忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

G1涙の初勝利・・・後楽園を感動させた本間劇場!オカダが永田を粉砕し単独トップのままラストスパートへ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

G1涙の初勝利・・・後楽園を感動させた本間劇場!オカダが永田を粉砕し単独トップのままラストスパートへ

8月11日 新日本プロレス「G1 CLIMAX25」 後楽園ホール 1736人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○田口隆祐 小松洋平 田中翔(5分51秒 片エビ固め)獣神サンダー・ライガー デビット・フィンレー ×ジェイ・ホワイト
※どどん


◇第2試合◇
▼30分1本
○矢野通 YOSHI-HASHI(5分43秒 裏霞)バットラック・ファレ ×タマ・トンガ


◇第3試合◇
▼30分1本
天山広吉 真壁刀義 ○KUSHIDA(9分40秒 エビ固め)内藤哲也 飯伏幸太 ×マスカラ・ドラダ


◇第4試合◇
▼30分1本
AJスタイルズ ○ドク・ギャローズ ゴーディ・ホール(8分31秒 片エビ固め)棚橋弘至 柴田勝頼 ×キャプテン・ニュージャパン
※ハングマンズヌース


◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[6勝2敗=12点]○カール・アンダーソン(10分4秒 片エビ固め)[2勝6敗=4点]×高橋裕二郎
※ガンスタン


【BULLET CLUB、MAOの話】
高橋「マシンガン!」


アンダーソン「マイブラザー! ごめんよ。“BULLET CLUB シスター”のMAOちゃんに手をだして。オレのシスターか? セクシーシスターだ。ちょっとクレイジーになっちまってな」


高橋「(英語で)オマエにはワイフが居るだろ」


アンダーソン「確かに妻も居る。そして、マリアも共に愛してる」


ギャローズ「ヘイ! ノーマリア!!」


アンダーソン「Oh……妻、そしてマリア……」


高橋「ノーMAO!!」


ギャローズ「コイツはビッグナッツを持ってるからな!!」


アンダーソン「そうだ。オレはビッグナッツなんだよ。とてもデカイぞ!! そんなことより、あと1つ勝たなければならない。コジマ!! このマシンガンの“ガンスタン”で沈めてやる。2015年チャンピオンにオレはなるぞ!! ユージロー、スミマセン。アリガトウ。MAOチャン、サンキュー」


MAO「サンキュー!」


高橋「マイフレンド」


アンダーソン「マイブラザー!!」


◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[6勝2敗=12点]○後藤洋央紀(11分41秒 後藤式)[4勝4敗=8点]×マイケル・エルガン


【後藤の話】「ハァハァ、とんでもない男が世界にはいるもんだね。凄いよ。改めて世界での闘いを見せてもらった。この『G1』も俺は諦めないから。諦めさえしなければ、運も味方についてくるはずだから」
 

【エルガンの話】「この『G1 CLIMAX』において少し目標を変えなければならないな。もう優勝はムリになってしまったようだ。この試合、ゴトウ……ゴトウ。途中まで勝ってたんだ。でも最後に1,2,3……最後の最後のハプニングだ。ゴトウはきっとオレのことをきっと恐れているだろうな。次、次に……闘う時はオマエをぶっ潰す!!」


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[6勝2敗=12点]○中邑真輔(11分24秒 片エビ固め)[2勝6敗=4点]×小島聡
※ボマイェ


【中邑の話】「ハァ!! これも紙一重。小島聡、想像以上。200点やるよ。200点。勝ち点“2”は頂くけどな!!」

 
【小島の話】「ハァハァ、真輔、俺に勝つほど強くなったじぇねぇか。『お前になんかに負けてたまるか』ってずっとこの10年闘ってきた。やっぱりオメェはクソ強い。本当の本当のストロングだよ。だけどまだ『G1 CLIMAX』は、あともう1試合公式戦が残ってんだ。俺は開幕戦も言ったけど、1回も諦めてないぞ。まだ最終戦終わってないんだぞ。諦めてたまるか。真輔に負けたこと、だからなんだっつうんだ。オイ、俺はどんなことがあってもこの最後まだ諦めないぞ、『G1 CLIMAX』を」


◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[7勝1敗=14点]○オカダ・カズチカ(18分14秒 片エビ固め)[2勝6敗=4点]×永田裕志
※レインメーカー


【オカダ、外道の話】
オカダ「あぁクソ痛い! 右腕をね、こんなに使うとは。永田さんが凄いんじゃない。俺が情けねぇ。ただ、もう残り公式戦1試合。まだ(決勝進出は)決まってないですかね……」


外道「んー……中邑、後藤が勝ったからなぁ」


オカダ「まぁまぁ」


外道「まぁまぁ、事実上決まったようなもんだ」


オカダ「それから、中邑さん。まぁいいんじゃないんですか? 僕の右腕、中邑さんの左腕。これでもう、お互い何ももう……」


外道「まぁ確かにな。リーグ戦最大の難関ではあるけどな」


オカダ「そこをしっかり頂いて。そのまま。(優勝まで)あと2勝ですからね」


外道「あと2つだ。あと2つ……」


オカダ「痛い……」


外道「Oh shit……」


【永田の話】
――とても惜しい試合でしたが?
永田「いやぁ、確かに強かったわ、オカダ。強いよ。ただ一個だけ言わせてくれ。『レベルが違う』っていうから、どんだけ手も足も出ないぐらいとてつもないぐらい強いのかと思ったら、まだそこまではいってないな。世界最強と言われた様々な人間と闘ってきて、手も足も届かないっていうなら、もう言う必要はないけど。アイツにはまだどっかで勝てる要素はある。今回はほんと強かった。でも明日への道は塞がったわけじゃないってのが、試合通じてよくわかったよ。アレ伸びしろはあるだろ。まだまだ強くなる。一言いえるのは、俺ともっと闘えばさらに強くなるよ、アイツは。これはハッキリ言う、棚橋中邑がああやって強くなったように、オカダは俺と闘えば、まだ違った強さを身に着けることができる。そのためには、俺がまだまだ叩き潰さなきゃダメだ。でもどうかな? 凱旋して3年で初めてシングルマッチだからね、アイツは。組んでくれるかな? もし組まなかったら惜しいってことだね。俺と闘えばまだまだ強くなる。そして俺も強くなる。向こうはたぶん嫌がるんじゃない。だから今日はカウントに入れないはずだよ、きっと。だって嫌な相手だもん、一番。効いたよ、でもやりがいがあるよ、俺はね。向こうはどうか知らないけど。後楽園のファンに一言お礼を言っておいてください。『どうもありがとう』って。こんな老いぼれに声援送ってくれて」


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝7敗=2点]本間朋晃(16分13秒 片エビ固め)[4勝4敗=8点]石井智宏
※こけし


(試合後)
本間「(※ガラガラ声で)勝ちましたーー!!(※場内爆笑&大拍手) 俺の・・・俺の力だけじゃなくて・・・みんなの力で勝つことができましたー!!(※大拍手&『本間』コール) 俺は、今日の勝ち星、1勝、1勝だけで終わるつもりはサラサラねぇ!(※大歓声) 次の両国、裕二郎をブッ潰して、今年! 胸を張って!! 2勝7敗で終わりたいと思います(※大拍手)。2勝7敗、大したことねぇかもしんねぇけど、俺にとっては最高の2勝7敗です(※大拍手)。これからもっともっと、勝ちに勝ちまくって、来年の『G1 CLIMAX』、必ず出場したいと思います!(※大『本間』コール) なんて、新日本プロレスのリングっていうのは、素晴らしいのかなって(※大拍手)。やっぱり俺は、やっぱり俺は、やっぱり俺は! プロレスが大好きです!(※大拍手) ありがとう。もちろん、もちろん、みんなのことも大好きです(※大拍手)、こけし・イズ・ハッピー!!、幸せになろうぜ!!」


