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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

グローバルリーグ2017開幕!丸藤が生膝虎王で潮崎を粉砕!中嶋は拳王と壮絶ドロー!

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グローバルリーグ2017開幕!丸藤が生膝虎王で潮崎を粉砕!中嶋は拳王と壮絶ドロー!

10月14日 NOAH「グローバル・リーグ戦2017」後楽園ホール 789人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○田中稔 ジェルドン・ジーン(9分36秒 腕ひしぎ逆十字固め)大原はじめ ×井上雅央


◇第2試合◇
▼30分1本
○モハメド ヨネ クワイエット・ストーム 小川良成 熊野準(6分58秒 片エビ固め)マイバッハ谷口 石森太二 Hi69 ×LEONA
※ファンキーバスターボム


◇第3試合◇
▼「グローバル・リーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○長井満也(7分59秒 片エビ固め)[1敗=0点]×コーディ・ホール
※ハイパーニー空牙


【試合後の長井】
――白星発進となったが?


長井「コーディ・ホール? お前、背が高すぎるんだよ!! それより俺はここでひとつ、言いたいことがある。これだけは絶対放送してくれ。記事にしてくれよ。(※名前の書かれていないタスキを持ち出しながら) 今日の試合前、入場セレモニーで選手全員上がったろ? 俺だけ上がらなかったろ? お前ら、なんでか分かるか? 見てみろよ、コレ! 俺にだけな、タスキが用意されてねえんだよ。バカにするにもほどがあるんじゃねえのか? ノア!! これは出場選手に対する最大の侮辱だよ。スポーツマンシップのかけらもねえよ。どいつだ、やろうって言ったのは? 丸藤か!? こういうことやるんだったらな、ノアにビッシビシいかせてもらうからな! 覚えとけコノヤロー!」


◇第4試合◇
▼「グローバル・リーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]田中将斗(10分7秒 片エビ固め)[1敗=0点]×齋藤彰俊
※スライディングD


【試合後の田中】
――試合後、齋藤に敬意を表していたが?


田中「やっぱりね、プロレス界での大先輩だし、自分より年配の人が一戦級でやってるっていうのは俺にとっても励みやし、敬意をはらうのは当然かなと。そういう人たちがいるからこそ、俺もその人たちの年齢までまだまだやれる…っていう目安にもなるんで。でもそんななかでも公式戦初戦。負けるわけにはいかなかった。何より火祭りも制して、世界ヘビーのベルトも持った状態での参戦。優勝は義務付けられてると思っとるし、そこ(の意識)からはもちろん逃げへんし、いつになってもチャレンジしていくのが田中将斗やから。そのなかで良いスタートを切れたのは大きい。このリーグ戦、いろんなテーマもあるし。拳王が俺の名前を出しとるってことは、俺を倒したい、俺とやったら面白い…そう思ってるからであって。同じブロックには川崎で戦う宮本裕向もおるし、そこももちろん大きなテーマ。そのなかですべて勝ちで行かなあかん。それが絶対的な使命やと思ってます」


――過去3回の出場のなかで最も負けられないシチュエーション?


田中「うん。そういうのをやっていかんかったら、今の田中将斗の位置からもう一歩、上がれへんとも思うし。自分とこの団体だけでやってても、これ以上田中将斗の位置っていうのは上がらない。獲れるモンはすべて獲ってきたから、ヨソに出て獲れるモンを獲っていかないと、自分の価値はこれ以上、上がっていかないと思うんで。だから、自分とこのベルト(世界ヘビー)やら栄光(火祭り)を獲ってきたまんま、ヨソのリーグ戦に出る。そんな勇気あるヤツ、いた? 俺やからできんねん。それにチャレンジすることによって、田中将斗の位置っていうのを上げていかないと。そのチャレンジができんのもプロレス界で俺だけやと思ってるから」


◇第5試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権前哨戦/30分1本
マサ北宮 原田大輔 ○タダスケ(14分43秒 エビ固め)小峠篤司 HAYATA ×YO-HEY
※アウトキャスト


