NOAHの前体制が正式に破産・・・田上明が背負った殿(しんがり)という立場
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NOAHの前体制が正式に破産・・・田上明が背負った殿(しんがり)という立場
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年2月2日
<東京スポーツより>
プロレスリング・ノアの前運営会社「ピーアールエヌ」が1日に東京地裁から破産手続き開始の決定を受けていたことが6日、明らかになった。
ノアの興行事業などは、昨年11月1日に「エストビー」(現ノア・グローバルエンタテインメント)へ譲渡され、ピーアールエヌは同日に「プロレスリング・ノア」から商号を変更していた。
これを受けてノア・グローバルエンタテインメントの内田雅之会長(54)は「昨年11月1日付で事業を譲渡してもらって、継承しているので(現体制に)全く影響ないです」と断言。今後のスケジュールなどについて問題はないとし「先人が作った意志は引き継いでいるつもり。プロレスについては今後も期待していただきたい。今は歩みの途中なので、目指してきた道をひたすら歩んでいくだけだと思っています」と今後に向けた強い思いを改めて口にした。
また、内田会長はピーアールエヌで代表を務める田上明氏について「公的に破産管財人がついて清算していくというキチッとした責任の取り方を前任の社長がなされているので、経営者として立派な対応だと思います」と話した。
NOAHの前運営会社、つまり前体制のNOAHである「ピーアールエヌ」が破産したことを報じられた。
これでNOAH全体に影響があるのかというと、内田会長が就任時に「NOAHは債務超過(債務者の負債の総額が資産の総額を超える状態。 つまり、資産をすべて売却しても、負債を返済しきれない状態である。)に陥っていた」と明かしていたことから、遅かれ早かれこうなるとわかっており、内田会長も受けるダメージを最小限にするために敢えて前体制が破産すると予告する意味で債務超過のことを明かした、また新体制を急いだのもNOAHがいつ破産するかおかしくない状況であり、破産となったら団体の運営どころかNOAHの看板すら守れない事態に陥っていたのかもしれない。
前体制はどうなるのか?
(破産手続とは=破産手続とは,支払不能等に陥った破産者の財産を換価処分し,それによって得た金銭を債権者に弁済または配当するという倒産手続である)
また破産裁判所による破産手続開始決定という裁判によって開始され(破産法30条1項)。 かつて破産宣告と呼ばれていた決定です。 破産手続開始決定がなされると,破産管財人が選任され,破産者の有する財産の管理処分権は破産管財人に移行します。)
つまり法的処置によって財産は処分され、債権者に弁済また配当されるという。
要するにこれまでの負債を含めた全責任は前体制を負うということなのだろうが、近年では橋本真也のZERO-ONEが多額の負債を抱え、大谷晋二郎や中村祥之氏がファースト・オン・ステージを立ち上げたときは、橋本は大谷や中村氏が裏切ったとして禍根を残したが、ZERO-ONEの場合は全責任は経営者だった橋本にあった。
今回の場合は社長だった田上明が殿(しんがり)の役目を敢えて請け負った、ある意味損な役回りかもしれないが、仮に三沢光晴が存命してこういう事態になったとしても、責任感の強さから敢えて殿の役目を請け負ったと思う。
今までプロレス団体が誕生し消えていったが、消えていった中には負債も返さないまま夜逃げする人間もいれば、白石"バカ"伸生のように借金だけを全日本プロレスに押し付けて自分だけサッサと逃げる人間もいた。破産は破産なのかもしれないが、損な役回りを敢えて請け負った田上の方が一番マシなのかもしれない。
前体制が破産し、新体制にNOAHの看板は移されたが、NOAHの看板は三沢が遺してくれた唯一の財産、これからは新体制がNOAHの看板をしっかり守って欲しい。
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