女子プロレス
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プラム麻里子さんの追悼大会でカルロス天野が引退を表明
8月18日 OZアカデミー「プラムの花咲くOZの国2014」新宿FACE大会、全試合終了後(週刊プロレスモバイルより)
天野「本日は自分の方から報告があります。(以後、用意していた手紙を読む)私は5月以来、(この)OZアカデミー大会に来させていただきました。ずいぶんご心配をおかけしまして申し訳ありません。今日8月17日は故プラム麻里子選手のデビュー記念日、そして昨日8月16日はプラム麻里子選手の17回目の命日でした。毎年8月、この大会はプラム麻里子選手に捧げる大会です。私は今日の大会に来る運命にあったのだと思っています。私はずっとヒザのケガで欠場していましたが、実はそれだけではなく、この5月、左手の震えが始まり、脳の詳しい検査をしました。当初は皆様にご心配をかけたくない思いと脳の方は大丈夫だ、すぐ復帰できるぐらいと考えていたのです。ところが検査をしてもなかなか結果が出ず、病院から紹介状をもらい、次の病院に行くということを繰り返すことになってしまいました。月日だけが過ぎていきます。当初は相当腐りましたが、7月下旬、最終的に出た診断が外傷性脳幹損傷ということでした。症状名だけ言われてもピンとこないと思いますが、どうやら即死レベルのことらしいのです。こんなにピョンピョンしていることがお医者さまも信じられないらしいのです。ということで図らずもドクターストップがかかりまして、わたくしプロレスラーを廃業することになりました。
(会場から「えーっ」の声)ですが、引退の日は決定しておりません。私がよき時期にと、いつでも団体がスタンバイしてくれています。それに甘えようと思っています。皆様には申し訳ないのですが、決まり次第報告しますので、もう少しお待ちください。私はプロレスラーとしてまだまだ発展途上にあるものと考えていましたが、かけたハシゴを外された感でいっぱいです。無念です。悔しいです。でもこれはプラムさんからの警告と受け止め、この引退を甘受せざるを得ないと思っています。また詳しいことは決まり次第皆さんにご報告いたします。ご静聴ありがとうございました」
(会場拍手)関西「ドクターストップがかかってしまった以上、私たちも現状を知りながらも天野をリングに立たせることはできません。天野が引退を決意したということで私たちもそれを受け止めようと思い、今後の人生もあることなので、これは命あってのことなので、天野も命を大切にしてほしいと思います。これも何かの縁で、麻里子が守ってくれたのかなという気持ちもしています。でも、こうやってケガ人が続き、引退選手が出てくるなか、OZアカデミーはまだまだ健在です。まだまだ前を向いていきたいと思っています。皆さんもどうぞOZアカデミーを応援してください。今日は本当にありがとうございました」
天野「(いまの体調は?)左手が震えるというところから検査をするに至ったんですけど、左手が震えるということがいまの脳幹損傷と症状が合致してるかどうかはいま検査中なので、ぶっちゃけわからないんですけど、とりあえずお医者さまの方からはこういう結果が出た以上、プロレスをしてもいいとは言えないということだったので、潮時かなと思いました。(5月から欠場していたが、どんなことを考えていた?)復帰をすることを前提として考えていたので、なかなか結果が出なくて、なぜ結果が出ないんだろうと、じらされているような気持ちでずっと過ごしていました。(久しぶりに観客の前に出て、発表してどんな思い?)まだちょっとなんとも…。でも皆さん、温かくお話も聞いてくれたので、発表できてよかったなと思います。(引退試合は?)試合はもうできないんですね。いろいろ考えたんですけど…ルールで打撃や受け身を取らないという方向の試合をやるのはどうかとかいろいろ考えたんですけど、やっぱりプラムさんの17年前の事故があって、その意味を自分でも考えないといけないなと思いまして。プロレスの試合はもうどういう形であれできないんだなと思いました。(ファンに伝えたいことは?)とりあえずまだ引退式をいつやるか決めていないので。いま言ってももしかして、あとで違う気持ちになっちゃうかもしれないんですけど…。現役中は温かく試合を見ていただいて、本当にありがたいなと思っています」
OZアカデミーのカルロス天野が引退を表明した、天野は5月に左手の震えが止まらず、病院で診断した結果、外傷性脳幹損傷(脳幹=中枢神経系を構成する器官集合体の一つ。延髄と橋、中脳と間脳を合わせて脳幹と呼ぶ)と診断され一歩間違えれば即死だったことから、本人は引退を決意、発表した当日は試合中に不慮の事故で亡くなったプラム麻里子さんの追悼記念大会だったこともあり、天野が引退を決意した理由の一つにもなった。
カルロス天野は先に引退した日向あずみや輝優優、倉垣翼、宮崎有妃、美咲華菜とはJWPからの同期で先に走っていたのは天野だった、そして天野が付き人をしていた尾崎魔弓のOZアカデミーに参加、尾崎がJWPを離脱するとそのまま追随し、OZが団体化すると天野はベビー、尾崎はヒールと敵対関係となっていた。
引退発表の場にはダイナマイト・関西が側にいたが、ヒールという立場でなければ尾崎も天野の側についてやりたかったと思う。引退式は未定、おそらくだが天野の状態を考えると引退試合はなくセレモニーで留めるのでは、天野の引退も残念だが、1990年代のJWPに上がっていた女子レスラーが次々と引退していくのも時代の流れなのか・・・寂しいとしかいいようがない。PR -
華名と紫雷美央が試合後に口論・・・トリプルテイルズが最悪の形でファイナル
5月15日 トリプルテイルズSファイナル東京 新宿FACE 270人
<試合後のコメント・アピールなどは週プロモバイルよりり>
◇第1試合◇
▼20分1本おっさん ○旧姓・広田さくら(16分31秒 体固め)華名 ×松山勘十郎
◇第2試合◇
▼20分1本
○紫雷美央 HAYATA(10分43秒 体固め)Xダイナマイト☆平日 佐野直
◇第3試合◇
▼オーバー・ザ・トップロープ3WAYマッチ/20分1本
○木高イサミ(12分33秒 オーバー・ザ・トップロープ)X円華
※もう一人は怨霊
◇第4試合◇
▼20分1本
葛西純 宮本裕向 ○大畠美咲(16分15秒 ブルーダリア)入江茂弘 三原一晃 X下野佐和子
◇第5試合◇
▼60分1本
○華名 中島安理紗(21分45秒 腕折り)紫雷美央 X春山香代子
(試合後、美央が春山とともに花道を下がる。すると華名がマイクを持ち)華名「美央、待てや! オマエの興行やろ?美央はどうしたいねん? こっちに対してケンカ売りたいのか、そうじゃないのか」
美央「ケンカっつーのは同じレベルの者同士だから始まるもので、自分と華名さんは見てる論点が違ったんで、自分はこれ以上、絡む気はございません」
華名「ちょっと待ってくれ。なんか私が悪いみたいやな?」
美央「悪くないっすよ。華名さんには華名さんの筋があって、自分には自分の筋があって…」
華名「ああ? じゃあ言ってみろ! それやったら、ああ? 自分のせいにしてるんやろ? アンタが! 大阪の時に言ったろ。私が『隣におるから上がらへん』って。なあ、そう言ったよな? オマエのせいなんちゃうんか? こっちのせいにせんといてくれ」
美央「それだけだと思ってるんですか、ホンマに!」
華名「ああ、なんやねん?」
美央「テイルズで組んでるにも関わらず、栗原さんと組んだり、大事なトーナメントの時、自分を選んでくれなかったじゃないですか!」
華名「なるほどなあ。それやったら言えばよかったな。嫉妬したってことか?」
