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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

鷹木が惜別の袋叩き!DRAGON GATEを卒業した戸澤はアメリカへと去っていった

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鷹木が惜別の袋叩き!DRAGON GATEを卒業した戸澤はアメリカへと去っていった

11月3日 DRAGON GATE「THE GATE OF DESTINY2016」エディオンアリーナ大阪 7350人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
中村風太 ○ワタナベシュン ワタナベヒョウ(6分16秒 片エビ固め)×パンチ富永 山村武寛 石田凱士
※ムーンサルトプレス


◇第2試合◇
▼30分1本
○Kzy ヨースケ・サンタマリア(5分20秒 KZ.time)×"ハリウッド"ストーカー市川 しゃちほこBOY


◇第3試合◇
▼30分1本
問題龍 ○エル・リンダマン(9分57秒 ロコモーション式タイガー・スープレックス・ホールド)ドン・フジイ ×Gamma


◇第4試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合/60分1本
[第30代王者]○Eita(14分48秒 Numero Uno)[挑戦者]×フラミータ
☆Eitaが3度目の王座防衛に成功


【フラミータの話】「Eita、モウイッカイ、オネガイシマス」


【Eitaの話】「よっしゃー。フラミータに勝ったぞ。これで3度目の防衛だ。まあでも、今日の試合でオレとフラミータ、どっちが強いとか関係ねえよ。お互い強えよ。なあ、フラミータ。もう一回やろうぜ。なあ、フラミータ」


◇第5試合◇
▼オープン・ザ・トライアングルゲート選手権3WAYマッチ/60分1本
[第56代王者組]○堀口元気H.A.Gee.Mee!! 斎藤“ジミー”了 ジミー・神田(21分27秒 バックスライド・フロム・ヘブン) [挑戦者組]T-Hawk ×サイバー・コング "brother"YASSHI
☆堀口&斎了&神田が2度目の王座防衛に成功


 ①[挑戦者組]○T-Hawk サイバー・コング "brother"YASSHI(17分46秒 ノルテ)[挑戦者組]望月成晃 ×ビッグR清水 ピーター・カッサ


【堀口、斎了、神田の話】
堀口「オレら、勝ったけど、もうひん死の状態だ…。でも、最後は言った通り、チームワークの勝利だよ」


斎了「堀口元気は10%しか力を使ってないよな? まだまだ余裕だよな?」


堀口「余裕じゃないぞ…。このベルト、大事にこれからも防衛していきます」


斎了「ウチらはまだまだ力を発揮してない。まだまだいける!」


堀口「ほざけ…」


◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]CIMA ○ドラゴン・キッド(21分36秒 ウルトラ・ウラカンラナ)[第39代王者組]×ジミー・ススム ジミー・カゲトラ
☆ススム&カゲトラ組が5度目の防衛に失敗、CIMA&キッド組が第40代目王者となる


(試合終了後)
CIMA「毎度おおきに。大阪ありがとう。久しぶりに勝ってマイクを持つことができます。ドラゴン・キッドとCIMAは出会って20年です。当時、CIMAは19歳、ドラゴン・キッドは21歳、ボクは今月で39歳になり、ドラゴンキッドは2月で41歳になります。対戦相手のススムもカゲトラもおそらく2人ともキャリア15年オーバーの2人でしょう。いまからメインイベントが始まってDRAGON GATEの最前線を走ってる6人がこの大阪の体育館を、大阪の街を、そして生中継を見てるみなさんを狂喜乱舞させますので。いまでもこうしてキッドとCIMAのCK-1タッグが取りました。これまでDRAGON GATEの基礎を作ったのは、最前線を走ってるのはメインで試合をする6人かもしれない。でも、基礎を作ったのはCIMAでありキッドであり望月であり、そしてストーカー市川や…。DRAGON GATEがどこに走っていくかわからんけど、ひとりでもDRAGON GATE面白いと思ってもらえるようなプロレスをCK‐1お見せしますので、そういう思いを持ってメインイベント狂喜乱舞してください。DRAGON GATEはまだまだ、これからやで」


