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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

橋本大地vs暴走王が決定も、気持ちが噛み合わないまま・・・

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橋本大地vs暴走王が決定も、気持ちが噛み合わないまま・・・

(プロレス格闘技DXより)
 IGFは17日、大みそ日の“猪木祭"で「小川直也vs橋本大地」のシングル初対決を行うと発表した。“破壊王没後10周年特別試合"として組まれたが、小川は会見に私服で現れた大地を「根本的に何かが間違ってる」と糾弾し、鉄拳制裁を予告。一方の大地は「今の小川に興味はない。ハッスルの時よりひどい」と吐き捨てた。

  大地の父である“破壊王"故・橋本真也さんと小川は、かつて世間を巻き込んだ殺伐戦を繰り広げ、ZERO-ONE旗揚げ当時にはタッグチーム“OH砲"を組んだ切っても切れない仲。破壊王没後10年にあたる今年の最後に“暴走王vs破壊王子"の一騎打ちが初めて行われることになった。

  だが、会見では“親子喧嘩"さながらの事態に。スーツを着込んで正装で現れた小川は、キャップにピアスの私服姿で現れた大地に両国国技館前で“公開説教"を始めた。

  会見前の写真撮影が済んだところでたまらず口を開いた小川は「正直に言うとね、この格好はなんなんだろうね。レスラーとして恥ずかしいよ。オヤジが見たら泣くぞ?」と糾弾。大地もひかずに「これは俺のスタイル。オヤジの10周年の試合(※8月後楽園の橋本真也復活祭)した時、何かしてくれたのかよ? だったらオヤジのこと語れねえだろ?」と言い返し、ぶ然とした小川は「良く分かんねえわコイツ。ちょっと外してくんねえ?」と大地を一度“強制退席"させた。

  小川は5月のミノワマン戦でヒザを負傷。完全に癒えてはいないが、それでも大地戦を受諾した理由を「体調的な不安は正直あるけど、年齢的なものも含めて今しかやれないのかな、と思った。破壊王の(没後)10周年のタイミングは今しかないからね」と説明し、「だから、『あんなこともあったな、こんなこともあったな』って、いろいろな思いを抱いて今日も来たんだよ。でも、ヤツを見てたらその気が失せそうだよ」とため息をついた。

  さらには「俺はレスラーとして、対世間の服装とか猪木さんに習ったことはたくさんあった。破壊王だってそうだったよ。何度目かに俺とやる時は頭を丸めてきたし、レスラーらしい格好はしてたよ。それを俺のスタイルだ…とか、オヤジを否定してんのか? あの髪形で帽子かぶって…ナメてんのか? 正直蹴っ飛ばしてやろうかと思ったよ。オヤジの名前でやってるだけじゃねえか。それほど情けねえものはない。確かに二世は大変だと思うよ。オヤジを超えなきゃいけないんだから。それを承知でやってんだから。やる以上は言い訳にはなんねえよ。それを甘えでやってるならバカ」とまくし立ててヒートアップ。

  そのうえで「俺の考え方が古いとか、あいつが若いとかじゃない。あいつは根本的に何かが間違ってる」と断じ、「この闘いを通じて、レスラーとは何たるものかあいつに分からせてやればいいと改めて思ったよ。熱い気持ちを31日、あいつにぶつけなきゃいかんなと。鉄拳制裁ですよ、いわゆる」と“鉄拳制裁"を予告した。

  一方の大地も“うんざり"といった表情。小川が去った後、改めて取材に応じ「正直、突っ込まれるところが低レベル。なんだその格好は…って、俺のオヤジでもオカンでもないだろ」と吐き捨てたうえで、「もともとやりたくないんだよね。嫌いだし。カードに至るまでも遅いし。このカードに関して正直、何の面白味も感じない」と言い切った。

  小川の“鉄拳制裁予告”についても「何に対して制裁するの? 試合として潰してやる!っていうなら分かるけど…」と冷笑した大地は「今の小川直也はハッスルのイメージですよ。ハッスルよりひどいな。ZERO-ONE立ちあげてやってた時は、本当に暴走したら危ねえなっていう殺気もあったけど。ハッスルの時のクセがついたまんまIGFに上がってて、今はもっとひどくなってる」とバッサリ。「ZERO-ONEの時の小川直也が出るなら別だけど、今のままならまったく興味ないですね。(暴走王で来るなら)やっとそこに価値が生まれるよ」と暴走王・小川の“復活"を逆に要求した。

  とにもかくにも互いを“根本”から否定。破壊王の急逝から10年、物議をかもした3度目の“小川vs橋本"からは17年。改めて“実現"する“いわくつきの対決"は2015年の大みそ日に何を産み落とすか――。


☆12/31(木)東京・両国国技館『INOKI BOM-BA-YE 2015』15:00開場、16:00開始

▼IGFルールマッチ IGFチャレンジ NEXT2016
山本勇気(5分2R)奥田啓介


▼IGFルールマッチ IGFリベンジ Remember 2014
鈴川真一(5分2R)クリス・バーネット


▼IGF WORLD GP 2015 決勝戦
オリィ・トンプソンvsフェルナンド・ロドリゲスJr.

