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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

YAMATOが同門ハルクとの激闘を制し王座防衛!清水、山村が決起も富永の裏切り!

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YAMATOが同門ハルクとの激闘を制し王座防衛!清水、山村が決起も富永の裏切り!

2月2日 DRAGON GATE「TRUTH GATE2017」 後楽園ホール 1850人超満員札止め


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・ススム ジミー・カゲトラ(10分43秒 車懸)ドン・フジイ シュン・スカイウォーカー ×吉岡有紀


◇第2試合◇
▼20分1本
△ビッグR清水(20分時間切れ引き分け)△山村武寛


◇第3試合◇
▼30分1本
○斎藤"ジミー"了 ○ジミー神田(7分49秒 反則勝ち)"brother"YASSHI ×Dr.VerserK
※レフェリー暴行


◇第4試合◇
▼30分1本
○CIMA ドラゴン・キッド Eita(14分43秒 エビ固め)望月成晃 Kzy ×ヨースケ・サンタマリア
※クロスファイヤー


◇第5試合◇
▼60分1本
鷹木信悟 T-Hawk サイバー・コング ○エル・リンダマン(21分58秒 タイガースープレックスホールド)土井成樹 Ben-K ビッグR清水 ×山村武寛


(試合前)
T‐Hawk「おいおいおい、当初4対4で組まれてたこの試合、オメエら2人しかいねえじゃねえか。吉野がサイバーに潰され、Kotokaに至っては自爆ってか? オマエら笑わせんなよ。オレらヴェルセルクはよ、オマエら2人で潰せるほど甘くねえぞ」


土井「たしかにオマエの言う通り、いまはオレとBen-Kしかおらへんな。Kotokaに至ってはオマエらにやられたわけでもなく、一人で自爆して…笑うとこちゃうやろ? 一人で自爆してじん帯損傷や。吉野はな、サイバーのバカ力にやられて頚椎ヘルニアや。2人ともな、すぐ戻ってこれる状態ちゃうぞ。オレはな、吉野のことを嫌い嫌い言いながらも、ちょっとは心配してんねんぞオイ。大嫌いやけどな、ちょっとぐらい心配してんねんぞ! そこでや、オレはきのう、吉野に電話したぞオイ! 吉野に電話したら、アイツはこう言ってたな。『オレの一番嫌いなヤツの言葉やけど、オレも見えないところで動いてるかならな』って言うてたぞ。『だから心配するな、安心しろ』言うてたぞ。オレとBen-Kはな、今日2人でもオマエらとやる気は十分やけどな、もしいまここでパートナーがいてるんやったら、だれかわからんけど、出てきてくれや!」


(望月のテーマがかかり、望月が入場。土井とBen-Kがロープを開ける。)
T‐Hawk「おいおいおい土井、どこの誰かと思ったら、DRAGON GATE最年長のおっさん、望月成晃か。だけどな、あと一人いるぞ。あと一人はどこのどいつなんだよ?」


(CIMAのテーマがかかり、CIMAが入場。)


T‐Hawk「(大歓声に)オマエら黙れ黙れ黙れ! CIMA、オマエにはよ、昨年の国際センターの借りがあるからよ、今日このリング上でその借り2倍にして返してやるからな。オッサン、CIMA、オマエら覚悟しとけコノヤロー」


CIMA「おい、ヴェルセルク、それから土井ちゃん、Ben-K、たしかにきのう未明に吉野から電話かかってきたよ。オレと望月さんで、何かあったら土井ちゃんとBen-Kを助けてやってくれ、そういうふうに言われたよ。オレはこのDRAGON GATEで一番の古株や。オレがこのDRAGON GATEで言うことを聞くのは、社長と吉野、2人だけや。土井は吉野のこと嫌いかもわからんけど、オレは吉野のことムチャクチャ好きなんや。吉野はこうも言うてた。『もしCIMAと望月が、オマエらよりもふさわしいヤツがいるんだったら、そいつは自由に使ってもらっていい』って言ってましたよ、御大。オレらより今日、ここに入るべき2人がいるんじゃないですか?」


望月「まあオレも、きのう未明に吉野から電話はなかったけどLINEはあった。まあこういうときこそ、古株のこのCIMA望月がいってもいいんだけども、CIMA、あんな試合見ちゃったらさ、あの2人に行かせたくなるよな!?」