【ススム、カゲトラの話】
ススム「カゲ、悪かったな」


カゲ「とんでもないです」


ススム「何度もチャンスがあったね。久々にワールドライナーを使って、アレで勝てなかった。向こうが今回に限ってはベルトに懸ける気持ちが強かった。でも、これで終わりじゃなくて、またがんばろう」


【CIMA、キッドの話】
キッド「やったー! CIMAありがとう」


CIMA「初めてやね。CK-1で初めてやね」


キッド「CK-1で取ったベルト、ツインゲート」


CIMA「Gammaさんとの大阪06とはまた違った意味で。(キッドとは)タイフーン時代からやから。初めてやから」


キッド「これでしっかりとまたドラゴンゲートの歴史にまた1ページ、歴史刻みましたよ。CK-1がな」


CIMA「ジミーズはやっぱり隙がない。隙が無いから。でも隙が無いのがある意味欠点かなと」 


キッド「皆さん、オレたちにこれから何を期待する? 皆さんが期待するもの、このツインゲートチャンピオン、CK-1がこれから見せていくから。まだまだドラゴンゲートはCK-1で盛り上がれ!」


CIMA「一番古株の2人が取ったけど、このツインゲートがドラゴンゲートのブランニューゲートや。(久しぶりのベルト奪取になりました)別にボクは一歩引いてたわけでもなんでもないんですよね。ただ、これが今ドラゴンゲート、見ててやっぱりおもしろいし、ツインの試合もバンバン見てましたけど、果たしてそこにオレが入っていけるのかと。別にブランクがあるわけじゃない。でもこの流れを、歯車として入って壊したくない。ボクはある時点からドラゴンゲート、永久的に発展させていくと誓ってるんで、そこに歯車として入れるなら本望やし、これをまたキッドとCIMAの(キャリア合わせて)40年タッグが取ったわけやから。バンバンきてもらっても構わないし、もちろんジミーズがあれだけの試合して、今日もあれだけやりこんでくれて、このベルトがこっちに来たんやから。ジミーズも言うたら同世代。アイツらのぶんも背負っていきたいと思うしね。とにかく若いのに来てほしいね。なんだったら山村&石田でもいい。ブランニューゲートを開いてほしいね。そういう気持ちがあります。(新たなツインゲート王者としての色を出していくと)そうですね。新しいドラゴンゲート、オレら一番古い2人が持ってるけど、ブランニューゲートですから。新しいトビラをこれからも作っていきたいなと思いますね」


◇第7試合◇
▼Team Tozawa Akira Fainl スペシャル6人タッグマッチ 事件無制限1本
○YAMATO 鷹木信悟 B×Bハルク(27分49秒 片エビ固め)×戸澤陽 土井成樹 吉野正人
※ギャラリア


(試合終了後)
鷹木「お~い戸澤、最後は残念な終わり方だったな。おい、いくら綺麗事を並べてもな、しょせんリングは弱肉強食。潰し合いの世界だ。まあそれでもこんなクソみたいな、卒業マッチに巻き込まれるハメになったけどな、まあ終わってみれば、これが最後か。戸澤! 最後の最後、オレもお前と試合ができて心からよかったと思うよ(拍手が起こる)。別によ、戸澤、死ぬわけじゃねえんだからよ、辛気くさい別れはやめようぜ。オレたち13年間か、いろいろあったよな。またいつか会った時は笑い話で盛り上げればいいじゃねえか、そうだろ。なあ。まあそれでも10年以上、本当に長い間、世話になった。戸澤、元気でな!(握手の手を差し出すが、戸澤が握り返そうとした瞬間に攻撃。ヴェルセルクの他のメンバーも登場して、戸澤を袋叩きにする。)おい触んな。なにが卒業だ。とっとと行け、このヤロー。アメリカでもどこへでも行っちまえ。早く帰れよ! オレたちの天下だ!(そうこうしているうちに入場ゲートに選手たちが登場。ヴェルセルクを威嚇する。)待て待て。数が多い! ちょっと待てよ、このヤロー。お前ら全員で来やがってきたねえな。まあよ、戸澤はドラゴンゲートをやめるかもしれないけどな、それよりもお前ら、全員敵だからな。これからのドラゴンゲートもヴェルセルクが中心で暴れ回ってやるからな。お前ら、それだけはよく覚えとけ! イエーイ!」


