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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

鈴木みのるが怪物化した“谷口周平”を粉砕でGHCヘビー級王座を防衛~三沢光晴に緑の献花を2015~

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鈴木みのるが怪物化した“谷口周平”を粉砕でGHCヘビー級王座を防衛~三沢光晴に緑の献花を2015~

6月15日 NOAH「三沢光晴メモリアルツアー2015」大阪府立体育会館第二競技場 900人満員


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼大阪大会オープニングマッチ/15分1本
○クワイエット・ストーム(4分56秒 片エビ固め)Xジョン・ウェブ
※50cmウデ・ラリアット


◇第2試合◇
▼20分1本
モハメド ヨネ ○中嶋勝彦(7分20秒 体固め)X平柳玄藩 キャプテン・ノア
※垂直落下式ブレーンバスター


◇第3試合◇
▼ノアJr.スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
小川良成 ザック・セイバーJr. ○原田大輔(9分55秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)石森太二 X小峠篤司 熊野準
 

◇第4試合◇
▼「鈴木軍 vs 超危暴軍」/30分1本
拳王 大原はじめ ○北宮光洋(9分54秒 反則勝ち)X飯塚高史 TAKAみちのく エル・デスペラード
※竹刀攻撃


◇第5試合◇
▼GHCタッグ選手権試合前哨戦/30分1本
ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr. シェルトン・X・ベンジャミン ○タイチ(12分18秒 タイチ式外道クラッチ)クリス・ヒーロー マイキー・ニコルス  シェイン・ヘイスト Xジャック・ギャンブル
 

◇第6試合◇
▼三沢光晴メモリアルマッチ/60分1本
杉浦貴 ○高山善廣(11分56秒 体固め)丸藤正道 X齋藤彰俊
※ランニングニーリフト


◇第7試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第23代選手権者]○鈴木みのる(21分46秒 体固め)[挑戦者]Xマイバッハ谷口
※ゴッチ式パイルドライバー
☆鈴木が2度目の防衛に成功  


(試合後)鈴木「スタン・ハンセンどこ行った!? この野郎! なんで俺に“献上"しないんだよ! だったら何のために日本来てんだよ! さっさとアメリカ帰れコラ!「谷口く〜ん(笑) 俺に喧嘩売るなんて一億年はえーんだよ。誰の体に傷つけてんだ? コラ! テメーが俺に喧嘩売るには、もうちょっとだけ実力足りなかったね〜ごめんねー(笑)、この汚いの落とせ(館内大ブーイング)あ? うるせえよ。テメーらがどんなに偉そうに何かを言ったところで、テメーらの宝は今、俺たちの手の中にあるんだ! うるさい!? そんな国民はいらねえ。お前ら全員死刑だ!さあGHC。何の略か知ってるか? “鈴木軍・最高"って書いてあるんだよ! おい大阪、アホなお前らに、もう一度教えておいてやる。俺たち鈴木軍…イチバーン」


(高山登場)
鈴木「何しに来た? 鈴木軍をクビになった高山ク〜ン(笑)」


(高山は顔色を変えずにリングに上がると、鈴木軍セコンド勢を一人ずつ返り討ちに。鈴木との“1対1"に持ち込んでにらみ合う、鈴木はGHCベルトを掲げたが、高山はそれを見下してからエルボーを放つ。さらにはジャーマンで鈴木を投げ捨てて場外に追いやる」
高山「テメーらが散々汚したこのベルト。よーく磨いておけよ! 俺が行くぞ! ノーフィアー!!」


【鈴木の話】
――マイバッハのマスクを剥いだらペイントが出てきたが?
鈴木「そんなことはどーでもいいんだよ! 俺に喧嘩売ったんだ。喧嘩売ってきたのはアイツだ。だから終わらせてやった。それだけだ。喧嘩で俺に勝とうなんて思ってるんじゃねえぞ!?」


――歯ごたえは感じなかった?
鈴木「全然。全っ然!」


――試合後は高山が現れたが?
鈴木「俺が鈴木軍をクビにした高山クンじゃねえか…。なに、今さら“ノア面"して出てきてんだよ? テメーなんか行くあてのない、ただの“棒っきれ"じゃねえかよ。棒っきれが俺に何した!? ただの棒っきれ野郎が! あんなのただの“ほうき"みたいなモンじゃねえか。立ってるだけじゃねえか。あるとすれば、そこら辺掃除する…それくらいしか役目ねえじゃねえか! あぁ? でか〜い“ほうき"だけどな? あの野郎…次の“いけにえ"は高山善廣! テメーだ。王様ゲーム、第3弾。3ラウンド目…高山善廣、出てこい!! 俺の前に跪(ひざまず)け! 俺の前にひれ伏せっ! お前のした無礼…そのツケは体で払ってもらう」