CIMA「御大、アイツらは20分やり合っても、まだまだやり足りんみたいですよ。いまここに、あの2人を呼びますか? 山村ぁ!」


望月「清水ぅ!」


2人「出てこぉい!」


(山村と清水が登場。)


CIMA「よーし、オマエらいけるな!? DRAGON GATE見せたれや!」


サイバーが「オマエらごちゃごちゃぬかすな! オマエら4人といまからやったるわ! ゴング鳴らせオラ!」(VerserKが奇襲で試合開始)


(試合終了後)
リンダ「おーい、後楽園、それにオーバージェネレーションのオマエら、おい、ざまあ見ろだな! 見てのとおり、このパンチ富永がヴェルセルクに戻って来たぞ! イエーイ! パンチは間違ってない。間違ってない。コイツがこのままオーバージェネレーションにいたら、何もせずに、ただ時間が過ぎていくだけだったよな。まあこれ以上オレがしゃべってもしょうがない。ここはパンチから一言もらおうじゃないか」


パンチ「おい、オーバージェネレーション、オマエら、散々オレに期待してたかもしれないけどな(えーの声に)うるせえコラ! オレがオマエらの期待に応えるわけなんてねえだろコラ。だいたいよ、オレみたいな超一流レスラーに三流レスラーのGammaなんかつけやがってよ。オレはアイツが大嫌いなんじゃオイ! いいかコラ、これからはオレの全人生をかけて、オマエらに復讐してやるからな、楽しみにしとけよコラ!」


(ヴェルセルクがオーバージェネレーション勢と乱闘。Ben-Kが問題龍にスピア。)


リンダ「おいBen-K、てめえはどこまでバカなんだよ。そんな元気があるんだったらな、この試合でもうちょっと暴れたらよかったんじゃねえのか。それに、てめえらオーバージェネレーションはな、最初は8人の大所帯だったけどな、いまやポンコツのGammaが腕の故障、ヒョロヒョロの石田がサイバーさんの攻撃で首が言うこときかねえらしいじゃねえか」


サイバー「イエーイ!」


リンダ「となると、残ったのはCIMA、そしてちびっ子ちゃん2人、そして、もう一人のヒョロヒョロのボクだ。オマエはどけオラ。今のDRAGON GATEのリング上じゃ、オマエらの戦力じゃ話にならんぞ。もし、オマエらがまだここで生き残りたいって言うんだったら、オマエらの大好きなゴングキッズでもやってよ、新しいメンバー決めたらいいんじゃねえのか!?」


Eita「おいリンダマン、言いたい放題言ってくれるじゃねえか。パンチと、愛想をつかせたってか? コイツはよ、オーバージェネレーションにいて、なんの結果も残せなかったしよ、ただ逃げただけなんじゃねえのかオイ!? だいたいよ、リンダマン、オマエの方がな、十分チビなんだよ!」
(リンダがEitaを突き飛ばす。)


CIMA「おい、オレもひっさしぶりに頭きたぞ。あ~ったまきたぞコラオイ。まずサイバー、オマエじゃコラ。年末の福岡でオマエに頭叩き割られて、オレは9針縫うて、まだ頭の傷がうずいとんじゃ。オレだけじゃのうてな、1月のここ後楽園ではな、オレと同級生のススムさんの頭をかち割ったなオイ。それだけじゃなく、オーバージェネレーションの石田、それから吉野、この2人の首も潰したな。1カ月で4人も負傷者出す、これはオマエ、確信犯じゃないんか? オレも20年このリングで飯食ってるからな、このリングで起こることは恨みっこなしや。いつでもケガする覚悟はできてる。だから、別に恨んでるわけでもないでもない。でもな、1カ月で4人は異常事態やぞ。こっちに覚悟があっても、オマエにもその覚悟があるっていうことやな? もっかい言うぞ。久しぶりにオレあたまきてるからよ。大暴れして、オマエ、ホンマに潰す気でいくからな。オマエに、その覚悟がホンマにあるのか、次はこっちが好き放題やって確かめさせてもらおうやないか。サイバー、オマエだけじゃないぞコラ。パンチ、リンダマン、オマエらも一緒じゃ。ヴェルセルク、オマエらとオレたちが残ったオーバージェネレーションで、意地かけて全面対抗戦やったろうやないかオイ」


