フリー
-
[PR]×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-
長州がLEONAにリキラリアットでプロレスの厳しさを叩き込む!
1月13日 LEGEND THE PRO-WRESTLING 2014〜レジェンド40周年記念大会~ 後楽園ホール 1890人
<試合後のコメントはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○長井満也 ベアー福田 倉島信行(12分11秒 エビ固め)アレクサンダー大塚 スーパー・タイガー X間下隼人
※ハイパーニー空牙
◇第2試合◇
▼30分1本
○エル・ソラール グラン浜田(14分45秒 太陽式首固め)NOSAWA論外 XMAZADA
◇第3試合◇
▼30分1本
○関本大介(16分2秒 ジャーマンスープレックスホールド)X齋藤彰俊
◇第4試合◇
▼45分1本
○中西学 獣神サンダー・ライガー(12分44秒 アルゼンチンバックブリーカー)
Xヒロ斉藤 AKIRA
◇第5試合◇
▼45分1本
○石井智宏(17分8秒 片エビ固め)X岡林裕二
※垂直落下式ブレーンバスター
【岡林の話】「クソ! 悔しい。今日は追い込んだつもりだったけど、何かいつもの力が出なかった。でも、俺はこのレジェンドプロレスで本物の戦いができると思って来ているんだ。もう1回、石井とやらせろ。このレジェンドのリングでもう1回、石井とやらせろ。俺は力をつけてきている。俺は関本に勝てる力をつけてきている。石井、もう1回俺とやれ」
◇第6試合◇
▼レジェンド40周年記念「夢」タッグマッチ/60分1本
○長州力 坂口征夫(9分49秒 片エビ固め)藤波辰爾 XLEONA
※リキラリアット
【長州の話】「LEONAは軽さも全くないし、ただぶつかるだけのことを一生懸命学んでるんじゃないの。派手さなんかは今はまったく要らないよね。それは征夫もそうだろうし。やっぱりリアルにリングの上で、自分の個性を…持っているものを発揮すればそれでいいですよ。あとは客が判断するだけで。そんなところですね。(最初の張り手は?)たぶんアイツはパニクったんじゃないか。(LEONAが姿を現すと)大丈夫か、LEONA。パニクったか? 張り手を食らったら。でも、そうですよ。頭の中で全て決めつけちゃダメってことですよ。あれで張り返したら大したもんだよね。昔、藤波さんが猪木さんに叩かれて、張り返したでしょ。僕は僕なりに考えている役目みたいのがあって、プロレスはこういうもんだよというのは伝えられると思うし。あとどれぐらいできるかわからないけど、教えていきたいですよね。それだけですよ。(坂口とLEONAに対して)これから意識できるような関係になれば。お互い意識してやらせたら、いい試合ができるんじゃないですか。まだ早いのかもわからないけど」
【坂口の話】「(二世対決については?)特に意識は。自分は自分のやるべきことをやっただけなんで、特に意識はしてないです。(戦った印象は?)“レスラー"だと思いました」
【藤波の話】「今日はデビュー2戦目にしていきなりこういうカードというのは、本来は無謀すぎるというか。でも、これも時代の流れというのか、とにかく始めた以上成長は何でも早い方がいいという。確かに今日は大きな壁を感じたでしょう。シングルとは違って、今度は相手がじっくり見てくれない。ちょっとした油断というのかな。そう簡単なもんじゃないよというのを嫌というほど感じたでしょうからね。こういう積み重ねでしょうね。今日2戦目にして、いろんなものを突きつけるのはちょっとまだ酷でしょうから。自分が肌でいろんなものを感じたでしょうから、今度は自分でどうこれを克服していくかでしょうね」
