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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

清水の裏切りと、吉野のフォール負け…MaxiMuM受難の日

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清水の裏切りと、吉野のフォール負け…MaxiMuM受難の日


8月7日 DRAGON GATE「THE GATE OF ADVENTURE 2018」後楽園ホール 1565人満員

<第1試合=20分1本勝負>
Gamma しゃちほこBOY U-T ○箕浦康太(8分1秒 片エビ固め)横須賀ススム "brother"YASSHI 問題龍 ×椎葉おうじ

<第2試合=20分1本勝負>
○石田凱士(3分4秒 エビ固め)×神田裕之

<第3試合=30分1本勝負>
○KAI 大和ヒロシ(9分17秒 片エビ固め)Kagetora ×ヨースケ・サンタマリア
※メテオインパクト

<第4試合=ハンディキャップマッチ 30分1本勝負>
○シュン・スカイウォーカー ワタナベヒョウ 吉岡勇紀(7分41秒 片エビ固め)×望月成晃
※スカイウォーカームーンサルト

<第5試合=30分1勝負>
ドン・フジイ 斎藤了 ○ウィリー・マック(12分11秒 片エビ固め)Kzy ×堀口元気 パンチ富永
※ビックサンブ

<第6試合=45分1本勝負>
鷹木信悟 Eita ○吉田隆司(13分37秒 エビ固め)×吉野正人 Ben-K ドラゴン・キッド
※サイバーボム

<第7試合=オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合>
【第42代王者組】YAMATO B×Bハルク(22分33秒 無効試合)【挑戦者組】土井成樹 ビッグR清水
※ANTIAS乱入
☆無効試合のため防衛回数にはカウントされず。

 後楽園大会のメインではYAMATO&ハルクのTRIBE VANGUARDの保持するツインゲート王座にMaxiMuMから土井&清水が挑戦。7・21神戸ワールド大会でツインゲート王座から転落した清水は、これまで反抗してきた土井に土下座で謝罪してタッグ結成とツインゲート王座への挑戦を呼びかけ、土井も受諾、今回の選手権となった。

 序盤は土井が清水を盛り立てて先手を奪いにかかるが、王者組の連係に土井が捕まりストンピングを浴びせ、清水が身を呈して庇って"土井愛"を訴えるが返り討ちにされてしまう。
 劣勢の続く土井は王者組を同士討ちさせてから清水に交代、清水がパワー全開で反撃し、土井が入って連係を狙うも、清水の雄叫びが自爆となると、再び土井が捕まり窮地に立たされる。
 ハルクは土井にEVOを狙うが、土井はリバースDDTで切り返し、土井の援護を受けた清水が旋回してジャーマン、ボディーアタック、砲丸投げスラム狙いはハルクがフランケンシュタイナーで切り返そうとするも、堪えた清水は餅つきパワーボムからシットダウン式パワーボム、YAMATOの左右エルボーからの突進を清水がラリアットで迎撃し、砲丸投げスラム狙いはYAMATOがスリーパーで捕獲する。
 清水を捕らえた王者組はにサンドウィッチファーストフラッシュ、土井にはYAMATOがギャラリアで突き刺し、全知全能のフランケンシュタイナーを決めるが、清水が砲丸投げスラムでカットし、ハルクの水車落としからファーストフラッシュもキャッチした清水は砲丸投げスラムで叩きつける。
 ここで勝負に出た土井はYAMATOに熨斗紙からDOI555、バカタレスライディングキックと畳みかけ、マスキュラーボムを狙うと、ANTIASが乱入して両軍を襲撃、Eitaが土井にイス攻撃に清水が助けに入り、土井がEitaにバカタレスライディングキックを狙ったところで突如清水が砲丸投げスラムで土井をKOする。
 試合は中川レフェリーは収拾不可能と判断して無効試合となるが、清水はANTIAS入りを表明して土井をマヌケ呼ばわりするだけでなく、駆けつけた吉野に対しても"土井吉は過去の人間で終わった"と言い放つ。そこでEitaはMaxiMuMに対して5vs1か5vs3によるハンディ戦を要求、土井もジェイソン・リーが香港に帰ってしまい人手不足のため、YAMATOとハルクに助っ人を要請、YAMATOも土井に裏切られた過去があることから最初は拒絶するが、Ben-Kの懇願で1回限りの約束でMaxiMuMと連合軍を組み、9・6後楽園でMaxiMuM&TRIBE VANGUARD連合軍vsANTIASによる10人タッグ戦が決定も、Eitaは「見えないところで動いている」と予告してANTIASは去っていった。