鷹木「何が対抗戦だコラCIMA。こんな潰れかけのユニットに何ができんだ? 今日Gammaと石田がいねえな? 負傷欠場か? どうせあれだろ、オーバーが嫌でズル休みしてるだけだろ? オマエらな、行き場がないって言うんだったらオレたちヴェルセルクが面倒見てやってもいいんだぞ。特に山村、オマエだよ。オマエは若いしな、未来がある。今日の前座ではまあまあいい試合してたな。もっと実力上げたんだったら、オレの付き人となって勉強させてやってもいいんだぞ!」


山村「おい鷹木、一番DRAGON GATEでな、女々しいヴェルセルクにいる鷹木信悟、オマエのユニットになんか入るわけねえじゃねえか! 頭おかしいんじゃねえのか? おかしいのはな、同じ頭でも髪の毛だけにしとけ。やってやるよ!(鷹木がつかみ掛かるのを周囲が止める。)そしてリンダマン、そしてなんだオマエ、パンチこら。オマエらは、鼻くそ以下じゃコラ。ヴェルセルクこそ、ヴェルセルクから抜けたいメンバーいるんじゃねえのか?」


CIMA「おい山村、オマエ頭から血噴き出したまま、なかなかええマイクするやないか。オレは頭きて冷静になってなかったけどな、たしかにこの髪型は、おかしい! オレもキッドも二十歳からこのリングでメイン張ってたんや。21歳のオマエにも必ずできる。絶対できる。よし、決まった。腹は決まったぞ。オマエらヴェルセルクとオレら残ったオーバージェネレーション、全面対抗戦、しっかりやったるからよ。オマエら受けて立てんのか?」


T‐Hawk「全面対抗戦? リング上ちゃんと見てみろ! こちらヴェルセルクは5人、オマエらオーバーは4人しかいねえじゃねえか! ケンカ売るときはな、しっかり頭数そろえてケンカ売ってこい!」


土井「待て待て待て待て! いまちょっと話聞いててんけどな、なんやなんや? ヴェルセルク5人? オーバージェネレーション4人? これ絶対オレが入らなアカン展開やんけ。なんて? ヴェルセルク5人? オーバージェネレーション4人? オレが絶対入らなアカン展開やなこれ。ヴェルセルク5人? オーバージェネレーション4人? オレが入らなアカン展開やな~! オレがオーバージェネレーション側について、5対5で打倒ヴェルセルクでやろうやんけ! どうやオイ!」


CIMA「……新婚さんいらっしゃ~い!」


土井「いまここで!? おっしゃおっしゃ、やるぞ!」


CIMA「5人そろったぞ! 文句ないよな?」


鷹木「だからよ、なんでオマエらが主導で決めんだよ? 今日の試合勝ったのはオレたちだ。しかもさ、先月のトーナメントも優勝したのはオレたちだ。主導権はオレたちヴェルセルクにあるよな、オイ!? どうしてもその5対5、受けてほしいんだったら、オマエら、何かリスクを背負え。そのリスクを背負えるっていうんだったら、その5対5、受けてもいいぜ」


CIMA「でたなオマエ、二言目にはリスクリスク」


鷹木「当たり前だろ、コイツ(山村)が一番女々しいって言ったんだから。女々しさ出してんだよコノヤロー。一番女々しいんだろ!? 男っていうのはな、女々しい生き物なんだコノヤロー!」


CIMA「ついに女々しさ認めたかオイ。よし、わかった。オマエがその女々しさを認めるんやったら、オマエさっき付き人がどうこう言ってたな。わかったよ。こっちはオーバージェネレーション+新婚で5人でいったるからよ。もしこの全面対抗戦、オマエらに負けるようなことがあったら、リンダマンもパンチもそっちいったんやろ。かまへん。信悟、オレらが負けることがあったら、オーバージェネレーションから一人、オマエの付き人として引き抜いてええぞ。その代わり、山村が言ったように、ヴェルセルク、オマエらも盤石とは思えんな。オレたちオーバージェネレーションが勝ったときには、オレたちが好きなメンバーを一人、ヴェルセルクから引き抜かせてもらう。勝者チームが敗者ユニットのメインバーを一人引き抜く、ヘッドハンティングマッチでどうや? ミスター八木! ヘッドハンティングマッチ、どうですか?」