【LEONAの話】「戦う前は不思議な感覚というか。ある意味、自分がゲームの世界に飛び込んでしまったような…ファンタジーの世界に飛び込んでしまったようなマッチメイクで、実感が湧かない部分がありました。今日張り飛ばされて、僕がこの日本のリングの中で、世界のリングの中で、何を守っていかなきゃいけないのか。何を僕の後に出てくるレスラーに伝えなきゃいけないのか。経験がない中で少し理解しました。やっぱり“闘い"なんですね。これは船木さんとやった時からわかってましたけど、張り飛ばされ、蹴り飛ばされ、最後はなぎ倒されて、自分にリミットを持っちゃいけないと。絶対にこの世界で一番を取って。そして、偉大なレスラーたちが残したプロレスを、僕が…僕が残していきます。だから、その役目が全うできるまで、何発張られ、何発蹴飛ばされようとも、はいつくばって、食いしばって、この世界で生き残ってみせます。(ラリアットの威力はどうだった?)覚えてないです。凄い衝撃というか、インパクトが全身に走った。そこまでしか覚えてないです。(初めて親子タッグが実現したが?)それに関しては感謝です。そして、いい経験をさせてもらいました。やっぱり時が来たら、自分はひとりでこの世界を生きていかなきゃいけない。今日、その一回目の背中を押された気がします。200年先、300年先に日本の人たちと世界の人たちがプロレスを見続けるために、僕は勝手ですけど、リングの中で戦うだけじゃないと思っています。僕だからこそできるリングの外での戦い。そして、リングの中での戦い。その全てを通して…。僕はまだまだ経験を積まなきゃいけないですけど、これからという答えを自分の中で今見つけ出そうとしています。200年先、300年先の人たちがプロレスを見れるように、僕は頑張ります。精進します」
デビュー2戦目を迎えた藤波二世・LEONAが父である藤波と親子タッグを結成、藤波のライバルである長州と荒鷲二世・坂口とタッグで対戦。長州は試合前LEONAに張り手を一閃、気合が入ったLEONAは先発を買って出て長州と対峙するがショルダータックルが受け流されてしまうと、長州はいきなりフロントキックからのブレーンバスターと畳み掛け、サソリ固めを狙うもステップオーバーする前にLEONAはロープへ逃げる。
坂口相手でも積極的にタックルを狙うが、坂口はミドルキックで反撃、だがLEONAは父親譲りのドラゴンスクリューから弓矢固めで応戦する。終盤に藤波のリードを受けたLEONAは長州にドラゴンスクリューから足四の字固めを決めるが、坂口がカットに入ると長州はLEONAにリキラリアットを一閃、長州なりにプロレスの厳しさを叩き込んだ。
また今回は藤波、長州の古巣である新日本プロレスから中西、ライガー、石井が参戦、セミでは石井が大日本の岡林と対戦、かつての関本戦のようにド迫力の肉弾戦を展開する。終盤は石井のパワーボムを凌いだ岡林はゴーレムスプラッシュを投下するが自爆すると、勝負と見た石井が肉弾戦を制した後で垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い貫禄の勝利、岡林も再戦を要求した。
新日本と藤波はいろいろあったが、藤波も新日本の歴史の一部であることには変わらない、今回の新日本勢の参戦はその現れでもあるのではと思う。藤波が現役のうちに再び新日本マットに上がってほしいが・・・PR -
ブードゥー・マーダーズが天龍プロジェクト、NOAHへと侵攻を開始!
