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ロディ・ハイパー
WWEがWWEの殿堂入り者であるロディ・パイパーが死去したことを報じた、享年61歳。ハイパーは2006年にホジキンス・リンパ腫と診断され昨年11月にはガンであることを公表していた。
ハイパーの初来日は新日本プロレス、1978年3月に来日した際にはマスクマンのマスクド・カナディアンとなり凱旋帰国した藤波辰爾の凱旋マッチの相手を務め、ドラゴン・スープレックスで敗れた。
自分が始めてTVで見たのは全日本プロレス、昭和58年にはディック・スレーターと組んでジャイアント馬場、ジャンボ鶴田組の保持するインターナショナルタッグ選手権に挑戦したが、アメリカではリック・フレアーの保持しているNWA世界ヘビー級王座に挑戦するなどトップとして扱われていたが、日本ではトップとして扱われず、新日本また全日本でも常連として定着しなかった。
ハイパーがトップに扱われるようになったのはWWFに移籍してから、WWF王座は獲得しなかったがパイパーズ・ピットというトークコーナーで抗争相手と舌戦を繰り広げる、トークという部分で存在感を発揮し、後に映画俳優として「ゼイリブ」の主演となり、日本でも公開され、時折りTVでも放送された。
晩年はWWEを出たり入ったりを繰り返していたが、WWEの殿堂入りも果たし、最終的にレスラーとしてのキャリアはWWEで終えた、WWEではビッグタイトルには恵まれず、2005年にリック・フレアーと組んで世界タッグ王座を獲得したのみだったが、ベルトより存在感で発揮したレスラーだった。
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火祭り公式戦 名古屋大会公式戦結果
7月30日 ZERO1「真夏の祭典 火祭り2015」愛知・名古屋市露橋スポーツセンター
▼「火祭り2015」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗1分=7点]△ジェームス・ライディーン(9分12秒 両者リングアウト)[2勝2敗1分=5点]△鈴木秀樹
▼「火祭り2015」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○関本大介(11分58秒 ジャーマンスープレックスホールド)[2勝2敗=4点]X大谷晋二郎
▼「火祭り2015」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○佐藤耕平(10分29秒 ジャーマンスープレックスホールド)[3勝1敗1分=7点]X田中将斗
。火祭り2015』準決勝の組み合わせが「佐藤耕平vsジェームス・ライディーン」、「関本大介vs田中将斗」に決まった。その勝者が優勝決定戦を争う。
▼火祭り2015準決勝
[Bブロック2位]ジェームス・ライディーン(1/30)[Aブロック1位]佐藤耕平
▼火祭り2015準決勝
[Aブロック2位]田中将斗(1/30)[Bブロック1位]関本大介
※引き分けの場合は時間無制限にて再試合
▼火祭り2015優勝決定戦
「佐藤耕平vsジェームス・ライディーン」の勝者vs「関本大介vs田中将斗」の勝者
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全日本分裂の引き金を引いたレスラー・KENSOが全日本を退団
<プロレス格闘技DXより>
(全日本は31日、KENSOが同日付で契約を満了し、退団すると発表した。)2000年1月、新日本でデビューしたKENSOはその後、WJ、アメリカWWE、メキシコAAAなどを経て、2010年7月に全日本に入団。世界タッグ王座、GAORA TV王座を獲得し、2010年暮れの世界最強タッグ決定リーグ戦に優勝するなど主力選手として活躍してきたが、5年間在籍した全日本を退団し、8月からフリーとして活動していくことになった。なお、今後も全日本に参戦予定で、8月シリーズ(15日開幕)にも出場する。全日本からの発表は以下の通り。
☆KENSO選手の契約についてこの度、弊社所属のKENSO選手は7月31日の契約満了を持って、全日本プロレス所属選手契約より2015年8月1日よりフリー選手として活動する事をお知らせさせて頂きます。
またKENSO選手は今後も全日本プロレスに参戦予定であることを併せてお知らせ致します。
今後もKENSO選手並びに全日本プロレスへの、変わらぬご声援の程よろしくお願い致します。
全日本プロレス
全日本プロレスがKENSOの退団を発表した、今後はフリーとして全日本を中心に参戦するという。KENSOはDK軍のリーダーとして活躍していたが、KENSO自身は結果を残せないことが多く、GAORA王座は獲得したがトップ戦線にはなかなか食い込めず、武装化したEvolutionの台頭もあり、起死回生を狙った大森隆男とのタッグも中途半端に終わるなどポジション的にも厳しい状況に立たされていた。
KENSOといえば前オーナーである白石伸生氏の存在、2013年3月の全日本両国大会後に乱入した白石氏にKENSOが立ちはだかって殴られ、KENSOは一躍反白石の筆頭として注目されたが、後になって殴打劇は白石氏との出来レースであり、白石氏のスパイとなって武藤敬司派の切り崩しを図っていたことが発覚してしまい、全日本分裂の引き金を引いてしまった。
なぜKENSOが武藤を裏切ったのか、KENSOが全日本初参戦時はグレート・ムタとのタッグで世界タッグ王座を奪取し、諏訪魔の保持していた三冠統一ヘビー級王座に挑戦などチャンスは与えられたが武藤全日本末期は前座として扱われていたこともあり、自身を評価しない武藤への不満と、白石から現場責任者兼エースを約束されたこともあって美味しい話の方へ突き動かしてしまったが、しかし白石は“毎日がエイプリルフールといわれている人間”、約束は反古にされてしまった。だが仮にKENSOがエースになったとしても白石の傀儡として扱われていたと思う。
元々KENSOは団体を仕切る器ではなくレスラーとしては一匹狼タイプ、団体という枠にとらわれず、フリーとしてあちこちの団体に渡り歩くほうが似合っているのかもしれない、そういった意味ではチャンスが多くなったと思う。
団体の枠にとらわれなくなったKENSO、今後どういう活躍を見せてくれるのか・・・ -
グローバルジュニアリーグ戦 岡山大会公式戦結果
7月30日 NOAH「Summer Navig. 2015~グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦~」岡山県卸センター・オレンジホール 480人
<コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]大原はじめ(8分29秒 ムイビエン)[1勝4敗=2点]×平柳玄藩【大原の話】「3連勝した! よしよし、いいぞ。この調子で次、石森太二から勝てば決勝行けるだろ。他の試合の結果によるのかもしれないけど、言っただろ? あきらめないって。今日も思うようにファイトできない部分もあったし、最後も気持ちだけであいつ(玄藩)の攻撃を阻んだし。この執念でね、俺の執念で必ず石森太二を倒して決勝行く。俺がデビュー戦の時からずっと追いかけてきた先輩でもあるし、こういう場で勝ってこそ、成長できると思ってるから。必ず勝つ。ベルトも獲り返す。俺の夏は…これからだ。というわけで今日も…ムイビエン!」
▼「グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=4点]○TAKAみちのく(8分26秒 ジャストフェースロック2006)[3勝2敗=6点]×スペル・クレイジー
【試合後のTAKA】
TAKA「スペル・クレイジー! 久しぶりだったなあ。おめーとはよ、日本だけじゃねえ。アメリカの一番デカいインディーだったり、一番デカいメジャーだったり、いろんなところで試合したよな? メキシコでも日本でもアメリカでも。おめぇはよ、俺の知る限り…天才だよ。天才“だった"よ! これが今だ。今の結果だ。これが今の俺たちなんだ。おい! 今どうなってんだ!?」
――これで自身が首位に並んだが?
TAKA「そんなの予想通りで面白くねえじゃねえかよ! 言ったよな!? 俺とデスペラードが決勝やって、タイチとやる意味なんてねえんだよ。何で俺たちが決勝をやるのか。お前らに最大の屈辱を与えるためだ。いいのかホント、これで!? 力で止めてみろよ! おまえらの言う“正々堂々"とやらで止めてみろよ! そんな甘い考えなら、俺たち出た意味ねえぞ。もっとよ、俺たちを楽しませてくれよ」
――タイチに挑戦することになったら?