YAMATO「おーい、鷹木信悟。お前も素直じゃねえな。同期の戸澤陽がいなくなるんだ。お前の試合中の戸澤さんへの執念、尋常じゃなかったぞ。淋しいならな、ハッキリ淋しいって言え、バカヤロー」


(ヴェルセルクは退場。)


YAMATO「戸澤さん、大丈夫ですか? 戸澤陽のドラゴンゲートファイナルマッチ、このオレ、YAMATOが介錯は務めさせてもらいました。邪魔者はいなくなった。そして偶然か、はたまた運命のイタズラか。このリングにドラゴンゲートの全選手が集まりました。戸澤陽のファイナル、ドラゴンゲート卒業式を皆さん、このままおこなってもいいでしょうか? 戸澤さん、まあね、せっかくだからドラゴンゲート全選手、一人一人このマイクを使って、戸澤陽に思いの丈をぶつけましょう。まあ単刀直入にお願いします。長いんでね。人いっぱいるから。戸澤さん、今までありがとうございました!」


ハルク「同期の戸澤君、戸澤陽、最高だよ。ありがとう。そしてオレはやっぱり鷹木信悟が大キライだ!!」


土井「まずはお前ら、なにそんな暗い顔してんねん。葬式ちゃうぞ。戸澤の旅立ちの日や。明るく行こうやんけ。戸澤の卒業マッチで、最後試合に絡めたこと、オレはもう感無量や。戸澤、お前は夢を夢で終わらせずに夢を現実にしたんや。そんなお前をオレはたくましくも思うし、うらやましくも思うし、尊敬もしてる。お前は一人でアメリカに旅立つんや。偶然やけどな、オレもひとりぼっちなんや。そこでオレもお前からはメチャクチャ刺激もらったからな。近々、オレもこのリングで行動に移すぞ。ドラゴンゲートは家族って言うたよな。家族にはたまには連絡しろよ。アメリカに行っても大暴走してくれや。ありがとう!」


吉野「戸澤君、戸澤君とオレの思い出と言えばモンスターエクスプレスや。モンスターで過ごした3年間がオレと戸澤陽の12年のすべてや。挨拶くらいしか会話のなかったオレたちが同じユニットになって、これだけ、先輩後輩があっても、仲良くなれたんや。これからもずっと仲良く友だちでいような。ありがとう!」


清水「戸澤さん、戸澤さんとはモンスター・エクスプレスで半年くらいしか一緒に闘わなかったですけども、いっぱいいっぱいアドバイスもらって、戸澤さんのアドバイスをいっぱいもらっって、これからボクはドラゴンゲートの頂点を目指せるようにがんばります。そして戸澤さん、次、闘う時は、勝つのはこのオレ、そう、ビッグ・アール・清水だぁ! ありがとうございましたぁ!!」


フラミータ「トザワサン、ガンバッテネ、アメリカ」


マリア「さよなら(と濃厚なキスで門出をお祝い。このあとピーターも英語で別れの挨拶をおこなった)」


パンチ「戸澤さん! 戸澤さんにはリング内外、いろいろ勉強になりました。本当お世話になりました。アメリカに行ってもがんばってください!!」


中村「戸澤さん、約1年半ぐらいの短い間でしたが、お世話になりました。デビューする前、練習生の時、戸澤コーチの練習が一番キツくて、10キロマラソンとか本当に嫌いでしたけど、そのおかげで今、少しずつ体力がついてきたと思います。これからも練習を怠らずに一生懸命がんばります。今まで本当にありがとうございました」


シュン「元気でおもしろい戸澤さんが本当に大好きでした。アメリカでの活躍期待しています。ありがとうございました!」


ヒョウ「戸澤さん、自分も戸澤さんと約1年半しかかかわることができませんでしたが、いろいろ学ばせていただきました。自分も戸澤さんのおかげでランニングができるようになりました。本当に今までありがとうございました!」