3月4日にTARUと拳剛のブードゥー・マーダーズが天龍プロジェクト新木場大会出現し不在の天龍源一郎に代わって大会を取り仕切っていた折原昌夫を襲撃。VMの暴挙に百田光雄を始めとした選手達も怒り迎え撃つ姿勢を見せた。
またVM入りを果たしている宮原健斗と滝澤大志もNOAH3月10日横浜大会タッグを本格始動させGHC戦線に殴り込みをすることを明かした。NOAHも対戦相手としてランス&ハーレムのブラバド兄弟を用意したが、二人は不満を露にしているという。確かに2月23日のディファ大会でも宮原はVM入りを果たしているのにも関わらず扱いは第1試合で相手はデビューしたばかりの熊野準、宮原も不満がるのも無理はないが、NOAHとしても宮原のヒールや滝澤とのタッグは未知数だけに、いきなり上の選手というわけにもいかない。しかし今のNOAHは選手層が薄いだけにその分チャンスは可能性は高い、あとは二人の力量次第といったところだ。
宮原と滝澤のタッグにTARUらがどう絡んでくるかは不明、VMは2月11日にDIAMAOND RINGで復活したばかりだが、復活を契機に活動の場を広げるつもりのようだ。
また2月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票も受け付けてます! 投票はこちら! http://iga23.iga-log.com/Entry/241 投票よろしくお願いします! -
鈴木みのるvsハンス・ナイマン実現!そしてUWF同窓会構想を示唆も・・・
金原弘光プロデュース興行第2弾「U-SPIRITS again」で鈴木みのるvsハンス・ナイマンが決定した。ナイマンはリングス・オランダの“喧嘩番長”的存在でナイマンキックと言われた変則二段蹴りを武器にして活躍、長井満也との対戦ではハイキックと見せかけてのミドルキックでKO勝ちを収め、長井自身も肋骨を折る重傷を負った、しかしムラがあったせいかリングスの頂点を極めることは出来ず、リングス活動休止後はPRIDEに参戦し藤田和之とも対戦するが活躍することは出来なかった。
ハンス・ナイマンという名前を聞いたときはヴォルグ・ハン同様懐かしい存在だと思った、鈴木にしても久しぶりに外国人格闘家との戦いだけにどういう試合をするのかも楽しみである。
また鈴木は昨夜SAMURAI TVでの「バトルメン」に出演した際に主催者である金原弘光と「UWF同窓会をしたらどうか」と話し合っていたことを明かした。
UWFは佐山聡、前田日明、藤原喜明、高田延彦、山崎一夫、船木誠勝などが所属した伝説の格闘プロレス団体、一同が揃えば昨年藤波辰爾のドラディションでアントニオ猪木、佐山、前田を揃えたように大きな話題となるが、UWF解散時の人間関係やまた藤波のような間に立つような人間がいないと全員揃えるとなると難しいと思う。自分とすればやらないほうがいいか、参加する人間だけでやればいいのではと思う。 -
今年も大晦日という長い一日 上京編② IGFより楽しく過ごせた年越しプロレス
アイスリボンを終えたら一旦後楽園ホールを離れて電車で予約してあったホテルへ向かった、東京駅から直接後楽園ホールへ来たこともあって手荷物も多いし、カメラも充電切れ、チェックインの時間でもあったことで一旦後楽園ホールを離れた。ホテルに到着、荷物もある程度整理しカメラはスマートフォンも充電し少し寝てから再び後楽園ホールへと向かった。
開場となって会場に入ると1面が潰され大日本とDDTのリングが設置されていた、Wリングマッチはアメリカでも行われたことがあるとは聴いていたが、こういう形で見られるとは思わなかったが、基本的には大日本のリングがメインで使用されDDTのリングはサブとして使用された。