【本間の話】
――『G1 CLIMAX』初勝利おめでとうございます。
 本間「もう最高に嬉しいです。ただ、リング上でも言った通り、俺はこの試合で満足して立ち止まるつもりは、さらさらありません。なんでかって言ったら、『G1 CLIMAX』っていうのは、強い者が出る大会で、弱い者が出る大会ではない。だから俺は今日から着実に一歩ずつ積み上げていって、来年の『G1 CLIMAX』出場してみせます。いや、出場する。ただでも今の俺では、今日の俺の力じゃ勝てなかったかな。今日の力はお客さんの力だって感じましたけども、こういうのを無くしてからこそ本物だと思うんで、まだまだ俺は力不足だなと思いました。でもやっぱり闘って思ったのは、やっぱり新日本プロレスのリングが最高で、俺はプロレスが大好きなんだなっていうことをやりながら、しみじみと思っちゃいました。今日までの道のり、一回挫折あり、もう二度と復帰は無理と言われた新日本プロレス、そこにみんなの力で上げてもらってここまできました。俺の力一人だけで上がったとは、まったく思っておりません。それはお客さんを含め、選手フロント、みんな暖かく迎えてくれた結果だと思ってます。今の俺があるのは、今の俺があるのは皆さんのおかげです。俺だけの力なんか、これっぽっち(親指と人差し指をわずかに開く)みたいなもんですよ、全然なんで。このこれっぽっちの力を次はどんどんどんどんレベルアップしてきたいと思います。とりあえず今日はお客さんの力で後押しを受けて、勝つことができました。ありがとうございました」


――今日はオカダ選手と永田選手の初対決を差し置いてのメインイベントでしたが?
本間「いやぁ、ぶっちゃけすっごいやりづらかったっすよ。『なんで俺と石井選手がメインなの?』って。ただでも俺が石井を潰したいっていう気持ちは、どの選手よりも強いと思うんで、負ける気はしなかったんですけども、正直『なんでだよ』と思いましたね。でも負ける気はしなかったです。勝負にも負ける気はしなかったです。ただオカダ永田戦、素晴らしかったんで、それを上回るっていう気持ちだけで闘いました」


――今日は、「こけしイズハッピー」の言葉通り、後楽園のお客さんを幸せにさせたんじゃないかなと思いますが?
本間「今日はほんと生涯忘れることのない最高の一日です。今日は飲めない酒でも飲んで、明日オフなんで、ゆっくりしみじみと今日の思い出に浸りたいと思います。今日はもう最高です。今日こそが、こけしイズハッピー。会場のみんな、ありがとうございました」


 G1後楽園3連戦も最終日、Bブロックの公式戦が行われ、Bブロックはオカダが単独トップで後藤、中邑、アンダーソンが追いかける展開も、メインで行われたのは既に脱落している同士である石井vs本間、二人は2月の仙台大会でNEVRE王座をかけて対戦し、本間が大健闘したが石井に敗れている。特に本間は昨年のG1から公式戦での白星はなく連敗続き、本来なら優勝争いの観点だけでなく初顔合わせというのもあってメインはオカダvs永田が一番相応しいが、後楽園でのメインに石井vs本間が抜擢されたのは二人の後楽園人気だけでなく”この二人ならメインを任せられる”という期待の大きさもあったのかもしれない。


 試合は本間の小こけしの自爆から石井がチョップを浴びせ、倒れる本間を蹴りつけるなど”かわいがりを展開し、本間も反撃するが、石井も譲らない。
二人は長時間に渡って逆水平のラリーを展開、二人の意地の張り合いは小橋建太vs佐々木健介を見ているようだ、
 本間の小こけしはまた自爆も、すぐ起き上がってDDTで突き刺すと、首の悪い石井に本間は猛ラッシュをかけ、石井の後頭部にこけしロケット、こけし落としと繰り出すが、こけしは自爆しこけしロケットもかわされると、石井は投げ放しジャーマンを決め、ラリアットからスライディングラリアット、そして垂直落下式ブレーンバスターを狙う。
 しかし踏ん張った本間は掟破りの垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと、石井の顔面に頭突き、こけしロケット、スライディングこけしロケットも披露して石井を追い詰め、最後はこけしを投下して3カウント、本間が念願だったG1初勝利を果たした。
 試合後は本間コールが巻き起こり、本間も涙を流しながら大会を締めくくったが、優勝争いから脱落している二人が超満員の後楽園のメインの重責を果たし、そして勝った本間は改めて新日本プロレスのレスラーとして認められた試合だったのかもしれない。


