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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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IGF12・31全カードが決定・・・格闘技大戦争から10年が経過した

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IGF12・31全カードが決定・・・格闘技大戦争から10年が経過した

プロレス格闘技DXより>
 12・31両国国技館大会『INOKI BOM-BA-YE 2013』の全カード発表会見が17日、東京ドームホテルで行われ、アントニオ猪木、大会に出場する14選手が出席。青木真也の相手がマッハ道場所属のTOSHIに決まったほか、中国人留学生ワン・ビンデビュー戦(vs鈴木秀樹)など新たに4試合が追加となり、第0試合を含む全10試合が出揃った。


 大みそ日決戦が2週間後と迫ったこの日、12・31両国大会の全カードが出揃った。新たに追加となったのは4試合。中国人留学生ワン・ビン初陣の相手が鈴木に決まった。「自分より強いレベルの相手とやりたい」と希望していたワン・ビンだが、鈴木は今年、日本人トーナメントに優勝し、IGF王者・藤田和之に挑戦。藤田、小川のツートップに食い込みつつある存在。デビュー戦でいきなり強敵と対決することになった。


  この日の会見にワン・ビンは少林寺拳法の衣装で登場。鈴木と対峙するや少林寺拳法の構えで威かくした。今は技術習得の鍛錬を重ねる日々で、勉強中という日本語で「こんにちは。ワン・ビンです。31日、頑張ります。日本語の勉強も頑張ります」と意気込みを話した。


  IGFは昨年7月に初の中国・上海大会を開催し、今年7月には上海道場も完成させた。中国進出に拍車をかける意味でもワン・ビンにかける猪木の期待も大きく、「世界情勢が厳しい中、中国国民もストレスなりを感じてますからね。それを代弁できるような闘魂、ファイティングスピリットを見せてもらいたい」と中国版・力道山を目指すよう注文をつけた。


  MMAマッチの目玉の一人、青木の対戦相手が福島県出身の日本人ファイター・TOSHIに決まった。空手、総合、キックボクシングと豊富な格闘技歴を持つTOSHIは、マッハ道場に所属。総合格闘技戦績は9戦7勝(5KO)2敗だ。「結果を求めて頑張っていきたい」と大物食いを狙うTOSHIはかつて青木を破ったことのある師匠・桜井“マッハ"速人に対策を授かるつもり。「批判は試合が終わってからにしてください」とけん制する強気なところもみせた。


  迎え撃つ青木は余裕しゃくしゃく。「一生懸命頑張って、皆さんが元気になってもらえるような試合をします」とTOSHIの存在を無視し、「とにかくIGFで試合させていただくのが楽しみです。この会場に来て、その気持ちがより一層強くなりました」とIGFマット初登場へ向けて胸を躍らせた。


  また、この日、IGF MMAルール、「クラッシャー川口vs天田ヒロミ」戦で採用されるIGF MMA・キックボクシングMIXルールが和田良覚レフェリーから発表された。MMAルールは5分3ラウンドでインターバルが90秒。通常のMMAではインターバル60秒がスタンダードだが、「体力回復を図っていただいて、その代わりアグレッシブでやってもらうため」の設定だ。ただし消極的な選手には容赦なく減点が課せられる。


  顔面を除くヒジ攻撃ありで、グラウンドでも後頭部、脊髄への攻撃を除く打撃が有効。頭突きも頭部以外になら打つことができる。コスチュームも硬質のものでなければ任意で、オープンフィンガーグローブ、ボクシンググローブ、素手など自由に選択できる。素手の場合の顔面パンチは反則となる。

  MMA・キックボクシングMIXルールは1ラウンドと3ラウンドが3分のキックボクシングルール、2ラウンドが5分のMMAルールの3ラウンド制。ヒジ攻撃なしで、3ノックダウン制。クリンチや首相撲などのつかみは1ラウンドに一回のみ。“一本至上主義"で判定決着はなく、フルラウンド戦った場合は引き分けとなる。

  大みそ日決戦へ向けて陣容が全て出揃い、猪木は「1、2、3、ダァー!」で大会成功を祈願。今年もIGFの戦いが2013年を締めくくる。


 【会見の模様】
▼猪木「元気ですか! 今は登院停止となってますので、今日はこの場所に出ていいのかなと。冗談ですよ。そういう冗談が通らない世界に入ってしまいまして。何はともあれ元気をということで、日本経済も多少よくなってきたかなと思いますが、北朝鮮問題もあります。スポーツ交流を通じて世界平和。来年は各国からオファーがきてます。IGF恒例の大みそ日。年末を目いっぱい盛り上げて皆様の力を借りて素晴らしいイベントになればと思います」