TAKA「そしたらな、正々堂々とすげー鈴木軍らしいジュニアのチャンピオンシップ見せてやるよ! 俺かデスペラードが。まぁ残りちょっとだけどよ、頑張れよ! ノアの皆さんよ!」
▼「グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○拳王(13分50秒 エビ固め)[1勝4敗=2点]×田中翔
※蹴暴
【拳王の話】「おい! なんだよ、あのどこから来たのか分かんねー、ちっさい、弱っちい小僧はよぉ! 俺の前に現れんなよ。まだまだ10年、100年はえーよ。なんてたって俺は優勝して、タイチのGHCジュニアヘビーのベルトに挑戦して勝つんだ。俺がジュニアヘビーのベルト奪うからよ、8月5日、楽しみに待っとけバッキャロー」
▼「グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○エル・デスペラード(11分6秒 片エビ固め)[3勝1敗=6点]×ザック・セイバーJr.
※ダイビングボディプレス
【試合後のデスペラード】
デスペラード「あービックリした。ヒジ伸びちゃったよ…。当たりが強ぇヤツばっかり気にしてたら、こんなのがいたな。忘れてたよ。小川のオッサンに、情けないことに1分くらいで負けちまってたからよ。玄人好みなヤツはもういねえと思ってたんだ。申し訳ない。存在が薄いから忘れてたよ。で、どうなんだ? これで上がれんのか? 俺、計算なんかしてねーからよ」
――これで自身とTAKAが両ブロックで首位に浮上した形となったが?
デスペラード「おーそうか。素晴らしい。TAKA兄もトップだよな? おーしおしおし。もうちょっと頑張れよ、お前らよ」
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獣神サンダー・ライガーがWWE参戦、最終章どころか高まる国際派スターとしてのステータス
<7月29日 第4試合を終えた獣神サンダー・ライガーのコメント=新日本プロレス公式HPより>
ライガー「僕は今日で『G1』は終わりでね、今度はWWE目指して自主トレというか、体調を整えて乗り込んでいきたいと思います。毎日、ヘビー(級)の『G1』のスゲエ闘いを見せられてるんで、俺もWWEで『ライガー、スゲエな』と言われるような闘いを見せたいと思います。会社もそのためにこれだけの準備期間を与えてくれたと思うんで、きっちりと、きっちりと、結果を出したいと思います」
--現在のビンス・マクマホン体制になってから、新日本プロレス所属としてWWEのリングに上がるのは初めてになります。そのあたりの気持ちは?
ライガー「だいたい所属団体を辞めてWWEのリングに上がるというのが通常らしいですけど、俺は新日本を辞めるつもりもないし、新日本に骨をうずめたいと思ってるし、『それでもいい』と向こう(WWE)が許可したんで、あがるだけであって、俺にとっちゃ、新日本のリングであろうがWWEのリングであろうが、リングはリングなんだ。目の前にいる相手と試合をするだけなんでね。彼らがどういう相手を用意して、どういう試合になるかわからないけど、きっちりと、『新日本のライガー、新日本のレスラーはスゲエな』と思わせたいね、全世界に。結果は後からついてくるし、結果をそんなに早く求めないし。ただ、この『G1』でみんな、ケガを抱えながらやってるよ。そういった選手のためにも、『新日本ってあんなものか…』って言われたら俺のせいだし、『G1』に出てる選手に、ほんとにすまないと思う。だから海外に出るときはいつもそうなんだ、新日本という看板を背負ってるだけの責任が俺にはある。まあ、結果を残せてると思うので、今回のWWEも、きっちり結果を残したいと思います」
福岡大会ではG1公式戦で触れられなかったが、ライガーは後藤洋央紀と組みオカダ・カズチカ、外道組と対戦。ライガーは掌底で外道を追い込んだが垂直落下式ブレーンバスター狙いはオカダにカットされるも、奥の手のヨーロピアンクラッチで丸め込んで勝利を収めた。
そして試合後にはライガーは8月からはWWEに出場するための調整で欠場することを発表したが、ライガーのWWE出場が発表されたときは誰もが驚いたと思う。
新日本とWWEの接点は1990年4月に開催された日米プロレスサミット以来だったが、ライガーはWWEの選手とは対戦せず、新日本は新日本同士のカードがマッチメークされ、ライガーは野上彰(AKIRA)との対戦でお茶を濁した。
またライガーがことYがデビューした1984年は、まだ新日本とWWEの業務提携関係は継続されていたものの、翌年には解消された以降はまったく接点がなかった。
ライガーはWWEの敵対団体であるWCWにも上がり高い評価を得て、後にWWEの過去の試合を放送する番組である「ヴィンテージコレクション」にもWWEがWCWの映像ソースの権利を取得していたことからライガーの試合が放送された、かといって新日本とWWEの関係はないままでライガーはWWEのリングに上がることはなかったが、ここにきてライガーがWWEに参戦することになった。
なぜWWEがライガーを欲したのか海外マット通でフリーライターの橋爪哲也氏によると(週プロモバイルより)
2014年2月、WWEネットワークをスタートさせたものの、当初の思惑ほど契約数は伸びていない。そのテコ入れとしてネットワークの看板番組でもあるNXTに力を注ぐのは当然のこと。ロウやスマックダウンと異なり、ストーリーよりも試合内容で魅せるスタンスを取っている。
評判は上々ながら、逆にマニア向けとも受け取られがち。NXT人気を上げるべく白羽の矢が立てられたのが、世界的知名度を誇るライガーだった。とはいうものの、最終的にトリプルH、ビンス・マクマホンのOKが出なければ実現には至らない。現場から強力なプッシュがあって、トリプルHの首を縦に振らせた。もちろんトリプルH自身がライガーの実力を高く評価していたからにほかならない。
実は先の日本ツアーで、ライガーのNXT参戦へ向けたアクションがおこなわれるとの動きがあった。しかし日本のファンの前で藤波辰爾の殿堂入りお披露目、しかも日本人スーパースターであるヒデオ・イタミの紹介によるセレモニーが決まったことで、「その話題をかき消すのは大先輩に失礼」との判断から先送りになっていた。
当初は「登場」とだけ発表されていたが、その後、タイラー・ブリーズとの対戦が決定した。当日はROHが同じブルックリン、車で30分ほどしか離れていないMCUパークでビッグショーを開催する。オカダ・カズチカ、中邑真輔、KUSHIDA、外道が参戦するとあって興行戦争の一面がクローズアップされているが、ライガー参戦が発表されて「TAKEOVER」の前売りチケットは大きく伸びて増席された。WWEにすればしてやったり。場合によっては新日本-ROHの提携ラインにヒビが入ることもあるだけに、獣神投入はすでに大きな効果を発揮している。
ライガーのNXT参戦は、これで終わりだとは到底思えない。新日本マットではタイトル戦線には絡んでいないものの、まだまだ“ライガー戦勝利”は大きな価値を持つ。WWE首脳は継続参戦だけでなく、最終的にフィン・ベイラーとのNXT王座戦まで描いており、当然、ベイラーが防衛を果たして勲章を手にしてステータスを大きく上げることをもくろんでいる。ベイラー売り出しに一役買う形になるが、逆に言えば、それだけライガーの存在が大きいことの表れでもある。
一つはWWEネットワークで放送されている「NXT」のテコ入れ、NXTは若手の登竜門的扱いとされていたが、最近はTNAから移籍したサモア・ジョーも参戦するなどRAWやSMACKDOWNに次ぐ第3のブランドとして扱われている。
もう一つはROHへの牽制、「NXT TAKE OVER」と同日にはROHもビッグマッチを開催しオカダら新日本勢が参戦するが、アメリカではライガーが一番人気だけに、一番人気をWWEが獲得したのだからROHに対して鼻を明かしたことになる。
またかつてライガーと対戦し現在WWEのスタッフとなっているディーン・マレンコや息子のデビットを新日本に預けているデイブ・フィンレー、テンサイことジャイアント・バーナードや全日本プロレスで常連だったジョン・ローリテイネスことジョニー・エースらのプッシュもあり、現在WWEを取り仕切っているHHHもライガーを高く評価しているからこそライガーの招聘を決めた、今後の次第ではライガーの継続参戦もありうるという。
ライガーは昨年から“最終章”とアピールしているが、最終章どころかWWEに上がることで国際派スターとしてのステータスを高めつつあり、完全にグレート・ムタを凌いでしまった、WWEのマットでライガーがどんな活躍を見せてくれるか、大いに楽しみである。 -
火祭り公式戦 新潟大会公式戦結果
7月29日 ZERO1「真夏の祭典 火祭り2015」新潟・万代シテイパーク特設リング
▼「火祭り2015」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○鈴木秀樹(11分20秒 体固め)[1勝3敗=2点]X崔領二
※ダブルアームスープレックス
▼「火祭り2015」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗1分5点]△小幡優作(30分時間切れ引き分け)[3勝1分=7点]△田中将斗
▼「火祭り2015」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝4敗=2点]○TARU (10分11秒 片エビ固め)[3勝1敗=6点]X関本大介
※ジャーマンスープレックスを切り返す -
飯伏との激闘を制した柴田が3勝目!制御不能の内藤がAJまでも喰らう!
