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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

棚橋がAJとの激戦を制して優勝決定戦に進出!“自分は終わっていない”天山が意地を見せ内藤を降す!

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棚橋がAJとの激戦を制して優勝決定戦に進出!“自分は終わっていない”天山が意地を見せ内藤を降す!

8月14日 新日本プロレス「G1 CLIMAX25」両国国技館 5658人 満員


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼30分1本
カール・アンダーソン 高橋裕二郎 ○タマ・トンガ(7分19秒 体固め)小島聡 本間朋晃 Xマスカラ・ドラダ
※ヴェレノ


◇第2試合◇
▼30分1本
○マイケル・エルガン カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(9分46秒 エビ固め)マット・ジャクソン ニック・ジャクソン Xコーディ・ホール
※エルガンボム


◇第3試合◇
▼30分1本
○永田裕志 中西学 KUSHIDA(10分12秒 白目式腕固め)後藤洋央紀 リコシェ Xキャプテン・ニュージャパン


◇第4試合◇ 
▼30分1本
中邑真輔 石井智宏 ○桜庭和志 YOSHI-HASHI(10分13秒 サクラバロック)オカダ・カズチカ ×外道 マイケル・ベネット マット・ターバンwithマリア・ケネリス


◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝6敗=6点]○ドク・ギャローズ(7分52秒 エビ固め)[4勝5敗=8点]X柴田勝頼
※ハングマンズヌース


◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○矢野通(3分44秒 リングアウト)[5勝4敗=10点]Xバッドラック・ファレ


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝6敗=6点]○天山広吉(14分14秒 アナコンダマックス)[5勝4敗=10点]X内藤哲也


【天山の話】
――『G1』公式戦がすべて終了しましたが?
天山「俺はもうこの『G1』最初から最後まで死に物狂いで、相手が誰であろうとや。そういう気持ちで『G1』入ったけど、1人許せん男が、クソガキがいた。オイ、初っ端のお前の日に俺に文句たれやがって。どこぞの身分が、俺に文句にたれれるんやって。あほんだらが。なめやがってな、なめられたらそれで終わりや、俺。そう思ったよ。そう思った。そんなヤツ許せるわけないよな。絶対許さんって。この『G1』始まる前から、一気にテンション上がったって、モチベーション上がったよ。俺の中で、この『G1』20回目の出場決まってね、もちろん出るからには優勝やって、そう言い聞かせながら入ったと思ったら、いきなりクソガキ野郎のあほんだら、人をなめんなよって。オイ、お前に言われる筋合いまったくないんじゃって。オイ、人をなめんのもいい加減にせえって。よりによってクソみたいな中途半端な。オイ、なにがロスなんとかや。知るか、そんなもん、バカタレが。一人でやれや。オイ、俺をなめたらどうなるか。俺ね、この『G1』もう心が何度も折れそうになった。でもね、最後の最後にこのクソガキを始末する、そうしな気が済まんねんって。俺の気持ち、俺の心の中では、『なにクソ、コノヤロー。G1 CLIMAXの天山広吉をなめたらどんな目にあうか』、その一心やって。内藤め、クソガキやろう、100年、200年、1000万年早いわ、あほんだらボケ。オイ、どの口がきいとんねんってバカヤロー。なんぼでもやってやるよ。この頭さえあれば、触っただけでもピリピリくるよ。ガツンと1発かまして、2発3発、倒す自信あるからね。腕も足も腰も悪いけど、この頭さえあったらひっくり返してやるよみんな、あほんだらって。クソが。『G1』今日で終わったね。終わった。でもね、この歳で、なんていうのかな。もう最後かもしれん。でもね、やっぱり出た以上は最後まで出たかったですよ。こんな形でアイツの一言で発奮したけど、そんなもんがなくたっていっとかなアカンって。何度もいってやりましたけどね。あのクソガキ、いつまであんなマネしてんねんって。こんなフラフラの親父を倒せへんのかって。天山広吉、終わったんちゃうのかって。もう1回言ってみろって。オイ、これで終わりかって。終わらしてやるよ、もっと。お前はそれで最後や。文句あるんやったらかかって来いやって。ふざけやがって」

 
【内藤の話】「やれやれだぜ。天山、良かったじゃん。最後に、名誉挽回できた? 客も喜んで、ハッピーじゃん。良かったじゃん。お疲れさん、天山。さっ 俺は帰ろうかな」

 
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○飯伏幸太(9分07秒 片エビ固め)[4勝5敗=8点]X真壁刀義
※フェニックススプラッシュ


