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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

RAW1000回記念、自分の記憶に残っている名シーンはWCW買収劇

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RAW1000回記念、自分の記憶に残っている名シーンはWCW買収劇

 いよいよ日本時間で今日WWE、RAWが1000回目の放送を迎える。現在RAWで1000回を目前にして選手などが名シーンを振り返っているが、自分の一番の名シーンとすれば2001年3月26日のWCW買収劇、理由はWWEによってアメリカマットが一時的にであるが統一された歴史的事件だったからだ。


 WCWはご存知の通りWWEの敵対団体、WWEのカリスマ的存在であったハルク・ホーガンを獲得し、またWWEのマンデー・ナイト・ロウに対抗してWCWは裏番組にマンデー・ナイトロ(日本ではSAMURAI TVが放送)を放送して視聴率戦争を仕掛け、スコット・ホールとケビン・ナッシュを引き抜き、ホーガンをヒールに転向させたnWoムーブメントを巻き起こし、一時はWWEを壊滅寸前にまで追いやった。

 nWoムーブメントが過ぎ去ったしまったことでWCWは一転劣勢となってしまい、高額ギャラで選手を引き抜いたしまったことによって経費が圧迫するなど経営的に行き詰まり、内部の足の引っ張り合いの影響で団体も迷走し、ついには8000万ドルの損失を出してしまう。


 親会社であるタイムワーナーに見捨てられたWCWが新たなる親会社を探していたが、買収された先はビンス・マクマホンのWWEだった。


 3月26日、この日のRAWは最終回を迎えたWCWマンデーナイトロとの二元中継となり、ビンスはWWEのリングでWCWを買収したことを宣言したが、当時敵対関係だった息子のシェイン・マクマホンがWCWのリングに現れ、自分がWCWを買収したことをアピール、これに伴ってビンス率いるWWEとシェインのWCWへの抗争へと繋がっていった。自分は東スポで一報を知り後日スカパーで放送されたのを見たが、敗者となったWCWの悲哀、勝者となったビンスの虚勢ぶりが印象に残った。
 WCWはWWEの一部となってしばらく残り、結局ビンス率いるWWEと抗争となったがWWEが勝利となりWCWは完全に消されてしまった、しかしWCWが消滅してもTNAが生まれ敵対団体となった。結局マット界は統一しても新しい考えをもつ人がいる限り新しいものが出来上がる、またそれも自然の流れなりというものを改めて考えさせられた事件でもあった。

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