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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

キラー武藤が宣戦布告の真田を完封!征矢のワイルドな野望…エース奪取宣言!

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キラー武藤が宣戦布告の真田を完封!征矢のワイルドな野望…エース奪取宣言!

8月31日WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2014 FLASHING SUMMER」
後楽園ホール 1250人

<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○中之上靖文 村瀬広樹(8分43秒 片エビ固め)児玉裕輔 X藤原ライオン
※ノックアウェイ

◇第2試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント出場者決定戦/無制限1本
○黒潮“イケメン"二郎(9分11秒 片エビ固め)Xアンディ・ウー
※イケメンスパイラル
☆黒潮がトーナメント出場権獲得

◇第3試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント出場者決定戦/無制限1本
○稲葉大樹(11分36秒 片エビ固め)X土肥孝司
※ダイビングヘッドバット
☆稲葉がトーナメント出場権を獲得

◇第4試合◇
▼30分1本
レネ・デュプリ ○KAZMA SAKAMOTO(8分44秒 エビ固め)浜亮太 Xエル・イホ・デル・パンテーラ
※ロープを掴んで

◇第5試合◇
▼30分1本
○カズ・ハヤシ 近藤修司(12分38秒 片エビ固め)エディ・エドワーズ Xティグレ・ウノ
※パワープラント

◇第6試合◇
▼30分1本
船木誠勝 ○田中稔 大和ヒロシ(14分38秒 ミノルスペシャル)TAJIRI NOSAWA論外 XMAZADA

【船木の話】「もう何も言うことないです。次はトーナメント1回戦で。次は邪道ですけど、この毒霧を食らったら自分の負けでもいいですよ。次は絶対に食らわないです。食らったら自分でその場で1、2、3をあげます。自分がその場で寝て、カウント3をあげますよ。絶対に許さない。絶対にかけさせないです。顔にツバをかけられたようなものですからね。全部かわして、最後は必ず…。この間のベルトの時みたいにノックアウトします。必ずね」

【大和の話】「TAJIRI選手は相変わらずですよね。以前も僕が毒霧を食らった時に言いましたけど、このプロレスのリングに鍛え上げられた心と体と技以外を持ち込むんじゃないですよ。俺はそんなものを持ち込むヤツを絶対に許さない。次に大阪で1対1でやりますから。向こうは何でもやってきていいですよ。毒霧だろうが何だろうが持ってきてくださいよ。こっちはこれ以上何にもないぐらい真っ向から迎え撃ってやりますよ。今日も試合が終わった後、ハラワタが煮えくりかえってましたけど、それでも何もしなかった。決着はリングの上で付けます」

【TAJIRIの話】「先方はなんて言ってました? 毒霧を食らったら負けでいい? 毒霧を当てさえすれば僕の勝ちですか。あっと言う間に勝率が跳ね上がりましたね。それで世界ヘビー級のベルトも俺のもの? まあ、それはいいや。これはいいこと聞いたな。今日は俺の勝ちだったね。あの悔しそうな顔。あんなことをするのも、俺はヒヤヒヤなんですよ。船木誠勝って男は恐ろしいから。でも、そのスリルはたまらないね。今まで自分で会社を回していた時はヘタなことができないわけですよ。何かあったら大変だから。今は何をやってもいいやっていう冒険心で、あえて危険なことをやってみたいなという気持ちなんで。あと、大和選手が何か言ってるらしいですね。来週の大阪でシングルがあるんですけど、アイツは『こんなことをやるために体を鍛えているんじゃねえ。プロレスの技で勝負する』とか言ってるんですけど、ファンタジーも含めてプロレスじゃないですか。なら、グリーンミストも立派な技だよ。じゃあ、今日大和がやった技の中でグリーンミスト以上のものがあったかって。ふざけんなよ。そんな幅の狭い、高校の陸上部のエースみたいなこと言ってんじゃねえよって。アイツの歌はファンタジーじゃないの? あれは体を鍛えた技? そこまで言うんであれば、彼が言っているプロレスと、俺の提唱しているプロレスのどっちが上なのか。勝負してみたい。船木戦を前にいい腕ならしですよ。まあ、楽勝ですけどね。ヤツが一番嫌いな方法で勝ってやる。大阪の皆さんは楽しみにしてて」

◇第7試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○武藤敬司 AKIRA(20分35秒 腕ひしぎ逆十字固め)X真田聖也 太陽ケア