6時半にダークマッチ2試合が行われたが、トペの失敗が目立つ、自爆ではなくロープに体が接触してしまい引っかかったのだ、リングが慣れなかったのかどうかわからないが大丈夫なのかと思ってしまった。
7時にK-DOJO代表代理で大会のメインである旭志織、DDTの鶴見亜門GM、大日本の登坂栄児統括、村田晴郎アナが登場してMC、団体対抗戦をメインテーマに掲げて大会はスタートした。
第1試合ではDDTの高尾蒼馬vs大日本の橋本和樹が対戦、試合は打撃戦となるも体格のある和樹が制し、ZERO1参戦で得たのか大谷晋二郎ばりの顔面ウォッシュで試合の主導権を握る、終盤も和樹が押し捲るがPKをかわした高尾がドロップキックからのボマイエで逆転勝利、敗れた和樹は納得していなかったが、この二人の対戦はまた時間を置いてから見て見たいと思わせる試合だった。
第2試合の大日本プロレスの石川晋也、666の忍vsK-DOJOの滝澤大志と佐藤悠巳は、WWE帰りの滝澤が堂々の試合振り、NOAH参戦時と違って別人を見ているようでチョップもパワーアップしてか会場全体に響き渡っていた。試合はNOAH参戦も決定している石川が卍固めで佐藤を降したが、自分的には滝澤のほうがインパクトが強かった。
第3試合ではK-DOJOの総帥であるTAKAみちのくが登場、柏大五郎 PSYCOと組んでDDTのMIKAMI、マサ高梨、彰人組と対戦するが、TAKAはメインのリングでなくサブのリングで待機するなどボケっぷりを披露、試合は彰人がTAKAのジャストフェースロック狙いをアンクルホールドで切り返すなど追い詰めたが、TAKAがスーパーKで流れを変えると本家みちのくドライバーⅡで3カウントを奪い勝利、TAKAのみちドラ2を見るのも久しぶりだったが相変わらずの破壊力だった。
第3試合終了後にはインターミッションとしてプロレス以外の対抗戦が行われ、まず第1Rに柔道対決が行われたが問題だったのはXWXから参戦したマッド・ボーンズで柔道着は着用しているものの柔道の経験がないらしく、対戦相手の中澤マイケルは場外へ投げ出されるなど柔道を無視した投げに苦戦を強いられてしまう。そこで火照ったマイケルが攻め込んで袈裟固めを決めるがボーンズもバックドロップで応戦する、しかしマイケルが大外狩りを決めて1本となり勝利となる。
第2Rの石川、梶トマト、入江茂弘が参加したクイズはクイズなのか大喜利なのかグダグタの内容で、入江が制したものの結局クイズは意味があったのかと思ってしまった。
第3Rの歌合戦は大日本プロレスは現在欠場中の河上隆一、DDTはMIKAMI、K-DOJOはリッキー・フジが参加、歌となるとリッキーが大本命だが、MIKAMIはきゃりーぱみゅぱみゅのコスプレをして対抗、結局リッキーが制したがMIKAMIは大会が終わるまでコスプレのままで通した。
その後でインディーのお仕事大賞の表彰式が行われたが司会を予定していた三田佐代子女史が風邪で声が出ないということで欠席し、村田アナが司会を代行。第1部はニューカマー賞とベスト興行、ユニット賞が発表され、ニューカマー賞は大日本の塚本拓海、ベスト興行はDDT8・18武道館、ユニットはバラモン兄弟が受賞し、塚本と高木三四郎、カラテを加えたバラモン兄弟が登場したが会場を沸かせたのはバラモン兄弟でカラテがバナナを股間に当てて卑猥なポーズを見せるなど下ネタで大社長を吹き出させていたが、カラテバラモンも2012年は強烈な個性でブレイクした一人でもある。
第4試合は三団体シンデレラ級王座決定ロイヤルランブルが行われたが、主役を奪ったのはカラテではなくユニオンの遠藤マメ。松井幸則レフェリーを陵辱して失神させ、大石真翔やヤス・ウラノのタイツをずらして半ケツにしたところで代役レフェリーに和田京平さんが登場、京平さんのレフェリングを見るのも久しぶりだが、清水基嗣にタイツをずらさせて半ケツ状態にさせるなど少し悪乗りしていた。、また話は前後するが我闘雲舞の興行を終えたさくらえみも登場、帯広さやかが我闘雲舞に入団したことで大張り切りしていて「さくらえみはシンデレラ」とアピールするも館内は大ヒンシュク、ロイヤルランブルは清水が制したが全体的な主役は遠藤マメでキャラ的には男色ディーノのライバルだと思ってしまった。