【飯伏の話】
――大好きな先輩とおっしゃっていた、真壁選手に勝つことができましたが、お気持ちいかがでしょうか?
飯伏「単純に嬉しい。本当に最高に嬉しい。いやぁ……勝っても負けても、短期決戦というか、お互いに。僕はもう、最後の公式戦。真壁さんも最後ですか? 最後だったんですか?」


――最後でした。
飯伏「絶対に全力で来ると思ったんで。いや、嬉しいですね」


――決勝進出とはなりませんでしたが、今回のリーグ戦で“元・IWGP王者”を3人(天山、AJ、真壁)倒すことができました。
飯伏「そうですね。相当夏は自分の経験になったというか。まぁでも明日も明後日もあるので。そこも全力で。全力で頑張りますよ」


――この過酷なシリーズを、見た所ケガも無く終われたということも、かなり大きな経験ではないでしょうか?
飯伏「そうですね、ケガに関しては、まぁ誰も無い訳じゃないと思うので。みんな、隠しながらやってると思うので。まぁでもみんな、平等なのかなと思います、僕は。いやぁ……ちょっと真壁さんに勝ったんで、ベルト、欲しいっすね。ちょっと欲しいっすね」


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[7勝2敗=14点]○棚橋弘至(27分56秒 片エビ固め)[6勝3敗=12点]XAJスタイルズ
※ハイフライフロー
☆棚橋が優勝決定戦に進出


(試合後)
棚橋「優勝決定戦、キターーーー!!!!(※大拍手&『棚橋』コール) 今日も大応援ありがとうございました!(※大拍手) 残りひとつ、ちょっくら優勝してきます(※大拍手)」
 
(これで「ギター」コールが起こり、棚橋は小松からエアでギターを受け取り、入念にチューニング。)
棚橋「両国ーー!! 両国ーー!! 両国ーー!! 盛り上がって行こうぜーー!!(と絶叫したのち、1回目の演奏を敢行する。さらに棚橋は、アンコールに応えて2回目の演奏を行ない、最後にギターをクラッシュする。そして、「もう1回」コールを受けると、マス席の女性ファンからエアでギターを受け取り、3回目の演奏を披露した。これで「棚橋・最高」コールを存分に浴びた)ありがとう。じゃあ、ここにいるみんなで、全国の皆さんで、最後まで『G1』駆け抜けましょう!両国の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」


【棚橋の話】
――優勝決定戦かというほどのもの凄い試合でしたが?
棚橋「AJはほんと凄いね。でもそのAJを倒したことで、また俺一歩上にいけたし。なんだろう……なんかプロレスファン全員で『G1』走ってますっていう気がしますね」


――ROHの関係者が、試合後驚きの声をあげるほどの試合となりましたが?
棚橋「犠牲はあるよね。でもその日全力で闘わなかったら、絶対悔いが残るから。『もっと力だしとけばよかった』とか、そういうのって生活の中でもいろいろあるしね。俺はいつの間にか飛び続けるしか能がない男になったから。それでここまで来たんだったら、飛び続けるしかないから」


――今日は試合前に何度もこの通路を往復してましたが?
棚橋「なんかテレビ見てたら、物事を集中する時はちょっと体を動かした方が良いって聞いて、早速実践しました。暮らしの中に修行ありです」


――これで『G1』制覇まであと1勝ですが?
棚橋「過去ね、準優勝には何回もきてますんで、そん時の悔しい気持ちも忘れてないから。2年前も去年も、俺が夢見た両国が今目の前にあるから。そん中でもう一度優勝します」


――反対ブロックからはオカダ選手か、中邑選手が上がってきますが?
棚橋「とりあえず今はAJに勝った気持ちを整理したいっすね」


――最後、リング上でAJと言葉を交わすようなシーンが見られましたが、どのような言葉を交わしたんですか?
棚橋「いや、もう『I got 3count.3つ獲ったぜ』って言っただけです。ハァ、ヤバい。みんな欲しがるね。あの状態で(エアギター)3つもね。いや、俺も欲しがりだからよくわるよ、気持ちは」

 

