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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

鈴木軍が超危暴軍からGHCジュニアタッグ王座死守も、桃の青春タッグが遂に再結成!

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鈴木軍が超危暴軍からGHCジュニアタッグ王座死守も、桃の青春タッグが遂に再結成!

8月22日 NOAH「Summer Navig. 2015」後楽園ホール 1060人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼後楽園大会オープニングマッチ/15分1本
○北宮光洋(5分33秒 逆片エビ固め)× 友寄志郎


◇第2試合◇
▼30分1本
○マイキー・ニコルス 平柳玄藩 キャプテン・ノア(9分54秒 片エビ固め)小川良成 中嶋勝彦 ×クワイエット・ストーム
※マイキーボム


◇第3試合◇
▼30分1本
○小峠篤司 石森太二(10分45秒 片エビ固め) スペル・クレイジー ×熊野準
※キルスイッチ


◇第4試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○マイバッハ谷口(9分2秒 反則勝ち)×飯塚高史
※アイアンフィンガー・フロム・ヘル


◇第5試合◇
▼モハメド ヨネ デビュー20周年記念試合/30分1本
丸藤正道 ○モハメド ヨネ(15分10秒 片エビ固め) ×齋藤彰俊 高山善廣
※キン肉バスター


(試合後)
ヨネ「俺は本当に20年やって思いますけど、改めてプロレスが大好きです。みんなと同じようにプロレスが大好きです。そしてノアが大好きです」


【ヨネの話】「本当に蹴られましたね。自分で行ったわりには途中で心が折れそうになりましたけど、蹴っている齋藤選手の足も痛いだろうし、途中で倒れたら俺も納得いかないし、見ている人もきついと思うから。20発、記念でもらいましたけど、次は30年までとっておこうかなと。30年30発。で、齋藤さんにも元気に60歳までやってもらって、60歳でも蹴りが凄い齋藤さんと。俺は50歳になりますから、そこでバシバシ蹴り合いやったら面白いじゃないですか。ドンドン面白いことをやって、ドンドン歴史を塗り替えないと、新しいファンの人たちに響くようなことはできないですから。それでもプロレスラーっていうのは本当にプロレスが好きで、それで命を懸けてリングに上がっているんだっていうのを体現していきたいなと。20年経って改めて思いました。それはやっぱり軽い言葉じゃないから。このキャリアになって、やっと言えるんじゃないかなと思います。(20年間生き抜いてこれた一番の原動力は?)一番はプロレスが好きだってことじゃないですか。あとは、それを後押ししてくれる選手であり、スタッフであり、観に来てくれる人。そういうものがあってこそだと思います。本当に俺は素晴らしい出会いをいっぱいさせてもらって。師匠の藤原喜明だったり、兄貴分の石川さんとか池田さんとかもそうですし、ノアに導いてくれて、三沢光晴というでっかい存在に出会ってね。バトラーツ出身、藤原組出身ってよく言われるけど、ノアで15年はやっているんですよ。ノアが一番キャリアが長いんです。なんかイメージが付かないのかわからないですけど、俺は三沢さんに『ノアに骨を埋めます』と約束したんで。『要らねえよ』と言われるまでは、ずっとコンディションよくリングに上がり続けたいなと思っています。いくつになっても夢はみんな持っていますんで。40歳になっても、50歳になっても、そういうヤンチャな男でいたいなと思います。(21年目の目標は?)ここのところ、鈴木軍にずっとやられているから。ノアをずっと応援してくれている人にとっては、そこが払拭されないとどうしようもないと思うんで。自分のレスラーとしての目標もそうですけど、ベルトとかもそうですし、あいつらをギャフンと言わせるところに持って行って。あとは本当にリングに上がり続けることだと思います。怪我して休んだら何にもならないんで。面白いことも言えず、そこまで感動でもなく(笑) いつのまにか20年に来たなんて空気になってないですか? 俺がもっと泣けばよかったのかなって。池田さんが横にいたら、『なんで泣かねえんだ』って言われそうですけど、何とか我慢しました。こんな感じで、30年も40年も行きたいと思います」


◇第6試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[第24代選手権者]TAKAみちのく エル・デスペラード(18分55秒 片エビ固め)[挑戦者]×大原はじめ 拳王
※横入り式回転エビ固めをつぶして
☆TAKA&デスペラード組4度目の防衛に成功


