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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

覚醒したオスプレイが田口を降し「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」を制覇!

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覚醒したオスプレイが田口を降し「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」を制覇!

6月7日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」宮城・仙台サンプラザホール  2,167人 超満員


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○ジェイ・ホワイト(6分12秒 首固め)×デビット・フィンレー


◇第2試合◇
▼20分1本
○高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ(7分11秒 片エビ固め)ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン
※マイアミシャイン


◇第3試合◇
▼20分1本
○柴田勝頼 ジュース・ロビンソン(7分50秒 片エビ固め)永田裕志 ×中西学
※PK


◇第4試合◇
▼20分1本
天山広吉 カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(8分12秒 片エビ固め)石井智宏 ×ロッキー・ロメロ バレッタ
※チェイジング・ザ・ドラゴン


◇第5試合◇
▼30分1本
KUSHIDA リコシェ マット・ザイダル(8分50秒 片エビ固め)獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×ポラドール・ジュニア
※630°スプラッシュ


(試合終了後にreDRAGONが登場)
フィッシュ「しっかり見させてもらったよ。俺たちはドアが開け放たれていることを望んでる。そして見た限り、ドアは開け放たれているよな。何度かタイトルを手にしてきたけど、いま、俺たちはベルトを失ってしまっている」


オライリー「ロクガツジューキューニチ(6月19日)、オーサカジョーホール、俺たちreDRAGONがIWGP Jr.タッグタイトルにチョーセン(挑戦)する」 


(ロッポンギヴァイスが登場)
ロメロ「チョットマッテクダサイ。センダイ(のみんな)、ロッポンギヴァイスを見たいか? 俺たちは次のチャレンジャーになるために、どのチームでもやっつける。そしてチャンピオンチームも、シバクゾ。それだけじゃない、ナカスゾ、コノヤロー。いまここで見ているセンダイのみんな、(挑戦できるよう後押しを)オネガイシマス」


バレッタ「お前たちは『イエス』と言わなければならないんだ。ここに契約書がある。俺の契約書だけどな。ここには俺とロッキーがタイトルを失ったら、リマッチができる権利があると書いてある。だけどまだ、俺たちはリマッチをやってない」
 
リコシェ「マット・サイダルと俺はそんなこと言われても知らない。それはお前たちの勝手だ。お前たちはこのベルトに興味があるんだろ? だったら、reDRAGONもロッポンギヴァイスもいっぺんに、トリプルスレット(3WAY)タッグマッチで相手してやるよ」


(ロメロ&バレッタがリコシェ&サイダルに襲い掛かり、オライリー&フィッシュも加わって大乱闘になる。  
  しかし、リコシェ&サイダルが場外へ蹴散らし、コーナー最上段からのムーンサルトアタックを同時発射。ロメロ&バレッタとオライリー&フィッシュを退散させた。)


【オライリー&フィッシュの話】
オライリーの話「オーサカジョーホールでの『DOMINION』で、あのIWGPジュニアタッグのタイトルを狙っていく」


フィッシュ「カイル、俺たちは負けたわけじゃないもんな。俺たちは決して、負けてタイトルを失ったわけじゃない。俺たちの腰からベルトが動いていっただけだ。二つの異なる出来事で、今、彼らはベルトを持ってるんだ。だからオーサカジョー(大会)が終わったら、俺たちの元にベルトがあることを、ここでみんなに約束する」 


【ロメロ&バレッタの話】
バレッタ「俺たちは確かに負けてタイトルを奪われたさ。負けてベルトを失ったよ。でもな、だけどな、しかしながらな、リマッチの契約を交わしていたっていう事実があるんだ。(※手にしている書類を示して)ほら、ここに『負けた場合はリマッチを行う』ってあるだろ?」


ロメロ「この契約を反故にするのか?だから、俺たちは次、リマッチを要求する」


バレッタ「ちゃんと契約しているんだから、守ってもらわないとな。アイツらに権利はないんだ。パッと来てベルトを横盗りしやがって」


ロメロ「ウソつきって言われたくなかったら、リマッチを組め。ココにそれを認めている契約書があるんだからな。シバクゾ、ナカスゾ、コノヤロー。ロッポンギ・ヴァイスが次のチャンピオンになるんだ。オーサカでな(※と言ったところで、バレッタがロメロを突き飛ばす)オイ、俺を突き飛ばすな」
 (※バレッタはあきれ顔でロメロの後を追う) 


