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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

IGFが今年も大晦日興行開催へ、ひと思いに鈴木を潰した藤田に猪木が握手!

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IGFが今年も大晦日興行開催へ、ひと思いに鈴木を潰した藤田に猪木が握手!

10月26日 IGF「『GENOME29 Road to INOKI BOM-BA-YE 2013」東京ドームシティホール 3098人(超満員札止め)


<試合後の詳細、コメントはプロレス・格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼IGF MMAルールマッチ オープンウェイト級/5分3R
○森川修次(1R、3分38秒 レフェリーストップ )X安藤純


◇第2試合◇
▼IGF MMAルールマッチ ヘビー級/5分3R
○アレックス・ハドルストン(3R終了 判定3-0)Xクラッシャー川口


◇第3試合◇
▼20分1本
○ケンドー・カシン(5分56秒 雪崩式飛びつき腕ひしぎ逆十字固め)XMr.450


◇第4試合◇
▼30分1本
○ボブ・サップ(3分31秒 アルゼンチンバックブリーカー)X5代目ブラック・タイガー


<試合後>
サップは試合後、リングサイドで観戦していた把瑠都さんの眼前に歩み寄り、フェンス越しに挑発。周囲に制止されて事なきを得たものの、つかみかからんばかりの勢いだった。「試合前に見えたんで、チャレンジしたかった」と理由を説明したサップは、「それ(挑発)に乗るかどうかは彼次第」としたうえで、「もちろん。いつでもいいよ」と対決を辞さない構えをみせた。


【サップの話】「ビーストは戻ってきた! もうそろそろIGFのチャンピオンと戦って、それは俺のベルトだと言いたい。キックボクシングでも、プロレスでも、相撲でもなんでもいい。俺が絶対に勝つから。(リングサイドにいた把瑠都さんについては?)試合前に見えたんで、チャレンジしたかった。とりあえずそれに乗るかどうかは彼次第だね。(挑戦したいと言ってきたらいつでも受ける覚悟はある?)もちろん。いつでもいいよ」


◇休憩前◇
休憩前、特設ビジョンで12・31両国国技館大会『INOKI BOM-BA-YE 2013』の開催が正式発表された。


  映像が終わると、同大会への参戦が決まった石井慧がリングに登場。「ロシアで試合がありまして、無事に勝って帰ってきました」と報告した石井は、「年末はこのリングで一番強い奴と戦いたいと思います。応援よろしくお願いします」と呼びかけてリングを降りた。


 【石井の話】「(“一番強いヤツ"とは藤田? 外国人選手も含めて?)外国人も含めてみんなの中で強い相手とやりたいなと。(モンソン戦での勝利は自信になった?)一戦一戦、どの試合も一試合だと思っているので。まず一つ一つ試合をこなすことかなと。そして勝ち星を重ねていくことだと思っています。そういうふうに以前、藤田選手からも言われたので。(モンソン戦のダメージは?)まったくないです。(今後の調整は?)来週からオランダで合宿をしようかなと思っています。10月28日に林明日香さん(夫人)のコンサートのお手伝いをしに行きまして。なんばHatchでワンマンライブがあります。ゲストの引率とか、水の準備とかをして…。(オランダはひとりで行く?)奥さんと行きます。年末までずっと行く予定ですね。毎年、この時期はオランダで合宿に行くというスタンスを取っているので。(クリスマスもオランダで?)僕は仏教徒なので、クリスマスはないです。(前回はゲガール・ムサシのジムに行ったが?)今回もゲガール・ムサシ選手のところに行きます。(対戦相手はいつ頃までに決めたい?)早ければ早いほうがいいですね。(IGFのリングで戦いたいと思う選手は?)誰でも…誰でも、何でも、どこでも。(藤田と総合ルールで対戦するとしたらどんなイメージを持っている?)去年、本当に何もなくてつらい時があって、やっとIGFで試合をしたら賛否両論があって、いろんな色眼鏡で見てくる人もいた時に、藤田選手が言ってくれた“いろいろ言う人がいるけれど、気にせず勝ち星を重ねていけ"という言葉が残っていて、その言葉があったから頑張れた部分もあったので。もしやることになったら、勝ち負けにこだわる試合じゃなく、僕の持っている全てのものを出す試合にしたいなと思っている次第です」