八木本部長「なんか面白い展開じゃねえか! じゃあ、次回3月8日、後楽園ホールで、ヴェルセルク対オーバージェネレーション+土井、5対5全面対抗ヘッドハンティングマッチ決定します!」


リンダ「おい、オマエらがつべこべつべこべへんなルール決めたところでな、オレたちは勝ちゃあいいんだ。先月もオレたちは優勝した。オレたちの実力があれば、勢力拡大のために来月も大暴れして、オレたちの暴走っぷり見せてやるからな! 覚悟しとけー!」


【CIMA、土井、山村の話】
CIMA「頼むぞ!」


土井「やるぞ、やるぞ。打倒ヴェルセルクやからな。ヘッドハンティングなんでもやったろうやんけ。引き抜くぞ」


山村「パンチふざけんじゃねえぞ。来月覚えとけよ。この借り返したるからな」


土井「オッケーオッケー、返したれ」


CIMA「清水も山村も今日はようやった。Eitaもいてる。オレもキッドも土井ちゃんも望月もいてるけど、でもな、お前らが新しいドラゴンゲートをグイグイ引っ張ってってくれや


◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ドリーム選手権試合/60分1本
[第25代王者]○YAMATO(30分12秒 片エビ固め)[挑戦者]×B×Bハルク
※ギャラリア
☆YAMATOが3度目の防衛に成功


(試合終了後)
YAMATO「後楽園、ドリームゲートチャンピオン、YAMATOが、3度目の防衛だ! ハルク、ハルクよ、あんたの覚悟は受け取ったぞ。やっぱり、キレたB×Bハルクは大したもんだ。オレは、酒の席でしか見たことがなかったが、キレたB×Bハルクは大したもんだ! ハルク、これはオレの本音だ。聞いてくれ。オレが、まあ何度も口にしてるからわかってるだろうけど、オレらが入門したときからB×Bハルク、そして鷹木信悟、まあ一緒にされるのは嫌だろうけど、その2人はオレたちの前に高い壁として立ちはだかっていた。まあいまでこそ、結果はいまでこそ立場は逆転したけども、いつでも高い壁のB×Bハルクでいてください。そしたら、オレらも頑張れるから。ありがとうございました」


ハルク「(ハルクコール)まず、足が痛いっす。YAMATO、YAMATOがオレを逆指名してくれたこと、その気持ちにオレは応えたかった。でも、でも見ての通りオレの負け。オレは開幕戦から4連敗、オレはもうデビューしてもう13年目、こんなだらしない姿、だらしないB×Bハルク、続けていいのかな? オレももうそろそろ…みなさん、B×Bハルクはトライブ・ヴァンガードでまだ続けていいですか!?(拍手)YAMATOと一緒に! マリアと一緒に! Kzyと一緒に、そしていまメキシコにいるフラミータと一緒に、B×Bハルクやっていいですか!?(拍手、ハルクコール)。その言葉がとてもうれしい。これからもYAMATO、よろしくお願いします」


(2人が抱き合っているとヴェルセルクが乱入し、サイバーがYAMATOにパイナップルボンバー。)


サイバー「ヘイヘイヘイヘイヘイ、YAMATO、こんなぬるーいドリームゲート戦をオレは初めて見たぞオイ。オイ、こんなぬるくていいのかドリームゲート!? 見ての通り、今のオレはブレーキの壊れたダンプカーや。だれも止められへん。次は、ドリームゲート挑戦者は、このオレサイバー・コングで決定じゃ!」


パンチ「オーイ! 聞いたかオイ! 次のドリームゲート挑戦者はサイバーさんに決定だ! オマエらもっと歓迎しろよコラ!(ブーイング)なんか文句あんのかコラ! 文句あんだったらよ、かかってこいよコラ! 臆病もんが! オイ、来月の後楽園ホールでは、オーバージェネレーションにな、徹底的に復讐してやるから、楽しみにしとけよバーカ!」


(帰れコールの中、ヴェルセルクが退場。)


