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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

棚橋2連勝…一瞬だけ戻った天山の夏、制御不能の内藤を柴田が魔界魂で叩き潰す!

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棚橋2連勝…一瞬だけ戻った天山の夏、制御不能の内藤を柴田が魔界魂で叩き潰す!

7月24日 新日本プロレス 「G1 CLIMAX25」京都市武道センター 1700人 満員


<コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○小島聡 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク 小松洋平(8分21秒 体固め)マイケル・エルガン マスカラ・ドラダ Xデビット・フィンレー ジェイ・ホワイト
※ラリアット


◇第2試合◇
▼30分1本
石井智宏 ○YOSHI-HASHI(10分56秒 片エビ固め)高橋裕二郎 ×コーディ・ホール
※スワントーンボム


◇第3試合◇
▼30分1本
○カール・アンダーソン タマ・トンガ(6分11秒 片エビ固め)後藤洋央紀 ×キャプテン・ニュージャパン
※ガンスタン


◇第4試合◇
▼30分1本
永田裕志 ○本間朋晃 田口隆祐(13分50 片エビ固め秒)オカダ・カズチカ 中邑真輔 ×外道
※こけし


◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○飯伏幸太(8分35秒 前方回転エビ固め)[2敗=0点]×ドク・ギャローズ


【飯伏の話】
飯伏「ハア、ハア…、体格差はやっぱり、すごいですね。『NEW JAPAN CUP』でも感じたんですけど、まだまだ全然パワーが足りない。ほんとのスーパーヘビーの選手とやると、力じゃどうにもならない。ほんとに、ほぼ、一切、太刀打ちできないなと思いましたね。いやあ、キツイ。一発一発すごいですね。でも、とりあえず勝ったんで。結果的には…」


--次の公式戦の相手はAJスタイルズ。4月の両国で負けているので、気合が入ると思うんですけど…。
飯伏「いや、別にいつも一緒です。今日ももちろん同じで。AJ戦、フルパワーでいきます。やりますよ。ヨシ!」
 

【ギャローズの話】「イブシ、お前は小犬のように俺の周りをチョロチョロしやがって。勝ったからって、いい気になるなよ。京都でやられた仕返しは、どこででもいい。次は必ずお前を捕まえて、ケツを引っ叩いてやるから、覚悟しとけ。俺の気が済むまで何回でもやってやるからな」


◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○バットラック・ファレ(8分6秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×真壁刀義
※バットラックフォール 


【ファレの話】「お前ら見たか? これがアンダーボスの力だ。今日はマカベをやっつけた。だけどこれで終わりじゃない。どこであろうと、誰であろうと、俺の前に立つヤツは、今日のマカベと同じ目に遭うんだ。立ち上がることができなくなるまで、起き上がることができなくなるまでな」


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○AJスタイルズ(10分13秒 カーフキラー)[2敗=0点]×矢野通


【AJの話】
AJ「ヤノ、お前はスタイルズクラッシュを恐れて警戒していたが、俺にはほかにカーフキラーもあるんだ。次はカーフキラーも恐れることになっただけだ。カーフキラーはどんなに大型の選手でさえも、必ずギブアップが奪える技なんだ。お前は今までカーフキラーを見たことがなかっただろ? 次はどっちがいい? カーフキラーか? スタイルズクラッシュか? どっちであっても結果は同じさ。Too Sweet!」


--次の公式戦は広島で飯伏選手が相手ですが…。
AJ「広島で誰だって? オー、イブシか。あいつはまたやられたいのか? 次は完全KOしてやろうか? あいつは俺には勝てない。そういう運命なんだよ。今日の勝利で2勝目だ。この『G1』、同じ結果があと7つ並ぶ。そして俺が『G1』チャンピオンになるんだ。俺には素晴らしい結末が待っているのさ」

 

◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○柴田勝頼(12分12秒 片エビ固め)[1勝1敗=0点]×内藤哲也
※PK


