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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

中嶋が杉浦を返り討ちで王座死守!潮﨑&谷口も王座防衛も北宮が拳王との新コンビで挑戦へ!

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中嶋が杉浦を返り討ちで王座死守!潮﨑&谷口も王座防衛も北宮が拳王との新コンビで挑戦へ!

1月7日 NOAH「The First Navig. 2017」後楽園ホール 1077人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇試合開始前◇
<年頭あいさつ>
(全試合開始前に所属選手と内田雅之会長が新年のあいさつ)
内田会長「皆様、明けましておめでとうございます。本日より2017年プロレスリング・ノア、スタートします。今年のプロレスリング・ノアは『NOAH the REBORN』を合い言葉に、先輩たちが築き上げたこのリングを再び青より光り輝くエメラルドグリーンにするために、選手、スタッフ一同邁進していくことを誓います。本年もよろしくお願いします」 


潮崎「皆さん、明けましておめでとうございます。2017年、『NOAH the REBORN』とありますように、選手会も、そして潮崎豪自身も生まれ変わりの年だと思っています。今年は選手会としても、いろいろとチャレンジしていきたいと思います。皆様、ご声援よろしくお願いします」


中嶋「皆さん、明けましておめでとうございます。2017年、新たな出航です。新しい時代の光とともに、皆さんの心に残るプロレスをお届けしていきたいと思いますので、皆さん、今年もどうかよろしくお願いします」


◇第1試合◇
▼後楽園大会オープニングマッチ/15分1本
○小川良成(9分59秒 腕極めキャメルクラッチ)×熊野準


◇第2試合◇
▼20分1本
○アレハンドロ・サエス(11分9秒 片エビ固め)×Hi69
※スパイラルタップ


◇第3試合◇
▼30分1本
○原田大輔(11分37秒 片山ジャーマンスープレックス・ホールド)×清宮海斗


◇第4試合◇
▼30分1本
マサ北宮 ○拳王(12分37秒 片エビ固め)モハメド ヨネ ×齋藤彰俊
※ダイビング・フットスタンプ

【試合後の北宮&拳王】
拳王「俺はよ、2017年ヘビー級として行くって決めたんだよ。俺は必ずノアを一番の団体にしてやるよ。俺がこのノアをまた再び輝かしてやるよ! 俺はノアに賭けたんだよ。そして俺自身、拳王に賭けた。これからも俺から目を離すなよ。俺はベルトが欲しいんだよ。とりあえずヘビーのベルトなんでも狙ってやるぞ! なんだこの会社、小峠? ヘビー一戦目からタイトルマッチ? ナメてんのかよ! 誰が決めてんだよ? 会社? 違うだろ! 内田! テメェなんだよ! 内田! テメェふざけてんじゃねぇぞ? 俺がこのノアを変えてやるからな」


北宮「ヘビーでド頭で結果を出すあたり、さすが考えてこれまで踏ん張ってきた人間ではあるよ。彼の野心に俺も乗っかりたい。俺だってベルトが欲しいんだ。去年は最後の最後まで何もできなかった。一発目からこんなチャンスが巡ってきた。乗るしかねぇんだよ。よく見といてくれ!」

◇第5試合◇
▼GHCジュニアヘビー級王者決定戦/分1本
○大原はじめ(18分7秒 ムイビエン)×石森太二
☆大原が第33代選手権者となる


(試合終了後)
大原「皆さんまだノアジュニアに対して不安がありますよね、今年は俺が…バイプレイヤーじゃない、脇役じゃない、ケンオーハラの大原はじめじゃない、新しい大原はじめがこのノアを、ノアジュニアをムイビエンにしていく」


【試合後の大原】
大原「日本に帰ってきてもう9年くらい経つのかな。海外でベルトを2本巻いて、アレナメヒコとかで、落ちぶれちまって…やっと結果が出せました」


※原田がコメントブースに現れる


原田「おい、チャンピオンになったら休んでる暇はないぞ? 次、このベルトを懸けて俺と勝負や」


※原田は控え室へ


大原「原田が来てくれた。嬉しいな。タッグチャンピオンになってベルトを返上するはめになって、原田も色々溜まってると思う。このベルトを巻いて大きな声で『ノアのチャンピオンだ』って言うつもりはないよ。原田を倒してそれから大きな声で『ノアのチャンピオンだ』って言う。だから今は小さな声にしようかな」


――ジュニアタッグのベルトとは重みが違う?


