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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

弟子に師匠を横取りされた里村明衣子・・・かき乱される!

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弟子に師匠を横取りされた里村明衣子・・・かき乱される!

10月17日 センダイガールズプロレスリング「大変革 為せば成る...」 後楽園ホール 1200人


(試合後のコメント、詳細などは週刊プロレスモバイルより)
▼第1試合 スペシャルタッグマッチ 15分1本勝負
○松本浩代 水波綾<WAVE>(13分7秒 エビ固め)DASH.チサコ ×仙台幸子
旋回式パワーボム


▼第2試合 シングルマッチ 15分1本勝負 
○ライディーン・鋼<JWP>(10分40秒 体固め)×旧姓・広田さくら
※フロッグスプラッシュ


▼第3試合 超世代闘争【新星VS重鎮】シングルマッチ勝ち抜き戦8vs.8 各10分1本勝負
○[新星]花月 志田光<アイスリボン> 彩羽匠<スターダム> 夕陽<ZERO1野良犬道場> Sareee<ディアナ> 勝愛実<JWP> 世IV虎<スターダム> 朱里<WNC>(1-0)×[重鎮]里村明衣子 アジャ・コング<OZアカデミー> ダイナマイト関西<OZアカデミー> 豊田真奈美<フリー> コマンド・ボリショイ<JWP> 井上貴子<LLPW-X> 井上京子<ディアナ> ダンプ松本<極悪同盟>


①[新星1人目]○彩羽匠<スターダム>3分34秒 反則勝ち)[重鎮1人目]×ダンプ松本
※レフェリーに対して斗缶で殴打


【試合後】
松本「ふざけんな! まだ何もやってねえじゃねえか。何で反則になるんだよ。ダラダラ、ダラダラしやがって、長与千種が好きでプロレス界入ったんだろ? 千種はやられてもやられても立ち上がった。だから面白かったんじゃねえかよ! オマエ千種の何を見て来たんだ、オマエが何を知ってんだ。そんなことで千種のファンとかヌカすな、バカヤロー! 千種、おい、千種いるか? 千種来てるはずだろう。いるじゃねえか! 立てよオラ!」


 南側客席に座っていた長与が立ち上がると、場内は大歓声。


 松本「おら、オマエ(彩羽)の好きな長与千種だ。千種、これみてどうだ? こんなんでいいのか? コイツはオマエのことが好きだ。オマエが面倒みろや。オマエが面倒みて育てろや! そしてダンプにかかってこい! 一言、どう? マイク持っていけよ!」


 長与「オマエは50過ぎても元気だな…」


 松本「世間では50だけど、まだ48、49だ」


 長与「(彩羽に向かい)オマエが倒せ、オマエが倒せ!」


 松本「(彩羽に)長与に弟子入りして来い! オマエ、面倒見ろや!」


 長与「ロッシーと話をするよ」


 松本「ロッシー聞いたか? 俺は物足りねえんだ!」

 

②[重鎮2人目]○井上京子<ディアナ>(3分30秒 体固め)[新星1人目]×彩羽匠(スターダム)
※ラリアット


③[新星2人目]△朱里<WNC>(10分時間切れ引き分け)[重鎮2人目]△井上京子<ディアナ>

 

④[重鎮3人目]○コマンド・ボリショイ<JWP>(3分34秒 センセイ固めII)[新星3人目]×Sareee(ディアナ)


⑤[新星4人目]○志田光<アイスリボン>(4分12秒 エビ固め)[重鎮3人目]×コマンド・ボリショイ<JWP>
※魂のスリーカウント


⑥[重鎮4人目]○豊田真奈美<フリー>(5分53秒 ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド)[新星4人目]×志田光<アイスリボン>


⑦[重鎮4人目]○豊田真奈美<フリー>(3分47秒 体固め)[新星5人目]×勝愛実<JWP>


⑧[新星6人目]○夕陽<ZERO1野良犬道場>(3分37秒 ハニートラップ)[重鎮4人目]×豊田真奈美<フリー>


⑨[新星6人目]○夕陽<ZERO1野良犬道場>(5分35秒 後方回転エビ固め)[重鎮5人目]×井上貴子(LLPW-X)