Kzy「どこがぬるい試合だってんだコラ! だれかお客さんも言ってましたね? アイツのドリームゲート戦の方がぬるぬるだったですよね!? ブレーキの壊れただ? 元からブレーキねえだけだ。止まり方しらねえだけだろうが! バカヤローが! ヴェルセルクだ? YAMATO、あんなヤツらによ、やられんじゃねえぞ。サイバーなんてよ。(楽勝楽勝の声に)その通りだろ! 言ってやってくれよ!」


YAMATO「とりあえず終わったばっかだからさ、次の話はとりあえず置いとこうぜ。まあ、やられたぶんはやり返しますんで。まあ、ハルク、リングに上がってください。まあ、ハルク、オレたちはプロレスラー、プロレスが生業だ。あんたのイライラ、今日で吹っ飛んだんじゃないですか? あんだけオレのことボコボコ蹴ったんだから。ねえ? ストレス発散になったでしょ!? ボコボコにホントに蹴られましたんで。ホントに痛いです。まあね、少年ジャンプの青春ドラマじゃないけど、河原で殴り合って、そのあと大の字で、ハハハみたいな感じで。そんな感じでね、わだかまりは最初からなかったけど、ハルク、これからも(とハグ)。まあそういうことで、ドリームゲートチャンピオンYAMATO、3度目の防衛に成功しました。今月も2月2日、先月から中2週間のスパンで平日にもかかわらず、これだけのたくさんのお客さんに集まっていただきました。本当にありがとうございます。


まあ次の挑戦者、サイバー・コングですか。(えーの声に)まあ、皆さんの言いたことはわかるけども、サイバー・コングもオレらと同じ時を過ごしてきた、同じ時代を生きてきた人間ですので、ボクはがっぷり四つで必ずドリームゲートのベルト、防衛します。ホントに今日は同門対決ということでね、すごい、すがすがしくも残酷な試合でしたけども。ボクにとっては、ボコボコに蹴られて。でも、防衛してすごい気持ちいい気持ちで、気持ちいい気持ち? すがすがしい気持ちでいられます(苦笑)。すいません。まあそういうことでね、また長くなるとアレなんでね。来月の後楽園ホールも、ボクらDRAGON GATEこのリングでお待ちしてますんで、どうぞよろしくお願いします。最後に、あ、そうそうそう。来月はついにあのフラミータもこのリングに帰ってきますので、楽しみに待っていてください。さあ、後楽園、今日のオレも、いや、今日のオレも、今日のハルクも、最高にカッコよかっただろ? どうもありがとうございました!」


【ハルクの話】「年始からのモヤモヤがYAMATOに思いっ切りぶつかって、ようやく吹っ飛びました。試合前に最高の試合、最高の結果をって言いましたけど、オレたち、トライブ・ヴァンガードにとっては最高の試合で最高の結果だと思う。まだまだオレは走り続けます。まだまだB×Bストーリーは終わらない」


【YAMATOの話】「ドリームゲート、3度目の防衛に成功しました。ハルクがその気になればこんなもんじゃないっていうのはずっと誰しもが思ってること。今日は本気のハルクが見られてオレも嬉しいし、お客さんも嬉しいんじゃないですか。これでトライブ・ヴァンガード、駒はそろった。来月はフラミータも帰ってきます。次はKzyとマリアちゃんがツインゲート。ボクがドリームゲートチャンピオンということで、トライブ・ヴァンガード、ユニットとしてはおとなし過ぎた。これからドンドン前に攻めていきます」


【T-Hawk、サイバー、リンダ、YASSHI、富永の話】
リンダ「おいヴェルセルクの新メンバー、パンチ富永だ。パンチ、オマエがヴェルセルクを選んだのは間違ってないぞ。お前からも一言言ってやれ」


パンチ「オーバージェネレーション、これからな、オレの全人生を懸けてオマエらをたっぷりいたぶってやるからな。覚悟しとけよ。Gamma、お前もだ!」


T-Hawk「それと来月なんだ? ヘッドハンティングマッチ? なんだそれ。要は勝てばいいんだろ?」


サイバー「そういうことや。試合は勝てばいいんだよ。今日はオレの次期ドリームゲート挑戦も決まった。おいYAMATO、試合後にオレに襲われてるなんてまだまだワキが甘いのう。オマエはスキだらけなんや。オレはいつでもどこでもオマエからベルトを取れるからな。覚えとけ、おらっ!」