美央「嫉妬じゃありません。自分がやりたかったタッグは、ダメな時に一緒に支え合って、一緒にのぼっていくものだと思いました」
華名「それ後付けやろ」
美央「どうかしれませんが、自分の気持ちなんすよ」
華名「悪いけどな、(場内の)拍手してるヤツ、ちょっと違うぞ。悪いけどな、オマエと私はレベルが違う。一緒にはされたくない。何が違うか分かるか? それはな、私はリスク背負って、背負い続けとんねん。私は攻めて攻めて攻めて攻めてな。オマエ、なんやねん? 乗っかるだけ乗っかっておいて、オイシイところだけちょっともらって、“後はお願いします。勝手にやってください。頼みます”ってなんやねん。そんなんやったら、そんなんやから、そんな調子やから成功できへんねん。分かるか? そんなやり方なら成功はせえへんわ。人のせいにすんな、悪いけど。開き直るな。もっと誠意見せてくれよ。オマエがやりたい言うた興行やろ? ちゃんとしろよ。なんやねん」
美央「言うことないです。皆様、ありがとうございました、これがテイルズの最後です! 自分たちの意思は添いませんでした! でも応援してくれた皆さん、また大阪と一緒になっちゃいますけど、すみませんでした。でも、別の道見て頑張ります」
華名「オマエには無理や! 悪いけど、そうやって人に不義理するようなヤツは成功するわけないねん。悪いけど、オマエにはできへん。見てみろや、中島を、志田を見てみろや。リスク背負ってやってるやんか! 団体守ってるちゃうんか? 攻め続けてるやろ! オマエにはそれができへんねん! だからオマエは中途半端やねん! 人のせいにすんな! 悪いけどな、人のせいにすんな! 私の隣におるから上に上がられへん、そう思うな! オマエの価値はそれだけや。じゃあな!」
(華名が去りかけると、美央は地声で)美央「ありがとうございました。華名さんのプロレスはリスクです。自分のプロレスは人とのつながりと、人との支え合いだと思います。自分が4団体に入ったのは、自分を認めてくれた人に、自分の力を認めてくれた人に! 全部を返したかったからです」
(すると華名がリングサイドに戻り、再びマイクを握る。)
美央「…もうこれ一生終わらないですよ…」
華名「4団体に入って、その4団体で中心人物になってんのか? なってへんやろ。それが結果や!」
(華名が去る)
美央「この空気どうしろと言うんや! 勝てませんでしたあ! 華名さん強いよ、センスあるよ、色々やってらっしゃるよ!! すげー、すげーや! 自分ももっと頑張りますよ、ありがとうございましたあ!」
<バックステージ>
美央「あんな押し問答するつもりなかったんですけど。区切りがないねえ、あの人。いつまでも食らいついてきて、まあだからああいうふうに、ああいうふうに女子プロレス界、引っかき回せるんちゃいます? 私にはああいうふうに、人のことを、なんつーのかな、ディスれない。プロレスって相手の人を認めてからすげー試合ができたり、もっと2人で頑張ろうとか、できるんじゃないかなって。今さらになって涙出てくる。
華名さんからしたら、私はリスクを背負わず人に乗っかってるだけかもしれない。そりゃそうだ、最初から私は非力なんだから、人に助けてもらって、この業界フリーでどうにかできて、団体さんに認めてもらったから、私は仕事がもらえて7年間もプロレスすることができた。それなのに…それを確かに便乗しただけとか言われたら、それでおしまいだと思う。
(涙をこらえながら)でも私は私なりに認めてもらった人に喜んでもらえるようなプロレスがしたくて、ファンの人でも選手同士でも、この試合やって楽しかったなって、オマエと試合して凄かったなって言われるように、ダメだったからこそ頑張ってきたんです。あの人は最初からカリスマだったんでしょう。自分みたいに下から人に助けてもらわなければここにいられなかった人の気持ちは分からないんでしょう。
でも私が4団体に入ったことは、リスクがなかったとは思いません。自分がこれをやったことによって、ファンの人たちからしたら何が変わったんだとか、おねーちゃんそれで影が薄くなったとか、そういうふうに言われてます。でも私はいま自分が4団体になったばかりの時、すぐに頑張って勢いでタイトルに挑戦して全部ダメで、タイトルがダメだったからこそ次は何ができるんだってなった時に、団体が盛り上がるように、自分のできることを探して。団体のこれから上がる選手とか、アイスリボンでもみんな若い子たちが自分のこと慕ってくれて、WAVEの中でも桜花さんとか自分としっかりずっとタッグ組んでくれて、ユニオンだったらイサミさんが一緒にTシャツ作ってくれたりスーザンさんが『美央ちゃん、入ってくれてありがとう』とか言ってくれたり、OZなら尾崎さんが『オマエはダメだな』って言いながらも笑顔でずっと一緒に悪いことしてくれてて…。
それでやってる私の努力をノーリスクだと言われる筋合いはねえ! でもあそこで言ったところで、華名さんからすればノーリスクだって言うので、あんなところでお客さんの前で口論するのは私的には嫌なので諦めました。
華名さんは確かにリスクも背負ってるし、自分もお世話になってます。でもあんなふうに自分のリスクを否定されたのは凄く悔しいです。でも見てるところが違います。華名さんは一人で上がりたい人。その華名さんはこれだけ今まで組んでいた人のことをああいうふうに言えるなら、というか、今までの華名さんは円満に別れたことはなかったと思います。上に上がる人は我が強いところがあって、そういうのも大事なんだなって思います。でもこれから誰かと華名さんが組むんであったら、その相手と本当に見てる先が一緒か…、(泣きながら)自分が……自分だけが、そいつと組んだんだったら…。大事なところは一緒にいてほしかったです。以上です」
華名「ええっと、まあ前回の大阪でそういうふうな別れ方になったんですけど、結局は美央が私のそばにいたら上に上がれないと言ってましたけど、私からしたら人のせいにすんなと。オマエの実力、力不足ちゃうんか?と。私はそう思ってます。人のせいにして、人に乗っかるだけ乗っかって。私は悪いですけどリスクを背負い続けて、攻め続けてますんで。ただ、美央の場合は乗っかるだけ乗っかっておいてオイシイところだけもらって“後はお願いします。何もしません。お任せします”と。悪いですけど、そんなヤツがね、成功するわけない。
悪いけど、中島なんか嫌いやけど、それは性格が合わへんしブスっとしてるから好きやない。そやけど団体背負って団体を守って、そんな姿をお客さんは分かんのや。プロレス通して責任持ってリスク背負ってやってるなって分かる。志田もフリーになって攻め攻めやわ、おもろいくらい。そうじゃなくて、乗っかってオイシイところだけもらって頑張りません、そんなヤツ悪いけど、上になんか上がられへん、絶対に! 私は個人でね、レスラーとして個人として、自分の興行を後楽園やって、レギュラー化しようとしてる。それはリスクある。それで入らへんかったらまた叩かれるやろうし、色んなこと言われるやろうけど、それでも闘い続けてるよ、リスク背負って。
なんやねん、4団体入った、分かりました? ほんでその一つでも自分、中心人物になってんか? なってへんやん。そんなんお客さん分かんねんて。お客さんは乗っかってるだけって分かんねんって。私は大阪で怒ってん、マイクでも言った。これが本音やなと思います。コイツずっと絶対上がれへんわと思いました。
でも東京までどうにかやるんちゃうんかって期待してました。…大阪より悪いわ。全然、誠意も見えへんし、オマエがやりたい言った興行。なんで私ばっかり。リスク背負って、私だけの興行のように頑張って、オマエ何やってんねん? オマエそれで成功して上に上がりたいなら、成功してからやってくれよ! オマエなんやねん。
