NOAH梅田大会観戦記 KENTA、心に残る敗戦
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NOAH梅田大会観戦記 KENTA、心に残る敗戦
6月9日 NOAH ナスキーホール・梅田 「Southern Navig. 2013“方舟新章~心に残るプロレス~”」420人超満員
◇第1試合◇
▼15分1本
○スペル・クレイジー(7分32秒 ソルプレッサ)Xペサディーヤ
◇第2試合◇
▼20分1本
○モハメド ヨネ(6分13秒 片エビ固め)Xカイル・セバスチャン
※キン肉バスター
◇第3試合◇
▼30分1本
○小川良成(10分01秒 横入り式回転エビ固め)X松山勘十郎
◇第4試合◇
▼30分1本
○マイバッハ谷口(10分32秒 片エビ固め)Xジェイク・ダーデン
※マイバッハプレス
◇第5試合◇
▼30分1本
○原田大輔 ザック・セイバーJr.(13分45秒 片エビ固め)小峠篤司 X熊野準
※ダイビングエルボードロップ
◇第6試合◇
▼「NO MERCY vs BRAVE」/45分1本
丸藤正道 森嶋猛 ○石森太二(20分23秒 エビ固め)杉浦貴 平柳玄藩 XマイバッハSUWA Jr.
※450゜スプラッシュ
◇第7試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[第28代選手権者]○矢野通 飯塚高史(17分35秒 エビ固め)XKENTA 高山善廣[挑戦者]
※鏡割
☆矢野&飯塚組が2度目の防衛に成功
今日は2ヶ月ぶりに観戦ということでNOAH・梅田大会を観戦、大阪での観戦はミナミの難波が中心だったが、キタである梅田を訪れるのはいつぐらいかわからない、ナスキーホールを訪れるのも初めてかと思ったら、来て見ると前はOS劇場という映画館があったビル、OS劇場は大阪在住の学生時代には映画を観に何度も訪れていたが、映画館ではなくナスキーホールを始めクラブ・クアトロなどライブハウスや劇場もあるビルになっており、ナスキーホールの中も映画館時代の名残りが結構残っていた、新鮮というか自分にしてみれば懐かしい場所でもある。
開場となったが客席はビッシリで急遽増席するほどの超満員、1月のボディーメーカーコロシアム大会を観戦したときは秋山準らの離脱後ということもあってダメージが残っていた印象を受けていたが、“心に残るプロレス”をコンセプトに掲げているせいか、第1試合からクレイジーが大いに盛り上げてくれたせいもあって観客のノリがよく良い雰囲気が出ており、団体側も“心に残るプロレス”作りの懸命に取り組んでいるのがよく伝わっていた。
メインのGHCタッグ選手権は現在ラーメン屋で修行している力皇猛氏がGHC管理委員で登場するも、王者のCHAOSが入場するなり奇襲をかけ選手権試合宣言はブチ壊し、力皇には気の毒だった。
試合は挑戦者組であるNO MERCYが矢野を捕らえて先手を奪う、飯塚がKENTA、高山を場外に引きずり込んで大暴れすると、矢野はその間にコーナーポストを外し、コーナーを使った攻撃や飯塚のタッチロープを使ったチョーク攻撃やクロー攻撃KENTAを捕らえて試合の流れを変えてしまう。
しかし高山の援護を受けたKENTAが矢野を捕らえ、KENTAがgo2sleepを決め勝負あったかと思ったら、リング下の飯塚が西永レフェリーの足を引っ張って場外へ出してしまう。無法地帯となったところで矢野がKENTAに急所打ち、飯塚が高山にアイアンフィンガーで大ダメージを負わせると、飯塚がKENTAにアイアンフィンガー、矢野がイスでKENTAの顔面をフルスイングした後で鏡割で3カウント、矢野は2日の博多大会の借りを返し、矢野と飯塚のチーム力の高さを見せ付けられる結果となった。
セミのBRAVEvsNO MERCYの6人タッグ戦は13日の後楽園で対戦する丸藤と杉浦がすざまじい攻防を展開、丸藤も調子が上がってきたのか、動きも欠場前に戻っており、好調ぶりをアピールする。試合はNO MERCYが石森を捕らえるとSUWA Jrがムイビエンやフィンランド式フォアアームで追い詰めるが、丸藤らがカットに入ると逆にSUWA Jrが捕まり、最後は石森が450゜スプラッシュで3カウント、しかしSUWA Jrもフィンランド式フォアアームまで出した以上、SUWA Jrでいる必要はなくなってきているのかもしれない。
第5試合は共に大阪プロレス出身の原田と小峠が正面からガンガンやりあうことで火花を散らしたが、試合全体の主役は熊野、前半は捕まるも、こう攻めてくればこう返すというものが試合で出せるようになっていた。終盤は熊野は懸命の粘りを見せ、丸め込み技も回転十字固めを出すなどバリエーションが増えていったが、最後は原田のダイビングエルボードロップの前に完敗、小峠と原田の攻防も良かったが、熊野の成長を感じさせた試合だった。
第3試合の小川vs勘十郎は小川が涼しい顔を崩さないまま勘十郎ワールドに付き合った試合、小川も田上明との試合ではセクハラ攻撃を受けるなど笑いのプロレスにも対応できるだけに幅の広さを感じさせた。注目は勘十郎の持ち込んだハリセンで、小川に取られると勘十郎のセコンドである黒子が裏切って小川にハリセンを手渡し二刀流となり、華麗なハリセン裁きで勘十郎の顔面を何度も叩く、勘十郎は館内に「セパラドス」を流して師匠ウルティモ・ドラゴンの動きを見せるも、一瞬の隙を突いた小川がクルリと丸め込んで勝利、双方共自分らしさを出せた試合だった。
今日の感想はNOAHは“心を残るプロレス”だが、今日のKENTAは“心に残る敗戦”だった。果たして矢野、飯塚からタッグ王座を奪い返すのはどのチームか・・・?
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