▼奥田「今回IGFに参戦させていただいてありがとうございます。相手はマイク・ジョー。やってきたことが全部違うし、4年間、須藤元気監督の下でやってきてスキルも違う。試合みてもらったらわかります。ゴング鳴ったらわかります」


▼ジョー「31日、大暴れします。打撃で興行を盛り上げていくんであれば、ノーガードもありやし、パンチでも蹴りでもヒジでも、僕は打撃しかやらないつもりなんで、面白い試合をみせれるように頑張ります」

▼岡本「今年、新人賞を逃してしまい、気持ちがめげているので、黒い塊のボブ・サップを倒して来年に弾みをつけたい。デビュー戦でも勝ってるんで相手にもならない。そこをみてください」

▼サップ「確かに将軍はデビュー戦で勝ったが、31日はビーストが必ず勝つ。ビーストがリベンジする」


▼ワン・ビン「こんにちは。ワン・ビンです。31日、頑張ります。日本語の勉強も頑張ります」

▼鈴木「僕とワン・ビンの一戦が日中交流の第一歩。それを目指して頑張ります」


▼北岡「こういった大きな会見に来ると昨年の大みそ日を思い出します。今年こそ勝って年を越したいと思います」

▼天田「日本人の数少ない正面からの打ち合いを皆さんにみてもらいたい。必ず倒します」

▼川口「天田さんは打撃の師匠に当たります。師は超えるためにある。しっかり打ち合って勝ちます」

▼TOSI「自分は結果を求めて頑張っていきたい。マッハさんに対策を教わってます。批判は試合が終わってからにしてください」

▼青木「一生懸命頑張って、皆さんが元気になってもらえるような試合をします」

▼ミノワマン「今年の年末も出場することできて感謝してます。心身統一して勝利を目指して頑張ります」

▼澤田「ここで次元を低い話をしてもしょうがない。ボコボコにして、いい年を越せたらと思います」

▼鈴川「俺のタッグパートナーは小川になりましたけど、姿を現さず(会見を欠席)、どこで何をやってるんだと。バンナ、セフォー、俺の敵ですけど、バンナにこの前の借りをしっかり返して、これぞIGFという激しい試合をしたいと思います」


――相手が決まったが?
▼青木「大みそ日にいただいた仕事なので、一生懸命自分のベストを尽くしたいと思います」

――IGF MMAルールの印象は?
▼北岡「僕ら、いろんなルールを想定してずっと練習してきたので、問題なく対応できる。いいパフォーマンスが見せられると思います」

▼青木「MMAルールだとかIGFルールだとかが野暮だなと思いますけど、とにかくIGFで試合させていただくのが楽しみです。この会場に来て、その気持ちがより一層強くなりました」