 本来ならメインで組まれたタイトルマッチはどういう形であれ白黒つけて締めくくるケースが当たり前になっていたが、無効試合という形で壊して締めくくるのは消化不良だけど、昭和のプロレスを見ている感じで懐かしくもあり、よく物が投げ込まれたり、暴動騒ぎにならなかったと思いたくなる。
 清水に関してはタッグでは結果を残せても、含めたシングル戦線では結果を出せず「KING OF GATE」でもBブロックで1勝しか出来ず、最下位に終わったことから、行き詰まりを感じていたのも事実だったことを考えると立ち位置を変える必要に迫られていたということなのか、清水にヒールが出来るのかというと、ヒールは客と真剣に向き合うポジションだけに、簡単にやろうと思っても出来るものではない、土井吉が「オマエに何が出来る」と問いかけているのは、"オマエがヒールが出来るのか"と問いだったのかもしれないが、清水がもう走り出してしまった。清水がどう変わっていくのかを注目したい。
 またEitaが「見えないところで動いている」と予告していたが、ANTIASもT-Hawkとエル・リンダマンが抜けてから戦力不足となり再編を余儀なくされていることから更なる増強があるというのか、第2試合では神田を破った石田にも魔の手を伸ばしていることから、ANTIASの勢力拡大は必至か?

 セミの6人タッグ戦でも吉野のソルナシエンテを持ち上げて叩きつけた吉田がパイナップルボンバーを連発してからサイバーボムで3カウントを奪い勝利、吉田は吉野に対して丸め込み禁止ルールでのドリーム王座挑戦をアピールして、吉野が受諾して決定となった。今回は清水の裏切りと吉野のフォール負け、MaxiMuMにとって受難の日だったかもしれない。

 また第4試合のユニット結成を決めるハンディキャップ戦は、望月が吉岡をドラゴンスープレックスで3カウントを奪い1人脱落させるも、シュンとヒョウは二人掛りで望月を攻め、シュンが望月にアシュラを決めると、シュンのハリウッドスタープレス、吉岡が乱入してフロッグスプラッシュ、シュンのスカイウォーカームーンサルトと畳みかけて望月から3カウントを奪い勝利、試合後の望月はハンディ戦にしたことを後悔して苦笑いしたが、っユニット結成は「自身を凌駕する存在がいなかった」ことを理由に時期尚早とされ、その代わりヒョウの提案で望月が指導する望月道場が設立、望月は師範となった。
 見た目はユニットだが、望月が「①ユニットではないから闘うこともある。②出入り自由、裏切りたいんだったら堂々と出て行け」と条件をつけたことから、若い選手らの自己主張だけは聞いてあげたいという気持ちの表れでもある。

 最後にDRAGON GATEは選手によるSNSの解禁、観客動員の実数発表の実施を行ったことで戸惑ったファンも多かったのではないだろうか…これはあくまで推論かもしれないが組織改変にあたっていろいろあったことだけは確かだと思う。しかし現場ではCIMA、T-Hawk、リンダ、山村武寛の抜けた穴を巡って、全日本に参戦したシュンや、出遅れたU-Tを含めて若い選手達が自己主張し始めた。団体にとっては人材こそが一番の財産だけに大事に育成して欲しい。

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