◇第6試合◇
▼「グローバル・リーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[1分=1点]△中嶋勝彦(30分時間切れ引き分け)[1分=1点]△拳王


(試合終了後、しばし大の字から立ち上がった両者は顔面密着でにらみ合い、何ごとか言葉を交わす。拳王は張り手を放ったが、中嶋は打ち返さずに両手を広げ「来いよ!」と地声で叫んだ。)


拳王「おい中嶋、来いよ? 行くよ。いつでも行ってやるよ。でも今日はリーグ戦の予選。優勝して俺がチャンピオンベルトを獲るんだ。中嶋、お前はその後、それからだ」


中嶋「中嶋勝彦を甘く見るなよ?」


拳王「前のチャンピオンか誰か、もうみんな忘れてる。俺がリーグ戦優勝して、ここにいるヤツも、ここにいないヤツも誰もが知ってるチャンピオンになってやるよ!(と宣言して花道を下がった。)」


中嶋「拳王、お前は何のためにリングに上がってるのか。俺には分からない。でも俺は俺のため、俺を応援してくれるファンのためだ。あいつとはちげーんだ」  


(すると拳王も再登場)
拳王「中嶋! テメーはよ、お前を応援してるファンのため“だけ"に戦うんだろ? 俺はよ、俺のことを憎いと思ってるクソヤローどものためにも戦って、このノアを一番高いところまで持っていくからな。どっちを支持するか、明確だろ? 分かったかクソヤローが!」と吐き捨てて拳王は去っていった。


【試合後の中嶋】
中嶋「何を聞くんですか? リング上そのままですよ。まあでも、彼と今まで何回戦ったことがあるかわからないけど、でも彼は彼の中にちゃんと正義があるんだろうなと思うんで。戦いの中でそれはしっかり感じました。でも、まだまだ俺は彼の前に立ち続けますよ」


――激しい蹴り合いになったが?


中嶋「それは意識することじゃないでしょう。勝手にでしょうね。相手意識することではないかなと。ここまで来たらね。自然の流れです」


――体が勝手に反応してしまう?


中嶋「そうでしょうね。そして、お客さんがそうさせるんです。今日のこの蹴りの傷はお客さんのせいですよ」


 【拳王の話】「フルタイム? 納得いくワケねえだろ。俺が前チャンピオンからフルタイムドローで納得するワケがねえだろうが。でも俺はその先を見てんだ。今日引き分けでも、この先ずっと勝てば優勝だろ? 俺が優勝してベルト獲った後だ、この続きは! 中嶋勝彦、俺が優勝してベルト獲ったら俺が指名してやるからな!」


◇第7試合◇
▼「グローバル・リーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○丸藤正道(16分7秒 片エビ固め)[1敗=0点]×潮崎豪
※虎王


(試合終了後)
丸藤「皆さん、今日はどうもありがとうございました。みんなもわかってる。俺自身もわかっている。あいつらほど残された時間は少ないんだ。だから、俺らは全力でいかせてもらう。セミの2人みたいに長く喋らねえからよ。まだリーグ戦った1勝。そして、11月19日にここ後楽園ホールで決勝がある。そこに立つのは必ず俺だ。だから、全員来てくれ。一緒に(座席の)隙間埋めてくれ。よし、優勝したら、もうちょっと喋る!」


【試合後の丸藤、潮崎】
※ふらつきながら潮崎が赤コーナー側から下がったため、あとから来た丸藤とコメントブースで鉢合わせになる


丸藤「おい、必ず上がってこい」


潮崎「ぜってぇ上がってきてやるよ」


丸藤「必ず上がってこい!」


潮崎「絶対にな」


丸藤「必ず来い」


※潮崎が去っていくと、丸藤がコメントブースで座り込む


――開幕戦を勝利で飾ったが?


丸藤「ぶっちゃけきついよ、もう。コンディション的にもね。整えているつもりだけど、ああいうヤツと1試合やるだけでやっぱり追い込まれるし」


――ヒザを出しての虎王は初めて?


