G1 CLIMAX25
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本間がIWGP王者・オカダに挑む!アンダーソンが後藤を降し2連勝!
7月25日 新日本プロレス「G1 CLIMAX25」香川・高松市総合体育館 2070人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○ドク・ギャローズ タマ・トンガ コーディ・ホール(7分08秒 エビ固め)獣神サンダー・ライガー タイガーマスク Xキャプテン・ニュージャパン
※ハングマンズヌース
◇第2試合◇
▼30分1本
矢野通 ○YOSHI-HASHI 外道(8分34秒 片エビ固め)天山広吉 マスカラ・ドラダ ×デビット・フィンレー
※スワントーンボム
◇第3試合◇
▼30分1本
○AJスタイルズ バットラック・ファレ(8分34秒 片エビ固め)飯伏幸太 ×ジェイ・ホワイト
※グラネード
◇第4試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 柴田勝頼 ○田口隆祐(14分4秒 エビ固め)内藤哲也 真壁刀義 ×小松洋平
※どどん
◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○石井智宏(12分17秒 エビ固め)[2敗=0点]×高橋裕二郎
※垂直落下式ブレーンバスター
【石井の話】
石井「初戦の最後に全部しゃべったから、何もないんだけど。俺の上半期見たろ? 他人が思ってるより、俺はもっとドン底に落ちて、それをかき返すための『G1』だ。一番デケエ大会で、すべての試合で、すべてを食う。それが俺に課せられた『G1』の闘いだ」
--3戦目(7・28別府)の相手はアンダーソン選手ですが…。
石井「西武ドーム(現西武プリンスドーム)を思い出すよ。あいつも思い出すだろ? ふざけやふがって。俺は『借りを返す』って言ったぜ。必ず倍にして借りを返してやる。(アンダーソンは)生ぬるいよ、生ぬるい。カール・アンダーソン、メッタメタにして、日本の厳しさ教えてやるよ」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○小島聡(12分49秒 片エビ固め)[2敗=0点]×マイケル・エルガン
※ラリアット
【小島の話】
小島「世界は広い。世界は広いし、世界のプロレス界も広い。24年のキャリアにして、またこういう素晴らしい選手と巡り会えたことをうれしく思う。そして、プロレスラーにとって、何が一番大切か。今、教えてやるよ。パワーとか、テクニックとか、インサイドワーク、そんなのこれっぽっちも関係ねえ。プロレスラーに一番関係あるのは経験だ。しかもただ、キャリアを長く積んでるだけの経験じゃねえよ。限られた現役生活の中で、いかに濃密なプロレスラー生活を送っているか。それに限るだろ。俺は(現役)24年だ。藤波さんや長州さんぬ比べりゃ、全然短えよ。一般的には長いかもしれない。でも、ほんとのレジェンドの人からしたら、全然短いんだ。でも俺は、その人に負けないだけのキャリア、内容、プロレスの人生を送ってるとここで断言してやる。残りの『G1 CLIMAX』、全勝で必ず優勝」
--次の公式戦の相手はオカダ選手です。
小島「来たな。調子に乗りやがて。ちょっと俺よりカッコいいからって、それだけは認めてやるよ。俺よりちょっとハンサムなことだけは認めてやる。だけどそれ以外はこれっぽっちも認めてねえからな、お前のことは。あっ、あと身長…」
【エルガンの話】「まだ2試合だ。2試合しか終わってない。俺はニュージャパンでのポジションを得るために、この『G1 CLIMAX』に出てるんだ。そこに出れたことはハッピーだったと思ってる。しかしたった2試合で、俺のことを決めてもたっては困る。まだまだ俺は、こうやって笑ってられるんだ。ほか、この笑顔をしっかり見とけ。コジマと同じBブロックになったことは残念だった。しかし、俺はこれから本当の意味でモンスターになる。よく見とけ」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○カール・アンダーソン(11分34秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×後藤洋央紀
※ガンスタン
【アンダーソンの話】「最初に言っておく。俺は2012年の『G1 CLIMAX』で決勝まで行った。決勝まで行ったガイジンは2人しかいない。“ラビッシング”リック・ルードと“マシンガン”カール・アンダーソンだけだ。2015年の『G1』決勝へ行くのは、そして『G1』チャンピオンになるのは、ここにいる“マシンガン”カール・アンダーソンだ。そして2016年のトーキョードームのメインイベントでTWGPヘビー級チャンピオンと闘い、そして倒す。いいか、よく覚えておけ」
【後藤の話】「いやあ、まさかこんなところでつまずくなんて思ってなかったですね。この『G1』は、まだ始まったばかりだぜ。一瞬で流れが変わる。今日の負けを引きずらないようにします」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○中邑真輔(16分26秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×永田裕志
※ボマイェ
【中邑の話】「デカイ1勝、デカイよ。永田裕志だぞ。過去にインターコンチ(ネンタル戦)では勝っているかもだけど、『G1』という舞台じゃ心機一転? と俺のようにとらえるならば、ああっ(※崩れ落ちるようなポーズを見せる)。やっぱりいつになっても、何だろな? 俺らの世代にとって第三世代、特に永田裕志はいろいろ見てきたからね。あんまり褒めると、調子に乗っちゃう。まだまだ。今日もしっかり貯金が貯まったぜ」
【永田の話】「やられた…。2月の(仙台大会の)借り、返したかった…。中邑、ベルトがあろうとなかろうと中邑は中邑だよ。俺はまたスクッと立ち上がって挑めばいいこと。それが俺の人生だ。それが嫌だったら、俺に引導を渡してくれよ。俺を倒してカウント3取ったぐらいじゃダメだ。中邑に引導を渡されるなら本望だと思ってる。まだまだ立てるから。やるぞ!」
--試合後には観客から大「永田」コールを浴びせられましたが…。
永田「ファンに情けをかけられたのか? それとも俺の闘いがファンの心を揺さぶったのか? 彼らに一つ言えることは、俺はこのまま終わらない。また立ち上がればいいこと。それがプロレスラーに人生」
--2月のインターコンチネンタル挑戦の時と結果は変えられなかったですけど、2月のときよりは手ごたえはあった?
