAI(全日本プロレス 9月12日 後楽園ホール)=1
石川修司vsゼウス(全日本プロレス 9月18日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)=1
日高郁人 菅原拓也vsSUGI PSYCO(ZERO1 9月30日 後楽園ホール)=1
望月成晃vsYAMATO(DRAGON GATE 9月18日 大田区総合体育館)=1
CIMA ドラゴン・キッドvsビッグR清水 Kotoka(DRAGON GATE 9月18日 大田区総合体育館)=1
HARASHIMA 丸藤正道vs男色ディーノ 高木三四郎(DDT 9月20日 宮地鉄工所)=1
佐々木大輔vs大家健vs竹下幸之介(DDT 9月24日 後楽園ホール)=1
関本大介 佐藤耕平vs鷹木信悟 岡林裕二(大日本プロレス 9月20日 後楽園ホール)=1
芦野祥太郎vs黒潮"イケメン"二郎(WRESTLE-1 9月2日 神奈川・横浜文化体育館)=1
ゼウスvs崔領二(全日本プロレス 9月12日 後楽園ホール)=1
ジンダー・マハルvs中邑真輔(WWE 9月16日 エディオンアリーナ大阪)=19月のベストシリーズ&興行
全日本プロレス「第5回王道トーナメント」9月12日 後楽園ホール~9月23日 夢メッセみやぎ西館ホール投票結果=24
全日本プロレス「第5回王道トーナメント」9月12日 後楽園ホール~9月23日 夢メッセみやぎ西館ホール=6
新日本プロレス「DESTRUCTION in KOBE」9月24日 神戸ワールド記念ホール=5
新日本プロレス「DESTRUCTION in HIROSHIMA」9月16日 広島サンプラザ=3
DRAGON GATE「DANGEROUS GATE 2017」9月18日 大田区総合体育館=2
DDT「工場プロレスIN宮地鉄工所」9月20日 宮地鉄工所=2
DDT「キャンプ場プロレス2017~両国のあとはネバーランドへ行こう! ホントはネイチャーランドだけど~DDT旗揚げ20周年記念大会・番外編Vol.1」9月3日 山梨・ネイチャーランドオム=1
ガンバレ☆プロレス「BAD COMMUNICATION 2017」9月21日 新宿FACE=1
センダイガールズ・プロレスリング「女子プロレス BIG SHOW in 仙台」9月24日 宮城・仙台サンプラザホール=1
全女AGAIN 9月29日 新宿FACE=1
町田プロレス祭り 9月8日 東京・町田市民ホール=1
WWE「WWE Live」9月16日 エディオンアリーナ大阪=1【総括】
今月は投票数も少なかったのもあってタッグ以外は混戦、MVPは望月が単独トップだったが、終盤にケニー、諏訪魔が追い上げて並び、決戦投票となった。だが決戦投票となると諏訪魔が伸び悩み、ケニーと望月の一騎打ち、望月は追い上げたもののケニーがトップで終わった。 -
土肥熊タッグがタッグリーグを制覇!シングル、タッグ独占に王手!
