折り返し地点を迎えたG1、復帰の中邑が石井と激戦!統一戦を狙う後藤はオカダを討ち取ったり!
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折り返し地点を迎えたG1、復帰の中邑が石井と激戦!統一戦を狙う後藤はオカダを討ち取ったり!
8月1日 新日本プロレス「G1 CLIMAX」大阪府立体育会館 4523人
<アピール、コメント、星取表などは新日本公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○ドク・ギャローズ ゴーディ・ホール(7分22秒 体固め)デビット・フィンレー ×ジェイ・ホワイト
※ハングマンズヌーズ
◇第2試合◇
▼30分1本
内藤哲也 飯伏幸太 ○マスカラ・ドラダ(12分12秒 片エビ固め)真壁刀義 天山広吉 ×小松洋平
※ドラダスクリュードライバー
◇第3試合◇
▼30分1本
AJスタイルズ バットラック・ファレ ○タマ・トンガ(9分50秒 体固め)柴田勝頼 タイガーマスク ×キャプテン・ニュージャパン
※ベレノ
◇第4試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 ○KUSHIDA 田口隆祐(10分21秒 ホバーボードロック)矢野通 YOSHI-HASHI ×外道
◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=2点]○高橋裕二郎(13分1秒 片エビ固め)[1勝3敗=2点]×小島聡
※マイアミシャイン
【裕二郎、ホールの話】
裕二郎「おかしい…。何がおかしいかって? 小島聡、俺の知ってる限りじゃ、あいつはオカマ野郎だ。つまりな、何がついてねえんだよ。何で、あれ(急所打ち)で痛がるんだよ? なんもなかったぞ。あいつの股間には何もなかったよ。なんなら、あいつはただのオカマ野郎だからだ。これ、マジ」
ホール「(※拍手しながら)マイアミシャインが決まれば、いつも勝つんだ」
【小島の話】「これで3敗か? 戦前、『全勝優勝』って言ったヤツが1勝3敗だ。笑いたければ笑えばいい。このざまだ。ただ俺は、どんなにみっともない姿を見せたって、あきらめないから。そうやって生きてきた。これまで、デビューしてから、1991年の7月16日から、今日までだ。1回もあきらめなんかしたことないぞ。どんなにカッコ悪くたって、どんなにみっともなくたって、必ずこの『G1』、最後まで乗り切ってやる。そしたら、もしかしたらチャンスが見えてくるかもしれない」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○カール・アンダーソン(11分15秒 片エビ固め)[1勝3敗=2点]×永田裕志
※ガンスタン
【アンダーソンの話】「ナガタ、いや、ユージチャン。そう、ユージチャン。以前は俺のセンパイ(先輩)だった。しかしもう、そうじゃない。今日、マシンガンはここでナガタを打ち破った。このオーサカという街で。『ナガタ』とか『ナガタサン』とはもう言わない。これからは『ユージチャン』、そう『ユージチャン』と呼ばせてもらう。だけどこれで終わりじゃない。ゴトー、シンスケ、そして今日、ユージ・ナガタを破った。さあ、次は誰だ? IWGPチャンピオンのオ・カ・ダ・だ」
【永田の話】「まだまだ、まだまだ…。まだまだ…」とないぞ。どんなにカッコ悪くたって、どんなにみっともなくたって、必ずこの『G1』、最後まで乗り切ってやる。そしたら、もしかしたらチャンスが見えてくるかもしれない」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗1不戦勝=4点]○マイケル・エルガン(9分55秒 エビ固め)[4敗=0点]X本間朋晃
※エルガンボム
【エルガンの話】「見ろ。こうやってマイケル・エルガンはまたバックステージに帰ってきたぞ。得点を4点に伸ばして帰ってきたぞ。だけど、この4点というのは決勝に進むためのステップにしか過ぎない。俺はあることを証明するためにここにいる。何を証明するのか? それはマイケル・エルガンというレスラーが素晴らしいということをだ」
【本間の話】「これで断トツの最下位。だけど、俺は優勝をあきらめてないから。あきらめたら終わりだ。1人でも応援してくれるファンがいる限り、俺はあきらめないからな。クソッ、今日はどうしても勝ちたかった。でも、スゲエよ、あいつのパワーは。ありえねえっつうの。ありねえって。でも、次やったらわからないですから。次こそは、こけし・イズ・ハッピー。幸せになろうぜ」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗1不戦敗=4点] ○中邑真輔(14分47秒 体固め)[3勝1敗=6点]×石井智宏
※ボマイェ
【中邑の話】
中邑「(※コメントスペースに着くなり座り込む)まずは、広島、別府、博多にご来場のお客様方、誠に申し訳ございませんでした。『G1』、止めるも地獄、進むのも地獄だね。今日は本番(公式戦)、石井智宏、すべてを出すしかない相手、そんなのは復帰(戦)、公式戦(関係なく)、闘えてよかった」
――現状、左ヒジの具合はどうなんですか?
