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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

竹下が宮本を降しKO-D王座防衛も両国直前で遠藤が立ちはだかった!東郷が復帰!

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竹下が宮本を降しKO-D王座防衛も両国直前で遠藤が立ちはだかった!東郷が復帰!

7月3日 DDT「DDTスーパースターレーン」福岡・博多スターレーン 508人 満員


<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇第1試合◇
▼オープニングマッチ/30分1本
○男色ディーノ 入江茂弘 相島勇人(13分40秒 漢固め)高木三四郎 大鷲透 ×平田一喜
※男色ドライバー


◇第2試合◇
▼DDT EXTREAM選手権試合ストックホルムスタイル・キスキスパンパンデスマッチ/60分1本
[第36代王者]○LiLico with渡瀬瑞基(7分41秒 熱いKISS)[挑戦者]×大石真翔withばってん×ぶらぶら
☆LiLicoが初防衛に成功


(試合終了後、亜門GM「末永く渡瀬のことをお願いします」と言って次回の防衛戦を8・28両国大会と告げたところでディーノが割って入る)
ディーノ「渡瀬の将来を思って戻ってきてもらいたいだけよ。渡瀬を返してください。たぶらかすのやめて!」


LiLiCo「アンタ、プロレスラーでしょう。じゃあ試合して勝って、欲しいものを手に入れれば? だから次の挑戦者に指名してやるよ。やる?」


ディーノ「そうね。アンタがプロレスデビューして1年経つか。そろそろ教えてやらなきゃいけないことがあるの。じゃあ両国で挑戦者? わかったわ。私が挑戦者としてアンタが提唱する渡瀬・コントラ・渡瀬でやってやるわよ!」


【LiLiCo、渡瀬の話】
――キスキスバンバンデスマッチで愛の力を見せつけたが。
LiLiCo「もちろんそうだよね。本気で愛し合っているからこそ勝てる。愛が一番強いんだよ。」


――今度は男色ディーノというゲイレスラーが現れたが。
LiLiCo「お受けいたしましょう。ちょっと遊んで、つっついて。」


渡瀬「ちょっとだけ遊んで、あとはポイッと。」 


――ルールとしては渡瀬選手を取り合う形となったが。
LiLiCo「奪い取れると思っているところがナンセンスすぎて。デビューして1年だし、私たちにとって最高の一日になるんで。アイツの言っていることがちょっとわからない。」


――敗者は渡瀬選手に指一本触れてはいけなくなります。
LiLiCo「全然(大丈夫)。だって勝つもの。」


渡瀬「あっちから言ってもらって逆によかったです。これでLiLiCoさんに勝ってもらったら、男色ディーノは指触れられなくなるし、ラッキーですよ。」


――ディーノ選手から売名行為と言われてましたが。
渡瀬「ベルト獲った時もそうだし、今もそうだし。何をすれば証明できんの? 何年付き合えばいいの? ずーっと付き合ってんだから、売名行為とか言うなら10年経って本当だったんだって思えばいいよ。」


LiLiCo「この夏はアタシたちにとって特別なのよ。ね? まあ見ててください。」


【ディーノの話】
ディーノ「結局は売名でしょ。わかってんのよ。だいたいLiLiCoが何様のブランチだって言ってんのよ。もうあんなもん、渡瀬は次の王様の座を狙っているんじゃない? そういうのはよくないよ! 土曜日の昼狙っているんでしょ? そんなんじゃない。土曜日の昼はだいたいDDTが入ってますから。こっちに戻ってきなさい。もういいでしょ。もう十分、売名したでしょ。両国で終わらせてあげるわ、彼の負の連鎖を。その気持ちだけですよ。」


――ルールは渡瀬・コントラ・渡瀬になりました。
ディーノ「当然じゃない。それぐらいやってあげないと。「あの時LiLiCoといっておけば、俺もっといけたのに」みたいな気持ちにはさせないから。すっぱりと諦めて。LiLiCoという知名度を抱くのはもうやめなさい。アンタはアンタで勝負すればいいの。DDTの良心ですから。一切、不純な気持ちはない。」


