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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

開幕戦から激戦続出!BEST OF THE SUPER Jr.XXIIIが開幕!

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開幕戦から激戦続出!BEST OF THE SUPER Jr.XXIIIが開幕!

5月21日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」後楽園ホール 1736人 超満員札止め

<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
小島聡 ○ボラドール・ジュニア ボビー・フィッシュ(9分56秒 エビ固め)石井智宏 ×バレッタ ウィル・オスプレイ
※雪崩式フランケンシュタイナー

◇第2試合◇
▼20分1本
○永田裕志 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(9分10秒 バックドロップホールド)柴田勝頼 ジュース・ロビンソン ×ジェイ・ホワイト

◇第3試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ バットラック・ファレ 高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ(9分29秒 片エビ固め)棚橋弘至 ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン リコシェ
※グラネード

【ケニーの話】「いいか?今日の結果の前に、一言言っておく。(※手にTシャツを持って)これが新しいヤングバックスのTシャツだ。正面は、グロテスクで美しい。後ろには『S××K IT』と書かれている。このTシャツが売れないわけがない。そして、今日の試合だが、タナハシは髪の毛を長くしたり、あんな姿をしているが、格好良いということは何の意味もない。俺の前に立てば、アイツは10分も持たない。そういう存在に過ぎない。この『BEST OF THE SUPER Jr.』のシリーズ中、毎日毎日闘ってやってもいい。いつでもタッグマッチの中で顔を合わせる。そして、俺と仲間がオマエに教えてやるんだ。俺たちが強いことを。タナハシは腕をケガしているという噂もあるが、そんなこと俺たちは気にしない。徹底的にオマエを痛めつけてやる。そして、大阪城ホールでは、コテンパに叩きのめしてやる。約束する。むしろ、タナハシは大阪城ホールに出るのをやめた方がいい。代わりのヤツ、キャプテン・ニュージャパンでも出せよ。その方がいい。俺こそが最強だ。タナハシは偽りの王者だった。今度こそ、タナハシの最期だ。グッバイ。グッナイ」
 
【キャプテンの話】「ハァハァ、このシリーズ、私にとってハンターチャンスが……毎日のように、ハンターチャンスだな。必ずこのハンターチャンスをな、活かしてやるからな」

【ヨシタツの話】「試合より、棚橋さんの肩が心配で……なんか、どう言っていいかわからないですけど……とにかく怪我が大事に至らないことを祈ります」

 ◇第4試合◇
▼20分1本
内藤哲也 ○SANADA EVIL(11分39秒 Skull End)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ×YOSHI-HASHI

◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ロッキー・ロメロ(11分0秒 片エビ固め)[1敗=0点]×デビット・フィンレー
※ランニングニー

【ロメロの話】
ロメロ「ニシザワさん!(※通訳の西澤管理部長に、隣に座るように指示する)お酒を飲み過ぎてフラフラの状態を、日本語で何と言うんだ?」

西澤「『飲み過ぎ』です」

ロメロ「ノミスギ!良い名前だ。じゃあ、今日出した、俺の新しい決め技の名前は、『ノミスギニー(膝)』にしよう。今夜が『ノミスギニー』を決めた1日目だ。でも、明日も明後日も、これを繰り返し使っていく。そして、どんどん良い技に仕上げる。俺は“暗闇のトリックスター”。俺、ロッキー・ロメロが『BEST OF THE SUPER Jr.』、必ず優勝する。フォーエバー!フォーエバー!ノミスギー!」
 
【フィンレーの話】「(※ホワイトに肩をかり、コメントブースに登場すると、そのまま椅子に倒れ込む)今日の対戦相手、ロッキー・ロメロ選手。彼とは何回も闘って、何回も闘いの厳しさを教えてくれた。この『BEST OF THE SUPER Jr.』誰もが、『自分が王者になる』、誰もが勝つつもりで参加している。今日は負けてしまった。だが、これからは負けるわけにはいかない。そして、また明日がある。明日、また頑張ってみせる」

◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○外道(11分34秒外道クラッチ)[1敗=0点]×BUSHI

【外道の話】「(※水で顔面の毒霧を洗い流す)ハァハァ、クッソ、あのガキ!『SUPER Jr.』は終わったけどよ、ロスインゴとCHAOSは終わってねぇぞコノヤロー。テメェ!BUSHI!コノヤロー!シリーズ通してよ、決着つけてやんぞコノヤロー!」
 
【BUSHIの話】「外道、テメェ、人の股間狙うなんてよ、なんて汚い外道なんだよ。この『BEST OF THE SUPER Jr.』開幕戦、オマエと当たって、ウォーミングアップのつもりがよ、思わぬ落とし穴だよ。ふざけやがって。でも、まだ始まったばかりだからな。今年の『SUPER Jr.』は背負うものが違うんだよ。俺はな、週プロ予想、そして、ニコプロ予想。ともに、『優勝するのはBUSHI』って、ファンの人から支持されてんだよ。まだまだこの先あるからいいよ。でもな、これだけは言っておく。今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』、ノー・プレオクパード。心配ないぜ」

◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○田口隆祐(10分20秒 エビ固め)[1敗=0点]×マッド・サイダル
※どどん

【田口の話】「ハァハァ、番狂わせでしょ?これ、順当勝ちじゃないよ。マット・サイダル、世界トップクラス、トップレベル。5本の指が入るんだよ。その相手に勝ったよ。まだまだやれるんじゃない?試合ではね、気の緩みを出さなかったけど、やっぱり入場ふざけ過ぎたかな。入場をやり過ぎた。そのツケと言うか、罰でしょう、まぶた裂ける。これぐらいで許してもらえるなら、まだまだ入場はふざけさせてもらいます。慣れないドラゴンスクリューなんかするから、ドラゴンスクリューした時に、相手の足がまぶたに当たってね。すぐに血が目に入ってきて、一瞬右目の視界がなくなりましたけど、まぁ汗っかきなんでね、うまく汗が流してくれました。今日の入場のテーマですか?今日の入場のテーマは、教育テレビの、『にほんごであそぼ』を見てください。見てれば、なんとなくわかると思います。いろいろプロレスに取り入れて、自分の道を、プロレス道を極めていきたいと思います。なんと、白星発進っていうのは、例年にね。この後ちょっと恐いですけど。ちょっと調子狂いました」
 
【サイダルの話】「今日はまったく予想しなかった結果だ。今日は絶対勝つつもりでいた。負けるなんて、少しも思っていなかった。しかし、『BEST OF THE SUPER Jr.』、絶対に勝ち抜いてみせる。全力を尽くす。明日からは全試合勝っていくつもりでいる。今日の負けを取り戻していくんだ。今日は失敗した。確かに失敗したけれど、『SUPER Jr.』は、俺、“リボーン”マット・サイダルが勝ち抜く。俺の友人や、ファン、俺を応援してくれる人たちのために勝っていくんだ」

◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○カイル・オライリー(20分6秒 腕ひしぎ逆十字固め)[1敗=0点]×KUSHIDA

(試合終了後)
オライリー「(KUSHIDAを挑発してから)新日本プロレスファンの皆さん・・・ガ、ダイスキデス!『BEST OF THE SUPER Jr.』で勝ちたい! ガンバリマース!! アリガトゴザイマシタ!!」

【オライリーの話】「去年の『BEST OF THE SUPER Jr.』、代々木での優勝決定戦後、俺が何を言ったか覚えているか?『俺は1年後、必ずKUSHIDAに勝ってみせる』と言った。そして、1年後の今日、リベンジすることができた。去年の決勝では負けた。でも、今日は俺が雪辱した。今年こそ、俺が必ず『BEST OF THE SUPER Jr.』、勝ち抜いてみせる。頑張ります」
 
【KUSHIDAの話】
KUSHIDA「ハァハァ……取られた。一本取られた。これで、オライリーに3連敗になっちゃった。アイツらのハングリー精神は、ROHに行く度に気付かされるよ。後楽園のメインイベント、“スペシャルプレイス”ですよ。望んでも、ここに立てないレスラーがいる。それを目の当たりにしてきて、競争を勝ち抜いて、今エントリーしてるヤツら、ここにいるから。それに気付いた、KUSHIDAもまだまだガツガツいきますよ。いってぇ」

――試合後、オライリー選手から、「KUSHIDA、お前は最高の相手だ」という言葉がありましたが?
KUSHIDA「公式戦じゃなかったっすね、タイトルマッチ。もちろん俺もその気でいった。公式戦は、調整じゃないんだよ。消化試合でもない。そんなことしてたら、いつまでも経っても、ヘビー級の上『G1 CLIMAX』の上にいけないから。そういう意味では今日、カイル・オライリーがそういう気持ちで来てくれたのは、『俺一人で闘ってるんじゃないんだな』って思いました。一敗でくじけてらんない。タイトルマッチと違うのは、次もまたすぐに、シングルマッチがあることっすね。いやぁ、厳しいわぁ」


 「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」がいよいよ開幕、開幕戦ではAブロック中心の公式戦が組まれ、ロメロvsフィンレーから公式戦がスタートした。
 あと入場のフィンレーはリングインするなりロメロに奇襲を仕掛け、場外戦に持ち込んで乱闘を展開、リングに戻ってからはロメロの痛めている左腕に照準を定めるが、コーナーからの攻撃はロメロが下からのドロップキックで迎撃し、スワンダイビング式ボディアタックで場外へと追いやるとエプロンからのランニングニーを連発、リングに戻ってからフィンレーをコーナーに固定し中邑真輔ばりにたぎってからかち上げニーを連発する。
 フィンレーはエルボーからバックドロップで反撃すると、カミカゼを狙うが、ロメロはウラカンラナで切り返そうとすると、堪えたフィンレーはマフラーホールドで捕獲し腕十字へと移行してロメロを慌てさせる。
 フィンレーは串刺しエルボースマッシュの連打を決めるが、もう一発をかわしたロメロは串刺しラリアットの一人トレイン攻撃で反撃、だがフィンレーもラリアットで応戦するとカミカゼを決めるが、ダルマ式ジャーマン狙いはロメロが回転エビ固めで切り返すと、ジャンピングニーからその場飛びのスライスブレット、そして顔面へのジャンピングニーで3カウントを奪いリーグ戦を白星でスタートする。