――できるだけ早く、場所はどこでもいい?
鈴木「場所? 大阪の街でやろうか、フフ(笑) 今から、そこでぇ! いつでもいいぞ? クックック…さあ、かかってこいよ! かかって来いよ、デクの坊! テメーが2度と立ち上がれないように、木っ端みじんに粉々に砕いてやる。お前の時代はとっくの昔に終わってんだよ。プロレス界に“王と呼ばれる人間"は2人いらねえんだ! プロレス界の王はこの俺、鈴木みのるだけでいいんだ。お前らも、いつまでもアイツのことを“王"とか呼んでんじゃねえよ。アイツの時代はもう終わったんだ。もうず〜っと前に終わったんだ。今、この世界はすべて俺の時代だ。何か文句あるか? いいぞ? 文句あるなら言っていいぞ? そしたらお前もついでに死刑だけどな」


※写真を撮るカメラマンに
鈴木「おい、お前。なんでこのベルトの写真撮ってんだ? こんなのただの皮に、金属ついてるだけじゃねえか? なんでか? 教えてやる。“俺が持ってるから"だ!! 他のヤツが持ってたら、ただのゴミクズだ。俺が持ってるからキラキラしてるんだ。いいな? 次は……アイツだ…」


※近くにいた西永レフェリーの胸倉をつかみ、翌日の会見予定を報道陣に発表させてから去っていく


【高山のコメント】
――今、このタイミングで挑戦を表明した理由は?
高山「タイミング? まぁ谷口がやられて、なかなか居なさそうだからね。でも、俺が出て行くのが一番イヤなんじゃないの? 海賊王はさ(笑) だからああやって散々、俺を落とすんだよ。一番ドキドキしてるんじゃない? 今、彼は」


――手の内を知り尽くしてると思うが?
高山「それはお互い様だけどね」


――過去の高山vs鈴木とはまるでシチュエーションが違うが?
高山「違うね。昔は自分の体だけで戦う男だったけどね。今はオモチャたくさん持ってるからね。オンボロのオモチャを。そんなオモチャ、俺が踏み潰せばいいだけだから」


――三沢さんのツアーを経て、その気持ちが強くなった部分もあった?
高山「そうかもね。本当にそうかもしれない。散々、三沢さんとあのベルトをコケにされたからね。しかもこのメモリアルツアーでね。まぁそれだけは許せないよ」


――自身はあのベルトの1ページ目を三沢さんと創り上げたが?
高山「うん。だから汚されたくなかったんだ。過去の鈴木みのるが獲って、防衛してるんだったら何も言わなかったと思う。でも今のあの男だったら、あれ以上はやらせられない」


――コンディション的にも問題ない?
高山「ああ、そうだね。でも、GHC獲ったのもだいぶ前だからねえ。また、あのベルトが欲しいね。なんだかんだ言って俺、ベルトを腰に巻いたのって、あのベルトとNWFだけだからね。あとは振り回してただけだから。それだけ思い入れがあるよ、あのベルトには」


――ちょうどGHCを獲ったのは大阪だったが?
高山「そうだね。大阪で獲ったベルトに対して、大阪でまた挑戦を宣言する。これも運命かね?」


――改めて自身にとって三沢光晴とは、どういう男だった?
高山「そうだね…(※長い間考えた末に)…よくさ、『あの人は男だ』とか言うじゃない? 安く。でも本当の男はあの人だったね。そういう人だった。ゴチャゴチャ言ってもしょうがないんだ。本当にそういう人だった」


――三沢さんがいたから、今の自身がある?
高山「それはもう、亡くなった後のインタビューでも言ってるけど、本当にそうだよ。三沢光晴と会わなかったら、俺はシングルのベルトなんか獲れなかった。ましてや帝王なんて言われて、威張り散らしてこれなかったかもしれない。あの人を追いかけて、あの人に挑んで、今の俺がいる。超えられなかったけどね。それは悔しいけど。悔しいけど…それで良かったと思ってる。そういう人です。三沢光晴は。これ以上しゃべったら泣きそうだから。終わり(笑)」

 緑の献花

 今日はNOAH「三沢光晴メモリアルツアー」を観戦するために大阪府立体育会館第二競技場を訪れた、2011年6月13日に同会場で「三沢光晴メモリアル」が開催された際に自分は緑の献花を持って観戦し献花台にお供えしたが、今回も献花台が設置されるということで4年前と同じく緑の献花を持って会場を訪れ、献花台にお供え し亡き故人を偲んだ、4年前のカードは潮﨑豪vsバイソン・スミス、斎藤彰俊vs鈴木鼓太郎、秋山準vs小川良成の3大シングル戦が組まれたが、秋山と潮﨑、鼓太郎はNOAHを離脱し全日本に移籍、バイソンは死去、現在残っているのは彰俊と小川だけとなった。