7月28日 新日本プロレス「G1 CLIMAX25」7月29日 福岡国際センター 2640人
<コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○タイガーマスク マスカラ・ドラダ(7分58秒 エビ固め)×デビット・フィンレー ジェイ・ホワイト
※タイガードライバー
◇第2試合◇
▼30分1本
カール・アンダーソン 高橋裕二郎 ○タマ・トンガ ゴーディ・ホール(11分13秒 片エビ固め)永田裕志 小島聡 田口隆祐 ×小松洋平
※ヴェレノ
◇第3試合◇
▼30分1本
マイケル・エルガン ○本間朋晃(13分0秒 片エビ固め)石井智宏 ×YOSHI-HASHI
※こけし
◇第4試合◇
▼30分1本
後藤洋央紀 ○獣神サンダー・ライガー(10分15秒 ヨーロピアンクラッチ)オカダ・カズチカ ×外道
◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝3敗=2点]○ドク・ギャローズ(6分58秒 片エビ固め)[1勝3敗=2点]×矢野通
※アンダーソンとのマジックキラー
【ギャローズの話】「(※Y・T・Rポーズをまねしながら)YANO S○CKS ASS! ヤノ、お前なんて大したことないな。これが俺たちBULLET CLUBのやり方だ。こうして、この『G1』で、俺たちのステータスを上げていくぞ。これから俺のクライマックスがやってくるんだ。全世界のレスリング界もしっかり見とくんだな。みんな俺たちの手にかかれば、同じ目に遭うんだ」
【矢野の話】「ずるい、ずるい、ああ、ずるい!」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○真壁刀義(8分41秒 片エビ固め)[1勝3敗=2点]×天山広吉
※キングコングニードロップ
【真壁の話】
真壁「何かある?」
--天山選手もベルトを持ってて、チャンピオン同士の闘いでした。それを制したのはNEVERの意地ですか?
真壁「俺、一気にいっただろ? わかるか? コンディションがいいんだよ。何べんでも言ってやるよ。以前の天山だったら、こんなにやすやすと、簡単にいかねえ。それはわかってる。今、(天山は)コンディションが悪すぎる。見りゃ、わかるだろ? それだけだ。ベルト持ってくるのはわかる。その保持者だからっていうのもわかる。それだけ集中力が高まるからな。だけどよ、リーグ戦は一つひとつが大事なんだ。この一つを落としたらどうなる? その恐怖心が、俺をかき立てるんだよ。まあ、正直よ、2、3日前にあいつ、大流血してんだろ? その分、ちょっとだけ優しさが出ちまったかなっていう気がする。鬼になれなかった。でもよ、あのヤローの額がパックリ割れてたら、完全に鬼になってるな。瞬間的に。あの血なんだよ。あの血が俺を興奮させんだよ。今の俺に足りねえのはそこだ。狂気だな。狂気が俺を変えさせるんだ。でもよ、よかったよ。福岡のみんなに、スゲエ怖いプロレスを見せるところだったよ。でもよ、何べんも言うけど、天山の実力はわかってる。何べんも『G1』制してるし、“ミスターG1”だろ? ただよ、何べんも言うけど、コンディションが悪すぎる。あのコンディションで、このリーグ戦勝ち抜けるかって。この俺が対面に立ってるんだ。(優勝なんて)あり得ねえだろ。そういうとこだ」
--次の公式戦の相手はフラストレーションがたまってる相手だと思うんですけど…。
真壁「誰だ?」
--内藤選手です。
真壁「内藤か…。で? まあ、個人的なあれは何もねえよ。ただ、組ましてくれるな、対戦させてくれるなってことだよ。なぜなら、じれってえから。そのじれったさを試合で出してくるんだったら、こっちも考え変わるぜってこと。ヤローだって、ひと旗あげようと思って、この世界入ってんだ。今、その状況下になってるんだ。それを潰すか潰さねえかは、あいつ次第だ。だったら俺が潰してやるよ。それだけだ。それ以外ないだろ? あのヤロー、天山のこと『終わってる』って言ってたけど、俺から言わしてもらうよ。終わってんのはお前だ。何回、チャンスもらってんだ? 何回、ものにできなかったんだ? 終わってんのはお前だ。それを自覚して来い。あのヤローが是が非でも上がっていこうっていうんだったら、是が非でも引きずり下ろしてやる、それだけだ」
【天山の話】「やられてもうた…。真壁、真っ向からぶつかって、ガッチリ倒して、このリーグ戦、抜けなあかんと思てたけど、(最後のキングコングニードロップ)ガッチリ入ったね。何もかも、今の俺の体で受け止めたけど、やっぱり違うな。普段どうとかそんなの関係ない。真壁、強かった。真壁の力、馬力に今日はやられましたよ、完全に。俺ももう1回、もうひと山、乗り越えていかなと思たけど、きついですね。いやあ、もう一丁、自分のパターンに持っていきたかったけど、きつかったね。これで3敗? まだまだいけるよな? 最初は全勝でいくつもりやったけど、3敗? ここできっちり止めて、こっからカムバックやね。きついけど、最後の最後までやり通して…。それで天山広吉、覚えて下さい」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○柴田勝頼(13分25秒 エビ固め)[2勝2敗=4点]×飯伏幸太
※PK
【柴田の話】
柴田「ああ…、何かねえか? 飯伏、飯伏、思ってた通り、最高だ。最高だね」
ーー具体的にどういう部分が最高だと?
柴田「最高なんだ。熱い試合ができる。なんか、『次のステージに来た!』って感じがしました。新しい、触ったことのない選手とやることによって、俺自身も目覚めていく、そんな手ごたえを感じました。以上!」
【飯伏の話】
飯伏「(※インタビュースペースに着くなり座り込む。そのままコメント)2勝2敗ですか? 得意の打撃なら、何とかいけると思ったんですけど…。ちょっと、わかんないですよね。自分でも確実に押してたんじゃないかっていうところも合ったんですけど…。いやあ、結果なんで。ただ、もう1回やりたいです、いや、何回でもやりたいです」
ーー闘ってみて、柴田選手の印象は?
