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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

藤田和之vs暴走王、大晦日興行開催に動くも、一番のハードルはアントニオ猪木

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藤田和之vs暴走王、大晦日興行開催に動くも、一番のハードルはアントニオ猪木

 7月16日大阪大会を終えたIGFが、ジェロム・レ・バンナを降して新王者となった藤田和之と暴走王(小川直也)との対戦、とIGFによる大晦日興行の実現に動いていることを東京スポーツが報じた。

藤田vs小川 禁断の初対決実現へ
http://www.tokyo-sports.co.jp/prores/23480/


 藤田vs暴走王はドリームカードでもあるが、格闘技ブームが過ぎ去った現在ではタイミング的に遅すぎる感じでもある。また大晦日興行に関してはIGFが計画しているというわけでもなく東京スポーツ側がけしかけている感じ、大晦日興行を開催していたDREAM(リアル・エンターテイメント)が親会社であるFEG崩壊の余波を受け、またこれまでDREAMの看板だった青木真也、川尻達也が海外のONE FCと契約し離脱するなど、昨年の「元気ですか!」以降は開店休業状態、大晦日に抑えてあったさいたまスーパーアリーナも他のイベントに譲ったという話もあることから、開催自体厳しい状況に立たされている。
 

 大晦日興行は2000年にINOKI BOM-BA-YEから始まったことから、DREAMが出来ないなら猪木要するIGFが単独でやるべきという考えもあり、その看板カードとして藤田vs暴走王という考えもあって記事になったのだと思う。


 しかし藤田vs暴走王、大晦日興行実現にはひとつのハードルがある、それは社長であり総帥であるアントニオ猪木の存在、まず猪木と暴走王は二人の関係はTVで競演はしても視線を合わさず、互いに話し合わないなど冷え切った関係になっている。理由はいろいろあるが一番の理由は暴走王の高いプライド、IGFに集まった日本人選手は、日本MMAの低迷だけでなくギャラのトラブルでSRCと揉め上がるリングを失った藤田、一時はIGFの日本人エースとして持ち上げられながらも自身の未熟さから叩き落されてしまった澤田敦士、不祥事で相撲界を追われた鈴川真一、将軍岡本とどん底を味わっている選手が主、猪木からしてみれば暴走王はハッスルからもクビになり、プロレス界でも使えなくなったことでどん底に落ちた人間、しかし当の暴走王は高いプライドのせいでどん底に落ちたことを認めない、そういったこともあって二人の関係は凍りつくぐらい冷え切り、平行線の状態が続いている。
 藤田vs暴走王戦の可能性があるかというと現時点では低い、可能性が高くなる要素としてはどちらかが譲り合う(頭を下げる)か東京スポーツが間に入るかしかないといったところだ。


 大晦日興行は猪木が大阪大会の前夜祭イベントで「ひとつズバリ言うと、スポンサーが乗ってくれないんですよ、DREAMの名前が出ると、知ってのとおり、これは批判でもなんでもなくてね、スポンサーがあっての興行ですから。」(週プロモバイルより)とDREAMのせいにしてはいたもののスポンサーが集まらないということで開催には否定的、確かにIGFは都内ではTDC、両国国技館で興行を開催しているが、IGFの現状では正直言ってそれが精一杯の状態、さいたまスーパーアリーナクラスとなるとそれ以上のパワーを要することから、IGF単独では難しいというのが猪木の考えのようだ。


 しかし周囲は藤田vs暴走王実現、大晦日興行開催と猪木を突き動かそうとしている、猪木はその話に乗るかどうか・・・

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