中邑「自分の口からはなんとも・・・。どの試合で傷ついた、発表のタイミング、発表の仕方っていうのは、会社に任してるから。ただ、今日には自分も、ドクターも“GOサイン”をくれた。日程は幸いして、落とした公式戦も一つだけ。まだまだ望みは十二分に、あるんじゃないかな?」
――試合をやってみて(左ヒジ負傷の)影響は感じましたか?
中邑「久しぶりに免疫を上がるためにベジタリアンっぽい食事を採りましたけど、体が軽いね。ちょっとやせすぎちゃってって感じかな。これも日を追って、リカバリーで戻ってくるんじゃないですか? 今日、試合ができたことに非常に感謝してます」
――休んでいた間、体は動かせたんですか?
中邑「まあ、基本は安静なんでね。会場にも行きたいのはやまやまですが、ベッドから動いてはいけないと・・・」
――最後まで優勝の望みは捨てていない?
中邑「逆に助かったかなと・・・。申し訳ないけどね、欠場は。さっきも言ったように、落とした公式戦はエルガン戦のみ。まあ、これはチャンスあるんじゃないかなと。ただ、休んだ分だけのコンディションというのは、自分に返ってくるのは十分、承知してます。今の中邑真輔、今の『G1 CLIMAX』、体で感じて、柔軟に闘うしかないでしょ」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○後藤洋央紀(16分45秒 片エビ固め)[3勝1敗=6点]×オカダ・カズチカ
※昇天・改
(試合後)
後藤「討ち取ったり~~!! 『G1』!! この俺が優勝します!!、前祝いだ! 万歳三唱行くぞーー!!」と宣言すると、ファンと一緒に大声で万歳を三唱。最後は「また会おう!」
【後藤の話】
後藤「時代が動いたんじゃないですか。IWGP(ヘビー級)とインターコンチネンタル、一つ扉をこじ開けたと思います。IWGP(チャンピオンの)オカダ、罪は重いよ。インターコンチネンタル、(次期)挑戦者、あいにくまだ決まってない。挑戦、いつでも受けてやるぜ。とにかく、次なる大きな扉、『G1』必ず獲ります。この後はこのベルトも世界へ飛び立たせたいと思います」
――これまで「IWGPヘビーを狙う」というコメントも出してる中で、その布石ともなるような勝利だと見えたんですけど、そのあたりはどうですか?
後藤「手ごたえはもちろんありますし。うれしいような、悲しいような・・・。IWGPチャンピオンが自分にとって、照準だったわけで。もう、自分の視界の、目の前に来てるような・・・」
――「悲しい」と言う意味は?
後藤「なんだろね? IWGP(ヘビー級王者)がインターコンチ(ネンタル王者)に負けたっていうのがね。苦しみますよ。まあ、タイトルマッチでないにしろ、あれだけIWGP(ヘビー級王座)には届かなかったから。インターコンチ王者として勝ってしまった。その現実は間違いない」
――カメラの向こうにいる大勢のファンに向かって、改めて今日の勝利の言葉を下さい。
後藤「ほんとにありがとうございました。俺のこと嫌いなヤツも、(プロレス)ファンもいると思いますよ。でも俺は、プロレスが好きな皆さんのことが大好きですよ。これからも楽しみにしていて下さい」
――前回、IWGP王者・オカダvsインターコンチネンタル王者・後藤という構図で行われて、前回は負けてしまって、今回、その雪辱を果たしたわけですけど。
後藤「まあ、1勝1敗? 五分五分だ。次、ちゃんとした形でもう1度。ベルトを懸けて闘いたいですね。チャンピオンはやっぱり1人だと思うし、強いのはやっぱり1人なんで。俺の中でそれは変わらないですね」
――今日、オカダ選手に勝ってた部分はどこだったんでしょうか?
後藤「(※肩に掛けたベルトを叩きながら)やっぱりこのベルトへの気持ちじゃないですか。ベルトへの気持ち、それに尽きると思います。このベルト、どんどん押し上げていく」
【外道の話】
※オカダはノーコメント。代わりに外道がIWGPヘビー級のベルトを手にインタビュースペースにやって来る。
外道「後藤、ほざいてろよ。でもな、まぐれはもう2度と起きないからな、コノヤロー!
