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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

火野退団の余波を吹き飛ばすタンク永井の猛威・・・師匠・TAKAを粉砕で王座防衛!

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火野退団の余波を吹き飛ばすタンク永井の猛威・・・師匠・TAKAを粉砕で王座防衛!

11月1日 K-DOJO「CLUB-K SUPER in 後楽園ホール」東京・後楽園ホール 866人


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼新人デビュー戦/20分1本
○吉田綾斗 ダイナソー拓真(6分04秒 チキンウイングフェイスロック)最上九 XGO浅川


◇第2試合◇
▼KAIENTAI DOJO認定WEWハードコアタッグ新王者決定戦 ハードコアランブル
○関根龍一 那須晃太郎(11分45秒 片エビ固め)X柏大五郎 アレクサンダー大塚
※龍切 あと4チームはHi69&杉浦透、リッキー・フジ&MEN'Sテイオー、洞口義浩&矢郷良明、雄馬&DOUKI、本田アユム&ティーラン獅沙
☆関根&那須組が第36代王者組となる 


◇第3試合◇
▼女子タッグマッチ/30分1本
○バンビ 日向小陽(10分50秒 片エビ固め)水波綾 X長浜浩江
※スタンディング・シャイニングウィザード


◇第4試合◇
▼UWA世界ミドル級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○ヒロ・トウナイ(13分46秒 腕固め)[第63代王者]X梶トマト
☆梶が2度目の防衛に失敗、トウナイが第64代王者となる


◇第5試合◇
▼インディペンデント・ワールド・世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○旭志織(14分40秒 エビ固め)[第22代王者]X木高イサミ
※HIMAWARI BOMB
☆木高9度目の防衛に失敗、旭が第23代王者となる


◇第6試合◇
▼STRONGEST-K TAG選手権試合/60分1本
[第30代王者組]真霜拳號 ○佐藤悠己(12分30秒 ニュー・トルネードクラッチ)[挑戦者組]滝澤大志 X吉野コータロー
☆真霜&佐藤組が2度目の防衛に成功


◇第7試合◇
▼CHAMPION OF STRONGEST-K選手権試合/60分1本
[第20代王者]○タンク永井(20分01秒 片エビ固め)[挑戦者]XTAKAみちのく
※ダイビング・セントーン
☆タンクが2度目の防衛に成功 


(試合終了後)
永井「TAKAみちのくに勝ったよ! 情けねえな、TAKAみちのく! ハハハハ。もうよ、TAKAみちのく倒したんだろ、火野裕士を倒したんだよ、関根龍一も。もうよタッグもオレも防衛したってことはよ、凶月の天下だ!」


(新人たちがリングに上がる。)
永井「うるせえよ! 今日昨日出入りしたヤツがよ、下がれ!(乱闘に。)テメエらなんてよ、相手になんねえんだよ、おい。ハハハハ。ボコボコの雑巾みてえにしてやるよ。もういねえなあ。じゃあよ、このベルトに挑戦するのはよ(いない)、オレはもう絶対王者だしよ」


(そこへトウナイ、滝澤、吉野が現れる。)
トウナイ「さっきも凶月にあいさつしたけどよ、タンク、凶月、あらためてオレたち3人がKAIENTAI DOJOを変える。まずはじめに凶月、オマエらが持ってるベルトをすべて引っぺがす。凶月、オマエらに宣戦布告する」
永井「さっきベルト取ったから調子に乗ってるんじゃねえか、おい。オメエだってよ、もうずっと前にオレに負けてるだからよ、そのへんの…(乱闘に)」


タンク「せっかくよ、オレがいい気持ちになってるんだからよ、オメエらが邪魔しねえでとっとと帰りやがれ! オレらは別にオマエらが組んだからって逃げたりしねえよ。一人ひとりぶっ潰してやるから覚悟しとけボケ!」


トウナイ「次はあらためてリング上でオマエらに挨拶してやるよ。楽しみにしとけよ」


(トウナイらが退場。)
タンク「雄馬、オマエ今日ベルト取ったんだろ?(と雄馬のTシャツをめくるがベルトはない)みっともねえ腹出てるだけじゃねえか! 今日はよ、せっくあみんながベルト取ったからサイン会オレたちやろうかと思ったけどよ、今日はよ、オレの気分がいいからよ、凶月でサイン会やってやるよ!(嫌そうな顔をする真霜に)リーダーの言うことはよ、絶対だろ、真霜。OK、これからよ、KAIENTAI DOJOも、この日本のプロレスも引っ張っていくのは、このタンク永井様だ!」