悪いけど人とのつながりとか言ってるけど、あんなやり方やったら人とつながれへんよ、悪いけど。私はなんで後楽園でできてるかって、プロレスであんな感じになってるけど、それは人とのつながりやねん、こっちから言わせてみればな。色んな人が助けてくれてんねん。スタッフもお客さんのプロレスラーの方も。私が呼んで、私の興行を見に来てるファンの人たちを楽しませようとしてる。それが出てくれてるレスラーや。私のこと嫌いやったとしても出てくれてる。私のお客さんに対してのおもてなしやし、ちゃんとやってくれてるから。
美央のやり方はファンにも失礼だし、こっちにも失礼やし。あの子のやり方は成功するとは思えへん。成功するんやったらやり方変えへんと。開き直ってる場合じゃない。これでええと思ったら大間違い。まず4団体で中心人物になってみろ、悔しいんだったら。そんなんにもなられへんて、私がそばにいるから上がられへんと言うんやったら、それは“人のせい”やで。オマエの実力不足や。私は後楽園をレギュラー化させて攻めていきます。彼女はどうするか、これからファンの皆さんは期待してくれてもええと思うし、応援してあげたらええなと思います。それぞれ頑張っていきますんで。
今後? 絡むことはないでしょうね。向こうも嫌やろうし、私がじゃあ何をしたんや?と逆に言いたい。私は他の人と不義理してるというか、悪い終わり方してるとか言うてたみたいだけど、じゃあ私は美央に対して何をやったの?って。テイルズ一緒にやろかと。私がリスク背負ってやってましたけど、乗っかってた部分もあって、そやけど一緒やって攻めていってやっていって、メインとかも譲ったり。自分で頑張れるように活躍できるようにと譲っていたと思います。
それをうまいこと応えられへんかったのは美央やし。そもそも最後の方は活動してないですからね。それでいて解散したいと言いだして、なんやねん私のせいかい?と思ってしまいますよね。
じゃあ私は何をしたんだと、聞いてほしいですね。結局、私が目立ってしまうというのなら、あなたの実力。あなたが口だけでプロレスしようとしたり、それがフェイクになってるのミエミエやしね。それやったら技術も含めて成長してもらいたいなと思います。結局、ごまかしてごまかしてやっていくなと。
(いつ頃からズレを感じていた?)うーん、大阪の前くらいの大阪興行ですね。もうやる気ないねんなあと感じてました。テイルズとしてやりたくないんやろうなと。ああ、もう邪魔やと思ってるんやろうな、もうやらんとこって思って。そこから解散したいんですけどって言われて何で?みたいな。そこから結構空いてるんです。『一人で頑張りたい』『私関係ないやろ』みたいな。じゃあやめやったらええんやないのと。無理やりというか、まあ無理やり。しょうがないなと。ただ解散すると言って興行、お客さんが興味持つんかなと思ってましたね。言ってましたし、でもそれやったら私が頑張りますと。なんもやらへんから。
華名「私はきちんとやった。でも彼女からは何も聞いてない」
(美央は大事な時に一緒にできなかったと発言していたが?)はいはいはい。それはしゃーないですよね? 栗原が引退するっていうことだったんで。それは私はちゃんと言いました。悪いけど、組んだりしてるし興行もやってるけど、フリーやし、栗原とは最後やから組ませてくれ、組むから大丈夫か?って聞きました。そしたら『はい、分かりました』と言いました。私は興行やるって言ってから、4団体の話を聞いてません。私は常に、団体に入るという話も美央にしましたし、(内緒にするのは)嫌がると思ったので。そういうこともきちんとやりましたし、でも彼女からは何も聞いてないです」華名と美央によるトリプルテイルズ'Sの東京ファイナル大会が開催されたが注目は4.26大阪大会で仲間割れとなった華名と美央、二人はメインでのタッグで対戦した。二人はスタートから対峙するが、以降は意識し過ぎたのか絡みがないまま試合が進む、華名はアームロックで春山を追い詰め、美央がカットに入るも、華名が腕折りで春山からタップを奪い勝利となったが、試合後は華名と美央が口論、美央が華名と決別でトリプルテイルズは後味の悪さを残したままファイナルとなった。
バックステージでは互いに今までの鬱憤を晴らすがのように不満をブチ撒けていたが、トリプルテイルズは華名が中心となっていたが、美央もレスラーとしてのレベルを上げ4団体(アイスリボン、OZアカデミー、WAVE、ユニオン)の所属となり、女子プロレスを代表する選手にまで登り詰めたことで二人の立場が変わってしまったのが、二人の仲違いの原因になったのではと思う。
残念なのは二人が大阪大会で仲間割れとなったことで、見ていた側としてはリングの中での決着を求めていたはず、だが二人は感情的になったことで、ぶつける先を外へ向けてしまい、観客に後味の悪さだけを残して二人でファイナルをぶち壊してしまった。最後の口論は観客に見せるべきものではなかったのではと思う。
華名と美央の関係は今後どうなっていくのか、二人がプロレスのリングに立つ限りはいつかは交わり合う、だかその時はどうなっているのかわからない…
テイルズ興行ご観戦ありがとうございました。 本当に後味悪くなるし、自分負けた身なので、帰ろうと思ったら、呼び戻されて、あんな締めになってしまって申し訳ありませんorz
— 紫雷美央 (@mioshirai0214) 2014, 5月 15リング場で言い合いをいつまでも続けてもと思い、あのくらいで自分の気持ちを伝えましたが、試合後の取材で、自分のしっかりした考えは伝えたので、あのやり取りでモヤッとされた方々は、インタビューを見てもらえたらなって思います。 ただ、編集されたり抜粋されなければですがね( ;´Д`)
— 紫雷美央 (@mioshirai0214) 2014, 5月 15トリプルテイルズ.S新宿大会終了。これほど後味が悪いエンディングは記憶にないであります。
— 須山浩継 (@suyamahakusyak) 2014, 5月 15華名選手と美央選手の決裂、次回の火曜女子プロレスで書くべきなんだろうが、どうにもこうにもコラムとしての落としどころが見えてこないであります。
— 須山浩継 (@suyamahakusyak) 2014, 5月 15 -
長与千種が新団体「Marvelous」を設立へ
3月22日 長与千種プロデュース興行「Marvelous Night vol.6 That′s女子プロレス」大田区総合体育館 3500人
◇第1試合◇
戦慄!極悪同盟降臨 ノールールマッチ 30分1本
○長与千種 花月 彩羽匠(20分6秒 エビ固め)×ダンプ松本 KAORU 世Ⅳ虎
※蛍光灯攻撃
(試合後)ダンプ「オイ、お前ら(=観客)うるせーんだよ! ババアになっちまって、こんなババアになってもな、長与! お前を応援してくれる奴らがいるんだよ! すげよお前は! だがな、こういうババアはここだけじゃない。日本全国にいるんだよ! 長与! 地方を回るぞ! 地方のババア達にも見せてやるぞ!」
◇第2試合◇
魔窟万里の道も人妻の愛の一歩から 30分1本
○アイガー(12分3秒 呪橋)×旧姓・広田さくら
◇第3試合◇
Fresh Fresh Fresh 30分1本
○大畠美咲 紫雷美央 藤本つかさ(9分58秒 片エビ固め)下野佐和子 ×山下りな 松本浩代
※ダイビング・ボディプレス
◇第4試合◇
DIANA PRESENTS 30分1本
○井上京子 Sareee(14分19秒 エビ固め)堀田祐美子 ×下田美馬
※ナイアガラドライバー
◇第5試合◇