大原「やっぱり違うよ。最多防衛記録を持ってる石森太二から、俺からしたら練習生の頃から見ているチャンピオン、ちょっと周りの人とは違う。自分の中でも大きな壁を乗り越えた。これから胸張ってノアジュニアの舵をとって行くよ」


――原田から挑戦表明されたが?


大原「数は少なくなったかもしれないけど、ノアジュニアは素晴らしいムイビエンなレスラーがいっぱいいるから、原田、過去最高のタイトルマッチにしよう」


――どんなチャンピオンを目指す?


大原「ムイビエンなチャンピオン。…というわけで2017年、大原はじめはノアジュニアをムイ・ビエン!」


 【石森の話】「いけると思ったんだけどね……完敗だったね。終わってみれば。でも、今日で自分の進むべき道が見えたんで、そこに突き進んでいきたいと思います。見ていれば分かる? そうですね。負けたヤツがペラペラしゃべるのも気が引けるから。興味があったら、また聞きにきて」


◇第6試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[第36代選手権者]○潮崎豪 マイバッハ谷口(33分22秒 体固め)[挑戦者]丸藤正道 ×小峠篤司
※ショートレンジ豪腕ラリアット
☆潮崎&谷口組が初防衛に成功

(試合終了後、拳王と北宮が登場)
拳王「おい、小峠がヘビー級転向一発目でタイトルマッチっておかしくねえか? このノアをさらに大きくするのはこの俺だ。おい、そのベルトに挑戦させろ、コノヤロー」


北宮「ぶっちゃけた話だ、俺たち2人、お互いに考えている腹の中なんかどうでもいいんだ。ただひとつ、あんたらが持っているタッグベルト…共通の目標がある以上、ここに上がってきたんだ。日時、場所はどこでもいい。あとは会社に委ねよう」


潮崎「マサ、そして拳王。来るんだったよ、いつどこでやるとか言ってみろ、オラ! 今な、俺の目は血で先が見えねんだ。曇ってるんだよ。でも、ノアの明るい未来は見えてんだ!谷口、どうするんだ?」


谷口「俺たちが誰とでもやってやるよ!」

【試合後の潮崎&谷口】
――小峠と戦った感想は?


▼潮崎「ジュニアからヘビーに転向っていうことで、それは並大抵の覚悟じゃないことはわかってるし。ノアジュニアの第一線を走って来た男ですからね。油断も何もしてません。このダメージ、この傷、俺たちが持っているこのベルト。それが今日の結果です」


▼谷口「ヘビー級への挑戦の覚悟はすごく感じて、一発一発もしっかりあったんですけど、気を抜かずに戦えたと思います」


――新たな挑戦者が現れたが?


▼潮崎「こうやって元ノアジュニアの人間たちが挑戦してくる。それは並大抵の覚悟じゃないってことはわかってるし、あいつらが2017年からのノアの先頭に行きたいって気持ちもわかる。でも、油断も何もないよ。正面から真っ向勝負。どんどん来いって。受けて立ちます」


▼谷口「拳王もヘビー級に転向して来て、しっかりとした気持ちを見せると思うんで、自分たちもそれに立ち向かって戦っていこうと思います」


 【小峠の話】「まだスタート…スタート地点やから」


 【北宮の話】「お客さんは良い反応だったよ。俺たちが思った通りの反応。(拳王は)あれだけ野心があって虎視眈眈とベルトを狙ってる。中嶋勝彦と組んだ時もそう、ヤツ(拳王)と組んだ時もそう。俺は少しでもすき間があれば突っ込んでいく。期待してくれ」
 
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第28代選手権者]○中嶋勝彦(32分18秒 エビ固め)[挑戦者]×杉浦貴
※バーティカルスパイク
☆中嶋3度目の防衛に成功


(試合終了後、内田会長からベルトを受け取る、勝利者インタビューで試合を振り返る)
中嶋「時代を変えるって大変だなと思います。もう過去に戻すつもりはないんで。俺は、そして、このノアはもっと先を見なきゃダメだよ!そう、リボーン。再生。でも、再生だけじゃいけないと俺は思います。再生のその先の光を掴まなきゃ何も始まらないと思います。だから、俺は…その先の光を皆さんに見せたいと思います。なぜなら! 俺は! 止まらねえ!」


【試合後の中嶋】
※コメントブースに戻ってきた中嶋は立っていられず、地べたに座り込む


――去年1年を締めくくり、今年のスタートも中嶋選手で始まったが?