◇第5試合◇
▼IGFスペシャルタッグマッチ/45分1本
○ボビー・ラシュリー ケンドー・カシン(10分45秒 片エビ固め)鈴川真一 X将軍岡本
※スピアー


◇第6試合◇
▼IGFスペシャルタッグマッチ/45分1本
○小川直也 澤田敦士(7分53秒 片エビ固め)ピーター・アーツ X天田ヒロミ
※STO


【小川の話】「(アーツと一騎打ちが浮上したが?)アイツも急に決めたことだから、まだまだだと思うので。今日は若い澤田が張り切ってくれたから、それを利用してやってもらったけど、そんなにネクストって言うんだったらいいよ。1対1を組んだらいいよ。いつでもやってやる。(大みそ日の大会が決まっているが?)本当はここで決着をつければいいと思ってたんだけど、急ぐなってことだろ。とにかく今日は澤田がひとりで出しゃばって頑張っちまったから、ちょっとしか出番はもらえなかったけど。今日は若いのにやられたな。でもアイツの成長もあったし、俺も俺で年末にこれでピーター・アーツとやれるっていう気持ちが乗ってきたよ。正直、この12年間がどうなるのかっていうのは不安もあったけど、自分の中で“よし。アイツもやるし、俺もやる"って。それしかないです。まあ、面白くなってきたよ」

 【澤田の話】「アイツの手柄にするように、おいしいところを持っていくのは何にも変わってねぇな。3年半ぶりに組んだけど、俺の成長はあったと思うよ」

 【天田の話】「また記憶がないんですよね。だから何とも言えないですけど、今この状態ならまたやられたのかなと。試合の内容は定かではないんですけど、もっと肉体改造をして、次もまた頑張りたいと思います。(小川とアーツの一騎打ちが浮上したが、そこに割って入る気持ちは?)覚えてないんであれですけど、割って入れるのなら(小川と)もう一度やりたいです。今度は勝って覚えている形で、このインタビューを受けたいなと思っているんですけど、今はちょっともうろうとしちゃってサッパリ…。今度はピーターさんと小川さんがやる感じなんですか? タッグマッチでやってもらえたら…。とにかく今は気持ちの整理がついてないので何とも言えないですけど、もっと強くなって、もっと強い天田ヒロミを次は見せたいと思います」