10月11日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2017」後楽園ホール 638人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2017」決勝トーナメント/時間無制限1本
土肥孝司 ○熊ゴロー(9分44秒 エビ固め)火野裕士 ×ジェイク・オーメン
※ダイビングセントーン◇第2試合◇
▼「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2017」決勝トーナメント/時間無制限1本
稲葉大樹 ○黒潮"イケメン"二郎(11分46秒 エビ固め)河野真幸 ×伊藤貴明
※イケメンサルト◇第3試合◇
▼30分1本
一 ○皇壮馬(7分23秒 首固め)×三富政行 藤原ライオン◇第4試合◇
▼30分1本
NOSAWA論外 MAZADA ○近野剣心(10分6秒 片エビ固め)カス・ハヤシ 近藤修司 ×佐山駿介
※PK◇第5試合◇
▼30分1本
芦野祥太郎 児玉裕輔 ○立花誠吾 ドランク・アンディ(11分36秒 シルバーロック)×征矢学 アンディ・ウー タナカ岩石 佐藤嗣崇(試合終了後)
芦野「征矢、お前はな、チャンピオンシップに挑戦する実力あるのに、相変わらずウダウダやってるな。逆指名とかしないんで、別にいいですよ。ヘラヘラやっても、別に征矢学に興味ないんで、まあやるならしっかりやれよ」【芦野、立花の話】
芦野「(ブラックは)無事逃げ切ったみたいでよかったです。リング上でも言った通り」立花「征矢、俺がACEのときから見てましたけど、もっと強いはずですよね。勝負にあんなふざけてるヤツ入れてんだったら、俺がいた方がいいよ。ああん?」
芦野「よくやったよ、きょうは。いい感じで。取ったね」
立花「取りました。どんどんこっから実績つけるんで。征矢学からとりあえず取ってW-1所属で。こっから、こっから」
芦野「あんなふうに実力ある人間がヘラヘラやって、要は迷走ですよね。それだったら俺らと一緒にやります? それぐらい覚悟もってW-1よくしたいなら、チケット売るだけじゃねえんだよ。リング上のパフォーマンスが一番大事だろ。営業どれだけ行って、それも大事かもしれないよ。でもリング上でタッグリーグ、勝ち点ゼロでヘラヘラして、自分で変われないんだろ。だったら俺らとやろう。征矢学、心機一転だよ。もうちょっとプロレスに、真摯にひたむきに向かってみろ。そしたら変わるよ。このベルトにも挑戦させてあげないこともないよ。入れて入ったら、挑戦させないけどね。まあ征矢学、どうぞご自由に」
【征矢、アンディ、岩石の話】
アンディ「アイツら何がやりたいねん。アンファンテリブルかアンパンテリブルか知らんけど、あんなんでW-1おもろなるのか。ふざけんな」征矢「いやいやいや、負けちゃったなぁ。きょうは本当に楽しかったな、プロレス。楽しいだろ、オマエ。勉強したか、オマエら!」
岩石「あんたいい加減にしろ、本当によ! そんなんだからタッグリーグ、全敗だよ。ああ!?」
征矢「いいんだよ。勝ち負けじゃねえって言っただろ」
岩石「勝ちが必要なんだって言ってんだろ、このヤロー! ふざけんな!」
ブラックタイガーⅦ(突然出てくる)「ヒザ大丈夫か?」
征矢「メキシコから来たブラックⅦさんじゃないですか? ヒザは大丈夫です。(やられたのは)ヒジですね」
ブラック「俺たちのタッグリーグは終わってないから。11月19日から俺とオマエで世界最強タッグリーグに出るから。エントリーされてるから。それは大森取締役が俺たちを…」
征矢「誘ってくれた。あの人はお酒に頼るばかりじゃなくて…」
ブラック「いいんだよ、あんなガキに言われる必要ないんだよ。楽しくやろうよ」
征矢「楽しくやってますよ」
ブラック「それよりもヒザ大丈夫か?」
征矢「ヒザじゃなくてヒジです。試合見てないですよね? 自分は楽しんでやらせてもらいました」
ブラック「飲みながらやろうぜ、これから」
征矢「ドランク・アンディも酒飲んでましたからね。お酒飲んでもいいってことですよね。まあ、ということで俺のタッグリーグはまだ終わっておりません。11月から始まる全日本プロレスの世界最強タッグリーグ戦にエントリーしている。ということはまだリーグ戦は終わってない」
ブラック「そう。征矢学とブラックタイガーⅦが最強を証明するためにリーグ戦に出るんだよ」
征矢「なんの最強でしょうか? お楽しみください」