中嶋「そうですね。結果、良かったです」


――本当に厳しい試合だったが、振り返ると?


中嶋「覚えてないですね。記憶飛んじゃった。動いてましたか?」


――30分を超えたが?


中嶋「もうホントに気持ちだけです。でも、それだけ杉浦貴という壁、そして時代を変えるって大変なんだなと思います。実感しました」


――時代を取り戻そうとした杉浦選手を止めた勝ちも意味もある一戦だったが?


中嶋「はい。アンストッパブルですからね。俺は止まらない。俺を止めることは誰もできない」


――リング上で話していた「その先の光」については?


中嶋「そうですね。もっとこのノアのプロレスをたくさんの人に見てもらいたい。これはもう個人的な気持ちですけど。後楽園ホール、確かに素晴らしい会場です。でも、もっと上を見ていいでしょう。もっと後楽園ホール以上のお客さんたちに見てもらってもいいでしょう! それを一大会でも多く、形にしていきたいと思います」


――「NOAH the REBORN」の第一歩を踏み出したが、次に向けて一言


中嶋「そうですね。本当に再生だけじゃない、その先の光を掴むというか、俺たちが見せていくんで。そして、その先を俺が皆さんに照らし続けていきたいと思います」 


 NOAHの2017年度が開幕、新年の挨拶では内田会長が『NOAH the REBORN』をスローガンに掲げ、また選手会長の潮﨑、GHCヘビー級王者の中嶋の挨拶の後で大会がスタートした。


 メインはGHCヘビー級王者の中嶋に前王者の杉浦が挑戦、序盤は杉浦のエルボー、中嶋のハイキックをかわしあうなどして互いに牽制するが、エスケープしてリングに戻った杉浦に中嶋がヘッドロックで捕らえると、ロープへ振られてもフロントハイキックを浴びせ、エプロンに逃れられても再度フロントハイキックで場外へ出し、エプロンダッシュのランニングローキックを浴びせ、杉浦が鉄柵に投げつけてもすぐフロントハイキックと先手を奪い、リングに戻ってもスリーパーからサッカーボールキックを連発するが、突然起き上がった杉浦はグーパンチを一閃、アゴに直撃を受けた中嶋はダウンし、杉浦はサッカーボールキックから踏みつけて場外へと追いやって鉄柵へと叩きつける。
 リングに戻った杉浦はチンロック、腰へのストンピング、顔面キック、張り手、エルボーと放ち、中嶋もエルボーで応戦するが、杉浦はキチンシンクからキャメルクラッチで捕獲、だが中嶋も杉浦のフロントハイキック狙いをキャッチしてドラゴンスクリューを敢行、フロントハイキックからミドルキック、杉浦も串刺しフロントハイキックから往復式を狙うが、中嶋は追尾して逆にフロントハイキック、ミドルキック、ミサイルキックと攻勢に出る。
 中嶋はバックドロップを狙うが、防いだ杉浦がフロントハイキックから反撃して、ブレーンバスターの体勢から中嶋をトップロープに投げつけてからフロントハイキック、串刺しニーと往復式で浴びせると、雪崩式ブレーンバスターから逆エビ固めで捕らえ、ロープに逃れられてもストンピングやエルボーを腰に落としてからオリンピック予選スラムを狙うも、切り抜けた中嶋はミドルキックを放つとキャッチした杉浦はアンクルホールドで捕獲、中嶋もアンクルホールドで切り返すが、杉浦も切り替えしグラウンド式に持ち込み、中嶋は蹴り上げてなんとか脱出する。
 中嶋は前後からのサッカーボールキックからランニングローキックを狙うが、かわした杉浦はターンバックルへのジャーマンを敢行し、マウントを奪って鬼エルボーを乱打も、中嶋もカニバサミで杉浦をターンバックルへ直撃させてから、ターンバックルごと蹴り上げ、トラースキックからランニングローキックを放つ。
 勝負と見た中嶋はバーティカルスパイクを狙うが、空中で膝を浴びせて脱出した杉浦がキチンシンクを浴びせてからラリアットを放ち、両者ダウンの後でフロントハイキックの相打ちの連発で再びダウン、そしてリング中央でエルボー合戦となると、中嶋のビューティフルドロップキックをかわしてからランニングローキックを炸裂させる。
 杉浦はジャーマンスープレックスホールドから後頭部、正面からとエルボーを打ち込み、勝負とみてオリンピック予選スラムを決めるも、敢えてカバーに入らず腕を掴んで拘束してから鬼エルボーを乱打、ワンツーエルボーで追い詰めにかかる杉浦に中嶋は頭突きを浴びせてからバーティカルスパイクで突き刺すも、ダメージのためかカバーに入れない。
 杉浦のエルボーに対し、中嶋はミドルキックで応戦、杉浦のエルボーが競り勝って中嶋はダウンすると、張り手の連打を放つが、中嶋も張り手で応戦して杉浦がグラつき、そこでトラースキックの9連打を浴びせると、中嶋はジャーマンから右ハイキックを浴びせ、最後は滞空時間の長いバーティカルスパイクで3カウントを奪い30分越えの激闘を制して杉浦を返り討ちにし王座を防衛した。


