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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

後楽園を揺るがせた空中戦を制したのはオスプレイ!ライガーはポラドールに敗れ公式戦初黒星!

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後楽園を揺るがせた空中戦を制したのはオスプレイ!ライガーはポラドールに敗れ公式戦初黒星!

5月27日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」後楽園ホール 1505人満員

<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
YOSHI-HASHI ○ロッキー・ロメロ(8分25秒 横入り式エビ固め)マイケル・エルガン ×マット・サイダル

◇第2試合◇
▼20分1本
○永田裕志 天山広吉 中西学 デビット・フィンレー カイル・オライリー(9分16秒 バックドロップホールド)柴田勝頼 KUSHIDA 田口隆祐 ジュース・ロビンソン ×ジェイ・ホワイト

◇第3試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○タイガーマスク(6分46秒 エビ固め)[1勝2敗=2点]×チェーズ・オーエンズ

【タイガーの話】「ハァハァ、アイツは甘く見過ぎだよ、この『SUPER Jr.』を。ジャクソン兄弟が出れない。それでチャンスをもらった。こういうことして、アイツはチャンスを潰してんだよ。俺は『SUPER Jr.』、15年連続出場して、もう最近ではただ出るだけになってきちゃってるよ。でも、俺の中では毎日が闘いなんだ。リコシェもそう、ボラドールもそう。負けたけど、ボラドールの試合なんか、納得してるよ。面白かったよ、久々にやって。今日のは、クソ面白くないよ、こんなの。『SUPER Jr.』極意、1対1でやらなきゃ、勝てないんだよ。なおかつ、強い者が上に上がる。それだけ」
 
【オーエンズの話】「クソ、タイガーマスクのヤツめ。でも、俺は日本に来るたび思うんだ。レフェリーが不可解な判定をしている。俺に対して、いつも不利だ。俺はレフェリーのせいで負けているようなもんだ」

◇第4試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○ボビー・フィッシュ(11分1秒 ヒールホールド)[2勝1敗=4点]×バレッタ

【フィッシュの話】「俺はこれまでのリングで示してきた通り、『BEST OF THE SUPER Jr.』を勝ち抜く。『SUPER Jr.』は、俺自身のための闘いだ。そのように、リング上で示してみせる。Aブロックは、カイル・オライリーが勝ち上がり、Bブロックは、俺が勝ち上がる。そして、『SUPER Jr.』の決勝では、俺たち“reDRagon”が闘うんだ」
 
【バレッタの話】「俺も負けたヤツがインタビューする必要があるのか?新日本プロレスワールドで放送するのか?まぁ言うことは、ほんとにない。ボビー・フィッシュが勝った。ボビー・フィッシュは凄いレスラーだった。それしか言うことはない……」

◇第5試合◇
▼30分1本
○ケニー・オメガ バットラック・ファレ 高橋裕二郎(9分31秒 片エビ固め)小島聡 ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン
※ハイフライフロー

◇第6試合◇
▼30分1本
内藤哲也 ○SANADA EVIL BUSHI(13分37秒 Skull End)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 石井智宏 ×外道

◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○ボラドール・ジュニア(9分2秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]×獣神サンダー・ライガー
※雪崩式スパニッシュフライ

【ポラドールの話】
ボラドール「ライガー選手に勝てて、すごく満足している。ライガー選手は、世界でも一流の選手として名前が通っている。『BEST OF THE SUPER Jr.』は、もちろん勝ちたいし、俺の実力をみんなに見てもらえる場だと思ってる」

――日本人ジュニアのレジェンド、ライガー選手、タイガー選手に勝ちましたが?
ボラドール「ライガー選手、タイガー選手に勝ったことで、俺の実力を皆さんに証明できたと思う」
 