ブラック「あとわたくしごとですが、わたくしの知り合いのNOSAWA論外とケンドー・カシンが昨日、ルチャワールドカップに出場して準決勝敗退という、日本国民の皆様にわたくしブラックタイガーが謝罪しないといけないので。ヒザ大丈夫?」
征矢「ヒザじゃなくて、ヒジ。そろそろ冷やさせてもらっていいですか?」
ブラック「というわけで俺たちは楽しくやる」
征矢「そうでしょう。一番はお客さんが楽しんでくれれば、それじゃないの?」
ブラック「最強を証明しようぜ」
征矢「お客様はお金を払って見に来てくれてるんだから。間違いないでしょ? 俺の言ってること間違ってますか?」
◇第6試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第11代王者]○吉岡世起(19分19秒 片エビ固め)[挑戦者]×頓所隼
※SK
☆吉岡が初防衛に成功。【試合後の吉岡】
吉岡「ずっと覚悟が足りねえって。試合でもKOして、ずっと尻を引っぱたいてきて、最後の最後で想像を超えたよな。あんなやるって誰が想像した。強えな。強くなったよ。でも、まだ心が弱いんじゃないか。もっと上に行けるはずだ、アイツは。覚悟さえ決まれば。この世界で生きていくっていうのは並大抵の覚悟じゃねえんだよ。俺も薬剤師の夢を捨てて来てんだよ。それぐらいの覚悟を持ってやれば、アイツはもっともっと上に行けるぞ。だから、その時、もう1回やろう。頓所に伝えておいてください」※ここで近野が拍手をしながら出てくる
近野「チャンピオンおめでとう。間近で見させてもらったよ。強くて、華やかで、そして蹴りを使う選手。凄い興味持った、俺は」
吉岡「これは、広島からようこそ。ダブプロレスの近野剣心さんですよね。わざわざ広島から、俺の後輩に対する熱いコメント、メッセージを邪魔しに来たんですか?」
近野「俺もわざわざ広島から、このリングは初めてでしたけど、思い出作りのためにここにきたわけじゃないんで。お前のベルトとお前自身に興味がある」
吉岡「光栄だね。お目が高いね。でもね、全日本の武藤塾で、中之上さんと同期で受かって、逃げ出した人が今さらノコノコなんの用ですか。まあ、J-STAGEで6人タッグとはいえ引き分けて、仕留め切れなかったんで、興味はありますわ。俺とこのベルト…キャリアも団体も関係ねえ。俺に刺激をくれるかどうかなんですよ。あんたは俺にどんな刺激をくれるのか?」
※2人はにらみ合う
近野「やってやるよ」
吉岡「OK」
近野「いつでも広島から、お前の首とそのベルトを狙いにいってやるけん」
吉岡「いつでも来いよ。待ってるぞ」
◇第7試合◇
▼「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2017」優勝決定戦/時間無制限1本
○土肥孝司 熊ゴロー(34分2秒 片エビ固め)×稲葉大樹 黒潮"イケメン"二郎
※垂直落下式ブレーンバスター
☆土肥&熊ゴローがWRESTLE-1 TAG LEAGUE 2017を優勝(試合終了後、チーム246プレジデントが現れる。
カズ「土肥熊さん、おめでとうございます。現タッグチャンピオンのチーム246です。次のタイトルマッチ、場所、日にちお前ら2人で決めろ(退場)」(シングル王者の芦野も現れ)
芦野「11月5日、後楽園大会、どっち挑戦するの? どっちでいいから、決めておいてください(退場)」土肥「とりあえず、チャンピオンシップ権利証とタッグの権利証が2枚あります!」
熊ゴロー「いや、あのシングルのほう。(権利証を土肥が渡さない)何そんな意地悪するの。ねえ、シングル、オレに挑戦させて。挑戦させてオレに。シングル、シングルをオレにやらせて。ちょっと待って誠意、見せるから。いまから誠意見せます!(土下座する熊ゴロー)」
土肥「ちょっと待ってよ。オレがさせたみたいじゃないかよ。オレがさせたみたいだ、やめろ×2。たださ、ただお前、人への要求の仕方の最上級はなんだ。頭タケーよ(最上級の土下座をする熊ゴロー)冗談×2、やめろ。そんなに挑戦したいのか!」
熊ゴロー「おう!」
土肥「どうですか。とりあえず、熊ゴローの思い、たくさんあると思うのでとりあえずマイクを渡します」
熊ゴロー「オレは本当に芦野が気に入らねー。オレはあのツラ、伸びきった鼻をへし折ってやるから。オレがやってやる、コノヤロー!」
土肥「本当にできるのか!」
熊ゴロー「やってやるぜ!」
土肥「アイツが嫌いか!」
熊ゴロー「嫌いだ!」
土肥「大嫌いだろ!?」
熊ゴロー「大嫌いだ! ぶち殺してやるよ、コノヤロー!!」
土肥「熊ゴローもとても気合が入ってますので、たぶん芦野戦だったら、いつも以上の100倍、200倍、1000倍、力出せると思います! じゃあこれを君に渡します。(ファンから『えー!』の声が飛ぶと)まだ変更あるかもしれないから」
