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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

タッグリーグを制覇した植田のフライングで波乱の幕切れ!ZERO1の2013年は「台頭」

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タッグリーグを制覇した植田のフライングで波乱の幕切れ!ZERO1の2013年は「台頭」

12月17日 ZERO1「風林火山タッグトーナメント2013」後楽園ホール


(試合後のコメントなどは週刊プロレスモバイル、プロレス格闘技DXより)
◇第1試合◇
▼30分1本
○藤田峰雄 大鷲透(9分03秒 雁之助クラッチ)Xマイバッハβ ジェイソン・リー


◇第2試合◇
▼30分1本
○“brother"YASSHI 拳剛(8分39秒 体固め)日高郁人 X菅原拓也
※フライングビッグヘッド

 

(ライディーン&タマが登場すると、VMが登場。)


YASSHI「俺が見てきた中でも最強のガイジンや! 俺たちブードゥと契約しようやないか! 今日の試合も手助けしたるわ! オマエたちを優勝させたるから、組まないか? 優勝させてやったあかつきにはブードゥと組むんや! 俺たちと組んだら最強チームができるんや!」と


(NWF勢を勧誘、Tシャツを手渡す、ライディーンがTシャツを着るふりをしつつVMに投げつけて拒否を意思表示。ライディーン&タマはVMに歩み寄って威圧し、下げさせる)


▼バックステージ
「おい今日は忙しいねん! 下がっとけ、下がっとけ! ケガすんぞ!」


日高「何がやりてえんだよ、アイツら。次も出て来い。もう二度とあんな口叩けないくらい蹴り殺してやる」


菅原「おいカスヤロー、よく聞け。お前らゼロワンにケンカ売ったらどういうことになるか身を持ってわからせてやる。あんまり好き勝手にはさせねえぞ」


◇第3試合◇
▼風林火山タッグトーナメント準決勝/30分1本
ジェームス・ライディーン ○タマ・ウイリアムス(15分54秒 体固め)大谷晋二郎 X田中将斗
※ダブルアーム式パイルドライバー


◇第4試合◇
▼風林火山タッグトーナメント準決勝/30分1本
○小幡優作 デーモン植田(16分00秒 体固め)関本大介 X岡林裕二
※垂直落下式キャプチュード


◇第5試合◇
▼30分1本
佐藤耕平 ○KAMIKAZE 崔領二(12分12秒 体固め)X横山佳和 趙雲子龍 タンク永井
※ムーンサルトプレス


◇第6試合◇
▼30分1本
○フジタ"Jr"ハヤト(14分35秒 TKO)X橋本大地
※K.I.D.


◇第7試合◇
▼風林火山タッグトーナメント決勝戦/時間無制限1本
小幡優作 ○デーモン植田(15分34秒 体固め)Xジェームス・ライディーンタマ・ウイリアムス
※ラリアット


(試合後に賞金と賞品が手渡された後で勝利者インタビュー)
小幡「正直やっと結果が一つ出せたんで凄く嬉しいです。(最強の相手だったと思うが?)相手、特にライディーンはタイトルマッチで負けてるんで、負けたままでは終わらない。また必ずベルトを狙いにいきます。(最後にファンにメッセージを)準決勝、決勝ときつい試合でしたけど皆さんの声援のおかげで凄く助けられました。ありがとうございました!」


植田「去年落としたので、最高に!嬉しいです。(最強の相手だったと思うが?)ライディーン、メッチャ強くてチャンピオンだけあって本当に苦しい闘いだった。勝ってホッとしました。(最後にファンにメッセージを)ヌハハハ、デーモン植田だ! 優勝した、メチャクチャ楽しくて嬉しいぞ! おい、このままインターコンチを小幡と一緒に! …じゃなくてな、おい! オメエとは組んでられねえんだよ、バカタレが!!」

(植田は突如フロントハイキックで小幡を蹴り飛ばして決別。小幡の反撃も返り討ちに)


植田「黙れ! 俺にはやることがあるんだ。この試合、ライディーンからピンフォール取ったのは俺だ。元旦でオメエ(ライディーン)の持ってる世界ヘビーのベルト、挑戦してやるから待ってろ!それからもう一つ。俺と組んでインターコンチを取るのは、菅原! 菅原! 俺と一緒に組んでインターコンチ取ろうぜ!」


(菅原を呼び。リングに上がった菅原と植田は握手)


小幡「オマエ本当にふざけんな。好きなようにやれよ。好きなようにやったらいいじゃないか。俺も好きなようにやらせてもらうからな。田中さん、上がってもらっていいですか? 俺は本気でこの団体のトップに立ちたいと思ってます。俺は団体を、ゼロワンを変えたいと思ってます。田中さん、俺と一緒にやっていきませんか?」