【ライガーの話】「うーん、負けは負けだな。どうやっても負けだ。なに言ったって、負けなんだ。でも気にしない。このリーグ戦で、1敗、2敗ぐらいまでは、いつも計算してるよ。勝って兜の尾を締めろじゃないけど、負けてここで心が折れるんじゃなくて、また次のリーグ戦。次は誰だ?オスプレイか?リコシェか?そこら辺になってくると思うんだけども、彼もまた手強いんだけど。っていうか、このリーグ戦みんな手強いって。みんなそれぞれ全勝でなんて、誰も思ってなくて。とにかく勝ち抜いて、最後には決勝のリングに立って、決勝を闘って、優勝してって。それはみんな描いてると思う。俺も描いてる。だから、この1敗で、『あぁ、ダメだ』とか、心折れたりはしない。それよりも、このオスプレイとリコシェの試合、じっくり見て研究したい、この2人をね。俺は、だからまだまだ諦めない。人の試合を見て、研究して、次俺が勝つための“タクティクス”戦略を練る。以上」

◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○ウィル・オスプレイ(16分47秒 エビ固め)[2勝1敗=4点]×リコシェ
※オスカッター

【オスプレイの話】
――『BEST OF THE SUPER Jr.』、初勝利でしたが?
オスプレイ「バレッタとオーエンズに負けて2敗した。今日ここで負けていたら、3連敗になるところだった。それだけは避けたいと思っていた。それを支えてくれたのは、後楽園ホールのファンの声援。それがあって、今日勝つことができた。そして、リコシェ、彼は新しい時代を切り開いたハイフライヤーだと思っている。でも、俺は、リコシェを乗り越えてみせる」
 
【リコシェの話】「ダメ、ダメ、ダメ。ノーグッド。言い訳がない。俺たちは、何回も闘ったことがあるから、お互いの技をよくわかっている。ただ、今日は負けてしまった。でも、俺は闘いを続ける。今日の結果は問題ない。これも勉強だ。もう次の闘いは負けられない。まずは、部屋に戻って、試合を見直す」


  中盤に差し掛かった「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」、今回の後楽園大会ではBブロックの公式戦が行われ、メインは公式戦2連勝と好スタートを切ったリコシェと2連敗スタートとなったオスプレイが対戦、海外では両者は何度も対戦しているそうだが、日本では初対戦となる。
  両者は序盤から互いにヘッドシザースホイップを仕掛けては着地するなど空中戦を展開するが、先手を奪ったのはオスプレイでリコシェ619からスワンダイブを狙ったところでドロップキックで迎撃し、変型卍固めで捕獲する。
  しかし脱出したリコシェは前転からの飛びつきDDTで逆襲すると、場外に逃れたオスプレイの背中にトルニージョを発射、リングに戻ったリコシェはセントーンや変型アルゼンチンバックブリーカー、ネックブリーカーと首から腰へ攻撃を加えるが、オスプレイも負けじとチンクラッシャーからドリームキャストで反撃し、ジャンピングハイキックからAJスタイルズを彷彿させるスワンダイブ式フライングフォアアームを決め、場外に逃れたリコシェにサスケスペシャルを炸裂させる。
  リングに戻ったはオスプレイはカナディアンハンマーを決めるも、リコシェはドリームキャストからジャガー式バックドロップホールドを決め、互いに読み合いからハイキックが相打ちとなって両者はダウンとなる。
  両者はエプロンの攻防となると、リコシェが変型デスバレーボムで叩きつけるも、オスプレイもサードロープワークとエプロンで619を敢行、奈落式のリバースフランケンシュタイナーを決めリコシェに大ダメージを与える。
  リングに戻った両者はエルボー合戦から、競り勝ったリコシェがペナドリラーを狙うも、かわしたオスプレイは延髄斬りからオカダ・カズチカ譲りのレインメーカーを狙うも、今度はリコシェがかわしてノーザンライトスープレックスからブレーンバスターの連続技を狙うも、オスプレイはスタナーで切り返す。
  オスプレイはフラムフライを決めるが、オスカッター狙いはリコシェがキャッチしてパワーボムで叩きつけ、リコシェはジャンピングニー、ノーザンライトスープレックスからブレーンバスターの連続技、その場飛びシューティングスタープレスから630°スプラッシュを投下するが自爆となると、オスプレイは高角度変型DDTで突き刺すも、起き上がったリコシェはペナドリラー2pointを狙う。
  しかし蹴り足をキャッチしたオスプレイはコークスクリューキックを浴びせると、オスカッターを決め3カウントを奪い公式戦初勝利を収め、試合後はオスプレイが握手を求めるが、敗れて悔しかったのかリコシェはエキサイトする。だが冷静さを取り戻したリコシェは潔く敗戦を認めて握手をかわし、再戦をアピールした。
  想像を絶するような空中戦だったが、リコシェにしても日本での実績では自分の方が上という自負が試合に出ていたものの、結果はオスプレイに敗戦、オスプレイもまだ日本マットに馴染んでいないのか、まだ飛んでいるだけという印象を受けたが、手の合う相手だったとはいえ日本での実績で優るリコシェに勝ったのは大きく今後にも繋がってくる。

