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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

G1優勝決定戦は棚橋vs中邑の頂上対決!中邑に敗れたオカダは弱点を露呈!

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G1優勝決定戦は棚橋vs中邑の頂上対決!中邑に敗れたオカダは弱点を露呈!

8月15日 新日本プロレス「G1 CLIMAX25」両国国技館 7557人 超満員札止め

 

<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(6分36秒 片エビ固め)小松洋平 ×田中翔
※チェイシングドラゴン


◇第2試合◇
▼20分1本
○マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(6分38秒 体固め)デビット・フィンレー ×ジェイ・ホワイト
※インディーテイカー


◇第3試合◇
▼30分1本
矢野通 桜庭和志 ○YOSHI-HASHI マット・ターバン マイケル・ベネットwithマリア・ケネリス(7分8秒 エビ固め)AJスタイルズ ドク・ギャローズ バットラック・ファレ タマ・トンガ ×ゴーディ・ホール
※スワントーンボム


◇第4試合◇
▼30分1本
○棚橋弘至 真壁刀義 天山広吉 柴田勝頼 KUSHIDA(9分21秒 片エビ固め)内藤哲也 飯伏幸太 中西学 ×キャプテン・ニュージャパン リコシェ
※ハイフライフロー


◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝6敗=6点]○高橋裕二郎(10分33秒 体固め)[1勝8敗=2点]×本間朋晃
※マイアミシャイン


◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]○石井智宏(14分30秒 片エビ固め)[4勝5敗=8点]×マイケル・エルガン
※垂直落下式ブレーンバスター


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝6敗=6点]○永田裕志(13分0秒 バックドロップホールド)[6勝3敗=12点]×後藤洋央紀


【永田の話】
永田「ハァハァ、最後勝てた。やっぱ勝つってことは嬉しいことですね。ハァ、苦しかった。気持ちでは負けたくなかったね、今日は。インターコンチネンタルの王者だからな、破ったのは」


――IWGP王者のオカダ選手とは激闘を繰り広げ、インターコンチネンタルの王者の後藤選手に勝ちましたが?
永田「そうですね。まぁ星取は今回ふるわなかったですけど、IWGPの王者もそうだし、インターコンチの王者もそうだし。まぁ王者2人とやって1勝1敗か。まだ俺はいけるってのを、十分世の中にアピールすることはできた。負けて悔しいけど、それだけが収穫かな。今回の『G1』、17回俺が出場した中で、ほんとに一番満身創痍というか。でもその苦しい闘いを最後まで自分の足で入場して闘って、自分の足で帰ってきてこれたことは、俺にとって大きいことですね」


――最後にインターコンチネンタル王者に勝ったことで、次にもつながってくると思いますが?
永田「まぁつながればいいですけどね。まぁつながるようにあとはファンの人の後押しがあれば、なにか風が吹いてくるんじゃないかなと。俺も頑張ります。その風を起こして、それを受け止めて、前に加速して進むためにも、まだまだ頑張ります。47歳、来年18回目の連続出場を目指して、前進あるのみゼァ!」


◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝6敗=6点]○小島聡(10分53秒 片エビ固め)[6勝3敗=12点]×カール・アンダーソン
※ラリアット


【小島の話】「『G1 CLIMAX』はまだ最終日が終わってないんだ。俺にとっての『G1』もまだ終わってねぇんだ。公式戦っていう名前が終わっただけで、俺の『G1』はまだ終わってねぇんだ。明日のメインイベントの終了のゴングを聞くまで、俺の優勝はわからないんだ。それだけのトレーニングをして、明日も両国に来たいと思う。そうやって生きてきた。なにがあるかわからないから。そうやって俺はこのプロレス界を24年間も生き抜いてきたんだ。今日だってそうだよ。ほんのちょっとでも、『俺はもしかしたら優勝できないかもしれない』と思ったら、今日試合勝てないんだ。そういうもんなんだよ」
 

【アンダーソンの話】「コジマ、今日はオマエにやられてしまった。オマエは確かにIWGPのレジェンドチャンピオンだ。オマエはタッグの実績があることも知っている。コジマ、オマエに恥をかかされた。2015年の『G1 CLIMAX』はオマエのせいで終わってしまった。でも2016年の東京ドーム、俺は『IWGPヘビー級チャンピオン』として君臨する。コジマにかかされた、この恥をオマエにお返ししてやる」


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[7勝2敗=14点]○中邑真輔(23分21秒 腕ひしぎ逆十字固め)[7勝2敗=14点]×オカダ・カズチカ


(試合後)
中邑「すげーよ!あとひとつ!! 命を燃やそうか・・・・イヤァオ!!!!」


【中邑の話】「ハァハァ、オカダ・カズチカ、出し惜しみなしだからよ。次はどうなるか、なんて。まぁ神様しか知らねぇよ。今日も出し切った。あとはもう一つ、棚橋、燃えるぜ」


 【オカダ、外道の話】
オカダ「あぁクソッ! もう決勝はもう目の前に見えてましたけど、ちょっとしたほんの小さな誤差で、あそこまでやってくる……ありがとうございます、中邑さん。またやりたい。クソ。あぁクソッ!! 悔しい!! まぁ今日は3カウントじゃなくて、自分でタップしちゃいましたからね。今までで一番悔しい負けですね。ただまた、中邑さん、優勝すればまた必然と前に立つと思いますから、優勝してください。棚橋なんかに負けずに、必ず優勝して、またやりましょう。クッソ」