永田「あったね、あった。向こうもさらに強烈な攻撃できたし。俺ら、やればやるほど究極の闘いになっていく」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○オカダ・カズチカ(17分51秒 片エビ固め)[2敗=0点]×本間朋晃
【オカダと外道の話】
オカダ「まあ、優勝まであと8試合。あと8回勝てばいいってことですからね。簡単な計算ですから。次は別府ですか?」
外道「あと8勝だ。あと、たった8勝だ。レインメーカーにすれば、何の苦もねぇよ。(※指をパチンと鳴らして)これぐらいのもんだ。8勝だ、よく見とけ」
【本間の話】「やっぱりオカダは強い。強いし、カッコいい。でも、でも、俺には目標ができた。こんなこと言うのは、おこがましいかもしれないけど、俺は絶対、IWGPにたどり着いてみせる。それこそ、全レスラー、すべてのファンの願い、それを背負って、たどり着いてみせる。今日で(『G1』)12連敗。何てことねぇよ。クソッ。負けたって、次だよ次。次、別府の後藤戦、絶対勝ってみせる。絶対勝ってみせる。今日の結果が、今の実力なんだよ。また、明日のこと考えて、闘いたいと思います」
G1Bブロック公式戦のメインは初日では永田に敗れた本間がエルガンを破り公式戦白星スタートとなったオカダに挑み、序盤はオカダが圧倒的なペースで試合を進め、本間は小こけしは成功させるもオカダのレッドインクに捕まり窮地に立たされる。
オカダはダイビングエルボーからレインメーカーの必勝パターンを狙うが、本間はその場飛びのこけしロケットで迎撃すると、ファイヤーサンダーことこけし落としで猛反撃、だがこけしが自爆するとオカダは本間の後頭部にドロップキックを放ち、ツームストーンパイルドライバーを狙うが本間は丸め込みで切り返し、オカダの背中にこけしロケットを炸裂させる。しかしオカダはこけしロケットをかわすとジャーマンからのレインメーカーで3カウントを奪い2勝目、オカダを本気のさせた本間の粘りが光った試合だった。
セミの永田vs中邑は、中邑が永田をコーナーへ押し込んでのバイブレーションを永田が脚を掴むと、中邑が顔面に張り手を浴びせ、怒った永田もやり返すなどバチバチスタイルとなるが、中邑が膝蹴りで永田の動きを止めてから試合を有利に進める。
劣勢の永田は突進する中邑にキチンシンクを浴びせると、串刺しフロントハイからエクスプロイダー、マジックスクリューから久々にナガタロックⅡを決め首攻めを展開する。
しかし中邑は腹部やグラウンド状態での膝蹴りで永田の動きを止めるが、勝負を焦ったかボマイェを狙うと、永田はキャッチしてフロントスープレックスで投げ、白目式腕固めで捕獲、だがバックドロップは阻止されると永田は大☆中西ジャーマンで投げるが、着地した中邑はジャンピングカラテキックを炸裂させる。
中邑はリバースパワースラムからのボマイェを狙うが、かわした永田は後頭部へのニールキックからバックドロップを決めるも、永田のミドルキックは中邑がキャッチして軸足を蹴り上げられて座らせるとスライディングボマイェからボマイェで3カウントを奪い、中邑は公式戦の初日を出す。
後藤vsアンダーソンは、アンダーソンがエプロンサイドでのパワーボムで主導権を握り、後藤が反撃してもアンダーソンがゼロ戦キックやスティンブレーカーを決め反撃を断ち切る。
後藤は回天から昇天・改を狙うもアンダーソンは空中で切り返してガンスタンを決めると、後藤は牛殺しから再度昇天・改を狙うが、またしてもガンスタンが決まり3カウント、アンダーソンは公式戦2連勝となり、前インターコンチ王者の中邑に続いて、現王者の後藤も破ったことから次期挑戦者に浮上する可能性が高まった。
小島はエルガンのパワーに圧倒されるもラリアットからターンバックルへのパワーボムで叩きつけ、最後はセカンドロープからのダイブを小島がラリアットで迎撃して勝利。
石井は裕二郎の急所攻撃に苦しめられ、東京ピンプスを喰らって窮地に立つも、マイアミシャインを防ぎ、急所攻撃もしっかり防いだところでスライディングラリアットからの垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い勝利となった。PR -
棚橋2連勝…一瞬だけ戻った天山の夏、制御不能の内藤を柴田が魔界魂で叩き潰す!
7月24日 新日本プロレス 「G1 CLIMAX25」京都市武道センター 1700人 満員
<コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○小島聡 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク 小松洋平(8分21秒 体固め)マイケル・エルガン マスカラ・ドラダ Xデビット・フィンレー ジェイ・ホワイト
※ラリアット
◇第2試合◇
▼30分1本
石井智宏 ○YOSHI-HASHI(10分56秒 片エビ固め)高橋裕二郎 ×コーディ・ホール
※スワントーンボム
◇第3試合◇
▼30分1本
○カール・アンダーソン タマ・トンガ(6分11秒 片エビ固め)後藤洋央紀 ×キャプテン・ニュージャパン
※ガンスタン
◇第4試合◇
▼30分1本
永田裕志 ○本間朋晃 田口隆祐(13分50 片エビ固め秒)オカダ・カズチカ 中邑真輔 ×外道
※こけし
◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○飯伏幸太(8分35秒 前方回転エビ固め)[2敗=0点]×ドク・ギャローズ
【飯伏の話】
飯伏「ハア、ハア…、体格差はやっぱり、すごいですね。『NEW JAPAN CUP』でも感じたんですけど、まだまだ全然パワーが足りない。ほんとのスーパーヘビーの選手とやると、力じゃどうにもならない。ほんとに、ほぼ、一切、太刀打ちできないなと思いましたね。いやあ、キツイ。一発一発すごいですね。でも、とりあえず勝ったんで。結果的には…」
--次の公式戦の相手はAJスタイルズ。4月の両国で負けているので、気合が入ると思うんですけど…。
飯伏「いや、別にいつも一緒です。今日ももちろん同じで。AJ戦、フルパワーでいきます。やりますよ。ヨシ!」
【ギャローズの話】「イブシ、お前は小犬のように俺の周りをチョロチョロしやがって。勝ったからって、いい気になるなよ。京都でやられた仕返しは、どこででもいい。次は必ずお前を捕まえて、ケツを引っ叩いてやるから、覚悟しとけ。俺の気が済むまで何回でもやってやるからな」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○バットラック・ファレ(8分6秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×真壁刀義
※バットラックフォール
【ファレの話】「お前ら見たか? これがアンダーボスの力だ。今日はマカベをやっつけた。だけどこれで終わりじゃない。どこであろうと、誰であろうと、俺の前に立つヤツは、今日のマカベと同じ目に遭うんだ。立ち上がることができなくなるまで、起き上がることができなくなるまでな」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○AJスタイルズ(10分13秒 カーフキラー)[2敗=0点]×矢野通
【AJの話】
AJ「ヤノ、お前はスタイルズクラッシュを恐れて警戒していたが、俺にはほかにカーフキラーもあるんだ。次はカーフキラーも恐れることになっただけだ。カーフキラーはどんなに大型の選手でさえも、必ずギブアップが奪える技なんだ。お前は今までカーフキラーを見たことがなかっただろ? 次はどっちがいい? カーフキラーか? スタイルズクラッシュか? どっちであっても結果は同じさ。Too Sweet!」
--次の公式戦は広島で飯伏選手が相手ですが…。
AJ「広島で誰だって? オー、イブシか。あいつはまたやられたいのか? 次は完全KOしてやろうか? あいつは俺には勝てない。そういう運命なんだよ。今日の勝利で2勝目だ。この『G1』、同じ結果があと7つ並ぶ。そして俺が『G1』チャンピオンになるんだ。俺には素晴らしい結末が待っているのさ」◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○柴田勝頼(12分12秒 片エビ固め)[1勝1敗=0点]×内藤哲也
※PK
【柴田の話】
柴田「(初勝利で)ここから一つずつ勝っていきたいと思います」
--闘ってみて、内藤選手の印象は?