飯伏「予想していたより凄い。僕としては総合の柴田さんのイメージ。だいたいこのぐらい、このぐらいの重さなんだろうなって。それを、自分の予想のふたまわりぐらい上回ってました。いや、でも、結果ですね。負けたんで…。次は絶対勝つ。勝ちますよ。
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○バットラック・ファレ(13分7秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]×棚橋弘至
※フォーリングココナッツ
【ファレ、トンガの話】
(※タマ・トンガがファレを先導する形で先にインタビュースペースに入ってきて、言葉を発する)
トンガ「この男がニュージャパン・プロレスリングで最も悪い男だ。俺の隣に立ってる男がな。お前らもそれがわかっただろ? いや、みんなわかったはずだ。最も悪い男がいまから言葉を発するぞ。ようく、聞いておけ。聞き漏らすな?」
ファレ「タナハシ、言っただろ? 驚いたか? この結果に何も言えなくなっただろ? ヘッ、思い知ったか!?」
【棚橋の話】「こんなんで終わらねえぞ!」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○内藤哲也(17分13秒 体固め)[2勝2敗=4点]×AJスタイルズ
※デスティーノ
(試合後、レッドシューズ海野レフェリーが、内藤の手を挙げる。ところが、内藤がそれを振り払い、いきなり海野レフェリーのボディへ膝蹴り! さらに、ボディスラムで投げ捨てると、低空ドロップキックで完全にKOする)
内藤「トランキーロ!! ハポネス(焦るな、日本人)! トランキーロ!! 焦んなよ!!(※大ブーイング)もう誰も! 俺を止めることはできない。と、いうことは、今年の『G1 CLIMAX』の優勝者は~・・・(※大ブーイング) ロス! インゴベルナ~ブレ~~ス!! ナ~~~イト~~!!(※大ブーイング)」
【内藤の話】
内藤「Que Pregunta?(ケ・プレグンタ?) Que Pregunta? 質問、何? 質問ないなら、帰るぜ」
ーーこれで棚橋選手とAJ選手、優勝候補2人に勝ちましたが…。
内藤「棚橋に勝ったら何なの? AJに勝ったら何なの? 別に俺、棚橋に勝つためにリーグ戦に参加してるわけじゃないし、AJに勝つためにリーグ戦に参加してるわけじゃないから。俺、今、リーグ戦何試合消化したの?」
ーー3試合です。
内藤「何勝?」
ーー3勝1敗です。
内藤「3勝1敗? だから何だよ? まあ、リング上で(優勝宣言したけど、それを)どう取るかは自由。もう、俺の勢いは誰にも止められない。止めてくれよ、止めてくれ。つまんないリーグ戦になっちゃう…」
福岡大会を迎えたG1、今回は自分的注目カードである柴田vs飯伏が組まれた。二人は柴田がビッグマウス・ラウド時代にタッグを結成しているがシングルでの対戦は初めて、試合は互いにキックで牽制からスタートするも、コーナーに飯伏を押し込んだ柴田はエルボーで座らせ、顔面への低空ドロップキックを狙いに対角コーナーへ走ると飯伏が追走してエルボーを浴びせてから、逆にエルボーで柴田を座らせ、顔面への低空ドロップキックを放つ。
これに怒った柴田が飯伏のエルボーの連打を受け切ってエルボーで返し、コーナーに押し込んで顔面ウォッシュ、顔面への低空ドロップキックを決め、柴田のフィールドであるケンカスタイルに敢えて挑んできた飯伏に対し、柴田はケンカスタイルでやり返す。
柴田はフロントネックチャンスリー、コブラツイスト、ミドルキックと攻勢をかけるが、飯伏はドロップキックで柴田を場外への追いやるとバミューダトライアングルを発射、リングに戻った飯伏は打撃のコンポからその場飛びカンクーントルネードを決める。
飯伏は掟破りのPKを狙う、キャッチした柴田はエルボーでダウンさせてからPKを狙うと飯伏はハイキックで迎撃しオーバーヘッドキック、しかしキャッチした柴田はSTFで捕獲し、飯伏はロープへ逃げるも、柴田はスリーパーで捕獲して飯伏のスタミナを奪いにかかる。
飯伏がロープへ逃れようとすると、柴田はバックドロップを決めるが、意地で立ち上がった飯伏はジャーマンで応戦、柴田はミドルの後でラリアットを浴びせるが、飯伏もラリアットで応戦、だがシットダウン式ラストライド狙いは、柴田が下から担いでデスバレーボムで叩きつける。
両者はダウンの後で打撃戦となるも、狂気が宿った飯伏のパンチを柴田がブロックし、ミドルキックをも柴田がキャッチしてスリーパーの絞め上げた後、PKが炸裂して3カウント、飯伏が敢えて踏み込んだケンカスタイルでの勝負は柴田が勝利も、後藤vs柴田に勝るとも劣らない名勝負だった。
セミの棚橋vsファレはファレのパワーに棚橋が苦しみ、棚橋は低空ドロップキックなどで切り崩しにかかるが、ファレのパワーだけでなく、BULLET CLUBの介入もあって主導権を奪えない展開が続く。
ファレはグラネードで勝負に出るが、かわした棚橋はスリングブレイドからハイフライアタック、そしてハイフライフローを決めるも、カウント3直前で セコンドのトンガがレフェリーの足を引っ張りカウントを阻止、棚橋はバットラックフォールは防ぎ、ネックスクリューを決めてからスリングブレイドを狙うが、ファレはカウンターグラネードで迎撃し、最後はコーナー最上段からのフライングソーセージことフォーリングココナッツで圧殺して3カウント、ファレが3勝目となり、棚橋は2連敗となる。
メインのAJv内藤は、内藤が首攻めだけでなくラフも展開して先手を奪う。主導権を奪えない展開が続くAJは内藤の雪崩式フランケンシュタイナー狙いを雪崩式スタイルズクラッシュで切り返そうとするが、体勢を崩した内藤がスイングDDTを狙うもAJはコーナーに叩きつける。
内藤はマンハッタンドロップからジャックナイフ式エビ固めで丸め込むが、クリアしたAJはペレキックを炸裂させ、ブラディーサンデーを狙うも、内藤はデスティーノで切り返し3カウント、内藤も3勝目、AJもまさかの2連敗となる。
天山vs真壁は真壁が矢野戦で負傷した天山の頭部を攻め、天山はアナコンダバイスで絞め上げるも、耐えた真壁がパワースラム、ラリアット、デスバレーボムと畳み掛けてからのキングコングニーで勝利、天山は3連敗と大きく後退。
矢野vsギャローズは矢野がギャローズをセコンドのトンガとホールに激突させるも、アンダーソンに気を取られてしまうと、ギャローズが急所攻撃からアンダーソンとのマジックキラーを決め3カウント、公式戦初勝利を強奪する。
いよいよG1も1日大阪、2日愛知で中盤に差し掛かる。果たして過酷なリーグ戦を制するのは誰だ? -
7月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行のお知らせ
投票受付日時が決定していなかった7月の月間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定、8月3日の午前0時から投票受付を開始します。
8月 1日 ツイッターで午後3時00分ノミネートを先行発表、当ブログでは午後10時00分から
8月 3日 午前0時投票受付開始
8月10日 午前0時投票受付終了 結果発表
よろしくお願いします! -
火祭り公式戦 豊郷大会公式戦結果
7月28日 超花火『「地方創生」ちびっ子のイジメ撲滅・元気ハツラツ!〜本当に強い人はイジメなんかしないし、何度でも立ち上がる〜超花火プロレス 滋賀・豊郷超花火&真夏の祭典・火祭り2015』滋賀・豊郷町民体育館
▼「火祭り2015」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○大谷晋二郎(13分25秒 高速ジャーマンスープレックスホールド) [4敗=0点]XTARU
▼「火祭り2015」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○関本大介(10分25秒 ジャーマンスープレックスホールド)[3勝1敗=6点]Xジェームス・ライディーン -
グローバルジュニアリーグ戦 鹿児島大会公式戦結果
7月28日 NOAH「Summer Navig. 2015~グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦~」鹿児島市オロシティホール 650人
<コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝3敗=2点]○平柳玄藩(6分22秒 KICHIKU)[2勝2敗=4点]Xベンガラ
【試合後の玄藩】
――これで初勝利となったが?
