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後楽園を揺るがせた空中戦を制したのはオスプレイ!ライガーはポラドールに敗れ公式戦初黒星!5月27日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」後楽園ホール 1505人満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
YOSHI-HASHI ○ロッキー・ロメロ(8分25秒 横入り式エビ固め)マイケル・エルガン ×マット・サイダル
◇第2試合◇
▼20分1本
○永田裕志 天山広吉 中西学 デビット・フィンレー カイル・オライリー(9分16秒 バックドロップホールド)柴田勝頼 KUSHIDA 田口隆祐 ジュース・ロビンソン ×ジェイ・ホワイト
◇第3試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○タイガーマスク(6分46秒 エビ固め)[1勝2敗=2点]×チェーズ・オーエンズ
【タイガーの話】「ハァハァ、アイツは甘く見過ぎだよ、この『SUPER Jr.』を。ジャクソン兄弟が出れない。それでチャンスをもらった。こういうことして、アイツはチャンスを潰してんだよ。俺は『SUPER Jr.』、15年連続出場して、もう最近ではただ出るだけになってきちゃってるよ。でも、俺の中では毎日が闘いなんだ。リコシェもそう、ボラドールもそう。負けたけど、ボラドールの試合なんか、納得してるよ。面白かったよ、久々にやって。今日のは、クソ面白くないよ、こんなの。『SUPER Jr.』極意、1対1でやらなきゃ、勝てないんだよ。なおかつ、強い者が上に上がる。それだけ」
【オーエンズの話】「クソ、タイガーマスクのヤツめ。でも、俺は日本に来るたび思うんだ。レフェリーが不可解な判定をしている。俺に対して、いつも不利だ。俺はレフェリーのせいで負けているようなもんだ」
◇第4試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○ボビー・フィッシュ(11分1秒 ヒールホールド)[2勝1敗=4点]×バレッタ
【フィッシュの話】「俺はこれまでのリングで示してきた通り、『BEST OF THE SUPER Jr.』を勝ち抜く。『SUPER Jr.』は、俺自身のための闘いだ。そのように、リング上で示してみせる。Aブロックは、カイル・オライリーが勝ち上がり、Bブロックは、俺が勝ち上がる。そして、『SUPER Jr.』の決勝では、俺たち“reDRagon”が闘うんだ」
【バレッタの話】「俺も負けたヤツがインタビューする必要があるのか?新日本プロレスワールドで放送するのか?まぁ言うことは、ほんとにない。ボビー・フィッシュが勝った。ボビー・フィッシュは凄いレスラーだった。それしか言うことはない……」
◇第5試合◇
▼30分1本
○ケニー・オメガ バットラック・ファレ 高橋裕二郎(9分31秒 片エビ固め)小島聡 ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン
※ハイフライフロー
◇第6試合◇
▼30分1本
内藤哲也 ○SANADA EVIL BUSHI(13分37秒 Skull End)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 石井智宏 ×外道
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○ボラドール・ジュニア(9分2秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]×獣神サンダー・ライガー
※雪崩式スパニッシュフライ
【ポラドールの話】
ボラドール「ライガー選手に勝てて、すごく満足している。ライガー選手は、世界でも一流の選手として名前が通っている。『BEST OF THE SUPER Jr.』は、もちろん勝ちたいし、俺の実力をみんなに見てもらえる場だと思ってる」
――日本人ジュニアのレジェンド、ライガー選手、タイガー選手に勝ちましたが?
ボラドール「ライガー選手、タイガー選手に勝ったことで、俺の実力を皆さんに証明できたと思う」
【ライガーの話】「うーん、負けは負けだな。どうやっても負けだ。なに言ったって、負けなんだ。でも気にしない。このリーグ戦で、1敗、2敗ぐらいまでは、いつも計算してるよ。勝って兜の尾を締めろじゃないけど、負けてここで心が折れるんじゃなくて、また次のリーグ戦。次は誰だ?オスプレイか?リコシェか?そこら辺になってくると思うんだけども、彼もまた手強いんだけど。っていうか、このリーグ戦みんな手強いって。みんなそれぞれ全勝でなんて、誰も思ってなくて。とにかく勝ち抜いて、最後には決勝のリングに立って、決勝を闘って、優勝してって。それはみんな描いてると思う。俺も描いてる。だから、この1敗で、『あぁ、ダメだ』とか、心折れたりはしない。それよりも、このオスプレイとリコシェの試合、じっくり見て研究したい、この2人をね。俺は、だからまだまだ諦めない。人の試合を見て、研究して、次俺が勝つための“タクティクス”戦略を練る。以上」
◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○ウィル・オスプレイ(16分47秒 エビ固め)[2勝1敗=4点]×リコシェ
※オスカッター
【オスプレイの話】
――『BEST OF THE SUPER Jr.』、初勝利でしたが?
オスプレイ「バレッタとオーエンズに負けて2敗した。今日ここで負けていたら、3連敗になるところだった。それだけは避けたいと思っていた。それを支えてくれたのは、後楽園ホールのファンの声援。それがあって、今日勝つことができた。そして、リコシェ、彼は新しい時代を切り開いたハイフライヤーだと思っている。でも、俺は、リコシェを乗り越えてみせる」
【リコシェの話】「ダメ、ダメ、ダメ。ノーグッド。言い訳がない。俺たちは、何回も闘ったことがあるから、お互いの技をよくわかっている。ただ、今日は負けてしまった。でも、俺は闘いを続ける。今日の結果は問題ない。これも勉強だ。もう次の闘いは負けられない。まずは、部屋に戻って、試合を見直す」
中盤に差し掛かった「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」、今回の後楽園大会ではBブロックの公式戦が行われ、メインは公式戦2連勝と好スタートを切ったリコシェと2連敗スタートとなったオスプレイが対戦、海外では両者は何度も対戦しているそうだが、日本では初対戦となる。
両者は序盤から互いにヘッドシザースホイップを仕掛けては着地するなど空中戦を展開するが、先手を奪ったのはオスプレイでリコシェ619からスワンダイブを狙ったところでドロップキックで迎撃し、変型卍固めで捕獲する。
しかし脱出したリコシェは前転からの飛びつきDDTで逆襲すると、場外に逃れたオスプレイの背中にトルニージョを発射、リングに戻ったリコシェはセントーンや変型アルゼンチンバックブリーカー、ネックブリーカーと首から腰へ攻撃を加えるが、オスプレイも負けじとチンクラッシャーからドリームキャストで反撃し、ジャンピングハイキックからAJスタイルズを彷彿させるスワンダイブ式フライングフォアアームを決め、場外に逃れたリコシェにサスケスペシャルを炸裂させる。
リングに戻ったはオスプレイはカナディアンハンマーを決めるも、リコシェはドリームキャストからジャガー式バックドロップホールドを決め、互いに読み合いからハイキックが相打ちとなって両者はダウンとなる。
両者はエプロンの攻防となると、リコシェが変型デスバレーボムで叩きつけるも、オスプレイもサードロープワークとエプロンで619を敢行、奈落式のリバースフランケンシュタイナーを決めリコシェに大ダメージを与える。
リングに戻った両者はエルボー合戦から、競り勝ったリコシェがペナドリラーを狙うも、かわしたオスプレイは延髄斬りからオカダ・カズチカ譲りのレインメーカーを狙うも、今度はリコシェがかわしてノーザンライトスープレックスからブレーンバスターの連続技を狙うも、オスプレイはスタナーで切り返す。
オスプレイはフラムフライを決めるが、オスカッター狙いはリコシェがキャッチしてパワーボムで叩きつけ、リコシェはジャンピングニー、ノーザンライトスープレックスからブレーンバスターの連続技、その場飛びシューティングスタープレスから630°スプラッシュを投下するが自爆となると、オスプレイは高角度変型DDTで突き刺すも、起き上がったリコシェはペナドリラー2pointを狙う。
しかし蹴り足をキャッチしたオスプレイはコークスクリューキックを浴びせると、オスカッターを決め3カウントを奪い公式戦初勝利を収め、試合後はオスプレイが握手を求めるが、敗れて悔しかったのかリコシェはエキサイトする。だが冷静さを取り戻したリコシェは潔く敗戦を認めて握手をかわし、再戦をアピールした。
想像を絶するような空中戦だったが、リコシェにしても日本での実績では自分の方が上という自負が試合に出ていたものの、結果はオスプレイに敗戦、オスプレイもまだ日本マットに馴染んでいないのか、まだ飛んでいるだけという印象を受けたが、手の合う相手だったとはいえ日本での実績で優るリコシェに勝ったのは大きく今後にも繋がってくる。
セミの公式戦2連勝のライガーvs1勝1敗のポラドールはライガーがカンバーナで先手を奪うが、ポラドールはハンドスプリングやバク宙でライガーを翻弄し、場外に追いやってからショートタイツ姿に変身してノータッチ式トペコンを発射する。
ポラドールは延髄斬りからコーナーへ昇るも、ライガーは雪崩式ブレーンバスターで投げ、串刺し掌底、ライガーボムと畳み掛けてから本家雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、ポラドールが回転を堪えてライガーを自爆させ、ミサイルキックを発射する。
ライガーはラ・マヒストラルからロメロスペシャルを決め、場外に逃れたボラドールにコーナー最上段からのプランチャを発射、しかし垂直落下式ブレーンバスター狙いはボラドールがバッククラッカーで切り返す。
マスクの脱ぎ捨てたボラドールはムーンサルトプレスを投下も、ライガーは剣山で迎撃し、逆にライガーがコーナーへ昇るが、下からのハイキックで動きを止めたボラドールが雪崩式スパニッシュフライを決めて3カウントを奪い、ライガーは公式戦初黒星を喫する。
2連勝のバレッタvs1勝1敗のフィッシュはバレッタが体格を生かしてロープ越しのノーザンライトスープレックスからコーナーへ昇るが、キックで転落させたフィッシュがエルボードロップ、膝蹴り、ローリングセントーンと反撃、しかしバレッタもラリアットで返し、フィッシュのハイキックをかわして延髄斬りを浴びせる。
主導権を握ったバレッタは串刺しジャンピングエルボーからスイングDDT、フライングボディーアタックと猛攻をかけるが足を負傷してしまい、それでもバレッタは場外へのブレーンバスターからトペを狙うも、スピードがないところを狙われたのかキャッチされフィッシュはエクスプロイダーで投げる。
大ダメージを負ったバレッタにフィッシュが猛攻かけムーンサルトプレスを投下するも、バレッタは剣山で迎撃、しかし膝にさらなるダメージを与えてしまい、動きの鈍ったバレッタのジャンピングニーもフィッシュがキャッチしてパワーボムから膝十字で捕獲する。
逃れたバレッタはジャンピングニー、串刺しランニングニーと畳み掛けるが、デュードバスターは阻止されると、カウンターのフットスタンプからコーナーへと昇る。
しかしフィッシュは雪崩式ファルコンアローからヒールホールドで捕獲しバレッタは無念のギブアップで公式戦初黒星を喫する。
タイガーvsオーエンズはオーエンズが奇襲を仕掛け、セコンドの裕二郎がタイガーを拉致して連れ去り、そのままリングアウト勝ちを狙うも、タイガーは反撃してリングに戻り猛攻をかける。
タイガーは裕二郎の介入に苦しめられるも、オーエンズのSTFに逃れてからタイガードライバーを決め、ローリングソバットから膝十字で追い詰めるが、オーエンズもプリンスズスロウンからワンハンドバックブリーカーで応戦。
それでもタイガーはリバースダブルアームバーで捕らえ、オーエンズを追い詰めるが、裕二郎がタイガー服部レフェリーを場外に引きずり込んでから乱入、しかしオーエンズのトラースキックは裕二郎に誤爆し、オーエンズはタイガーに急所蹴りからパッケージドライバーを狙うが、リバースしたタイガーがそのまま丸め込んで強引に3カウントを奪い公式戦初勝利、試合後はオーエンズが若手の川入拓来にトラ
ースキックを浴びせてKOするなど大荒れとなった。Wanna know why I'm the best Jr. In the world??
Cause this was on the fly! https://t.co/MWjJgtqQKE
— Ricochet (@KingRicochet) 2016年5月27日PR -
KING OF GATE 2016 仙台大会公式戦結果5月26日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2016」宮城・仙台サンフェスタ
▼「KING OF GATE 2016」Aブロック公式戦/20分1本
[1勝1分=3点]○Kzy(10分26秒 スカイデ・スクールボーイ)[2敗1分=1点]×ドン・フジイ
▼「KING OF GATE 2016」Cブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗1分=3点]△望月成晃(20分時間切れ引き分け)[1敗1分=1点]△斎藤"ジミー"了 -
5月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行のお知らせ投票受付日時が決定していなかった5月の月間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定、6月3日の午前0時から投票受付を開始します。
また今年から1位が複数いた場合は決戦投票を行います(投票はtwitterの投票機能を使用します)なお決戦投票を行う場合は結果発表は2日間後に延期させていただきます
6月 1日 ツイッターの月間MVP投票アカウントにてで午後6時30分ノミネートを先行発表、当ブログでは午後10時00分から
6月 3日 午前0時投票受付開始 6月10日 午前0時投票受付終了 結果発表
投票よろしくお願いします! -
宮原が強敵・関本を破り三冠王座を防衛!諏訪魔が7月14日から復帰へ!5月25日 全日本プロレス「2016スーパーパワー・シリーズ」後楽園ホール 1396人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
渕正信 ○丸山敦 岩本煌史 (10分11秒 高角度後方回転エビ固め)×SUSHI 西村修 土方隆司
◇第2試合◇
▼30分1本
○真霜拳號(9分17秒 レフェリーストップ)×ジェイク・リー
※無道
◇諏訪魔登場◇
(第2試合終了後、場内が暗転となり、照明が灯るとリング上にはスーツを着た諏訪魔の姿があった。)
諏訪魔「皆さんご無沙汰しています。今日は今の全日本プロレスに、自分がどれぐらい通用するのか挑戦したいという気持ちでここに来ました。アキレス腱の方は順調に回復しているので、7月14日後楽園ホールで復帰したいと思います。(復帰戦のカードは「諏訪魔&青木篤志&野村直矢vsゼウス&石川修司&スーパー・タイガー」と発表)みんなまとめてぶっ飛ばしたいと思います(7・16横浜でのEvolution興行開催も発表)自分もEvolutionというユニットも再起動して暴れ回りたいと思いますので、もう少し時間をください。よろ しくお願いします」
【諏訪魔の話】
※記者たちに囲まれると
▼諏訪魔「皆さん、久々っすね」
――久々にリングに上がった感想は?
▼諏訪魔「いやあ、緊張するね(笑) 試合前のドキドキする感じというか、この緊張感というのはたまらないというか。ちょっとね、何とも言えない。本当に嬉しいです」
――右足の回復具合は何%ぐらい?
▼諏訪魔「そうですね、8割以上は回復していると。もうドクターからも『運動していい』というお達しも出ているんで。もう走っているし。あとは落ちたものをどんだけ回復させるか。まあ、8割方は回復しているんでね。8割、9割は回復しているんで」
――プロレス的な練習はまだ?
▼諏訪魔「それをまたこれから。やっと運動ができるレベルまでもってきたんで。復帰戦までにリングの実戦の感覚というのを身に付けていくという段階ですよ」
――リング上で『今の全日本プロレスに自分がどれぐらい通用するのか挑戦したい』という言葉が出たが、諏訪魔選手から見て今の全日本はどう映っている?