柴田「たいした覚悟もねえくせに、人のこと、ああだこうだ言いやがって。さすが温室育ちだなと思いましたね。ほんとに自分で何か起こしたいんだったら、それなりの覚悟がいるし、そんなにメキシコに行きたいんだったら、行けばいいじゃないですか。(新日本を)辞めて、とっとと行けばいい。すべてが中途半端にしか思えないし、何も伝わんないよ。中途半端だ。格好つけるとこから入って。大事なのは格好じゃない。俺はそう教えてもらった。始まってもいねえヤツが、人のこと『終わった』なんて言うんじゃねえ。以上」◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○棚橋弘至(15分11秒 片エビ固め)[1勝1=2点]×天山広吉
※ハイフライフロー
【棚橋の話】「地元に帰ってきて、『G1』という印象もあるし、天山選手は警戒してたし、京都でしょ? これはもう、見に覚えのある石井戦だったり、矢野戦だったり、そういうのかなって自分で思ってたんですけど、読み違えてましたね。おかげでまたダメージ残っちゃいましたけど。結構、うれしい発見が…。俺の思った以上に、ファンの人に愛されて、応援されてました。それをこれからエネルギーに変えて。そうだね、京都…所縁あるもんね。力もらいましたし、新しい発見もありました。また『G1』、突っ走っていきます」
【天山の話】「いやあ、やるだけのことはやりましたけど、やっぱりエースと言われる棚橋は強かったです。十何年ぶりのシングル、やってみてやっぱり、ほんまのチャンピオンやと認めざるを得ない。でも、俺は今日、バリバリでぶつかったけど、何か足りない。アナコンダ(バイス)も早々に逃げられて、(アナコンダ)MAXさえも決められない、丸め込まれて。ほんの一瞬のスキでも棚橋は見逃さない。さすがやと思う。あんまり褒めるのもなんやけど、この『G1』、公式戦二つ目やから、今日勝って勢いをつけて、このまま突っ走ってっていう腹積もりやったけど、計算狂った。でも一つや二つ(の敗戦は)俺にとったらどうでもいいこと。『G1』始まった以上は、最後まで食らいついてでも、死に物狂いでガッチリ闘い抜いて…。まだ1敗や。たかが1敗、されど1敗。まだまだ生き残って、3戦目、4戦目につないでいかんと。絶対、誰にも負けへんで。それだけですよ。『G1 CLIMAX』、始まった以上、どっぷり食らいついてやるから。地元・京都で、みんながあんなに応援してくれて、メッチャうれしかった。心の底から『ありがとう』って言いたい。棚橋に勝って、それが言いたかったね。やっぱりね、24年間、今年で(『G1』出場は)20回目やけど、こんだけやってて、やっと『G1』が京都に来た。そんな感じやった。しかもメインイベント。俺にとっては千載一遇のチャンス。とらなあかんかったけど。ええとこは(棚橋に)全部持っていかれたけど、また来年、再来年、(『G1』が)また京都であった時には、その時は見とけよって。そういう気持ちですよ。『G1』どうなろうが、天山広吉はあきらめへん。いつも言ってるけど、それだけです」
先日(23日)の静岡大会ではBブロックの公式戦もスタートしたが初日から中邑がアンダーソンに敗れるという波乱でスタートしたG1、今回の京都大会はAブロックの公式戦が組まれたが注目カードは棚橋vs天山、この二人の組み合わせは2004年のG1決勝戦以来、この時の新日本は当時社長だった草間政一氏が新闘魂三銃士として棚橋、中邑、柴田を売り出そうとしていたが、天山が決勝トーナメントで中邑、柴田と連破して決勝へ進出し、決勝戦では棚橋をアナコンダバイスで降し優勝を果たした。それ以降はタッグで対戦する機会があってもシングルで対戦する機会はなかった。天山がIWGP王座を奪取しても短期政権に終わり、また棚橋が王者となって一時代を築いている間も天山は首の負傷で欠場を繰り返すなど、対戦しなかった11年の間に二人の立場は大きく変わった。
試合の先手を奪ったのは棚橋、モンゴリアンチョップやラリアットで攻める天山に対しエルボースマッシュから天山のウイークポイントである首攻めを展開、天山もモンゴリアンチョップやマウンテンボムで反撃するが、棚橋は久々にドラゴンスリーパーを繰り出すなど天山の首に厳しい攻撃を加える。
棚橋は勝負を急いだのかスリングブレイドを狙うと天山はニールキックで迎撃し、久しぶりに大剛式バックドロップ、ダイビングヘッドバットは自爆するも棚橋のハイフライフローを剣山で迎撃し、スリングブレイドもネックブリーカーで迎撃した天山はアナコンダバイスで捕獲、アナコンダバスターからアナコンダマックスで捕獲し棚橋を追い詰める。
天山はTTDを狙ったが、 すり抜けた棚橋はネックスクリューを決めるとスリングブレイドからハイフライフローで3カウントを奪い公式戦2勝目を飾った。
天山の怒涛の猛反撃ぶりは11年前の夏男だった天山が甦ったようだったが現実は甘くなかったが、それがG1での天山に期待している理由なのかもしれない。
セミの柴田vs内藤はドクロマスクにスーツ姿の内藤に柴田が強襲、内藤も場外戦で柴田の左足を攻めるも、制御不能スタイルとなった内藤には付き合わず柴田は徹底したケンカスタイルで内藤を痛めつける。
内藤も左足攻めで反撃するが、柴田は張り手で鎮圧すると最後はスリーパーからのPKで完勝を収めるも、試合後の柴田もバックステージで内藤にダメ出しをした。柴田の言う『大事なのは格好じゃない』はおそらくだが星野総裁から叩き込まれたもの、柴田も魔界倶楽部でヒールを経験しているからこそ出したダメ出しでもあり、現在は本隊の助っ人して闘っているが星野総裁から叩き込まれた魔界魂を背負っている、だから柴田は内藤のやっていることは中途半端だと考え敢えて潰しにかかったと思う。
ファンは内藤へブーイングを浴びせるどころか「帰れ」と罵声まで浴びせたが、内藤へのブーイングと罵声はヒール内藤へのブーイングではなく、何をしたいのかまったく伝わっていないという意味でのブーイングだと思う、だが内藤自身も現状打破のために試行錯誤の段階、今更投げ出すわけにはいかない。
AJvs矢野はAJの鉄柵へのスワンダイブを矢野がイスで阻止してから、AJは矢野ワールドへと引きずり込まれ、再度のスワンダイブもレフェリーをロープにぶつけ、崇コーナーに叩きつけられてから丸め込まれるなど、さすがのAJも矢野のゲリラ戦法に苦しむ、しかし矢野が首固めで丸め込んだところでAJがカーフキラーで捕獲し矢野は無念のギブアップ、本来ヒールのAJも相手が矢野の小ずるいヒールぶりが際立った試合だった。