玄藩「KICHIKUでガッチリ、ハマった感があったよねえ。超KICHIKUって感じ。ひゃっはっは(笑)」
――…とはいえ星取り的には厳しいが?
玄藩「エンジンかかるの遅かったねえ。ちょっとねえ。どこかでホラ、ゴリラ(中西?)とやったじゃん。あそこで死にかけたからね」
――今日は懐かしい感じがする選手でもあった?
玄藩「そう? な、何を言わせたいんだね、キミは? もういいじゃないか、そんなことは。今日俺が、俺のKICHIKUで勝った。その事実だけで十分じゃないか! KICHIKU…KICHIKUな事実だけ…この鬼畜生が!」
▼「グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○エル・デスペラード(7分53秒 片エビ固め)[5敗=0点]X熊野準
※ダイビング・ボディプレス
【デスペラードの話】「おいノア。結果見たろ? アンパイだって言ったじゃねえか。まぁ頑張ったほうなんじゃないの? あれだけ同情の拍手が起こったってことはよ。あいつが(丸め込みで)押さえ込んだところで、ワーとかキャーとか沸いてたし。まぁ俺も最後のは、ちょっとだけビックリして、ほんの少しだけ焦ったけどな。まぁちょっと余裕こきすぎた。あービックリした。でも結局その程度だろ? あいつにはまだ“ビックリ・フォール"しかねえんだろ。何も怖い技はねえ。それよりも俺が見てるのは拳王と原田だな。あいつらは面白ぇぞ。あいつ(熊野)とは全然違うからな。まぁ、ちったあ楽しみになってきたぜ」
▼「グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○TAKAみちのく(9分07秒 ジャストフェイスロック2006)[2勝2敗=4点]X石森太二
【試合後のTAKA】
――試合を振り返って?
TAKA「元チャンピオン? 最多防衛記録? 何回防衛? 何回防衛したってよ、中で仲良しこよしで防衛してたんじゃねえの? まぁよ、あと何試合あるか知らねえ。何勝何敗かも知らねえ。星取り、どうなってんだよ? トップは誰だ?」
――え〜っとクレ…
TAKA「誰でもいいんだよ! 俺とデスペラードが言った通り、TAKAみちのくvsエル・デスペラード。決勝戦。お前ら絶対そんなこと無いと思ってんだろ? しっかりしろよ? お前らがしっかりしないとよ、俺たちがタイチとやったって何の意味もねえんだよ! おい! もうちょい頑張れよ、な? 大事なリーグ戦なんだろ? 守りてえんだろ? 『どうせTAKAとデスペなんて』とか思ってんだろ? 介入とかそういうのが無いと勝てないとか思ってんだろ! バカ野郎。何かあるか!」
――次はクレイジー戦だが?
TAKA「知らねえよ! 誰だクレイジーって。キ○ガイか! キ○ガイってことか。なにクレイジーだ?」
――スーパー・クレイジーだが?
TAKA「“凄いキ○ガイ"だな? おういいよ。俺はもっとキ○ガイかもしれねーぞ(笑) おい、みんな頑張れよ。決勝は…遠いぞ(笑)」 -
中邑が欠場…オカダが小島に完勝、石井がアンダーソンに逆転勝利で3連勝!
7月28日 新日本プロレス「G1 CLIMAX25」大分・別府ビーコンプラザ 1580人
<コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク キャプテン・ニュージャパン(8分0秒 エビ固め)田口隆祐 デビッド・フィンレー Xジェイ・ホワイト
※タイガードライバー
◇第2試合◇
▼30分1本
矢野通 ○YOSHI-HASHI (7分10秒 片エビ固め)ドク・ギャローズ Xコーディ・ホール
※スワントーンボム
◇第3試合◇
▼30分1本
真壁刀義 飯伏幸太 ○マスカラ・ドラダ(9分54秒 片エビ固め)天山広吉 柴田勝頼 X小松洋平
※ドラダスクリュードライバー
◇第4試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 ○内藤哲也 マイケル・エルガン(10分35秒 体固め)AJスタイルズ バッドラック・ファレ Xタマ・トンガ
※デスティーノ
◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○高橋裕二郎(12分03秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]X永田裕志
※マイアミシャイン
【裕二郎の話】「どうしよう、ダンサーを怒らせてしまって。今日、予定していたダンサー、またやっちまった。こんな試合こそ変だよ。ダンサーに夜のどっち? マイアミシャインか、東京ピンプス…。今日は永田にマイアミシャインで決めたからよ、今夜は東京ピンプスで、ベッドの上でスリーカウント取ってやるからよ。これ、マジ」
【永田の話】「チキショー、何だ…。『G1』の舞台でこのメンバー、この強行スケジュール、またなんか新しい巨大な敵がいるみたいだ。慣れたところだ。簡単に言えば、立ち上がればいいだけ、立ち上がれば…。また明日、立ち上がって、夢に向かうよ」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○後藤洋央紀(12分20秒 片エビ固め)[3敗=0点]X本間朋晃
※昇天・改
【後藤の話】「(本間は)まっすぐだね。ホント、まっすぐだ。でも、俺はそんなアイツが嫌いじゃない。いよいよ大阪、オカダ戦。ただのリーグ戦じゃねえぞ。この(インターコンチネンタルの)ベルトが背中を押してんだよ。そのつもりで来いよ、おまえ」
【本間の話】「(※這いながらコメントスペースにたどり着く)クソォ、クソォ…。いい試合なんて…。(いい試合を)した上で勝たなきゃ、勝たなきゃ…。俺に必要なのは勝ち星だ。それがインターコンチ(ネンタル)のチャンピオン、後藤といったら、これほどおいしいものはない。でも、負けた。これが今の俺の実力だ。そんなことはない。俺はもっと力が出るはずだ。もっともっと…。確かに今現在の力はないかもしれないけど、もっともっと力を出せるはずだ。何でかって言ったら、それはお客さんの声援、お客さんの声があるから。俺はもっともっと力が出るはずだ。でも負けた。これが今の俺の実力かもしれないけど、そうは思いたくない。日々、進歩して、また次、勝てばいいだけの話ですよ。絶対、次、勝って見せます。ただただ、後藤は強い。その強い後藤に勝ってこそ、意味がある」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○石井智宏(16分31秒 エビ固め)[2勝1敗=4点]Xカール・アンダーソン
※垂直落下式ブレーンバスター
【アンダーソンの話】「イシイ、いやイシイサン、元NEVERチャンピオンだった。確かに世界の中でベストレスラーの1人であることは認める。今日は恥をかかされた。いい気分に浸れなかった。だけど、あと少しだったというのは感じた。これまで5回、『G1』で勝ってきたのに、今日は…。シンスケ(中邑)にもゴトーにも勝ったのに、今日は…。次(の公式戦)はオーサカか? イヤア!(※と叫んで敬礼ポーズを取る)。お前の腕を取って、こうしてやる(※と言って、アームロックを決めながら白目をむくマネをする)。そうなれば、Too Sweetだ」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○オカダ・カズチカ(18分22秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]X小島聡
※レインメーカー
【オカダ、外道の話】
オカダ「まあ、これで残り7つ」
外道「次は誰だ? インターコンチネンタルチャンピオンか?」