(試合後)
拳王「最後、なんだかロープを持っていたみたいじゃねえか。クソ野郎どもちゃんと見ただろ? そんなんでこの大切なベルトを持たしてたまるか。いますぐにでも再戦をやろうぜ。俺はピンピンしてんだよ」


TAKA「プロレスはレフェリーが3つカウントを数えたら終わりなんだよ。お前らには何回言っても無駄だよ、その辺で見てんだろ。コソコソ見てねえで出てこいよ。鈴木軍が怖いんですか」


(小峠、石森、玄藩、クレイジー、熊野、キャプテンが登場)
拳王「ノコノコ出てくるザコども何で相手にしてられねえよ。俺たちがベルトを取るからな。覚悟しておけ」
(大原と共に退場)


玄藩「なかなか取り返せないね。お前ら全員の気持ちはわかってるよ。これで黙って帰らせたらダメだろ? キャプテン、組みましょう」
(玄藩とキャプテンが握手を交わす、 呆然とする熊野はクレイジーに握手を求める。クレイジーも応じ、2人は肩を組んでタッグ結成をアピール)


石森「俺も1人、気になっているパートナーがいるんだよ。俺がメキシコで見つけてきた政宗出てこい!」
(政宗登場で石森と握手を交わす)


TAKA「あれ、小峠君、ひとりぼっちになっちゃったね? 君、友達いないの? 辞退する?」


小峠はうるせえぞ、ツンツン頭。俺はとっくに心に決めたパートナーがおるんや。俺がずっと"青春時代"から組んでいたパートナーと一緒に組むんや」


TAKA「誰かしらねえけど用意しろよ。せっかくだからジュニアタッグリーグの挑戦者に俺たちに挑戦させてやるよ。他の団体でもいいぞ。どっからでもかかってこい。ただし、俺たちも参戦するよ。どうしてだかわかるか? 俺たちが優勝してお前らは挑戦できないってことだ。はっきり言っておくぞ。これがノアのジュニアタッグ最終章だ」
(TAKA、デスペ退場)


小峠「僕はプライドを捨てました。ここから俺たちの逆襲は始まります」


【試合後のTAKA&デスペラード】
TAKA「楽勝! やったぜ、まったく問題なかったな。いいよ、いっぱい出てきたな、ウジャウジャと今さら。やりたいんだろ、ジュニアタッグリーグ。やるよ。いっぱい集めろよ、いろんな団体から。いくらでも出してやるよ。鈴木軍ジュニアタッグリーグに。そして、俺たちも出るから。ありがたいと思え。俺たちが出て、俺たちが優勝する。もう誰も挑戦できねえよ。それでこのジュニアタッグは終わり。ボスが、タイチが9月の大阪で最終章。俺たちはこのジュニアタッグリーグで優勝して最終章。お遊びは終わり。まあ、せいぜい頑張れや」


――ジュニア王者のタイチは出る?
TAKA「それはタイチに聞いてくれ。パートナーがいれば出るかもしれねえ。でも、出る意味ねえじゃん。俺らが(ジュニアヘビー級リーグ戦で)優勝したって、タイチとやってもしょうがねえんだよ。別に優勝なんかする意味なかったしな。今回は俺らが自ら出てやるから。間違いなく俺らが優勝して、これで終わり。このベルトはどうすっか? 外に持っていくか、売るか、返上するか、捨てちまうか。わかんねえけどよ。拳王と大原は負けてねえ? 反則だろ? ロープだろ? 何回同じことやられてんだ、お前ら。学習しろよ。バカですか、あなた方は。反則した? じゃあ、レフェリーが反則負けを取ったか。シュウ西永は俺たちが連れて来たレフェリーじゃねえぞ。ノアのレフェリーだろ? シュウ西永が1、2、3を数えたんだよ。それを後からいちゃもん付けて。何年プロレスをやってる? 3つ入ったら終わりなんだよ。反則で5カウント入ったら負けなんだよ。ていうか、反則なんてしてねえんだよ。そカッコ悪いよ。何回目だ?」


デスペラード「負けるたびに言ってるよな」


TAKA「負け惜しみ。勝ってください。もう4回目はないと思うけど」


デスペラード「俺たちが同じことをやってくるのはわかってんだろ? だったらお前、少しは勉強しろよ。対策を考えてこい、対策を。俺たちは今まで同じことをずっとやっているだけだ。そのたびに手を変え、品を変えやってるけどよ。基本的には一緒なんだ。俺たちはこのベルト…価値はねえけど、ボスが獲れと言ったから獲って、守れって言うから守ってんだよ。邪魔でしょうがねえ。でもな、鈴木軍のボスがやれって言うからやってるだけだよ」


