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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

望月成晃がデビュー20周年でドリーム王座挑戦も無念の敗退も、まだまだ意欲は捨てず・・・

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望月成晃がデビュー20周年でドリーム王座挑戦も無念の敗退も、まだまだ意欲は捨てず・・・

1月17日 DRAGON GATE「OPEN THE NEW YEAR GATE 2014」 後楽園ホール 1850人 超満員札止め


(試合後のコメントなどは週刊プロレスモバイルより)
<調印式>
望月「新年あけましておめでとうございます。約2年ぶりにドリームゲート戦、闘います。昨年の神戸ワールド大会以降、たしかに世代は変わったと思います。でも、ドリームゲートのベルトはドラゴンゲートで一番強いやつが巻けばいいと思います! きょうは自分の20年を、すべてチャンピオン・吉野正人にぶつけます。俺と吉野、どっちが強いのか。みなさんきょうは証人になってください」


吉野「みなさん、こんばんわ。新年あけましておめでとうございます。きょうは2014年、一発目の後楽園。そのメインイベントがドリームゲート戦ということですけど、気のせいだといいんですけど、なんかきょうは俺にとってアウェイな空気が流れているような気がしなくもないですけど、きょうは望月成晃の20年を受けとめた上で、きっちり弾き返しますんで、みなさん応援よろしくお願いします」

 

◇第1試合◇
▼20分1本
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・神田 ○ジミー・カゲトラ(0分08秒 エビ固め)ドン・フジイ Gamma X“ハリウッド"ストーカー市川
※アッパーカット


---再試合---
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ○ジミー・神田 ジミー・カゲトラ(2分36秒 ジャーマンスープレックスホールド)ドン・フジイ Gamma X“ハリウッド"ストーカー市川
 

◇第2試合◇
▼20分1本
○ドラゴン・キッド(5分28秒 バイブル)Xヨースケ・サンタマリア


◇第3試合◇
▼30分1本
○スペル・シーサー 新井健一郎 K-ness.(10分23秒 ヨシタニック)BXBハルク XKzy 問題龍


◇第4試合◇
▼2カウント&3エスケープルール・タッグマッチ/30分1本
CIMA ○富永千浩(6分12秒 腕ひしぎ逆十字固め)X琴香 リョーツ清水


◇第5試合◇
▼30分1本
○鷹木信悟 戸澤陽(12分07秒 片エビ固め)T-Hawk XU-T
※パンピングボンバー


◇第6試合◇
▼45分1本
○ジミー・ススム 斎藤“ジミー"了 Mr.キューキュー“谷嵜なおき"豊中ドルフィン(15分43秒 ジャンボの勝ち!固め)X土井成樹 YAMATO サイバー・コング


◇第7試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合〜望月成晃デビュー20周年記念試合〜/60分1本
[第17代王者]○吉野正人(27分13秒 ソルナシエンテ改)[挑戦者]X望月成晃
☆吉野が4度目の防衛に成功 


<試合後>
吉野「勝ったぞー! 望月成晃、なんちゅう43歳や! 望月成晃、あんたはとんでもない男ですよ。でもな、去年の7月、新時代の扉が開いてから、チャンピオンがめまぐるしく入れ替わるなかで、その流れをストップさせていまこの位置にいるのは、このドリームゲートチャンピオン、吉野正人や! 望月さん、あんたはきょうのドリームゲート戦、デビュー20周年記念やったな。20年前といえば、俺はまだ中学1年生やった。そんな時からリングに上がっていま現在も、180試合近くやって、あんたはほぼフル出場で、他団体に出る元気もあるぐらいやな。望月さん、そんなあなたを心から尊敬します。望月さん、デビュー20年おめでとうございます(と両者はヒザをついて互いに礼)」


望月「吉野、チャンピオン吉野正人、20年のすべてをぶつけたけど、オマエに負けた。ただ、ひとつだけ言わせてくれ。俺は三角蹴りを開発してから、20年近く経つけど、三角蹴りを失敗するのはな、5年に一度ぐらいなんだよ! まさかこの最大の場面で、コケるとは思わなかったよ。でも吉野、オマエは俺が打ち直した三角蹴りを受け止めてくれて、それで弾き返した。だったら、完敗と言うしかないよ。俺の20周年の付き合ってくれてありがとう」