8月に入りG1もいよいよ折り返し地点である大阪大会を迎え、7月26日広島大会から左肘痛で欠場していた中邑が復帰、セミでCHAOSの同門である石井と対戦するも、中邑の左肘にはテーピングが巻かれ、入場パフォーマンスでも左腕が使わないなど痛々しい姿で登場した。
試合は中邑が打撃を浴びせ、石井のフィールドである“ど真ん中”プロレスに踏み込むが、攻め込まれると左肘に響くのか、左腕を気にする仕草を見せるも、石井は“そんなもんか!”“どうした、オラ!”と攻め込んでくる。石井も首や左肩、右膝とを痛め満身創痍のままG1に臨んでいる、だからこそ石井は“こんなもんで怯むのか”と中邑を容赦なく攻めたが、中邑の肘を敢えて狙わなかったのは、“ど真ん中”プロレスを貫く石井の流儀でもある。
だが対する中邑は石井の首筋に容赦なく打撃を浴びせる、石井の攻めが甘いという指摘ではなく、敢えて石井の首に手厳しい攻撃を浴びせるのも中邑の流儀、首筋を攻められて怯む石井に“お前もこんなものなのか!”とやり返す。
膝蹴りで流れを掴んだ中邑のボマイェをかわした石井が後頭部ラリアットから掟破りのリバースパワースラムを敢行するとパワーボム、雪崩式ブレーンバスターと攻め込んでいくが、ラリアット狙いは中邑がかわし踵落としを浴びせる。
中邑は本家リバースパワースラムからスライディングボマイェを浴びせ勝負に出るが、ボマイェを狙ったところで石井がブロックしラリアットを浴びせ、スライデ ィングラリアットから垂直落下式ブレーンバスターは背後に着地した中邑が後頭部へのボマイェを浴びせ、ダイビングボマイェからボマイェかと思いきやブロックした石井はラリアットで応戦、しかし再度のラリアットは中邑が巻きこみ式腕十字で切り返す。
中邑は再度ボマイェを狙うが、石井はドロップキックで迎撃、だが両者ダウンの後で先に起き上がった中邑が石井を起こしてからナックルを浴びせると、石井は頭突きで応戦、しかし中邑は奥の手であるランドスライドを決めてから、突進するボマイェを浴びせて3カウントを奪い勝利、奥の手であるランドスライドを決めたのは、改めて石井を自身のパートナーであることを認めた証なのかもしれない。
メインのオカダvs後藤、IWGPヘビーとインター コンチネンタルの王者同士の対決だが統一戦を狙う後藤にしてみれば負けられない一戦だが、試合の先手を奪ったのはオカダ、場外戦で鉄柵越えフライングボディーアタックから鉄柵を利用したDDTで突き刺しジャベなどで首攻めを展開する。
オカダがコツコツ攻めれば、後藤が重い一発で流れを変える、ラリアットから村正、ブルドッキングヘッドロック、バックドロップと猛ラッシュをかけるが、オカダはフラップジャックですぐ自分の流れに変えてしまう。
普段ならこのままオカダのペースに引きずり込まれるのだが、後藤はオカダがコーナー最上段へのぼり、立ち上がった後藤を飛び越えて足から安全に着地したところで追走式ラリアットを浴びせてから流れを変え、またリバースネックブリーカー狙いを回転エビ固めで切り返すなどオカダのパターンを読み切り出してから流れが変わる。
オカダは追走式ラリアットをドロップキックで迎撃するがレインメーカー狙いはかわした後藤が下から担いで牛殺し、裏昇天と畳み掛けてから雪崩式牛殺しを狙うも、オカダは背後のまわってジャーマンからのレインメーカーを狙うが、これも読んでいた後藤が頭突きを浴びせると、最後はオカダの顔面への頭突きの連打から昇天・改で3カウントを奪い完勝、後藤が統一戦実現へ大きく弾みをつけた。
本間vsエルガンはエルガンがパワーで圧倒、本間は小こけしからシャリマティーと反撃するがこけしは自爆、エルガンの攻勢は続き本間はこけしロケットで流れを変えようとするが、こけしは自爆しこけしロケットはキャッチされジャーマンで投げられると最後はパワーボムからエルガンボムで3カウ ントを奪いエルガンが勝利。
永田vsアンダーソンはダイビング式ガンスタンを狙うアンダーソンを永田が雪崩式エクスプロイダーで投げると白眼式腕固めで捕獲、アンダーソンの再三にわたるガンスタン狙いは阻止したがバックドロップを狙ったところでアンダーソンがガンスタンを決め勝利。
小島vs裕二郎は裕二郎がターンバックルへのパワーボムからラリアットを狙うが、小島がカマイタチで迎撃しコジコジカッター、垂直落下式ブレーンバスターからラリアットを決めるも、レフェリーのカウントをゴーディが阻止し、怒った小島はゴーディをラリアットで蹴散らすも、裕二郎にも狙ったところで裕二郎が急所打ちで迎撃するとマイアミシャインを決め3カウントを奪い勝利となった。
Bブ ロックはオカダ、石井が敗れ全勝がなくなるも後藤、オカダ、石井、アンダーソンがトップ、それをエルガンと中邑、裕二郎が追いかける展開となったが、中邑の不戦敗による一敗が今後どう響いてくるのか・・・
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