十文字姉妹 VS スターダム!で送るセミファイナル 45分1本
○紫雷イオ 夏樹☆たいよう(19分3秒 アルコイリス・デ・イオ)DASH・チサコ×仙台幸子
◇第6試合◇
6人タッグマッチ 60分1本
○KAORU 井上貴子 浜田文子(20分59秒 片エビ固め)神取忍 里村明衣子 ×植松寿絵
※ムーンサルトプレス
(試合後)
長与「KAORUちゃん祭り、パート2をやろうと思います。しかし少し時間をください。一つだけ決まりました。7月6日、浜松から、色んな地方に出かけていきます! KAORUちゃんを励まして、叱咤激励してもらおうと思います。そして沢山のレスラーたちにもまた協力してもらうことと思います! どうぞよろしくお願いします。まずは7月6日に向けて皆頑張るように。
そしてもう一つ、プロレスの団体を作ります。自分の残された人生が、あと20年、30年か分かりません。全てを注ぎ込みたいと思います。女子プロレスのために、大好きな女子プロレスのために、少し頑張ろうかなと思いました。立ち上げは、旗揚げははるか先ですが、団体名は作りました。Marvelous(マーベラス)です。一生懸命、これから新人を募集して、一生懸命鍛えて、旗揚げ戦まで頑張ろうと思います。全部の人生をつぎ込みます。どうか、よろしくお願いします」
(バックステージ)
長与「よかったですね。夢を叶えていくって素晴らしい事ですね。1つずつの夢を本当に叶えられる場所っていうのは、リングの上に沢山あるんですね。まだまだ、プロレスもそうだし、今ともちゃんもすごく楽しかったって言ってくれたんですけど、リングの上にはいっぱいいっぱい夢が詰まっているので、それをどう解き放ってやるか、叶えてやるかっていうのがとっても大事なんで、自分は今まで沢山叶えてもらったんで。今度は、叶えてあげる側に立っていこうかなと。ちょっと遠回りはしたんですけど、でもあの遠回りするだけの価値はあったと思います。社会の色んな事を知って、全く違う世界に触れて、色んな常識を学んで、そしてまた栄養を得たのでそこからまたプロレス界のほうに人生をつぎ込みたいなと思います。また1からオーディションですけども、募集します。いつでもいいので、あの、うちの会社の方に履歴書送ってください。身長も問いません。身長も問わないです。うちは最初っからちっちゃい子育ててますから(苦笑)。ほんとにしっかりと次の世代次の世代、いろんな世代に受け継がれる女子プロレスでありますように。その願いを込めて、一生懸命やっていこうと思います。プロレス頭をそろそろ開花させようと思いますのでよろしくお願いします」
――7月の大会は新団体ではなく?
長与「とりあえずKAORUちゃんで、リクエストのあった、ブログ上やツイートでもそうですけど、沢山ありました。その中でも抜粋して、何を抜粋するかといったら会場ですね。会場を急に押さえなきゃいけないので、押さえられた所からKAORUちゃん連れて行こうと思います」
――そこは長与千種プロデュース興行で?
長与「プロデュースです。改めて、年内中に色んな詳細、会場もそうですし道場もそうですし、全部用意するつもりなので、まあ大体の目星はついているので、それがちゃんと的確に皆さんにお伝えする日がもう間もなくだと思いますので、もう少々お待ちいただけるとありがたいです。道場で徹底してトレーニングをやらせていきたいなと思います。ただ無駄は省きますけど」
――団体名はMarvelous。カタカナですかアルファベットですか?
長与「基本は英語なんですけど、登記の中にプロレスのスポーツエンターテイメントのほうで入れさせていただきたいと思います」
――今回の大会名であるMarvelousがそのまま団体名になる形?
長与「毎回毎回色んな事が起こるので、それは驚異的な事でもありますし、もうほんとに異質でもあるし、素晴らしいことでもあるので、そのまんまをいきたいなと思います」
――新団体所属選手というのは?
長与「誰もいません」
――KAORU選手も含めて?
長与「KAORUにも全然交渉してないです。ほんとに、ゼロからのスタートです。だからやりがいがあるのかなと。20年30年続けて。ほんとはあの、年間200試合目標な団体にしていきたいと思います。そこは全女イズムなんですけどね(苦笑)。ほんとレスラーは色んな所で、地方でもそうですけど、試合やってもまれて、成長もしていくんで、そういう団体であればいいかなと思います」
――旗揚げの時期に関してはいつ頃スタートの予定ですか?
長与「できればほんとに今から募集をかけて、たとえそれが少ない人数でも、旗揚げはします。ので、やっぱり半年から一年見ていただければと思います」
――道場のオープンの時期は?
長与「今、実はいくつか目ぼしい所がありますので、あとはプロレス使用でOKかというだけ。ほぼ確定なんですけど」
――そこが確定してリングが置けるとなって募集ですか?
長与「もう募集はかけます」
――クラッシュギャルズ30年のイベントをやっていくということですが、ライオネス飛鳥さんと一緒にやると考えて間違いないですか?
長与「そうですね。やはりクラッシュに関してはやっぱり相方が居ないと。何があっても、彼女じゃないとダメなので。彼女じゃなきゃ嫌なので。もちろん彼女もプロダクションに所属していますので、プロダクションのご協力を仰ぎながらやれたらいいなと思います。でもさっき面白い話が出てて、ナンシー久美さんにお会いしたんですよ。アマゾネス女王歌ってくださいと直談してて、自分で(笑)。マキ上田さんも知ってるというんで、ビューティー・ペアさんお願いします、自分は言えませんとか言ってて。そうすると30年史じゃないですけどできればいいですね。色んなそういうことができればいいなと思ったりもします。いっぱいいますね歌ってる人達が」
――新人レスラーは経験不問ですか?
長与 「別に問わないですね。ただあの、ほんとにあの、やっぱプロレスを考えてる時間が1番幸せなので、その自分の頭に任せてくれる選手が居るんだったら。ただあくまでも、行儀の悪いことだけは自分はしたくないので、多団体の時代ですから、ちゃんとそこの所はちゃんとやってもらわないとと思いますけど」
――長与さんの中で目星をつけている選手はいますか?
長与「いやあの、やっぱり皆各所属をちゃんとしてる子も沢山いますので、フリーの選手でも沢山いい選手いっぱいいますので。ただ今フリーの選手でも色んな枠で色んな所に出てますので、本当にフリーがいいという人達も沢山居ると思うんですよ。だから全くそういうのを思ってないですよ。運命的な導きがあればいいなと思いますけど」
――長与さんは新しい団体で試合はされるんでしょうか?
長与「しません。しません」
――KAORUさんのツアーはリング上がられるんですよね?
長与「いや上がりません」
――7月も?
長与「上がりません上がりません。自分で弄らせて欲しいんです。今日は自分が出ることによって、色んな事ができなかったんですね。もっといじって、もっと見たいんですよ選手を。選手を見て色んな事を考えたいとか」
――今日が最後の試合になる可能性も。
長与「可能性が大ですもう。ただあの、あります、オファーはあります。オファーされてるのもありますけど、それはちょっと深く考えたいと思います。ただ今はそれは自分の口からはあかせないので」
――新団体はプロデューサーとして、プレイヤーはなし?
長与「なしです」
――プロデュース興行も新団体も選手ではない?
長与「ないですね」
――ゼロで出て来るとかもないですよね?
長与「いや、ないですよ(苦笑)。もうね、今日ほら、散々やられたでしょ? あそこまでやられれば本望かなみたいな」
――プロデュース興行は年に何回を予定してますか?
