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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

永田裕志、中西学のデビュー25周年は真っ向勝負!

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永田裕志、中西学のデビュー25周年は真っ向勝負!

10月21日 新日本プロレス「Road to POWER STRUGGLE」千葉・東金アリーナ


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○高橋裕二郎 レオ・トンガ(6分28秒 体固め)×岡倫之 北村克哉
※ピンプジュース


◇第2試合◇
▼20分1本
金丸義信 タイチ ○エル・デスペラード(7分39秒 ヌメロ・ドス)海野翔太 八木哲大 ×成田蓮


◇第3試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ○ドラゴン・リー ティタン(9分26秒 エビ固め)田口隆祐 ACH KUSHIDA ×川人拓来
※デスヌカドーラ


◇第4試合◇
▼20分1本
○矢野通 後藤洋央紀 YOSHI-HASHI(11分9秒 反則勝ち)×鈴木みのる 飯塚高史 TAKAみちのく
※レフェリー暴行


◇第5試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 天山広吉 ○小島聡(10分27秒 体固め)飯伏幸太 ジュース・ロビンソン ×デビット・フィンレー
※ラリアット


◇第6試合◇
▼30分1本
内藤哲也 EVIL SANADA ○BUSHI 高橋ヒロム(12分0秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 石井智宏 ×外道 YOH SHO
※MX


◇第7試合◇
▼永田裕志・中西学デビュー25周年記念試合/30分1本
○永田裕志(17分47秒 体固め)×中西学
※エクスプロイダー・オブ・ジャスティス


(メインイベント終了後、永田と中西が抱き合い、握手をかわしてお互いを称える。


 そこから2人の記念セレモニーが始まり、東京スポーツ、週刊プロレス、プロレスライターの金沢克彦氏が、永田に記念のパネルを贈呈。


 そこへ本隊選手と外国人選手たちが入場し、リングへ上がって永田を祝福。そんな中、永田がマイクアピールでファンに挨拶した。)


永田「改めまして、本日はたくさんのご来場、誠にありがとうございました!(※大拍手) プロレス生活25年のちょうど節目の年にですね、ホントにこの東金の地で、記念試合という形で中西学選手と目いっぱい殴り合えて、本当に幸せでした。たくさんの方に見守っていただいて、ある意味、自分をすべて中西選手にぶつけることができました。本当にありがとうございました(※大拍手)」中西さんからもひとこと言ってもらいましょう」


中西「ありがとうございます。もう、とにもかくにも、永田の凄さっちゅうもんを、俺が一番感じていると思います。その凄さはホントに皆さんがここで見て、証明して行けると思いますので、この闘い、『これが新日本プロレスの闘い』っちゅうのを見せて行きます! よろしくお願いします!(※大拍手) 永田ありがとう!」


永田「改めてこれだけのたくさんのファンの皆様の前でね、記念試合ができて、本当に胸いっぱいです。24(歳)でプロレスラーとしてデビューしまして、今年で25年、ということは、いま49歳、来年はついに50歳に突入します(※大拍手)。ということで、来年は、この東金の地で、『50歳生誕大会』を開きたいと思います(※場内笑&大拍手)。『生誕祭』でね(笑)。東金の地で、新日本プロレス、毎年やれるように心がけたいんですが、皆さんいかがですか?(※大歓声&大拍手) ありがとうございます! え~、東金の皆さんの圧倒的な民意のもと、来年、再来年、続けて東金アリーナで試合ができるように頑張って行きたいと思います。どうもありがとうございました!(※大拍手) この東金アリーナで、また来年、再来年、その次と、皆様と元気な姿でお会いできることを祈念して、皆さんご唱和下さい!!(※大拍手) また来年も東金に帰って来るぞーー!! 1、2、3、ゼア!(※全員で敬礼)」


(これで再び場内に「MISSION BLOW」が流れる中、永田&中西は仲間たちと記念撮影に納まる。


 そして最後は、2人でリングサイトと花道を巡り、ファンと交流しながら退場した。)


【永田、中西の話 聞き手=野上慎平アナ】
野上アナ「中西選手、改めましてですが最高のライバルにして最高のタッグパートナーだと思います。永田裕志とはどんな男ですか!?」


中西「火を着けるのも上手いし、爆発するのもすごいよね。そやけど、緻密やからね。積み重ねが爆発したような感じも見せるし、オレみたいに同じじゃないから。まあ魅せますよ」
野上アナ「そして永田選手、リング上でも熱い言葉がありました。これからに向けての思いを聞かせてください」


永田「25年プロレス生活して、全然満足していない自分がいるので、まだまだキツイ闘い、いまの選手たちと出来る限り闘っていきたいと思います。やっぱりプロレスのリングはいいですね。本当に最高ですよ。まだまだオレは元気いっぱいなので、くさらせることなく自分の体力を体をリングに捧げていきたいと思います。まだまだ出来る、まだまだいける。それを中西さんとタッグでやっていきたいなと思いますね」