Kotoka「(無言で至近距離まで近づいてから)ヴェ~ッ!!(と言ってそのままリングをあとにする)」


山村「戸澤さん、自分は戸澤さんとチームは違がったんで、しゃべる機会もそんなになかったんですけど、道場、さっき出た合同練習とかでお世話になりました。まだまだ未熟ですけども、戸澤さんみたいに一流のプロレスラーになれるようにがんばりますので、戸澤さんもアメリカに行ってもがんばってください。ありがとうございました!」


カゲ「戸澤、自分でつかみ取った夢を、まだまだアメリカで追いかけていってください。お前ならできる。がんばってください」


Eita「戸澤ぁ! オレはお前にまだ勝ってねえんだよ!! ……でも、本当にお世話になりました。ありがとうございました(と涙声で)」


Kzy「あなたに散々投げられたオレだけど、向こうでも、おもいっきりぶん投げてくださいよ。あなたなら絶対にやってくれると思ってますから。あなたとブレイブゲート闘えて、ボクは嬉しかったです。あなたの元気印は、ボクが受け継ぎますんで(会場から拍手う)。みんなをハッピーするようにオレもがんばりますから、あなたも向こうでまた明るくがんばってください。ありがとうございました!」


市川「戸澤君、いつもね、控室とかで、言い合いしたりしてるけども…ん? それは内緒で。一人でアメリカ行くことになるけども、オレらみんなもお客さんも、全国のお客さんもみんなお前のうしろにはいるからおもいっきりやってきてください。ありがとうございました」


BOY「アキラ君、モンスターで一緒にやった3年間、たくさんいじってくれてありがとう! でも、本当に楽しかった。これからもアメリカに行って、夢をあきらめないでがんばってください。ありがとう!」


Gamma「戸澤君、ボクはデビューした頃は知らないけど、いつも若手で戸澤君ばっかりが怒られてるのを見て、この子よく辞めないなっていつも思ってました。本当に戸澤君、がんばってました。これからアメリカでの活躍、期待してます。戸澤君なら絶対にやってくれると思います。大きくなってください。もっともっとビッグになってください。ビッグになってなかったら、戸澤、蹴り殺すぞっ、コラッ!」


石田「戸澤さん、自分がドラゴンゲートに入門してから約3年間、私生活でも試合でも本当にお世話になりました。ありがとうございました」


クネス「戸澤、行くからには世界一の日本人レスラー、世界一の戸澤陽になってこいよ。いってらっしゃい」


神田「戸澤、さっきGammaさんが言ってたけど、若手の時、メッチャ怒ってたのオレやね。メッチャ殴ってたよね。ちゃんと謝ってなかった。ゴメンね。向こう行ってもがんばって」


ススム「戸澤、まあオレの周りにはな、なぜかお前のこと大好きな人が多いから淋しくなるけど、お前はアメリカで精いっぱいがんばってこいよ。オレはこの日本、ドラゴンゲートで、お前がつけてくれたジミーっていう名前を背負ってがんばるからな。がんばって。まあ、またあとでメールかラインします」


斎了「戸澤の明るさは世界でも全然通用すると思います。そしてススムさんもいった。さっき土井も言った。たまには連絡ください。オレいまだにガラケーだから、ラインとかないんで、ケータイの、ボーダホンのメールにください。がんばってきて」


堀口「(泣きじゃくりながら)ダメだ…オレも。夢と希望をもってお前はアメリカ行くけど、こんなこと言うのお前に失礼かもしれねえけど、いじめられたり、つらかったら帰ってきていいんだよ。なあ。みんな待ってるから。今までどうもありがとう」


キッド「戸澤、本当に戸澤との思い出はたくさんあるけど、今までドラゴンゲートで体張ってたくさん盛り上げてくれてありがとうございました。次はアメリカで自分の夢のためにがんばってください。本当にありがとうございました」


望月「戸澤、12年間、お疲れ様でした。お前の抜けた穴は非常に大きいと思うけど、ここにいる全員で意地でも埋めてみせるから。もし、お前が日本に帰ってくることがあっても、ドラゴンゲートにお前の居場所はないかもしれないからな。それくらいの覚悟をもって、お前も向こうで意地でも成功してこいよ。がんばれよ!」