【TAKAの話】「(リング上でのタンクの『なさけねえなTAKAみちのく!』というマイクが聞こえてきて)吠えてやがるけど、遅えんだ。オレごとき、オレごときに、なに苦戦してんだよ、チャンピオン。遅えんだよ! オレごときによ、苦戦してんなよ! 確かに3年でここまで来た、タンク。立派だな。おい、ほかの連中に言っとくよ。凶月のことは認めたくねえけどよ、悔しかったら後楽園でセミ・メイン張ってみろよ。オマエらの力で。いつまでオレにおんぶにだっこしてんだ。まあいいよ。行けるとこまで行ってみろよ、タンク永井。オレ倒して満足してるようじゃ、オマエはここまでだ。そしてほかのKAIENTAI DOJOのレスラー、オレたちに、凶月にいつまでもセミ・メイン張らせてるようじゃダメだよ。立ち上がれよ! 立ち上がれぇ! 今じゃねえのか! チャンスだぞ、いま。TAKAみちのくなんかでつまづいてんじゃねえよ」


【タンクの話】「(ベルトを防衛して)TAKAみちのくよ、やってみてオメエ情けねえな。オレが先週の試合でわざわざオメエの得意技のみちのくドライバーを出してやってんのによ、テメエ千葉にいねえからなあ。そんなことしてたらよ、あんな簡単な技誰にでも出来ちまうんだよ。あんなしょっぱい技よ、もう二度と使うんじゃねえぞ、テメエ。だからよTAKAみちのく、オメエの時代はもうこれで終わりだよ。ここから時代を切り開いていくのはこのオレ、凶月のリーダー、いや、プロレス界のリーダー、タンク永井様だ。
(トウナイらが結託し名乗りを上げてきたが)ああ。あんなヤツらよ、トウナイちょっとベルト取って調子に乗ってるだけだよ。そこについてきた2人なんてよ、今日よ、タッグのタイトルマッチで負けてんだよ。どの面下げてよ、客の前に出てきてんだって話なんだよ。トウナイはいいよ、とりあえずやってやるよ。あとの2人、なんだあれ、チームになってるのか? あんな名もないチームにオレたち鉄の結束の凶月が負けるわけねえだろ。
(火野裕士退団の会見があったが、どう考えている?)オレはよ、まったく知らねえ、その件については。ただよ、こんなカードが決まってる時点で出なくなるなんておかしいだろ。悔しかったんじゃねえか、オレに負けたのをずっと引きずってたんじゃねえか? だからよ、逃げたんだよ。逃げたんだと思うよ、オレは。
(次の挑戦者は?)次の挑戦者なんて、今日のことしか考えてねえ。基本的によ、オレ記憶力が少なくてよ、むかしのこととか全然覚えてねえんだよ。だからよ、オレはよ、ホントにいまを生きてるから。いま一番勢いがあって、いまこのベルトが一番欲しいヤツとやってやるよ、それだけだよ」


(大会前=プロレス格闘技DXより)
 先月27日にK-DOJOを退団した火野裕士が1日、TAKAみちのく代表、十枝利樹会長とともに改めて会見。退団理由を「プロレス感の違い」と明かした。

  この日の後楽園大会前に会見。スーツ姿で現れた火野は、「ファンの皆様、選手の皆さま、関係者の皆様にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げた。K-DOJO、他団体問わずに“K-DOJOの火野"として組まれていたカードはすべて白紙撤回となったことの影響も大きく、TAKA代表、十枝顧問も謝罪。特に天龍源一郎引退興行を欠場してカード変更が生じたことについては、それぞれ深く謝罪した。

  退団の理由は“プロレス感の違い"。TAKA代表は「約12年間、火野裕士と一緒にやってきたんですが、彼の成長とともに彼の自我も強くなり、プロレス感における方向性の違いがもともとあったんですが、それが大きくなりました。これ以上、火野がここでやるのは難しいという判断です。みんなそれぞれプロレス感はあると思う。それがキャリアとともに大きくなっていき、ズレが生じたのかなと。どちらが正しいということはない」と説明した。一方で「人間同士なのでぶつかることはありますけど、喧嘩をしたということではない。感情的なもつれがあったら、こうして会見もできない。これで2度とK-DOJOに上がらないということではない。お互い大きくなってどこかで再会できれば」と話した。