真壁vsファレは真壁がキングコングニーを投下するも 、ファレはキャッチしてグラネードを狙う、しかし振り払った真壁はラリアットを狙うとファレはスピアーで迎撃するとバットラックフォールで3カウント、グラネードは阻止されてもしっかり立ち直って次の一手を出す、ファレの成長ぶりが光った試合だったが、真壁がNEVER王座でもあることから次期挑戦者にファレが浮上する可能性もある。
飯伏vsギャローズはギャローズがパワーで押し込み、パワーボム狙いを飯伏が前回同様ウラカンラナで丸め込もうとしたが、ギャローズは踏ん張るも飯伏は前方回転エビ固めに切り換え丸め込んで勝利を収めた。 -
G1 CKIMAX25 静岡大会公式戦結果
7月23日 新日本プロレス「G1 CLIMAX25」ツインメッセ静岡 1805人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○石井智宏(12分20秒 片エビ固め)[1敗=0点]×小島聡
※垂直落下式ブレーンバスター
【石井の話】「去年1年間、コツコツ積み重ねてきたものがよ、(今年)上半期で全部、ブッ壊れた。だからこの『G1』で、必ずまた作り上げなきゃいけねぇんだ。負けられねぇんだ。ほかのヤツとは比べ物にならねぇぐらい、意気込んでる。このまま終わったら、何年か前の俺に戻っちまう・・・」
【小島の話】「ただ単に、全勝優勝の夢が破れただけだ。残り8勝、8勝1敗でこの予選、突き抜けてやる。この俺を誰だと思ってんだ。何も懲りちゃいねぇぞ。俺は2010年『G1 CLIMAX』チャンピオンだ。それだけじゃねぇぞ。いろんな勲章をこの手に獲ってきた! 俺は負けねぇぞ!」
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○後藤洋央紀(11分48秒 片エビ固め)[1敗=0点]×高橋裕二郎
【後藤の話】「OK、まずは1勝だ。まずは1勝。こんなところで負けるわけにはいかねぇんだよ。大阪、オカダ。ただのリーグ戦の一つの試合かもしれねぇ。でも、この結果は重いぞ。覚悟しとけ。インターコンチネンタルチャンピオンとして、誇りを持って(リングに)上がってんだよ。ただの公式戦の1試合、そんな軽いもんじゃない」
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○永田裕志(12分49秒 バックドロップホールド)[1敗=0点]×本間朋晃
【永田の話】「まあ、ようやく今日、(『G1』公式戦が)始まった。今まで出た『G1 CLIMAX』で、最大のスケジュール。1ヶ月闘うわけですから、最初からフルパワーで。俺だけでなく、周りもそれで来るわけですから。こけしにも力が入ってて、首がヤバかった。俺たちを年寄り扱いしてどうのこうの言うんだったら、まず俺に引導渡してから言ってくれ。俺を完膚なきまでにノックアウトして、そして俺に引導を渡してから『第三世代は邪魔』だとか言って来い。それができないのにどうのこうの言うんじゃない。今回、それを見せつけてやるよ、この『G1 CLIMAX』で。若い力が伸びてきてるのはようくわかってる。だったら俺を力で叩き潰して、再起不能にまでしてみろ。それぐらいの覚悟持ってやってんだよ。17回も連続で、この『G1 CLIMAX』に出場するっていうのは、そういう覚悟を持った人間でないと続けられない。この超殺人スケジュールの『G1 CLIMAX』を完全突破して、優勝してみせます。潰せるものなら潰してみろ」
【本間の話】「こっちが思うように(試合を)運べなかった。1回負けたぐらいが何だ。スタートダッシュに失敗しただけなんだ。俺にはこけし、いや、“みんなのこけし”がついてんだよ。俺はこんなところでつまずくつもりはサラサラないから。なんたって、優勝するヤツはスタートダッシュに失敗するってなあ。去年から合わせて11連敗。でも俺は、次でストップしてみせる。今日の敗因はわかってんですよ。自分はグラウンドができない。永田さん(のグラウンド)、ねちっこいじゃないですか? 今日、(グラウンドで)何もできない。でも次、みんなのこけしでハッピーになろうぜ」
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○オカダ・カズチカ(11分48秒 片エビ固め)[1敗=0点]×マイケル・エルガン
※レインメーカー
【オカダ、外道の話】
オカダ「『G1 CLIMAX』、余裕(で勝利)・・・と言いたかったですけど、さすが元ROHチャンピオンでしたね。(でも)少しですよ、ほんの少し。小さな小さな(抵抗でした)・・・。これから残り全勝して、IWGPチャンピオンとして全勝で2連覇させてもらいます」
外道「まず1勝だな」
オカダ「まず1勝。正直、エルガンがあそこまでやるとは思わなかったですけど、やっぱりIWGPヘビー級チャンピオンにはかなわないですね」
外道「(全勝優勝へ)死角はないね。今日の試合でわかったよ。死角はない」
【エルガンの話】「すべてがそうだ、試合に勝ち負けはつきものだ。チキショー。今日は負けたと言っておく。しかし、どうやれば勝てるかはわかった。オカダ、今夜はお前の方が少しラッキーだっただけだ。俺の方が、少し運が悪かっただけだ。だけどあと少し、あと10秒あったら俺が勝っていた。これで終わりじゃない。ほかのヤツらにも言っておく。気をつけておけ。このマイケル・エルガンにな」
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○カール・アンダーソン(17分41秒 片エビ固め)[1敗=0点]×中邑真輔
※ガンスタン
(試合後)
アンダーソン「ドコ? ドコ? シズオカデス。カール・アンダーソン、スゴイネ。ホント、ホント、カール・アンダーソン、スゴインデスカ? (会場から大きな拍手)2012年、G1ファイナルリスト。2015年、G1チャンピオン。シズオカ、シズオカ、アリガトウゴザイマシタ。BULLET CLUB、イチバンネ。イチ、ニー、サン、イヤァオ!イッツ、リィィィアル!!」
【アンダーソンの話】
アンダーソン「(※ギャローズ、トンガが『Go Karl Go!、Go Karl Go!』のチャントを浴びせながら一緒にインタビュースペースに登場)ここにいるBULLET CLUBの仲間が、こうやって叫んでくれてうれしいぜ。素晴らしいコールのシャワーを浴びせてくれている。全世界のプロレスに、今日のメインイベントを見てもらえたはずだ。2015年の『G1』チャンピオンはカール・アンダーソンだ。次のトーキョードームにIWGPチャンピオンとして立っているのはAJスタイルズだ。2016年のトーキョードームのメインイベントは、俺たちBULLET CLUBで独占する、Wooooooo!」
