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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

WRESTLE-1初の両国は大苦戦も真田がXディヴィジョン王座を奪取!太陽ケア登場で全日本との摩擦が再燃・・・

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WRESTLE-1初の両国は大苦戦も真田がXディヴィジョン王座を奪取!太陽ケア登場で全日本との摩擦が再燃・・・

3月2日 WRESTLE-1 FIGHTING ENTERTAINMENT WRESTLE-1 「開戦〜OUTBREAK〜」 東京・両国国技館 5300人

<試合後のコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1部・第1試合◇
▼30分1本
NOSAWA論外 MAZADA ○宮本和志(3分38秒 体固め)大和ヒロシ アンディ・ウー X稲葉大樹
※ミリオンダラーバスター

◇第1部・第2試合◇
▼30分1本
○浜亮太(2分32秒 体固め)X菊タロー
※ハマケツ

◇第1部・第3試合◇
▼30分1本
○征矢学 吉岡世起(6分10秒 片エビ固め)崔領二 XKAZMA SAKAMOTO
※ワイルドボンバー

◇第1部・第4試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○小島聡(9分04秒 体固め)X中之上靖文
※ラリアット

◇第2部・第1試合◇
▼WRESTLE-1vsTNA タッグマッチ/30分1本
○クリストファー・ダニエルズ カザリアン(10分43秒 片エビ固め)X田中稔 金本浩二
※Bad Eliminatlion

◇第2部・第2試合◇
▼TNA提供試合 女子シングルマッチ/30分1本
○ゲイル・キム(5分26秒 片エビ固め)Xマディソン・レイン
※Eat Defeat

◇第2部・第3試合◇
▼WRESTLE-1vsTNA シングルマッチ/30分1本
高山善廣(6分45秒 両者反則)アビス


◇第2部・第4試合◇
▼WRESTLE-1vsTNA シングルマッチ/30分1本
○船木誠勝(11分27秒 アンクルホールド)Xボビー・ルード


◇第2部・第5試合◇
▼WRESTLE-1vsTNA スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○武藤敬司 太陽ケア ロブ・テリ(13分34秒 体固め)河野真幸 サモア・ジョー Xレネ・デュプリ
※シャイニングウィザード

※まとめ記事、選手コメントは後ほど掲載します

【武藤の話】「このパートナーのおかげで、無事に引退せずに済みました。センキュー・ソー・マッチ! (Xとしてケアが出てきて驚きの声が挙がったが?)そこは狙っていたかもしれないけど、こっちは当たり前の空気で、当たり前にいるような感じとしか思えないんだけどな。(どちらからアプローチした?)こっちのアプローチに決まってるじゃん。だってスクールが忙しいんだから。(いつぐらいから考えていた?)いつぐらいとかじゃなくて、常に俺の心の隅には太陽ケアっていうのはいるからさ。(引退を口にした理由は?)昨日も記者会見で言ったけれど、引退なんてものは、俺のケアに対する気持ちと一緒で、常に引退というものが脳裏に浮かんでいて試合をしていますから。今から引退を懸ける懸けないって次元じゃないからさ。売り言葉に買い言葉で言ったけどさ。ただ正直、WRESTLE-1にとって初めてのビッグショーだけど、これはスタート地点だからね。これから本当の意味でワールドワイドにいかなきゃならない中で、やっぱり俺が引退してられないだろ。全体的にW-1は全てが若いからさ。そういう中で、ケアみたいな熟練した経験豊かな選手は本当に必要だよね。彼(テリー)にしても若いけど、猪木さんがホーガンを育てたみたいに、彼もそのぐらいの才能があるんじゃないかって思ったんですけど」

【ケアの話】「(久しぶりのリングだったが?)久しぶりね。でも、凄い幸せ。今日はいい日だったよ」

◇第2部・第6試合◇
▼TNA世界タッグ選手権試合3WAYタッグマッチ/60分1本
[挑戦者組]ロビー・イー ○ジェシー・ガッデス(12分45秒 片エビ固め)[挑戦者組]Xカズ・ハヤシ 近藤修司
※Bro Down もう1チームは[王者組]デイビー・リチャーズ エディ・エドワーズ
☆イー&ガッデスが新王者組となる