【柴田の話】
柴田「(初勝利で)ここから一つずつ勝っていきたいと思います」


--闘ってみて、内藤選手の印象は?
柴田「たいした覚悟もねえくせに、人のこと、ああだこうだ言いやがって。さすが温室育ちだなと思いましたね。ほんとに自分で何か起こしたいんだったら、それなりの覚悟がいるし、そんなにメキシコに行きたいんだったら、行けばいいじゃないですか。(新日本を)辞めて、とっとと行けばいい。すべてが中途半端にしか思えないし、何も伝わんないよ。中途半端だ。格好つけるとこから入って。大事なのは格好じゃない。俺はそう教えてもらった。始まってもいねえヤツが、人のこと『終わった』なんて言うんじゃねえ。以上」

 

◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○棚橋弘至(15分11秒 片エビ固め)[1勝1=2点]×天山広吉
※ハイフライフロー


【棚橋の話】「地元に帰ってきて、『G1』という印象もあるし、天山選手は警戒してたし、京都でしょ? これはもう、見に覚えのある石井戦だったり、矢野戦だったり、そういうのかなって自分で思ってたんですけど、読み違えてましたね。おかげでまたダメージ残っちゃいましたけど。結構、うれしい発見が…。俺の思った以上に、ファンの人に愛されて、応援されてました。それをこれからエネルギーに変えて。そうだね、京都…所縁あるもんね。力もらいましたし、新しい発見もありました。また『G1』、突っ走っていきます」


【天山の話】「いやあ、やるだけのことはやりましたけど、やっぱりエースと言われる棚橋は強かったです。十何年ぶりのシングル、やってみてやっぱり、ほんまのチャンピオンやと認めざるを得ない。でも、俺は今日、バリバリでぶつかったけど、何か足りない。アナコンダ(バイス)も早々に逃げられて、(アナコンダ)MAXさえも決められない、丸め込まれて。ほんの一瞬のスキでも棚橋は見逃さない。さすがやと思う。あんまり褒めるのもなんやけど、この『G1』、公式戦二つ目やから、今日勝って勢いをつけて、このまま突っ走ってっていう腹積もりやったけど、計算狂った。でも一つや二つ(の敗戦は)俺にとったらどうでもいいこと。『G1』始まった以上は、最後まで食らいついてでも、死に物狂いでガッチリ闘い抜いて…。まだ1敗や。たかが1敗、されど1敗。まだまだ生き残って、3戦目、4戦目につないでいかんと。絶対、誰にも負けへんで。それだけですよ。『G1 CLIMAX』、始まった以上、どっぷり食らいついてやるから。地元・京都で、みんながあんなに応援してくれて、メッチャうれしかった。心の底から『ありがとう』って言いたい。棚橋に勝って、それが言いたかったね。やっぱりね、24年間、今年で(『G1』出場は)20回目やけど、こんだけやってて、やっと『G1』が京都に来た。そんな感じやった。しかもメインイベント。俺にとっては千載一遇のチャンス。とらなあかんかったけど。ええとこは(棚橋に)全部持っていかれたけど、また来年、再来年、(『G1』が)また京都であった時には、その時は見とけよって。そういう気持ちですよ。『G1』どうなろうが、天山広吉はあきらめへん。いつも言ってるけど、それだけです」