【リコシェ&サイダルの話】
サイダル「チャンピオンはいつも人気があるもんさ。チャンピオンは試合が終わったからといって、安心していられないんだ。なぜなら、みんながこのベルト狙っているからさ。今、俺とリコシェの手の中にあるベルトをな。みんなこのジュニアという階級のなかで、最高のレスラーになりたいんだ。それは、このベルトを手に入れることで証明できるからね。で、タイトルマッチをやりたいって?チャンピオンシップを組んでくれって?今ここで言っておく。俺は異論ない。できるっていうなら、俺たちからベルトを奪い取ってみろ。リマッチの契約を交わしてるって?負けてベルトを奪われたわけじゃないって?そんなこと別にどうでもいいよ」


リコシェ「リマッチの契約とか、負けてないとか、赤ん坊のようにワーワー泣きわめきやがって。泣いたら、言うことをきいてもらえるとでも思ってるのか?ゴチャゴチャ言ってるけど、要はこのタイトルに興味があるんだろ?欲しいんだろ?だったらオーサカジョーでやってやるよ。面倒くさいからまとめてやってやる、3WAYマッチでね。マット・サイダル&リコシェ、reDRAGON、ロッポンギ・ヴァイスの3チームで。いつかと同じさ。勝てばいいだけのことさ」


サイダル「ベルトが欲しいなら、みんなを叩きのめせばいいだけのことだ。ちょっとのミスも許されないけどね。リコシェは過去に『SUPEr Jr.』を制している。俺たちは2つも3つも勲章を手にしていくんだ。オーサカの『DOMINION』では試合後も、このIWGPジュニアタッグのベルトは俺たちの手に残ってるだけのことさ。チャンピオンで居続けるのは厳しいけど、俺たちはチャンピオンであり続けるさ」


◇第6試合◇
▼30分1本
小島聡 マイケル・エルガン(11分43秒 エビ固め)×ケニー・オメガ バットラック・ファレ
※エルガンボム


(試合終了後。エルガンがオメガを踏みつけて勝ち誇る。そして、ICベルトを掲げる)


ケニー「(※エルガンに向かって)ヘイ、ヘイ、こっちを向け。いい気になるな。お前はただ、俺にとって鬱陶しい存在だってことを証明しただけだ。マイケル・エルガン、お前はインターコンチネンタルに挑戦したいのか? こうなってしまっては、お前の挑戦を避けるわけにはいかないな。マイケル・エルガン、こうなったからにはただじゃ済まさないぞ。この仕返しは必ずする。というわけで、グッバイ、そしてグッナイト」


【ケニーの話】
ケニー「まあ、時には思い通りにいかないこともあるさ。後戻りすることもあるさ。だから約束することによって、マイケル・エルガン、お前が思ってることはだいたいわかる。ただ、たった1度だけの想定外の出来事が起こったんだ。マイケル・エルガン、お前は俺にとって鬱陶しい存在だってことを証明しただけだ。だけど、俺がお前にまたやられるなんて考えられない。お前みたいな、ただのデカイ猿みたいなヤツになんかな。マイケル・エルガン、お前は自分のこと、スーパースターだと思ってるんだろ?マイケル・エルガン、俺に楯突いて生き残れると思ってるのか?」


 (※ここまで言ったところで、エルガンがインタビュースペースに乱入してきて、オメガの肩を抱きかかえて並ぶ)
ケニー「(※エルガンの顔を見てビックリした表情で)セキュリティー!セキュリティーを呼べ!お前は自分のことを特別な存在だと思ってるのか?」


