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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

制御不能から覚醒へ…内藤が棚橋に完勝!飯伏はAJ越えを達成!

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制御不能から覚醒へ…内藤が棚橋に完勝!飯伏はAJ越えを達成!

7月26日 新日本プロレス「G1 CLIMAX25」広島グリーンアリーナ 3360人


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼30分1本
後藤洋央紀 獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク 小松洋平(8分32秒 片エビ固め)本間朋晃 田口隆祐 マスカラ・ドラダ ×デビット・フィンレー
※ 雪崩式ダブルアームスープレックス


◇第2試合◇
▼30分1本
○永田裕志 キャプテン・ニュージャパン(8分26秒 腕折り固め)高橋裕二郎 ×ゴーディ・ホール


◇第3試合◇
▼30分1本
○カール・アンダーソン タマ・トンガ(8分51秒 片エビ固め)石井智宏 ×YOSHI-HASHI
※ガンスタン


◇第4試合◇
▼30分1本
○小島聡 マイケル・エルガン(11分17秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×外道
※ラリアット


◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○バッドラック・ファレ(8分43秒 片エビ固め)[3敗=0点]×ドク・ギャローズ
※カウンターグラネード


【ファレ、ギャローズの話】
(2人並んでコメントスペースに現れ、並んでコメント)
ファレ「見たか、バトル・オブ・ジャイアンツ(巨人対決)を」


ギャローズ「残念だが、俺に悪い結果が出てしまった。だけど、俺がこんなもんじゃないのはみんなわかってるはずだ。ここは世界で最もハイレベルなレスリングカンパニー。そこで彼が勝ったということは、彼が全世界で最も強いトンガレスラーということだ。今日は俺がバッドラックだった」


ファレ「そういうことだ」


--次の公式戦の相手は棚橋選手ですが…。
ファレ「棚橋か? オイ、お前らは去年のことを覚えているか? 俺が完全にやっつけただろ? 棚橋、いつもよりしっかりウオーミングアップしておくんだな。また次もバッドラックフォールの餌食になるんだからな。黙って俺にやられておくんだ」


◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○矢野通(6分38秒 逆さ押さえ込み)[1勝2敗=2点]天山広吉


【天山の話】「(額から流れる血をぬぐおうともせず)ウワーッ! クソッ!」


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○柴田勝頼(9分35秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×真壁刀義
※PK


【柴田の話】
柴田「何とか勝ちをもぎ取りました。ただ、この『G1』、対戦相手もそうなんですけど、本当の意味で弱い自分との闘いだと思います。ケガして洋画なんだろうが、俺には少々痛かろうが、思い通りに動く両腕と、思い通りに動く両脚がある。だからリングに上がる。当たり前のことかもしれないけど、それを昨日、ある小学生が、車椅子に乗った小学生が教えてくれました。当たり前のことかもしれないけど、一生懸命、一生懸命闘っていきたいと思います」


--実はこの広島グリーンアリーナの大ホールは魔界倶楽部が初登場した会場です。
柴田「僕はその時に(その場所に)いなかったと思います。欠場してたと思うんで、思い入れはないですね。チラッと聞きましたけど。すいません」

 
【真壁の話】「いやあ、効いたなあ。それなりにストライカーは慣れてたつもりなんだけど、いいんじゃないの? 数年前にあのヤローが(新日本に)帰ってきて、俺に一番最初に(向かって)来て、感慨深いものがあったけど、今はそんなもんじゃない。ベルトを守る者と、ヤツだってベルトは欲しいだろうけど、タイトルは欲しいだろ、『G1』も欲しいだろ。それを阻む立場だったけど、いかんせん連戦連戦で、まだ始まったばかりだけど、ちょっとばかり…。まあ、あいつも全身全霊で来てるだろうから、まあ乗ってるわな。何でこの俺が、こんな軽い感じでもの言ってるかわかるか? これはよ、『G1 CLIMAX』だ、リーグ戦だ。ワンチャンスのタイトルマッチと違うんだ。俺なりのやり方で『G1 CLIMAX』、獲ってやろうじゃねえか。何気に昨日、天山と、ミスター『G1』だよな、天山と話したら、『G1』には『G1』なりの、得意な試合運びがある。ぶっちゃけ、得意中の得意じゃねえぜ。異質だと思うよ。その中で…いやあ、勝ち取りたかったな、今日は。まあ、超言い訳男のこの俺に言わせれば、これからだ。まだまだ、これからだ」


◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○飯伏幸太(19分10秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]×AJスタイルズ
※フェニックススプラッシュ


【飯伏の話】
飯伏「(※バックステージに戻ってくるも、足元はふらつき、インタビュースペースまでたどり着けずに、途中で座り込んでコメントを出し始める)勝ちました。いやあ、リベンジできて、ほんとにうれしいですね。言葉がもう出ないですね。AJはすごかったです、ほんとに…すごかったです。このタイミングで勝てて、ほんとに…」


--タイトルマッチばりに過酷な公式戦でしたが…。
飯伏「関係ないですよ。最初から言ってるように、全力…、全部、全力ですよ。ああ、いけますね。いけます。いけます、いけます。いきます。必ず…」


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○内藤哲也(24分14秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]×棚橋弘至
※変形リバースDDT


(試合後、レッドシューズ海野レフェリーが勝利した内藤の手を挙げようとする。ところが、内藤がそれを振り払って海野レフェリーを突き飛ばし、セコンドのホワイトをリング上から排除。そして、なんと海野レフェリーのボディを何度も蹴り飛ばす。)
内藤「トランキーロ! ハポネセス(焦るな、日本人たちよ)! トランキーロ! 焦んなよ!(※大ブーイング) もう俺を! 誰も止めることはできない! 制御不能(※大ブーイング)。ロス! インゴベルナブレ~~~ス!! な~~~いと~~!!(※大ブーイング)」


【内藤の話】
内藤「ハイ? ハイ? 何も(質問)なし?」


--棚橋選手に勝って、これで2勝1敗になりましたが…。
内藤「え? 2勝1敗ですか…。残り何試合? 6試合? これ、リーグ戦でしょ? 2勝1敗、だから何だ? 棚橋に勝った。だから何だ? 2勝1敗、6試合残ってんの? じゃあ、別に今、言うことないよ。トランキーロ。言えるとしたら、トランキーロ。焦んなよ」


--最後の技は『G1』用の新技だったんですか?
内藤「『G1』向けの新技だたら何? だから何ですか? トランキーロ。トランキーロ。焦んなよ。その時が来たら言うよ」


--フィニッシュ技の名前とかは?
内藤「…………(※無視して引き揚げていく)」


【棚橋の話】「(※三沢トレーナーから痛めた首の後ろにアイスパックを固定されてからインタビュースペースへ)この負けは、この負けは…人生で10本の、いや5本の指に入るぐらい悔しい…」


 広島大会を迎えたG1だが大会前にハプニングが発生し中邑真輔が左肘を負傷したため急遽欠場となった。28日の別府ではエルガンとの公式戦が組まれているが出場は微妙といったところだ。