オカダ「後藤さんですね。でもな、後藤さん、俺からしたらあんたなんかインターコンチネンタルのチャンピオンでもない。俺からしたら、ただの後藤洋央紀だ。しっかりIWGPヘビー級のチャンピオンに挑戦してきなさい」
外道「オイ、後藤、オメエはよ、あと7つのうちの1つでしかねえぞ。何がチャンピオンだ。笑わせんな、コノヤロー」
【小島の話】「7月28日、別府ビーコンプラザ、お前が俺より強かったのは、この日だけだ。ほかの日になってみろ、ほかの日は俺が勝つぞ」
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[2敗1不戦勝=2点]□マイケル・エルガン(不戦勝)[1勝1敗1不戦敗=2点] ■中邑真輔
※中邑負傷欠場のため
大分大会を迎えたG1だったが27日の広島大会を左肘の欠場した中邑はエルガンとの公式戦には間に合わず欠場した。しかし全休するつもりはなく回復しだいリーグ戦に戻る意向を示しており、29日の福岡は公式戦は組まれていないことから、1日の大阪大会までには時間はあるということでの欠場と見ていいだろう、しかし中邑の肘の具合がどれだけ悪いのかがはっきりしないことから、復帰してもかなり厳しいのではと思う。
メインはオカダvs小島、この二人の対決は2013年9月以来でこのときはIWGPをかけた試合だったがオカダが勝利を収めているも、G1の公式戦では小島が勝利を収めている。
序盤は小島が肉弾戦を中心に試合を進めるが、オカダはコーナーの小島にドロップキックを放ち、鉄柵を使ってのDDTとインパクトのある技や得意の首攻めで試合の流れを変えてしまう。
しかし小島もエルボー中心の攻撃で反撃するが、オカダはDDTなどで返しリードされてもすぐ追いついていく。
小島はいっちゃうぞエルボーから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、雪崩式コジコジカッターを決めるが、勝負に出たラリアットはオカダが当たる前に倒れてしまい、再び突進したところでオカダはキャッチしてリバースネックブリーカーを決める。
オカダはダイビングエルボーからレインメーカーで勝負に出るが、小島がかわしてもすぐさまヘビーレインを決め、ドロップキックを狙うもかわした小島はラリアットを決めるが、小島もダメージのためカバーに入れない。
小島は再度ラリアットを狙うが、オカダはドロップキックで迎撃すると、ツームストーンパイルドライバーで突き刺してからレインメーカーを狙う、小島はかわして左のラリアットを狙うが、オカダはかわすとレインメーカーで3カウントを奪い公式戦3連勝となる。
セミの石井vsアンダーソンは昨年の西武ドーム大会以来の対決で石井が満身創痍の最悪のコンディションで試合に臨んだが裕二郎の介入もあって敗れている。
序盤から石井が垂直落下式ブレーンバスター、アンダーソンがガンスタンを仕掛けつつ牽制するが、エプロン上の攻防でアンダーソンがバイシクルキックを放って先制し、石井のウイークポイントである首を攻めを展開、その後も石井が反撃してもアンダーソンは首を攻めて試合の主導権を渡さず、石井が劣勢のまま試合が進む。アンダーソンは各種のガンスタンを決めてからガンスタンを狙うが、石井が踏ん張って阻止し座り込んだアンダーソンに後頭部へのスライディングラリアットを放つと、石井は頭突き、スライディングラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い、石井はアンダーソンの猛攻に懸命に耐えて公式戦3連勝となる。
永田vs裕二郎は、初日がどうしても欲しい裕二郎がセコンドのゴーディをも使って永田の脇腹に集中攻撃で主導権を握り、最後はマイアミシャインで公式戦初勝利を収める。
後藤vs本間は、本間の小こけしは自爆するもエルボーの競り合いから立ち直り、逆片エビからの腰攻めで後藤は失速、本間はこけしで勝負に出るが自爆すると後藤はラリアット、牛殺しで勝負に出て、頭突きで抵抗する本間を昇天・改で降し勝利を収めた。
Aブロックは混戦気味だが、Bブロックはオカダ、石井が3連勝でスタートとなった。リーグ戦もいよいよ愛知、大阪を過ぎてから中盤へと差し掛かる。G1別府大会、終了。 オカダは凄いプロレスラーだった。 本当に凄かった。 完敗。 だけど、ここ数日で感じていたモヤモヤが、完全になくなった。 理由は多分、いまこうして生きられてるから…だと思う。 たくさんのご声援、全て届いてました。 本当にありがとうございました。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2015, 7月 28いやぁ、痛い!今宵別府大会では短足破廉恥男にやられたゼァ。この敗戦は痛いゼァ。脇腹よりも痛いゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2015, 7月 28申し訳ごさいません。 https://t.co/JPSMxdGM1K
— Shinsuke Nakamura (@ShinsukeN) 2015, 7月 28 -
火祭り公式戦 鳥取大会公式戦結果
7月27日 超花火『「地方創生・超花火プロレス」ちびっ子のイジメ撲滅・元気ハツラツ!〜本当に強い人はイジメなんかしないし、何度でも立ち上がる〜Road to 鳥取砂丘超花火〜』鳥取・JFS鳥取北コート特設リング
▼「火祭り2015」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○関本大介(13分51秒 ジャーマンスープレックスホールド)[1勝2敗=2点]X崔領二
▼「火祭り2015」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○佐藤耕平(14分52秒 体固め) [3勝2敗=6点]XKAMIKAZE
※ムーンサルトプレスを切り返す -
火祭り袖ヶ浦&大阪大会公式戦結果
7月25日 超花火「ちびっ子のイジメ撲滅・元気ハツラツ〜本当に強い人はイジメなんかしないし、何度でも立ち上がる〜地方創生!超花火プロレス」千葉・袖ヶ浦市臨海スポーツセンター
▼「火祭り2015」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○将火怒(12分24秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]X小幡優作
※コマネチ
▼「火祭り2015」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○ジェームス・ライディーン(9分13秒 エビ固め)[3敗=0点]XTARU
※パワーボム7月26日 ZERO1「真夏の祭典・火祭り2015」大阪市立平野区民ホール
▼「火祭り2015」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○小幡優作(11分2秒 首固め)[2勝1敗=4点]×佐藤耕平
▼「火祭り2015」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○田中将斗(11分48秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×将火怒
▼「火祭り2015」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○大谷晋二郎(12分52秒 ジャーマンスープレックスホールド)[2敗=0点]×鈴木秀樹 -
制御不能から覚醒へ…内藤が棚橋に完勝!飯伏はAJ越えを達成!