熊ゴロー「(ファンに向かって)オレの背中を押してくれ、少しは!」
(土肥が権利証を手渡すも、なかなか放さず。熊ゴローが引っ張るように受け取ると……。)
土肥「11月はお前だ。11月の日曜日。芦野に挑戦して、タッグは日にち、考えよう。じゃあいつものお願いします」
熊ゴロー「俺たちが優勝したんで締めさせていただきたいと思います」
2人「3・2・1 レッスル×2」
【土肥、熊ゴローの話】
熊ゴロー「確かにアイツ(芦野)はすげえと思う。でも、俺はその上をいってやるから。雑草魂見せてやるよ」土肥「11月の後楽園は熊ゴローを全力でサポートします」
熊ゴロー「優勝したよー」
土肥「俺ら優勝じゃあ! なんだ、あの稲葉」
熊ゴロー「最後、またなんであの組み合わせになるかい」
土肥「ゾンビさん。うちのリーダーはゾンビの稲葉。ゾン葉さんですよ」
熊ゴロー「初めてセントーン返されましたから」
土肥「ブレーンバスターも返された」
熊ゴロー「タフすぎるよ」
土肥「稲葉イケメン、急造だと思ってたけどね、強かったな。もっとパパッといけると思ってた」
熊ゴロー「やっぱりすごい」
土肥「すごいね」
熊ゴロー「でも孝司さん、悪いけど11月、タッグの前にこれ(シングル)いかせてくれや。俺マジでアイツやってやるから」
土肥「俺も夏前に負けてるし」
熊ゴロー「正論ぶってよ、ふざけんんじゃねえよオマエ。俺が完全にぶつかってテメエの鼻へし折ってやるからよ。首洗って待っとけ」
土肥「ジェラシーがある?」
熊ゴロー「ジェラシーなんてもんじゃねえよ。なんかアイツばっかし。チクショー。確かにアイツはすげえと思う。でも、俺はその上をいってやるから。雑草魂見せてやるよ。エリート対雑草だよ」
土肥「それ、俺が言ってたコメントとちょっと似てるんだよ」
熊ゴロー「あれ、似てる? ごめんなさい、似てたかもしれない」
土肥「オマエもまだデビューして3年目で、タッグチャンピオン2回なってタッグリーグ優勝して、普通の団体だったらこんな新人いねえよ」
熊ゴロー「タッグのスペシャリストだよ」
土肥「頭はすこーしだけ、いやかなり、偏差値12ぐらいだけど」
熊ゴロー「(マスコミを見ながら)何笑ってるんですか? ダメですよ、笑っちゃ。真剣ですから」
土肥「末恐ろしい新人だよ」
熊ゴロー「タッグのスペシャリストのこの俺が挑戦してやるよ。タッグだけじゃねえぞ。やってやりますから。
(最後、セントーンいままでで一番高かったのでは?)今年一番でしたね。勝ちたいって思いが俺をそうさせたね。やってやりました。本当に勝ちたかったんで。キツかった」
土肥「タッグはどうする?」熊ゴロー「タッグ? 決めてくれ。とりあえず、先(シングル)」
土肥「まあ熊ゴローがこんなに、自分がおいしいところとか、自分がいいところだけのときはすごい騒ぐんですけど、ハッキリ言って芦野に挑戦するってね、W-1の人間いままでみんな挑戦してダメで。ただのタイトルマッチじゃないというか。もちろん勝つのは大事だけど、オマエは5分とか10分とか、さくっと負けちゃったりとかは…。別に試合時間どうこうじゃないけど、熊ゴローに懸けてみたいなと思う。いつになく真剣な目をしてたので。頑張ってください。11月の後楽園は熊ゴローを全力でサポートします」
熊ゴロー「お願いします。俺の練習付き合ってくれや」
土肥「俺の練習はキツいよ」
WRESTLE-1タッグリーグの優勝決定トーナメントが後楽園大会で行われ、まず土肥熊vs火野組は、火野がジェイクを巧みにリードして土肥を捕らえるが、交代した熊ゴローが盛り返す。火野のラリアットの援護を受けたジェイクは熊ゴローにフィニッシュを狙うも、土肥がカットに入り、同じくカットに入った火野をダブルバックドロップで排除すると、最後は熊ゴローがジェイクにダイビングセントーンを投下して3カウントを奪い決勝に進出。
稲葉組vs河野組は、稲葉とのマッチアップを制した河野が伊藤と共に捕らえにかかるが、交代を受けた黒潮が河野にミサイルキック、チンクラッシャーと猛反撃も、アラビアンプレスは伊藤が阻止、だが交代を受けた伊藤を稲葉組が連係で捕らえ、黒潮はスワントーンボムからシャイニングウィザードを狙うと、キャッチした伊藤はブラジリアンハイキックを浴びせる。しかしここで稲葉がカットに入ると、蘇生した黒潮はイケメン落としからシャイニングウィザードを決め、最後はイケメンサルトの2連発で3カウントを奪い決勝に進出する。優勝決定戦はNEW ERA同士の対戦となり、序盤は5分の展開を繰り広げるも、稲葉組は土肥に捕らえて先手を奪い、連係で蹂躙も、熊ゴローがカットに入って稲葉にセントーンを投下してから、土肥に気合を入れる。