▼TOSHI「自分は急に決まってビックリなんですけど、とにかく頑張るだけです」


【和田レフェリーの話】「まずMIXルールですが、1ラウンド目がキックボクシングルール。IGFでもキックやってますので、そのルールです。2ラウンド目が5分のMMAルールになります。3ラウンドがキック。インターバルが90秒。通常のキックは1分ですがMIXルールということで90秒。ヒジなしのキックボクシングルールで、3ノックダウン。つかみは一回まで。こう着がないようなルールになっています。ボクシンググローブは10オンス。1ラウンドがタイムアップした場合、2ラウンド目のMMAルールはほぼ異種格闘技に近いので、掌底でやってもいいですし、顔面のナックルはなしですが、頭突きはボディに対してもありです。またボクシンググローブをつけての総合ということも考えられます。そのへんはフリーで行います。完全な一本至上主義の判定なし。KO、ギブアップ、TKO。1ラウンドにダウンを奪ったとしても完全にKO、TKOしない場合、3ラウンドまで残ったとしてもドロー判定となります。完全に倒さないと勝てないルールになっております。MMAルールですが、5分3ラウンド、インターバル90秒で行います。通常、既存のルールですと、5分3ラウンドの場合、インターバル60秒になっておりますが、あえて90秒にしました。体力回復を図っていただいて、その代わりアグレッシブでやってもらうために90秒と設定しております。世界のスタンダードで階級は作ってありますが、極端に軽い階級の選手はおりません。オープンウェイトは無差別級というのもございます。コスチュームはほとんど何でもあり。ムエタイのタイツ、レスリング、また伝統的な格闘技の道着を使ってもOKです。相撲のまわしでもOKですし、冠がアントニオ猪木ですので、異種格闘技をコンセプトに考えたルール、現在できる最低限の安全性を重視したルールになっております。シューズの着用も認めています。ジッパーとか硬質のものはNGです。ワセリンはインスペクターが試合前にT時に軽く塗らせてもらいます。ヒジ打ちがありますので、カッティング予防。これはUFCさんと同じです。その代わりセコンドはワセリンに関しては触らせないようにします。グラップリングの選手の不利になりますので。ロープ際もストップドントムーブ。外に出たらブレークしますが、多少出たとしても技が決まってたらブレークはかけません。テイクダウンを取って関節を決めるのはかなり高等な技術で体力も使います。ブレークしたら選手の技術なりが無駄になってしまうので、続行させます。顔面を殴る時はオープンフィンガーグローブかボクシンググローブ。顔面以外なら頭突きはOKです。場外に逃げる行為は反則。後頭部、脊髄のバックラインは命をつかさどるところになりますので厳しく禁止します。グラウンドのフットスタンプ、蹴り上げ、ヒザはOKにしてるんですが、亀になった状態でタテのラインでヒザを頭に入れる行為は反則にします。30日のルールミーティングで選手に話しますが、ほとんどなんでもありのルールと思ってもらって結構です。判定も10点法で行います。ドロー判定ありです。ただしこれは引分けだなという試合に無理やり白黒つけません。アグレッシブじゃない選手にはカードをどんどん提示して減点をとっていこうと思ってます」
   
 
☆12/31(火)東京・両国国技館『HEIWA Fields presents INOKI BOM-BA-YE 2013』14:00開場、15:00開始

◇第0試合◇
奥田啓介(1/10)マイク・ジョー


◇第1試合◇
将軍岡本(1/20)ボブ・サップ


◇第2試合◇
▼IGF中国人留学生ワン・ビン デビュー戦
鈴木秀樹(1/20)ワン・ビン


◇第3試合◇
▼IGF MMAルールマッチ
北岡悟(5分3R)ラマザン・エセンバエフ


◇第4試合◇
▼IGF MMA・キックボクシングMIXルールマッチ
クラッシャー川口vs天田ヒロミ
※第1ラウンド、第3ラウンドは3分のキックボクシングルール、第2ラウンドは5分のMMAルール


◇第5試合◇
▼IGF MMAルールマッチ/ヘビー級
ブレット・ロジャース(5分3R)フィリップ・デ・フライ


◇第6試合◇
▼IGF MMAルールマッチ
青木真也 (5分3R)TOSHI


◇第7試合◇
▼IGF MMAルールマッチ/オープンウェイト級
澤田敦士(5分3R)ミノワマン


◇第8試合◇
▼IGFスペシャルタッグマッチ
小川直也 鈴川真一(1/45)ジェロム・レ・バンナ レイ・セフォー
 

◇第9試合◇
 ▼IGFチャンピオンシップ防衛戦/IGF MMAルールマッチ
[第2代王者]藤田和之(5分3R)[挑戦者]石井慧
※藤田5度目の防衛戦
☆立会人はエメリヤーエンコ・ヒョードル

 

 大晦日に開催される「INOKI BOM-BA-YE 2013」の全カードが発表され、対戦相手が決定していなかった青木はマッハ道場のTOSHIとの対戦、カード全体を見てもプロレス、MMA、キックと猪木から言わせれば“格闘の全て”が揃ったマッチメークとなったようだ。


 10年前である2003年の大晦日は「PRIDE男祭り(たまアリ)」「K-1 PREMIUM 2003 Dynamite!!(ナゴヤドーム)」「INOKI BOM-BA-YE 2003(神戸ビッグウイング)」と三つの格闘技イベントが開催されたが、「INOKI BOM-BA-YE」は不手際の連続もあって大惨敗を喫し、猪木は格闘技界から追われ「INOKI BOM-BA-YE」も消えていった、しかしK-1とPRIDEが消滅し猪木がIGFを設立して「INOKI BOM-BA-YE」のタイトルが復活し大晦日興行も復活させた。今年はK-1だけでなくPRIDEに出場していた選手まで集まるようになった、それを考えるとこの10年間の勝者は猪木だったということなのだろうか・

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