7月26日 新日本プロレス「G1 CLIMAX25」広島グリーンアリーナ 3360人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼30分1本
後藤洋央紀 獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク 小松洋平(8分32秒 片エビ固め)本間朋晃 田口隆祐 マスカラ・ドラダ ×デビット・フィンレー
※ 雪崩式ダブルアームスープレックス
◇第2試合◇
▼30分1本
○永田裕志 キャプテン・ニュージャパン(8分26秒 腕折り固め)高橋裕二郎 ×ゴーディ・ホール
◇第3試合◇
▼30分1本
○カール・アンダーソン タマ・トンガ(8分51秒 片エビ固め)石井智宏 ×YOSHI-HASHI
※ガンスタン
◇第4試合◇
▼30分1本
○小島聡 マイケル・エルガン(11分17秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×外道
※ラリアット
◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○バッドラック・ファレ(8分43秒 片エビ固め)[3敗=0点]×ドク・ギャローズ
※カウンターグラネード
【ファレ、ギャローズの話】
(2人並んでコメントスペースに現れ、並んでコメント)
ファレ「見たか、バトル・オブ・ジャイアンツ(巨人対決)を」
ギャローズ「残念だが、俺に悪い結果が出てしまった。だけど、俺がこんなもんじゃないのはみんなわかってるはずだ。ここは世界で最もハイレベルなレスリングカンパニー。そこで彼が勝ったということは、彼が全世界で最も強いトンガレスラーということだ。今日は俺がバッドラックだった」
ファレ「そういうことだ」
--次の公式戦の相手は棚橋選手ですが…。
ファレ「棚橋か? オイ、お前らは去年のことを覚えているか? 俺が完全にやっつけただろ? 棚橋、いつもよりしっかりウオーミングアップしておくんだな。また次もバッドラックフォールの餌食になるんだからな。黙って俺にやられておくんだ」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○矢野通(6分38秒 逆さ押さえ込み)[1勝2敗=2点]天山広吉
【天山の話】「(額から流れる血をぬぐおうともせず)ウワーッ! クソッ!」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○柴田勝頼(9分35秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×真壁刀義
※PK
【柴田の話】
柴田「何とか勝ちをもぎ取りました。ただ、この『G1』、対戦相手もそうなんですけど、本当の意味で弱い自分との闘いだと思います。ケガして洋画なんだろうが、俺には少々痛かろうが、思い通りに動く両腕と、思い通りに動く両脚がある。だからリングに上がる。当たり前のことかもしれないけど、それを昨日、ある小学生が、車椅子に乗った小学生が教えてくれました。当たり前のことかもしれないけど、一生懸命、一生懸命闘っていきたいと思います」
--実はこの広島グリーンアリーナの大ホールは魔界倶楽部が初登場した会場です。
柴田「僕はその時に(その場所に)いなかったと思います。欠場してたと思うんで、思い入れはないですね。チラッと聞きましたけど。すいません」
【真壁の話】「いやあ、効いたなあ。それなりにストライカーは慣れてたつもりなんだけど、いいんじゃないの? 数年前にあのヤローが(新日本に)帰ってきて、俺に一番最初に(向かって)来て、感慨深いものがあったけど、今はそんなもんじゃない。ベルトを守る者と、ヤツだってベルトは欲しいだろうけど、タイトルは欲しいだろ、『G1』も欲しいだろ。それを阻む立場だったけど、いかんせん連戦連戦で、まだ始まったばかりだけど、ちょっとばかり…。まあ、あいつも全身全霊で来てるだろうから、まあ乗ってるわな。何でこの俺が、こんな軽い感じでもの言ってるかわかるか? これはよ、『G1 CLIMAX』だ、リーグ戦だ。ワンチャンスのタイトルマッチと違うんだ。俺なりのやり方で『G1 CLIMAX』、獲ってやろうじゃねえか。何気に昨日、天山と、ミスター『G1』だよな、天山と話したら、『G1』には『G1』なりの、得意な試合運びがある。ぶっちゃけ、得意中の得意じゃねえぜ。異質だと思うよ。その中で…いやあ、勝ち取りたかったな、今日は。まあ、超言い訳男のこの俺に言わせれば、これからだ。まだまだ、これからだ」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○飯伏幸太(19分10秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]×AJスタイルズ
※フェニックススプラッシュ
【飯伏の話】
飯伏「(※バックステージに戻ってくるも、足元はふらつき、インタビュースペースまでたどり着けずに、途中で座り込んでコメントを出し始める)勝ちました。いやあ、リベンジできて、ほんとにうれしいですね。言葉がもう出ないですね。AJはすごかったです、ほんとに…すごかったです。このタイミングで勝てて、ほんとに…」
--タイトルマッチばりに過酷な公式戦でしたが…。
飯伏「関係ないですよ。最初から言ってるように、全力…、全部、全力ですよ。ああ、いけますね。いけます。いけます、いけます。いきます。必ず…」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○内藤哲也(24分14秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]×棚橋弘至
※変形リバースDDT
(試合後、レッドシューズ海野レフェリーが勝利した内藤の手を挙げようとする。ところが、内藤がそれを振り払って海野レフェリーを突き飛ばし、セコンドのホワイトをリング上から排除。そして、なんと海野レフェリーのボディを何度も蹴り飛ばす。)
内藤「トランキーロ! ハポネセス(焦るな、日本人たちよ)! トランキーロ! 焦んなよ!(※大ブーイング) もう俺を! 誰も止めることはできない! 制御不能(※大ブーイング)。ロス! インゴベルナブレ~~~ス!! な~~~いと~~!!(※大ブーイング)」
【内藤の話】
内藤「ハイ? ハイ? 何も(質問)なし?」
--棚橋選手に勝って、これで2勝1敗になりましたが…。
内藤「え? 2勝1敗ですか…。残り何試合? 6試合? これ、リーグ戦でしょ? 2勝1敗、だから何だ? 棚橋に勝った。だから何だ? 2勝1敗、6試合残ってんの? じゃあ、別に今、言うことないよ。トランキーロ。言えるとしたら、トランキーロ。焦んなよ」
--最後の技は『G1』用の新技だったんですか?
内藤「『G1』向けの新技だたら何? だから何ですか? トランキーロ。トランキーロ。焦んなよ。その時が来たら言うよ」
--フィニッシュ技の名前とかは?
内藤「…………(※無視して引き揚げていく)」
【棚橋の話】「(※三沢トレーナーから痛めた首の後ろにアイスパックを固定されてからインタビュースペースへ)この負けは、この負けは…人生で10本の、いや5本の指に入るぐらい悔しい…」
広島大会を迎えたG1だが大会前にハプニングが発生し中邑真輔が左肘を負傷したため急遽欠場となった。28日の別府ではエルガンとの公式戦が組まれているが出場は微妙といったところだ。
メインは公式戦2連勝の棚橋が1勝1敗の内藤と対戦、京都大会では柴田から“中途半端”とダメ出しされた内藤、棚橋戦は真価が問われる一戦となった。
序盤は棚橋が攻め込み場外へ逃れた内藤にコーナー最上段からのプランチャを狙うが、内藤は花道に逃れ逆走し、また徘徊するなど予想不能、いや制御不能といった感じの動きで棚橋を焦らしにかかる。
リングに戻った内藤は、棚橋をロープ越しのヘッドシザースホイップで場外へ追いやるとテーブルの上でスイング式ネックブリーカーを敢行、テーブルは貫通しなかったが中途半端に曲がった分、棚橋の首に大ダメージを与える。
ここから内藤は徹底した首攻めを焦りもせずじっくりと落ち着いた攻めを展開する。今までの内藤だったら安定感を欠いていたが、棚橋を上回るマイペースぶりで試合の主導権を握る、まるで内藤が憧れている武藤敬司を彷彿させる試合運びだった。
主導権を奪われた棚橋は低空ドロップキックからロープ越し、また場外での鉄柵越しドラゴンスクリューで流れを変えようとするが、内藤は棚橋の首筋に浴びせ蹴りやセカンドロープに固定してのネックブリーカーと首攻めで主導権を渡さない。
棚橋はドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドで自身の流れに持ち込むとハイフライフローを狙うも内藤は雪崩式フランケンシュタイナーで阻止、張り手で倒した後で棚橋の頭を“自分の方が各上だ”と言わんばかりに何度も蹴りつける。