長与「えーっとですね、年内ほんとは、今ネゴシエートしてるのは大阪もやってますし、北関東エリアもやってますし、九州のほうもやってますし、やっぱり冬に、7月からスタートしても冬には西のほうにずっと下に下がっていって、その前に東北とか行きたいですね」
――旗揚げしたら団体の興行とプロデュース興行は両方やるんですか?
長与「今うちのスタッフもそういうこと勉強させてる最中なんで、ここで勉強させなきゃいけないんです。これも勉強かねてなので、作戦の、こっち側が使う人間というのも作戦の一つなので。地方の人達も見たいんですよ」
――クラッシュギャルズ30周年はどんな形でやろうとしていますか?
長与 「飛鳥の事務所がパーフィットさんっていう事務所に所属してるんですけど、そこの社長と話をしてて、ちゃんと色んなプランを練ろうねって話になってますので、それはちゃんとプレスリリースとか、色んな事でお話があると思います。一緒にやっていければいいなと」
――コンサートですか? プロレスをやるわけではない?
長与「プロレスはできません。そこにほんとに、色んな昔の選手の人達いっぱいいますから」
長与千種プロデュース興行が開催されLLPW-X、OZアカデミー、アイスリボン、仙台女子、スターダム、大阪女子、ディアナ、ユニオン、フリー勢が参戦。第1試合では長与が一夜限りの復帰を果たし花月、彩羽と組んで骨髄炎で3年間欠場していたKAORU、世IV虎を加えた極悪同盟と対戦。試合もブランクと古傷の膝、ダンプからのフォーク攻撃などの流血で、KAORUのハードコアスタイルに長与が苦しむも、花月と彩羽の援護を受けた長与が回し蹴りで反撃、終盤には長与がダンプを一斗缶で殴打してから、大日本プロレスばりの蛍光灯束での殴打で3カウントを奪い勝利、試合後はダンプが長与vsダンプで全国行脚を長与に呼びかけたが、長与は呼びかけには応じなかった。
メインにもKAORUが登場して貴子、浜田と組んで神取、里村、そしえ昨年引退し一夜限りの復帰となった植松と対戦。試合は神取と植松が同士討ちとなった隙を突いたKAORU組は植松に集中砲火を浴びせ、KAORUがエクスガリバーの連発からのムーンサルトプレスで3カウントを奪い勝利、試合後はKAORUが入院中に励みを受けたという華原朋美さんが登場、『I'm Proud』『DEPARTURES』を熱唱してKAORUの復帰を祝した。
そして長与がエンディングで重大発表を行い新団体『Marvelous(マーベラス)』の設立を発表、長与は現役復帰せずプロデュースに専念、選手も現時点では誰も勧誘していないという。
長与といえばGAEA JAPAN、1993年に現役復帰を果たした長与は翌年にGAEAを設立、所属選手はKAORU、ボンバー光だけだったが里村、加藤園子、永島千佳世、植松などを輩出、脅威の新人と呼ばれ女子プロレス界の話題となった。だが北斗晶の入団、長与の盟友であるライオネス飛鳥の参戦から全日本女子プロレス、JWPを退団した選手達がフリーとなって参戦するようになり、長与も飛鳥とのクラッシュギャルズを復活させるなど、全女を凌ぐ団体になるも、2005年に長与が引退と共にGAEAも解散した。
長与が花月の指導で女子プロレスに携わるようになってから新団体設立へ走るのではと思っていたが、現在の女子プロレスの流れもGAEAの時と変わっているし長与も現役ではない。団体の概要はわかっていないが成功するかどうか現時点ではわからない。果たして長与がどんな団体を作り出そうとしているのか・・・ -
紫雷美央が4団体と所属に・・・複数団体との所属契約も新しいプロレスの在り方なのか・・・
(バトルニュースより)
1月22日(水)、フリーの紫雷美央が都内のニコニコプロレスチャンネルのスタジオで重大発表会見を行った。
「フリーのままでは行き詰まっていると感じているので団体に所属することにしました」と言った美央は、何とユニオンプロレス、OZアカデミー女子プロレス、アイスリボン、プロレスリングWAVEの4団体に所属すると発表。会見にはユニオンのナオミ・スーザン代表、OZアカデミーの尾崎魔弓代表、アイスリボンの代表代行として藤本つかさ、WAVEのGAMI改め二上美紀子代表も出席。2013年にDDTの飯伏幸太が新日本プロレスとの二団体所属を発表したが、美央は「この4団体にすごくお世話になっていて、どこか1つの団体さんに入るというのは取れない。だからといってフリーのままでどこまで恩が返せるか考えると行き詰まる。そこで自分のほうから4団体所属というのはどうでしょうか?と提案させていただきました」と、史上初となる4団体所属に至った経緯を説明。
ユニオンのスーザン代表は「初めはとてもビックリしましたが、4団体所属というのは面白いと思いましたし、新しい形態に関われるのは楽しみ」と語り、OZの尾崎代表は「OZアカデミーは私の団体なのに所属選手がまったく言うことを聞いてくれない。なので、今回この話をもらったときは万々歳!」と言ってニヤリ。
アイスの代表代理として会見に出席した藤本は「すごい面白いと思いましたし、志田(光)が3月で退団するので、美央さんが入ることでだいぶ助かるというか、アイスリボンの層が厚くなると思う。美央さんの飴と鞭で一緒に新人も鍛えてほしい」と語り、最後にWAVEの二上代表は「旗揚げ当時から美央には出てもらっているし、この中では一番付き合いが長い団体。顔面偏差値が非常に高い団体になってきているので、美央に入ってもらってさらに顔面偏差値を上げてもらってビジュアル面を補強したい。プロレスも期待している」と語るように、4団体とも美央の4団体所属を歓迎。気になるのは4団体に所属することで大会スケジュールが重なったりした場合、美央はどの団体の大会に出場するのかどうかだが、その件について美央は契約することで各団体さんとスケジュールの調整ができればいいと語ったが、早速2月11日(火・祝)は昼間アイスリボン蕨大会があったあと、夜はユニオンの横浜大会とWAVEの新木場大会があるという。
そこでその場で4代表が協議した結果、ユニオンの試合順を最初のほうにすることで、すぐに新木場に移動すればWAVEの大会に出場することは可能と判断。アイスの蕨大会→ユニオン横浜大会→WAVE新木場大会の順に出場することになったのだが、そのついでにWAVE新木場大会終了後、都内でOZがイベントを開催することを急遽決め、そこにも美央は出席することが決定。
美央は「ある意味、4団体所属はやっちゃいけないことだと思いますけど、紫雷美央は年が明けてから『やっちゃいけないことをやりたい!』と言っていたので、まずこれが出来たのが嬉しいです。楽しいことがやりたいです」と語った。
フリーで活動していた紫雷美央が主戦場にしていたアイスリボン、WAVE、OZアカデミー、ユニオンの4団体と所属契約を結んだことを発表した。昨年に飯伏幸太が新日本プロレスとDDTの二団体と同時契約を結んだが、美央は4団体と契約、それだけ4団体から高い評価を受けているということだと思う。
現在の日本マット界は各団体がテリトリー化している時代、団体が所属選手を貸し借りし、またフリーの選手が重宝される。複数の団体と同時契約というのも、現在の日本プロレス界の新しい在り方になりつつあるのかもしれない -
弟子に師匠を横取りされた里村明衣子・・・かき乱される!
