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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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DIAMOND RINGが興行一時休止へ・・・健介を含めた4人の新しい旅立ち

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DIAMOND RINGが興行一時休止へ・・・健介を含めた4人の新しい旅立ち

プロレス・格闘技DXより
 DIAMOND RINGは4日、埼玉・吉川の健介オフィス道場で会見を開き、3月9日のホームタウンマッチをもっての興行業務の一時休止と、北宮光洋のノア移籍、梶原慧のフリー転向を発表した。中嶋勝彦のみ所属として残り、DIAMOND RINGの“魂死守”を宣言。区切りの興行となる3・9ホームタウンマッチでは「中嶋vs北宮」のシングルマッチが決まった。

  2月の佐々木健介引退後、DIAMOND RINGでは今後の方針についての話し合いが続けられてきた。所属とされてきたのは中嶋、北宮、梶原の3人。ビッグマッチ開催やベルト創設が難しいことから、健介さんは「うちで育った選手はあれだけ厳しい練習や環境に耐えてきた。どこへ出しても恥ずかしくない。大舞台でベルトを目指すためにも巣立って欲しい」との意向を示していた。

  話し合いの結果、まず梶原が2月11日をもって契約解除に。すでに昨年からプロレスとは別の仕事にチャレンジしており、立場的にはフリーに転向する。また、北宮は健介さんの意向を受け入れて主戦場としているノア移籍を志願。ノア側も承諾し、4月から入団することになった。

  “若大将"中嶋だけは、DIAMOND RING残留を主張。「健介オフィスが終わる時は、中嶋勝彦が終わる時だと思ってやってきた。今後の自分のためにも、DIAMOND RINGとして自分の足で進んで行きたい」と“ひとりDIAMOND RING"として当面はノアマットで活動していく構えを示した。

  DIAMOND RINGの興行は3月9日のホームタウンマッチをもって一時休止となる。中嶋は「再びDIAMOND RINGの旗を掲げられるように進んでいきます」と将来的な再開を目指すが、北斗代表は「この世界は10年やってやっと一人前。これから思う存分、実力をアピールできる時期に入りますんで、今は弟子を取ろうとかじゃなくて、思うがままに撃って出ていって欲しい」と強調。そのうえで「勝彦が『ここぞ!』と思った時に、またDIAMOND RINGを今一度やればいい。勝彦が『やります!』と言った時は、全員で盛り上げます」と約束した。

  区切りの興行となる3・9ホームタウンマッチでは「中嶋vs北宮」の一騎打ちが決定。「ホームタウンマッチもひと区切り。ある意味“締め"だと思いますんで、北宮と過ごした時間をぶつけ合いたい。遠慮するつもりはないし、すべて受け止めた上で、俺と北宮にしかできない試合ができれば」(中嶋)、「節目となる試合になりますんで、最高のカードを組んでいただいたことに感謝します。全身全霊で兄弟子にぶつかって、最高の再スタートを切れるようにやっていきます」(北宮)とそれぞれ意気込んだ。健介オフィスとして旗揚げされた2007年2月から約7年。質実剛健な若武者を輩出してきたDIAMOND RINGが、区切りと節目を迎える。


【会見の模様】
▼北斗「本日はお集まりいただき、ありがとうございます。佐々木健介の電撃引退後に、健介の意向も踏まえてDIAMOND RINGの今後についての話し合いをしました。最初に梶原慧についてですが、去年の頭ぐらいから将来のことを考えて、新たな仕事を始めてプロレスとの両立にチャレンジしている状況です。私たちとしてもこれを後押しして2月11日をもって契約解除となりました。今後もプロレスをやるのか、やらないのかは本人の意向次第となります。そして引退後の健介の意向ですが、北宮、勝彦、先に巣立った宮原健斗も含めて『うちで育った選手はあれだけ厳しい環境で育って、どこに行っても恥ずかしくないし、やっていける』と。ただ、ウチの器量の無さではあるんですが、現状では地方大会、ホームタウンマッチ、一番大きい会場が後楽園ホール…という形でやってきました。健介の意向としては『プロレスラーになったからには大舞台で試合がしたいし、一試合でも多く試合がしたい。その上でベルトというものも目指していかないといけない』と。私も現役時代、やはり大舞台のメインに立ってベルトを巻くことを目標にやってきた。できれば大舞台でできる環境でベルトを狙って欲しい、それは私の願いでもあります。その意向を踏まえまして、北宮のほうはノアさんと話をしまして、4月から所属ということになります。勝彦に関しては“長男坊"ということで勝彦本人から話をします。まずは北宮から」