棚橋は再度ハイフライアタックからハイフライフローを投下するも、内藤は剣山で迎撃しエルボー合戦ではツバを吐きつける、そして内藤はスイングDDT狙いをネックスクリューに切り返ると、最後はロープへ走りスリングブレイドを狙う棚橋に飛びつきアサイDDT風の新技を披露して3カウント、内容的にも完勝を収めた。
試合後には“トランキーノ(焦るなよ)とアピールしてブーイングを浴びたがトランキーノ(焦るなよ)は自身に言い聞かせるような感じだった。、今までの内藤は自身から出る焦りが原因で大事な試合を落としてきたが、今回の棚橋戦は焦りを見せずじっくりとした攻めでの完勝、今までの内藤のイメージを払拭させる内容だった。
これで内藤は覚醒したのか、まだわからないが内藤はG1を通じて新しい内藤をアピールしようとしていることだけはしっかり感じた。
セミの飯伏vsAJは4月のIWGP戦の時はAJに飲まれたまま敗れた飯伏だったが、序盤から飯伏はAJとグラウンドで互角に渡り合い落ち着いた攻めを展開、前回とは違うと感じたのかAJは飯伏のスワンダイブ狙いを両肩に担ぎ上げ、その首をトップロープに叩きつける荒技を敢行するとワンハンドバックブリーカーなどで背中攻めを展開する。
AJはフェノメノンDDTを狙うが、かわした飯伏はジャーマンからレッグラリアット、その場飛びカンクーントルネードとラッシュをかけ懸命に食らいつく。
AJはスワンダイブエルボーからコブラツイストのかたちから、飯伏のリスト持って抱え上げると、その土手っ腹をヒザに叩きつけるストマックブロックを披露すると、スタイルズクラッシュで勝負に出るが、飯伏はリバースして逃れ、飯伏はに足を掛けて投げつけようとするが、これはAJがこらえて逆にエプロンでのツームストンパイルドライバーを狙う、しかし飯伏は回転エビ固めの要領でAJを場外へ投げるとバミューダトライアングルを敢行する。
リングに戻った飯伏はフェニックスプラッシュを狙うが、AJはロープに体当たりして阻止、セカンドロープにのぼって雪崩式スタイルズクラシュを狙う、飯伏はスワンダイブのフランケンシュタイナーを狙いにいくと、こらえたAJはフランケンシュタイナーからスタイルズクラッシュの連続技を狙う。
飯伏はなんとかこらえたがAJはハローポイントを決めるとスーパーマウンテンスプラッシュを投下するが飯伏が剣山で迎撃し、飯伏がオーバーヘッドキックを炸裂させれば、AJもペレキックで応戦する。
AJはブラディーサンデーから雪崩式スタイルズクラッシュを狙うも、飯伏は雪崩式フランケンシュタイナーからパワーボム、そしてフェニックスプラッシュで3カウントを奪い勝利、飯伏が世界のAJに並んだ。
真壁vs柴田は両者が真正面からぶつかりあい、ラリアットから攻勢に出た真壁がキングコングパワーボムからデスバレーボムを狙うも、柴田はスリーパーで捕獲しPKを浴びせ勝利、天山vs矢野は天山のダイビングヘッドバットが炸裂すると矢野は大流血となるが、矢野が逆さ押さえ込み狙いから急所蹴りを決めると改めて逆さ押さえ込みで3カウントを奪い公式戦初勝利、BULLET CLUB対決となったファレvsギャローズは激しい肉弾戦となるが、ロープへ走ったギャローズにファレはカウンターでのグラネードを決め3カウントを奪い同門対決を制した。ドクター、トレーナーと協議の上で苦渋の決断です。申し訳ございません。 https://t.co/oh10IsS3E6
— Shinsuke Nakamura (@ShinsukeN) 2015, 7月 26中邑欠場の情報を聞いて、昨日の私との試合が原因かと思ってしまったが、そうではなかったらしい。1日も早く復帰出来る事を祈るのみ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2015, 7月 26LOS INGOBERNABLES pic.twitter.com/AAgae8dMZm
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2015, 7月 26驚喜、異質な体験をした。
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2015, 7月 26 -
グローバルジュニアリーグ戦 博多大会公式戦結果
7月26日 NOAH「Summer Navig. 2015~グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦~」福岡・博多スターレーン 650人
<コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○TAKAみちのく(7分33秒 ジャストフェイスロック)[3敗=0点]X平柳玄藩
【TAKAの話】「おい! やる前から言ってるよな? 何度も。これ(ベルト)がこっちにある以上は、こんなリーグ戦よ、俺らにとって何の意味もねえんだよ。なんで出てると思う? 俺とデスペラードが決勝戦で当たる。それがお前らにとって一番屈辱だろ? その屈辱を味わわせるためにやってんだよ。このまま順当にTAKAみちのくvsエル・デスペラードの決勝戦だよ。そうならないようによ、もうちょっと頑張れよ」▼「グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○大原はじめ(12分41秒 ムイビエン)[2勝2敗=4点]X小峠篤司【大原の話】「このリーグ戦始まった時から言ってる。最後まであきらめないって。足が折れたって何したってあきらめないって。希望を捨てたら、そこで終わりだよ。最後まであきらめねえ。今日見たか? こんな足でも結果出したぞ! 2勝目だ。ここから逆転だ、逆転。足攻められて、ボロボロになったって、2連敗からの逆転だ。今、ノリにノってる小峠にも勝った。結果出したぞ! ジュニアタッグのベルトにリベンジさせてもらえる材料がまた増えたぞ。どう返答するのか、今度キッチリと聞きにいくからな。このまま平柳も石森も倒して俺が決勝行く。ヒザが折れようが、どうなろうがぜってぇあきらめねーから! …というわけで、今日もムイ・ビエン」
▼「グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○原田大輔(13分29秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[1勝1敗=2点]X拳王
【試合後の原田】
――試合を振り返って?
原田「つぇえ。やっぱり拳王は強い。でもあいつ強いから絶対に負けたくないなっていうのが今日あって。何とか最後畳みかけて勝てましたけど、やっぱり強いですね」
――アンクルからホイップして腹を蹴られたが?
原田「あれ一番危なかったです。今日の一戦に懸けてるものを感じました」
――約1年前のタイトルマッチの時と比較してみて?
原田「逆にどうでしたか?」
――かなり進化していたように思うが
原田「そうでしょ。あの時の拳王と、今日の拳王は全然違いましたよ。さすがです。でも、そんな拳王に勝てて自信になりました」
――これで3連勝だが?
原田「3勝1敗。まだ分からないでしょ。でも、この状況でも絶対に上へ行きます」
――次の金沢では厳しいことを言ってきている小川が相手だが?
原田「勝ちますよ。あんなこと言われて、黙ってるわけにはいかないんで。勝ってその口を黙らせる。俺が小川良成を黙らせます。『ブッサイクなファン』とか言ってバカにしてますけどね、俺を応援してくれてるファンの人たちは、ノアのファンでもあるんで。そういう存在をバカにするのは俺、絶対許せないんで。金沢では絶対に小川良成を倒します」
▼「グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○ザック・セイバーJr. (11分46秒 腕ひしぎ逆十字固め)[2勝1敗=4点]X小川良成
【試合後のザック】
――試合を振り返って?
ザック「ウデ、イタイ…。でも僕にとって、一番重要な勝利だよ。オガワサンと組んで2年になる。タッグを通じて、プロレスに関するあらゆることを理解し、そして教えてもらった。これで6点だよね。次はデスペラード。次もサブミッションで勝ちたいね。ジュニアタッグチャンピオンシップの時のリベンジをさせてもらう。でも、今日のところはオガワサンに『オツカレサマデス』と言って、一緒に飲みにいきたい」
――小川に勝ったことでより優勝しなければならなくなった?
ザック「そうだね。残るはデスペラード、クマノ、そしてケンオーか。全部サブミッションで勝ちたいね。僕のイングリッシュレスリングは面白くて、たまに美しさが入る。そして基本的にはサブミッションで勝ちに行くもの。サブミッションでの勝利が必要。しかも6戦すべて違うサブミッションで勝っていきたい。初戦はジムブレイクスアームバー、2戦目はボディシザース式のチキンウイング、そして今日はアームバー。腕攻めだけじゃなくて、ヒザも首も攻められるからね。何を選ぶかは“テキトー"で(笑)」