第5試合のWリングによるTLCマッチ、竹田誠志が星誕期、MASADAと組んで沼澤邪鬼、ダニー・バボック、稲松三郎は沼澤と星誕期がイスチャンバラを展開すれば、足場を使っての攻防などめまぐるしい試合となるも、最後はMASADAがテーブル貫通式のダイビングエルボーで稲松から3カウントを奪って勝利、試合後は沼澤が「撤収」の掛け声から『8時だよ全員集合』の撤収のテーマが流れて足場やラダー、イスなどがすばやく撤収されていった。
第6試合はガンドレッドマッチ。1番手にはバラモン兄弟とアントーニオ本多、佐々木大輔のモンスターアーミーが登場、試合途中に火野裕士が登場して匍匐前進で対戦するもスピードでケイに敗れてしまい、火野はショックで退場、シュウがウンコ攻撃をアントンに浴びせて丸め込む勝利となる。2番手には沖縄プロレスのめんそーれ親父とゴールデンパインが登場するが、パインは腕が傷だらけなのが少し気になったがパインのキスが親父に誤爆しOTRで脱落となってしまう。次はWXWのトミー・エンド、マイケル・ダンテが登場しバラモン兄弟はボウリング攻撃など急所攻撃で悶絶させるがケイがダンテのスピアーを喰らって脱落となる。続いてツトム・オースギとヘラクレス千賀のSOSが登場しSOSは空中戦で翻弄するがうっかりノータッチトペコンでトップロープを超えてしまいOTR退場、確か昨年も同じパターンで退場していたような気がするが・・・・、次は石井慧介と入江のチームドリフが登場し攻め込んでいくも石井がOTRで退場して脱落する。
最後に登場したのはGET WILDではなく高木三四郎とアブドーラ小林による GET MILDが登場。大社長は早速大量のイスを設置して最近ハマっている城つくりに専念、アブ小やダンテは城が崩壊しないようにマイルドな攻防を展開する、次第にアブ小やダンテが城つくりに加わって完成するもエンドらが突っ込んで城が崩壊したところでOTRで退場となりMILDがガンドマッチを制したかに見えた、勝利のテーマである『GET WILD』が流れると征矢学と大森隆男のGET WILDがサプライズで登場し試合へと突入、征矢はアブ小にワイルドボンバー、大森は大社長にアックスボンバーを浴びせて勝利、GETWILDがしっかり締めくくった。
第7試合の宮本裕向 木高イサミ 塚本拓海vs伊東竜二、ドレイク・ヤンガー、関根龍一による蛍光灯デスマッチは、蛍光灯デスマッチ初挑戦関根が蛍光灯に被弾してからは次々と蛍光灯の洗礼を浴び額だけでなく背中も血まみれになる、そして自分の座る側の蛍光灯がまとめて破裂すると自分の座席まで蛍光灯の破片が飛んでくる、大阪鶴見緑地や四日市オーストラリア記念館ではリングと客席の間は空けてあるのだが、後楽園でやる蛍光灯マッチは違うしスリルがある。
終盤には蘇生した関根が蛍光灯を使って奮戦するも宮本とイサミのヤンキー二丁拳銃の連係に捕まり最後は宮本がファイヤーサンダーで勝利、この大会の中では一番のベストバウトだった。
第7試合終了後にはインディーのお仕事大賞のベストバウトとMVPが発表されベストバウトは8・18DDT武道館の飯伏幸太vsケニー・オメガ、MVPはアブ小が受賞、表彰式にはアブ小と試合が組まれなかった飯伏が登場したが、賞に関しては順当といったところだと思う。