YASSHI「チェックしとけ、カス野郎!」


 DRAGON GATE後楽園大会で今年初のドリーム選手権試合が行われ、YAMATOがTRIBE VANGUARDの同門でスランプに悩むハルクを挑戦者に指名し実現となった。


 序盤はグラウンドの攻防からスタートし後楽園ホールを意識してか、グラウンドの中心の攻防が続くが、ハルクのハイキックがいきなり炸裂すると、まさかの一撃を喰らったYAMATOがたまらず場外へ逃れ、リングに戻ったところでハルクは頭部への低空ドロップキックで追撃してから首攻めを展開して先手を奪い、頭部にスピンキックを浴びせて何度もストンピングを落とす。
 先手を奪われたYAMATOは突進するハルクをエプロンに出してからgo 2 Hospital1を発射、延髄斬りからgo 2 Hospital1からナルシストポーズを取るなど流れを変えるが、派手な技は出さずエクスプロイダーからクロスフェースで絞めあげていく。
 YAMATOとハルクやエルボーなどで打撃戦を展開、YAMATOのgo 2 Hospital1をかわしたハルクはロープ越しのダイビングフットスタンプ、コーナーに逆さ吊りしてファーストフラッシュ、EVO、側転から踵落とし、フェイントから踵落とし、その場飛びムーンサルトと攻勢をかけ、マウス、カニバサミからの後頭部への踵落とし、セカンドロープにYAMATOの首を出して場外からのドロップキック、スワンダイブ式フットスタンプ、ローリングセントーンと畳み掛ける。
 劣勢のYAMATOはgo 2 Hospital2で反撃、コーナーへのエクスプロイダーを決めるが、ハルクは踵落としからコーナーもYAMATOはgo 2 Hospital1から雪崩式ドラゴンスクリューで返し、逆片エビ、ストンピングと足攻めからコーナーも、追いかけたハルクは雪崩式パワースラムを決める。
 ハルクは「どうしたチャンピオン!」と激しつつキック、YAMATOはバイシクルキックで応戦するが、ハルクはFTXからロープに磔にして張り手、キック、ハングマン式DDTで突き刺し、雪崩式EVO狙いはYAMATOがスリーパーで捕獲して落とすも、ハルクは下からのニールキックから再度雪崩式EVOでマットではなく場外へ落とす荒技を敢行する。
 ハルクは大ダメージを負ったYAMATOにファーストフラッシュもYAMATOがキャッチ、そして振りほどいたハルクは突進もYAMATOは全知全能のフランケンシュタイナーを決めるが、ハルクは丸め込みからファーストフラッシュを浴びせ、EVOを決める。
 勝負に出たハルクはフェニックススプラッシュを狙うが追いかけたYAMATOがコーナー最上段からの雪崩式ジャーマンを敢行、YAMATOはgo 2 Hospital2を連発してからギャラリアを狙うが着地してgo 2 Hospital1をかわしたところでハルクが後頭部にファーストフラッシュを浴びせるも、YAMATOはスリーパーで捕獲してからスリーパースープレックスで投げ、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
 YAMATOはエルボーの連打に対し、ハルクは水車落としから踵落とし、頭部からのエルボーの連打から突進したところでキャッチしたYAMATOは旋回式ギャラリアで突き刺すと、go 2 Hospital1からギャラリアの2連発で3カウントを奪い、YAMATOが30分越えの激闘を制して王座を防衛した。


 試合後にはYAMATOとハルクが健闘を称えあいTRIBE VANGUARDが改めて結束を固めたところでVerserKが乱入してYAMATOとハルクを襲撃、サイバーが二人の試合をぬるいと挑発して挑戦者に名乗りを挙げた。
 よく考えればサイバーもYAMATOとハルクとは同世代なだけに、二人の試合を"ぬるい"としながらも触発されたというのが本音だろう、だがサイバーは過去ドリーム王者だったCIMA、ハルクと挑戦してきたが試合内容の"しょっぱさ"で散々ダメ出しされただけに、勢いに乗っているとはいえサイバーがこれまで以上なものを出せるかどうか・・・