吉野「望月さん、約3年前のことを覚えてますか? あなたとこの後楽園でドリームゲートのベルトを懸けて闘った時、その時も俺がチャンピオンであんたが挑戦者やった。でもその時はあんたに見事にベルトを取られた。でもその試合後、あんたは俺に何を言ったか覚えているか?『吉野、オマエはまだ休んでる暇はないぞ』と言ったよな。望月さん、その言葉そっくり返したろうやないか。デビュー20年迎えても、望月成晃に休息はないんや。そうやな!? 望月さん、そこでや。もし、あなたさえよければ、ユニットのことは一度おいておいて、タッグを組もうじゃないですか!」望月「吉野、その言葉で俺は救われたよ。だったらいつがいいんだ? 来月の後楽園ホールか」吉野「いいですよ。後楽園で望月成晃、吉野正人、タッグを組みましょう!」望月「相手は、俺と吉野が組むんだから誰でもこいだよな!」


(T-Hawk登場)
T-Hawk「望月、そして吉野。いまの試合、見てたよ。素直にすげえ試合だった。だけどな、オマエたちがどんなにすげえ試合しようと、俺には関係ない。望月、オマエとは先週のサンボ―ホール、俺とのシングルマッチ、30分フルタイムドロー。そして、吉野。オマエとは昨年の後楽園で、俺はオマエの持っているベルトに挑戦した。だけど負けた。その2人が組むだって? そんな状況で俺は黙ってられないな。俺と勝負しろ!」


吉野「T-Hawk、オマエの言いたいことはわかった。でもな、今回の話はタッグマッチの話なんや。こっちは望月成晃、吉野正人で出るんや。T-Hawk、オマエのパートナーは誰だ? U-Tか? まさか、マリアちゃんか? 俺はな、きょうの琴香じゃないけど前回マリアちゃんとシングルやってもてあそばれたんよ。マリアちゃんだけは勘弁やからな。もしU-Tとマリアちゃん以外にオマエのパートナーがいるって言うんであれば、いまここに呼んでみろや!」


(CIMA登場)
CIMA「T-Hawk、吉野正人、望月成晃、そして後楽園ホールに集まってくれたみなさん。T-Hawkのパートナーは…俺ではない(場内『え~!?』)こっちにもいろいろ段取りがあるからよ。いきなりオマエら2人組むとなって、俺がT-Hawkと組んで御大とやるわけいかんやろ。そんなの一発の打ち上げ花火だろ。でもな、心配すんな、T-Hawk。Eitaはいなくてメキシカンはメキシコに帰って、U-Tとサンタマリアはダメと言われたんや。安心しろ、CIMAが出なくてもT-Hawkにふさわしいパートナーと、いましっかり交渉しているからよ。仮にその人間をXとしよう。吉野正人、オマエがそのXを見た時はひっくり返るやろう。望月成晃、あんたがXを見た時はやる気満々になるやろう。T-Hawk、オマエがXと組んで試合をするんやったら、すべての借りをこの2人に返せるかもしれんぞ。そういうXを、俺がしっかり用意しとくからよ。吉野正人&望月成晃VST-Hawk&X、みんな頭をしっかり働かせて、頑張って予想してくるんやな。万が一の時は俺が責任を取ってオマエと組もう。構想がうまくいくこと、期待しといてくれ。じゃあお2人さん、お疲れさんな」


(CIMA退場)


T-Hawk「望月、吉野、パートナーが誰だろうと一緒だ。そしていまミレニアルズは崖っぷちだ。だけど、これ以上落ちるわけにはいかない。そのためにも借りは必ず返すからな。覚悟しとけよ」


(T-Hawkも退場)