フジイ「(深々と礼をしてから)トッチャン。オレ最近よく戸澤のことトッチャンって呼ぶようにしてるんだ。さっき、神田君が言ってたよく怒ってた人、オレもよく怒ってたね。今謝ります。ごめんなさい。ここまで大きくなると思わなかった。本当オレも嬉しい。戸澤、笑顔でさようならや。また会う日まで」


CIMA「戸澤、今、フジイさんも神田君も謝ってたけど、オレもお前に言うとかなアカンことがある。一番最初にドラゴンゲートUSAに戸澤陽も一緒に連れて行こうってなって、みんなでアメリカまで遠征したとき、お前はみんなと一緒で一週間分の荷物しか持っていってなかったよな。でもオレらは一週間でアメリカから日本に帰ったけど、お前のチケットはお前の知らないウチに半年後になってたな。あれはオレが電波少年の再放送を見て、これおもしろいなあ。戸澤にやってみたらどうなるかなあ、っていう軽い気持ちから始めたんや。でもな、人生何があるかわからない。それがきっかけでこういうことになったんやからオレは謝らない。逆にお前に感謝してもらいたい。そういう気持ちでいっぱいです。戸澤陽は夢に向かって再び自分の足で渡米します。オレの夢はこのドラゴンゲートのリングで、せやな、今日会場に来てくれてる小学生、中学生が、このリングのドラゴンゲートの門を叩いて、またその時に、CIMAというレスラーと、この大阪のいっぱいの皆さんの前で試合ができる、そんな団体にしたい。オレはある時からドラゴンゲートを永久に発展させることを誓ったんや。お互いの夢を掴みあおうぜ。陽、がんばれよ。社長、選手は全員終わりました。こういう機会しかないと思います。社長からも一言お願いします」


岡村社長「戸澤、淋しなるのぅ。お前にとってドラゴンゲートは、さっき家族や、家やと(言っていた)。でもお前の根っこでもある。世界最高峰のドラゴンゲートのプロレスをアメリカ、いや世界で広めてこい。お前やったらできる。楽しかったのぅ。(抱擁しながら)がんばれ」


YAMATO「あっという間にこの時がきてしまいました。口ではなんだかんだ言ってますけど、ボクら全選手、ここの会場来てるファンの皆さん全員、本当はね、戸澤さんに行ってほしくない。淋しいから。行かないで…。オレたちはファミリー。誰よりも同じ時間を共有してきた。だけど、戸澤さんにはアメリカにも戸澤さんのことを待ちに待っているファミリーがいるんですよね。オレたちは何も心配する必要はない。まあ、このプロレス界にいればいつかまたどっかで巡り会うでしょ。その時は、また今と変わらず、ああだこうだ、バカ話をしましょう。今まで本当にお疲れ様でした」


戸澤「(「トザワ」コールの中)皆さん一人一人のメッセージ、本当にありがとうございます。後輩たち、情けない先輩やったけども、何を後輩たちに残せたかどうか分かれへんけども、戸澤陽というちょっとおもろい先輩がおったっていうのを忘れんとってくれ。それから先輩の方たち、本当にこんなアホなクソガキを懲りずに今まで指導してくださって本当にありがとうございました。そしてファンの皆さん、(言葉に詰まりながら)ボクはこのドラゴンゲートに何を残せたか分からないです。でも、戸澤陽という男がいたことを忘れないでください。最後にドラゴンゲートファンの皆さん、戸澤陽、12年間、本当にお世話になりました。そして今日、会場にご来場していただきましたたくさんのお客さん、本当に今日はどうもありがとうございましたぁ!」


【鷹木の話】「特別な感情なんて何もないよ。何が卒業マッチだ。くだらない。プロレス業界、来る者拒まずかもしれないけど、去る者も追わずだ。いなくなるヤツは戸澤だろうが、同期だろうが、眼中にないね。何がアメリカンドリームだ。オレは日本のプロレスが一番だと思ってるからよ。行きたきゃ行け。土俵が変わるんだったら、戸澤、元同期かもしれないけど、今後はもうライバルでも何でもないからな。くだらねぇな。客もオレの芝居に感動してウルウルしたんじゃねぇか。DRAGON GATEのファンも虫唾が走るんだよ。さっきリング上で言った通りだ。今後のDRAGON GATEも中心はヴェルセルクだ。オレたちが中心だ。そして、必ず時代を変えてみせる。年末、(福岡)国際センターまで時間があるだろ。とことん動いてやるからな」