10月17日 センダイガールズプロレスリング「大変革 為せば成る...」 後楽園ホール 1200人
(試合後のコメント、詳細などは週刊プロレスモバイルより)
▼第1試合 スペシャルタッグマッチ 15分1本勝負
○松本浩代 水波綾<WAVE>(13分7秒 エビ固め)DASH.チサコ ×仙台幸子
旋回式パワーボム
▼第2試合 シングルマッチ 15分1本勝負
○ライディーン・鋼<JWP>(10分40秒 体固め)×旧姓・広田さくら
※フロッグスプラッシュ
▼第3試合 超世代闘争【新星VS重鎮】シングルマッチ勝ち抜き戦8vs.8 各10分1本勝負
○[新星]花月 志田光<アイスリボン> 彩羽匠<スターダム> 夕陽<ZERO1野良犬道場> Sareee<ディアナ> 勝愛実<JWP> 世IV虎<スターダム> 朱里<WNC>(1-0)×[重鎮]里村明衣子 アジャ・コング<OZアカデミー> ダイナマイト関西<OZアカデミー> 豊田真奈美<フリー> コマンド・ボリショイ<JWP> 井上貴子<LLPW-X> 井上京子<ディアナ> ダンプ松本<極悪同盟>
①[新星1人目]○彩羽匠<スターダム>3分34秒 反則勝ち)[重鎮1人目]×ダンプ松本
※レフェリーに対して斗缶で殴打
【試合後】
松本「ふざけんな! まだ何もやってねえじゃねえか。何で反則になるんだよ。ダラダラ、ダラダラしやがって、長与千種が好きでプロレス界入ったんだろ? 千種はやられてもやられても立ち上がった。だから面白かったんじゃねえかよ! オマエ千種の何を見て来たんだ、オマエが何を知ってんだ。そんなことで千種のファンとかヌカすな、バカヤロー! 千種、おい、千種いるか? 千種来てるはずだろう。いるじゃねえか! 立てよオラ!」
南側客席に座っていた長与が立ち上がると、場内は大歓声。
松本「おら、オマエ(彩羽)の好きな長与千種だ。千種、これみてどうだ? こんなんでいいのか? コイツはオマエのことが好きだ。オマエが面倒みろや。オマエが面倒みて育てろや! そしてダンプにかかってこい! 一言、どう? マイク持っていけよ!」
長与「オマエは50過ぎても元気だな…」
松本「世間では50だけど、まだ48、49だ」
長与「(彩羽に向かい)オマエが倒せ、オマエが倒せ!」
松本「(彩羽に)長与に弟子入りして来い! オマエ、面倒見ろや!」
長与「ロッシーと話をするよ」
松本「ロッシー聞いたか? 俺は物足りねえんだ!」②[重鎮2人目]○井上京子<ディアナ>(3分30秒 体固め)[新星1人目]×彩羽匠(スターダム)
※ラリアット
③[新星2人目]△朱里<WNC>(10分時間切れ引き分け)[重鎮2人目]△井上京子<ディアナ>④[重鎮3人目]○コマンド・ボリショイ<JWP>(3分34秒 センセイ固めII)[新星3人目]×Sareee(ディアナ)
⑤[新星4人目]○志田光<アイスリボン>(4分12秒 エビ固め)[重鎮3人目]×コマンド・ボリショイ<JWP>
※魂のスリーカウント
⑥[重鎮4人目]○豊田真奈美<フリー>(5分53秒 ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド)[新星4人目]×志田光<アイスリボン>
⑦[重鎮4人目]○豊田真奈美<フリー>(3分47秒 体固め)[新星5人目]×勝愛実<JWP>
⑧[新星6人目]○夕陽<ZERO1野良犬道場>(3分37秒 ハニートラップ)[重鎮4人目]×豊田真奈美<フリー>
⑨[新星6人目]○夕陽<ZERO1野良犬道場>(5分35秒 後方回転エビ固め)[重鎮5人目]×井上貴子(LLPW-X)
⑩[新星6人目]○夕陽<ZERO1野良犬道場>(4分30秒 ハニートラップ)[重鎮6人目]×ダイナマイト関西<OZアカデミー>
⑪[重鎮7人目]○アジャ・コング<OZアカデミー>(0分21秒 片エビ固め)[新星6人目]×夕陽<ZERO1野良犬道場>
※垂直落下式ブレーンバスター
⑫[新星7人目]○花月(4分52秒 首固め)[重鎮7人目]×アジャ・コング<OZアカデミー>
⑬[重鎮8人目]○里村明衣子(5分38秒 片エビ固め[新星7人目]●花月
※デスバレーボム
⑭[新星8人目]○世IV虎<スターダム>(6分26秒 体固め)[重鎮8人目]●里村明衣子
※ダイビングセントーン 世IV虎の一人残りで新星軍が勝利
【試合後】
世Ⅳ虎「勝ったぞ! おい、里村。ウチはやられたオマエとやるためにここに来たんじゃねんだよ。仙台でビッグマッチがあるらしいな。ウチはそこのメイン張るつもりでいるから、オマエ、シングル組めよ!」
花月「勝手なこと言ってんじゃねえぞ。仙台はこっちのホームなんだよ。11月16日、サンプラザ、里村VS花月をやるに決まってるんだよ」
世Ⅳ虎「悪いけどそんなの知らねえよ。勝ったのはウチだぞ。負けたヤツがしゃしゃり出るな」
花月「黙れよ! みんな里村VS花月みたいに決まってるだろ」
世Ⅳ虎「そんなの決まってねえよ。うっせーからよ、里村とシングルやる前にぶっ潰してから里村とやってやるよ。近々シングル組んどけよ。そこんトコ、世露刺苦!」
世Ⅳ虎が去ると、里村が「ちょっと確かめたいことがあるんですよ!」と切り出し南側客席を駆け上がって長与のもとへ。眼前に立つと、追ってきた花月が割って入る。しばしにらみ合ったが、里村が周囲に引き離され、リングに戻る。その間、長与は花月を連れて会場を去った。
里村「これは決着つけないとダメですね。今日は結果は負けです! でも、何か私に火が付きましたね。このままじゃ私はただの丸くなった1レスラーで終わるんだよ。絶対ここから這い上がってやるから! でも長与千種がこれからやろうとしていること......何かあの人は企んでいるからな。トコトン......トコトンあいつが育てた花月と勝負してやりますよ。今日は重鎮が負けましたけど、こんなんで引退する重鎮はいますか? 絶対いないですよね。皆さん、部下に辞めろって言われて辞めますか? 辞めないですよね? ここから重鎮はさらに這い上がるべきなんですよ。昔に戻るんじゃないよ! また新しい道があるんですよ! 今日はこの闘いをやって、何かを私も感じました。この続きを絶対に提示しますから、皆さん待っていてください」
【バックステージにて】
里村「恨みでしかない。長与千種、花月の行動に立ち向かっていく」「まさか負けるとは思ってなかったんですけど…。下から追い上げられて辞めるなって重鎮は誰ひとりいないと思います。ここまで追い込まれたのも初めてだと思います。それだけ向こうの若手側からそれなりの執念を感じましたけど、今日は終わったあとにもっと一人ひとりがスパークする場所をもっともっと作っていくべきだと思いました。今日これをやったことっていうのも小さくまとまりたくないなっていうのがあったので。若手の花月が土壇場になって行動に出たことも、こうして上が負けたことも、結局は終わってみればそこに長与千種が出てきて、ダンプ松本も出てきて、結果は悔しいけどどんどん下が追い上げてきて。次何をやってやろうかなって思いますね。この体は一つしかないですけど、自分の育てた弟子がここまでやるならここで引き下がるわけにはいかない。こっちはこっちで、もっともっと力を出していくべきだなと思いました。(長与が花月を連れ去ったが?)恨みでしかないですよね。長与千種の行動にしろ、花月の行動にしろ、私は立ち向かっていきますよ。