TAKA「おちょくって遊んでいるだけだ。まあよ、ぞろぞろ出てきたな。小峠は友達捜しをしているみたいだけど、面白くねえからよ、いろんな団体から来いよ。インディでもどインディでもいいぞ。プロレスラーを名乗っているんだったらよ。プロレスリング・ノアか、鈴木軍事務所まで電話してみてくれよ。面白いヤツだったら、出れるかもしれねえ。でもよ、言っておくぞ。俺たちが持っている間、これ(ベルト)は遠いぞ」


【石森の話】「政宗選手とは何度か接点はあったんですけど、先日のルチャワールドカップに日本代表で行って何度か試合を見させてもらって、その時に組んだら面白いんじゃないかなって思ったんで。小峠とのタッグは発展的解消という形で別れることになったんで、そこでパートナーを考えた時に政宗選手しかいないと。俺たちが優勝します」


【政宗の話】「今回初めてタッグを組むんですけど、とりあえず何かしら爪跡を残して、リーグ戦の台風の目になって暴れてやろうと思います」


【熊野の話】「こうやってクレイジーさんが俺に応えてくれた。本当に凄いキャリアがある選手だって俺もわかってる。このタッグで絶対にリーグ戦優勝してやる!」


【クレイジーの話】「ガンバリマショウ!」


◇第7試合◇
▼GHCヘビー級選手権&ジュニアヘビー級選手権試合ダブル前哨戦/60分1本
杉浦貴 ○原田大輔(28分31秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)鈴木みのる ×タイチ


(試合後)
杉浦「9月19日の大阪で俺と原田がベルトを必ず取り戻すから。期待して応援してください。今日はありがとう。原田、お前が勝ったんだから、なんか喋れ」


原田「勝ったぞ!もう少しだけ待っていてください。大阪で俺と杉浦さんが絶対にベルトを取って帰ってきます。この大事なみんなのプロレスリング・ノアを絶対に守ります。もう1つ言いたいことがあります。今年のジュニアタッグ、俺のパートナーは決まっています。今年のパートナーはこの男です(小峠登場、両者はリング上でガッチリと握手を交わす。)今年のジュニアタッグリーグは原田大輔と小峠篤司のタッグでエントリーします。そして必ず優勝しますんで応援よろしくお願いします」


【試合後の原田、小峠】
――桃の青春タッグが復活することになったが?
原田「かれこれもう5、6年前にここでノア初挑戦した時に戦った2人ですし、戦った場所なんで。こうやって揃っているのは、『今後何かしらあるんじゃないか?』という期待を持ってもらって、大いに結構です」


――ノア入団後はライバル関係にあったが?
原田「ライバルは変わらないですよ。今回、タッグを組んでエントリーしますけど、ずっとライバルですし、組むからと言って仲良し子良しでやるわけではないんで。タッグのベルトを獲りに行くという一番の目標があるんで、まずはそこに向かって行きたいなと思います」


――小峠選手は石森選手とのタッグを解消して、原田選手と組むことになるが?
小峠「お互いに相当なプライドを持ってやっていたんで。やっぱ大阪で離れちゃった2人なんで、『コイツには負けられないな』と思って、お互いに意地を張ってたんですけど、今回は本当にノア最大の緊急事態なんで。そういう意味で、原田ともう一度。タッグチームとして自信はあります。こっちに来てのキャリアは3年半ぐらいになりますけど、それでもコイツと組んでいるキャリアの方がたぶん長いと思うんで。前までコイツとやってきた連係も相当体に染みついていると思うんで。一発で取り返す自信もありますんで、期待してください」


原田「あと、タイチについてですけど、今日みたいに普通にセコンドも付かず、大した反則も使わなかったら勝ちましたし。あれが現実だと思うので。タイトルマッチもああやってセコンドを引っくるめてもらって、必ず勝ちます」


――前哨戦2連勝となったが?
原田「連勝しましたけど、気を引き締めて焦らずにいきたいなと。ここで焦ったら、向こうの思うつぼになると思うんで。あくまでも自分のペースを崩さずに、タイトルマッチに備えたいと思います」

 