これで勢いに乗った土肥熊は稲葉を捕らえて交互でボディースラム、熊ゴロー、土肥の順で背中へセントーンを投下と稲葉の腰に集中攻撃を浴びせ、土肥はブラックホールスラムからバックドロップ、熊ゴローとのギロチンドロップ&セントーンの連係攻撃で土肥を追い詰め、黒潮に交代しても、土肥熊の勢いは止まらず、土肥は黒潮、稲葉とボディースラムで投げ、ダブルのエアープレーンスピンで回転、黒潮を捕らえてスパインバスターからバタフライロック、ラストライドと畳みかける。
黒潮もイケメンサルトで反撃して同時に交代、熊ゴローのショルダーに対して、稲葉もエルボーで応戦、土肥が入ってダブルブレーンバスターからサンドウィッチ攻撃、黒潮が入っても熊ゴローがクロスボディーで二人まとめてなぎ倒し、稲葉にフェースクラッシャーインパクトから、熊ゴローがフェースクラッシャーを連発、ダイビングセントーンで追い詰める。
キックアウトした稲葉はラリアットを狙う熊ゴローを極反り卍固めで捕獲するが、熊ゴローはバックフリップで脱出、交代を受けた土肥はハーフネルソンスープレックスを連発してからラリアット狙いは、黒潮が間一髪阻止し、稲葉がジャーマンからダイビングヘッドバットを投下も、距離が届かず自爆となってしまうも、それでも極反り卍固めで捕獲してからヨシタニックを決める。
稲葉は再度極反り卍固めで捕獲するが、タイガースープレックス狙いは、土肥が逃れてショルダータックルを浴びせ、ラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと、熊ゴローのダイビングセントーンの援護から、土肥が再度垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い、土肥熊が30分越えの激闘を優勝で飾った。
試合後にはリーグ制覇の副賞として2人にシングル、タッグの王座挑戦権が渡されると、リーグ戦では予選脱落となったタッグ王者のチーム246が挑戦を受諾、続いて芦野が登場して11・5後楽園での選手権を指定、どっちが挑戦をするのか迫って退場すると、9・18後楽園で表明していた熊ゴローが土肥に土下座して権利証を譲り受けて行使、改めて11・5後楽園での選手権が決定した。
シングル王座戦線を独走する芦野に熊ゴローが初挑戦となった。芦野動揺WRESTLE-1世代からデビューした熊ゴローの雑草魂が芦野にストップをかけることが出来るのか・・・?
セミのクルーザーディヴィジョンは王者の吉岡がネックブリーカーから首攻めを展開するが、突進したところで頓所がドロップキックを放つと、スイングDDT、ミサイルキック、延髄斬りと反撃、だが吉岡もミドルキックから飛びつき踵落とし、ファルコンアローとリードを渡さない。
頓所はDDTからフルネルソンで捕らえるが、脱出した吉岡がハイキック、ランニングキックからPKで場外へ追いやり、ラ・ケブラータを発射する。
リングに戻った吉岡はレッグクラッチ式チンロック、ロープに逃れられても頓所を蹴りまくり、頓所も張り手からバックドロップで反撃するが、吉岡も返し、頓所もやり返して両者ダウン、膝立ちとなって頭突き合戦は頓所が競り勝ち、四つんばいとなった吉岡の顔面を蹴り上げ、雪崩式フランケンシュタイナーからランニングキック、ドラゴンスープレックスと畳みかける。
頓所はコーナーへ昇るが、追いついた吉岡がライガーボムからスワントーンボム、キックから膝蹴り、そしてSKを浴びせて3カウントを奪い王座を防衛した。
試合終了後に吉岡がかつて所属していたタブプロレスで元DRAGON GATEの近野が挑戦を表明、吉岡も受諾した。また世界最強タッグ参戦を控えている征矢は立花のシルバーロックに敗れた。バックステージで不甲斐なさに後輩である岩石に征矢は詰られてしまった。ブラックⅦが駆けつけ征矢を励ましていたが…
【試合結果詳報】優勝決定戦は土肥孝司&熊ゴローが制す。シングルの挑戦権利証は熊ゴローの手に! クルーザーは王者の吉岡世起が初防衛に成功。バックステージで近野が挑戦を示唆…WRESTLE-1後楽園詳報 https://t.co/3SK2xqnO9S #週プロモバイル #w_1 pic.twitter.com/ouvbxwmivM
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年10月11日取り急ぎご報告。
土肥熊タッグリーグ優勝しましたー!!!!!!!