◇第7試合◇
▼IGFチャンピオンシップ/60分1本
[第2代王者]○藤田和之(1分58秒 体固め)[挑戦者]X鈴木秀樹
※キック
☆藤田が4度目の防衛に成功


<大会前の調印式より>
鈴木「せっかくやってきたチャンスなので、自分の力を120%出して必ず勝ちたいと思います」


藤田「意気込みって必要かなと思うんだけど、越えられない壁の現実。これを体感してもらおうかなと思っている。それだけ」


【藤田の話】「(調印式の言葉の通り、厳しい現実を見せつけた?)そうですね。乗り越えられない壁、現実を見せただけですね。どこまでできるのかを体で受け止めたんだけど、勢いは凄くあっていいと思います。澤田しかり、鈴川しかり、鈴木しかり、将軍も含めてね。みんな凄く伸びてきているのはわかります。俺はいつでも正面から受け止める。今日は勢いがあったんだけど、勢いだけじゃダメ。これから乗り越えなくちゃいけないことはたくさんあると思うから、それを超えていけば、あいつらは真のチャンピオンロードを進めるんじゃないかと思うけどね。(くぐってきた修羅場が違うと?)これからあいつらがくぐらなきゃいけないものがいっぱいあるぞと。その先に俺が待っているということですね。(石井が“一番強い男とやりたい"と藤田戦を示唆したが?)IGFにはいろいろと強いのがいるでしょう。まあ、チャンピオンである以上、いつ何時誰の挑戦でも受けるというのは変わらないんで。時と状況、全てが揃えば、俺はいつでも両国のリングで待っているから。大みそ日までまだあるんで、どんな相手とやるかはわからないけど、他にも俺とやりたいヤツはいるだろうし、決着がついてないヤツもいるし、決着はついたけど、まだついてないと言っているヤツもいるし。(小川はアーツ戦が浮上したが?)まあ、それはそれでいいけど、楽なところに行きたくなければ、俺はいつでもいるから。(石井の印象は?)柔道で金メダルを取って、それは素晴らしいことだと思う。それ以外はあんまり会ったこともないのでわからないですけど。(石井は藤田選手の言葉に救われたと話していたが?)俺は普通にみんなにあいさつするから。みんなと話す時、選手それぞれにパッと思い浮かんだことを話してるんですよ。“コイツにはこれが必要かな?"とか思ったことを。俺はあんまり頭が良くないから、理論立てて言えないけど、ネガティブなことは一切言わないし、俺は生き方もポジティブなんで。石井選手は(モンソンに)勝ったでしょ? 立派なことだと思いますよ。過去、俺に勝ったヤツに勝ったと。そこまで伸びてきたんだって。業界としても喜ばしいことだし、もし俺の対角線上に立つことになるなら、それは俺もやり甲斐があるし、みんなに夢を与えられるんじゃないかと思いますよ。(脅威を感じる?)今までやってきた選手に脅威を感じたことはないですね。やるとなったらやるだけの話なんで。やる前からそういう気持ちで負けちゃいけないから。やるとなれば、いろいろと研究して準備して。大きなイベントでドーンと当たるわけですから、それはやる方も見る方もワクワクするんじゃないかと思います。楽しみですね。誰になるのかわからないですけど、大みそ日は待っているんで、誰の挑戦でも受けます。俺がチャンピオンである以上、俺がリングに1人で上がる時は、ベルトを狙っていつでもかかってきてほしいと思ってますんで。(MMAルールでもベルトをかけてやりたい?)戦いだから。ルールが違えど、俺がOKと言ったらOKになるんで。会社が何と言おうと、俺のベルトだから。負けは負けだし、勝ちは勝ち。勝ったら俺が持っていく。シンプルにやり続けるのが俺の信念なんで。(石井はオランダで合宿に入るが、今後の練習の予定は?)俺は海外に行くこともないし、今までやってきたことの集大成を大みそ日で…というか、毎回の試合で集大成を見せるわけですから。特に海外へ行く予定は今のところないですね。(鈴木に一言アドバイスを送るなら?)俺もやってて楽しかったし、俺を怒らせたんだから。怒る時って凄い楽しいからね。エネルギーが出るし、年末になるといろんなことでイライラするでしょ。そういう時に思いっきり来られたら、思いっきり返せるし。勝ち負けという部分では課題もあるし、それは本人が一番よくわかっていると思う。みんな頭いいから、ドンドン上がってきて、俺を早く踏み台にしてほしいですね。(IGFらしい試合になったが?)ありがとうございます。IGF自体のスタイルはできてないので、自分としてはもう一回イチから作り直したいなと。俺が先頭に立って作り上げられればなと思います。彼らの時代になったら、彼らが進化させると思うので、そういう意味では、将来性がいっぱい転がっている団体だと思います」