▼諏訪魔「いろんなレスラーもいるし、若いヤツも頑張っているしさ。凄くいい意味で生まれ変わっている部分は感じる。それは俺も感じているし、周りからも聞くし。だから、そこはある意味、挑戦という言葉を使わせてもらったんだけど、どこまで通用するのか、挑戦したいなと思いますね」
――その中で、三冠王座を宮原選手が巻いていることについては?
▼諏訪魔「まあね…。それは復帰してからまたいろいろ言わせてくださいよ(笑) 今はまだリングに上がっている身じゃないんでね。あくまでも挑戦者という立場ですから。そういう気持ちでいかせてください」
――でも、内心は言いたいことがあると?
▼諏訪魔「それはまあ、復帰してみて何を感じるかだから。その時にならないとわからない」
――復帰戦のカードについては?
▼諏訪魔「いろいろ関わりあるやつらばっかしだしね。ゼウスなんて最終戦で当たって、散々痛めつけられたしね。それで俺も手術に行っているわけで。あとは石川。やり甲斐があるよ。全部やり甲斐のあるやつらしかいないんでね。何かしら意味のあるやつらなんで、それをまとめてぶっ飛ばすのが一番いいかなと思います」
――そういう意味では、復帰してからは全てに対してテーマのある戦いが始まりそう?
▼諏訪魔「そうだね。それは常にテーマっていうのは何に対しても作ってやっていきたいなっていうのはあるんでね。凄い時間が空いて、プロレスというものに対してもいい距離で見れるというかね。冷静にプロレスラーとしてどうあるべきかっていうのを何となく考えるし。どんだけコンディションをキープすることが大事かっていうのもよくわかったし。そのプロとしてのあり方というのはね、そういうものもまた示していきたいなっていう。追求したいと思いますね」
――今、体重はどのぐらい?
▼諏訪魔「体重は変わらないですね」
――リングサイドの観客からは「良かった、太ってなくて」という声が聞こえたが?
▼諏訪魔「大丈夫ですよ。練習はしっかりやれているんで」
――アキレス腱のリハビリは大変だと言われているが?
▼諏訪魔「やっぱりつま先立ちでね。最初は全然上がらないですよ。体重が重いのもあるし、ここまで力が入らないものなのかっていう。そこはちょっと驚きましたけど。やっぱり時間がかかるんだなっていう。リハビリも骨折と一緒でね、2ヵ月3ヵ月すればできるのかなって思ったんだけど、やっぱり力がどうしても入らないという。本当に大怪我したんだなって」
◇第3試合◇
▼30分1本
崔領二 ○石川修司(13分13秒 片エビ固め)佐藤光留 ×野村直矢
※ファイヤーサンダー
◇第4試合◇
▼AJレンジャーvsアックスボンバーズ/30分1本
[アックスボンバーズ]大森隆男 宮本裕向 木高イサミ ○田村和宏(8分20秒 ラ・マヒストラル)[AJレンジャー]AJレンジャー“ホワイト"秋山準 ×AJレンジャー“レッド"中島洋平 AJレンジャー“ブルー"青柳優馬 AJレンジャー“グリーン"入江茂弘
【試合後のアックスボンバーズ】
▼イサミ「完勝ですよ、完勝」
▼大森「そうだ。見たか、俺たちアックスボンバーズの団結力を」
▼宮本「そうだ、そうだ」
▼イサミ「完勝ですよ」
▼大森「完勝だ。俺たちはブレない。そして、田村は必ずGAORAのベルトを巻く」
▼イサミ「おい、話を聞いとけよ。大森さんが言ってんだから」
▼宮本「パンフレット読んでんじゃねえぞ」
▼大森「パンフレット読んでんじゃねえぞ」
▼田村「今シリーズのパンフレットも熱いっすね」
▼大森「本当にプロレス好きだな! 言わせるなよ、俺に」
▼田村「よっしゃ、次はGAORAだ! (カメラマンに対し)サムライさんはベルトとかあるんですか? ない?」
▼イサミ「おい、GAORAが来てないじゃねえか!」
▼田村「ああ、GAORAに映るチャンスが…」
▼宮本「大丈夫、大丈夫」イサミ
▼イサミ「田村君、ベルトを取ればいいんだ」
▼大森「そうだ。どん底から這い上がる力は一番強いんだ」
▼宮本「俺たちは這い上がってきたんだ」
▼大森「そうだ」
▼イサミ「底辺から這い上がってきたんだ」
▼大森「そうだ」
▼イサミ「もっとGAORAに映ろうぜ」
▼田村「GAORA(のベルト)を獲って、GAORA(の中継)に映ります!」
▼イサミ「おい、サムライTV、文句あるのか! もっとバトルメンをやれよ。そうじゃないと田村の気が収まらねえから」
▼大森「GAORAのベルトを取れなかったら、パワー・ウォリアー(のフィギュア)を売るぞ」
▼田村「パワー・ウォリアーのも開けちゃったんだよ」
▼大森「フィギュアはフィギュア同士を戦わせて遊ぶもんなんだよ。それを箱にしまってて何をやってるんだよ」
▼イサミ「出して遊ぶもんなんだよ」
▼田村「ダメでしょ。コレクターとして、俺が何年…」
▼大森「フィギュアの話はいい。本当に、本当にプロレス好きなんだな」
▼イサミ「大森さん、またひとつになりましたね」
▼大森「やっとひとつになったんじゃないか。よし、いくぞ」
▼4人「アックスボンバーズ!」
【試合後のAJレンジャー&SUSHI】
▼レッド「ピンク、ごめん。すいません」
▼ホワイト「そこのグリーン。単独行動が多すぎるんじゃないか?」
▼レッド「『この野郎』って言ってましたよ、途中」
▼ホワイト「お前、『この野郎』はないだろ」
▼ブルー「司令長官にそれはダメですよ」
▼グリーン「すいませんでした」
▼ホワイト「やっぱりSUSHIか」
▼SUSHI「やっぱり僕でしょ? 僕がグリーンの方が良かったでしょ?」
▼レッド「ちょっと何を言っているかわからないです」
▼SUSHI「こいつのせいや」
▼ブルー「今、司令長官にタメ口を利きましたよ」
▼SUSHI「そんなの関係あるか!」
▼ホワイト「関係はあるよ」
▼SUSHI「こいつのせいで負けたんでしょ、今?」
▼ホワイト「まあな」
▼SUSHI「じゃあ、僕がグリーンで」
▼レッド「じゃあとは繋がらないですよね」
▼SUSHI「なんでやねん。繋がるよ」
▼ホワイト「もういいよ。これからインタビューするんだから」
▼SUSHI「そんなの関係あるか!」
▼ホワイト「関係はあるよ」
※去っていったSUSHI以外の4人でコメントブースに座る
▼レッド「すいません。カウント3を獲られてしまって。リーダーとしてこのままじゃ終われないんで。今日はAJレンジャー対アックスボンバーズという形でしたけど、次は6月9日、GAORAのタイトルマッチ、田村和宏選手とやりますんで。そこでしっかりと。明日から太陽の国メキシコ、ドラゴマニアに行ってきますんで、そこで情熱の熱い赤をタップリ太陽から吸収して、さらに強いレッドとして帰ってきて、必ず防衛します」
▼ホワイト「やっぱりレッドだけあって、暑苦しいコメントだな」
▼レッド「やっぱり赤なんで。(ブルーに対し)俺、関係ないみたいな顔をするのは止めてもらえる?」
▼ブルー「今日の負けは仕方ないですよ。また…また結成してやりましょう! ピンクもOKですか? ありがとうございました」
▼レッド「(ピンクに)楽しかった? GAORAでリベンジだ」
◇第5試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/60分1本
○岡林裕二(17分50秒 片エビ固め)×ゼウス
※ゴーレムスプラッシュ
【岡林の話】「これが大日魂ですよ。ストロングBJの誇りですよ。絶対に負けるわけにはいかなかった、今日は。もう本当に気力。それだけです。この間の石川選手もそうですけど、もう気力で勝ちました、今日は。本当にやばい。本当に凄い。ゼウス選手は本当に凄い。この会場に来ている大日本プロレスのファンの皆さんと一緒に取った勝利だと思っているので。本当にこの気持ちを消さず、前に突き進んでいきたいと思います。(ゼウス選手は世界タッグ王者でもあるが?)本当に凄かった。前に関本さんが全日本プロレスの全ベルトを取ってやると言ってましたよね? その言葉、俺も心に持ってますから。世界タッグは機会があれば、いつでもいける準備はあるんで、いってやる。それだけです。今日は単純にゼウス選手の底力を知ったんで。世界タッグは狙いに行きます」
【ゼウスの話】「まあ、試合前に大日本のベルトと岡林選手のことを煽るようなことを言いましたけど、そのおかげで大日本のファンも岡林裕二も、俺に対して怒りの心を込めて、全力でやって来たんじゃないかって感じました。実際はね、関本大介にもまったく劣らない選手だとはわかっているし、あえてマスコミを通じて煽って、向こうが怒るようなことを言わせてもらいましたけど、試合も終わったし正直言わせてもらうと、岡林裕二との試合は決まった時から楽しみにしてて。ウエイトしている自分としても凄いリスペクトしている選手のひとりなんでね。関本選手と同様に感じているんで。今回はいきなり組まれたこのシングルマッチ。全日本のゼウスとして負けるわけにはいかんという気持ちで、全力の向こうと対決して勝ちたかったですけども、結果は負けちゃったんですが、次に絶対岡林裕二と関本大介と必ずやりたいと思っているんで。その試合はまた全日本がチャンスを与えてくれたらと思います。次にやる時は全日本プロレスの看板を懸けて。必ず負けないんで。まだまだ自分自身には至らないところがいっぱいあるんで、もっともっと毎日修行していかんとダメですね。心も体も」
◇第6試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第39代王者]○青木篤志(17分6秒 トラップオーバー)[挑戦者]×竹田誠志
☆青木が3度目の防衛に成功
【試合後の青木&佐藤】
――竹田選手とはシングル初対決だったが?
▼青木「いや、面白いね。あの蛍光灯とバットは何だったんだ? でも、全日本のルールでも全然いけるな。やっぱり凄いよ。サブミッションができるってやっぱ強いと思うし、タフだね。勝てたけど、本当に強くていい相手だったと思います。勝ったから良かったけど、負けたら相当悔しかったと思うんで」
――向こうには引き出しがあった?
▼青木「そうだね。デスマッチという見方を俺はしなかったのが勝因かなと思う。デスマッチだけじゃない、『やっぱりこのルールでやるんだ』って何かしら思っているんだろうというのがあったんでね。もしかしたら、もっとここにいたら彼は適合して、こっちでも凄いことになるんじゃないかなと思うよ」
――青木選手がやりたいタイトルマッチの戦いができた?
▼青木「俺はやっぱり何度も言ってるけど、このベルトを作り直して、いろんな人が挑戦して、いろんなタイプの人がこのベルトを欲しがるっていうのが一番いいと思っている。やっぱり似た者同士とか、知っている人とだけしかやらないとか、そんなこと俺は言うつもりないんで。やっぱりタイミングと、全てはお客さんの反応だと思うんで。俺が決めることだけじゃないんでね。そういう意味で、そこにさっきからずっと掛け軸持ってこっちに見せている人がいるんでね。彼にも何か…」
▼佐藤「こんな簡単に次期挑戦者になれると思わなくて、ちょっと面を食らっているんですよ。いつも面倒臭いじゃないですか? もっと面倒臭くしてやろうと思ったら、意外とすんなりだから。よろしくお願いします。ありがとうございました。ベルトを懸けて戦いましょう。世界ジュニアのね」
▼青木「世界ジュニア?」
▼佐藤「世界ジュニアですよ。何を言っているんですか。当たり前じゃないですか。他にあります?」
▼青木「アジアは?」
▼佐藤「アジアはまた別のところでタイトルマッチやるじゃないですか。これは世界ジュニアの次期挑戦者だよっていうやつ。あれ? 何だと思ったんですか?」
▼青木「いや、わからないけど。なんかの次期挑戦者じゃないかな。まあ、頑張って」
▼佐藤「じゃあ、あのやろうっていうのは?」
▼青木「いや、いろいろ。アジアもあるし」
▼佐藤「ちょいちょいちょい。世界ジュニア。違うの?」
▼青木「いや、いいよ。全然いい」
▼佐藤「なに今日はあっさり。逆に怖いよ」
▼青木「やろうやろう」
▼佐藤「ホント? 全然信じないからな。逆に怖い」
▼青木「やっちゃおう、やっちゃおう」
▼佐藤「その面倒臭いペースにハマらないよ」
▼青木「やっちゃおう、やっちゃおう。知らない、知らない。会社とか知らないから。いいよ、やろう」
▼佐藤「でも、1回それでやらなかったの覚えているからな。絶対に忘れないから」
▼青木「わかった、わかった。二度あることは三度あるから」
▼佐藤「今、なんて言った?」
▼青木「何でもない、何でもない。ていうことで、やってもいいかなと思っているんで。あとはもう、PWFに任せます。場所と相手はPWFに任せます。以上です。まだまだ俺はこのベルトで…」
※一度引っ込んだ佐藤が再び戻って来て
▼佐藤「本当にやるんだよね? 絶対にやるね」
▼青木「やるやるやる。やるやるやる。誰かとやる」
▼佐藤「誰と? 俺じゃねえのかよ?」
▼青木「わかったわかった。やるやるやる。頑張る頑張る頑張る。結局、面倒臭くしてんだもの。まあ、そういうことで、世界ジュニア、まだまだ面白いことしていきますんで。ああ、背中が痛い。あんなところから投げられたのは久しぶりだよ」
【試合後の竹田】
▼竹田「ああ、クソ! ちょっとな、直前までああだこうだ策を考えすぎた。ちょっとな。しかしよ、何遍でもいいよ。あいつはおもしれえチャンピオンだよ。今日は負けたよ。負けたけど、次はあるから。もう1回青木篤志とやらせろ。あんな面白いヤツから、1、2、3でも、ギブアップでも取ったら、プロレス人生冥利に尽きるよ、あんなの。しかし、チキショウ。俺も得意だった、俺も得意な関節で最後取られた。正直、取られたから何にも言えないけど。経験の差。それを言ったらお終いだ。ただ、俺はな、諦めないよ。入場で蛍光灯とか、有刺鉄線バットを持って言ったけど、あんなもん、はなから使う気ねえよ。こっちの策戦だよ。でもよ、あの男は有刺鉄線や蛍光灯を見ても微動だにせず、表情ひとつ変えなかったよ。ああいうところだよ、アイツの強さは。でも俺は、今日やってみてわかった。青木篤志、リスペクト。尊敬するよ。でも、次にやったらわからねえ。まだまだ俺には引き出しがあるから」
――全日本ファンにはデスマッチじゃない竹田選手を見せられた?
▼竹田「どうかね? それは見ている方の発言であって。じゃあ、こいつらが俺を『デスマッチだけじゃない人間』かと思っかと言ったらわからねえぞ。客に聞いてくれ。俺は客ありきのプロレスなんだよ、今。客が喜んで、客がスゲエって思えば、俺はそれでいい。でも、全日本ファンが『あいつはどうせものに頼って、レスリングも何もできないじゃないか』って思っただろ? それをまた見返すだけだから。今日思った人間はそれでいい。これから俺のレスリング、デスマッチをドンドン見ろ」
――今日、狂うことはできた?