 外道「今日は何もねぇな。中邑真輔が凄いってことだけだな」

 

 G1両国3連戦の2日目はBブロック最後の公式戦が行われ、Bブロックは1敗のオカダが単独トップ、2敗の中邑、後藤、アンダーソンが追いかける展開のままで残り1戦を迎え、オカダは中邑と直接対決、アンダーソンは小島、後藤は永田と対戦した。


 まず後藤vs永田は永田から打撃戦を仕掛けるも、勝ちを優先した後藤は永田の脇腹を攻め、永田も反撃を試みるが脇腹を痛めているせいもあって主導権を奪うまでには至らない、後藤は勝負に出てラリアット、牛殺し、顔面へのヘッドバットから昇天・改を狙うが永田は白目式腕固めで捕獲、後藤のローリングラリアットもブロックしてバックドロップで投げ流れを変える、永田は延髄斬りはブロックされるも、後藤の頭突きをブロックした永田はニールキックからのバックドロップホールドで3カウントを奪い、後藤は3敗目で脱落となる。


 アンダーソンvs小島はアンダーソンが開始から強襲をかけ、いきなりガンスタンを狙い、その後も右腕攻めを展開して小島に反撃する隙を与えない。
 小島が主導権を奪えない展開が続くとアンダーソンはリバースガンスタン、スティンブレーカー、ダイビングガンスタンと畳み掛けてガンスタンへと勝負に出るが、阻止した小島はアンダーソンの右腕にカマイタチを炸裂させ、コジコジカッターから左のラリアットを炸裂させ、右のラリアットで勝負に出る。しかしかわしたアンダーソンはガンスタンも、小島が阻止して後頭部ラリアットからラリアットで3カウントで奪い、アンダーソンも3敗目で脱落となり、オカダvs中邑は優勝戦進出決定戦となった。


 オカダvs中邑は中邑が得意としているグラウンドで先手を奪うも、嫌ったオカダが場外戦へと持ち込み、中邑を鉄柵に叩きつけてから背後へのドロップキック、鉄柵越えDDTと形勢を逆転させ、リングに戻ってから首攻めを展開、更に掟破りのバイブレーションも敢行すると館内からブーイングが飛び交うもオカダは涼しい顔、現在はベビーフェースとして扱われているオカダだが本来はヒール、ブーイングを浴びたほうがオカダにとってやりやすいのかもしれない。
 しかし中邑もエプロン際でオカダに蹴りを浴びせて場外戦へと持ち込むと、包装席に固定してのかち上げニーで反撃し、リングに戻ってバイブレーションをやり返してからジャンピングカラテキックもオカダもフラップジャック、飛び込み式エルボースマッシュと返すも、ダイビングエルボーをかわした中邑もコーナーにオカダを固定してのかち上げニーで譲らない。
 中邑はオカダのツームストーンパイルドライバー狙いを阻止してからトルネードキック、バッククラッカー、リバースパワースラムからジャンピングボマイェを炸裂させ、ボマイェを狙うがオカダはカニばさみからのラ・マヒストラルで切り返すなど幅の広さを見せつつ、トップロープに中邑を固定したからのドロップキックで中邑を吹き飛ばすと、場外でのツームストーンパイルドライバーで突き刺し中邑に大ダメージを与える。
 オカダはレインメーカーを狙うが、中邑はハイキック、逆さ押さえ込みからのレインメーカーも中邑は膝蹴りで阻止するとエルボー合戦から中邑がサイドからのスライディングボマイェ、奥の手のランドスライドを決めるとボマイェを狙うが、オカダはドロップキックで迎撃する。
 勝利を確信したオカダは逆さ押さえ込みからのレインメーカーからジャーマンからのレインメーカーを狙うが、中邑は阻止するもオカダは強引にツームストーンパイルドライバーで突き刺し、レインメーカーを狙うと中邑は巻き込み式腕十字で捕獲、オカダは立ち上がって脱出を図るが中邑は三角絞め、そして裏腕十字へと移行しオカダの右腕が伸びきったところでオカダがギブアップ、中邑が勝利を収め優勝決定戦は棚橋vs中邑の頂上対決となった。


 最後も中邑はボマイェも決まらないなどピンチの連続だったが、最後の三角絞めからの裏腕十字は初期の中邑を彷彿させるような原点的な技、この頃の新日本はアントニオ猪木の推進する格闘技路線で揺れ動いていた中で対MMA要員として中邑はデビューし関節技をベースにしたフィニッシュが多かった。その中邑が原点という引き出しを開いてオカダを降した。


 そして敗れたオカダは潔く敗戦を認めたが、本音の部分ではこれまで新日本を牽引してきた棚橋や中邑を越えられなかったことでの悔しさもあるが、致命的な弱点も露呈、鈴木みのるが「格闘技の部分で3人(棚橋、中邑、オカダ)の中で一番劣っているはオカダ」と指摘していたが、中邑の今回のフィニッシュも格闘技をベースにした技だけに、鈴木の指摘どおりのフィニッシュで敗れたことで格闘技を経験していないという弱点も露呈してしまった。


 16日の優勝決定戦は棚橋vs中邑の頂上対決となった、勝敗的に考えると棚橋有利だが、中邑は追い詰められるととてつもないものを発揮し、また何か引き出しを持っていそうな感じもする。今年の夏男は棚橋か?中邑か?

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