丸藤「危ないから絶対にやらないんだけど、絶対に。だけど、その2つ前ぐらいにいいのがアゴに入ったはずなんだよ、絶対に。写真撮っている人がいるなら見てほしい。絶対いいのが入っているんだよ。それでも立ってきたんだ、あいつは。俺の中でKOしたんじゃないかというぐらいのヒザごたえがあった。でも、立ってきたんだよ、あいつは。したら、これをやるしかねえだろ。もうやらないかもしれない。俺もヒザが悪いからよ、見ての通り。見てくれよ、(ヒザの)テーピングがボロボロに破けちまったよ。でも、初っぱなから手は抜かないぞ、絶対に」


――セミもかなり激しい試合になったが、意識した?


丸藤「いや、セミは素晴らしいマイクの対決だったよ。それしか印象に残ってねえ。素晴らしいね、中嶋、拳王。30分マイクでやり合ったのか? いいマイクだったんじゃないか。あいつらのどっちかと決勝のリングで当たったっていいんだ。俺はマイクでも負けねえ」


 2017年度のグローバルリーグが開幕し、列車プロレスに参戦している岡林裕二、超花火奈良大会に参戦している宮本裕向、垣原賢人プロデュース興行・静岡大会に参戦しているKAZMA SAKAMOTOを除く13選手が入場式に登場するが、長井だけがタスキが用意されず、入場式には不参加となる。


 その長井はコーディと対戦し序盤からラッシュをかけ、場外戦でもリードを奪ったコーディが礼ザーズエッジを狙うも、リバースした長井はストレッチプラムで捕獲。逃れたコーディも反撃してネックハンギングボムを決めるも、セカンドロープからのボディープレスは長井が剣山で迎撃すると、陸牙、魔界ドライバーからハイパーニー空牙で3カウントを奪うも、試合後に内田会長にタスキが用意されなかったことで罵声を飛ばすなど不機嫌のままだった。


 セミは9・23の再戦となる中嶋と拳王が公式戦で対戦、序盤から激しい打撃戦となるが、場外戦となると拳王が場外ドラゴンスープレックスを敢行、南側の客席へ中嶋を連行し通路でキック合戦を展開、リング上でもキック合戦の後で、再度場外戦となると中嶋が先ほどのお返しとばかりに場外ジャーマンを敢行、そしてロープ越しのドラゴンスクリューから拳王に左足攻めを展開、STFで捕獲して絞めあげる。
 劣勢の拳王は右ミドルキックで活路を見出すと、足払いからフットスタンプ、後頭部ダブルニーアタックと畳みかけるが、ダイビングフットスタンプ狙いは中嶋がR-15で迎撃かと思いきや、拳王はガードしダイブ式のダブルニードロップを投下した後で、アンクルホールドで捕獲する。
 拳王はジャーマンを狙うが、中嶋が堪えると、突っ込んでくる拳王に中嶋がコーナーにセットしてR-15を発射し、コーナー最上段からの雪崩式ブレーンバスターからランニングローキックを狙うも、かわした拳王がアンクルホールドで捕獲、しかし中嶋もアンクルホールドで捕獲してから、掟破りのホイップ式ミドルキックを叩き込み、拳王もドラゴンスープレックスで応戦、両者はフロントハイキック、張り手も相打ちとなってダウンとなる。
 立ち上がった両者はキックから打撃戦も、追尾合戦を制した拳王は後頭部への張り手からターンバックルへのジャーマン、だが中嶋も拳王をカニバサミで倒してからセカンドターンバックルごとアゴを蹴り上げて応戦し、顎へのトラースキック、前後からのサッカーボールキックも、両者が打撃戦を展開すると、拳王の掌打が炸裂して中嶋はダウンする。
 拳王はドラゴンスープレックスを狙うが、中嶋もバックを奪ってジャーマンを狙う。拳王は中嶋のリストをつかんで、引っ張りながら蹴り上げると、変形ブレーンバスターを決めるが、中嶋は早い掌打乱打からミドルキックのコンポ、エルボーの乱打からバーティカルスパイクを狙う。
 しかし拳王は着地し、中嶋もハイキック狙いを、かわした拳王は足をすくうとショートレンジの蹴暴から蹴暴を炸裂、そしてダイビングフットスタンプで勝負に出たが、かわした中嶋は顎へのトラースキックを炸裂させ、互いにハイキックを相打ちにさせて両者ダウンとなり、両者は立ち上がるも、中嶋がトラースキックからバーディカルスパイクを決めたところでタイプアップとなり引き分け、試合後も拳王は優勝を宣言し、GHCヘビー級王座を奪取した上で中嶋に再戦を要求した。拳王はこれまで中嶋には勝ったことがなかったが、今回の引き分けはやっと並び立ったという証なのか、拳王も今年後半の火祭り参戦から様々なチャンスが巡ってきているだけに、今年のグローバルリーグでは主役に立てるか?