 そして本番の優勝争い、オカダvs永田は永田のローキックをかわしたオカダがラリアット気味のレインメーカーを狙うも、永田はリンボーダンス特訓で得たエビ反りでかわして牽制し、ミドルキックからナガタロックⅡを繰り出すが、オカダは場外戦でDDTを敢行してから、永田の痛めている脇腹を攻めて主導権を握る。
 しかし永田はキチンシンクで反撃するとマジックスクリューからミドルキックの連打を浴びせ、オカダも反撃してダイビングエルボードロップからレインメーカーを狙うも、永田はエクスプロイダーで切り返し、再度のレインメーカーも永田は白眼式腕固めで捕獲、オカダも逃れようとするが、永田は逃さず執拗に絞り上げる。
永田は大☆中西ジャーマン、バックドロップと畳み掛けてバックドロップホールドを狙うも、阻止したオカダが脇腹を蹴ってからリバースネックブリーカーを決め、永田のタイナーもかわしてドロップキックもツームストーンパイルドライバー狙いは永田がフロントスープレックスで切り返す。
 オカダのフロントハイキックに対し、永田は延髄斬りを放つが、オカダはドロップキックを放つとツームストーンパイルドライバーからのレインメーカーを決め3カウント、永田は意地を見せるも、オカダは1敗を堅守する。


 2敗の中邑は小島と対戦、中邑が膝蹴りから踵落としと先手を奪うが、小島も”いっちゃうぞ''ダイビングエルボードロップからコジコジカッターで反撃、しかし膝蹴りで攻勢をかけた中邑はリバースパワースラムからジャンピングボマイェ、スライディングボマイェと勝負に出て、ボマイェを狙うと、小島は左のラリアットで迎撃し右のラリアットを狙うも、中邑は倒れ間を外されてしまう。
 それでも小島は垂直落下式ブレーンバスターからラリアットを狙うと、中邑は巻き込み式腕十字で捕獲するが、小島は強引に起き上がり中邑の顔面を踏んで脱出し、ラリアットを炸裂させるも、ダメージでカバーが遅れてしまい勝負どころを逃してしまう。
 小島はすぐにラリアットを狙いに構えると、この隙を逃さなかった中邑がボマイェを炸裂させ3カウント、中邑も2敗を堅守する。


 後藤vsエルガンはエルガンの驚異的なバワーに後藤が苦しみ、反撃を狙った追走式ラリアットも逆に喰らってしまうが、後藤はローリングラリアットで反撃し村正などで猛ラッシュをかける。
 しかしエルガンは連続ジャーマンを決めるとラリアットを連発、後藤もカマイタチで迎撃してからラリアットを狙うが、エルガンはダブルハンマーで迎撃しローリングラリアットを狙うも、後藤ら顔面への頭突きで迎撃する。
 後藤は追走式ラリアットを狙うが、エルガンがラリアットで迎撃し雪崩式ファルコンアローからターンバックルへのパワーボム、エルガンボムを狙うが後藤は浴びせ倒して丸め込み、エルガンのラリアットも後藤がかわして変化球技・後藤式で丸め込み3カウント、後藤も2敗を堅守する。


 アンダーソンvs裕二郎のBULLET CLUB対決は昨日のAJvsファレ戦同様セコンドのBULLET CLUBが試合をかき回し、攻めるアンダーソンをAJが止め、アンダーソンが怒るなど不穏な空気が流れる。
 それでもアンダーソンはリバースガンスタン、スティンブレーカーと攻勢をかけ、裕二郎のマイアミシャインを防いでガンスタンを狙うが、裕二郎は急所打ちから丸め込んで抵抗し、マイアミシャインを再度狙ったところでアンダーソンのガンスタンが決まり3カウントで2敗を堅守、試合後もBULLET CLUB揃い結束をアピールした。
G1 CLIMAX25


 Bブロックはオカダが1敗でトップ、2敗で後藤、中邑、アンダーソンが追いかける展開のままで15日の両国を迎えることになり、カードはオカダvs中邑、後藤vs永田、アンダーソンvs小島が組まれた。オカダがこのまま逃げ切るか、それとも2敗グループの誰かが逆転となるか? G1 CLIMAXもいよいよ最終コーナーを迎える・・・

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。