  火野も「プロレスは好きじゃないとできない職業。好きでやってる職業が、自分のやりたい方向性と違うのであれば意味が無い。代表もおっしゃった通り、プロレスに正解も不正解も無いと思うので。誰が間違ってるとか、誰が悪いということはない。自分はこういうプロレスをやりたい、K-DOJOはこういうプロレスをやりたい。そういうことで。自分がやりたいことをやるには、K-DOJOにはいないほうが良いのかなと思いました」と話した。

  今後はフリーとして活動するが、「もしも気持ちが乗っていく場所があれば所属することもあるかもしれない」と団体所属も視野に。「具体的には? 今はデビューしてからも他のプロレスをあまり見ていなかったので…。具体的にはまだ無いですね。せっかくなので色々なところへ上がりたい気持ちはあります」と続けた。

  K-DOJOとしては戦力的に痛手となるが、TAKA代表は「確かに大きいです。真霜と火野が二大看板みたいなものでしたから。ただ、いつまでもそこに頼っていられるわけでもない。大きい穴をみんなで協力して埋められるようにやっていきたい」と気持ちを引き締め直していた。


 大会前にK-DOJOが先に退団した火野同席の元会見を開き、改めて火野がK-DOJOを退団、退団に至る経緯を報告しあくまで円満による退団を強調した。また11月15日の天龍源一郎引退興行で行われる諏訪魔vs藤田和之のタッグマッチに関しても双方のパートナーが大日本プロレスの岡林裕二、関本大介に代わり、諏訪魔&岡林vs藤田&関本と変更となった。
 理由はあくまで“プロレス観の違い”としたが、じゃあなぜ火野が会場に来ながらも試合どころかファンに対して退団の挨拶すらなかったのかという部分では不満が残るし、真霜らの怒りを考えると表向きは円満でも、かなり決別に近い退団となったことがわかる。
 K-DOJOを飛び出した火野がどういう方向性を示すかわからない、わかるのはK-DOJOという退路を自ら断ったということ、しかし円満に出せなかったことを考えると残念であり、火野も決まっていたカードをキャンセルして退団したことに関しても早まったことをしたと思う。


 そんな状況の中でK-DOJO後楽園大会が開催され、メインはS-K王者の永井に師匠であるTAKAが挑戦、序盤はTAKAがヘッドロック、ヘッドシザースと首攻めで先手を奪い執拗にジャストフェースロックで絞めあげるも、セコンドの雄馬がエプロンに上がるも、TAKAは逆に蹴散らす。
 劣勢の永井はレフェリーとTAKAを交錯させると、掟破りのみちのくドライバーⅡで反撃、更にTAKAの肩を鉄柱にぶつけてからスピアーを浴びせ、場外に逃れたTAKAに凶月の面々が襲いかかり、永井はイスで殴打してから首にイスをかけてエプロンに上がって引っ張りまわす。
 リングに戻っても永井がイスの上でのDDTから三角絞めと逆に首攻めを展開するが、TAKAはジャストフェースロックで反撃すると、永井がすり抜け掟破りのジャストフェースロックを敢行し絞めあげる。
 永井はコーナーに昇るも、追いかけたTAKAがスリーパーで絞めあげ永井はダウン、ここからTAKAが後頭部ニー、突進する永井に膝蹴り、場外へ落ちたところでケブラータ、リングに戻ってからトラースキックと猛反撃し、ジャストフェースロックで絞めあげてからクルックヘッドシザースへと意向するが永井は必死でロープに逃れる。
 TAKAは突進するが永井はパワースラムで叩きつけると、ローリングエルボーからロックボトム、ダイビングセントーンはかわされTAKAがランニングニーも、エルボーやナックルの打ち合いはTAKAが制し飛び膝蹴りからランニングニー、本家みちのくドライバーⅡで勝負を狙うが上がらないところで、逆に永井がみちのくドライバーⅡで突き刺し、最後はスピアーからダイビングセントーンで3カウントを奪い師匠越えを達成した。


 試合後はセミでタッグ王座を防衛した真霜、佐藤ら凶月のメンバーが揃い大会を締めくくろうとしたが、トゥナイや滝澤、吉野らが結束して打倒・凶月をアピール、それでも永井が「これからよ、KAIENTAI DOJOも、この日本のプロレスも引っ張っていくのは、このタンク永井様だ!」と締めくくった。


 火野の退団というアクシデントがあったが永井の成長もあって抜けた穴はどうにか埋まりそうだ。また若い選手らの台頭にも期待したい。

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