▼竹田「まだまだだね。正直ね、あの男が何を考えて、何を感情を持っているのか、おまったくわからない。それがあいつの強さだと思うから。それに動揺した部分もちょっとあったからね。だから、佐藤光留しかり、こんな面白い相手がいるんだったら、全日本プロレスはもっとドンドン呼んでほしい。ていうか、俺は出る気でいるから」
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第55代王者]○宮原健斗(20分6秒 シャットダウン・スープレックスホールド)[挑戦者/2016チャンピオン・カーニバル優勝者]×関本大介
(試合終了後)
宮原「今日は最後まで最高の声援ありがとうございました」
(ここで関本と入れ代わるように真霜が登場)
真霜は「言わなくてもわかるだろ? 決着付けようぜ」
宮原「次の後楽園で俺はやってやってもいいと思ってるよ。それはPWFに任せる、ただお前に一言。この三冠ベルトを懸けて勝負だ」
(真霜が退場)
宮原「皆さんのおかげでこのベルト2度目の防衛をすることができました。気分は…気分は最高なんですけど、僕は欲しがりなんで、皆さんの健斗コールがあったらもっと最高なのになあ(客席から「健斗」コール)ありがとうございます。最高潮に達しました。そこで皆さんに聞きたい! 全日本プロレス、最高でしたか!(客席から「最高!」と声)聞こえないなあ、もう1回!全日本プロレス、最高でしたか!(さらに大きな「最高!」という声起こる「ありがとう、後楽園!」
【試合後の宮原】
――勝利したのはもちろん、同世代で満足できる戦いができたのは大きいのでは?
▼宮原「まあ、満足か満足じゃないかと言ったらちょっとクエスチョンだけども、俺は日々進化してるから。ゴールは別に今日なわけじゃないからね。ただ、正直二度目の防衛を果たせてね。関本選手という強豪相手に防衛できて、なんかホッとしている部分もあるし、またひとつ強くなれたんじゃないかなと思います。僕はチャンピオンだからと言って、あぐらをかいているわけじゃないし。日々の生活、練習。何も俺はチャンピオンになったからって変わっているつもりはないし。今でも強さを求めているし、プロレスにいたってはピュアな気持ちから変わりはしないんで。今でも夢を見ているし。そういうものをリング上では僕の全身から(出している)。夢とかお客さんに伝わればいいなと思ってますけど。僕の中では夢120%なんで」
――関本選手にスープレックスで勝ったことについては?
▼宮原「彼とはあんまりジャーマン対決とか、頭の端っこにはあったけど、そんな小さい次元で戦ってなかったんで。プロレスラーとしての技術、体力、華やかさ。その全て、トータルで勝負したつもりなんで。それで今日俺が勝ったというだけで、まだ彼とは1勝1敗ですから」
――試合後、真霜選手が登場したが?
▼宮原「すぐ出てきましたね。チャンピオンって休む時間はないですね。それは本当に肌で感じているし、次から次へと狙われる。なんか本当に包囲網をかけられてるような、そんな気分ですね」
――レスラー冥利に尽きると言える?
▼宮原「そうですね。何よりレスラー冥利って言えば、試合後、僕がマイクを持って姿を消すまで、お客さんが帰らない。その姿を俺がドンドンドンドン、もっともっと大きくしていきたいと思っているんで。俺はそういう部分も大切だと思っている。みんながハイタッチして寄ってきてくれる。それが僕のパワーになってますから」
――それだけ試合内容が素晴らしかったとお客さんも感じたのでは?
▼宮原「それは見ている人が判断すればいいことですから。僕はまだまだ進化しているんで」
――これだけ満員のお客さんが集まって、熱気もあった。そういう雰囲気でタイトル戦をできたことについては?
▼宮原「それはお客様、ファンの皆様に感謝…感謝ですね。それ以外ないですよ。もっともっとこれから全日本プロレスはさらにレベルアップしていくんで。その先頭に立つ覚悟はあるし、立つ自覚もあるし。それはリング上で示していくつもりなんで。ていうか、現在進行形で示しているんですけどね」
――諏訪魔選手の復帰が決まったが?
▼宮原「それは自ずとどこかで交わるんじゃないですか。ただ、いま僕は全日本プロレスの三冠チャンピオンですから。盛り上げているという自信もあるし。それは彼も復帰して盛り上げるつもりでしょうし。そのどっちが盛り上げるか。直接対決じゃなくても、いろんなところで勝負はできると思うんで。これからもっともっと全日本プロレスの幅が広がって、面白くなると思いますね」
【試合後の関本】
▼関本「ああ、ベルトに届かなかった。クソ。悔しいな。悔しい。まだまだ力が及ばないですね。ああ、クソ! チキショウ、悔しいな。本当に悔しい」
――宮原選手は前回戦った時と比べて違いは感じた?
▼関本「気迫が全然違いますね。凄い気迫でした。俺も気持ち入れて行きましたけど、やっぱりチャンピオンの気迫の方が上回ってましたね。また鍛え直して出直します」
――初めての三冠戦はどんな感じだった?
▼関本「厳粛なムードでしたね。あとはもう思いっきりいくだけだと思ったんで。確かにムードはありました」
――全日本の壁はもうすぐ乗り越えられるところまで来ている?
▼関本「高いですね。高いけど、高い山ほど登り甲斐がある。一歩一歩、よじ登っていきます」
第2試合終了後にアキレス腱断裂で1月から欠場していた諏訪魔が登場し、7月14日の後楽園大会から復帰することが発表された、約半年間の欠場となったが、諏訪魔不在の間は全日本の流れも新日本プロレスやWRESTLE−1との交流がスタートするなど激変していることから、果たして諏訪魔はどう対応していくのだろうか……。
メインはチャンカンを制覇した関本が、宮原の保持する三冠統一王座に挑戦、宮原はチャンカン公式戦では関本に破れており、今回は王者としてリベンジを狙う。
序盤は互いにバックを奪ってジャーマンを狙い、宮原はブラックアウト、関本はラリアットを狙っては空を切るなど牽制し合う。
宮原はフロントハイキックで関本を場外へ追いやると、突進する関本を鉄柵へギロチンホイップで叩きつけ、リングに戻ってからチンロック、スネークリミットとグラウンドで先手を奪う。
しかし突進する宮原を関本が場外へ追いやると、エプロンに戻った宮原をラリアットで強襲し、ここからトペスイシーダを発射、鉄柵に足を固定してのDDTから、リングに戻ってもロープワークに足を固定してのDDTで突き刺す。
エルボーのラリーも関本が競り勝つが、ラリアットをかわした宮原は低空ドロップキックを放つもと、関本の側頭部にもドロップキックから、串刺しジャンピングエルボー、ノーザンライトスープレックスと畳み掛けた後でジャーマンを狙うも、抵抗した関本は追尾式バックエルボーで宮原をエプロンへ追いやり、ブレーンバスターを狙うが、宮原はエプロンでのDDTで突き刺し、関本の首に再びダメージを与える。
宮原は雪崩式ブレーンバスターを狙うが、頭突きで阻止した関本はラリアットで宮原を叩き落とすとミサイルキックを発射、だがダイビングエルボーは自爆となると、宮原は串刺しブラックアウト、垂直落下式ブレーンバスターと畳み掛け、ブラックアウトを狙うが、キャッチした関本は宮原の師匠佐々木健介の技であるトルネードボムで叩きつけ、STFで捕獲する。
関本はロープに逃れた宮原をタイガースープレックスで投げるも、串刺しラリアット狙いは、追尾した宮原が串刺しニーで返してからジャーマンで投げるが、関本もジャーマンで応戦し、宮原のフロントハイキック、関本がラリアットと応酬すると両者はダウンとなる。
起き上がった両者はエルボーのラリーから、宮原がフロントハイキックを放つも、倒れない関本は延髄斬りからラリアットで返し、宮原のブレーンバスター狙いを背後に不時着した関本がジャーマンで投げ、更にぶっこ抜きジャーマンで投げようとするが、宮原は必死で阻止、関本は延髄斬りを放つも、倒れない宮原は背後からのブラックアウトで強襲しブラックアウトを浴びせる。
宮原はシャットダウン式ジャーマンを狙うが、関本も必死で抵抗し振り払ってから袈裟斬りを乱打するも、ブラックアウトの連発で関本を黙らせた宮原がシャットダウン式ジャーマンで3カウントを奪って関本からリベンジを果たして王座を防衛した。
試合後にはファンにアピールする宮原の前に第2試合でリーを破った真霜が現れて挑戦をアピールし宮原も受諾、真霜とはチャンカン公式戦では時間切れ引き分けに終わっていることから事実上の決着戦、関本にリベンジを果たした宮原だが、次々と他団体からの外敵が挑戦に名乗りを挙げ、またチャンカンでは宮原を降している秋山や、7月14日から復帰が決定した諏訪魔も控えている。これらの強敵を降して宮原は全日本に新しい時代を呼び込むことが出来るか…
セミの世界ジュニア選手権は挑戦者の竹田は有刺鉄線バットと蛍光灯束を持参して登場するが、あくまで牽制でセコンドの菊田一美が二つのアイテムを持って引き上げていった。
試合は竹田がU−FILE CUMP出身の一面をみせ、マウントから腕を取ってアームロックを仕掛ける、猪木アリ状態から膝十字を仕掛けるなどグラウンドで青木を翻弄する。
スタンディングでも竹田はエルボーのラリーにも競り勝ち、青木のドロップキックを自爆させ、またエプロンから場外へのブレーンバスターを敢行し、リングに戻ってもニーリフト、後頭部へのランニングニーと圧倒し主導権を渡さない。
劣勢の青木はドロップキックで活路を見出し、串刺しジャンピングエルボー、スクールボーイからの側頭部へのドロップキックと流れを変えるも、ロープへ走ったところで竹田がスピアーで迎撃し、串刺しジャンピングニー、膝十字固め、カナディアンバックブリーカーと攻勢に出る。
しかしラリアットをかわして逆にラリアットを浴びせた青木はバックドロップからスパイラルポセイドンで叩き落とし、後頭部へのラリアットからアサルトポイントを狙うも、阻止した竹田はジャーマンからランニングニーを浴びせ、ハイブリッジのジャーマンスープレックスホールドで追い詰める。
竹田のランニングニー狙いを、青木が飛びつき腕十字で捕獲し、竹田も腕十字で切り返そうするが、青木が阻止すると竹田はアンクルホールドで捕獲、更にハーフネルソンスープレックスから変型クロスフェースことメガラバで捕獲するが、青木が飛びつき腕十字で切り返すと、竹田が逃れようとしたところでトラップオーバーへと移行し竹田は無念のギブアップ、青木が王座を防衛した。
試合後には佐藤が『次期挑戦者』の掛け軸を持参して登場し挑戦を迫ると、青木も同門同士の対決に戸惑いながらも挑戦を受諾した。
第5試合のゼウスvs岡林はパワーや肉弾戦が中心となるも、岡林がゼウスの腰に集中攻撃を浴びせて先手を奪うも、パワーで跳ね除けたゼウスは逆水平合戦を競り勝ってから、串刺しバイセップスエクスプローション、串刺しボディーアタック、フロントスープレックスと攻勢をかけてからチョークスラムを狙う。
阻止した岡林はパワースラムからアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ、脱出したゼウスもサソリ固めで応戦し、場外でのブレーンバスターから、リングに戻ってからのチョークスラム、バイセップスエクスプローションを浴びせる。
しかし岡林がラリアットで相打ちに持ち込んでからラリアットを浴びせるが、ゼウスもバイセップスエクスプローションで応戦してダイビングラリアットを発射し、ジャックハマーを狙うも、岡林は阻止する。
両者は逆水平のラリーとなるが、岡林がラリアットを浴びせると、パワーボムからゴーレムスプラッシュを投下して3カウントを奪い勝利を収めた。
またAJレンジャーvsアックスボンバーズは、アックスボンバーズはレッドこと中島を捕らえ、アックスボンバーズそれぞれが4コーナーに分かれてアックスボンバーを狙うも、レッドがかわすと、逆ににAJレンジャーズがAJアタックこと、コーナーに分かれた4選手がサンドウィッチニーを浴びせるが、肝心のところで誤爆を連発してしまい、この隙に田村がレッドをラ・マヒストラルで丸め込んで3カウントを奪い、アックスボンバーズが勝利を収めた。本日も沢山のご来場、ご声援誠にありがとうございました!
次回の後楽園大会は、2016 ダイナマイトシリーズ 開幕戦 6/15(水) 18:30開始です!皆様のご来場お待ちしております!#ajpw #プロレス pic.twitter.com/KRo9c1kNul
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2016年5月25日全日本プロレス後楽園ホール大会、最高のご声援をありがとうございました♪
V2達成しました!!!#ajpw #プロレス pic.twitter.com/uB8IRykk7P
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2016年5月25日三冠挑戦、決定だろ?
— 真霜拳號 (@mashimo_kengo) 2016年5月25日今日はたくさんのご来場と応援ありがとうございました!
世界ジュニア、防衛出来ました。
でも、竹田誠志選手は強かった。今まで試合してきた選手とはまた違う強さでした。
今日は勝てたけど、これからもドンドン戦っていきたいと思う選手が出来た事は勝った以上に嬉しい事です。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2016年5月25日世界ジュニア戦負けました…。悔しい!とにかく悔しい!!!
青木さん強かったし巧かった。悔しいけどこれが現実。また沢山練習して強くなってあのベルト獲りに行かせてもらいます。竹田誠志まだまだこんなもんじゃねぇってのをまた魅せたいっす!とりあえず青木さん楽しかった。ワンモアプリーズ!
— 竹田 誠志 (@crazykid0813) 2016年5月25日いろいろあって今帰宅。勝手に世界ジュニア次期挑戦者・佐藤光留は朝まで(コーラ)飲んで帰ってきた。仮眠したら練習。青木篤志よ、チャンピオンよ。もう勝負は始まっているぞ。 pic.twitter.com/ev1d4gfE1g
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2016年5月25日【全日本】諏訪魔が7・14後楽園で6ヶ月ぶり復帰、Evolution興行第2弾7・16横浜大会の開催も決定https://t.co/vuGwN7Ba9E#ajpw pic.twitter.com/9Ui6eMbma9
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年5月25日ただいま!GAORAチャンピオン相手に2連勝!AJレンジャー撃破!撃破!!次はGAORAチャンピオンシップ!とるぜベルト!#とどろきアリーナ#ヒートアップ#ajpw
— 田村和宏★6・19王子ベースメントモンス (@tamukaz) 2016年5月25日後楽園大会へのご来場誠にありがとうございました!平日にもかかわらずたくさんのお客様に来て頂きました。AJレンジャーは負けてしまいましたが、また何処かで^_^#ajpw #AJレンジャー pic.twitter.com/znRmX96nPm
— 秋山準 (@jun0917start) 2016年5月25日後楽園大会にご来場の皆さん、ありがとうございました!グリーンの誤爆が効いた。。。6.9タイトル戦に向け明日から太陽の国で、情熱の紅をチャージしてきます!あぁ何にも準備してない!! #ajpw #AJレンジャー pic.twitter.com/qTjvqf5THH
— 中島 洋平 (@nakajima_youhei) 2016年5月25日ー7/14復帰宣言ー https://t.co/AeaxvBGDd2
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2016年5月25日全日本プロレス後楽園ホール大会。お客さんでいっぱいになった会場で、三冠戦も世界ジュニアもAJレンジャーもアックスボンバーズも見られて良かった!熱気の中でじーんと感動していました。ゼン!ニッ!ポン!
