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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

DDT武道館は感動、激闘、出逢い、透明人間、引退!?と夢がぎっしり詰まっていた。そして五年後に東京ドームという新しい夢へと動きだした

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DDT武道館は感動、激闘、出逢い、透明人間、引退!?と夢がぎっしり詰まっていた。そして五年後に東京ドームという新しい夢へと動きだした

 SAMURAI TVのニアライブでDDT「武道館ピーターパン」を視聴


 セミの男色ディーノvs透明人間は急遽透明爆破マッチとなり、透明人間が見えるのはディーノ、レフェリー、セコンド、神実況コンビのみということで、見えない相手にプロレスをしている見えない相手にどうプロレスをするのかに注目していたが、まるでディーノ主演の独り芝居を見ている感じだった。そして5分が経過しディーノが電流爆破に被弾すると再び「エピトリカ」が流れてマッスルワールドへと突入、、ディーノは薄れ行く意識の中でDDTへの思いを訴えれば、透明人間も負けじモノローグから、DDTの団体としての歴史、そしてメーンに出場する飯伏とケニーへの2人への熱い期待の思いを訴えていく、試合は二人が同時に被爆するも透明人間が覆いかぶさって3カウントとなって勝利、試合後に透明人間が「旗揚げから15年、いろんなことがあったけど、これから始まる試合に比べたら、どうってことない。これからDDTの未来を見せてやる。心の準備はいいか。いくぞ、ミュージック、スタート!」とメインへとつなぎ幕となったが、透明人間の正体は高木三四郎大社長なのかどうか謎のままで終わった・・・


 メインのKO-D選手権(王者)飯伏幸太vs(挑戦者)ケニー・オメガは飯伏のIWGPジュニアもかけられるのではと期待がかかったが、今回はKO-Dのみかけられた。しかし4年前に路上マッチで対戦した二人が武道館のメインで対戦するとは、それだけ互いに成長しあったということなのだろうか・・・
 試合はケニーが飯伏の古傷である左肩殺しで先手を奪い、大試合を意識してかじっくりと非情に攻めていく、ケニーも全日本プロレスではヒールを意識した試合をやっていただけに、非情な攻めは全日本で得た成果なのかもしれない。
 ケニーの非情な攻めに飯伏は主導権を奪えない展開が続くが、フランケンシュタイナーの攻防を制した飯伏が場外のケニーに捻りを加えたトペコンヒーロを浴びせたあたりから流れを変え、花道のケニーにスワンダイブ式ミサイルキック、ハーフネルソンスープレックス、その場飛びムーンサルトフットスタンプ、場外戦では2階席からのケブラータと飯伏の閃きぶりと破天荒さが光りだす。
 ケニーもターンバックルを使って攻撃で応戦するなど破天荒さを見せ、クロイツラスで勝負に出るが、ここから二人の世界である路上プロレス的な展開になっていったのかもしれない、ケニーが雪崩式クロイツラスを見せれば飯伏もコーナーに立ったケニーに断崖式&雪崩式フランケンシュタイナーと想像を絶する技で応戦する、終盤にはケニーが片翼の天使を繰り出し、飛びつき腕十字で動きを止めて雪崩式片翼の天使を狙ったが、飯伏は雪崩式フェニックススープレックスで返すとフェニックススプラッシュで3カウント、二人の限界を超えた試合は飯伏が制し武道館のメインの大役を果たした。ファンやマスコミは危険な攻防という評するものもいただろうが、飯伏とケニーの試合は今までのDDTの試合の中で想像を絶する試合でもあり、二人がまさかここまでするとは思わなかったファンもいたのではと思う。

 