第8試合は西村修にユニオンの福田洋が挑戦、福田はパフォーマンスを交えたアメリカンプロレスを展開すれば西村は古き良き時代のアメリカンプロレスを展開するもキャリアに優る西村が主導権を握る、途中遠藤マメの介入があって福田の反撃を許すも西村はペースを崩さず最後はニークラッシャーからのスピニングトーホールドで完勝となった。
第9試合はK-DOJOの火野、大日本の関本大介、ユニオンの石川修司にK-DOJOのタンク永井、大日本の神谷英慶、ユニオンの妻木洋夫が挑んだチャレンジマッチは若手達がせめても火野らは受け流して圧倒、最後も火野が妻木に、関本が永井を同時にぶっこ抜きジャーマンを決めて完勝、貫禄の差を見せつけた。
メインはDDTはHARASHIMAと男色ディーノ、K-DOJOは真霜拳號と旭志織、大日本は佐々木義人と岡林裕二による3WAYタッグ戦だったが、もうカウントダウンとなっており試合直前でシンデレラ王者となった清水の呼びかけで征矢や大森も加わってカウントダウン、元旦となったが同時にシンデレラ王座は失効され、清水は全選手から袋叩きにされて2013年はスタートとなった。ディーノが大日本勢を翻弄、セコンドの和樹がディーノのディープキスの餌食にされて失神すれば、岡林をサブリングに連行して嬲り、義人も旭もサブリングに連行され嬲られるなど、メインリングでは熱い攻防を展開するが、サブリングは完全に別世界となっていた。
終盤は義人が旭を追い詰めるも、岡林はまたディーノに捕まりディープキスの餌食にされる、その間にHARASHIMAが蒼魔刀で旭を降すも、岡林とディーノのディープキスは継続、そして三種の神器のお告げにより全選手が揃って試合開始、会場所狭しと大暴れするもまだ岡林とディーノはディープキスを続けている、試合はアブ小が旭を下して勝利となった。
岡林とディーノは放置されたまま、大日本勢も分けようとするもディーノの餌食に遭うなかアブ小の「愛してま~す」で大会は幕となったが、年跨ぎでプロレス観戦するのは初めてというか、IGFの結果を考えるといい年越しになったと思う。
ホールを出て調子に乗った自分は明治神宮で初詣となったが、人出が多く待たされること2時間、終わったのは3時過ぎ、東京の人口の多さをナメていた・・・
本年もよろしくお願いします! -
火を吸って肺が焼けた?・・・曙が急性肺炎で欠場へ
曙が急性肺炎で緊急入院し全治1~2ヶ月と診断を受け、全日本プロレスの9月シリーズを欠場することになった。
曙は8月26日横浜で行われた大仁田厚との電流爆破マッチの試合後に「火を吸って、肺が焼けちゃった」と大会を主催していたZERO1側(ファースト・オン・ステージ)と報告があったことから、その際になんだかの菌が肺に入ってしまったのではと言われているという
そういえば大仁田自身もFMW時代に喉頭炎から急性肺炎を併発し、そこから急性腎不全、敗血症を起こして危篤状態に陥ったこともあることから心配でもある。
この情報が入ったのは緊急入院したとされる30日で曙は信州プロレスに出場のオファーがかかっていたものの、入院のため信州プロレス側に出場キャンセルを伝えていたが、この時点では病状は明らかにされていなった。
今年に入ってから曙は自主興行を開催したり、全日本プロレスではアジアタッグ、ZERO1では世界ヘビー級王座を獲得するなど団体の枠を超えての活躍がめざましかっただけの、ここで長期欠場は残念、体が回復するまでじっくり休養して欲しいと思う。 -
確定した無実・・・NOSAWA論外が活動再開へ
NOSAWA論外が会見を行い、大麻取締法違反と関税法違反で逮捕されたことに関して不起訴処分になったと告知書を公表、晴れて無実が確定となり、8月3日のDIAMOND RINGの道場マッチから活動再開することを発表した。