 年に1度のエディオンアリーナ大阪大ホールでのビッグマッチのメインはオープン・ザ・ドリーム選手権ではなくDRAGON GATEを卒業しWWEへ転出が噂されている戸澤の壮行試合が行われた。
 組み合わせは10月23日の京都KBS大会で土井ダーツで決められ、戸澤は土井、吉野と組んでYAMATO、鷹木、ハルクと対戦することになった。戸澤には土井、吉野が付いたが土井吉の二人が組むのは3年ぶり、対するYAMATO組はかつてユニット「NEW HAZARD」として活動していたが、現在ではYAMATOとハルクは同じユニットとして活動し、ヒールとなった鷹木とは反目、しかもこの6人の中ではVerserKは鷹木一人と鷹木は敵だらけの状況となった。
 試合はかつてのパートナー同士だった土井とYAMATOでスタートも、土井がYAMATOを裏切った経緯もあってYAMATOに声援が集中、吉野vsハルクがスピーディーな攻防を展開した後で、鷹木が強引にハルクから交代し、かつてのパートナーだった戸澤を指名すると、戸澤が登場。ショルダータックルからの肉弾戦の後で、戸澤が場外へ追いやり場外の鷹木にトペ・フェイントで牽制、YAMATOが飛び出すも、戸澤と再結成された土井吉の息の合った連係で翻弄され、YAMATOは戸澤にドロップキックを浴びせるが、ハルクに交代したつもりが、鷹木が登場して戸澤と吉野にダブルバンピングボンバーを放ち、ブーイングを浴びせる。
 交代したハルクが戸澤を回し蹴りから逆片エビで捕らえるが、脱出した戸澤は逆水平の連打も、鷹木が入ってバンピングボンバーで場外まで吹き飛ばされると、鷹木はテーブルに叩きつけ、暴走する鷹木にYAMATOが制止に入るも、鷹木は無視するどころかYAMATOに蹴りを入れ、戸澤をイスで殴打する。
 YAMATOとハルクは連係で戸澤を捕らえ、鷹木がカバーに入るもYAMATOがカットに入ったことで不穏な空気が流れるが、戸澤は鷹木にエルボーの連打を浴びせるが、鷹木はダブルチョップで返したあとでガロンスローで投げ、戸澤もトザワを投下するが、鷹木は両足を立てて迎撃しバックドロップで投げる。
 戸澤の窮地に土井吉が入り、場外戦に持ち込むと戸澤はYAMATOとハルクにミッション・イン・ポシブルを発射、リングに残った鷹木は土井にダイビングエルボーを狙うが、吉野がカットに入り、スリングブレイドの連係攻撃を決めれば、YAMATOも吉野にエクスプロイダーを決めナルシストポーズで牽制すると、吉野もナルシストポーズを取ってからスリングブレイド、戸澤はハルクに唱和からブレーンバスターを狙うが、逆に投げられてしまう。
 YAMATOとハルクは戸澤にサンドウィッチ攻撃を決めると、土井吉が入ってハルクに合体フェースバスターを決め、戸澤が入ってトレイン攻撃から戸澤がダイビングセントーン、吉野がミサイルセントーンを立て続けに浴びせた後で、吉野が鷹木にフロムジャングルを狙うが、持ち上げた鷹木はシットダウン式パワーボムで叩きつける。
 ハルクが土井を羽交い絞めにすると鷹木がバンピングボンバーを狙うがハルクに誤爆、YAMATOもgo 2 Hospital IIを狙うが鷹木に誤爆するなどYAMATO組の連係が乱れると、戸澤は鷹木に雪崩式ブレーンバスターを決め、土井吉が入ってトレイン攻撃から吉野がトルベジーノ、土井がバカタレスライディングキックで援護射撃してから、戸澤はデットリフトジャーマンからパッケージジャーマンを狙う。
 しかしハルクがマウスでカットに入ると、YAMATOがgo 2 Hospital IIを決め、ハルクがE.V.OからYAMATOがギャラリアを狙うが、鷹木がカットに入って戸澤を横取りしバンピングボンバーからSTAY DREAMを決め、ここから6人が入り乱れるも、戸澤のジャーマンに対し起き上がった鷹木はバンピングボンバーを炸裂させ、戸澤も起き上がって高速ジャーマンで投げてからエルボーの連打で鷹木をダウンさせる。
 目に涙を浮かべた戸澤だったが、鷹木がエルボー合戦からバンピングボンバーを浴びせると、MADE IN JAPANからラストファルコンリーを決めるが、土井吉にカットされると、戸澤に鷹木がバンピングボンバー、ハルクはファーストフラッシュと畳み掛けた後でYAMATOがギャラリアを決め3カウントを奪い、最後はドリーム王者のYAMATOが戸澤を介錯した。