エルガン「みんなが聞いていたぞ。俺は特別さ」


ケニー「オイ、セキュリティーはどこだ!」


エルガン「オメガ!残りの日は少ないんだ。あと少ししかないんだぞ。その腰でベルトの感触をしっかり確かめておくんだな(※と言い残して立ち去る)」


ケニー「なんだ、熊がしゃべってたぞ。マイケル・エルガン、お前を追い払ってやる。ずっと向こうにな。タイトルは渡さない。お前だけを放り出してやる。やっつけて、叩きのめしてからな。ヒーヒー泣くことになっても知らないぞ」


◇第7試合◇
▼30分1本
内藤哲也 SANADA EVIL ○BUSHI(9分38秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 YOSHI-HASHI ×外道
※エムエックス


◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」優勝決定戦/無制限1本
[Bブロック1位]○ウィル・オスプレイ(22分5秒 片エビ固め)[Aブロック1位]X田口隆祐
※オスカッター
☆オスプレイが「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」優勝


(試合終了後、見事に初出場・初優勝を果たしたオスプレイに、菅林直樹会長が優勝トロフィーを贈呈。するとオスプレイはイギリス国旗を羽織り、トロフィーと一緒に記念撮影に納まった。オスプレイは、テレビ放送席で解説を務めていたKUSHIDAをリングへ呼び入れる。)
オスプレイ「KUSHIDA、俺たちはまた闘わなければならない状況になったね。言いたいことがあるから、リングに上がって来てくれないか?」
 
※KUSHIDAがリングイン
 オスプレイ「KUSHIDA、これで終わりだと思ってるのか? そう思ってるなら、間違いだ。勘違いしないでくれ。僕はKUSHIDAをリスペクトしてる。世界でも最高のレスラーの1人としてね。オカダがなぜ僕をCHAOSに引き入れたのか。その理由はひとつだけだ。キミからIWGP Jr.ヘビー級ベルトを奪って(CHAOSに)手に入れるためさ。ということだから、話は簡単だよね。オスプレイとKUSHIDAのIWGP Jr.ヘビー級タイトルマッチを、もう1回」
 
KUSHIDA「コングラッチュレーション、ウィル・オスプレイ。ユー・アー・チャンピオン、アイム・チャンピオン、どっちが強いか勝負しよう」
 
※KUSHIDAが退場
オスプレイ「100人ほどの僕の友達と家族、そして『NEW JAPAN WORLD』を見ているみんなへ。『サンキュー』なんて言わないよ。アリガトウ」


【オスプレイの話】
(コメントブースでは、オカダ、後藤、YOSHI-HASHI、外道が拍手で、オスプレイを迎え、各選手からの祝福のメッセージに、オスプレイは ガッチリ握手で応えていた。)


オスプレイ「(※1人となり、トロフィーを見つめ、時折、涙を浮かべながら)プリンス・デヴィット、イブシ、タグチ、リコシェ、クシダ……彼らが手にしたこのトロフィーを手にできるなんて……僕も彼らスーパースターの仲間入りできたかな?多くの人は、僕が勝つなんて思ってなかっただろうね。でも、みんなに感謝したい。こうやって日本に来てることだけでも信じられないのに、何て言えばいいんだろう……本当に天にも昇る気持ちだ。いままで僕のことをプロレスラーって言ってくれる人はほとんどいなかった。先生と、友達と、ガールフレンドぐらいで。それがこれだけ多くの人に囲まれて、みんなプロレスラーとして応援してくるんだからね。アメリカでもこんなことなかったし。日本のファンのみんなのリアクションには驚かされたよ。興奮して足を踏み鳴らすんだからね。どんなにサンキューって言っても足りないほどだよ。何か聞きたいことはある?」


――おそらく『BEST OF THE SUPER Jr.』史上、最年少優勝になると思います。
オスプレイ「エッ、何て言ったの?最年少?そうなんだ……イギリス人初ってことばっかり頭にあった。それだけでもビックリなのに、最年少だって?たった一晩で、こんなにたくさんの記録を作ったなんて……でも、これで止まってなんかいられない。次は6月19日、『DOMINION』でKUSHIDAともう1回だ。タイトルマッチでね。KUSHIDAも受けてくれるはずだ。僕もこのタイトルを持っていくよ。CHAOSの一員としての誇りもね」