⑩[新星6人目]○夕陽<ZERO1野良犬道場>(4分30秒 ハニートラップ)[重鎮6人目]×ダイナマイト関西<OZアカデミー>


⑪[重鎮7人目]○アジャ・コング<OZアカデミー>(0分21秒 片エビ固め)[新星6人目]×夕陽<ZERO1野良犬道場>
※垂直落下式ブレーンバスター


⑫[新星7人目]○花月(4分52秒 首固め)[重鎮7人目]×アジャ・コング<OZアカデミー>


⑬[重鎮8人目]○里村明衣子(5分38秒 片エビ固め[新星7人目]●花月
※デスバレーボム


⑭[新星8人目]○世IV虎<スターダム>(6分26秒 体固め)[重鎮8人目]●里村明衣子
※ダイビングセントーン 世IV虎の一人残りで新星軍が勝利


【試合後】
世Ⅳ虎「勝ったぞ! おい、里村。ウチはやられたオマエとやるためにここに来たんじゃねんだよ。仙台でビッグマッチがあるらしいな。ウチはそこのメイン張るつもりでいるから、オマエ、シングル組めよ!」


 花月「勝手なこと言ってんじゃねえぞ。仙台はこっちのホームなんだよ。11月16日、サンプラザ、里村VS花月をやるに決まってるんだよ」


 世Ⅳ虎「悪いけどそんなの知らねえよ。勝ったのはウチだぞ。負けたヤツがしゃしゃり出るな」


 花月「黙れよ! みんな里村VS花月みたいに決まってるだろ」


 世Ⅳ虎「そんなの決まってねえよ。うっせーからよ、里村とシングルやる前にぶっ潰してから里村とやってやるよ。近々シングル組んどけよ。そこんトコ、世露刺苦!」


世Ⅳ虎が去ると、里村が「ちょっと確かめたいことがあるんですよ!」と切り出し南側客席を駆け上がって長与のもとへ。眼前に立つと、追ってきた花月が割って入る。

しばしにらみ合ったが、里村が周囲に引き離され、リングに戻る。その間、長与は花月を連れて会場を去った。


里村「これは決着つけないとダメですね。今日は結果は負けです! でも、何か私に火が付きましたね。このままじゃ私はただの丸くなった1レスラーで終わるんだよ。絶対ここから這い上がってやるから! でも長与千種がこれからやろうとしていること......何かあの人は企んでいるからな。トコトン......トコトンあいつが育てた花月と勝負してやりますよ。今日は重鎮が負けましたけど、こんなんで引退する重鎮はいますか? 絶対いないですよね。皆さん、部下に辞めろって言われて辞めますか? 辞めないですよね? ここから重鎮はさらに這い上がるべきなんですよ。昔に戻るんじゃないよ! また新しい道があるんですよ! 今日はこの闘いをやって、何かを私も感じました。この続きを絶対に提示しますから、皆さん待っていてください」