  セミの公式戦2連勝のライガーvs1勝1敗のポラドールはライガーがカンバーナで先手を奪うが、ポラドールはハンドスプリングやバク宙でライガーを翻弄し、場外に追いやってからショートタイツ姿に変身してノータッチ式トペコンを発射する。
  ポラドールは延髄斬りからコーナーへ昇るも、ライガーは雪崩式ブレーンバスターで投げ、串刺し掌底、ライガーボムと畳み掛けてから本家雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、ポラドールが回転を堪えてライガーを自爆させ、ミサイルキックを発射する。
ライガーはラ・マヒストラルからロメロスペシャルを決め、場外に逃れたボラドールにコーナー最上段からのプランチャを発射、しかし垂直落下式ブレーンバスター狙いはボラドールがバッククラッカーで切り返す。
  マスクの脱ぎ捨てたボラドールはムーンサルトプレスを投下も、ライガーは剣山で迎撃し、逆にライガーがコーナーへ昇るが、下からのハイキックで動きを止めたボラドールが雪崩式スパニッシュフライを決めて3カウントを奪い、ライガーは公式戦初黒星を喫する。

  2連勝のバレッタvs1勝1敗のフィッシュはバレッタが体格を生かしてロープ越しのノーザンライトスープレックスからコーナーへ昇るが、キックで転落させたフィッシュがエルボードロップ、膝蹴り、ローリングセントーンと反撃、しかしバレッタもラリアットで返し、フィッシュのハイキックをかわして延髄斬りを浴びせる。
  主導権を握ったバレッタは串刺しジャンピングエルボーからスイングDDT、フライングボディーアタックと猛攻をかけるが足を負傷してしまい、それでもバレッタは場外へのブレーンバスターからトペを狙うも、スピードがないところを狙われたのかキャッチされフィッシュはエクスプロイダーで投げる。
  大ダメージを負ったバレッタにフィッシュが猛攻かけムーンサルトプレスを投下するも、バレッタは剣山で迎撃、しかし膝にさらなるダメージを与えてしまい、動きの鈍ったバレッタのジャンピングニーもフィッシュがキャッチしてパワーボムから膝十字で捕獲する。
  逃れたバレッタはジャンピングニー、串刺しランニングニーと畳み掛けるが、デュードバスターは阻止されると、カウンターのフットスタンプからコーナーへと昇る。
  しかしフィッシュは雪崩式ファルコンアローからヒールホールドで捕獲しバレッタは無念のギブアップで公式戦初黒星を喫する。

  タイガーvsオーエンズはオーエンズが奇襲を仕掛け、セコンドの裕二郎がタイガーを拉致して連れ去り、そのままリングアウト勝ちを狙うも、タイガーは反撃してリングに戻り猛攻をかける。
  タイガーは裕二郎の介入に苦しめられるも、オーエンズのSTFに逃れてからタイガードライバーを決め、ローリングソバットから膝十字で追い詰めるが、オーエンズもプリンスズスロウンからワンハンドバックブリーカーで応戦。
  それでもタイガーはリバースダブルアームバーで捕らえ、オーエンズを追い詰めるが、裕二郎がタイガー服部レフェリーを場外に引きずり込んでから乱入、しかしオーエンズのトラースキックは裕二郎に誤爆し、オーエンズはタイガーに急所蹴りからパッケージドライバーを狙うが、リバースしたタイガーがそのまま丸め込んで強引に3カウントを奪い公式戦初勝利、試合後はオーエンズが若手の川入拓来にトラースキックを浴びせてKOするなど大荒れとなった。
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