――1年前はどうしてました?
オスプレイ「1年前?みんなで僕の誕生日のお祝いをしてたよ。親戚もみんな集まってね。それに小さな大会で試合をしてた。70人とか、多くても150人ぐらいの会場で。今日(観客)は何人ぐらいいたの?」


――2000人以上です。
オスプレイ「そんなに?そんなにたくさんの人が、ジッと僕の試合を見てくれたんだ。ニュージャパンでの経験は、イギリスでもWWEでもTNAでもできないぐらい刺激的だよ。そのために一生懸命、頑張ってきた。まずはレスラーって見られるように。オカダやビッグ・マイク(マイケル・エルガン)は誰が見たってそう思うだろ?リコシェにしてもそうだよね。でも僕を見てごらん?レスラーに見える?僕のなかではレスラーだって思ってても、みんなはそう思わない。でも、そう見られたいって思ってやってきた。今日、やっとレスラーとして生まれたって感じ。ずっとレスリングをやってきて、やっとね。会場に来てくれたみんな、そして『NEW JAPAN WORLD』で見てくれてたみんなに『ありがとう』って伝えたい」


――イギリスに帰って、誰にどう報告したいですか?
オスプレイ「いの一番に両親に報告するよ。特に父親にはね。1年前、父は心臓発作を起こしたんだ。幸い一命をとり止めたけど、それから仕事ができなくなって。パイプを埋め込む手術をした。いまは元気になったけど、イギリスでの試合を見に来てくれてるんだ。そんな父に、これ(トロフィー)を見せてあげたい。そして僕を応援してくれてる友達にもね。でも一番には両親さ。でも、(トロフィーを)見たらビックリして(また心臓発作を起こして)死んでしまうかもしれないけど(笑)」
 


【オカダの話】「これでボクが、どうしてCHAOSにオスプレイを呼びたかったか、改めてわかってもらったんじゃないかと思います」


【田口の話】「(※床に倒れ込み)ハァハァ、ヤング……ヤングだね。今の自分の力が、ここまで通用するのか、ここまでしか通用しなかったのか……ここまでしか通用しなかったということでしょう。ハァハァ、気力で立ってたけど、リングの上は……気力だけでは補えない。なんっつうか、気力、知力……“精力”ですか?まだまだ三大欲求に、もっと磨きをかけて。特に……“性欲”剛を制す。“性欲”剛を制すで、この次の『SUPER Jr.』まで1年、“性欲”剛も制す。柔をも、剛も制す。そう、“性欲”柔をも、剛を制する。この1年で、どこまで磨きをかけられるか。しかし、オスプレイ、強かった。メスプレイなんて言ってる場合じゃなかった。ふざけて、入浴……入浴じゃない。入場をマジメにした反動で、試合中にちょっとふざけてしまった。あれも敗因かもしれない。しかし、これは私の道ですから。危ぶむ勿れです。この道を行けばどうなるものか……迷わずイケよ、イケば気持ちいさ!ありがとう」


【KUSHIDAの話】「いやぁ、凄い試合でした。ほんとはね、前々から言ってるように、『BEST OF THE SUPER Jr.』っていうのは、このIWGPジュニアヘビー級の次期挑戦者決定戦ではないから。彼もチャンピオンですよ。ほんと凄いと思う。あの場ってのは、やっぱ去年自分が経験して、いろんなもの犠牲にして、いろんな挫折をして、じゃないとね、あそこに辿り着けないし。ましてやね、勝てないから。あの舞台ってのは、ほんとに凄いと思う。で、今年集まったメンバー、ほんとに凄いから。『BEST OF THE SUPER Jr. XXIII』エントリーしたその事実だけでも、ボクとしては誇り高いし、もうチャンピオンでしょ、彼が。ただ、ボクもこのIWGPジュニアヘビー級の防衛戦を重ねてきてるから。このチャンピオンシップに、チャレンジャーはいない。両方ともチャンピオン、どっちが強いか、勝負しよう。Congratulations、ウィル・オスプレイ」


 いよいよ優勝決定戦を迎えた「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」、優勝決定戦に進出したのはオスプレイと地元・仙台出身の田口、田口が優勝となれば2012年以来となる。