【武藤の話】「若いヤツと試合すると、ケアはベテランとしてもなかなか大変で。ここ最近になって、河野から挑発を受けたり、真田からも挑発を受けて。あいつらの言わんとしていることもわかるけどね。今日も試合をやるのがおっくうでおっくうで、リングに上がるまでが怖くて。みんなも知っている通り、今では両足が悪くて、首にヘルニアを持っていて、ヒジは受け身を取り過ぎて両方伸びない。もしかしたら、ダルビッシュやマー君よりも悪いヒジだからね。その中で、あいつらが挑発してきても、本当は乗ってやりたいんだけど、やっぱり自分が臆病になるというか、怖くてしょうがないというか。ただ、11月に30周年のイベントがあるから。そこまでは…。そこに照準を絞ってね。ただ、(AKIRAは)コンディションが良くて、隣にいてジェラシーで見ているからね。活きが良すぎて、羨ましい限りだよ。こっちにも心強いというか、エネルギーを与えてくれるパートナーがいて、試合をやってて楽しいですよ。ただ、リングに上がるまでは怖くて…。アイツの挑発に乗りきれないよ」

【真田の話】「グレート・ムタに自分から申し込んで負けて、今回も武藤敬司に直接ケンカを売って、そしてこうやって負けて。自分にはまだ修行が足りないんじゃないかなと思ってね。武藤敬司の爆発力の方がまだ上回っているということですね。ケアさん、すいません。(どこを痛めた?)ヒジです。(かなり厳しい攻めを武藤から受けたが?)でも、グレート・ムタとやった時はムーンサルトを3回出させましたから。そのぐらいまで出させたという意地はありますね。この10年ぐらい3回も出してないと思います。俺だけだと思います。(結果としてはまた超えられなかったが?)まあ、次に会う時は覚悟しておいてくださいと。あとはケアさんとタッグを続けていきたいと思います。(どこで痛めた?)俺が調子に乗って足4の字を出した時に、ドロップキックをされて。あれ一発で痺れちゃって…」

'◇第8試合◇
▼60分1本
○河野真幸 崔領二(21分41秒 片エビ固め)XKAI 征矢学
※ジャイアントニードロップ

<試合後>
河野「おい征矢、いいラリアットだったよ。返事はいいから、明日から始まるトーナメントに向けてWRESTLE-1のために頑張ろうな。そしてKAI、いい加減気づけこら。何回やっても勝てねえぞ、そのままだったら。いつでもデスペラードは準備OKだ。いい返事まってるよ。そして最後に、武藤! 武藤社長! セミ見てましたよ。調子いいっすねえ。まあ試合してねえからな。たまの試合だから調子よくて当たりまえだ。WRESTLE-1のために初代王者決定トーナメント、いい判断期待してるよ。そして後楽園、俺たちがWRESTLE-1トップチーム、デスぺラードだ!(ブーイング)」

(デスペラードが退場。)
征矢「おい、デスペラード。俺はデスペラードに入るためにWRESTLE-1の所属になったんじゃねえ。そしてKAI、俺はデスペラードのスパイじゃねえ。俺はワイルドだ。それと、次の後楽園の初代チャピオン決めるトーナメント、オマエを倒して俺が初代チャンイオンベルトをワイルドに巻いてやる。そしてみなさん、わたくしWRESTLE-1に所属になりました。ということで、今日は俺がワイルドに締めます。俺のかっこいいセリフを最後に皆さんに届けましょう。誰がなんと言おうが! 誰が言おうと…間違えました。誰が何と言おうと!×3 WRESTLE-1のエースは、俺だ! センキュー」

【征矢の話】「征矢学がW-1に入団しました。今までは所属じゃなかった。でもこれからは所属として、W-1をワイルドに染めたいと思います。W-1のWは何だと思いますか? そうです、W-1のWはワイルドだ! だからこれからも、デスペラードへのワイルド義務教育は続行中です。あいつらの教育は俺が必ずしてやる。そして、KAI。W-1のエースはお前じゃねえ。俺がW-1のエースになってやるよ。初代の王者を決めるトーナメントの1回戦、必ず俺がお前を倒し、決勝戦まで行って、ベルトをワイルドに巻く。その時は俺がワイルド…いや、俺がW-1のワイルド・エースだ!」