NOSAWAは今回の騒動を受けて引退も考えたそうだが、「お騒がせ致しましたが、仲間の支えが励みになり、またリングに上がってプロレスを楽しみたい気持ちになりました」とコメントしたとおり、逮捕されたときは一時はファンから疑われ、新日本プロレスは2度目のドタキャン、全日本プロレスからは「もう関わりあいたくない」ということで突き放されるなど、レスラーとしての信用はガタ落ちとなったが、GURENTAIの兄貴分である鈴木みのるや高山善廣、東京愚連隊の仲間である菊タローの励みを受け、北斗晶からのオファーを受ける形で現役続行を決意した。
今回の騒動はみんなが傷つき後味の悪さだけが残った感じがしたが、紫雷イオもスターダムの仲間の励みで復帰し、NOSAWAも良く知るレスラー仲間から励みを受けて復帰を決意した、二人がプロレスを続けることが唯一の救いなのかもしれない。 -
「元Fight野郎」が明かした騒動の背景
SUGIの会見でNOSAWA論外、紫雷イオの大麻騒動の全てが明かされたと思われたが、ソルナ代表でAAA日本代表である林雅弘氏が反論したことで、NOSAWAとイオの潔白は証明されたものの、また多くの謎が出してしまった。
今日更新の週刊プロレスモバイルのコラム「元Fight野郎のプロレス外電」で元週刊ファイト記者である橋爪哲也氏が集めた情報を総合した上で事件の背景を明かした。
要点にしてまとめると
①SUGIを含めた仲間内で「アイツ(NOSAWA)はムカつくんですよ、なにか懲らしめる方法はないですかね?」と言い出すと、「だったら彼の荷物に大麻を忍ばせてやったら?」と提案、しかしほんの冗談で提案したつもりだった。
②ところがSUGIは実行に移してしまい、SUGIから報告を受けた林氏は大慌てした。
③林氏とNOSAWAの間ではトラブルはない。
④会見が後手に回ったのは、これまでSUGIをサポートしてきた立場として、キチっとした形で謝罪させようとして説得していたから、しかしNOSAWAとイオがメキシコから帰国した入れ替わりに林氏が所用(説得?)のためメキシコへ、これが結果的に事態を静観する形となった。
⑤SUGIがフライングで会見を開いたことで、SUGIと林氏の関係も険悪になった。
要するに冗談で提案したことを、SUGIが実行に移してしまい林氏は事態を収拾するために奔走したものの、結果的には後手に回り、NOSAWAとイオの潔白は証明できたが、SUGIと林氏の関係がおかしくなってしまった。
NOSAWAの現状はというと兄貴分である鈴木みのるや高山善廣とは会ったものの、復帰する予定はなしというか、NOSAWA自身は今回の一件を受けてプロレス界に留まることに嫌気をさしているという。
この一件で残ったものは何だったのか?わかるのは、NOSAWA自身も好きだったプロレスに嫌気をさすほど、心の中に大きな傷を残してしまい、人同士の仲までおかしくなった、どういう結末になろうと後味の悪さだけが残ってしまう。
最後に自分の意見とすればプロレスを去る去らないかはNOSAWAの自由だけど、すぐに結論を出さずにじっくりと考えて欲しい。
-
SUGIが明かしたNOSAWA、イオの大麻騒動の真実(追記あり)
NOSAWA論外と紫雷イオの大麻騒動で、現在AAAで活躍しているSUGIこと杉卓也が会見を開き、真実を明かした。
「あの一件は、私とAAA日本代表の林(雅弘)さんという方とで、共謀して起こした事件であります。いち個人的に思うところもあり、NOSAWAさんに迷惑をかけてやろうと林さんに相談したところ、どうすればいいのか指南を受けました」
「林さんから絵の中に大麻を入れて持たせれば、どこかで捕まるだろうと助言をいただきました」
大麻に関しては林氏が入手し、絵を描いている人の名刺を渡し、ファンフェスタの会場で絵を受け取ったところまでは確認していたが、しかしNOSAWA一人をハメれば良かったはずが、まさか紫雷イオまで巻き込むことは想定していなかったという。