【鈴木の話】「何だよ? 負けたヤツには聞くこともねぇか? ハハハハ。あいつにとっちゃ命をかける価値もないんだとよ。こちとら誰とやろうが命がかかってるし、生活がかかってるし、空気吸うことだって全てかかってんだよ。勝ち続けねえといけねぇんだよ! 俺はてめえらと違う。いいねぇ、頑張るっていいねぇ。青春だねぇ。ノアの諸君、そうだよ、そうやって命かけて魂込めて最初から向かってくればいいんじゃないの? 最後までもつかな? あと1ヵ月、もつかな? おい、杉浦。そうだ、お前の持ってるもん全部吐き出せ、全部だ。お前が今まで経験してきたもん、全て吐き出せ。ジュニア? PRIDE? MMA? ヘビー級の記録? 全て俺に吐き出せ。そしたら心の広い俺が全て踏み潰してやる。てめえとこの15年の歴史のノアまとめて粉々だ! そして俺たちがベルト持って、そのまま次行くぞ、次。タイチ、若者が頑張るっていいねぇ。ハハハハハハ。かかってこい、ノア。お前ら本当にそれでいいのか? 一丸にならなくていいのか? 杉浦の両肩にすべてをかけるだけでいいのか? 俺の手は一本二本じゃねぇぞ? 何十本もあるぞ? さてさてさて、どうやってぶち殺してやろうかな」


 【タイチの話】「いいじゃねえか、やればできるんだよ。強いじゃねえか。俺に勝つってことはお前強いじゃねえか。何だよ今まで。ビビってたのか? ケツに火が点かないと何もできないのか? もっと強くなれ。強いヤツとやらないと意味ないだろ? 弱いヤツとやったってしょうがないんだよ。アイツがジュニアの中で一番強いんだろ? かかってこい。全員分の思い背負ってかかってこい。お前らの野望なんてちっぽけだってことを思い知らせてやる。お前らが調子良ければ良いほど潰しがいがあるよ。それでいいんだ。もっとかかってこい。楽しみになってきたな。でもな、最終回は変わらねえぞ。前哨戦だけ調子良くたってな、最後勝たなきゃ意味ないぞ。まだ時間はある。せいぜい頑張れや。期待してんぞ」


 NOAHの新シリーズの開幕戦でTAKA、デスペラードの鈴木軍が保持しているGHCジュニアタッグ王座に拳王、大原の超危暴軍が3度目の挑戦、試合は超危暴軍が奇襲をかけて開始となりTAKAを捕えるも、ロープへ走る大原を場外のデスペラードが足をすくうとTAKAと共に大原が負傷している右膝に集中攻撃を浴びせ形成を逆転させる。
 劣勢となった超危暴軍だったが大原が風車式バックブリーカー、ジョン・ウーで反撃すると交代した拳王がキックを乱打、デスペラードをアンクルホールドで捕獲し、TAKAにも掟破りのみちのくドライバーⅡで突き刺し、大原もバッククラッカーからムイビエンで続きTAKAを追い詰める。
 勝負と見た大原は風車式エメラルドフロウジョンから再度ムイビエンで捕獲するが、間一髪デスペラードがカット、しかし超危暴軍の勢いは止まらず合体攻撃から拳王の蹴暴、大原のフィンランド式フォアアームの波状攻撃が決まり、大原が横入り式エビ固めで丸め込むがTAKAがロープを掴んだまま強引に押しつぶして3カウントとなり鈴木軍が王座防衛、超危暴軍は抗議するも後の祭りとなった。


 試合後には玄藩がキャプテン、熊野がクレイジーとのタッグで『日テレG+杯争奪ジュニアタッグリーグ』にエントリーを表明すれば、9日のSEMで小峠とのタッグを解消した石森はフリーで道頓堀プロレスを主戦場にしている政宗を呼び出しエントリーを表明、TAKAとデスペラードも王者としてエントリーをを表明するが、空き家となった小峠は新パートナーを予告して退場となった。


 メインのヘビー、ジュニアヘビー級選手権の前哨戦は鈴木と杉浦が髪の毛をつかみ合うなどして感情的な攻防を展開をすれば、後半では殴り合いを展開するなどヒートアップ、試合はベルトでの殴打を狙うタイチを原田がかわし、ジャンピングハイキックを凌いだ後で原田がのニーアッパー、ローリングエルボー、片山ジャーマンで3カウントを奪って前哨戦を制し、試合後は小峠を呼び出して“桃の青春”タッグ再結成をアピールした。