 先日(23日)の静岡大会ではBブロックの公式戦もスタートしたが初日から中邑がアンダーソンに敗れるという波乱でスタートしたG1、今回の京都大会はAブロックの公式戦が組まれたが注目カードは棚橋vs天山、この二人の組み合わせは2004年のG1決勝戦以来、この時の新日本は当時社長だった草間政一氏が新闘魂三銃士として棚橋、中邑、柴田を売り出そうとしていたが、天山が決勝トーナメントで中邑、柴田と連破して決勝へ進出し、決勝戦では棚橋をアナコンダバイスで降し優勝を果たした。それ以降はタッグで対戦する機会があってもシングルで対戦する機会はなかった。天山がIWGP王座を奪取しても短期政権に終わり、また棚橋が王者となって一時代を築いている間も天山は首の負傷で欠場を繰り返すなど、対戦しなかった11年の間に二人の立場は大きく変わった。
 試合の先手を奪ったのは棚橋、モンゴリアンチョップやラリアットで攻める天山に対しエルボースマッシュから天山のウイークポイントである首攻めを展開、天山もモンゴリアンチョップやマウンテンボムで反撃するが、棚橋は久々にドラゴンスリーパーを繰り出すなど天山の首に厳しい攻撃を加える。
 棚橋は勝負を急いだのかスリングブレイドを狙うと天山はニールキックで迎撃し、久しぶりに大剛式バックドロップ、ダイビングヘッドバットは自爆するも棚橋のハイフライフローを剣山で迎撃し、スリングブレイドもネックブリーカーで迎撃した天山はアナコンダバイスで捕獲、アナコンダバスターからアナコンダマックスで捕獲し棚橋を追い詰める。
 天山はTTDを狙ったが、 すり抜けた棚橋はネックスクリューを決めるとスリングブレイドからハイフライフローで3カウントを奪い公式戦2勝目を飾った。
 天山の怒涛の猛反撃ぶりは11年前の夏男だった天山が甦ったようだったが現実は甘くなかったが、それがG1での天山に期待している理由なのかもしれない。


 セミの柴田vs内藤はドクロマスクにスーツ姿の内藤に柴田が強襲、内藤も場外戦で柴田の左足を攻めるも、制御不能スタイルとなった内藤には付き合わず柴田は徹底したケンカスタイルで内藤を痛めつける。
 内藤も左足攻めで反撃するが、柴田は張り手で鎮圧すると最後はスリーパーからのPKで完勝を収めるも、試合後の柴田もバックステージで内藤にダメ出しをした。柴田の言う『大事なのは格好じゃない』はおそらくだが星野総裁から叩き込まれたもの、柴田も魔界倶楽部でヒールを経験しているからこそ出したダメ出しでもあり、現在は本隊の助っ人して闘っているが星野総裁から叩き込まれた魔界魂を背負っている、だから柴田は内藤のやっていることは中途半端だと考え敢えて潰しにかかったと思う。
 ファンは内藤へブーイングを浴びせるどころか「帰れ」と罵声まで浴びせたが、内藤へのブーイングと罵声はヒール内藤へのブーイングではなく、何をしたいのかまったく伝わっていないという意味でのブーイングだと思う、だが内藤自身も現状打破のために試行錯誤の段階、今更投げ出すわけにはいかない。


 AJvs矢野はAJの鉄柵へのスワンダイブを矢野がイスで阻止してから、AJは矢野ワールドへと引きずり込まれ、再度のスワンダイブもレフェリーをロープにぶつけ、崇コーナーに叩きつけられてから丸め込まれるなど、さすがのAJも矢野のゲリラ戦法に苦しむ、しかし矢野が首固めで丸め込んだところでAJがカーフキラーで捕獲し矢野は無念のギブアップ、本来ヒールのAJも相手が矢野の小ずるいヒールぶりが際立った試合だった。


 真壁vsファレは真壁がキングコングニーを投下するも 、ファレはキャッチしてグラネードを狙う、しかし振り払った真壁はラリアットを狙うとファレはスピアーで迎撃するとバットラックフォールで3カウント、グラネードは阻止されてもしっかり立ち直って次の一手を出す、ファレの成長ぶりが光った試合だったが、真壁がNEVER王座でもあることから次期挑戦者にファレが浮上する可能性もある。
 飯伏vsギャローズはギャローズがパワーで押し込み、パワーボム狙いを飯伏が前回同様ウラカンラナで丸め込もうとしたが、ギャローズは踏ん張るも飯伏は前方回転エビ固めに切り換え丸め込んで勝利を収めた。

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