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2016年5月25日 -
KING OF GATE 2016 栗巻大会公式戦結果5月25日 DRAGON GATE「KING OF GATE」宮城・栗原市若柳総合体育館
▼「KING OF GATE 2016」Aブロック公式戦/20分1本
[1敗1分=1点]△パンチ富永(20分時間切れ引き分け)[1分=1点]△Kzy
▼「KING OF GATE 2016」Dブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗=2点]○堀口元気H.A.Gee.Mee!!(8分20秒 バックスライド・フロム・ヘブン)[1勝1敗=2点]×吉野正人 -
BEST OF THE SUPER Jr.XXIII 岩手大会公式戦結果5月25日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」 岩手・一関市総合体育館 ユードーム 803人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○マッド・サイダル(6分21秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×外道
※エアーサイダル
【サイダルの話】「みんな、どうだった? これでひとつ勝ち越した。今日のフィニッシュは手ごたえあったよ。とても強く決まった。これからもこの調子でいくよ。俺はより強く生まれ変わったんだ。この『BEST OF THE SUPER Jr.』決勝の舞台に立っているのは、俺と友達であるリコシェの2人さ。2人でKUSHIDAの持つベルトを目指している。このベルトを持ったまま、IWGP Jr.ヘビー級のチャンピオンシップを実現させる。もちろん『SUPER J-CUP』も制してみせるさ。頂上に上り詰めて、この手ですべてのトロフィーをつかむんだ。それが俺の今の目標だ」
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○カイル・オライリー(10分58秒 アルマゲドン)[3敗=0点]×BUSHI
【オライリーの話】「これで3人の最高のJr.ヘビー級のレスラーをやっつけた。残りは4人だけど、まったく心配はない。LOS INGOBERNABLES de JAPON? それがどうした? CHAOS? それがどうした? ニュージャパン? それがどうした? Jr.タッグ・チャンピオン? それがどうした? このカイル・オライリーがこのまま突っ走って『BEST OF THE SUPER Jr. 2016』を制するように、ガンバリマス」
【BUSHIの話】「結果がすべてだよね。結果がすべてなんだろ? 別に俺は、今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』、ナメてたわけじゃないよ。ただ、予想外の出来事が開幕から起こってるだけでさ。これで3連敗? せっかくさ、俺を優勝候補にしてくれてるファンの皆さんをがっかりさせないためにも、俺は最後まで望みを捨てない。なぜなら、このリーグ戦、何が起こるかわからない。3連敗? 3敗? 残り全部勝てばいいだけだろ? そしたら自ずと勝敗並ぶヤツがいるんじゃないか? そういうヤツらをどんどん、どんどん上から引きずり落とす。ただそれだけ。俺は別にあきらめてるわけでもなんでもない。俺はいまの新日本Jr.を、現状をブッ壊すだけ。ただそれだけ。ノー・プレオクパード、心配ない」
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○KUSHIDA(10分31秒 ホバーボードロック)[3敗=0点]×デビット・フィンレー
【KUSHIDAの話】「やっと1勝、やっと1勝できた。旅に出たら、スーツケースとパスポートが一気になくなっちゃった、そんな気分ですけど大丈夫。そんなこともあったし、いろんな修羅場をくぐり抜けてきたKUSHIDAだから。さすがに少~しだけ、もう1勝もできずにこのリーグ戦終わるんじゃないかっていう恐怖感があったけど、まずは早く次の公式戦がやりたいですね。何しろ前年度覇者、そして現IWGP Jr.チャンピオンが出る『SUPER Jr.』、数年ぶりでしょ? いままでJr.を散々、ヘビー級に行くための、他団体に行くためのステップにされてきたから。今日はデビッド・フィンレー、そういう意味でも叩き潰しました。次は誰かな? とにかく早く、公式戦やりたいですね」
【フィンレーの話】「フー、これで3連敗か・・・。応援してくれているファンには悪いことをした。でも、まだ『SUPER Jr.』は始まったばかり。今日のKUSHIDAは、特別な相手だった。チャンピオンだけど、決して大きな差があったわけじゃない。あのベルトをいつか必ず腰に巻くという思いで、毎日やってきてるんだ。今回はトーナメント(リーグ戦)として闘ったけど、あのベルトを狙っていく。今日はそれに向けてのひとつのステップだった。これからも毎日、あのベルトを目指してやっていく。このトーナメントでも、その目標に近づくように勝利を狙っていく。必ず夢をつかんでみせるよ」
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○田口隆祐(12分2秒 オーマイ&ガーアンクル)[2勝1敗=4点]×ロッキー・ロメロ
【田口の話】「リーグ戦3勝。いやあ、ビックリ。おかしい。調子が悪い。こんなの、俺じゃないよ。でも、これまでの俺と違うからね。これまでの自分だったら3連敗もあり得たけど、変わったってことですよ。まさにこっから、トランキーロ、あっせんなよぉ~~~~~って感じですよ。自分自身、気を引き締めて、あっせんなよぉ~~~~~でいきたいと思います。ロス・インゴ辱め~~~~・デ・ハポン!」 -
BEST OF THE SUPER Jr.XXIII 山形大会公式戦結果
5月24日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」山形・米沢市営体育館 815人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○ボラドール・ジュニア(9分47秒 デ・プレラドーラ・エストラーダ)[2敗=0点]×タイガーマスク【ボラドールJrの話】「公式戦で勝ててよかった。2試合でやっと1勝できた。これからもっともっと勝っていくよ。CMLLを代表してここに来てるんだ。必ずヌメロ・ウノ(ナンバーワン)のなってみせる。ティグレ(タイガー)やライガーといった強敵がまだ残ってるけど、必ず一つひとつ勝っていって、ルチャドールこそが最強であることをみんなに見せるよ」
【タイガーの話】「何年ぶりかのこの米沢。思い出の残ってる控室。サスケさんたちと、それこそ僕がまだプロレスというものを教えてもらってるときに来てたこの体育館。そこでボラドールという、僕たちの2代、3代上という選手とやれたというのは運命かなと思いますね。もちろん勝つ気でいたし、やはり米沢のファンはみちのく(プロレス)の時のタイガーマスク(を覚えていて)、声援も僕の方があったかなと思うんでだけど、そういう意味ではまだまだ元気だというのを見せたかったんだけど。見せられたと思うんだけど、なんだろ……今のといったら嫌だけど、彼らの今やってる主流のルチャもそうだし、新日本もそうだけど、変わりつつあるその中で、ただ僕がそれについていけなかったというだけかな。あとは(ボラドールJr.は)技も的確だし、トペ・コン(ヒーロ)とかね、ケブラーダなんかやられた時は、やられながらも懐かしいなって思っちゃったね。サスケさんとやってるような気がしたっていうか。僕も(左)片がまだ本調子じゃないんで。やっとテーピングははずれたんだけど、あれだけ肩を攻められちゃうとどうしても力が入らない。だからダブルアームバーもね、肩が何もなければ決まってたと思うし。もう一歩の踏ん張りかな。でも、いまCMLLで一番といわれるボラドールと試合できたっていうのは、僕にとっては財産だし。素晴らしいと思いますよ。素晴らしいと外で言ってるだけじゃなくて、自分のその中に入ってやらなくちゃいけないんで。僕は負けた時はいつもそうだけど、新弟子じゃないけども、また1からという気持ちで。もう1度出直して、まだまだ公式戦は残ってるんで、頑張ります。次やった時は、こういうわけにはいかないと思ってます」▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○獣神サンダー・ライガー(7分12秒 飛びつき回転十字架固め)[1勝1敗=2点]×チェーズ・オーエンズ
※試合後にオーエンズがパッケージドライバーでライガーをKO!▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○リコシェ(12分30秒 ペナドリラー2point)×[1勝1敗=2点]×ボビー・フィッシュ【リコシェの話】「ああ、キツイ試合だった。でも、OK。キツイ試合が続くのはわかってる。このキツイ試合を勝ち抜いてこそ、最高のジュニアレスラーになれるんだ。これで連勝。まだ始まったばかりだ。とにかくその日の相手を叩きのめすだけさ。KOするか、タップアウトを奪うか、トップロープからの攻撃で押さえ込むか、そうやって勝つだけさ。一つひとつ、そうやって勝っていけばこのトーナメント(リーグ戦)の栄冠が自ずとこの手にやって来るさ。1試合ずつ、得点を重ねていくだけ。そしてどんどん上っていくんだ。それがこのトーナメントを勝つコツさ。ことしは俺が2度目の優勝を飾る。俺が世界でも最高のジュニア(ヘビー級の)レスラーであるからさ。このトーナメントを勝ち抜いたものこそが、最高のなかでも特に最高のレスラーなんだ。だから今夜、このままホテルに戻って、次の公式戦の作戦を考える。そしてそれを確実に成し遂げるだけさ。簡単なことさ。今日、一つの歌を奏で終わった。次はまた次の歌を奏でるだけさ。そしてまたその次の歌をね」
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○バレッタ(11分55秒 エビ固め)[2敗=0点]×ウィル・オスプレイ
※デュードバスター -
BEST OF THE SUPER Jr.XXIII 新潟大会公式戦結果
5月23日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」新潟・燕市民体育館 1156人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○マッド・サイダル(9分20秒 片エビ固め)[2敗=0点]×BUSHI
※エアーサイダル【サイダルの話】「なあ、みんな、俺の友達よ、今日もまた勝ったぜ。『BEST OF THE SUPER Jr.』公式戦をエアサイダルで締めくくって連勝だ。“リボーン”マット・サイダルでの勝利で、また明日からの期待も高まったはずだ。俺はまだまだ勝ち続けるぜ。俺が突き進んでいくところをしっかり見てくれよ。このIWGPジュニアタッグのベルトを持ったまま、KUSHIDAの持つベルトも手に入れてやる。そのためにも、この『BEST OF THE SUPER Jr.』で最善を尽くす。その先に運命が待ち受けている。それまでの一瞬一瞬が大切だし勝負だ。その一つひとつをクリアしていけば、必ずやいい結果につながる。俺と一緒に喜ぼうぜ。そして最後に待ち受けているものを分かち合おう。それはPEACE&LOVEだ」
【BUSHIの話】「やれやれ、これで2敗か。でもな、俺はこの2年ぶりの『BEST OF THE SUPER Jr.』、2年ぶりだぜ、楽しんでるんだよ。今が一番楽しいよ。負けて悔しくないヤツなんていないよ。でもね、サイダル、ヤツはこの新日本のジュニアヘビー、ジュニアタッグのチャンピオンでしょ? 勝ったら違う景色が見えたんじゃないか? ガイジン天国のジュニアタッグ、何とかなったかもな。ま、たられば、負けて言うのはかっこ悪いから、次だよ。ノー・プレオクパード。心配ないよ。カイル・オライリー、待ってろよ」
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○カイル・オライリー(11分24秒 アルマゲドン)[1勝1敗=2点]×外道【オライリーの話】「これで2人続けてやっつけた。(優勝まで)残り6試合だ。そして俺が栄冠を勝ち取るんだ。この『BEST OF THE SUPER Jr.』の栄冠をな。俺が何を言ってるのか。365日前、俺は1年後、さらに素晴らしいカイル・オライリーになって。さらに素晴らしいレスラーになって、リーグ戦に戻って来ると誓った。そして365日がたった。その結果が2勝0敗だ。あと6勝。その通りになれば、俺は世界最高のジュニアヘビー級レスラーになれる」
【外道の話】】「(※首を横に2、3度振って)あのやろうとは2度とやりたくねえ。アサシン(暗殺者)だ、あいつは」
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○田口隆祐(9分18秒 オーマイ&ガーアンクル)[2敗=0点]×デビット・フィンレー【田口の話】「ああ、立ってられない(※と言って、インタビュースペースに座り込んでコメントを続ける)。レッグマフラー、マフラーホールドでいかれるかと思ったよ。終わったら、どんどん痛みが出てきて。前回(フィンレーと)やったのはいつだろ? 最近やったけど、もう力をつけてきてる。ジェイ(ホワイト)にしろ、フィンレーにしろ、青い目のヤングライオン。人種は違えど、ヤングライオン魂を持ってる新日本の一員ですから。心強い、楽しみな後輩ですよ。(リーグ戦で)1勝ぐらいできるんじゃないかな? もしかしたら残り全勝するかもしれないし。初戦はちょっと遊びの部分を入れなかったですけど、今日、遊びの部分を入れたら、こういう試合になっちゃう。残りの公式戦は真面目に優勝狙って、勝負にいきたい。一発一発、全力で、決勝に向けて闘います」
【フィンレーの話】「(公式戦)2試合目も負けてしまった。俺は2連敗してしまった。だけどこの2試合で、さらに俺は経験を積んだ。タグチはかなり素晴らしいジュニアヘビー級のレスラーだ。元IWGPジュニアヘビー級チャンピオンだった頃よりも、素晴らしいレスラーになっている。こんなにも素晴らしいジュニアヘビー級のレスラーが、この『BEST OF THE SUPER Jr.』には集まっているのは不思議なほどだ。今日の試合に関して言うなら、彼の方が少し強かったし、少し経験を積んでいた。動きも少し速かった。でも俺の方が若い。ちょっと向こうの方が有利だっただけだ。だけどこれから経験を積んでいけば、勝てないことはない。俺の方が彼より素晴らしいレスラーになる。そのためにまだまだ俺には学ぶべきことがある。俺はタグチのことをリスペクトしているし、これからまだまだ挑んでいく。みんなには俺が成長していくのを見ていてほしい。必ず、彼よりも素晴らしいレスラーになることを約束するよ」
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○ロッキー・ロメロ(15分3秒 体固め)[2敗=0点]×KUSHIDA
※ジャンピングニーアタック【ロメロの話】「たった今、俺はチャンピオンをやっつけたぞ! IWGPジュニアチャンピオンのKUSHIDAをやっつけたんだ。KUSHIDAの時代は終わった。ヤツの時代は終わったんだ。なぜかというと、もうすぐリッキー・ロメロがチャンピオンになるからだ。それを今夜のニイガタで、俺がニイガタ・ヴァイスになって証明したんだ。次はセンダイで、センダイ・ヴァイスになって2016年の『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝するぞ! なぜなら俺はサイコー(最高)だからだ。それも永遠にな。ヘヘヘ、ノリノリダゼ」