 
 メインは公式戦2連勝の棚橋が1勝1敗の内藤と対戦、京都大会では柴田から“中途半端”とダメ出しされた内藤、棚橋戦は真価が問われる一戦となった。
 序盤は棚橋が攻め込み場外へ逃れた内藤にコーナー最上段からのプランチャを狙うが、内藤は花道に逃れ逆走し、また徘徊するなど予想不能、いや制御不能といった感じの動きで棚橋を焦らしにかかる。
 リングに戻った内藤は、棚橋をロープ越しのヘッドシザースホイップで場外へ追いやるとテーブルの上でスイング式ネックブリーカーを敢行、テーブルは貫通しなかったが中途半端に曲がった分、棚橋の首に大ダメージを与える。
 ここから内藤は徹底した首攻めを焦りもせずじっくりと落ち着いた攻めを展開する。今までの内藤だったら安定感を欠いていたが、棚橋を上回るマイペースぶりで試合の主導権を握る、まるで内藤が憧れている武藤敬司を彷彿させる試合運びだった。
 主導権を奪われた棚橋は低空ドロップキックからロープ越し、また場外での鉄柵越しドラゴンスクリューで流れを変えようとするが、内藤は棚橋の首筋に浴びせ蹴りやセカンドロープに固定してのネックブリーカーと首攻めで主導権を渡さない。
 棚橋はドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドで自身の流れに持ち込むとハイフライフローを狙うも内藤は雪崩式フランケンシュタイナーで阻止、張り手で倒した後で棚橋の頭を“自分の方が各上だ”と言わんばかりに何度も蹴りつける。
 棚橋は再度ハイフライアタックからハイフライフローを投下するも、内藤は剣山で迎撃しエルボー合戦ではツバを吐きつける、そして内藤はスイングDDT狙いをネックスクリューに切り返ると、最後はロープへ走りスリングブレイドを狙う棚橋に飛びつきアサイDDT風の新技を披露して3カウント、内容的にも完勝を収めた。
 試合後には“トランキーノ(焦るなよ)とアピールしてブーイングを浴びたがトランキーノ(焦るなよ)は自身に言い聞かせるような感じだった。、今までの内藤は自身から出る焦りが原因で大事な試合を落としてきたが、今回の棚橋戦は焦りを見せずじっくりとした攻めでの完勝、今までの内藤のイメージを払拭させる内容だった。
 これで内藤は覚醒したのか、まだわからないが内藤はG1を通じて新しい内藤をアピールしようとしていることだけはしっかり感じた。


 セミの飯伏vsAJは4月のIWGP戦の時はAJに飲まれたまま敗れた飯伏だったが、序盤から飯伏はAJとグラウンドで互角に渡り合い落ち着いた攻めを展開、前回とは違うと感じたのかAJは飯伏のスワンダイブ狙いを両肩に担ぎ上げ、その首をトップロープに叩きつける荒技を敢行するとワンハンドバックブリーカーなどで背中攻めを展開する。
 AJはフェノメノンDDTを狙うが、かわした飯伏はジャーマンからレッグラリアット、その場飛びカンクーントルネードとラッシュをかけ懸命に食らいつく。
 AJはスワンダイブエルボーからコブラツイストのかたちから、飯伏のリスト持って抱え上げると、その土手っ腹をヒザに叩きつけるストマックブロックを披露すると、スタイルズクラッシュで勝負に出るが、飯伏はリバースして逃れ、飯伏はに足を掛けて投げつけようとするが、これはAJがこらえて逆にエプロンでのツームストンパイルドライバーを狙う、しかし飯伏は回転エビ固めの要領でAJを場外へ投げるとバミューダトライアングルを敢行する。
 リングに戻った飯伏はフェニックスプラッシュを狙うが、AJはロープに体当たりして阻止、セカンドロープにのぼって雪崩式スタイルズクラシュを狙う、飯伏はスワンダイブのフランケンシュタイナーを狙いにいくと、こらえたAJはフランケンシュタイナーからスタイルズクラッシュの連続技を狙う。
 飯伏はなんとかこらえたがAJはハローポイントを決めるとスーパーマウンテンスプラッシュを投下するが飯伏が剣山で迎撃し、飯伏がオーバーヘッドキックを炸裂させれば、AJもペレキックで応戦する。
 AJはブラディーサンデーから雪崩式スタイルズクラッシュを狙うも、飯伏は雪崩式フランケンシュタイナーからパワーボム、そしてフェニックスプラッシュで3カウントを奪い勝利、飯伏が世界のAJに並んだ。


 真壁vs柴田は両者が真正面からぶつかりあい、ラリアットから攻勢に出た真壁がキングコングパワーボムからデスバレーボムを狙うも、柴田はスリーパーで捕獲しPKを浴びせ勝利、天山vs矢野は天山のダイビングヘッドバットが炸裂すると矢野は大流血となるが、矢野が逆さ押さえ込み狙いから急所蹴りを決めると改めて逆さ押さえ込みで3カウントを奪い公式戦初勝利、BULLET CLUB対決となったファレvsギャローズは激しい肉弾戦となるが、ロープへ走ったギャローズにファレはカウンターでのグラネードを決め3カウントを奪い同門対決を制した。

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