▼北宮「大きなところでやって欲しいと佐々木さんに言っていただきまして、僕の希望としてノアさんでやっていきたい希望を伝えました。ここでやってきた練習は僕自身、どこにも負けないものだと思ってますし、これからもやっていく自信があります。レスラーである以上はベルトを狙いたい。ノアでいうGHCを目指して、これからはやっていきたいと思います」

▼中嶋「佐々木さんには10年間お世話になりました。最初は3ヶ月…という約束でしたが、ずっとお世話になったからには、ここに残る覚悟でやってきた。ですので、僕一人でもDIAMOND RINGという団体を代表して暴れていきたい。その旨を佐々木さん、会社に伝えさせていただきました」

▼北斗「勝彦は『DIAMOND RINGの旗を下ろす時は、中嶋勝彦そのものの旗を下ろす時』と。オファーがあれば他団体に上がるスタンスは変わりません。この世界は10年やってやっと一人前。これから思う存分、実力をアピールできる時期に入りますんで、今は弟子を取ろうとかじゃなくて、思うがままに撃って出ていって欲しい。そして『ここぞ!』と思った時に、またDIAMOND RINGを今一度やればいい。勝彦が『やります!』と言った時は、全員で盛り上げます。ただ、今はプロレスそのものに集中して欲しい。『もう一回興行をやらなきゃ』って思ってしまうと、せっかくの良い時期を逃してしまう。熟成する時まで焦らせないでやって欲しいと思います」

――健介オフィスの体制は変わらない?
▼北斗「色んな噂があるようですが、健介オフィスは存続します。その興行部門であるDIAMOND RINGは一つの区切りになると。あと、この道場も実は佐々木健介個人の持ち物なんですね。それを健介オフィスが借りている。オーナーの健介は、勝彦のことを考えてここを残したいと。あとは自主興行などを打ちたい方に貸すことも考えていますが、興行として人に貸すとなると、色んな届出が必要になりますので、そこは慎重に見極めながらやっていきたいと思っています」


――改めてDIAMOND RINGを一人で背負う形となったが?
▼中嶋「今の僕があるのも佐々木さんの存在があってこそ。10年やって1人前。ずっとそう思ってやってきたんで、やっとレスラーとしてのスタートラインに立てたのかなと。初心に戻ってプロレス道をまい進していきたい。健介オフィスが終わる時は、中嶋勝彦が終わる時だと思ってやってきた。今後の自分のためにも、DIAMOND RINGとして自分の足で進んで行きたい。そして再びDIAMOND RINGの旗を掲げられるように進んでいきます」

――今後の目標は?
▼中嶋「団体以前に自分としての向上を目指したい。そのためにもノアさんのヘビー級戦線でやっている証(GHCヘビー)を獲れるように、歴史に名を刻めるようやってきたい」

――「中嶋vs北宮」一騎打ちに向けて?
▼中嶋「ホームタウンマッチもひと区切り。ある意味“締め”だと思いますんで、北宮と過ごした時間をぶつけ合いたい。遠慮するつもりはないし、すべて受け止めた上で、俺と北宮にしかできない試合ができれば」

▼北宮「節目となる試合になりますんで、最高のカードを組んでいただいたことに感謝します。全身全霊で兄弟子にぶつかって、最高の再スタートを切れるようにやっていきます」


 DIAMOND RINGが会見を開き、3月9日の道場マッチをもって興行は休止、中嶋は所属として残留するが、梶原はフリーに、北宮はNOAHへ移籍することが発表された。佐々木健介は引退し残っている選手も3人のみ、若手も輩出できない以上、自主興行の停止は仕方のない選択なのかもしれない。

 3月9日の道場マッチでひとまずDIAMOND RINGは幕を閉じ、健介を含めた4人は新しい道へと旅立っていく・・・

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