 G1もラストスパートの両国3連戦、最後の公式戦を迎えるAブロックは棚橋とAJにトップが絞られ、両雄の直接対決で決められることになったが、棚橋vsAJは2月の大阪大会以来で、棚橋に連敗中だったAJはセコンドのBULLET CLUBをフルに利用して勝利を収めているが、今回はセコンドに誰も従えず登場した。


 序盤は互いに慎重な立ち上がりになるも棚橋が脚攻めを仕掛けるとAJも脚攻めで返し、中盤からは棚橋がコーナー最上段からのプランチャを場外のAJに発射すれば、AJもフェノミナンDDTで応戦するなど、どちらかが勝つかわからない先に読めない展開が続いていく。
 棚橋の串刺し式クロスボディーにレッドシューズ海野レフェリーが巻き込まれた際には、BULLET CLUBが介入するかと思われたが、互いに急所攻撃を応酬するだけで誰も介入しない、AJのバックブローコンポに棚橋が張り手もAJはカーフキラーで捕獲、逃れた棚橋もツイスト&シャウトを決めるが、AJの攻勢は続きスタイルズタップからスワンダイブ式フォアアームで返し、棚橋はスリングブレイドから掟破りのスタイルズクラシュは一度はAJがアンクルホールドで切り返すも、棚橋は再度トライして改めてスタイルズクラッシュを決めるが、ハイフライフローを剣山で迎撃したAJはマッドスプラッシュで応戦する。
 これでAJの流れになるかと思われたが、ブラディーサンデーからのスタイルズクラッシュ狙いは棚橋がグラウンド式ドラゴンスクリューで切り返すと、ペレキックもキャッチしてグラウンド式ドラゴンスクリューを決め、最後はハイフライフローを投下して3カウント、優勝決定戦進出を決めた。
 今までの棚橋vsAJは互いにセコンドの介入やリング外(ヨシタツ)の乱入もあって荒れた展開もあったが、今回は介入や乱入もなく、今まで行われた棚橋vsAJの中では最高の試合だった。


 注目の試合では既にリーグ戦から脱落してる同士である内藤vs天山、G1開幕直前の記者会見で内藤が天山に対し「天山、もう終わっている」と発言したのに対し、天山が詰め寄るなど遺恨勃発。
 試合も内藤はジャケットを使って闘牛士のマネをするだけでなく、倒れている天山に何度も蹴りつけ、何度も唾を吐き捨てるなど天山の怒りを煽りつつ“あんたは終わったんだ”という態度を取る。
 天山はアナコンダバイスからアナコンダバスターを狙うが、内藤は脱出してブルマブランカで追い詰める、頭突きで脱出した天山は唾を吐いて強気の態度を崩さない内藤のボディーに頭突きを放ち、ラリアットからアナコンダマックスで捕獲、変型アナコンダバスターは内藤が抵抗して崩れてしまうが、天山は何度も頭突きを浴びせてからアナコンダマックスで捕獲し内藤はギブアップ、天山は意地を見せつけて勝利を収め、試合後も怒りの収まらなかったのか何度も内藤を蹴りつけるも、内藤も唾を吐いて強気の態度を崩さなかった。確かに天山も今年のG1では負け越しし優勝戦線から早々に脱落、体調も左膝を悪くしているせいもあってTTDや天山プレスも使えないなど内藤の発言も否定できない状況だったが、棚橋戦や今回の内藤戦ではかつての夏男としての意地は見せ付けた試合もあった。
 内藤もG1では棚橋、AJ、飯伏を降したことで優勝戦進出かと思われたが、真壁やギャローズ、そして今回の天山と思わぬ星を落としすぎてしまい、今後の方向性に関しても振り出しに戻ってしまった感じもしてしまった。


 セミの真壁vs飯伏は真壁が左太腿を痛めたせいもあって真壁が速攻で仕掛け始めるも、飯伏は容赦なく左足を攻め真壁の動きを止め、最後はハイキックからのフェニックススプラッシュで完勝、飯伏は試合後にはNEVER王座への挑戦を表明、飯伏も新日本ではヘビー級に転向してからそろそろベルトが欲しいところであり、真壁も石井との抗争もひと段落したのもあり実現は濃厚か、しかし真壁もここ数年のG1終盤戦では負傷に泣かされて脱落してしまうことが多くなってきている。


 そして明日はBブロック公式戦最終日、果たして棚橋の前に立つのはオカダか、中邑か、後藤か、アンダーソンなのか・・・?
 

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