 “桃の青春”タッグは大阪プロレスで一時代を築いた名タッグ、大阪プロレスタッグ王座も3度獲得し3度目はDRAGON GATEの望月成晃、ドン・フジイ組から奪取した。互いにNOAHへ移籍すると小峠がBRAVE、原田がNO MARCYと敵対関係となっていたが、対鈴木軍でNOAHがユニットの垣根を越えて一致団結となってからは“桃の青春”タッグの復活も時間の問題になると思っていた、“桃の青春”タッグの日テレG+杯争奪ジュニアタッグリーグは3度目のエントリーだが過去2度(2010、2011年)は大阪プロレス在籍時にエントリーしたが優勝を果たすことが出来なかった。
 NOAH所属となって3度目の正直で優勝といきたいところだが、今大会でエントリーを表明したチームだけでなくヤンキー二丁拳銃(宮本裕向、木高イサミ)、そしてK-DOJOから旭志織がヒロ・トゥナイに代わって新パートナーでのエントリーを表明している。表明はしなかったがおそらく超危暴軍もエントリーしてくるのは間違いないだろう、特に二丁拳銃は昨年末からNOAH本格参戦をアピールしていたが、鈴木軍参戦で二丁拳銃の参戦は先送りとなってSEM参戦に留まっていた。二丁拳銃はチームとしても完成度が高いだけに“桃の青春”タッグだけでなく鈴木軍にとっても強敵になる可能性が高い。


 “桃の青春”タッグ再結成は原田だけでなくベルトを鈴木軍に独占されているNOAHにとっても追い風となるか?
 

 最後にモハメドヨネがデビュー20周年を迎えた。ヨネはこの日は丸藤と組み彰俊、高山組と対戦し彰俊とのラリアット合戦に競り勝ったヨネがハイキック、バスソーキックからキン肉バスターで3カウントを奪い、デビュー20周年を勝利で飾った。


 自分がモハメドヨネの試合を初めて見たのは1998年10月23日の格闘探偵団バトラーツ、大阪府立体育会館第二競技場大会。当時のバトラーツは初に両国国技館大会を控え、またアレクサンダー大塚がPRIDEでマルコ・ファスを破ったことで注目を浴びていた、同期のアレクとは「ラブウォリアーズ」でタッグを組んでいたものの大きく差をつけられ、ヨネも出場していたのは第1試合池田大輔と土方隆司と組んで折原昌夫、小野武志、マッハ純二のトンパチマシンガンズだった。


 そしてバトラーツ活動休止後にNOAHへ入団したが、自分の中でのベストバウトは2008年9月27日大阪府立体育会館大会で行われた佐々木健介戦、当時は健介がGHCヘビー級王座でヨネは初挑戦となったが、当時のNOAHは日本テレ ビ系列で放送されていた「プロレスリングNOAH中継」が大阪の読売テレビが放送打ち切りを決定、後に地上波での放送打ち切りが決定するなど暗い影が差し込み始め、大阪大会もNOAHも元々大阪では客入りが厳しかったのもあったが、メインが健介vsヨネということもあったのか満員すらならず不入りという厳しい状況で行われた、試合はヨネが入場する健介を襲撃するという荒れたスタートとなり、場外でのキン肉バスターやキン肉バスターで健介を苦しめるも、健介がトラグルホールド、逆一本背負い、フルネルソンスープレックスなどで猛反撃、ヨネも懸命に粘ったが健介のノーザンライトボムの前に惜敗、だがヨネも自身の限界を必死で越えようとしていたのが伝わった試合だった。
佐々木健介vsモハメドヨネ

 
 ヨネは暗い影を差しこんだNOAHを活性化するためにヒールユニットDisobeyを結成するも、後から入ったKENTA(ヒデオ・イタミ)から追放される形でヒール失格の烙印も押された、ヒールはいかに観客を盛り上げるかを求められ、また考えるプロレスを求められるポジションだっただけに、人の好いヨネにはヒールは向いていなかった。だがNOAHではファンから愛されるレスラーとして欠かせない存在となった。
 またファンから愛されるだけでなくグローバルリーグでは永田裕志を破る爆発力も秘めている、それがモハメドヨネというレスラーだと思う、これからもファンに愛されるだけでなくNOAHを支えるレスラーになって欲しい。


 モハメドヨネ選手、デビュー20周年おめでとうございます。

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