 試合後は鷹木が戸澤に別れを告げて握手かと思いきや、バンピングボンバーを放つとVerserK勢が駆けつけて戸澤を袋叩きにする、ここで岡村隆志社長を始めとする選手たちが駆けつけるとVerserK勢は退散、その後で各選手が戸澤に別れの挨拶をすると、最後は戸澤がファンに挨拶し、VerserKを除く選手らが戸澤を胴上げして大会は幕となった。


 鷹木の行為は暴挙かもしれないが、試合内容と最初の別れの言葉は、鷹木の本音でもあった。最後の袋叩きは鷹木自身の立場を貫いたことと、去り行く戸澤よりもDRAGON GATEのプロレスがあくまで主役であることを貫いた。


 WWE移籍が噂されている戸澤だが、DRAGON GATEより厳しい世界で飛躍なるか、今後に期待したい。


 またセミのツインゲート選手権は挑戦者組のCK-1がジミーズの連係の前に分断されるも、CK-1はCIMAのススムへのパーフェクトドライバーから反撃し、CIMAがメテオラ、キッドがウルトラウラカンラナで勝負に出るが、カゲトラがカットすると、スーパー雪崩式フランケンを狙うキッドにススムは雪崩式エクスプロイダーを決めてからジャンボの勝ち!を炸裂させる。
 カゲトラはキッドに変型みちのくドライバーで突き刺すと、ススムがジャンボの勝ちを狙うがキッドがかわして、CIMAがススムにメテオラからシュバインを決めるがか、カゲトラがカットに入る。
 ススムはジャンボの勝ち!から久しぶりにワールドライナーを決めるが、キッドがカウント2でクリアし、CIMAがトラースキック、ススムがジャンボの勝ち!を打ち合ったところで、キッドがウルトラウラカンラナを決めて3カウントを奪い王座奪取に成功する。


 トライアングル選手権はまずT-Hawkがノルテで清水を丸め込んで3カウントとなって望月組が脱落させると、堀口のバックスライド・フロム・ヘブンも持ち上げえBTボムで叩きつける。
 そして問題龍がボックス攻撃を狙うが、Kotokaが駆けつけて阻止して大混乱となると、この隙を突いた堀口に髪が宿ってバックスライド・フロム・ヘブンでサイバーから3カウントを奪い王座を防衛。


 ブレイブ選手権は序盤から両者は空中戦を展開も、Eitaが右腕攻めで先手を奪い、フラミータもコルタバでEitaを場外へ追いやった後でトペ・コンヒーロを炸裂させる。
 フラミータはその場飛びムーンサルト、後頭部への低空ドロップキック、ライオンサルトと畳み掛けるが、Eitaもミサイルキックで流れを変え、その場飛びムーンサルトからNumero Unoで捕獲する。
 勝負に出たEitaはイダルゴを狙うが、着地したフラミータがスワンダイブ式ボディーアタックを放ち、レタドールからフラムフライ、ファイヤーバードスプラッシュと勝負に出るが、Eitaはカウント2でキックアウトする。
 フラミータはネサを狙うが、Eitaが着地し、フラミータはならばとフラムフライを決めたが、EitaはNumero Unoで切り返してフラミータはギブアップ、王座を防衛した。

 
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