【猪木の話】「なかなか試合の数は少ないですけど、これから中国のマーケットもありますし、パキスタンも近いうちにと思っているので。ロシアとか、かつていろいろなことを言ってずっと眠っていた部分が、最近ドンドンと蘇ってきているので。今後はスタッフたちにもっともっと頑張ってもらってね。俺は半分以上、足が国会の方に向いているので。アドバイスはしますけどね。(大みそ日に向けては?)1年の締めですからね。長年、形は変わりましたけど続いてきたので。オリンピックもありますけど、スポーツ交流というか、アマチュアのオリンピックとは違った意味で、メッセージの送り方という部分で、暮れは思いっきりやりたいなと。ちょうど師匠の没50年でもありますし。皆さんご存じのことだからあんまり触りたくないなと思いますけど、一つの区切りをさせてもらおうかと思います。(石井については?)自分が燃えている時、いい時に、自分の花を開かせるのが大事なんで。俺の経験ですけどね。俺の場合はわりとその間が長かったんで。もっともっといろんな選手が参戦してくれればいいと思います。(リングサイドで把瑠都さんが観戦していたが?)彼は飲み友達だったので。物凄い飲むんですよ。この前飲んで、それからちょっと調子悪くなったんじゃないかなと。(将来的な参戦は?)それはないと思いますけど、キャラクターとしては面白いですけどね。(大みそ日は藤田が中心となる?)そうだと思いますけど、俺はほとんど触ってないんでね。今度の興行もできるだけ触らないようにというか、自立してってくれれば。それで俺が今やっている世界外交という部分に、彼らがまた乗っかってくれればね。本当に前から言っているように、その当時、新日本が国内線なら、UFOは世界戦略と言っていて、いったん途切れてますけど、またそれが復活していくので。(パキスタンからの留学生アビットについては?)国をあげてお願いされちゃったんでね。こんなことって他にあるのかなって。国が預けますという。ダメにした張本人が俺で、それが回り回ってこうなって、俺にもう1回元気にさせる役割が回ってくるのは不思議だなと思ってます。まあ、まだ15歳だと言ったら、14歳なんですね。180センチぐらいですから、これから背も伸びると思うし、目方も96、7キロと言ってたので、太った体じゃないですから。成長期ですからどんどん変わっていくだろうし。まずはアマレス、あるいは柔道とか、いろんなものをドンドン身につけさせて、その合間にプロレスの関節技や何かも教えていければね」


 IGF・TDCホール大会では休憩前には正式に両国にて大晦日興行の開催と石井の参戦が発表された。メインでは藤田がIGF王座をかけて鈴木の挑戦を受け、鈴木が張り手からジャーマン、ドラゴンスープレックス、そして藤田の顔面を蹴り上げると、藤田がパンチで反撃。鈴木の意識が飛んだところで蹴りの連打で3カウントを奪い秒殺防衛となり、3S(鈴木、鈴川、澤田は総なめにされてしまった。)。


 セミでは暴走王が久々に澤田と組んでアーツ、天田を迎え撃ったが。暴走王は澤田を前面に出て美味しいところだけはもっていくという試合展開となり、最後は暴走王がSTOで天田を下して勝利、試合後は暴走王がアーツとの一騎打ちをアピールしてアーツも受諾、大晦日での対戦が濃厚となった。


 藤田の次期挑戦者は未定、暴走王との再戦も暴走王がアーツとの対戦を選んだためなくなってしまった。周囲は石井が浮上となっている。石井には川口が名乗りを挙げていたが、川口は今回の試合に敗れ一歩後退、藤田vs石井も大晦日に相応しいカードでもあるが・・・


 また元幕内力士である把瑠都はサップの挑発によりIGFでのデビューが濃厚となった、把瑠都に関しては全日本プロレスの白石伸生オーナーが獲得を表明していたが、その後は言っているだけだったのか進展はなかった。白石オーナーの場合は「ウチも狙っていた」と後になって文句を言うだけに、本気で獲得を狙っていたのかわからない。


 メイン終了後に猪木が藤田と久々に握手をかわした、昨年の大晦日以降は藤田も猪木に不信感を抱いて避けていたが、メインは以前に猪木が「やるんだったら、ひと思いに殺せ」と言っていただけに、藤田が鈴木をひと思いに潰したことで久々に猪木自身が満足した試合だったということだろうか・・・

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