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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

火祭り開幕!植田、小幡、KAZMAは新しい風を吹き込んだか?そしてプロレスラー・星川尚浩は生きている!

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火祭り開幕!植田、小幡、KAZMAは新しい風を吹き込んだか?そしてプロレスラー・星川尚浩は生きている!

7月17日 ZERO1 後楽園ホール「真夏の祭典 火祭り2013開幕戦&星川尚浩デビュー20周年記念大会」


◇第1試合◇
▼30分1本
ジャック・アンソニー ○タマ・ウイリアムス(10分03秒 片エビ固め)X横山佳和  若鷹ジェット信介
※垂直落下式ダブルアーム・フェイスバスター


◇第2試合◇
▼30分1本
○日高郁人 高岩竜一(10分29秒 高津川)X菅原拓也 藤田峰雄


◇第3試合◇
▼30分1本
○佐藤耕平 KAMIKAZE 崔領二(17分37秒 体固め)マイバッハβ Xロブ・モリガン 吉江豊
※ジャンピング・ツームストンパイルドライバー


◇第4試合◇
▼火祭りAブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○田中将斗(15分18秒 片エビ固め)XKAZMA SAKAMOTO [1敗=0点]
※スライディングD


◇第5試合◇
▼火祭りBブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○岡林裕二(12分39秒 エビ固め)Xデーモン植田[1敗=0点]
※ パワーボム


◇第6試合◇
▼火祭りBブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○大谷晋二郎(17分58秒 片エビ固め)Xジェームス・ライディーン[1敗=0点]
※ドラゴンスープレックス


◇第7試合◇
▼火祭りAブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]関本大介(17分07秒 ぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールド)X小幡優作[1敗=0点]


◇全試合終了後◇
▼星川尚浩デビュー20周年記念セレモニー 特別試合/30分1本
○星川尚浩(1分46秒 体固め)X丸藤正道
※張り手

 

 SAMURAIにてZERO1「火祭り」の開幕戦を視聴、今年の「火祭り」は過去最多の12選手がエントリーし、小幡やライディーン、大日本から岡林、WWE帰りのKAZMAなどが加わることで新鮮さが増した。


 そのKAZMAは田中と対戦、WWEや旧ECWなどアメリカマットを経験している田中との対戦は自分的には注目していた試合だった、序盤はKAZMAがボディー中心に一点集中して先手を狙うが、田中は重いエルボー一発で返し場外戦で流れを変える、KAZMAは掟破りのテーブル貫通スーパーフライ、トリッキーな動きにボディーへの一点集中攻撃など田中を揺さぶったが、その後の畳み掛けが足りなかったのか田中の反撃を許してしまい、正面からの打撃戦を田中が制すると最後はスライディングDで勝利、KAZMAは攻めてはいたが、田中の重い一発が優った試合だった。


 植田vs岡林は植田の入場テーマ曲が聖飢魔IIの『蝋人形の館』に変わり、ペイントをするなど悪魔に変貌したことをアピールした、序盤はヘッドバットを中心として正面からガンガン攻めるもパワーとなると岡林が上で重い一発で流れが変わってしまう、植田はドクターボムは決めるもダイビングヘッドバットが自爆となると、再び岡林ペースに植田はラリアットで食い下がり岡林のゴーレムスプラッシュをクリアするなど粘りを見せるが、最後は岡林のパワーボムの前に力尽きる。植田も健闘はしたが課題が残る試合だった。


 大谷vsライディーンは大谷のヘッドロックを中心とした攻めに対し、ライディーンはパワーで応戦するも、大谷は顔面ウォッシュで反撃し観客に自身の結婚をアピールするなど余裕の試合運びでライディーンのパワーを封じ込めにかかる。ライディーンは場外戦でエプロンからのトペコンで流れを変えようとするが、リングに戻ると再び大谷ペースとなり、最後はチョップからのドラゴンスープレックス2連発で完勝、ライディーンもZERO1のトップ外国人選手へと昇りつめているが、まだまだ大谷を越えるまでには至らないと感じさせた試合だった。


 関本vs小幡は、メインに大抜擢された小幡がドロップキックで奇襲をかけるが、その後が続かず関本のパワーの前に蹂躙されてしまう、小幡はコーナー最上段からの関本をドロップキックで場外へと叩き落すとスワンダイブ式プランチャで命中させ、リングに戻ってミサイルキックを放つなど流れを掴んだかに見えたが、関本もミサイルキックで返すとサソリ固めと譲らない、小幡は低空のDDTやRKO、バッククラッカー、後頭部へのミサイルキックと畳み掛けるが、フェニックススプラッシュは自爆となると関本は怒涛の猛ラッシュをかけ、最後は関本がぶっこ抜きジャーマンで勝利、小幡は完敗だったが善戦することでメインの重責を果たした。


 全試合終了後、2004年8月に試合中の事故で長きに渡ってリハビリ生活を送っている星川のデビュー20周年記念試合が行われ、星川は杖を使いながらも自分の足でリングへと向かった、他の選手の手を借りながらだがリングインし、コーナーにもたれかかる星川の表情を見ると“やっとリングへ戻ることが出来たんだ”感じさせるように笑みを浮かばせていた、、星川は自身の指名で旧ZERO-ONEの旗揚げ戦で対戦したNOAHの丸藤正道と対戦、試合は星川の攻撃は張り手だけだった、現在の星川では力もないのかもしれないが、丸藤はプロレスラー星川として正面から受け止めて敗れた、星川の張り手は自分はまだプロレスラーであり、まだ生きているという証だったのかもしれない。


 試合後には大阪プロレスで共に戦った薬師寺正人や296、DDTのMIKAMIも駆けつけて「星川選手とオレは、プロレスで唯一の同期になります。また戦おうぜ!」星川を激励し、ハヤブサも駆けつけてくれた。しかし一番星川の元気の姿を見て喜び、花束を持って激励したかったのは天国の橋本真也だったのかもしれない・・・


 ZERO1後楽園大会は『火祭り』という熱い戦いが始まったが、最後で感動があった。人間は何度倒れても必ず立ち上がる、星川がリングに戻ることを信じ、人達は明日を迎える。



 

 

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