 BUSHIvs外道はBUSHIがエプロンへのハングマンDDTで外道の首に大ダメージを与えてから首攻めで先手を奪うも、コーナー最上段からの攻撃は外道が倒れた際にロープに直撃し、BUSHIはバランスを崩して股間をコーナーに直撃させる。
 外道は久しぶりのWARスペシャル、邪道ばりのクロスフェースで絞めあげるが、BUSHIもDDTで反撃してから、首へのランニングフロントハイキックで場外へ追いやりトペを発射、リングに戻ってからミサイルキック、フェイント式ニールキックからBUSHIロール、急所蹴りからコードブレーカーを決める。
 BUSHIはエムエックスを狙うが、外道が下からのパンチで阻止すると、顔面へのナックルの連打を浴びせ、コードブレーカーを狙うBUSHIをレッドシューズ海野レフェリーに交錯させると、急所蹴りからのレインメーカー式ナックルを浴びせ、最後は本家外道クラッチで3カウントを奪い、老獪さを駆使した外道が白星発進する。

 田口vs「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」初参戦のサイダルは、本気モードで臨むとアピールした田口だったが、頭にセサミストリートのビックバードバルーンを被って登場したが、試合となると今までとはジャンピングヒップアタックは繰り出すも、お笑いキャラぶりは一切封印、ニールキックや鎌固めで攻め込むサイダルに対してドラゴンスクリューからアンクルホールドで攻め立てるも、ドラゴンスクリューを決めた際にサイダルの肘が田口の顔面を直撃、田口は目尻から出血してしまう。
 田口は慣れない流血戦で流れが変わってしまい、サイダルは変型ギロチンドロップ、その場飛びムーンサルトと攻勢をかけ、田口もスライディング式ヒップアタックでサイダルを場外へ追いやってから、久々に三角飛びを狙うが目測を誤ったのか、エプロンに着地してしまうと、サイダルはヘッドシザースホイップで場外へ落とし、リングに戻ってからサイダルはハイキックからエアーサイダルで勝負に出る。
 しかし田口は剣山で迎撃すると、ジャンピングニーを狙うサイダルを久々にどどんスロウンを決め、最後はギタり見せないまま一気に勝負に出てどどんで3カウントを奪い、本気モードとなった田口が白星発進する。

 メインは昨年の優勝決定戦で対戦したKUSHIDAとオライリーが開幕から激突、KUSHIDAは執拗な腕攻めで先手を奪ったが、打撃のコンポからの水面蹴りを決めたオライリーがKUSHIDAの足攻めを展開して流れを変え、KUSHIDAは腕、オライリーは膝と互いのウイークポイントを狙う攻防を展開、場外戦でもKUSHIDAのプランチャをかわしたオライリーがイスの上でのニークラッシャーを敢行し、イスに座らせてからジャンピングニーを狙うが、KUSHIDAはキャッチして腕十字で捕獲する。
 リングに戻ったKUSHIDAはマサヒロ・タナカを狙うも、かわしたオライリーはフロントネックロックで捕獲、しかし逃れたKUSHIDAはドラゴンスープレックスを決め、腕へのバトンキックからホバーボードロックで捕獲するが、オライリーは自らのタイツを掴んで極めさせない。
 KUSHIDAはアレックス・シェリーばりのシェルショックからスライスブレットをねらうが、堪えたオライリーはジャガー横田式バックドロップホールドで切り返し、雪崩式バックドロップを狙うがKUSHIDAが浴びせ倒して押し潰す。
 KUSHIDAは再びバトンキックからホバーボードロックを狙うが、受け止めたオライリーは膝蹴りを浴びせ、垂直落下式ブレーンバスターから両腕を持ったままKUSHIDAの顔面にストンピングを連発、そして下からのから腕十字で捕獲し裏十字へと移行すると、腕が伸び切ったKUSHIDAはたまらずギブアップし、オライリーは白星発進、KUSHIDAは黒星でスタートした。

 開幕戦から好勝負の連発で、メインのKUSHIDAvsオライリーも優勝決定戦と思わせるほどの激戦となった、しかしファン期待のBUSHIが外道に足元をすくわれ、また昨年度覇者のKUSHIDAも黒星スタートとはまさしく波乱の開幕だった。

 最後にヘビー級の戦いでは第3試合でファレがキャプテンをグラネードで3カウントを奪い、BULLET CLUBが勝利を収めるも、試合後にケニーに痛めつけられるキャプテンを救出しに棚橋が駆けつけるが返り討ちにされると、ダウンする棚橋の左腕をケニーがラダーで挟んでからイスでメッタ打ちにする暴挙を働き、ファンから棚橋人形を奪ってメチャクチャにして返すなどやりたい放題で去っていった。
 左腕に大ダメージを負った棚橋は担架で退場となったが、大阪城ホール大会で行われるラダーマッチに向けて不安材料を残してしまった。
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