【KAIの話】「自分自身が不甲斐ない。技もそうだしね、それは負けてから、俺が最後マイクで締められないし。征矢に締められてしまって。トーナメントに向けて今日でバッチリ勢いをつけていくつもりだったんですが、不甲斐ない…。でも、俺はこんなところで落ちているわけにいかないし、止まっているわけにはいかない。W-1の初代王者を決めるトーナメントがあるわけだから。トーナメント前最後の大阪で、ZERO1の田中将斗と初めて当たるから。そこで俺の全てをぶつけて勝って。今日負けた分、勝ってね、トーナメントに勢いをつけないといけないなと。1回戦が征矢なんで。俺自身、今でも煮え切らないし、熱く真っ向から勝負したいと思っているけど、アイツ次第なんで。俺は1回戦が決勝だと思って戦って、突破します」


WRESTLE-1シリーズ最終戦の後楽園大会は、8月23日札幌大会で武藤を襲撃し宣戦布告を果たした真田が全日本プロレス時代の師匠格であるケアと組み、新日本プロレスで同期だった武藤、AKIRA組と対戦。先発はケアとAKIRAでスタートしたが、武藤と真田が互いに交代を受けて対峙、武藤は得意のグラウンドで真田を翻弄、真田が場外へエスケープしても、武藤はロープを開いて招き入れるなど余裕ぶりを見せる。真田はAKIRAと対峙するとコーナーに控える武藤を指差しで挑発しドラゴンスクリューから足四の字固めと掟破りの武藤ムーブを見せ、武藤は低空ドロップキックでカットに入るが、その際に真田は左肘を負傷して場外へ逃れると、これを逃さない武藤は真田の左肘に低空ドロップキックを放ち、AKIRAと共に腕攻めを展開する。真田はやっとケアに交代し再び武藤と対峙するが、今度は武藤が低空ドロップキックからの足四の字固めと本家・武藤ムーブの洗礼を浴びせ、ケアがカットに入りバックドロップとRKOの合体技、ジャーマン、ケアとの同時ハワイアンスマッシャーと武藤を捕らえ、真田はタイガースープレックスからのラウディングボディープレスを投下する。しかし押さえ込んだ際に武藤は下からのチキンウイングアームロックで捕獲するとシャイニングウィザードを発射し、AKIRAと共に真田の左肘に低空ドロップキックを浴びせ、最後は武藤がAKIRAのムササビプレスの援護からシャイニングウィザードを決めると、すかさず腕十字を決め真田はギブアップ、武藤が貫禄の差を見せつけて勝利を収めた。

武藤は満身創痍から満足なコンディションを作れないとしながらも、30年からくるキャリアで真田をねじ伏せてしまう、真田は武藤に宣戦布告をしたが簡単には越えられそうにない。

トーナメント1回戦で対戦する船木とTAJIRIが6人タッグで対戦するが、序盤はTAJIRIが船木と絡もうとせず焦らしにかかり、中盤でやっと対峙しグラウンドで互角の攻防を繰り広げる。終盤に6選手が入り乱れるドサクサに紛れてTAJIRIが船木に毒霧を噴射し戦闘不能に追いやるが、試合は稔がMAZADAを仕留めTAJIRI組は敗戦も、TAJIRIは毒霧を否定する船木に毒霧を浴びせただけで満足し、船木はTAJIRIにしてやられ怒りを爆発させた。

メインは23日の札幌で河野が一騎打ちで撃破した征矢に肩を貸して退場したことで、征矢とタッグを組んでいたKAIとの亀裂が生じ、後楽園でもKAIが征矢にタッチを要求しても、征矢が無視するなどチームワークはバラバラ、それでもKAIと征矢は合体技を決め、征矢がワイルドボンバーで援護するなど連係が噛み合ったものの、再度のワイルドボンバーはKAIに誤爆するとデスペラードはKAIに集中砲火を浴びせ、最後は河野がジャイアントニーで勝利、試合後は河野が征矢をデスペラードに勧誘するも征矢は拒否、初代WRESTLE-1王者となりエースの座を奪取することをアピールした。

全日本プロレスを退団しフリーとしてWRESTLE-1に参戦してきた征矢だったが、本来なら真田やKAIとのエース争いに割り込んできてもおかしくない存在、首の負傷もあったが全日本に留まり、後になってWRESTLE-1に合流したことでエース争いから大きく出遅れてしまった、また元相棒である大森隆男が全日本でチャンピオンカーニバル、三冠王座を奪取しシングルで活躍しているのもある。征矢も初代王者となりエースの座を奪うことで遅れを一気に取り返したいのかもしれない。

WRESTLE-1旗揚げ1周年を迎える9月に初代WRESTLE-1王座を巡るトーナメントが開催される。果たして誰が王者となりエースとなるのか…
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