(長与の教えを受けた花月に変化は?)そこには変化はなかったです。ただアイツが長与千種についていったということ。そこは私は黙っていられない。アイツが次リングに立った時にどうなるか。自分自身でもどうなるか分からない。次は長与千種がどう花月をするか分かりませんけど、そこを私は次の闘いが非常に楽しみですね。(試合後に花月、世Ⅳ虎がマイクアピールしていたが?)相当、花月も世Ⅳ虎にもっていかれて悔しかったと思いますね。そこはそこで横のつながりもいいと思います。最後、団体の人間がメインに残るんじゃなくて乗っ取られたことも、メインを持っていかれたことも花月自身は相当、屈辱なんじゃないですかね。(花月が最終入場ではなかったが?)結局、話し合いっていうのも若い者同士だと『自分が、自分が』っていうのできかないと思う。誰かがどういう形で我を出すかっていうのが、誰かが引かないといけない。今回の順番としては花月はその時点で負けじゃないですか。それでも世Ⅳ虎の出番はなく自分が勝ち抜く、世Ⅳ虎を出させないっていう気持ちでいたかもしれないですけど。結局、世Ⅳ虎が出てきたんで。
(長与が育てた花月と闘って結論が出なかったら、長与をリングに上げる気持ちもある?)もうなんでも来いですよ。この時代、年齢は関係ないですよ。今日見ていても分かると思いますけど、これだけレジェンドが上がって力を出した。(『次を提示する』と約束したが、その構想が浮かんでる?)今日は花月の先に長与千種がいたというのがあるので、そこは決着つけないと。たぶん長与千種がこれ以上、この世界に踏み込んできたら全部かっさらわれるなと今日感じました。ただそこでどうされようが、こっちはこっちでまた次の展開にもっていけばいいことですし。あとは中間世代も、今日の闘いを見てこのままでいられないっていう選手がいると思う。特に松本浩代とか、まだまだいっぱいいる。華名もそうだし紫雷イオとか。出てない選手がいっぱいいますけど、もっとこういう場を作っていくことが自分の使命かなと思います。
(同じ仙台の楽天がまた勝利したが?)同じように仙台から発信しないといけないと思います。それから比べたら女子プロレス、チマチマやってる場合じゃない。出せるものは今年、やれることは全部出すべきじゃないかと思います。今日の闘いにおいては全て今あるなかで一番、これだっていうのをやったので、それにもっと大きいことをやっていかないといけないと思います」
花月の「ベテランは引退させる」から始まった世代闘争はJWP、LLPX-X、OZアカデミー、アイスリボン、ディアナ、スターダム、フリーを巻き込んだ新星軍vs重鎮軍との8vs8によるシングルでの勝ち抜き戦という形で行われ、先手を奪ったのは新星軍だったが勝ち抜き戦第1試合終了後にダンプが観戦していた長与千種を挑発、長与は現在引退して実業家となっていたが、花月の要請を受けて花月をコーチした。花月にしてみれば里村を越えるためには里村のルーツであるGAEA JAPAN、そして里村の師匠である長与を担ぎ出したのだろうが、当然ながら里村は不快感を示していた。
勝ち抜き戦は重鎮軍がリードしたままで進んでいくが夕陽が3人抜きという大活躍をしてから新星軍に流れが傾き、花月がアジャを降したことで逆転し大将である里村を担ぎ出すも、デスバレーボムの前に敗れてしまい。最後は世IV虎が里村を降したことで新星軍が勝利となった。
試合後は花月を連れ去った長与に対して里村は「恨みでしかない」と花月、長与に対して怒りを露にしていたが、里村にとって長与千種は特別な存在、その特別な存在を里村の弟子である花月に横取りされた、現在の里村は花月に対してジェラシーを感じているのではないだろうか?
しかし長与は長与でセンダイガールズのHPでのインタビューで「ただね、明衣子さんも去年の高橋奈苗戦の時なんかは、かなりカッカきてたワケじゃないですか。あれが本来の彼女だし、ああいう彼女が一番面白いんですよ。 ああいう彼女はもう出さないのか出せないのか?どっちにしても彼女を育てた自分としては、カッカしなくなった明衣子さんは面白くないワケですよ。」と里村はあんなもんじゃないだろうと考えている、まるで『巨人の星』で星一徹が息子である飛馬を倒すためにオズマを育てたというストーリーみたいだが、里村の敵は新星世代ではなく、花月の後ろに控えている長与千種という大きな存在、いや長与が再び女子プロレスに携わることで新たな波紋を投げかけようとしている。 -
IW19を封印・・・19時女子プロレス終焉
7月14日 アイスリボン 新宿FACE 「アイスリボン新宿大会」 398人
▼第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負
星ハム子 ○くるみ(10分4秒 ラ・マヒストラル)ヘイリー・ヘイトレッド Xケーシー・オーウェンズ
▼第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○チェリー 内藤メアリ(8分16秒 春夜恋)紫雷美央 X松本都
▼第3試合 シングルマッチ 15分1本勝負
△希月あおい(15分時間切れ引き分け)△真琴
▼第4試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
○志田光(15分15秒 フルメタルマフラー)X朱里
▼第5試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○高橋奈苗 須佐えり(13分23秒 片エビ固め)世羅りさ X山口ルツコ
冷蔵庫爆弾
▼第6試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○豊田真奈美(16分5秒 ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックスホールド)X新田猫子
▼第7試合 ICEx60&IW19選手権試合 時間無制限1本勝負
[IW19王者]○藤本つかさ(15分28秒 片エビ固め)ICEx60王者]Xつくし
ビーナスシュート
※第17代ICEx60王者つくしが4度目の防衛に失敗、藤本が第18代ICE×60王者となる。また、第10代IW19王者の藤本が初防衛に成功すると同時に同王座は封印される。アイスリボンの新宿大会でつくしの保持するICEx60王座と藤本の保持するIW19王座のW選手権が行われ、つくしは逆さ押さえ込みやタイガースープレックスで藤本を苦しめるも、ハルカゼを凌いだ藤本がビーナスシュートを浴びせ3カウントを奪いICEx60王座奪取と共にIW19王座を防衛したが、IW19王座はGENTAROに返還し封印、19時女子も完全に終焉となった。
19時女子は2010年にUstreamの中継としてスタートし、2011年からアイスリボンの番組となりIW19王座も誕生した。
しかし昨年12月28日をもって19時女子の放送が休止、今年の6月のアイスリボンの名古屋大会で正式終了が発表された。
19時女子はアイスリボンという団体をアピールするための入り口みたいなものだった、自分も19時女子をきっかけにアイスリボンという団体に興味を持ち、昨年の大晦日で初観戦した。
19時女子の主役だった帯広さやか、提唱者だったさくらえみが退団したことで19時女子の役目を終えていたのかもしれないが、終了は残念である。
またアイスリボンとして喜ばしいのは成宮真希の復帰が決定したこと、成宮も昨年大晦日に紫雷美央を破りICEx60王座を奪取したが、今年の1月に脊髄を負傷し防衛戦も出来ないまま王座を返上してしまった。負傷明けということでゼロからの出直しとなるが頑張って欲しいと思う。 -
今年も大晦日という長い一日 上京編① やっとハッピーで終われたアイスリボンだったが・・・
新年あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。