【KUSHIDAの話】
KUSHIDA「負けたら何言っても説得力ないです。何も言う資格なし」--2連敗でかなり苦しくなりましたけど……。
KUSHIDA「チャンピオンでリーグ戦に出ることが、こんなにもハードなものとはね……」
0-2
— KUSHIDA (@KUSHIDA_0904) 2016年5月23日BEST OF THE SUPER Jr. 兄弟 vs カイル・オライリー。兄弟負けちまったか。。でもまだたった一敗。これからこれから! #やっぱりな
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2016年5月23日 -
神戸で大波乱!鷹木はフジイとまさかのドロー!清水は土井に完勝!戸澤は時間切れ寸前でススムを降す!5月22日 DRAGON GATE「KING OF GATE2016」兵庫・神戸サンボーホール 1000人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○ヨースケ・サンタマリア U-T(6分34秒 狙い撃ち)Kotoka ×問題龍
◇第1試合◇
▼20分1本
Gamma パンチ富永 ○エル・リンダマン(8分52秒 ロコモーション式タイガースープレックス・ホールド)堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・神田 ×ジミー・クネスJ.K.S
◇第2試合◇
▼「KING OF GATE 2016」Dブロック公式戦/20分1本
[3勝=6点]○ビッグR清水(15分20秒 エビ固め)[2敗=0点]×土井成樹
※砲丸投げスラム
【清水の話】「うぉー、3戦目、土井成樹も、砲丸投げスラムでこの俺、ビッグR清水が3カウントを取ってやったぞ。おい、キング・オブ・ゲート、俺はノーマークの選手かもしれねえがな、この砲丸投げスラムで、全勝で、決勝、そしてキング・オブ・ゲートのトロフィー、この俺が握ってやるからな。キング・オブ・ゲート、決勝まで砲丸投げスラムで3カウントを取るのはこの俺、そうビッグR清水だぁーっ!!」
◇第3試合◇
▼「KING OF GATE 2016」Aブロック公式戦/20分1本
[2勝1分=5点]△鷹木信悟(20分時間切れ引き分け)[1敗1分=1点]△ドン・フジイ
【鷹木の話】「あーチクショー。遊び過ぎたな。20分しか時間がねえのに、最初フジイののらりくらりに付き合い過ぎた。あんなヤツいつでも決めれると思ったけど、さすがはドン・フジイ。20分じゃ足りなかったな。まあいいじゃねえか。ドリームゲートチャンピオンがよ、アッサリリーグ戦を通過したらおもしろくねえだろ。これで勝ち点5。でもAリーグの中じゃトップだろ。残りは元付き人のパンチ富永と、イージーだかKzyだか知らねえけど、とにかく2試合ともイージーだからよ。まあ20分、今日みたいなミスは侵さねえぜ。見ての通り、引き分けだけど、俺の体はぴんぴんしてるんだ。Kzy、パンチ、お前らは10分、いや5分で仕留めてやるからな。片手で十分だ。とにかくAブロック通過して、決勝トーナメントも優勝して、その先にはドリームゲート王者、そしてキング・オブ・ゲート2016制覇した者として、権限を存分に使わせてもらうからな。以上だ」
【フジイの話】「俺負けてねえよな。勝ってもいねえか。ドローか。もうリーグ戦も中盤、死力だよ。これぐらいの闘いなんだよ。俺らのリーグ戦は。AブロックもBブロックもCブロックもDブロックも一緒だ。これだけ体を痛めて俺らここまで、ヴェルセルクどうのいいよ。ドラゴンゲート全員のプライドや。これだけやってんねんぞ。次、絶対勝つからな」
◇第4試合◇
▼30分1本
斎藤“ジミー”了 ○ジミー・カゲトラ(12分1秒 影縫)吉野正人 ×T-Hawk
◇第5試合◇
▼「KING OF GATE 2016」Cブロック公式戦/20分1本
[2勝=4点]○ドラゴン・キッド(11分33秒 ウルトラ・ウラカンラナ)[1勝1敗=2点]×望月成晃
【キッドの話】「結果、見ました? 勝っちゃいましたよ。あの望月さんね。もちろん今回のリーグ戦はオーバージェネレーションに入ってからツインゲート取れなかった。だったら次はキング・オブ・ゲートでしっかり結果残さないとと、しっかり頭の中では考えてましたよ。ただね、リーグ戦ですから、そこは計算してね、あの元気なモッチー、よくわかってるんで。正直嬉しいわ。勝てたことがね、この1勝はかなり大きいと僕はにらんでますよ。これで2勝、残り負ける気しないな。本当にGammaさんと言ってた、これから先のリングで争うのも夢じゃなくなってきたんじゃないかなと。まあただこの連戦の中でのキング・オブ・ゲート、この長期かけて今回のリーグ戦は心身ともに結構こたえますね。ただ、僕らベテランは若いのに負けてられないんで。今日は今日、明日は明日、気持ち切り替えて、まだまだドラゴンゲート、キング・オブ・ゲートで盛り上がれー!」
【望月の話】「いやあやっぱ甘くねえなぁ。やっぱりね、俺も元気なつもりでいるけど、シングルもそう何日も続いてるわけじゃないけど、こういうドリームゲート戦級とまでは言わないけど、やっぱり大事な勝敗の懸かってるシングルがこう短期間に来るとね、まあ色々と出て来るね。トーナメントだったら勝てばそれでいいんだけど、やっぱ横の点数とか気になるし、頭も使えば体力も使う。今日なんか初めて認めたくないけど、疲れと年を感じたね。CIMAとね、まあフジが今日素晴らしい試合で鷹木をストップして、Gammaちゃんは早々に公式戦終わったけどさ、キッドも含めてベテラン4人あおったつもりだったんだけど、考えてみてればキッドは同じブロックだったなと思って。アイツは2連勝だからもうある程度、自力優勝っていうのは1敗した時点で、キッドが2勝した時点でないんでね、ちょっとまだまだ、斎了もまだだし、T-Hawkもまだ1試合しかしてないし。まあでも諦めずに、やっぱ出場選手全員が疲れ出てきてると思うんで、俺だけじゃないというのを心の中に秘めてさ、まだまだがんばりますよ」
◇第6試合◇
▼30分1本
○YAMATO B×Bハルク Kzy(18分15秒 反則勝ち)サイバー・コング 谷嵜なおき ×"brother"YASSHI
※レッドボックス攻撃
(試合終了後)
土井「お前ら何こんなところで寝てんねん。寝るなら家のベッドで寝ろや。あらためて紹介するぞ、ヴェルセルクの新メンバー、ブラザー・ヤッシーや! YAMATOよしブラザーの方がええやろ。ブラザー、神戸のヤツらに一言挨拶したれよ」
YASSHI「ヘイヨー、カス野郎ども、ただいま紹介に預かりました、この俺がヴェルセルクの新メンバーブラザーヤッシーa.k.a、ご機嫌ちゃんや、カス野郎。東京でもな、俺たち新生ヴェルセルクはメチャクチャ好評なわけで、今日のここではオマエらカス野郎ども、ご機嫌ちゃんにしたるわ、カス野郎。ヴェルセルクがリング占拠したらお前らカス野郎どもご機嫌ちゃんやろ。このご機嫌ちゃんの続きは来月の6月4日や。またここでお前らカス野郎どもをご機嫌ちゃんでおもてなししてやるからカス野郎。今日はこれぐらいで勘弁しといたらあ」
【土井の話】「あのメンバーでユニットとして機能するのか? リングで寝とったぞ。ヴェルセルクは新体制になったんや。新メンバー、ブラザーヤッシー!」
【YASSHIの話】「東京に引き続き、ここ神戸でもお客さんみんなご機嫌ちゃんになってたやないか。俺らがドラゴンゲートのご機嫌ちゃんにしたる。俺らのご機嫌ちゃんはバッドエンドじゃ、カスヤロー」
◇第7試合◇
▼「KING OF GATE 2016」Bブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗1分=3点]○戸澤陽(19分30秒 エビ固め)[1勝1敗=2点]×ジミー・ススム
※フランケンシュタイナー
【戸澤の話】「やっと1勝できました。1勝挙げるのどんだけ大変やねん。キング・オブ・ゲート、メチャメチャキツイよ。あと2戦か。もう引き分けも負けもできへん。勝ちだけや。あと残りのエントリーしてる選手、負けてくれ。勝ってる選手、負けてくれ。ちょっとこんな言い方、他力本願過ぎかもしれんけど、勝ち残る上ではこれは仕方ない。どうにか、なんとかして、決勝トーナメントに上がらなアカン。奇跡は起こる。絶対このリーグ戦、絶対あきらめないです。応援よろしくお願いします」
【ススムの話】「戸澤は2試合やっててまだ1点だったんですよね。僕は岡崎で1勝、2点を幸先よく挙げたんですけど。気持ち的にはボクの方が優位だったんですけど、そこの意地、その戸澤が追い込まれているっていう部分が今日一歩、ボクの上に行った。結果論、あと30秒経てばの1点がほしかったですけど、それが今後どう響いてくるかっていうのが出てきますけど、結果敵にあと全部勝てばいいかなとは思いますけど、本当に今日は悔しいですね。これだけの試合をして。ドリームゲートを落として以来こういうキング・オブ・ゲートっていう。一昨年は優勝してますんで。ブロック分かれての総当たりリーグ戦というのは初めてなんで、そういった意味でここで、地味に、ノーマークだと思うんですけど、また取
って、もう一回夢の扉を開けるようにいきたいなとは思ってたんで。まあでも本当に全部ひっくるめて悔しい。悔しいしかない。でもそれがボクの今後のリーグ戦の力になると思うんで、一つも落とさずにいきます」
Dブロック公式戦では2連勝の清水が1敗スタートの土井と対戦、序盤のマッチアップでは清水が制するも、土井は低空ドロップキックから足四の字固めと足攻めを展開して試合の主導権を握る。
土井は清水の雪崩式ブレーンバスター狙いをクルっと回ってパワーボムで叩きつけると、ダイビングエルボーの連発から足攻めで再度動きを封じにかかるも、清水はネックハンキングボムで叩きつけて形勢を逆転させる。
土井はバカタレスライディングキック、清水は砲丸投げスラムを互いに狙うも不発となるが、土井は再び低空ドロップキックから足四の字固めを決め、清水がロープに逃れて土井はドラゴンスクリューから再度足四の字を狙う。
清水は強引に砲丸投げスラムを狙うが、土井が切り返してバックドロップを決めると、DOI555を連発してからバカタレスライディングキックを炸裂させ、もう一発を狙うが清水はラリアットで迎撃する。
清水はライガーボムからラリアットを連発し、V9クラッチで粘る土井に砲丸投げスラムを決め3カウントを奪い公式戦3連勝、土井は勝ちなしの2連敗となる。
Aブロック公式戦では2連勝の鷹木と1敗スタートのフジイが対戦、序盤からエンジンを全開させたフジイはラリアットで鷹木を場外へ追いやるも、追撃を狙ったエプロンからのプランチャは自爆すると、鷹木はイスで一撃し、リングに戻ってからのフジイの腕十字も鷹木は持ち上げて叩きつける。
苦しい展開となったフジイはフライングボディシザースドロップからダイビングボディーアタックを浴びせると、ノド輪落としを決めるが、鷹木も変型デスバレーボムで返してから、起き上がりこぼし式バンピングボンバーを放つも、フジイもラリアットで応戦する。
フジイは再度ノド輪落としを狙うが、鷹木が逆に掟破りのノド輪落としを決めると、ツームストンパイルドライバーからバンピングボンバー、そしてSTAY DREAMを狙うも、切り返したフジイは雪崩式フェースバスター、外道クラッチ、後頭部ラリアット、外道クラッチと畳み掛け、鷹木のバンピングボンバーをかわしてナイス・ジャーマンを決める。
フジイはラリアットからタイガースープレックスを狙うが、阻止した鷹木はラストファルコンリを決めるも、すぐカバーに入れず、残り2分となって打撃戦を制した鷹木は串刺しバンピングボンバーからSTAY DREAMを決めてからカバーもカウント2でクリアされたところで時間切れとなり引き分けとなった。
Cブロック公式戦では共に1勝同士の望月とキッドが対戦、キッドから奇襲を仕掛け、フェイント619を狙うが、阻止した望月がニークラッシャーから足攻めを展開し、キッドの起死回生のスワ ンダイブ狙いもキックで迎撃する。
劣勢のキッドはドロップキックから619、ケブラータと反撃し、スワンダイブミサイルキックから619を狙うも、キャッチした望月がアンクルホールドで捕獲、更にローキックの連打でキッドの足にダメージを与えていく。
望月はランニングミドルから三角蹴りを狙うが、阻止したキッドは雪崩式フランケンシュタイナーを狙うも、これを阻止した望月が雪崩式ブレーンバスターからツイスターの連続技、一角蹴りを浴びせ、再度ツイスターを狙うが、キッドはスタナーで切り返し、619、メサイヤと畳み掛ける。
勝負に出たキッドはウルトラ・ウラカンラナを狙うが、キャッチした望月はイリュージョンから真最強ハイキックを狙うも、今度はキッドがかわしてバイブルからウルトラ・ウラカンラナで3カウントを奪い2勝目を飾る。
メインはBブロック公式戦で1点の戸澤が2点のススムと対戦、序盤はマッチアップでスタートも、ススムがいきなりジャンボの勝ちを炸裂させて先手を奪ったが、場外戦で流れを変えた戸澤が右腕攻めを展開も、ダイビングセントーンが自爆となると、ススムが投げ放しジャーマンで投げ、戸澤は首に大ダメージを負う。
ここからススムは首攻めを展開して主導権を握り、エクスプロイダーを決めるが、戸澤もミッションインポッシブルで反撃して、バイシクルキックからバックドロップで返すも、読み合いを制したススムは後頭部へのジャンボの勝ち、横須賀カッター、友情、雪崩式エクスプロイダーと戸澤を追い詰める。
劣勢の戸澤は雪崩式ブレーンバスターで投げると、ススムのミドカワラッシュに対し、戸澤は投げ放しジャーマンで投げるも、起き上がったススムはジャンボの勝ち、ススムも起き上がって高速ジャーマンからデットリフトジャーマンを決めるもカウント2でクリアされてしまう。
残り時間が少なくなり焦る戸澤はパッケージジャーマンを狙うが、阻止したススムはジャンボの勝ちを連発して夢限を決めるも、ススムのジャンボの勝ち固めから丸め込み合戦となると、戸澤はフランケンシュタイナーで3カウントを奪い公式戦初勝利を収めた。
またVerserK入りを果たしたYASSHIはサイバー、谷嵜と組んでYAMATO組と対戦するが、試合は土井の介入で大荒れとなり、YAMATOが土井とイスの奪い合いを展開しているところでYASSHIがYAMATOにレッドボックスで一撃を浴びせ、レフェリーの制止を無視して攻撃を加えたため反則負けとなった。【KING OF GATE 2016 得点状況 (05/23現在)】#DragonGate #ProWrestling#KingOfGate2016 pic.twitter.com/UBg1uA4Ci7
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2016年5月22日今日は疲れた
首痛い
けっこう身体きつい
寝る
おやすみ
— Akira Tozawa ® (@TozawaAkira) 2016年5月22日3連戦終了!
ドラゴンゲートNo. 1ユニットである、ヴェルセルクが生まれ変わって更に狂暴化に成功!
DG制圧に向けて一気にいくぜ〜
ジミーズ、モンスター、オーバージェネレーション、そして名無しのユニット。
全員敵だからな… pic.twitter.com/xxUM2nJbcA
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2016年5月22日 -
左肩を破壊された棚橋が欠場!ライガーが“神の手”でフィッシュから執念の勝利!