田中「オマエよ、デーモンにフラれたからってよ…。オマエなにが優勝して嬉しいだ? ふざけんな! オマエの準決勝の試合を見てたらよ、俺はここに立ってるのは恥ずかしくてしょうがないわ!! そうだろ? それで一緒にやろうって『はい、そうですか』? バカか、ふざけんな!」


小幡「何て言われようと、俺は本気でこの団体を変えようと思います。田中さん、俺と一緒にやっていきませんか?」


田中「あのな、俺、プロレス人生で一緒にやってきたヤツ、ハヤブサやろ、大谷やろ。いろんなヤツがおんねん。俺と組むっつーことはよ、どういうことかわかっとんのか? ゼロワンだけやない、プロレス界のトップを目指すっつーことや! オマエできんのか? 死ぬ気でやるんだったら、イチからついて来い」


(大地も登場)


大地「田中さん、勝ち上がっていきたいんです。大谷晋二郎を倒したいんですよ! 倒したいけど、でも今のままじゃいけないと思ってます。ボクも田中さんと一緒に闘わせてください!」と希望した。


(VMが再登場)


YASSHI「ようようよう! カスヤローよ、俺らも呼べってんねん。このパッとしないメンツを集めて何しようっつーんや。変えるつもり? ふざけんな、カスヤロー! この一つの四角いジャングルを変えることできんのはこの俺らブードゥ・マーダーズや! 俺らが変えるのにひと肌脱いでやるよ、カスヤロー! ゼロワン変えてやるぞ。今日はその記念日や。このリングを変える記念日としてオジキ、カスヤローどもにありがたい言葉与えてやってください」


TARU「ゼロワンが面白くないのは、分かるか? おい、KAMIKAZE。オマエじゃ、オマエ! 待て、待て! 勘違いするな、ファンも勘違いするなよ。なんで面白くないか? こういう凄いレスラーが全然前に出て来られへんからや。KAMIKAZEみたいに凄いレスラーをトップにやらせんゼロワンがおもしろくないんや。おいKAMIKAZE、ブードゥにくるか? その負けん気が俺、大好きなんや。こういうのがプロレスラーちゅうんや。覚えとけ、カスヤローどもが。KAMIKAZE、今はええわ。来年ゆっくり、話聞くぞ。ま、そういうこっちゃ!!」


【試合後の植田、菅原】
▼植田「リング上で言った通りだ。小幡、準決勝獲ったからよかったけど、あんな奴と組んでられねぇよ。決勝、ライディーンから獲ったのはこの俺だ。元旦、あいつの持ってる世界ヘビーに挑戦して獲ってやる。楽しみに待っとけ。それからインターコンチ、小幡じゃなく、菅原と組んで獲る。俺のパートナーは菅原だ」


▼菅原「組むことになったけど、こいつは元からこっち側の人間。デーモン植田になりましたって、中途半端。俺がプロデュースして改造して、真のデーモン植田を作り上げる。なぁ、植田」


▼植田「俺は菅原と組んで、本物のデーモン植田になってやる!」


▼菅原「世界ヘビー獲って、インターコンチもかっさらって、ZERO1の中心にデーモンありだよ」


【試合後の小幡、田中】
▼小幡「とりあえず今日、風林火山優勝という結果を一つ出した。まだまだ自分は上にいきたいし、ZERO1、自分自身を変えていきたいと思ってる。来年から動き出します。やってやりますよ。何といわれようと関係ない。自分自身、一生懸命上を目指して、一歩ずつでも上にいってみせる」


▼田中「ぶっちゃけ若い奴は若い奴。俺も同い年の時、プロレス界のトップを目指した。デーモンに蹴られてこういう形になったかもしれんけど、殴っても食らいついてきたのが昔の小幡じゃなかった。俺の知ってる小幡は内にこもって人に話しかけれんかった。でもケチョンケチョンにやられても食らいついてきた。それが何か変えたい気持ちかもしれん。ZERO1だけじゃなく、プロレス界のいろんな人が田中将斗の名前を言ってくれるけど、それぐらいの位置にいく気持ちがないと一緒にやるって今までの炎武連夢みたいな形で作っていくいうんやったら、ZERO1だけじゃなく、プロレス界、世界の頂点を目指さんとアカン。俺からみたらZERO1のトップはたやすいよ。日本のトップ言うても何百人もおる。世界になったら何千、何万、何十万の上がおる。やるんなら世界のトップを目指せ。俺も俺の上いかすつもりないし、俺の方が上や思っとる。でも上がる努力をしろ。じゃないとお前とやっていく意味がない。(周囲の見る目が)今までの目と違うぞ。準決勝観てたらカス、クソや。喜んでんじゃねぇ。恥ずかしくて早くファンの前から帰りたいぐらい思わんと。勝ったのにここまで言われて悔しかったら這い上がれ。ZERO1のトップとか小さいこと言うな。プロレス界、世界のトップ目指せ。(大地に向かって)お前もいつまでも親の七光りって言われんな。橋本大地って名前があるやろ。お前もプロレス界のトップを目指せ。橋本真也って世界のトップの名前は超えろ。お前は他の奴よりもっと急激にトップに立たんとアカン。何倍のスピードでトップ目指せ」