野上アナ「25年やってきましたけども、プロレスは好きですか?」


永田「僕の人生ですから。本当に心の底からプロレスを愛していますし、オレの人生そのものがプロレスだなと、まだまだこの人生歩んでいきたいと思います。本当にプロレスに出会えて25年のその先を目指していけることが幸せだと思います」


野上アナ「タッグリーグはもちろんですけど、IWGPという最後の目標を青義軍の一員として心待ちにしています」


永田「そうですね。いままで誰も何遂げていない前人未到の記録、IWGP戴冠最年長記録を堂々と公言して随分経ちますから、これを必ず実現させたい!そのためにはテレビ朝日の力が必要だよ。テレビ朝日と野上慎平、そして皆さんの『Me』が必要なんです。その『Me』を動かせるような体力とかプロレスを魅せていこうと思います。頼んだぞ!野上!」


野上アナ「私は永田さんについていくだけですから。青い風を吹かせて下さい!」
永田「頼んだぞ!野上!」


野上アナ「中西さん、最高の試合ありがとうございました」


中西「これからは組んでやるけども、やっぱり永田裕志からの刺激が一番すごいね。相手にするより組んでいるほうが緊張するよ」


野上アナ「なにをするか分からない、そんなタッグを期待しています。改まして25周年本当におめでとうございました。そして30年、35年、40年目指して頑張ってください!」


永田「40年!40年!40年!40年いくぞ!ゼアッ!!」


 毎年恒例の永田興行・東金大会のメインは、永田が共に25周年を迎えた中西とシングルで対戦。二人の対戦は昨年12月17日の後楽園大会以来となる。
 序盤は中西が力比べで圧倒、永田はローキックで活路を見出そうとするが、ショルダータックル狙いは中西が弾き飛ばすと、場外戦でビックブーツを放つ永田に、中西はスピアーを敢行、リングに戻っても中西は逆水平、エルボー、ボディープレス、チンロック、逆水平、頭突き、一本足頭突き、脳天チョップ、串刺しラリアットと畳みかける。
 しかし永田は串刺しを狙う中西をローキックで動きを止めると、ローキックからミドルキック、コーナーに押し込んで張り手の連打、串刺しビックブーツ、サッカーボールキックの連打と打ち込んでいくが、中西は耐えきり、クロスチョップ、トップロープからの雪崩式ブレーンバスター、場外へ逃れた永田に野人プランチャ、リングに戻ったところで野人ミサイルキックと猛攻をかける。
 張り手合戦も重みで競り勝った中西は野人ダンスから野人ラリアット、アルゼンチンバックブリーカーも、永田がスリーパーで脱出すると、エクスプロイダー、大車輪キックからタイナー、そして重い中西相手に雪崩式エクスプロイダーで投げきる。
 永田は大中西ジャーマンを狙うが、阻止した中西は"これはオレの技だ"本家大中西ジャーマンで投げ、ヘラクレスカッターを決めるも、永田は白目式腕固めから腕十字で捕獲、中西はチョップ、永田は張り手からビックブーツも、突進したところで中西はスピアーで迎撃、久しぶりにマナバウアーを狙う。だが阻止した永田は延髄斬りの連打から大車輪キック、サンダーデスドライバー、そしてエクスプロイダー・オブ・ジャスティスで3カウントを永田が勝利となった。


 試合後に互いに健闘を称えあう両選手に新日本本隊、田口JAPANの面々が駆けつけ、起き上がった二人を激励し、最後は永田の「1・2・3ゼア!」で締めくくった。


 昨年度の試合はドームのカードから外されたことでクサっていたとき組まれて意地を見せつけた試合だったが、今回の試合は永田も全てを出し切れば、中西も久しぶりに野人ぶりを発揮するなど二人の25年を見せつけた試合。永田も新日本プロレスのミスタープロレスに一歩進めば、中西もマナバウアーに挑戦しようとするなど、今後に意欲を持たせた。


 今年でヒクソン・グレイシーvs高田延彦が行われて20年目となったが、二人も格闘技の渦に飲み込まれた同士で、中西もMMAだけでなくK-1ルールでの試合にも挑戦、永田にいたってはIWGP王者だったのにも係わらずMMAに借り出され、ミルコ・クロコップやエメリヤーエンコ・ヒョードルにKO負けを喫し、「プロレス幻想を打ち砕いた」、「プロレス凋落の戦犯」とレッテルを貼られ、「IWGP王座を返上しろ!」まで言われた。
 しかしその暗黒期を抜け出し、ユークス体制になると永田もIWGPヘビー級王座を奪還するだけでなく、様々な団体に参戦することでプロレスの幅を広げ、中西も短命ながらIWGPを巻く事が出来た。二人は暗黒期という苦しい時代を生き抜いた戦友同士でもある。


 暗黒期は一昔になりつつあるかもしれないが、その時代があったからこそ今日があり、永田と中西の存在があるということを忘れないで欲しい。


 最後に永田裕志選手、中西学選手、デビュー25周年おめでとうございます。

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