 感想はというとこの結果は意外だったということ、杉浦が一匹狼宣言をしつつ意識改革を訴え共闘する選手を求めていたことで再びNOAHの中心に立つと思われていたが、結果は激戦の末返り討ち、もう丸藤や杉浦では時代が動かせなくなってきているということなのか・・・


 セミのGHCタッグ選手権はヘビー級へ転向して初タイトル挑戦となる小峠が先発を買って出た小峠が潮﨑相手にスピードで翻弄してからショルダータックルを連発するも潮﨑は揺るがず、それでもハンマーロックの攻防を前転で切り抜けた小峠はドロップキックを発射して潮﨑を倒すと、交代を受けた丸藤は同じく交代を受けた谷口に鞭のようにしなる逆水平を連発し、カニバサミから顔面低空ドロップキック、逆水平と畳み掛けてから小峠へと繋ぎ、小峠も谷口をチンロックで捕らえつつ、控えの潮﨑を強襲して怒りを煽る。
 小峠はぶら下がり式首四の字で谷口を狙うが、谷口は吹き飛ばして場外へ落とし、潮﨑が駆けつけ客席へと連行し逆水平を連打してからDDTで突き刺し、リングに戻しても谷口と潮﨑が代わるがわるボディースラムで叩きつけるなど徹底的に小峠にヘビー級の洗礼を浴びせ、小峠も潮﨑に張り手と抵抗するが、潮﨑は逆水平で鎮圧する。
 完全に王者組に捕まった小峠だったが、谷口の串刺しラリアット狙いをジャンピングビックブーツで迎撃してから丸藤に交代、丸藤は谷口、潮﨑とドロップキックを放ち、ブレーンバスターを狙う谷口にトラースキックから回し蹴り式トラースキックとコンポ攻撃を繰り出すが、追尾式ラリアットは仁王立ちで受け止めた谷口はラリアットを放つ、しかしパワーボム狙いは丸藤が堪えて前転式不知火を決めてから虎王を狙うも、かわした谷口はスパインバスターで叩きつける。
 交代を受けた潮﨑はフライングショルダー、串刺し逆水平の連打、フィッシャーマンズバスターで叩きつけてから肩固めで捕獲、逃れた丸藤もトラースキックで応戦するが、潮﨑はラリアットを浴びせてダブルダウンとなるも、丸藤は小峠に交代する。
 小峠は串刺しエルボー、顔面低空ドロップキックと畳み掛け、潮﨑の逆水平を受け切り、串刺し攻撃もかわしてからぶら下がり式首四の字で捕獲、更にマグザムと畳み掛けてからフライングボディープレスを発射しようとすると谷口が妨害、それでも振り切って発射したが潮﨑は剣山で迎撃する。
 潮﨑は谷口を呼び込んで合体攻撃を狙うが、小峠は誤爆を誘発してからソバット、変形チンクラッシャーと王者組を攻め込み、潮﨑の豪腕ラリアット狙いを読んで先にラリアットを浴びせ、丸藤のダブルアーム式バックブリーカーの援護射撃からダイビングボディープレスを投下すると、潮﨑のショルダースルー狙いを高角度DDTで切り返してからキルスイッチを狙い、堪えようとする潮﨑の後頭部に頭突きを見舞うも、突進したところで潮﨑はドロップキックで迎撃する。
 潮﨑は袈裟斬り気味の手刀の連打からパワーボム、本田多聞直伝の回転地獄五輪で捕獲し追い詰めにかかり、潮﨑はゴーフラッシャーを狙うが、膝で脱出した小峠は張り手を浴びせれば、潮﨑も逆水平で応戦、小峠も潮﨑の逆水平の連打に懸命に踏ん張るも、潮﨑のローリング袈裟斬りの前に吹き飛ばされてしまうが、小峠は頭突きで応戦して潮﨑が流血、小峠自らも流血するも、丸藤が入って虎王で援護してから小峠がキルスイッチが炸裂、谷口にカットされても潮﨑にもう1度キルスイッチを狙う。
 しかし切り抜けた潮﨑がローリング袈裟斬りを浴びせると、カットに入る丸藤を谷口が入ってバックドロップ&ネックブリーカーで排除、そして潮﨑が小峠にゴーフラッシャーを決めてから豪腕ラリアットを狙うも、かわした小峠は雁之助クラッチで丸めこむ、だがクリアした潮﨑は小峠のフロントハイキックを受け止めてから豪腕ラリアットを炸裂させると、キックアウトした小峠に今度はショートレンジの豪腕ラリアットで3カウントを奪い、王座を防衛した。
 試合後は挑戦者組が退場後に第4試合でヨネ&彰俊組を降した北宮と拳王が挑戦を表明した、拳王はヘビー級転向後は誰と組むのか注目されていたが、北宮とのコンビを選択するのは意外だった。また北宮も本来なら中嶋とのタッグなのだが、拳王を選んだということは兄貴分である中嶋とのコンビは卒業で一本立ちを図りたいのかもしれない。


