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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

KENTAが王座防衛もマイバッハ谷口は独り立ちしていった・・・そして矢野通と飯塚高史がもたらした刺激

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KENTAが王座防衛もマイバッハ谷口は独り立ちしていった・・・そして矢野通と飯塚高史がもたらした刺激

 G+でNOAH3月10日横浜大会を視聴、メインのGHCヘビー級選手権(王者)KENTAvs(挑戦者)マイバッハ谷口は、試合開始と同時にKENTAがマウントパンチから仕掛け、制裁を加えるかのようにキックの乱打を浴びせるが、マイバッハは持ち前のパワーで反撃、KENTAも流れを変えようとするが、マイバッハはパワーを前面に出し、CHAOS(矢野通、飯塚高史)と組んでいるせいかレフェリーを盾にするなどずる賢さも出して試合の主導権を渡さない。
 マイバッハはイスで西永秀一レフェリーの脳天を痛打してKOすると、刺又デットリードライブで設置したテーブルに貫通させ、マイバッハボムやフライングボディープレスで勝負に出るが、再度のマイバッハボムやチョークスラムで勝負に出たところでGAME OVERで切り返すがマイバッハは脱出、しかしKENTAがgo2sleepを極めたところで打撃戦となり、側頭部へのミドルキックの連打を浴びせた後でgo2sleepで3カウント、KENTAが防衛はしたもののマイバッハのパワーに苦しめられた試合だった。


 試合後に去っていくKENTAがマイバッハに「オイ谷口!このまま新日本と組んでやっていくのか」とマイバッハは無言で退場していった、“谷口周平”がマイバッハ谷口となって1年、完全に迷いや戸惑いを断ち切り覚醒させて1年、敗れはしたがその1年を変わるきっかけを作ってくれたKENTAにぶつけた試合だった。そしてマイバッハはKENTAの下を離れて独立していった、必然の流れでもありCHAOSと組んで更なるパワーアップを図りたいという気持ちの表れだったのではと思う。


 セミのGHCタッグ選手権(王者)丸藤正道、杉浦貴vs(挑戦者)矢野、飯塚は王者組が奇襲をかけて先手を奪うも、CHAOSがラフで流れを変えると二人がかりの攻撃などで主導権を握り続ける、解説の佐々木健介は「丸藤は怒るべきなのでは」とコメントしていたが、丸藤の長所であるマイペースさがこの試合に限っては欠点になってしまっていた。終盤には王者組が連係で矢野を捕らえ一気に勝負に出るが、場外の丸藤が飯塚によって手錠に拘束され鉄柵に固定されると、孤立した杉浦が飯塚のアイアンフィンガー、矢野の急所打ち、鬼殺しからの鏡割で3カウントを奪い王座奪取、内容的にもCHAOSの完勝で試合後に丸藤が鉄柵を蹴り上げて怒りを露にするが、遅すぎたとしか言いようがなかった。


 GHCジュニアヘビー級選手権(王者)石森太二vs(挑戦者)小峠篤司は小峠が先手を奪うようにガンガン攻めて、石森が反撃しても小峠が上手く先読みして切り返し主導権を渡さない、しかし小峠が勝負を焦り出したのかキルスイッチから不知火・改がトップロープに激突して失敗に終わったあたりから流れが変わり、小峠が手数を失ったところで石森がリバースゴリースペシャルやトラースキックを連発し、最後は後ろから前への450°スプラッシュの連打で石森が王座防衛、スリリングな試合だった。


 NOAH横浜大会の感想はメインとセミは今までのNOAHにない刺激的な試合で、丸藤にとってレスラーとしては矢野、飯塚は腹が立っただろうが、ブッカーの視点からいけば刺激的で新鮮だったのではと思う。現在のシリーズでは高橋裕二郎も合流、裕二郎は内藤哲也と組んでのNO LIMITとして参戦して以来だと思うが、あの頃の裕二郎ではない、その裕二郎がNOAHに違った刺激を与えるだろうか・・・

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