◇第2部・第7試合◇
▼TNA Xディビジョン選手権試合/60分1本
[挑戦者]○真田聖也(17分40秒 体固め)[王者]Xオースチン・エリーズ
※ラウンディングボディプレス
☆真田が新王者となる

【真田の話】「目標に少し近づいたというか、やっとスタートラインに立てたのかなという感じですね。Xディヴィジョンのベルトって日本人は誰も巻いてないですよね? 世界ナンバー2の団体で、そこのオリジナルのベルトなんですよ。本当の。そのチャンピオンになれたのは凄い嬉しいです。これからが苦しいんでしょうけど、それを耐えて、一流のレスラーになりたいと思います。(チャンピオンとしてどういう活動をしていきたい?)チャンピオンになったんで、日本だけじゃないと思うんですよ。海外に行くかもしれないですし。行ったり来たりすると思います。日本で防衛戦をできる日が来ればなと思います」

【征矢の話】「W-1のエースは真田聖也です。Xディヴィジョンのベルトをよくぞ獲ってくれた。ありがとう!」

【エリーズの話】「(シャンパンを手に)今日は負けてしまったが、非常にグレートな試合ができたことを祝いたい。俺を破ることによって新しい歴史ができた。勝とうが負けようが俺は世界で一番偉大なレスラーだ。真田は素晴らしいレスラーだった。彼ほどのポテンシャルを持ったレスラーはなかなかいないと思うが、彼はそれを証明してみせたね」

◇第2部・第8試合◇
▼TNA世界ヘビー級選手権試合/60分1本
[王者]○マグナス(14分37秒 片エビ固め)[挑戦者]XKAI
※ダイビングエルボードロップ

【マグナスの話】「(KAIの印象は?)特に下半身の力が凄いね。下半身が安定している部分に脅威を感じた。投げようとしても、そこが難しかった。ただ、KAI選手は冷静さに欠けていたんじゃないだろうか。それが私が防衛できた理由ではないかと思う。(セミファイナルでXディヴィジョン王座が移動した影響はあった?)自分の試合に集中することだけを考えていた。ただ、日本に来たからには、TNAが一丸となっている部分があったから、タフガイでも動揺したね。だからこそベルトを必ず防衛しようという気持ちが強まった。(日本のファンはアメリカのファンよりもレスリングをじっくり見ると言われているが、それを感じた?)そういう部分があるのは知っている。どっちのファンが正しいとは一概には言えないが、王者のつとめとして、自分ができる限りの最高の試合をして、ベルトを防衛することはできたと思う。(アメリカではたくさんの記者の前でコメントすることはないと思うが?)日本に来て嬉しいのは、とてもプロフェッショナルなメディアにカバーしてもらえること。私はイギリスでデビューをしてスタートし、アメリカに渡った。メキシコやインドなど世界各国を回ってきたけど、いろいろな意味で日本というのは最もレスラーとしてやり甲斐を感じる国だと思う。(W-1という団体の印象は?)まだ設立したばかりの団体なのに、こんなに素晴らしいものだとは驚いた。グレート・ムタは子供の頃に好きだったヒーロー。彼のいる団体に出場できて、リングに上がれることを非常に光栄に思っている。(ビジネス的に今後もTNAとW-1の交流は続けていきたい?)もちろんだ。これが続いていってほしい」

【KAIの話】「(泣きながら)応援してくれたW-1ファンの皆さん。本当に…本当にすいませんでした。俺はひとりでも応援してくれるファンがいる限り、絶対に…絶対に勝つことを諦めない。俺は最後に勝つまで、絶対に諦めない。都合がよく聞こえるかもしれないけど、俺の戦いは今日からだ」

WRSTLE-1初のビッグマッチである両国大会をG+の生放送で視聴、大会は夕方5時からのスタートだったが中継のスタートは6時から、そのため小島が出場した第1部はダークマッチ扱いとなり放送はされなかった。小島vs中之上もラインナップされていただけに残念、中継は第2部からスタートとなった。(第1部は生中継終了後に放送された)

注目はXディヴィジョン王座に挑戦する真田と、TNA世界ヘビー級王座に挑戦するKAI、二人のエース争いだけでなくWRSTLE-1初のビッグマッチのセミとメインの重責を果たすことができるか、武藤も期待をかけていたと思う。