解散しないよ。最優秀タッグ摂るまでは。
仲良い時もごくたまにあります。#w_1 #土肥熊 pic.twitter.com/zYExe6Mocu
— 土肥 孝司 (@KOJI_DOI) 2017年10月11日今日もご来場ありがとうございました。
いなビーありがと!そしてお疲れ様!
また一緒に!#お疲れ様会にて #寝ちゃったよ pic.twitter.com/B6MikoIUnb
— 黒潮イケメン二郎 (@IKEMEN_JIRO_W1) 2017年10月11日後楽園大会ご来場ありがとうございました!
頓所の覚悟が伝わって来た
ちょっとヤバい場面もあった
今日の覚悟を忘れなければもっと上にいけるレスラーだと思う
もっと良いレスラーになったら、今日以上に叩き潰してやるからまたやろう!#w_1#クルーザー#初防衛#覚悟 pic.twitter.com/cISV4JZplf
— 吉岡世起 (@SEIKI1005) 2017年10月11日そして試合後コメントブースで挑戦表明して来た広島、ダブプロレスの近野剣心
今このベルトはキャリアも団体も関係なく、俺に刺激をくれる相手なら受ける
少し挑発しても乗ってこなかったけど、アンタはどんな刺激をくれるんだ?#w_1#クルーザー#ダブプロレス#近野剣心 pic.twitter.com/UnEU6cSAlB
— 吉岡世起 (@SEIKI1005) 2017年10月11日10月11日後楽園ホール大会。
本日はありがとうございました。
征矢、アンディー、岩石、佐藤の新チームは負けてしまった!
ドンマイ、ドンマイ。人生これで終わりじゃない。
それより竹刀の真剣白刃取りを得意になりたい!#w_1#ワイルド pic.twitter.com/m8PZamUaLo
— 征矢学 manabu soya (@bunamayaso) 2017年10月11日いい加減にしてほしい。
反則され後輩にやられチャンピオンにあんなことまで言われヘラヘラしている。
何なんだよ#w_1 #pwACE #岩石 pic.twitter.com/emvCZ8MOgg
— タナカ岩石 (@DreamArmbartest) 2017年10月11日まけた!くそ! pic.twitter.com/6Vu24Yb4PK
— 火野裕士 (@hinoyuji) 2017年10月11日本日は、後楽園大会ご来場ありがとうございます!
初のタッグリーグ戦は、土肥熊の優勝。土肥熊対246場所は、土肥熊に決めてもらう。
10.21茨城・茨城・霞ヶ浦文化体育館大会17時30分開始#歯ブラシ #指が痛い #チアワンさんがコスプレ #リングサイドストーリー pic.twitter.com/Wyjt2yQLwq
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2017年10月11日W-1、見ている私たちも力が入る大熱戦を終えて帰宅した私を迎えてくれたのはお腹を空かせた猫たちと、市ヶ谷の方々が上げてくださった「すやますやま」の動画でした。すやますやますやまヤバい。でも翔太選手によるとすやますやまは喉になかなか堪えるらしいです。すやますやまゲシュタルト崩壊
— sayoko mita (@345m) 2017年10月11日W-1後楽園ホール大会の帰り道。今日の試合模様は金曜バトルメンのニュースで放送される予定です。アンディ・ウー選手とドランク・アンディ選手の抗争が気になります!
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2017年10月11日