【バックステージにて】
里村「恨みでしかない。長与千種、花月の行動に立ち向かっていく」「まさか負けるとは思ってなかったんですけど…。下から追い上げられて辞めるなって重鎮は誰ひとりいないと思います。ここまで追い込まれたのも初めてだと思います。それだけ向こうの若手側からそれなりの執念を感じましたけど、今日は終わったあとにもっと一人ひとりがスパークする場所をもっともっと作っていくべきだと思いました。今日これをやったことっていうのも小さくまとまりたくないなっていうのがあったので。若手の花月が土壇場になって行動に出たことも、こうして上が負けたことも、結局は終わってみればそこに長与千種が出てきて、ダンプ松本も出てきて、結果は悔しいけどどんどん下が追い上げてきて。次何をやってやろうかなって思いますね。この体は一つしかないですけど、自分の育てた弟子がここまでやるならここで引き下がるわけにはいかない。こっちはこっちで、もっともっと力を出していくべきだなと思いました。(長与が花月を連れ去ったが?)恨みでしかないですよね。長与千種の行動にしろ、花月の行動にしろ、私は立ち向かっていきますよ。
 (長与の教えを受けた花月に変化は?)そこには変化はなかったです。ただアイツが長与千種についていったということ。そこは私は黙っていられない。アイツが次リングに立った時にどうなるか。自分自身でもどうなるか分からない。次は長与千種がどう花月をするか分かりませんけど、そこを私は次の闘いが非常に楽しみですね。(試合後に花月、世Ⅳ虎がマイクアピールしていたが?)相当、花月も世Ⅳ虎にもっていかれて悔しかったと思いますね。そこはそこで横のつながりもいいと思います。最後、団体の人間がメインに残るんじゃなくて乗っ取られたことも、メインを持っていかれたことも花月自身は相当、屈辱なんじゃないですかね。(花月が最終入場ではなかったが?)結局、話し合いっていうのも若い者同士だと『自分が、自分が』っていうのできかないと思う。誰かがどういう形で我を出すかっていうのが、誰かが引かないといけない。今回の順番としては花月はその時点で負けじゃないですか。それでも世Ⅳ虎の出番はなく自分が勝ち抜く、世Ⅳ虎を出させないっていう気持ちでいたかもしれないですけど。結局、世Ⅳ虎が出てきたんで。
 (長与が育てた花月と闘って結論が出なかったら、長与をリングに上げる気持ちもある?)もうなんでも来いですよ。この時代、年齢は関係ないですよ。今日見ていても分かると思いますけど、これだけレジェンドが上がって力を出した。(『次を提示する』と約束したが、その構想が浮かんでる?)今日は花月の先に長与千種がいたというのがあるので、そこは決着つけないと。たぶん長与千種がこれ以上、この世界に踏み込んできたら全部かっさらわれるなと今日感じました。ただそこでどうされようが、こっちはこっちでまた次の展開にもっていけばいいことですし。あとは中間世代も、今日の闘いを見てこのままでいられないっていう選手がいると思う。特に松本浩代とか、まだまだいっぱいいる。華名もそうだし紫雷イオとか。出てない選手がいっぱいいますけど、もっとこういう場を作っていくことが自分の使命かなと思います。
 (同じ仙台の楽天がまた勝利したが?)同じように仙台から発信しないといけないと思います。それから比べたら女子プロレス、チマチマやってる場合じゃない。出せるものは今年、やれることは全部出すべきじゃないかと思います。今日の闘いにおいては全て今あるなかで一番、これだっていうのをやったので、それにもっと大きいことをやっていかないといけないと思います」


 花月の「ベテランは引退させる」から始まった世代闘争はJWP、LLPX-X、OZアカデミー、アイスリボン、ディアナ、スターダム、フリーを巻き込んだ新星軍vs重鎮軍との8vs8によるシングルでの勝ち抜き戦という形で行われ、先手を奪ったのは新星軍だったが勝ち抜き戦第1試合終了後にダンプが観戦していた長与千種を挑発、長与は現在引退して実業家となっていたが、花月の要請を受けて花月をコーチした。花月にしてみれば里村を越えるためには里村のルーツであるGAEA JAPAN、そして里村の師匠である長与を担ぎ出したのだろうが、当然ながら里村は不快感を示していた。


 勝ち抜き戦は重鎮軍がリードしたままで進んでいくが夕陽が3人抜きという大活躍をしてから新星軍に流れが傾き、花月がアジャを降したことで逆転し大将である里村を担ぎ出すも、デスバレーボムの前に敗れてしまい。最後は世IV虎が里村を降したことで新星軍が勝利となった。


 試合後は花月を連れ去った長与に対して里村は「恨みでしかない」と花月、長与に対して怒りを露にしていたが、里村にとって長与千種は特別な存在、その特別な存在を里村の弟子である花月に横取りされた、現在の里村は花月に対してジェラシーを感じているのではないだろうか?


 しかし長与は長与でセンダイガールズのHPでのインタビューで「ただね、明衣子さんも去年の高橋奈苗戦の時なんかは、かなりカッカきてたワケじゃないですか。あれが本来の彼女だし、ああいう彼女が一番面白いんですよ。 ああいう彼女はもう出さないのか出せないのか?どっちにしても彼女を育てた自分としては、カッカしなくなった明衣子さんは面白くないワケですよ。」と里村はあんなもんじゃないだろうと考えている、まるで『巨人の星』で星一徹が息子である飛馬を倒すためにオズマを育てたというストーリーみたいだが、里村の敵は新星世代ではなく、花月の後ろに控えている長与千種という大きな存在、いや長与が再び女子プロレスに携わることで新たな波紋を投げかけようとしている。

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