昨日のブログでも更新したとおり今年の大晦日は「年越しプロレス2012~目指せプロレス100周年、旭志織の年の数だけ抱きしめて~」を観戦するため8年ぶりに上京、東京を訪れたのは2004年7月のNOAH東京ドーム大会以来、なぜ同じ大晦日に開催していたIGFではなく年越しプロレスを選んだかというと
年越しプロレスは以前から観戦を考え、また上京を計画しチケットを購入したのはIGFが正式発表する前だったから、まあ結果的に(藤田和之vs暴走王に関しては明日更新します)年越しプロレスを選んで正解だったのかもしれない。
昼までに上京したが急遽アイスリボン後楽園大会を観戦することにした、アイスリボンは以前から観戦したかった団体だったが大阪大会は開催されず、名古屋大会が組まれてもスケジュール上の都合がつかないなど観戦することが出来なかったのだが、自分が時折USTで視聴している『19時女子プロレス』の主役だった帯広さやか年内をもって退団することが12月初旬に決定したことで観戦したいという気持ちが出てきた、急遽だった理由は観戦を決めたのは数日前で新幹線のダイヤ次第では観戦は難しくなり、また後楽園ホールは後ろから見やすいというのもあってチケットも前売りを買わず当日券を購入しようと考えていた。
後楽園ホールを訪れたが17年ぶり、確か2~3日にかけてIWA JAPAN、全日本プロレス、全日本女子プロレスをハシゴ観戦した以来だが、後楽園ホールは昔と変わらなかった。当日券を購入してアイスリボンを観戦したが団体のイメージどおりに楽しく良い雰囲気が出ていた。その中で激しい試合もあり19時女子王者の星ハム子が堀田祐美子に挑んでいったが、試合はハム子がセクシーポーズをとって堀田を威嚇するも、掘田はことごとく顔面を蹴り上げ場外戦を仕掛けるなどして試合の主導権を握っていく、ハム子はラリアットの連発でやっと流れを掴んだものの、ダメージのせいでラリアットも次第に手打ちとなっていく。それでもハム子は執拗に何度も押さえ込むなどして攻め込んでいった、堀田も勝ちを狙ったのなら下からの関節技で極めてもおかしくはなかったが敢えてしなかったのはハム子の執念を受け止めていたからなのではと思う、試合は15分フルタイムドローで試合後は堀田がハム子を認めたのように暴走軍Tシャツをハム子に手渡し、ハム子もかつては堀田に憧れていたということで握手で幕となったが、楽しさの中に激しさもあるそれもアイスリボンらしさかもしれない。
そして19時女子の主役である帯広さやかが木村響子と保持してるリボンタッグ、REINAタッグの二冠王座に希月あおい、つくしが挑んでいたが、木村はフリーということでアイスリボンの明るさを拒絶とアピールしていたのだが、結局アイスリボンらしさに取り込まれていたというのが印象だった。試合も帯広がアイスリボン最後ということで前面に押し出し終盤でも木村と同時に帯広マジックを決めるなどして奮戦したが、最後は時間切れ目前でつくしのでんでんむしに帯広が丸め込まれて王座転落、試合後は希月とつくしが退団する帯広に『線路は続くよ』をアカペラで熱唱し、他の選手まで上がって花束を贈呈して幕となったが、しんみりした雰囲気ではなく明るくアッサリだなと思い、これもアイスリボンらしさなのかなと思ったら、帯広が大会終了後に取った行動を後で聞いて閉口せざる得なかった。
セミの藤本つかさ、志田光のマッスルビーナスはスターダムの高橋奈苗、夏樹☆たいようの復活パッションレッドと対戦。試合は先手を奪ったのはマッスルビーナスだったが次第にパッションレッドが主導権を握っていった、パッションレッドは普段別ユニットで組む機会がないのだが、スターダムはいざとなれば結束力があるし奈苗も夏樹も王者だけに試合運びも上手い、最後は藤本がビーナスシュートを狙ったところで奈苗に阻止され、その隙を突いた夏樹がスパニッシュフライ(不知火・改)で仕留め勝利、チーム力だけでなく個々の力も見せつけたパッションレッドの完勝だったものの試合的には面白い試合だった。
メインのICE60選手権(王者)紫雷美央vs(挑戦者)成宮真希は試合全体を支配していたのは美央でラフを織り交ぜて試合の主導権を握る、美央の試合運びの上手さを見ると風格すら漂ってくる、終盤も美央の攻勢が続くが成宮のキックが美央の側頭部に決まると一気に攻勢をかけるが、決め技のユルネバが上手く決まらない、3度目のトライで3カウントを奪い王座奪取となったが、内容的には成宮は苦戦、敗れた美央が光った試合でもあった。
そして最後は全選手が揃って大団円となったが、さくらえみ在籍時にはなかなかハッピーに終われなかったのだが、成宮が王座をアイスリボンに取り戻してやっとハッピーに終われた、さくらえみがアイスリボンを去っても残った選手達が立派にアイスリボンをやっていけていることを実感させた大会だった。
帯広もこの大会でアイスリボンは最後となったが、後になって同じ日に南海記念診療所大会で行われていた我闘雲舞で帯広が現れ入団が決定していた。実は帯広が退団が発表された時点でさくらえみの下へ行くのではと言われていた、おそらくアイスリボン側も了承してのことだと思うが、退団して僅かすぐ移籍って今ひとつ割り切れない感じも残ってしまった(続く) -
30歳の節目、体力の限界・・・愛川ゆず季が4月29日・両国で引退!
スターダムの愛川ゆず季が4月29日の両国国技館大会をもって引退をすることが発表された。
引退理由は「(激しい)戦い方をしていて体がキツくて限界を感じている。たくさんの方々に応援してもらっているので、1人では決められないと分かっているので…」 「来年30歳になるし、芸能生活も10周年という節目の年なので、女の子として、人生をもう一回考えてみようという気持ちもあった」体力の限界、30歳という節目が引退の理由だという。
スターダムは旗揚げして2年、ここまで団体を牽引してきたのはエースである高橋奈苗だけでなく愛川ゆず季の存在もあったこそだった、スターダムという枠組にはとらわれずグラビアタレント出身を生かしてDDTなど男子団体にも出場して存在感をアピールしてきた。
自分の本音とすればグラビアタレントがどこまでやれるのかという疑問もあったが、奈苗と同じくスターダムの看板レスラーにのし上がり、自分も1度スターダムを観戦したが、愛川ゆず季は次期エース候補になれる存在と思ってきた。しかしここに来ての引退発表は残念でもあるが、本人が決断した以上仕方がない。
4月に両国に進出にするスターダムだが、看板である愛川ゆず季の引退は団体としても手痛いし大きな転機を迎える、ファンに新しい風景を見せることが出来るか?残った選手達は試される。 -
紫雷イオとスターダムの会見で思ったこと
スターダムが大麻取締法違反で処分保留で釈放となった紫雷イオの会見を開き、小川宏代表は「11日あてに私宛の匿名の電話があり、その人の言うことにはハメられたんだと、要するに第三者の手によって薬物が肖像画に入っており、そのことを成田の税関に通報する人がいると・・・・」経緯を説明して、あくまでイオは無実であることを主張、イオ自身も大麻はやっておらず無実であることを主張しつつ周囲に迷惑をかけたということで謝罪、団体としての処分はイオを信じてということで処分は下さなかったが、本人は1ヶ月もトレーニングをしていないということで、コンディション調整のため暫くの間は欠場、実質上謹慎となる。
イオに対する処分は甘いのではという声もあるだろうが、団体側が批判覚悟でイオを信じて受け入れた時点で責任は取っているし、団体側がそういう決断を下したなら、自分らはそれが正しかったかどうか、結論をすぐ出さずに今後を見定めていくしかないと思う。
イオも自身の問題でスターダムや姉である紫雷美央に迷惑をかけてしまったことだけは忘れないで欲しい。