【中邑の話】「『G1』2015年の初戦、この結果・・・まあ、だいぶ積立貯金が貯まってるようで・・・。引き出すタイミングもないし。こいつと仲良くやっていかなきゃね、って。まだまだ長い『G1 CLIMAX』。のんびりいこうぜ」 -
G1 CLIMAX25開幕!1年越しに実現した棚橋vs飯伏は愛がこもった試合だった
7月20日 新日本プロレス「G1 CLIMAX 25」北海道立総合体育センター 北海きたえーる 5490人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○永田裕志 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク 小松洋平(10分39秒 バックドロップホールド)本間朋晃 マスカラ・ドラダ ジェイ・ホワイト Xデビッド・フィンレー
◇第2試合◇
▼30分1本
○後藤洋央紀 キャプテン・ニュージャパン(9分32秒 エビ固め)高橋裕二郎 Xコーディ・ホール
◇第3試合◇
▼30分1本
○中邑真輔 YOSHI-HASHI(10分27秒 片エビ固め)カール・アンダーソン Xタマ・トンガ
※ボマイェ
◇第4試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ 石井智宏 外道(13分16秒 片エビ固め)マイケル・エルガン 小島聡 X田口隆祐
※レインメーカー
【オカダ、石井、外道の話】
石井「小島、なんか言ってたか? ほざいてたか、アノヤロー。だけど、小島の前に一言お前らに言っとく。客もマスコミも、俺のよ、首も肩も余裕だ。完全に完治してんだよ。オメェらも客もよ、俺の心配すんじゃねぇ。何様なんだテメェらよ、素人が。俺の体は俺が一番知ってんだよ。ゴチャゴチャぬかしんじゃねぇコノヤロー。首と肩のこと二度と言うんじゃねぇぞ、テメェら」
オカダ「公式戦は今日はなくて、静岡からですけども、この会場の熱気、リング上の熱さ、始まってましたね『G1』。今日リング上で会った3人、エルガン、小島、そして石井さんもそうだし、やっぱり普通のシリーズじゃないんだなと。そして俺はどっかのチャンピオンみたいに、丸め込みじゃなく、しっかり次エルガン、公式戦初戦、しっかりレインメーカーで勝たせてもらいます。そしてIWGPチャンピオンとして、全勝2連覇いただきます」
外道「オイ、後藤、オメェの身をもってよぉ、レインメーカーが教えてやるぞ。チャンピオンっていうもののよぉ、勝ち方をな。次はエルガンか? アンブレイカブルっつうのか、お前。レインメーカーがよぉ、そのアンブレイカブルをぶっ壊してやる」
【小島、エルガン、田口の話】
小島「石井、オマエ随分とえらそうになったな。俺はオマエのこと覚えてる。数年前、『NEW JAPAN CUP』で俺に勝ってから一気に格上げした。一気に格上がって、いまやNEVERのチャンピオンにも当たり前になる選手になったよ。そのきっかけを与えた張本人の俺が今度の静岡でケジメつけてやる。テメーのプロレス、テメーの我慢だけのプロレス、それがどんなに愚かなプロレスか、それを今度の静岡で俺が証明してやる。このバカヤロー。」
エルガン「石井、オマエは自分が強いと思ってるのか!? オマエは決して強くない。オカダ、オマエは俺を倒せると言ったな。『G1 CLIMAX』、シズオカで見てろよ。今日、俺がオマエら倒されたわけじゃない。『G1 CLIMAX』でIWGPチャンピオン、オカダ、オマエを倒してやる」
田口「オーマイ……オーマイ……オーマイ……。『G1』の『G』はオーマイ&ガーファンクルのガーファンクルのG……」◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○天山広吉(9分17秒 アナコンダマックス)[1敗=0点]Xドク・ギャローズ
【天山の話】「いやぁ、もうね2015『G1 CLIMAX』始まりましたよ。始まった。ほんまね、なんかヤバいね。俺的にはしっかり一戦目『G1』の一番頭、初っ端やからね。誰がくるやと思ったら、あんな化け物みたいなヤツ、ヤバかったね。俺にとったらね、日本人より相当デカい、あんな化け物相手きつかったですよ。いやぁ、もう体が言うこときかないじゃないけどね、正直ヤバかったですよ、今日は。でもね、やっぱりお客さんがああやって応援してくれるのは、やっぱまだまだ見捨てられてへんというか、それに甘えてるわけじゃないけど、やっぱり『G1』っていうのは、俺にとっては特別。ほんまに今年でもう20回目、記念すべき大会でもあるし。ここでもう一花、もう二花。今、現にこのNWA世界ヘビー級チャンピオンやからね、チャンピオンとしても負けられへん。チャンピオンとして、この『G1 CLIMAX』獲りに行ってるからね。みんな冗談やと思ったら大間違いよ。本気で行くから。本気でこのベルト引き下げて、2015『G1 CLIMAX』優勝していくって、自分の中で暗示してるし、しっかりと。今日は手こずったっていうか、アナコンダバイス、マックスで決まらんかったらヤバいって、そういう状況でしたけど、とにかく始まったばっかりで一勝できた。札幌終わって、次からまだまだ長いシリーズ、この『G1 CLIMAX』44歳天山広吉、今年『G1』獲ったら、みんなひっくり返るやろって。目にもの見せてやるよ。あとクソガキ、アイツもチャラチャラしたらほんまふざけんなって。オイ、誰に口きいとるんじゃ。誰に喧嘩売っとんねんって。オイ、ええ加減にせえって。昔、アイツが入った頃は付き人やってたね。可愛いヤツやった。今じゃアレなんやって。まぁ教育も悪かったかもしれんけども、ふざけんなよって。恩を仇で返しやがって、あのクソガキが。何様じゃって。100万年早いんだって。誰に『終わったな』って。お前に言われる筋合いなんじゃ。ふざけんなって。ほんまとにかく、あのクソガキが最後の最後やからね。楽しみにしてるよ、俺は」
【ギャローズの話】「テンザン、このクソ野郎。俺にインチキして俺の首を絞めやがって。だが、同じことはもう二度と起こらない。『G1』はまだ始まったばかりだ」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○真壁刀義(6分26秒 片エビ固め)[1敗=0点]X矢野通
※キングコングニードロップ