▼ルール未定
モンターニャ・シウバvs青木真也


▼暴走王vs破壊王 破壊王没後10周年特別試合
橋本大地vs小川直也


 IGFが会見を開き、31日の両国大会で暴走王(小川直也)と橋本大地がシングルで発表した。


 暴走王と大地は2014年7月27日IGF「東日本大震災復興チャリティーイベント元気祭り2014」の青森大会でタッグで対戦したが、暴走王は「大地、オマエとはヤンネーよ!」と大地のパートナーだった将軍岡本との対戦に終始し、大地が暴走王に絡もうとしても暴走王はパートナーだった高岩に大地の相手に任せっぱなしでほとんど絡ないままで試合が進み、最後は暴走王が将軍岡本をSTOで降したものの内容的には不発だった。


(2014年7月27日 青森大会での両者のコメント 週プロモバイルより)
小川「まだ俺とやるにはふさわしくないから。こないだの藤田戦見て、あの福岡から短い期間で変わるとは思えないし。ちょっとでもとびかかってやろうというモーションもしなかったし。勝手に組まれたカードだけど、組んだからってやれると思ったら大間違いだよ。みんなお膳立てしてもらえると思ってるだろうけど。バカヤローって。自分でね、つかむモンなんだよ。お膳立てされて、できるとかそうじゃねぇだろうって。今日見てもわかるとおり、絡むチャンスはいつだってあったんじゃねぇか。それが絡めないっていうのが、まだお膳立てがないとダメってことだろう。俺が出だしのころだって、“場外での活動”あって、やっとたどり着けたから。そういうのは、彼は彼でやってほしいし。彼のお父さんの時、逆に俺はそうだったから。そういうのをやってほしかったね。(もっと突っかかってこいよと?)そりゃ、もう。俺は橋本真也が振り向くまではどんな汚い手でも、いろんなことしたよ。お膳立てじゃなく、切羽詰まらせて、土俵際まで追い込んで、追い込みまくって、対戦に結びつけたわけだから。本気にさせない限りはやる価値ないし。今日は高岩君が処理してくれたから。やっぱりとびかかってでも、タックルでも、ちょっとでも。そういう部分でも残念だね。(大地選手は逃げてるとしか思えないと言っていたが?)逃げてないよ。それがわからないようじゃ、ダメだ。だいたいなんで俺が逃げなきゃいけないんだ。逃げてるとしか思えないとか、甘いよ。
(高いハードルの裏には期待がある?)藤田は藤田なりの直接っていうやり方で、俺は俺で、それは違うと思うし、同じやり方してもしょうがない。プロレスっていうのはいろんな角度があるから。彼はそれを理解して、これからやっていかないと。みんなが真正面からぶつかるわけじゃないんだぞと。それは世間も同じ。俺も橋本真也との対戦をこぎつけるのに、どれだけやったことか。彼なんか一番わかることだろう。自分のお父さんの背中を見てるんだから。良くも悪くもそうったメッセージだよ。普通、付き合いぐらいやってやろうかなっていうのが普通かもしれないけど、そこは橋本真也の息子ってことでしっかりと態度で。実際にそうならなきゃわからないってことをしたまで。そういう点でありがたい
と思ってほしいな」

 

大地「何もやってないですよ。何もやってない。なんだあれ? どういう意味で相手にしてないのか、わかんないし。多分、相手もわかってんだよ。俺がどんな気持ちでいるか、とかさ。わかんないわけがない。でもね、俺はわかってると思ってる。一回は親父と組んでOH砲なんかやってたけどさ、やっぱりライバルだったわけじゃん。親父のライバルだった人といま同じリングに立ってるわけで。同じ団体に入ってさ、いまここで当たる機会があったわけじゃん。それなのに、どういう考えで一度も俺と絡まなかったのか。理解に苦しむっていうか。こんな弱いヤツとやってらんないと思ったのか知らないけどさ。そんなレベルなのか、めんどくせーからやらないと思ったのか。それすら読めない。悪く言うつもりはないけど、俺からしたら逃げてるようにしか見えなかった。俺だって、力の差はあるかもしれないし、まだ俺が勝てる実力があるのかわからないけど、でもやることから逃げたじゃん。あれは逃げにしか見えない。プロレスやって、一度も絡まなかった人なんていなかったし。ロックアップなり、なんなり、絶対一度は絡んだよ。絡まなかったの、初めてだよ。接触すらない。1ミリもない。初めてだよ。ホントに初めて。(今後は?)もちろんやりたい気持ちはあるし。ちょっと前だったら、本当にどうでもいいと思ってたよ。会見で聞かれても何とも思ってなかったから答えなかったし。ただ、今日こういう風にカードを組まれて、何かしらの縁というのがあってのことだと思ったから。どうせやるんだったら、接触したいと思ったし。それでも相手が接触を拒んでるんだったら、次やる時までに俺が強くなってればいいだけの話でしょ。そんなの体の大きさとか関係ないからさ。ここはIGFでしょ。いままでだって無差別でやってきたんだから。大丈夫だよ。俺を見くびってる。たぶん俺がやってきた3年、4年を知らないんでしょ。俺が強くなればいいだけの話だから。もっと上に上がっていくから。いつでもやりたいと思ってるし。次やるときまでにはもっとレベルアップして、相手が手を出さないといけないなと思うぐらいまでプレッシャーかけていくから」


コメントを見ても暴走王は格の差と大地が逃げていたを理由にしていたのに対し、大地は暴走王の見下された腹正しさと、父親である橋本真也のライバルとの対戦に期待をかけていたのにも関わらず裏切られたという気持ちが出ていた。


IGFも大晦日大会にも関わらず目玉カードがないということで大地vs暴走王を組んだのだろうが、大地は橋本真也ではないし、暴走王も橋本真也と戦っていた頃の暴走王とは違う、あの頃の暴走王が甦るのかというと藤田和之でも無理だったのに、まだキャリアの浅い大地にとってはハードルが高く過ぎるし、大地としてもメリットがない。


IGF大晦日大会のカードもこれで全てではないが、大地vs暴走王をメインにするならかなり厳しいと思わざる得ない。

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