セミのXディヴィジョン選手権は真田がローリングクレイドルで先手を狙えばエイリーズはグランドを仕掛けて変型鎌固めで応戦、真田はエイリーズのトペ狙いをエルボーで迎撃しマウントナックルを繰り出していくが、スワンダイブ狙いはエイリーズが急襲をかけて真田を場外に落とすとコーナーからプランチャを発射、リングに戻っては足攻めを展開して形勢逆転させる。苦しい展開となった真田はRKOで流れを変えようとするがエイリーズも譲らずエルボー合戦を制した後で変型鎌固めことホーンズ・オブ・エリーズで絞めあげ、450°スプラッシュを投下するが真田がかわして自爆となると、真田がジャーマンスープレックス、ドラゴンスープレックス、タイガースープレックスと畳み掛けた後でラウンディングボディープレス2連発で3カウントを奪い、日本人初のXディヴィジョン王者となった。

メインのヘビー級選手権はKAIがドロップキック3連発で先手を奪うが、追撃を狙ったトペはマグナスがエルボーで迎撃、花道やリングでブレーンバスターで叩きつけて主導権を奪う。マグナスは執拗にチンロックで捻りあげるも、KAIはマグナスの顎を攻めてからトペを繰り出し、ミサイルキックからパワーボムを狙うがスルーしたマグナスは変型スクラップバスターからダイビングエルボーで勝負に出る、だがかわしたKAIはLATで突き刺しスプラッシュプランチャを狙うも、今度はマグナスが雪崩式ブレーンバスターで阻止する。KAIはトラースキックからパワーボム、そして再度スプラッシュプランチャを投下するがマグナスは剣山で迎撃するとKAIのジャーマンを凌いだ後でマグナスドライバーからダイビングエルボーが決まる、一度は返したKAIだったがマグナスは追い越しラリアットからマグナスドライバー、ダイビングエルボーと再び畳み掛けた3カウントを奪い完勝で王座を防衛となった。真田とKAIはビッグマッチのセミとメインの重責は果たしたが結果で明暗を分けてしまった、征矢のコメント通り真田が結果を出した以上、周囲も真田をエースとして扱わざる得ない。

そして第二部の第5試合では武藤が引退をかけとロブと組み河野、ジョー、レネのデスペラードと対戦したが、バックステージで崔、KAZMAの襲撃を受けたところで武藤が用意したXが現れ武藤を救出、Xの正体は1月の後楽園二連戦に参戦していたケアだった。試合はジョーがデスペラードの無法ぶりについていけず退場するとケアのRKOの援護を受けた武藤が勝利したがケアの今後の参戦や全日本プロレスとの関係は明言はしなかった。

そしてしばらくしてから全日本の一応オーナーである白石伸生氏がブログ「今後の扱い、どうしましょうか?内田くんも、武藤さんも、新日本、全日本のように実数で発表すればいいのに、なぜ、虚勢を張るかな?新日本さん→全日本→大日本→DDT→ドラコンゲート、と皆さん、時代は、実数発表に切り替える時代の流れなのに。」と見解を出し、両国大会の観客動員を引き合いに出して武藤を批判、また征矢に対しても泥棒よばわりする発言(現在は削除)も更新していたことから、白石オーナーは穏やかそうに見える文面だったが内心ははらわたが煮えくり返っているようだ。

 ケアは昨年1月を経営学を学ぶために学業専念ということでレスラー活動を休止していたが、分裂騒動の際にはスポット参戦ながら全日本に復帰、1月の後楽園二連戦にも参戦していたがあくまで学業を優先ということでレギュラーではなくスポット参戦扱いだった。征矢に続いてケアもWRSTLE-1に上がったのだから全日本としては面目が丸つぶれでもあるが、ただ征矢も少なくとも筋を通して円満に全日本を退団したはずなのに、後になって白石オーナーから泥棒よばわり、ケアだけでなく征矢も武藤に合流した理由というのもわかるような気がする。

WRSTLE-1初の両国大会は現在のWRESTLE-1ではまだ両国は早かったのか大苦戦となったが、武藤にしてみれば真田が期待に応えたことで成果を上げた。しかしケアを上げたことで白石オーナーとの遺恨が深まり、暗い影を落としたのが残念だった。
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