 メインの昨年度の開幕戦での同一カードとなった丸藤vs潮崎は、丸藤の追尾式ラリアットをかわした潮崎がバックドロップを決め、逆水平合戦でも力任せに競り勝つが、串刺し攻撃はかわされると丸藤が虎王を一閃し潮崎はダウン、ダウンカウントを数えられるも潮崎は場外へ逃れる。しかし丸藤は逃さず鉄柵に潮崎を叩きつけた後で、鞭のようにしなる逆水平を一閃、リングに戻ってもチンロックからネックツイスト、ステップキックと打ち込んでいく。
 潮崎は逆水平で反撃すると、丸藤の追尾式ラリアットを受けきってからフライングショルダーを発射、串刺しの手刀から滞空式フィッシャーマンバスターを決め、豪腕ラリアットを狙うも、かわした丸藤は虎王を狙う。しかし読んでいた潮崎はかわして左の豪腕ラリアットを決め、丸藤も続くブレーンバスターを背後に不時着して串刺し攻撃をトラースキック、張り手、回し蹴り式トラースキックのコンポ攻撃を決め両者ダウンとなる。
 立ち上がった両者は逆水平合戦を展開するが、潮崎が押し切ったところで突進すると、丸藤は追尾式ドロップキックを発射、潮崎が場外に逃れたところでランニング式プランチャ、潮崎がリングに戻るところでフロム・コーナー・トゥ・コーナーで強襲し、不知火改を狙う。
 しかし潮崎はコーナー上での肩固めで捕獲すると、中腰になった丸藤の後頭部にダイビングニーを投下、オレンジクラッシュからリミットブレイクを狙うも、丸藤が堪えると潮﨑はゴーフラッシャーに切り替える。丸藤は前方に投げ飛ばしてトラースキックから不知火、そしてポールシフト式エメラルドフロウジョンを狙うが、潮崎がゴーフラッシャーで切り返すとリミットブレイクも決めるが、丸藤はカウント2でキックアウトする。
 潮崎が豪腕ラリアットを狙うが、丸藤はカマイタチ式踵落としで腕を射抜くと、見えない角度からのトラースキック、虎王、潮崎のラリアットをかわしてから虎王、後頭部への虎王から、サポーターをずらしての生膝虎王を炸裂させ3カウントを奪い白星発進に成功した。
 試合後には丸藤も優勝戦進出、そして優勝を宣言して開幕戦の幕を閉じた。タッグ王座を失った潮崎も再起のためには丸藤に対する連敗は避けたかったはず、そういった意味では今回の敗戦は潮崎にとっても手痛かった、今後の公式戦で巻き返しなるか?


 また第4試合の田中vs彰俊はエプロンでのDDTで主導権を握った彰俊は鉄柵の扉部分にある鉄板の上でパイルドライバーを敢行して大ダメージを与える。しかしリングに戻ると田中は彰俊のブレーンバスター狙いを投げ返し、ラリアットを連発させるが、彰俊はバックドロップで応戦、裏落としの連発からラリアットを狙う。
 しかし田中はかわすとラリアットを炸裂させ、彰俊も打ち返して相打ちも、田中はラリアットから垂直落下式ブレーンバスター、スーパーフライと畳みかけてからスライディングDを狙うと、彰俊はスイクルデスで迎撃も、もう1発は田中がガードすると、すかさずスライディングDを決め3カウントを奪い勝利となった。

 
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