 序盤は田口が執拗なヘッドロックで先手を狙うが、オスプレイは合気道のようにリストを奪ったまま倒すなど食い下がり、リーブロックの攻防で田口が場外のオスプレイにヒップフェイントからギタって牽制すれば、オスプレイも逆に田口を追いやり、トペフェイントからギタって牽制、リングに戻っては卍固めで捕らえるなど田口と互角に渡り合う。
 だが田口が脚を奪ってオスプレイがバク宙で着地したところでバランスを崩したのか、オスプレイは左膝を負傷、これを逃さなかった田口はすかさず左膝に低空ドロップキックを放ち、場外戦で床にオスプレイの膝を叩きつけ、リングに戻ってから変型のジャベまで披露してオスプレイの動きを止めにかかる。
 オスプレイは痛めた左膝を気にしながらもハンドスプリングレッグラリアット、ロープ越しのハイキック、トップロープからのフライングフォアアームと流れを変え、レインメーカーポーズからレインメーカーを狙うが、田口はヒップアタックで迎撃してエビ固めからアンクルホールドで捕獲、オスプレイは脱出も田口は旋回式ブルーサンダー、ランニングヒップアタックの連打、場外からドロップキック、スワンダイブ式ミサイルキック、ノータッチトペコン、スリーアミーゴズ、リバースパワースラムからギタってケツイエと攻勢をかける。
 勝負に出た田口はとどんを狙うが、オスプレイはエビ固めで切り返し、再度のとどん狙いもフランケンシュタイナーで切り返すと、田口を場外に追いやってからサスケスペシャル、リングに戻ってからファイヤーバードスプラッシュを投下も、かわされたところでオスプレイは着地するとまた膝を痛めてしまい、すかさず田口は低空ドロップキックを狙うが、オスプレイはフットスタンプで潰す。
 オスプレイも勝負に出てコークスクリューキックを炸裂させ、オスカッターを狙うが、田口はアンクルホールドで切り返すと、脱出したオスプレイはフラムフライ、ネヴィルがかつて使用していたフレーミングスター・プレスと畳み掛け、最後はオスカッターで3カウントを奪い、「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」初出場のオスプレイが初優勝という偉業を達成した。
 
 自分的にはキャリアと地元の利で田口が優勝かと思っていたが、リコシェ戦から自信がついてきたのか、オスプレイは日本に慣れたことで空中戦だけでなくグラウンドの旨さも披露し始め、田口の泥臭い攻めにも耐え切ることが出来た。


 試合後には放送席で優勝決定戦を見守っていたKUSHIDAを挑発しIWGPジュニアヘビー級王座へ挑戦を表明し、KUSHIDAも受諾したが、オスプレイも4月の初挑戦のときはさすがに日本での初戦でいきなりタイトル戦ということで固さがあって、本来の持ち味を発揮できなかったが、日本に慣れ覚醒してしまったことで、KUSHIDAも苦戦は必至というか、一番それを感じているのはKUSHIDA自身なのかもしれない。


 また第6試合ではケニーのラダー攻撃にエルガンが苦しむも、ケニーがロープに立てかけたラダーめがけて片翼の天使を狙うと、脱出したエルガンが逆にラダーめがけてラダー貫通式のエルガンボムで叩きつけてから、最後はエルガンボムで勝利を収め、試合後はエルガンがIWGPインターコンチネンタル王座への挑戦をアピールし、ケニーも改めて受諾する構えを見せた。


 第5試合の6人タッグ戦ではリコシェが630°スプラッシュでポラドールから3カウントを奪った後で、第4試合でロメロから3カウントを奪ったreDRagonがIWGPジュニアタッグ王座に挑戦に名乗りを挙げれば、ロッポンギヴァイスも前王者の権利を行使して挑戦に名乗りを挙げ、リコシェ&サイダルが3WAYで迎え撃つ構えを見せると3チームで乱闘となった。
 
 8日にはおそらく一夜明け会見が開かれ、19日の大阪城ホール大会の全カードが揃う。果たしてどんなカードとなるか・・・

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