5月22日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」静岡・キラメッセぬまづ 1200人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
ロッキー・ロメロ ○YOSHI-HASHI(8分32秒 バタフライ・ロック)デビット・フィンレー ×ジェイ・ホワイト◇第2試合◇
▼20分1本
○柴田勝頼 KUSHIDA 田口隆祐 ジュース・ロビンソン(8分15秒 体固め)永田裕志 ×中西学 カイル・オライリー マッド・サイダル
※PK◇第3試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○リコシェ(9分53秒 変型グラウンド卍固め)[1敗=0点]×タイガーマスク【リコシェの話】「まずは、1勝だ。俺はこのトーナメント制し、KUSHIDAからIWGPジュニアヘビーのベルト奪ってみせる。そして、俺はIWGPジュニアタッグと、IWGPジュニアヘビーの2冠王者になる」
◇第4試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○獣神サンダー・ライガー(11分30秒 エビ固め)[1敗=0点]×ボビー・フィッシュ【ライガーの話】「素直に認めます。反則しました。ロープを掴んで、フォールにいきました。でも、あそこで返されたら、俺はもうダメだ。これは1回負けたら終わりとか、そういうものじゃない。続くんだ。でも、今日はスタートなんだ。負けるわけにはいかないんだ。俺は、KUSHIDA に言ったんだ。『もう1回挑戦させろ』って。俺は、どんな手を使っても、這い上がってやる。その表れだ。反則も、レフェリーが見てなきゃ、反則じゃないんだ。これは、BULLETにも言える。CHAOSにも言える。プロレス全体に言える。5カウントはアウトだけど、4カウントまではオッケーなんだ。そういったルールを俺はすべて使っていく。でないと、今のヤツらには勝てない。今までの俺のキャリア駆使して、プロレスというルールの裏をかいて、必ず勝ち上がってやる。正直に言います。反則使いました。そうしないと、今のトップには勝てない。あんなサブミッション、あっちからこっちから入ってくるヤツなんていない。藤原喜明さんとやってるみたいだった。それぐらいの関節のマスターだ。あれを知らないと、俺は勝てない。今の俺は勝てない。だから、レフェリーの見てないところ、4カウントまでの反則、なんでも出していく。死に物狂いで、無様なぐらい、カッコ悪いライガーが、このリーグ戦出てくるかもしれない。だけど、俺は必ず勝つ、そこで」
【フィッシュの話】「あれはなんだ!?なぜ、ライガーの曲が流れている!あれは反則だろ?おかしいだろ!獣神サンダー・ライガーが“レジェンド”な選手だ。なぜ、彼が反則を犯す?だが、そんなことに、構ってもいられない。これは、是が非でもこのトーナメントを制する!」◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○バレッタ(12分4秒 エビ固め)[1敗=0点]×ボラドール・ジュニア
※デュードバスター【バレッタの話】「昨日は、ボラドールにやられてしまった。だが、今日は俺が勝った。それがどういう意味か分かるか?ルチャリブレは、ノット・プロフェッショナルだ。俺の闘いこそが、プロフェッショナルだ。そして、この『BEST OF THE SUPER Jr.』の決勝に勝ち上がるのは、俺とロッキーだ」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○チェーズ・オーエンズ(9分58秒 エビ固め)[1敗=0点]×ウィル・オズプレイ
※パッケージドライバー【オーエンズの話】「まさか再び『BEST OF THE SUPER Jr.』に参戦することになるとは、思っていなかった。ニック・ジャクソンのおかげだ。ニックはエンジェルだ。俺にこのチャンスを与えてくれたんだ。だから、俺は約束する。Bブロックを勝ち抜いて、必ずこの『BEST OF THE SUPER Jr.』を制してみせる」
◇第7試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ ○バットラック・ファレ 高橋裕二郎(10分0秒 片エビ固め)小島聡 ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン
※グラネード【ケニーの話】「タナハシはどうした?今日は姿が見えないな。もうお前にチャンスはない。(※ホウキでベルトを掃く)お前は、パワーがないから、怪我なんかするんだ。俺は悲しい、お前が怪我して。もうすでに闘う前から、俺がIWGPインターコンチネンタルチャンピオンであり続けることは決まっている。グッバーイ!グッドナイト!」
◇第8試合◇
▼30分1本
内藤哲也 ○SANADA EVIL BUSHI(15分54秒 Skull End)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 石井智宏 ×外道21日の後楽園大会で左腕をラダーで挟まれた際にイスでめった打ちされ負傷した棚橋弘至が病院に搬送、左肩の剥離骨折と二頭筋断裂と診断され、今シリーズの残り日程を欠場することが発表された。
棚橋の左肩は3月から痛めていたらしく、練習もできない状況で、医師からはドクターストップがかかっていたという、しかし中邑真輔が抜けたのもあって現状では休むわけにはいかず、敢えて強行出場したのだが、5月8日の北米遠征で更に悪化させてしまい、最悪の状況でシリーズを迎えてしまった。
棚橋は6月19日の大阪城ホール大会の復帰を目指すそうだが、心配なのは左肩のダメージは今までのダメージが蓄積されたものなのかどうか、大阪城までは1ヶ月あり、間に合わせたいのもわかるが、7月からはG1がある、ここであまり無理はして欲しくはない。本題の「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦はリコシェvsタイガーからスタート、序盤はリコシェが倒立からヘッドシザースホイップ、ドロップキックでタイガーを場外へ追いやり、トップロープからジャンプしてムーンサルトで着地とフェイントで牽制すれば、リングに戻ったタイガーは風車式バックブリーカーから多彩なキック、、フロントネックチャンスリー、サーフボードストレッチで反撃する。
しかしリコシェは変型バックブリーカーから串刺しエルボー、コーナーを利用して619、その場飛びシューティングスターとくうちゅうせんを展開するが、タイガーのジャーマン狙いをバク宙で着地したところで、タイガーがハイキックで強襲。
そしてリコシェのスワンダイブをキャッチしたタイガーはリバースダブルアームバーで捕獲するが、ロープに逃れたリコシェはドリームキャストを浴びせ、フェニックススプラッシュを投下もタイガーがかわすが、リコシェも読んで着地する。
タイガーはペナドリラー狙いのリコシェにローリングソバットを決めると、ハイキック、雪崩式ダブルアームスープレックス、タイガードライバーで勝負に出るが、クリアしたリコシェは飛びつきスタナー、変型スイングネックブリーカーと返し、ペナドリラーは阻止されるも、ジャンピングニーから変型ネックブリーカー、変型グラウンド卍固めで捕獲しタイガーはギブアップ、リコシェが白星を収め好スタートを切る。ライガーvsフィッシュは序盤から互いにグラウンドの攻防を展開するも、ダイビングダブルニーを投下したところで、フィッシュがかわしここから変型ドラゴンスクリューからロープやエプロンを利用した脚攻めを展開して主導権を握る。
劣勢のライガーは風車式バックブリーカーから流れを変えると、掌底からライガーボムと畳み掛けるが、雪崩式フランケンシュタイナー狙いはフィッシュが抵抗、その際にライガーは両膝から転落してしまい、更なる大ダメージを負ってしまう。
フィッシュはミサイルキック、串刺しクロスボディーと攻勢をかけ、カウンタージャンピングバックエルボー、膝蹴り、変型エクスプロイダーと畳み掛ける、ライガーはヨーロピアンクラッチで丸め込みを狙うも、フィッシュは裏膝十字で切り返し、ライガーの浴びせ蹴りもまた裏膝十字で切り返してライガーを追い詰める。
だがライガーは強引に立ち上がって、ロープを掴んだまま押さえ込んで3カウントを奪い逆転勝利を収めた。バレッタvsボラドールは、バレッタが場外戦を仕掛け、ボラドールの背中にエプロンからのダイビングフットスタンプを投下してから先手を奪ったが、ボラドールもバザーダでバレッタをコーナーに直撃させてからヘッドシザースで場外へ追いやり、ノータッチ・トペコンを発射、リングに戻ってもフライングボディーアタック、スイングDDTで攻勢い出る。
ボラドールはバッククラッカーからムーンサルトプレスを投下するが、バレッタは剣山で迎撃しジャンピングニー、クロスフェースと反撃、しかしスライディングキックがかわされると、場外に落ちたバレッタにボラドールはラ・ケブラータを発射する。
リングに戻ったボラドールはラ・マヒストラルで丸め込み、コーナーからのダイブを狙うバレッタを雪崩式フランケンシュタイナーで叩きつける。
しかしコーナーを掴んでボラドールを捕獲したバレッタはそのままデュードバスターを決め3カウントを奪い勝利を収めた。オズプレイvsオーエンズは、オズプレイがドロップキックから変型卍固めと先手を奪ったが、場外に逃れたウォーエンズをオズプレイが追撃を狙うと、オーエンズはロープの間からのドロップキックで反撃し、ダイビングフィストドロップ、バックブリーカー、トップロープ越えのコードブレイカーと猛攻をかける。
形勢を逆転されたオズプレイは、ハンドスプリング式ジャンピングスピンキック、エプロンからのハイキック、スワンダイブフライングフォーアームと得意の立体戦に持ち込み、場外に逃れたオーエンズにサスケスペシャルを発射。
オズプレイはがその場飛びトルニージョからオカダ譲りのレインメーカーを狙うも、かわしたオーウェンズもパッケージドライバーを狙う。だがオズプレイも回転エビ固めで切り返すが、オーエンズは旋回式バックブリーカーで叩きつける。
オスプレイはコーナーの攻防を顔面へのトラースキックで競り勝つと、トルニージョ式スピンキックを放つが、オーエンズがかわして自爆し、ミサイルキック狙いもオーエンズがドロップキックで迎撃、最後はプリンスズスロウンからパッケージドライバーで3カウントを奪い勝利を収めた。欠場します。皆さん、すみません。全力で走ってきましたが、ついに、ぶっ壊れました。しばらく、闘いの螺旋から外れます。 棚橋弘至 #njpw
— HIROSHI TANAHASHI (@tanahashi1_100) 2016年5月22日 -
橋本大地が果敢に挑むも、キラーが降臨した秋山が一蹴!5月21日 全日本プロレス「2016スーパーパワー・シリーズ〜横浜トワイライトブルースVol.1〜」神奈川・横浜ラジアントホール 327人超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
丸山敦 ○竹田誠志 塚本拓海(11分54秒 クロスフェースロック)中島洋平 渕正信 ×SUSHI
◇第2試合◇
▼30分1本
○大森隆男 田村和宏(10分24秒 片エビ固め)宇藤純久 ×佐久田俊行
※アックスボンバー
◇第3試合◇
▼30分1本
○木高イサミ(9分33秒 片エビ固め)×青柳優馬
※絶槍
【イサミの話】「相手のキャリアとかそんなの関係ないですよ。全日本とBASARAでやってんだから。でもその気持ちはみえましたね。これをただの第3試合のイチカードと取るか、それともBASARA、他団体の自分よりちっちゃい人間に負けたと取るか、それは彼次第ですね。今日、僕が見た限りでは彼にはまだAJレンジャーの青の資格はないんじゃないですか。まだ早いんじゃないですかね。僕らアックスボンバーズはプロレス好きですけど、AJレンジャーは本気でプロレス好きなのかな。これからAJレンジャーの彼と戦う機会も増えると思うんで、その時にどんどん倒していきます」
【試合後の青柳、中島】
▼中島「ブルー大丈夫か。お前AJレンジャーブルーだろ。負けてくよくよするな。負けてもくよくよしない。それがAJレンジャーだ」
▼青柳「確かに今回の最終戦、AJレンジャーブルーとして木高選手の前に立ちますけど、AJレンジャーのことも大切ですけど、SUPER J-CUPとWRESTLE-1にどうしても出場したいです、僕は。キャリアも実績も何も伴ってない僕ですけど、チャンスがほしいんです。チャンスがほしい。チャンピオン・カーニバルに野村さんとジェイクが出て、僕はずっと前半戦でやっていて、セコンドであの二人の公式戦をみることしかできなかった。だからあの二人以上のものを残したい。なのでJ-CUPとWRESTLE-1参加させて下さい。よろしくお願いします」
▼中島「よし、あとはリング上で頑張っていこう!」
▼青柳「はい! ありがとうございます」
◇第4試合◇
▼30分1本
○青木篤志 佐藤光留(10分47秒 アサルトポイント)岩本煌史 ×和田拓也
◇第5試合◇
▼30分1本
○崔領二(11分40秒 片エビ固め)×野村直矢
※那智の滝
◇第6試合◇
▼30分1本
○秋山準(15分33秒 片エビ固め)×橋本大地
※リストクラッチ式エクスプロイダー
【秋山の話】「(シングル初対決を終えて改めて大地の印象は?)向こう気強くていいと思うよ。だんだん俺もあいつとやるのが嫌になってくるだろうから。あいつはLEONAと違って自分でちゃんと自分のスタイルをしっかり持ってるし、自分はこれだってものを持ってるみたいだから、それで突き進んでいけばいいと思う。言うことはない。今日はよかったよ。(最後にリストクラッチを出したが?)よく頑張った。あいつもよくやったと思う。あいつにとっては屈辱以外の何物でもないだろうけど。(若手相手にリストクラッチを出すことはめったにないが、大地を認めたと?)ホントよく考えてる。試合でも引くってことがないしね。それじゃないといけないし、俺がそうだったように、先輩からしたらクソ生意気なガキだなと思うけど、そういう選手が伸びていくと思うよ。(大地はこのまま引き下がらないと思うが再戦を受ける?)俺も動けてるみたいだから、いつまでこういうのをやるのかわからないけど、それが俺の使命なのであればやらなきゃいけないよね」
【大地の話】「クソ…悔しさしかないですよ。悔しい。めっちゃ悔しいよ。ホントに今、それしか出てこない。ただ負けてこういうこというのもあれだけど、めちゃくちゃ悔しいけど、めちゃくちゃ楽しかった。めちゃくちゃ楽しかったよ。俺が『秋山さんとシングル組め』ってあの時言ってよかったよ。今思った。ただこのままじゃ終わんないぞ。絶対終わらん。絶対終わらす気もないしね。もうLEONA(秋山とシングル)やったのか? あいつもシングルやるんだろ。タッグだけで終わったらあいつも納得いかないだろうし、納得してたらそれまでだし。誰かに獲られると思ったら悔しいけど、まだ終わったわけじゃない。今日は負けたけど、俺だって終わったわけじゃないぞ。俺、絶対もう一度やって、必ずもう一度やって、絶対に秋山準をぶち倒す。新しい俺の目標。(勝つまで何度でも秋山に立ち向かうと?)もちろん。もちろん、そのつもりでいるし、ただ勝つまで何度も何度も負け続けてやり続けるんじゃないよ。今度は成長した俺で帰ってくるから。その時にまた挑戦するよ。もちろん秋山準さんだったら受けてくれるだろうから。今日の悔しさは次に回すぞ。みとけよ。このままじゃ終わんねぇぞ」
◇第7試合◇
▼60分1本
ゼウス ○吉江豊(17分18秒 体固め)宮原健斗 ×ジェイク・リー
※ダイビングボディープレス
横浜大会のセミで秋山が対戦を直訴した大地を迎え撃った、序盤はバックの奪い合いから出方を伺い、ロープワークに押し込んだ際にも大地が秋山の頬を張ったのに対し、秋山が押し込むと胸板を三回も叩くなど余裕ぶりを見せる。
これにムッときたのか大地がローキックの連打を仕掛けると、膝蹴りを浴びせるが、秋山jは一旦場外へ逃れてブレークし、戻ったところで大地がエルボーで強襲も、秋山は打ち返してエルボー合戦となり、大地が競り勝って秋山は再び場外へと逃れる。
しかし大地も追いかけてミドルキックで強襲するが、蹴り足を掴んだ秋山は客席や鉄柱に叩きつけ、大地がドロップキックを繰り出してもイス攻撃で応戦し大地を黙らせてからジャンピングニー、エプロンに大地の首を固定してのギロチンニーで大地を黙らせる。
リングに戻った秋山はパイルドライバーからフロントハイキックを浴びせるも、大地もブレーンバスターからミドルキック、串刺しシャイニングウィザードと応戦し、ミサイルキックからライジングDDTを狙うが、秋山はニーリフトで阻止してからジャンピングニー、串刺しニー、ランニングニーと畳み掛け、フロントネックロックからエクスプロイダーを決める。
秋山はもう一発を狙うが、阻止した大地は延髄斬りを決めるとローリングソバット、ミドルキック、ランニングローキック、シャイニングウィザードと畳み掛け、再度ライジングDDTを狙うが、阻止した秋山はジャンピングニー、ニーリフトの連打、ランニングニーから生膝ニーリフトを浴びせ、最後はリストクラッチ式エクスプロイダーで3カウントを奪い、キラーぶりを見せつけて完勝となった。