 休憩前には三沢光晴追悼セレモニーが行われ、第4試合に出場した拳王、メインを控えるバイバッハら超危暴軍や鈴木軍を除く全選手、またシリーズに帯同しているスタン・ハンセンらが揃って10カウントゴングが鳴らされ、大川リングアナのコールの後、ファンは緑と銀のテープを投げ込んだ、またスクリーンではSAMURAITVでの秘蔵映像が公開されるなど亡き故人を偲んだ。
三沢光晴追悼セレモニー 三沢光晴追悼セレモニー 三沢光晴追悼セレモニー 三沢光晴追悼セレモニー 三沢光晴追悼セレモニー 三沢光晴追悼セレモニー 三沢光晴追悼セレモニー 三沢光晴追悼セレモニー


 そして大阪大会のメインは鈴木vsマイバッハによるGHCヘビー級選手権、鈴木のセコンドにはTAKA、タイチ、デスペラードが着いたことから、超危暴軍は北宮に加え大会の後半から放送席で解説をしていた拳王、大原がセコンドに入った。
 館内はマイバッハコールの中で試合開始、手四つから鈴木がロープに押し込むと早くもマイバッハのマスクに手をかけるが、反撃したマイバッハは自らマスクを取りスキンヘッドと黒いペンティングをした“谷口周平”の顔を晒し猛反撃、場外戦で何度も鉄柵ホイップで投げつけてからクロー攻撃、リングに戻っても執拗にクローで絞めあげ、制止に入る西永レフェリーを突き飛ばして無法地帯となると、セコンドの超危暴軍が介入を阻止するために鈴木軍と乱闘に、その間に“谷口”は場外で本部席のテーブルをセットし鈴木を寝かせるとコーナーからテーブル貫通マイバッハプレスを敢行し鈴木に大ダメージを負わせる。
 先手を奪われた鈴木だったがロープ際の攻防でロープ越しの腕十字で反撃、場外戦に持ち込んでイスを使ってのアームロックを極めると“谷口”は一気に失速、鈴木は右腕攻めを展開してロープ越しの卍固めも披露して試合の流れを変える。
 なかなか反撃できない“谷口”だったがパワースラムで反撃しラリアットの連打、クローからフロントスープレックス、そしてマイバッハプレスを投下するがかわされ自爆し鈴木は張り手の猛ラッシュで心を折りにかかり、“谷口”もPKを狙う鈴木をキャッチしてチョークスラムを狙うが、鈴木は脇固めで切り返してから腕十字へと移行する。
 それでも“谷口”はラリアットを炸裂させマイバッハプレスを再び投下するも、今度は剣山で迎撃され鈴木は腕十字で捕獲、“谷口”はギブアップ寸前に追い詰められるも、館内の“谷口”コールに押されたのか必死でロープに逃れる。
 鈴木は“谷口”のラリアットをかわして下からの腕十字で捕獲するが、“谷口”は持ち上げてパワーボムで叩きつけるも、その後が続かず鈴木はエルボーの連打を浴びせるが、一本足頭突きを狙ったところで“谷口”がカウンターでのノーガード頭突きを連発し鈴木を怯ませてからジャーマンスープレックスホールドを決め、ラリアットからマイバッハプレスを投下し3度目の正直で成功するも、カウント3直前でデスペラードが西永レフェリーの脚を引っ張って場外に引きずり込んだためカウント3は入らず、これに怒った超危暴軍は再び鈴木軍を襲撃し乱闘となるも、ドサクサに紛れてアーチャーが乱入して“谷口”をイスで一撃するが、ヒーローが駆けつけてローリングエルボーでアーチャーを蹴散らす。
 これで勝負と見た“谷口”はマイバッハボムを狙うが、鈴木は背後に周ってスリーパーで捕獲し絞めあげ、それでも飽き足らないのか“谷口”をイスでメッタ撃ちにしてからイスの上でのゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い王座を防衛した。
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 鈴木が勝どきを挙げるとファンは放送席で解説していた杉浦に名乗りを挙げて欲しいと望んでいるところで高山が出現、TAKAたちを蹴散らすとエベレストジャーマンで鈴木をKO、挑戦表明をして「ノーフィアー!」で大会を締めくくった。鈴木vsマイバッハに関してはマイバッハでは厳しいのではという声も出たが、試合時間は20分越えと大健闘、しかし“谷口”は今後に関してはノーコメントというかあくまでマイバッハを貫いていたことを考えると、今回の“谷口”もマイバッハの一つの形態に過ぎず、あくまでマイバッハというキャラクターを貫きたいのかもしれない。


 鈴木軍がNOAHを牛耳っている現状は続くが、鈴木はオレが“NOAHを新日本より盛り上げてやる”という気持ちもよく伝わっているのもあらためてわかった、新日本からの派遣という形で鈴木軍はNOAHに参戦しているが、いつか新日本から戻るように言われても鈴木だけはNOAHに留まるような気がしてならない・・・

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