望月「だって。吉野、俺に休息の時はないと言ったけど、それは俺も重々承知してるよ。なんてったって明後日は大阪でトライアングルゲート戦も控えてるからな。まあ中一日あくから何とかなるでしょ。でもその前にとりあえず、20周年の挨拶をさせてください。みなさまのご声援のおかげと、試合を組んでくれるドラゴンゲートと、そして強くたくましく俺を育ててくれた両親のおかげで、20年この場でやってこれることができました。ありがとうございました。試合前にも言った通り、時代は変わってると思います。でも、俺はプロレスラーである以上、ドラゴンゲートに所属している以上、まだまだドリームゲートはあきらめたくありません。吉野、すぐには挑戦権は回ってこないだろう。でももし回ってこなかったら、5年後の25周年、きょうと同じ手を使って49歳の俺が、そのドリームゲートに挑戦表明してやるから。吉野! あと5年、そのベルトを持っててくれよ」

吉野「望月さん、5年だけでいいんですか? 俺はこのベルトをあんたと同い年になるまで持つつもりでしたよ。そこには10年ありますけどね。望月さん、あなたらしくていいじゃないですか。もしあなたが、5年たってまだ同じ気持ちが続いてるんだったら、俺は喜んであなたの挑戦受けますよ」望月「ありがとう。とりあえず今年1月、完売御礼でスタートした後楽園ホールですが、望月成晃。きょうで終わりじゃありません! 20周年は、通過点だと思ってますので、これから5年先、10年先、まだまだ大人気なくプロレスラー・望月成晃であり続けますので、この先も望月成晃、よろしくお願いします」


吉野「もう言うこと何もないですよ(苦笑)。せっかくマイク振られたんで一言いわせてもらいますけど、望月成晃! あんたというプロレスラーは、俺はきょう改めて心の底から尊敬しました。そしてデビュー20年、本当におめでとうございます! 来月は望月成晃とこの俺が、タッグを組みますのでまたみなさん、来月もこの後楽園ホールでお会いしましょう。きょうはありがとうございました!」


 ドラゲー今年初の後楽園大会のメインでデビュー20周年を迎えた望月が吉野の保持するドリーム王座に挑戦した。試合は吉野の腕殺しに対して望月は打撃で応戦も、吉野がトペを狙ったところで望月がキックで迎撃し久しぶりにラ・ケブラータを炸裂させる。望月も吉野のお株を奪う腕殺しで形勢を逆転させるが吉野もケブラータで反撃すると、再度得意の腕殺しを主導権を奪い返しトルベジーノを連発、勝負を狙った吉野はライトニングスパイラルからのソルナシエンテを繰り出すが、望月はロープへ逃げるとイリュージョン、最強ハイキック、真・最強ハイキックと繰り出し、三角蹴りやツイスターと全てを出し切るが、望月がロープへ走ったところで吉野がラリアットを炸裂させると最後は雪崩式ライトニングスパイラルからのソルナシエンテ改で捕獲、望月は必死で逃れようとしたが力尽き無念のギブアップ、吉野が王座を防衛して望月は王座奪取はならなかった。


 試合後は吉野が望月に一夜限りのタッグ結成を持ちかけ望月も受諾、対戦相手にT-Hawkが名乗りを挙げるもパートナーであるEitaが欠場のため、パートナーはCIMAが決めることになり、最後は吉野が望月をリスペクトして幕となった。


 望月を生で初めて見たのは1999年5月31日の新日本プロレスの大阪府立体育会館。当時武輝道場に属していた望月は既にDRAGON GATEの前身である闘龍門のリングに上がっていた。「ベスト・オブ・スーパーJr」にもエントリーしていたが、組まれていたカードが8人タッグマッチだったこともあって目立つ存在ではなかった(この年の優勝はケンドー・カシン)


 当初はフリーとして扱われていたこともあって外様扱いだったが、ススムと神田と共にヒールユニットM2Kを結成してから存在感を発揮し始め、DRAGON GATEになってからは重鎮の一角として現在も活躍している。


 その望月もデビュー20周年、ドラゲーにとって欠かせない選手にもなった。まだドリーム王座への意欲も燃やしていることから、まだまだ頑張れそうだ。


 最後に望月成晃選手、デビュー20周年おめでとうございます!

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