▼小幡「誰が何と言おうと俺は必ずプロレス界のトップを目指します!」


【大谷の話】「生まれ変わるZERO1として、選手は個々に考えなり、希望なり、もしくは不満なり、様々な思いがあると思いますけど、僕はそれを出せる空間を作ろうとしただけです。そして、今日いろんな選手が自己主張をした。どう転ぶかは俺だってわからないよ。来年のZERO1は、みんなが“生まれ変わるZERO1の象徴は俺だ"という気持ちで、どこの会場であれリングに上がらなきゃいけないと思っています。そういう思いが少しでも伝わったんじゃないかなと思います。何を言われようと最後まで戦い抜いた小幡は賞賛に値すると僕は思ってます。そして、戦い抜いた相手に対して牙をむいた植田も、アイツなりの考えがあるんでしょう。俺は社長なんて肩書きを背負っていても、コイツだというヤツが現れたらいつだって譲ってやるよ。それぐらいの自己主張を爆発させてリングに上がりたいと思います。生まれ変わろうとするなら、いろいろな障害が出るのは当たり前。壁にぶつかるのも当たり前。でも、それを乗り越えてこそ、みんなが目指す頂があると信じてます。今日の大会を見て、皆さんもいろいろな思いがあったと思いますけど、一歩踏み出したと僕の中では思ってます。自己主張して上手くいった選手も、伝わりきらなかった選手もいるかもしれないけど、そんなもん、やろうと思ったことが全て上手くいったって面白くないでしょ? やられても立ち上がるんです。何を言われても腐らず立ち上がるんです。そんなプロレスラーがこのZERO1には揃ってる。そう僕は信じてます。来年から本当に変わっていくと思います。もしかしたら僕の居場所もなくなるかもね。どうぞ、それぐらいにしてみろとあえて言いたいと思います」

 

 ZERO1「風林火山タッグトーナメント」は準決勝で炎武連夢とNWF、小幡&植田とストロングBJWが激突、炎武連夢vsNWFの試合前にVMが乱入しNWF勢との共闘を持ちかけるハプニングが発生した。試合は連係で炎武連夢が先手を奪うもNWFが盛り返しす展開となり、田中のスライディングDがかわされるとライディーンの援護を受けたタマがダブルアーム式パイルドライバーで3カウント、本命視されていた炎武連夢は準決勝で脱落となってしまう。


 小幡&植田vsストロングBJWはパワーでストロングBJWが圧倒するも岡林を捕らえた小幡組が猛反撃。小幡は勝負をかけたフェニックススプラッシュが失敗し脳天から落ちるハプニングが起きるも、再度フェニックススプラッシュを決めた小幡が垂直落下式キャプチュードで3カウントを奪い、ストロングBJWも準決勝で脱落し小幡組が苦しみながらも決勝に進出する。


  メインの決勝戦は準決勝のダメージもあってNWFがパワーで主導権を握るも、小幡組は合体攻撃からライディーンを捕らえて反撃する。ライディーンはラリアットで植田を追い詰めるが、小幡の援護を受けた植田がラリアットの連発で3カウントを奪い、小幡&植田組がトーナメントを制したが、試合後に植田が小幡に襲い掛かり仲間割れし菅原と合体、小幡とハヤトに敗れた大地はに田中に弟子入り、NWF勢にVMもフラれた再登場して今度はKAMIKAZEを勧誘するなど波乱の幕切れとなった。


 今年のZERO1は漢字で例えると「台頭」の一年、ZERO1が育てた外国人であるライディーンやNWF勢、タッグトーナメントでやっと結果を出した小幡と植田が台頭、VMの参戦などZERO1にも新しい風が吹いた1年だった。


 大会前日には来年からは団体名変更を視野に入れた新体制を発足することを発表した、新体制は若い世代が伸びてきているだけに若い選手の自己主張を生かせるような体制つくりをしてほしい。

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