 第7試合のHARASHIMA 真壁刀義vs伊東竜二、石川修司がハードコアルールになれていないHARASHIMAが大流血して捕まる展開となるが、要所で真壁がカバーする、注目は大日本のデスマッチキングである伊東と真壁の絡み、伊東は場外に設置したテーブルに真壁を寝かせてのテーブル貫通ダイビングボディープレスや、イスを立てて並べた上での雪崩式ブレーンバスターで伊東流のハードコアの洗礼を浴びせるも、真壁もコーナーに登った伊東をスパイダージャーマンで投げるなど見せ場を作った、試合は石川の頭部にイスをかざしたHARASHIMAがスワンダイブ式蒼魔刀で3カウントを奪うも、試合後のコメントで伊東が真壁に対し「お前に蛍光灯デスマッチが出来るか!」と再戦をにおわせるコメントを残した、真壁が大日本のリングでデスマッチに挑戦するかどうか、今後が楽しみである。


 高木三四郎vs鈴木みのるは、鈴木のギャラアップの交換条件として大社長が「大人げない」凶器を使用できるというハンディウェポンマッチとなり、大社長はメカマミー三点セット、新高木三四郎(松田慶三?)、超セクシー・コスチュームの愛川ゆず季、マッスル、藤原喜明などを順番に投入、しかしメカマミーはなかなか装着できなかったことで空振り(後で装着しロケットパンチは通用するも、ジェットスクランダーは準備に手間取って失敗)、新高木と共に分身の術で攻めるも見破られてしまう、ゆずポンはさすがに鈴木も色気に負けて携帯電話で記念撮影するも、Wゆずポンキックを食らったことで怒った鈴木が多少手加減しての張り手でゆずポンを一蹴、マッスルはマッスル坂井を始めとしたマッスル軍が登場し「エピトリカ」が流れて、スローモーションによるマッスルワールドへ突入かと思われたが、久しぶりのためか拒絶されてしまい不発となってしまう。
 最後に藤原喜明が登場して頭突きや脇固めで援護し、ウェポンを使い果たした大社長は体一つで鈴木に向かっていったがゴッチ式パイルドライバーの前に玉砕、試合後は引退を宣言し引退のテンカウントかと思われたが米山香織みたいにカウント6で止めると「嘘じゃ!」と鈴木にスタナーを浴びせ、5年後の東京ドーム大会での再戦を要求、試合には負けたが大人気なさでは大社長が勝った。


 KO-Dタッグ選手権(王者)KUDO、大石真翔vs(挑戦者)MIKAMI、藤波辰爾、藤波がドラゴンリングインするだけで観客が大いに沸き、藤波自身も二人まとめてドラゴンスクリューで投げてバリエーションを増やし、ラダー上からのダイビングニーを投下するなどMIKAMIのスタイルに合わせる幅の広さまで披露、、藤波自身が若い世代の選手と絡むことで、気持ち的にどんどん若返っているというのが感じた試合だった、最後はMIKAMIが大石から3カウントを奪ったが、主役は藤波だった。


 藤原が参戦したアイアンマンヘビーメタル級選手権ロイヤルランブルは藤原vsゆずポン、ヨシヒコなどドリームマッチが実現、特に藤原vsヨシヒコは最初はどう藤原がどう絡んでいいのか戸惑っていたものの、ヨシヒコに人工呼吸をするなど少しずつヨシヒコとの絡み方を理解し始めるが、最後は藤原が脇固めを仕掛けヨシヒコの腕がもげるという衝撃のシーンでアイアンマン争奪戦は幕、ベルトを手にした藤原に福田洋が襲い掛かるが脇固め返り討ちになるなど、ベルトはとんでもない人に渡ってしまい、闇討ちを狙っても奪回は困難なのではと思わざる得なかった。
 

 飯伏vsケニー戦が終わった後でオープニングで登場したサンプラザ中野くんが登場し再び「大きなたまねぎの下で(DDTバージョン)」を選手達と熱唱したが、大激戦の後での歌はマッチしており感動してしまう、当初の予定4時間の予定が5時間となってロングラン興行となった(中継では4時間のため第1試合はカット)、大社長は5年後の東京ドーム大会をぶち上げたが、DDTは武道館ではまだ満足しない、東京ドームという新しい夢へと動きだした・・・・

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