真壁「やべぇな。まぁさすが百戦錬磨、クソ野郎だよ。アァ、いやぁなんかアレだな。試合全体的にアイツ野郎のこすいところ狙ってからよ。いやぁ、恐ぇなチキショー。さいさん丸め込んでアイツ、省エネレスリングで勝とうとしてんだろ? お前、そうはいかねぇよバカヤロー。オォ、いやぁ……これ以上の俺の大きなキンタマがデカくなったらどうするんだ、オイ。世の中の女性が『ワァ』って言っちまうだろ。これ全部ピー入れとけよ。ダメだ、今のダメだ。今のなしだ。まぁよ、『G1 CLIMAX』一つ目を獲ったって何年振りだよ? ひょっとしたらねぇかもしんねぇ。いつも立ち上がりは良くなかったからよ。上出来だよ。いきなり開幕で観客もヒートしてる。そういう中で白星発進って気持ちいね。もう一回言うよ。白星発進って気持ちいいね。あとなんだっけ? なんの話? もう終わり?(記者から質問がない)なんだよ、お前。久々俺が数年ぶりの白星発進したんだから、ちょっとは楽しい話させろよコノヤロー。いや、でも冗談の抜きな話、今矢野のクソヤローだって30ちょいだろ? あぶら乗りきってるよな? こういうビッグマッチで是が非でも獲ってやろうっていう、敵ながらふざけたヤローだと思いながら、あっぱれな試合運びしてくるだろ。俺、どっちかっていうと、一辺倒の真っ直ぐなファイトしか知らねぇ人間だからよ。わりかし思うことは、そういうヤツにゆさぶりかけられるよな。まぁとにかくでもなにがいいって、やっぱり白星発進だよな。調子いいじゃないの。今じゃ不思議なぐらいよ、北海道の街中だろうがよ、どこだろうと声をかけられるんだ。キャッチじゃねぇぞ。キャッチに声かけられんのはみんな同じだからな。そうじゃねぇ、女、子供、男、おじいちゃんおばあちゃんもだよ。『さすが俺様、プロレスラーだな』って思ったよ。それと同時に他のヤツもみんなそうだよな。新日本プロレスのよぉ、株が上がってきてる。だからこそ、今年は獲りてぇな。是が非でも獲りてぇな。毎年獲りてぇのは変わらねぇよ。今年はよ、是が非でも獲りてぇ。同じブロックにいろんなヤツがいるだろ。棚橋もそう、あとAJスタイルズ。あのクソ野郎には、去年地元で負けてるからな。そういう雪辱も全部あるからよ。全部お見舞いしてやるよ。それだけだ。ちょっとキ○タマ痛ぇけどな」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○内藤哲也(10分41秒 ジャックナイフ式エビ固め)[1敗=0点]Xバッドラック・ファレ
【内藤の話】「G1 CLIMAX……ベンティシィンコ(スペイン語で25)。なにか質問はあるんですか? なにかありますか?(――白星発進と……)(※記者の質問を途中でさえぎり)トランキーロ(落ち着け)、焦んなよ」
【ファレの話】「悪いスタートだった。最悪のスタートだ。だが、今日は運がなかっただけだ。次はこうはいかない」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○AJスタイルズ(13分36秒 エビ固め)[1敗=0点]X柴田勝頼
※スタイルズクラッシュ
【AJの話】「2015年『G1 CLIMAX』はこうやって(俺の勝利で)始まるんだ。これから毎日こうなる。To sweet」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○棚橋弘至(20分53秒 片エビ固め)[1敗=0点]X飯伏幸太
※ハイフライフロー
(試合後。立ち上がることのできない飯伏の背中を叩き、健闘を称える。)
棚橋「『G1』が!! 北海道に!! 帰って来たぜーー!!(※大拍手) 大応援ありがとうございました!(※大拍手) 今日、ここで、過去最長の『G1』が開幕しました(※大拍手)。ここにいる全員、最後まで一緒に来てくれるよなー!(※大拍手) ぜひとも(シリーズの流れを)チェックして、最後まで、俺たちの闘いを見届けて下さい!!(※大拍手) ありがとう。じゃあ『G1』、ちょっくら優勝して来ます(※大拍手、 続いて棚橋は、ファンの要望に応える形で3回のエアギターを敢行。その後、場内が「棚橋・最高」コールに包まれる)最後までホントにありがとうございました!、じゃあ最後の最後にーー!! 北海道の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」
【棚橋の話】「(エアギター新曲も披露されてのこの大歓声いかがでしたか?)プロレスね、ほんと良い雰囲気でいろんなとこに取り上げてもらって、Numberの表紙にもなったし。でも俺、もっといけると思うんでね。そうやってどれだけみんなの注目を集められるかっていう大会が『G1』だから最初っから全力でいきました。(「全力」という言葉通り凄い試合になりましたが?)俺、人にね、手放しであんまり褒められたことがなくて、飯伏が俺に対して凄い尊敬の念を持っててくれてるってことが、もう試合前にわかってたし、どう対応していいかわかんなくて、『そうか』と。いつも通りの俺を見て、そう思ってくれるんだったら、いつも通り全力でって、直前で答えが出ましたね。迷いなかったっすね、だから(闘ってみて、飯伏選手どのように感じましたか?)ほんとハートも強いし、志もあるし。飯伏がいればプロレス界はかなり安泰なんじゃなですか(試合後には飯伏選手に声をかけてましたが、どんな言葉をかけたんですか?)決してね、握手とか抱擁っていう間柄じゃないと思うんで、プロレスはそれを全部良くない方向にすると思うから、俺はね。だからあえて……『またな』ってね(当然、飯伏選手も「また棚橋選手との試合を」という思いも強いと思いますが?)いやぁ、頼もしいですよ。初めて見に来た人が一番ハートを掴むんじゃないですか。俺に無いモノをいっぱい持ってるから(飯伏選手がそれだけのモノを持ってる中で、棚橋選手が上回った点はなんですか?)……愛です。久しぶりに言いましたけど、愛です。(開幕戦から激しい闘いになりましたが、白星で『G1』が始まりました。夏へ向けてお願いします。)毎回ね、優勝宣言してます。そしてずっと叶わなかったんで……そろそろ自分の言ったことに責任持てるレスラーになってきてると思うんで、有言実行、振り切ります」
飯伏「ハァハァ……全力を出し切って負けました……でも棚橋さん、“神”との初シングルは忘れられないです。自分でも納得できました。その上での負けました。キツっす……ハァハァ……次、もう『G1』は関係ないっすね。全部全力でやっていきますよ」新日本プロレスの夏の祭典「G1 CLIMAX25」が開幕、メインは棚橋vs飯伏、昨年実現予定だったが飯伏の負傷欠場に流れ、1年越しに実現となった。