自分の感想といえば、NOSAWAとSUGIまた林氏の間で何があったのかはわからない、悪戯か仕返しのつもりでやったと思うが結果的には大騒動に発展し周りに迷惑をかけてしまった。SUGIが「浅はかだった」とコメントしていたとおり、浅はかだったし、大騒動になって謝罪会見をやるぐらいだったら最初からこういった企てをやるなということだと思う。
SUGIはこれに伴い暫くの間は活動は自粛、8月に参戦予定だったみちのくプロレスの「覆面ワールドリーグ」もキャンセルの可能性も高いという、しかし“共犯”とされる林氏が連絡が取れず姿を見せていないのも納得できない部分でもある
(追記) AAAの日本代表でソルナ代表でもある林雅弘氏が見解を発表した。(週プロモバイルより)
「NOSAWA論外、紫雷イオの大麻騒動で謝罪会見を開いたSUGIに関して、共謀したとされる林雅弘氏が声明文を発表し「私・個人の名誉のために、どうしても伝えたく思います、本日行われた杉卓也氏(SUGI)の会見において、内容が数点、事実と異なっており、困惑しております・
NOSAWA選手と杉氏の2人の間で、プライベートでの傷害や金銭賃借に起こっていたトラブルによる、今回の件が起きてしまいました。私の立場で可能な限り、双方2人の関係を修復しようと試みましたが、NOSAWA選手の先輩の立場としてアプローチに応えることもなく、杉氏の中でNOSAWA選手への思いは止めることのできない憎悪となっていく一方でした、事実、今回以上の内容も試みようとするまで発展していたほどで、それらのことは、私が杉氏を説得し止めることが出来ましたが、今回の件が止めることが、私の力で出来なかったことを深く反省しています。今回、警察や税関まで巻き込むことになった事件に関して、NOSAWA選手、イオ選手ならびに関係者の方々、そして両選手を応援された方々には、報告が遅くなったことを深くお詫びしたいと思います。
(SUGIが)謝罪の決心が着いたので、昨日に帰国することは聞いておりましたが、本日の会見を行うことはAAAとして正式に聞いていませんでした。現地時間7日付けで、SUGI選手とAAA専属契約は解除になっており、再契約などの予定も一切ございません。私個人の名誉のために申し上げることは、私自身が詳細を知ったのは、NOSAWA選手、イオ選手がメキシコ空港を発ってから成田空港に到着するまでの間に杉氏より国際電話にて聞いた次第です。大麻の入手ルートに関しても、私の知人からと記載されておりますが。実際には別の日本人選手がメキシコへ渡航した際に、大麻を買えないか?と杉氏に相談し、入手する際に知り合ったメキシコ人と聞いておりますが、私自身も本当のところはわからない状態です。昨日杉氏の携帯電話へコンタクトしていましたが、着信拒否で話せておりません。今までAAAの日本エージェントの立場を超えてまで、彼を応援しておりましたが、現在はとても残念な気持ちでいっぱいです。(略)私から言えることがNOSAWA選手、イオ選手は無実です。」
AAA JAPANエージェント 林雅弘
要点を述べると
①NOSAWAとSUGIの間に金銭の貸し借りや傷害などでトラブルが発生し、憎悪にいたるまで関係が悪化していたこと
②林氏は二人の関係修復に動いていたこと
③SUGIはAAAから契約解除になっていること
④大麻を入手したのは林氏ではないこと、
⑤SUGIが林氏と連絡が取れないとされているが、SUGIの方から一方的に連絡を絶っていること
気になるのは仲裁者である林氏がNOSAWAとSUGIに対してどういう話し合いをしていたのか、またSUGIの方に林氏の間にも何かあったのか?林氏が反論したことにより、まだ尾が引きそうだし、NOSAWAとイオが潔白と証明されても、人間関係の複雑さが浮かび上がってしまった。