 第2試合では清水vs山村のシングルが組まれ、山村がドロップキックで奇襲し場外に追いやってからノータッチトペコンを炸裂させて先手を奪うが、清水は最近特訓しているというキックで流れを変え、パワーで押し切ろうとするが山村は腕十字、逆片エビなどで懸命に食い下がる。
 喰らい付く山村に対し清水は逆エビ固めからパワーボムという荒技で山村を追い詰めにかかるが、砲丸投げスラム狙いは山村が腕十字で切り返し、三角絞めへ移行、清水は強引に持ち上げて叩きつけるが山村は離さず、フジイが慌てて清水にタオルを投入しようとするも望月が止める。
 清水は改めて叩きつけて脱出うるとサードロープ、セカンドロープと雄叫びを連発するがトップロープからは山村が雪崩式フィッシャーマンズバスターで投げるもPKからのスワントーンボム、そして初公開のスカイツイスタープレスは自爆となってしまう。
 清水は亀有公園前固めで捕獲し、そのままパワーボム狙いは山村が回転エビ固めで切り返し、清水の砲丸投げスラムもエビ固めで切り返す。そして膝立ちとなった両者は張り手合戦から山村は延髄斬り、後頭部へのミドルキックの連打で清水ダウンも山村もスタミナが切れてきたかすぐカバーできず、清水も砲丸投げスラムで投げるがカバーできない。清水は再度砲丸投げスラムを決めるが20分時間切れで引き分けとなり、試合後も両者は健闘を称え合う。


 セミの鷹木、T-Hawk、サイバー、リンダvs土井、吉野、Kotoka、Ben-Kは吉野が1月23日の神戸大会で頚椎椎間板ヘルニアならびに中心性頚髄損傷の重傷を負い、Kotokaも同日に膝を負傷したため欠場となり、土井とBen-KのパートナーはX、XXとされたが、土井が入院中の吉野が助っ人を用意したと明かすと、登場したのはCIMAと望月だったが、代役は二人ではなく20分時間切れ引き分けを展開した清水と山村を抜擢、VerserKが奇襲で試合開始となる。
 序盤は土井組がリンダを捕らえて先手を奪うが、鷹木がムキになって攻めてくる清水、Ben-Kにイスで一撃を加え、山村もT-Hawk、サイバー相手に張り手の連打も逆に捕まってしまいVerserKの連係の前に蹂躙されてしまう。
 しかし清水とBen-Kが息の合った連係を見せ、清水は鷹木、Ben-Kはサイバーにアルゼンチンバックブリーカーの競演まで披露するが、山村が捕まり鷹木とサイバーのダブルインパクトを喰らってしまう。それでも懸命に粘る山村だったが23日の後楽園大会から出現し第3試合ではボックス攻撃で反則負けとなったDr.VerserKが乱入してボックスで山村を一撃して流血に追い込むと、マスクを脱いで正体は1月18日の後楽園大会でEitaからダメ出しを受けていたパンチ富永であることを明かし、最後はリンダがタイガースープレックスで3カウントを奪いVerserKが勝利。
 試合後はリンダが富永がGammaも腕の負傷で欠場し少数となったOVER GENERATIONを罵倒すると、CIMAも怒り全面対抗戦を要求、CIMAの提案で敗者となったユニットが勝者ユニットにメンバーを一人差し出すヘッドハンティングマッチを要求し、八木隆行本部長の了承を得て決定となった。またOVER GENERATIONは4人で一人足りないため助っ人として土井が名乗りを挙げ加勢することになった。
 本当なら土井吉が再結成でKotoka、Ben-Kを加えた新ユニットという流れだったと思うが、吉野とKotokaの長期欠場で新ユニットは先送り、土井だけでなくDRAGON GATEとしては大誤算だった。一方VerserKはEitaにダメ出しを受け仲たがいしていた富永がVerserKに加入となったが、鷹木にコキ使われることを嫌がった富永はベビーターンをしてOVER GENERATIONに加わったものの結果を出せず、時には試合から外されることがあった。それを考えるともう一度立ち位置を変えてヒールターンせざる得なかったということなのか、しかしVerserKに戻るということは鷹木と和解するという意味でもあることから、富永にとっても鷹木は捨てがたい存在なのかもしれない。


 今大会は第2試合で山村と清水が想定外の大熱戦を見せただけでなく、YAMATOvsハルクも壮絶な死闘となるなど、知らない間に時間が過ぎていたという感じの大会だった。

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