試合の先手を奪ったのは棚橋、飯伏のその場飛びムーンサルトが自爆となると、これを逃さなかった棚橋は徹底した膝攻めを展開して主導権を握り、飯伏は旋回式クロスボディーを狙う棚橋を飯伏が背後からドロップキックで強襲し場外に落ちたところでバミューダトライアングル、リングに戻ってもミドルキックやソバット、その場飛びカンクーントルネードで流れを変えたかに見えたが、棚橋は低空ドロップキック、膝へのタックル、場外へ落ちた飯伏にプランチャ、テキサスクローバーホールド、ロープ越しのドラゴンスクリュー、関節蹴りと自身の流れへと戻してしまう。
棚橋は勝負と見てスリングブレイドからハイフライアタック、ハイフライフローと必勝パターンを狙うが飯伏は剣山で迎撃し、ドラゴンスクリューを狙う棚橋にフランケンシュタイナーから、槍投げを新日本で久しぶりに決め、棚橋は首がめり込むようにコーナーに叩きつけられてしまい大ダメージを負ってしまう。
飯伏はスワンダイブ式ジャーマンを決め勝負を狙うが、フィニッシュであるシットダウン式ラストライドは阻止され、フェニックススプラッシュは自爆、フェニックスブレックス狙いも阻止されてしまうと、飯伏のオーバーヘッドキックをグラインド式ドラゴンスクリューで動きを止めた棚橋が張り手合戦を制し、ドラゴンスープレックスを決めてからハイフライフローで3カウントを奪い、フィニッシュをしっかりマークしていた棚橋が勝利を収めた。
序盤は棚橋がリングの中央に立って飯伏を動かし、じっくり攻めつつも、自分の方が格上であると飯伏にプレッシャーをかけ、飯伏も飲まれそうになっていた、そして飯伏のウイークポイントになっていた膝を攻めて流れを変える、棚橋ペースで試合が進んでいたが、飯伏の槍投げやスワンダイブ式ジャーマンもは棚橋も首をウイークポイントだっただけに、かなり堪えていたと思う、だが膝攻めの貯金がしっかり生きて勝った試合だった。
試合後には棚橋は「愛してま~す」と叫んだが、IWGPヘビー級王座から遠ざかって一歩引いてからはしばらく聞こえなかったが今回の飯伏戦は棚橋にとって快心の試合だからこその叫びだったのではと思う。
セミのAJvs柴田は柴田が執拗にヘッドロックで絞め、コブラツイストなど古典的な攻めを展開し、AJのアームホイップ狙いも阻止するなど、AJのペースに付き合わず、得意のキックで攻め立てていったが、場外戦で柴田のキックが鉄柱に誤爆すると、ここから左脚攻めを展開、柴田は右腕を痛めているが、ここは敢えてキックを封じに出て試合の流れを変えてしまい、柴田はAJのペースへと引き込まれていく。
柴田はスタイルズクラッシュはしっかりマークしていたものの、ペレキックやカーフカッター、バックブローコンポと攻め込む。
AJはスタイルズクラッシュを狙うが柴田はデスバレーボムで返し、スリーパーで絞めあげるも右腕に力が入らず、AJはアームロックを狙うと柴田は自分の右手の指を噛んでスリーパーを続行、執念で絞めあげてからPKを狙うが、かわしたAJがペレキックからブラディーサンデー、スタイルズクラッシュで3カウント、スタイルの違う柴田と渡り合う幅の広さと奥の深さを見せつけらた試合だった。
前シリーズから不穏な動きを見せる内藤はファレと対戦、内藤はドクロ風マスクとスーツ姿、オレンジと黒のタイツとコスチュームを一新、試合もロープブレイクを無視してレッドシューズ海野レフェリーを突き飛ばすなど、ヒール面を押し出すが、ファレが場外戦で反撃するとパワーで苦しめるが、内藤は低空ドロップキックを駆使して膝を攻める、終盤にファレのラリアットを浴びせるとバットラックフォールを狙うが、内藤はウラカンラナは踏ん張られるも延髄斬り、急所打ちからのジャックナイフ式エビ固めで3カウントを奪い勝利、外見を変えた内藤だったがどういうヒール像を作り上げていくのか?
真壁vs矢野は矢野の小ズルい戦法に苦しめられたが、真壁がキングコングニーで完勝、天山vsギャローズはギャローズのパワーや地獄突きで天山が苦しめられうも、アナコンダバスターからのアナコンダマックスで天山が勝利を収めた。
公式戦がなかったBブロック勢は第4試合ではROHからの刺客エルガンが登場、オカダと石井をまとめて担いで投げ、ぶっこ抜きジャーマンを見えるなど大日本の関本大介を彷彿させるパワーを見せつけたが、試合はオカダが田口をレインメーカーで降し勝利、試合後は試合中にヒートアップした小島と石井が乱闘を繰り広げた、真壁に連敗しNEVER王座戦線から一歩後退した石井は小島との抗争で再起を狙う。
いよいよ開幕したG1、16日の両国に勝ち残り夏を制するのは誰だ!?【札幌大会終了】G1開幕戦は大盛況!本日も沢山のお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました! G1第2戦目は7月23日(木)ツインメッセ静岡にて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ち申し上げております。 #g125 pic.twitter.com/23JRS8HxIC
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2015, 7月 20G1開幕戦、棚橋vs飯伏が凄かった。柴田vsAJも良かった。今年も期待出来そう。それにしても新日本プロレスワールドは便利だ。
— 木谷高明 (@kidanit) 2015, 7月 20最高に飛び散った…
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2015, 7月 20本日、札幌大会終了。 途中、ギャローズの攻撃でやられまくり足にきてしまい無様な姿を見せてしまった……最後は勝つことが出来ましたが、ダメージが半端ない…… でも、なにがなんでも闘い抜きたいと思います。 応援ありがとうございました。
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2015, 7月 20G1札幌大会、終了。 リーグ戦はないものの、今度闘う石井を意識しまくる。 とにかく強気な男だ。どんな状態、状況でも退くことを知らない。 人気も実力もある。 数年前とは別人。 でも、だからこそ倒し甲斐がある。 俺だって、ここで立ち止まる訳にはいかねーんだバカヤローッ!!
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2015, 7月 20 -
世界で一番過酷な夏がやってくる!G1 CLIMAX25の全公式戦カード発表!