 
 第5試合は小峠のヘビー級転向に伴い空位となったGHCジュニアヘビー級王座を巡って元王者の石森と大原の間で王座決定戦が行われ、序盤は大原の風車式バックブリーカーを石森がアームホイップで切り返してからドロップキックで場外へと大原を落とし、逆回転フェイントで牽制するが、大原は落ち着いて場外カウントを生かして時間稼ぎに入る。そこで石森が追撃を狙ってスライディングで場外へ不時着すると、大原はサミングからジョン・ウーで強襲し、吹き飛ばされた石森は鉄柵で腰を強打、これを逃さなかった大原は鉄柵へ何度も石森を叩きつけ、リングに戻ってもボディースラムや腰へのストンピングと腰攻めを展開する。
 大原はファイヤーマンズキャリー式バックブリーカーからカベルナリアで捕らえるが、ロープへ振ると石森はハンドスプリング式レッグラリアットで反撃、場外に大原を落とすとトルニージョを発射、そして大原をリングに戻してジャンピングハイキックからスワンダイブ式ミサイルキック、串刺しダブルニー、リバーススプラッシュ式フットスタンプと畳み掛ける。
 石森はツームストン式剣山フェイスバスターを狙うが抵抗する大原に突進すると、大原は風車式バックブリーカーで迎撃、両者ダブルダウンのあとで大原がロックボトム式バックブリーカー、変形シュミット流バックブリーカーと腰にダメージを与えてからゴリースペシャルと見せかけてムイビエンで捕獲する。
 大原はロープに逃れた石森にフィンランド式フォアアームを狙うが、かわした石森はツームストン式剣山フェイスバスターをきめ、大原のジョン・ウー狙いをジャンプしてフットスタンプで踏み潰し、串刺しダブルニーから450°スプラッシュを狙う。
 しかし大原がかわすと、不時着した石森は串刺し攻撃を狙うが大原は変形アルゼンチンバックブリーカードロップで捕獲し、両者ダウンの後で膝をついてのエルボー合戦を展開、そして張り手合戦となるが、競り勝って大原が突進すると石森はラリアットで迎撃、雪崩式ブロックバスター&ムーンサルトプレスの荒技も敢行して大原を追い詰める。
 勝負と見た石森は450°スプラッシュを投下するが大原は剣山で迎撃するとショートレンジのフィンランドフォアアーム、風車式エメラルドフロウジョン、クロスアーム式パワーボムの要領でのバックブリーカーを披露してからムイビエンで捕獲し石森はギブアップ、大原が王座を奪取し闘龍門時代の先輩である石森越えを達成した。


 最後に内田会長は「NOAH the REBORN」をスローガンに掲げたが、本当の意味の再生は新しく生まれ変わることが本当の意味のリボーンであり、いつまでも丸藤と杉浦の中心のNOAHでは先へは進めない、NOAHは三沢光晴体制から選手の自己主張から時代を築き上げてきたが、中嶋だけでなく北宮や拳王、小峠が自己主張し始めたことで新しい一歩を築き上げようとしている。果たして一筋の光明がどういう方向を示してくれるのか?2017年度のNOAHもこれからもじっくりと見定めていきたい。

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