SUPER J-CUP出場を目指す青柳はイサミに挑み、イサミがレッグロックからの左膝攻めで先手を奪い、青柳もミサイルキックから活路を見出してフィッシャーマンズスープレックスを狙うが、イサミは阻止して左足へのトラースキックからスリーパーとリードを許さない。
イサミは膝十字固めで青柳の動きを止めた後で勇脚を狙うが、青柳は間一髪かわして逆さ押さえ込みで丸め込むも、フィッシャーマンズスープレックス狙いは再び阻止されたところで、イサミは絶槍を浴びせて3カウントを奪い勝利を収める。
野村vs崔は崔がローキック、ランニングローキックと蹴りつけ、野村も場外に落とされた際にすぐ戻り、崔をジャンピングエルボーで場外へ追いやってからプランチャを発射するが、崔はミドルキ ック、サッカーボールキックと蹴りまくってリードを許さない。
崔はスリーパーで絞めあげてからミドルキック、フロントハイキックと繰り出すも、かわした野村がスピアーを炸裂させ、串刺しジャンピングエルボーで突っ込み、ノーザンライトスープレックスと猛反撃するが、崔はミドルキック一発でリードを許さない。
野村はスピアーからジャックナイフ式エビ固めで丸め込むもフロッグスプラッシュ狙いは、崔が阻止して雪崩式ブレーンバスターで投げると、最後は那智の滝で3カウントを奪い完勝を収めた。 -
開幕戦から激戦続出!BEST OF THE SUPER Jr.XXIIIが開幕!5月21日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」後楽園ホール 1736人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
小島聡 ○ボラドール・ジュニア ボビー・フィッシュ(9分56秒 エビ固め)石井智宏 ×バレッタ ウィル・オスプレイ
※雪崩式フランケンシュタイナー
◇第2試合◇
▼20分1本
○永田裕志 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(9分10秒 バックドロップホールド)柴田勝頼 ジュース・ロビンソン ×ジェイ・ホワイト
◇第3試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ バットラック・ファレ 高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ(9分29秒 片エビ固め)棚橋弘至 ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン リコシェ
※グラネード
【ケニーの話】「いいか?今日の結果の前に、一言言っておく。(※手にTシャツを持って)これが新しいヤングバックスのTシャツだ。正面は、グロテスクで美しい。後ろには『S××K IT』と書かれている。このTシャツが売れないわけがない。そして、今日の試合だが、タナハシは髪の毛を長くしたり、あんな姿をしているが、格好良いということは何の意味もない。俺の前に立てば、アイツは10分も持たない。そういう存在に過ぎない。この『BEST OF THE SUPER Jr.』のシリーズ中、毎日毎日闘ってやってもいい。いつでもタッグマッチの中で顔を合わせる。そして、俺と仲間がオマエに教えてやるんだ。俺たちが強いことを。タナハシは腕をケガしているという噂もあるが、そんなこと俺たちは気にしない。徹底的にオマエを痛めつけてやる。そして、大阪城ホールでは、コテンパに叩きのめしてやる。約束する。むしろ、タナハシは大阪城ホールに出るのをやめた方がいい。代わりのヤツ、キャプテン・ニュージャパンでも出せよ。その方がいい。俺こそが最強だ。タナハシは偽りの王者だった。今度こそ、タナハシの最期だ。グッバイ。グッナイ」
【キャプテンの話】「ハァハァ、このシリーズ、私にとってハンターチャンスが……毎日のように、ハンターチャンスだな。必ずこのハンターチャンスをな、活かしてやるからな」
【ヨシタツの話】「試合より、棚橋さんの肩が心配で……なんか、どう言っていいかわからないですけど……とにかく怪我が大事に至らないことを祈ります」
◇第4試合◇
▼20分1本
内藤哲也 ○SANADA EVIL(11分39秒 Skull End)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ×YOSHI-HASHI
◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ロッキー・ロメロ(11分0秒 片エビ固め)[1敗=0点]×デビット・フィンレー
※ランニングニー
【ロメロの話】
ロメロ「ニシザワさん!(※通訳の西澤管理部長に、隣に座るように指示する)お酒を飲み過ぎてフラフラの状態を、日本語で何と言うんだ?」
西澤「『飲み過ぎ』です」
ロメロ「ノミスギ!良い名前だ。じゃあ、今日出した、俺の新しい決め技の名前は、『ノミスギニー(膝)』にしよう。今夜が『ノミスギニー』を決めた1日目だ。でも、明日も明後日も、これを繰り返し使っていく。そして、どんどん良い技に仕上げる。俺は“暗闇のトリックスター”。俺、ロッキー・ロメロが『BEST OF THE SUPER Jr.』、必ず優勝する。フォーエバー!フォーエバー!ノミスギー!」
【フィンレーの話】「(※ホワイトに肩をかり、コメントブースに登場すると、そのまま椅子に倒れ込む)今日の対戦相手、ロッキー・ロメロ選手。彼とは何回も闘って、何回も闘いの厳しさを教えてくれた。この『BEST OF THE SUPER Jr.』誰もが、『自分が王者になる』、誰もが勝つつもりで参加している。今日は負けてしまった。だが、これからは負けるわけにはいかない。そして、また明日がある。明日、また頑張ってみせる」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○外道(11分34秒外道クラッチ)[1敗=0点]×BUSHI
【外道の話】「(※水で顔面の毒霧を洗い流す)ハァハァ、クッソ、あのガキ!『SUPER Jr.』は終わったけどよ、ロスインゴとCHAOSは終わってねぇぞコノヤロー。テメェ!BUSHI!コノヤロー!シリーズ通してよ、決着つけてやんぞコノヤロー!」
【BUSHIの話】「外道、テメェ、人の股間狙うなんてよ、なんて汚い外道なんだよ。この『BEST OF THE SUPER Jr.』開幕戦、オマエと当たって、ウォーミングアップのつもりがよ、思わぬ落とし穴だよ。ふざけやがって。でも、まだ始まったばかりだからな。今年の『SUPER Jr.』は背負うものが違うんだよ。俺はな、週プロ予想、そして、ニコプロ予想。ともに、『優勝するのはBUSHI』って、ファンの人から支持されてんだよ。まだまだこの先あるからいいよ。でもな、これだけは言っておく。今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』、ノー・プレオクパード。心配ないぜ」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○田口隆祐(10分20秒 エビ固め)[1敗=0点]×マッド・サイダル
※どどん
【田口の話】「ハァハァ、番狂わせでしょ?これ、順当勝ちじゃないよ。マット・サイダル、世界トップクラス、トップレベル。5本の指が入るんだよ。その相手に勝ったよ。まだまだやれるんじゃない?試合ではね、気の緩みを出さなかったけど、やっぱり入場ふざけ過ぎたかな。入場をやり過ぎた。そのツケと言うか、罰でしょう、まぶた裂ける。これぐらいで許してもらえるなら、まだまだ入場はふざけさせてもらいます。慣れないドラゴンスクリューなんかするから、ドラゴンスクリューした時に、相手の足がまぶたに当たってね。すぐに血が目に入ってきて、一瞬右目の視界がなくなりましたけど、まぁ汗っかきなんでね、うまく汗が流してくれました。今日の入場のテーマですか?今日の入場のテーマは、教育テレビの、『にほんごであそぼ』を見てください。見てれば、なんとなくわかると思います。いろいろプロレスに取り入れて、自分の道を、プロレス道を極めていきたいと思います。なんと、白星発進っていうのは、例年にね。この後ちょっと恐いですけど。ちょっと調子狂いました」
【サイダルの話】「今日はまったく予想しなかった結果だ。今日は絶対勝つつもりでいた。負けるなんて、少しも思っていなかった。しかし、『BEST OF THE SUPER Jr.』、絶対に勝ち抜いてみせる。全力を尽くす。明日からは全試合勝っていくつもりでいる。今日の負けを取り戻していくんだ。今日は失敗した。確かに失敗したけれど、『SUPER Jr.』は、俺、“リボーン”マット・サイダルが勝ち抜く。俺の友人や、ファン、俺を応援してくれる人たちのために勝っていくんだ」
◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○カイル・オライリー(20分6秒 腕ひしぎ逆十字固め)[1敗=0点]×KUSHIDA
(試合終了後)
オライリー「(KUSHIDAを挑発してから)新日本プロレスファンの皆さん・・・ガ、ダイスキデス!『BEST OF THE SUPER Jr.』で勝ちたい! ガンバリマース!! アリガトゴザイマシタ!!」
【オライリーの話】「去年の『BEST OF THE SUPER Jr.』、代々木での優勝決定戦後、俺が何を言ったか覚えているか?『俺は1年後、必ずKUSHIDAに勝ってみせる』と言った。そして、1年後の今日、リベンジすることができた。去年の決勝では負けた。でも、今日は俺が雪辱した。今年こそ、俺が必ず『BEST OF THE SUPER Jr.』、勝ち抜いてみせる。頑張ります」
【KUSHIDAの話】
KUSHIDA「ハァハァ……取られた。一本取られた。これで、オライリーに3連敗になっちゃった。アイツらのハングリー精神は、ROHに行く度に気付かされるよ。後楽園のメインイベント、“スペシャルプレイス”ですよ。望んでも、ここに立てないレスラーがいる。それを目の当たりにしてきて、競争を勝ち抜いて、今エントリーしてるヤツら、ここにいるから。それに気付いた、KUSHIDAもまだまだガツガツいきますよ。いってぇ」
――試合後、オライリー選手から、「KUSHIDA、お前は最高の相手だ」という言葉がありましたが?
KUSHIDA「公式戦じゃなかったっすね、タイトルマッチ。もちろん俺もその気でいった。公式戦は、調整じゃないんだよ。消化試合でもない。そんなことしてたら、いつまでも経っても、ヘビー級の上『G1 CLIMAX』の上にいけないから。そういう意味では今日、カイル・オライリーがそういう気持ちで来てくれたのは、『俺一人で闘ってるんじゃないんだな』って思いました。一敗でくじけてらんない。タイトルマッチと違うのは、次もまたすぐに、シングルマッチがあることっすね。いやぁ、厳しいわぁ」
「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」がいよいよ開幕、開幕戦ではAブロック中心の公式戦が組まれ、ロメロvsフィンレーから公式戦がスタートした。
あと入場のフィンレーはリングインするなりロメロに奇襲を仕掛け、場外戦に持ち込んで乱闘を展開、リングに戻ってからはロメロの痛めている左腕に照準を定めるが、コーナーからの攻撃はロメロが下からのドロップキックで迎撃し、スワンダイビング式ボディアタックで場外へと追いやるとエプロンからのランニングニーを連発、リングに戻ってからフィンレーをコーナーに固定し中邑真輔ばりにたぎってからかち上げニーを連発する。
フィンレーはエルボーからバックドロップで反撃すると、カミカゼを狙うが、ロメロはウラカンラナで切り返そうとすると、堪えたフィンレーはマフラーホールドで捕獲し腕十字へと移行してロメロを慌てさせる。
フィンレーは串刺しエルボースマッシュの連打を決めるが、もう一発をかわしたロメロは串刺しラリアットの一人トレイン攻撃で反撃、だがフィンレーもラリアットで応戦するとカミカゼを決めるが、ダルマ式ジャーマン狙いはロメロが回転エビ固めで切り返すと、ジャンピングニーからその場飛びのスライスブレット、そして顔面へのジャンピングニーで3カウントを奪いリーグ戦を白星でスタートする。
BUSHIvs外道はBUSHIがエプロンへのハングマンDDTで外道の首に大ダメージを与えてから首攻めで先手を奪うも、コーナー最上段からの攻撃は外道が倒れた際にロープに直撃し、BUSHIはバランスを崩して股間をコーナーに直撃させる。
外道は久しぶりのWARスペシャル、邪道ばりのクロスフェースで絞めあげるが、BUSHIもDDTで反撃してから、首へのランニングフロントハイキックで場外へ追いやりトペを発射、リングに戻ってからミサイルキック、フェイント式ニールキックからBUSHIロール、急所蹴りからコードブレーカーを決める。
BUSHIはエムエックスを狙うが、外道が下からのパンチで阻止すると、顔面へのナックルの連打を浴びせ、コードブレーカーを狙うBUSHIをレッドシューズ海野レフェリーに交錯させると、急所蹴りからのレインメーカー式ナックルを浴びせ、最後は本家外道クラッチで3カウントを奪い、老獪さを駆使した外道が白星発進する。
田口vs「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」初参戦のサイダルは、本気モードで臨むとアピールした田口だったが、頭にセサミストリートのビックバードバルーンを被って登場したが、試合となると今までとはジャンピングヒップアタックは繰り出すも、お笑いキャラぶりは一切封印、ニールキックや鎌固めで攻め込むサイダルに対してドラゴンスクリューからアンクルホールドで攻め立てるも、ドラゴンスクリューを決めた際にサイダルの肘が田口の顔面を直撃、田口は目尻から出血してしまう。
田口は慣れない流血戦で流れが変わってしまい、サイダルは変型ギロチンドロップ、その場飛びムーンサルトと攻勢をかけ、田口もスライディング式ヒップアタックでサイダルを場外へ追いやってから、久々に三角飛びを狙うが目測を誤ったのか、エプロンに着地してしまうと、サイダルはヘッドシザースホイップで場外へ落とし、リングに戻ってからサイダルはハイキックからエアーサイダルで勝負に出る。
しかし田口は剣山で迎撃すると、ジャンピングニーを狙うサイダルを久々にどどんスロウンを決め、最後はギタり見せないまま一気に勝負に出てどどんで3カウントを奪い、本気モードとなった田口が白星発進する。
メインは昨年の優勝決定戦で対戦したKUSHIDAとオライリーが開幕から激突、KUSHIDAは執拗な腕攻めで先手を奪ったが、打撃のコンポからの水面蹴りを決めたオライリーがKUSHIDAの足攻めを展開して流れを変え、KUSHIDAは腕、オライリーは膝と互いのウイークポイントを狙う攻防を展開、場外戦でもKUSHIDAのプランチャをかわしたオライリーがイスの上でのニークラッシャーを敢行し、イスに座らせてからジャンピングニーを狙うが、KUSHIDAはキャッチして腕十字で捕獲する。
リングに戻ったKUSHIDAはマサヒロ・タナカを狙うも、かわしたオライリーはフロントネックロックで捕獲、しかし逃れたKUSHIDAはドラゴンスープレックスを決め、腕へのバトンキックからホバーボードロックで捕獲するが、オライリーは自らのタイツを掴んで極めさせない。
KUSHIDAはアレックス・シェリーばりのシェルショックからスライスブレットをねらうが、堪えたオライリーはジャガー横田式バックドロップホールドで切り返し、雪崩式バックドロップを狙うがKUSHIDAが浴びせ倒して押し潰す。
KUSHIDAは再びバトンキックからホバーボードロックを狙うが、受け止めたオライリーは膝蹴りを浴びせ、垂直落下式ブレーンバスターから両腕を持ったままKUSHIDAの顔面にストンピングを連発、そして下からのから腕十字で捕獲し裏十字へと移行すると、腕が伸び切ったKUSHIDAはたまらずギブアップし、オライリーは白星発進、KUSHIDAは黒星でスタートした。
開幕戦から好勝負の連発で、メインのKUSHIDAvsオライリーも優勝決定戦と思わせるほどの激戦となった、しかしファン期待のBUSHIが外道に足元をすくわれ、また昨年度覇者のKUSHIDAも黒星スタートとはまさしく波乱の開幕だった。
最後にヘビー級の戦いでは第3試合でファレがキャプテンをグラネードで3カウントを奪い、BULLET CLUBが勝利を収めるも、試合後にケニーに痛めつけられるキャプテンを救出しに棚橋が駆けつけるが返り討ちにされると、ダウンする棚橋の左腕をケニーがラダーで挟んでからイスでメッタ打ちにする暴挙を働き、ファンから棚橋人形を奪ってメチャクチャにして返すなどやりたい放題で去っていった。
左腕に大ダメージを負った棚橋は担架で退場となったが、大阪城ホール大会で行われるラダーマッチに向けて不安材料を残してしまった。「SUPER Jr.」ついに開幕! 本日のAブロックの結果(星取表)はコチラ!
スマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ )で詳報アップ! #njbosj pic.twitter.com/Jl7uu9lorx
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年5月21日オライリー。後楽園メイン。スーパージュニア。3つ揃って、フルスロットル。今日は負けましたが、これに懲りず、残りも全部ぶっ放します。期待して大丈夫。お任せください。
— KUSHIDA (@KUSHIDA_0904) 2016年5月21日まぶたはだいじょぶだぁ
ご心配いただき
皆様ありがとうございまーす
m(_ _)m
— 6田口隆祐9〜道標明〜 (@taguchiryusuke) 2016年5月21日嘘だろ!兄弟BUSHIに勝っちゃったよ。
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2016年5月21日オカダも解説で言っていたけどメインイベントのKUSHIDA vs カイル・オライリーの試合が凄すぎて兄弟の勝利の印象が一つも残ってねーや。。
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2016年5月21日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2016年5月21日 -
KING OF GATE2016 岡崎&伊那大会公式戦結果5月20日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2016」愛知県岡崎市竜美丘会館 550人
▼「KING OF GATE 2016」Bブロック公式戦/20分1本
[1勝=2点]○ジミー・ススム(8分48秒 片エビ固め)[1敗=0点]×問題龍
※ジャンボの勝ち!
▼「KING OF GATE 2016」Aブロック公式戦/20分1本
[2勝=4点]○鷹木信悟(13分22秒 体固め)[1勝1敗=2点]×ジミー・神田
※バンピングボンバー
5月21日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2016」長野県伊那市民体育館 650人 超満員
▼「KING OF GATE 2016」Dブロック公式戦/20分1本
[3勝2敗=6点]○Gamma(6分13秒 逆さ押さえ込み)[1敗=0点]×堀口元気H.A.Gee.Mee‼︎
▼「KING OF GATE 2016」Aブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗1分=3点]△ジミー・神田(20分時間切引き分け)[1敗1分=1点]△パンチ富永
▼「KING OF GATE 2016」Dブロック公式戦/20分1本
[2勝=4点]○ビッグR清水(4分43秒 エビ固め)[2敗=0点]×エル・リンダマン
※砲丸投げスラム -
やったぞ熊野!金丸から直接フォールでGHCジュニア王座に挑戦へ!5月20日 NOAH「Navig. with Breeze 2016」後楽園ホール 821人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼後楽園大会オープニングマッチ/20分1本
◯石森太二 清宮海斗(10分34秒 片エビ固め)小川良成 ×友寄志郎
※450°スプラッシュ
◇第2試合◇
▼「鈴木軍 vs NOAH」/30分1本
○クワイエット・ストーム 平柳玄藩 キャプテン・ノア(11分3秒)タイチ ×エル・デスペラード TAKAみちのく
※50cmウデ
◇第3試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合前哨戦/30分1本
原田大輔 小峠篤司 ○モハメド ヨネ(11分32秒 片エビ固め)拳王 大原はじめ ×齋藤彰俊
※キン肉バスター
【試合後の原田&小峠】
▼小峠「まあ、あいつらからふっかけてきたことやから。やっぱり俺たちのプロレスの原点は大阪にあるわけだから。やっぱりそこに触れてきたあいつらが悪いから。心理戦でもある前哨戦。俺らはチャンピオンとして引き下がる気もないし、心理戦から勝っていきますんで」
▼原田「僕たちの得意技は片山ジャーマンとキルスイッチですけど、次の大阪はそれを出すかわからないですね。もしかしたら今日みたいにアサイDDTで取るかもしれないし、もしかしたら念仏パワーボムで取るかもしれない。それをあいつらは楽しみにしとけ」
▼小峠「どんなに言われようがな、チャンピオンは辞職しねえぞ。ファンの皆さん、第三の目で見てください」
【大原の話】「なんだ? もしかしたらこれは…俺たちだけの戦いじゃないみたいだな。ある種、古くから続く戦いなのかもしれない。そうだな。一言でいえば“ユニバーサルな戦い"とでも言うのか。だったら俺たちは4人そろって負けられねえな。俺たちが育ってきた場所。俺たちが培ってきた経験、血も肉もすべてが受け継がれてきたものでもあるんだ。あいつらが“そのつもり"なら大阪はすげー戦いになるはずだ。これからの前哨戦もさらに楽しみだ。というわけで今日も…ムイ・ビエン!」
◇第4試合◇
▼「鈴木軍 vs NOAH」/30分1本
鈴木みのる ○シェルトン・X・ベンジャミン 飯塚高史(16分54秒 片エビ固め)中嶋勝彦 マイバッハ谷口 ×マサ北宮
※ベイダート
◇第5試合◇
▼GHCタッグ選手権試合前哨戦/30分1本
○ランス・アーチャー(8分53秒 片エビ固め)×矢野通
※ブラックアウト
【アーチャーの話】「俺たちはGHCタッグチャンピオンズだ。デイビーボーイ・スミスJr.、“アメリカン・サイコ"ランス・アーチャー。K.E.S.…俺たちが負けることは決してない。そして誰もが死ぬんだ。誰もが…死ぬんだ!!」
【矢野の話】「歯が立たない…。歯が立たない…」
◇第6試合◇
▼GHCタッグ選手権試合前哨戦/30分1本
○デイビーボーイ・スミスJr.(12分7秒 エビ固め)×丸藤正道
※ブルドッグボム
【スミスJr.の話】「フッ…ご覧のように、K.E.S.の2連勝だ。アーチャーはヤノをぶっ壊した。そして俺はマルフジをぶっ壊した。5月28日でも同じことが起こる。俺たちは決して、そして永遠に負けねえんだ。ゴールドは俺たちの手の中にあり続ける。5月28日…マルフジ、ヤノ…よく覚えとけ。テメーらはキラーボムで沈む。そして俺たちK.E.S.は日本だけじゃない、世界トップのチームだ。それとマルフジ。お前はノアでトップのシングルプレーヤーらしいな。そんなテメーをぶっ壊して、リングのど真ん中で1、2、3を奪ったのはこの俺だ! ヤノ、マルフジ…。お前ら
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦/60分1本
潮﨑豪 ○熊野準(20分5秒 フラッシュパッケージ)杉浦貴 ×金丸義信
(試合終了後)
熊野「おい、金丸。散々バカにしてきた俺が、今日お前に勝ったんだ。これで挑戦受けてくれるだろ?(金丸は聞く耳を持たずに花道を去っていく)待て待て待て!最後にひとこと言わせろ。お前、チャンピオンとして顔じゃねえんだよ!」熊野が金丸から3カウント奪った!! #noah_ghc #GV528 pic.twitter.com/4PccbhfwDE
— 株式会社プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2016年5月20日
(杉浦&金丸が退場)
潮崎「5月28日、大阪。熊野がジュニアを、そして俺がヘビーを取り戻します。またここで会いましょう」
【試合後の潮崎&熊野】
▼潮崎「熊野が自分の手でGHCジュニア挑戦を掴み取ったからね。 みんな見たでしょ? 今の試合、コイツの勢い。俺にも凄い響きましたよ。これで大阪、やるぞ!」
▼熊野「お願いします! 俺と潮崎さんで絶対獲り返す! よし!」
【金丸の話】「1回ぐらい勝ったって調子に乗ってんじゃねえぞ。たまたまだ、たまたま。やりたきゃやってやるよ。まぐれだ、まぐれ。もう2度と挑戦できない。大阪まで何試合か組まれてるけど、アイツはそこまでもつかわからない」
後楽園大会のメインのGHCヘビー級選手権の前哨戦はジュニアヘビー級王座挑戦にどうしても漕ぎ着けたい熊野が金丸の攻めに対して応戦して食い下がるも、杉浦がエルボーで熊野の動きを止めてからは鈴木軍ペースとなり、金丸が熊野にショルダースルーから徹底した腰攻めを展開すれば、杉浦もフロントハイキックやサッカーボーキックを浴びせるなど熊野を痛めつけ、潮﨑もカットに入って熊野にゲキを飛ばすが、杉浦の強襲に遭い、場外戦に引きずり込まれ、イスで一撃を喰らうと場外マットを剥がしてのネックスクリューを喰らってしまい、潮﨑は場外でダウンしてしまう。
孤立した熊野は懸命に粘ると、やっと蘇生した潮﨑に交代、潮﨑は杉浦に逆水平からフライングショルダー、フィッシャーマンズバスターを決めるも、再度のフライングショルダー狙いは杉浦がニーリフトで撃墜、杉浦は串刺しニーリフトの連打からジャーマンで投げるが、潮﨑は左のラリアットで応戦して熊野に交代する。
杉浦も金丸に交代し、熊野はランニングエルボーからフィッシャーマンズスープレックスをねらうが、阻止した金丸はフェースバスターから杉浦が入ってトレイン攻撃、ディープインパクトから杉浦のランニングニーの援護からタッチアウトを狙う。
だが熊野は背後に着地すると、ロープへ走ったところで金丸がラリアットを浴びせるが、串刺し攻撃を狙ったところで熊野がクマ固め改めフラッシュパッケージで金丸から3カウントを奪い、試合後はレフェリーに暴行を加える鈴木軍に対し熊野が改めてGHCジュニアヘビー級王座への挑戦を迫り、正式決定となった。
シリーズが開幕してから何度も金丸と対戦しながらも、なかなか挑戦に漕ぎ着けなかった熊野だったが、後楽園大会が挑戦へのラストチャンスと見たのか、鈴木軍のかわいがりに耐えた末に金丸から3カウントを奪って挑戦に漕ぎ着けた。
先日の「LION’S GATE」ではやや未完成ながらも新技変形サイドバスターも披露したが、今回の試合では温存、本番までに完成度を高めたいのだろうが、現時点では熊野に風が吹きつつある。
GHCタッグ前哨戦はアーチャーは矢野と対戦し、矢野は矢野ワールドでアーチャーを翻弄するも、場外戦でアーチャーが主導権を握り、矢野は崇コーナーに叩きつけてからYTRポーズを取り、急所攻撃を狙うが、読んでいたアーチャーはフルネルソンバスターを決め、矢野も急所蹴りから丸め込みや逆さ押さえ込みを決めるも、矢野がロープへ走ったところでアーチャーはタックルで弾き飛ばすとブラックアウトで3カウントを奪い勝利。
スミスJrvs丸藤はスミスJrが序盤からパワーで圧倒、更に腕固めで腕攻めを展開すれば、丸藤もトラースキックから得意のロープワークで反撃し、場外に落ちたスミスJrにプランチャ、リングに戻ったところででフロム・コーナー・トゥ・コーナーを炸裂させる。
丸藤はトラースキックから不知火で勝負に出るが、コーナーに押し込んで阻止したスミスJrが雪崩式ブレーンバスターを決め、追尾を狙うが丸藤にパワースラムで叩きつける。
丸藤はスミスJrのブルドッグボム狙いを不時着して虎王を炸裂させるも、不知火狙いはまた阻止され、スミスJrはタイガースープレックスを決め、最後は膝蹴りからのブルドッグボムで3カウントとなり、前哨戦は挑戦組が揃って敗戦という結果となった。
ジュニアタッグ前哨戦は大原が大阪プロレスの創始者であるスペル・デルフィンの技であるデルフィンクラッチを披露すれば、小峠も拳王に大原の師匠であるウルティモ・ドラゴンの技アサイDDTを決め大原を挑発、試合はヨネが彰俊を降して勝利となるが、試合後は桃の青春が拳王の師匠である新崎人生の動きである拝みを敢行すると、激怒した拳王が桃の青春に食い下がって大乱闘となった。5月28日(土)エディオンアリーナ大阪 第1競技場大会にてGHCジュニア・ヘビー級選手権試合の開催が決定しました! https://t.co/Zv0blj5iFb #noah_ghc #GV528 pic.twitter.com/IJACPxlHdI
— 株式会社プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2016年5月20日クマ固め改め、フラッシュパッケージで金丸義信から正真正銘の3カウントとったぞ!
俺が顔じゃねぇ、無理だと思ってたやつらこれで文句ねえだろ。
俺が金丸義信からベルトを取り返す。
今日後楽園でたくさんの声援本当にありがとうございました。#noah_ghc
— 熊野 準 (@kumano_noah) 2016年5月20日後楽園ホール大会、ご観戦&応援ありがとうございました。
今日は熊野の活躍に限る。熊野ならやってくれると、大きな可能性を感じました。
俺も負けられない!#noah_ghc
https://t.co/aTmyo5M5v7
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2016年5月20日KILLER! https://t.co/cSP8p5nczl
— Lance Hoyt/Archer (@LanceHoyt) 2016年5月20日クソ…シングルで負けた。
強い、デカい、しかも動ける…
タイトルマッチ、ボロボロになってもいいから必ず勝つ。#noah_ghc #大阪 #5月28日 #タイトルマッチ https://t.co/ifmfC1JeSg
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年5月20日今日は自分にしては珍しく、攻守で言えば攻をメインとした試合になった気がする!
何度も対戦している相手!いろんなものを出して大阪まで盛り上げていこう!#noah_ghc
— 小峠 篤司 (@atsushi_kotoge) 2016年5月20日今日は後楽園で祭囃子ありがとう
今日の画伯の作品…#進撃の玄藩#noah_ghc pic.twitter.com/FQUu0gLcwu
— 平柳 玄藩 (@noah_genbasama) 2016年5月20日 -
杉浦貴vs潮﨑豪・・・本音を隠しているのはどっちだ!
「NOAHを守りたい」と常々発言している潮﨑豪に、一番虫唾が走っているのは杉浦貴だと思う。
潮﨑と杉浦はキャリアは4年違うが三沢光晴急死後のNOAHを互いに競い合うことで守ってきたが、2012年12月に潮﨑が退団、杉浦は「三沢さんのためとか口先だけ、今後ヤツらと試合することがあったらタダじゃおかない」と怒りを露わにし、12月23日に二人のシングル戦が行われたが、杉浦は潮﨑を叩き潰すかのような試合を展開して去り行く潮﨑を贈り出した。
そして2015年12月、ちょうど3年目に潮﨑がフリーとしてNOAHに戻り、杉浦は鈴木軍へと走ったが、自分も丸藤正道が潮﨑に対してのコメントは出していたものの、杉浦はノーコメントを通していたことを考えると、鈴木軍に走るのは自然の流れでもあり、潮﨑の「NOAHを守りたい」という発言は杉浦からしてみれば偽善に見えた、杉浦が鈴木軍に走った理由はNOAHに残った人間たちの本音が見え隠れしているのかもしれない。
ただ自分も潮﨑の「NOAHを守りたい」という発言には虫唾といかないが違和感を感じている、じゃあなぜ秋山に追随してNOAHを去っていったのか、杉浦が潮﨑に対して本音を吐いていないのと同時に、潮﨑も本音を発していない。
そして二人が3年ぶりにシングルで対戦するが、二人がどこまで本音を出し切るか、またその先に何が見えてくるのか・・・