「G1 CLIMAX25」のブロック分けと昨夜の大阪城ホール大会で発表されたが、一夜明け会見では全公式戦のカードが発表された。
☆『G1 CLIMAX 25』ブロック分け&主要カード
[ブロック分け]
▼Aブロック
棚橋弘至
AJスタイルズ
真壁刀義
柴田勝頼
内藤哲也
飯伏幸太
天山広吉
矢野通
ドク・ギャローズ
バッドラック・ファレ
▼Bブロック
オカダ・カズチカ
中邑真輔
後藤洋央紀
石井智宏
高橋裕二郎
カール・アンダーソン
マイケル・エルガン
本間朋晃
永田裕志
小島聡
7月20日(月)15:00開始:北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる
▼Aブロック
棚橋弘至vs飯伏幸太
AJスタイルズvs柴田勝頼
内藤哲也vsバットラック・ファレ
真壁刀義vs矢野通
天山広吉vsドク・ギャローズ
7月23日(木)18:30開始:静岡・ツインメッセ静岡
▼Bブロック
中邑真輔vsカール・アンダーソン
オカダ・カズチカvsマイケル・エルガン
永田裕志vs本間朋晃
後藤洋央紀vs高橋裕二郎
小島聡vs石井智宏
7月24日(金)18:30開始:京都・京都市武道センター
▼Aブロック
棚橋弘至vs天山広吉
柴田勝頼vs内藤哲也
矢野通vsAJスタイルズ
真壁刀義vsバットラック・ファレ
飯伏幸太vsドク・ギャローズ
7月25日(土)18:00開始:香川・高松市総合体育館
▼Bブロック
本間朋晃vsオカダ・カズチカ
永田裕志vs中邑真輔
後藤洋央紀vsカール・アンダーソン
小島聡vsマイケル・エルガン
石井智宏vs高橋裕二郎
7月26日(日)18:00開始:広島・広島グリーンアリーナ
▼Aブロック
棚橋弘至vs内藤哲也
飯伏幸太vsAJスタイルズ
真壁刀義vs柴田勝頼
天山広吉vs矢野通
ドク・ギャローズvsバットラック・ファレ
7月28日(火)18:30開始:大分・別府ビーコンプラザ
▼Bブロック
小島聡vsオカダ・カズチカ
中邑真輔vsマイケル・エルガン
石井智宏vsカール・アンダーソン
後藤洋央紀vs本間朋晃
永田裕志vs高橋裕二郎
7月29日(水)18:30開始:福岡・福岡国際センター
▼Aブロック
内藤哲也vsAJスタイルズ
棚橋弘至vsバットラック・ファレ
柴田勝頼vs飯伏幸太
真壁刀義vs天山広吉
矢野通vsドク・ギャローズ
8月1日(土)17:00開始:大阪・大阪府立体育会館
▼Bブロック
後藤洋央紀vsオカダ・カズチカ
中邑真輔vs石井智宏
本間朋晃vsマイケル・エルガン
永田裕志vsカール・アンダーソン
小島聡vs高橋裕二郎
8月2日(日)16:00開始:愛知・愛知県体育館
▼Aブロック
棚橋弘至vs矢野通
真壁刀義vs内藤哲也
AJスタイルズvsドク・ギャローズ
柴田勝頼vsバットラック・ファレ
天山広吉vs飯伏幸太
8月4日(火)18:30開始:宮城・仙台サンプラザホール
▼Bブロック
後藤洋央紀vs中邑真輔
オカダ・カズチカvsカール・アンダーソン
永田裕志vs石井智宏
小島聡vs本間朋晃
マイケル・エルガンvs高橋裕二郎
8月5日(水)18:30開始:岩手・岩手産業文化センターアピオ
▼Aブロック
内藤哲也vs飯伏幸太
真壁刀義vsAJスタイルズ
棚橋弘至vsドク・ギャローズ
柴田勝頼vs矢野通
天山広吉vsバットラック・ファレ
8月7日(金)18:30開始:静岡・アクトシティ浜松
▼Bブロック
オカダ・カズチカvs石井智宏
中邑真輔vs高橋裕二郎
小島聡vs後藤洋央紀
本間朋晃vsカール・アンダーソン
永田裕志vsマイケル・エルガン
8月8日(土)18:30開始:神奈川・横浜文化体育館
▼Aブロック
棚橋弘至vs柴田勝頼
真壁刀義vsドク・ギャローズ
天山広吉vsAJスタイルズ
内藤哲也vs矢野通
飯伏幸太vsバットラック・ファレ
8月9日(日)18:30開始:東京・後楽園ホール
▼Bブロック
後藤洋央紀vs石井智宏
本間朋晃vs中邑真輔
オカダ・カズチカvs高橋裕二郎
小島聡vs永田裕志
マイケル・エルガンvsカール・アンダーソン
8月11日(火)18:30開始:東京・後楽園ホール
▼Aブロック
棚橋弘至vs真壁刀義
AJスタイルズvsバットラック・ファレ
飯伏幸太vs矢野通
天山広吉vs柴田勝頼
内藤哲也vsドク・ギャローズ
8月12日(水)18:30開始:東京・後楽園ホール
▼Bブロック
本間朋晃vs石井智宏
永田裕志vsオカダ・カズチカ
小島聡vs中邑真輔
後藤洋央紀vsマイケル・エルガン
カール・アンダーソンvs高橋裕二郎
8月14日(金)18:30開始:東京・両国国技館
▼Aブロック
棚橋弘至vsAJスタイルズ
真壁刀義vs飯伏幸太
天山広吉vs内藤哲也
柴田勝頼vsドク・ギャローズ
矢野通vsバットラック・ファレ
8月15日(土)18:30開始:東京・両国国技館
▼Bブロック
中邑真輔vsオカダ・カズチカ
永田裕志vs後藤洋央紀
小島聡vsカール・アンダーソン
石井智宏vsマイケル・エルガン
本間朋晃vs高橋裕二郎
8月16日(日)15:00開始:東京・両国国技館<優勝決定戦>
▼「G1 CLIMAX 25」優勝決定戦
Aブロック1位vsBブロック1位
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本
[第42代王者]マット・ジャクソン ニック・ジャクソンvs挑戦者]カイル・オライリー ボビー・フィッシュ
昨夜の真壁との一戦で古傷である再度左肩を脱臼した石井は予定通りに参戦、両国三連戦にはヤングバックスとレッドドラゴンが参戦し最終戦にはIWGPジュニアタッグ選手権が組まれた、だがIWGPジュニアヘビー級選手権に関してはKUSHIDAvsケニー・オメガの勝者にリコシェが名乗りを挙げていたが組まれなかった、16日にリコシェの日本での主戦場であるDRAGON GATEが大田区総合体育館でビッグマッチを開催するから見送りになったようだ。今年の公式戦は1大会ごとにAブロックとBブロックが入れ替わる、開幕戦では棚橋vs飯伏、8・1大阪ではオカダvs後藤のヘビー級、インターコンチ王者同士の対戦、8・12後楽園ではオカダvs永田の初対決も実現する。
、
自分的注目カードを選んでみると7・29柴田vs飯伏、柴田と飯伏は2006年6月18日にタッグを組んでおり、NOAHの丸藤正道、森嶋猛組と対戦。試合は柴田と飯伏がガンガン蹴りまくったものの、飯伏が森嶋のラリアットからバックドロップで敗れている。6年前は柴田も新日本を退団してビックマウスラウドへ移籍しNOAHとの絡みで注目を浴びていたが、飯伏はDDTから売り出したばかりだった。
あれから9年も経ち二人のカードが新日本で実現するとは・・・時の流れを感じざる得ない。
優勝予想は本命=棚橋、対抗=中邑、穴=内藤
棚橋を推したのは次期IWGPヘビー級王者への挑戦者という観点だが、今年はそろそろ新しい選手が出て欲しいということを考えると読みづらい、そういった意味で穴に内藤を推したが、本隊を離脱した内藤の動向もG1を通して注目だと思う。
昨年は過酷なマラソンと化したG1、今年も過酷なマラソンと化すのか?その過酷なマラソンを制するのは誰だ!?