――渡瀬選手への愛は?
ディーノ「先輩として、レスラーとしての愛はあるよ。彼はプロレス好きだからね。不純な気持ちは一切ない。リング上でキスとか考えられない。そんなプロレスラーは信用できない。そういうんじゃないから、時代は。」


――リップロックは?
ディーノ「あれキスだと思っているの? ナメんじゃないわよ! あれは相手を窒息させようとする技じゃない! リング上で愛にまみれたキスとか本当に吐き気がする! 勘弁してほしい! 真面目にプロレスをやってほしい! そこはLiLiCoに伝えないと! リング上は愛を確かめ合う場所じゃありません! 自分の性欲を満たす場所じゃありません! 相手を叩きのめすか、そうじゃないか。それだけでしょうが。二度とリング上でキスできない体にしてやるわ。プロレスをナメんな!」


【ばってんの話】「もう、アンタ! 私に恥かかせやがって! アンタのせいで負けたのよ! 私の唇どこいったのよ! だったらここでキスしてよ!(大石がばってんポーズで拒否)ばってんかい! 恥かかせやがって! ばってんプンプン! こうなったらばってん締めで締めましょう。みなさん、お手を拝借。よ~ぉ、ばってん!」


◇第3試合◇
▼山下実優凱旋試合/30分1本
○山下実優 中嶋翔子(11分43秒 体固め)赤井沙希 ×坂崎ユカ
※クラッシュ・ラビットヒート


◇第4試合◇
▼30分1本
○HARASHIMA 高尾蒼馬 アズール・ドラゴン(11分5秒 片エビ固め)坂口征夫 ×マサ高梨 梅田公太
※蒼魔刀


◇第5試合◇
▼ディック東郷現役復帰戦!スペシャルタッグマッチ/30分1本
○ディック東郷 アントーニオ本多(13分26秒 片エビ固め)ヤス・ウラノ ×ワン・チューロ
※ダイビングセントーン


【東郷、アントンの話】
東郷「DDTさんで最後、2011年6月30日、あれから数えても丸5年ぶりのリング。それが最初に上がるリングは必然的にDDTとなるし、それに応えてくれるようにパートナーにアントーニオ本多、対戦相手にチリから来ている留学生ワンチューロ、そしてヤス・ウラノ。最高の復帰戦になったと思うし。動きは5年差し引いて見てほしいよ(苦笑)。なんか要求というかプレッシャーがすごかったんだよ。」


――観客の期待値も高かったようです。
東郷「だってアスリートのピークって30台でしょ? それが40台で丸5年、日本で試合してないんだよ。それを差し引いて考えてよ。これからは俺もそんなこと言ってられないから、これから2戦、3戦して自分のコンディションを取り戻していくし、今日は一発目にしては自分でも動けたほうじゃないかな。環境はそんなよくなかったけど、俺なりに復帰戦をスタートとして目指してやってきたし。これを機にリングネームとか変えてもいいんじゃないかと(苦笑)。」


アントン「マジッすか(笑)。」


東郷「被っちゃダメだからさ。」


アントン「あんまりカタカナ+漢字で被っている人は多くないんで。」


東郷「俺だったらトランザムにしようかな(笑)。」


アントン「いやいやいや(苦笑)。あれはちょっとした私のおふざけ。いや、そんなこともないんですけど。私が名付けたんです。」


東郷「じゃあ、やめとこうかな。」


アントン「ディック東郷でいいと思います。」


――東郷選手の5年ぶりの復帰を間近で見て。
アントン「不思議な感覚ですね。まるでワープしてしまったかのように。今日はひじょうに珍しい感覚に陥ったんで。佐藤(東郷)さんの横に立って試合をする感覚を思い出したんですね。私が佐藤さんの横に立って、どうあろうとしてきたか。簡単に言ってカッコいいところを見せようと思うんですよ。カッコいいところを見せて佐藤さんに褒めてもらいたい。その感覚を思い出しましたね。おそらく私がバーッとカッコいいところを見せれば、佐藤さんもおそらく、「俺もいく」みたいな相乗効果がかつてあったと思うんですよ。その感覚が蘇りましたよ。」


東郷「やっぱり負けず嫌いって必要だからね。今のDDT、若い年齢のレスラーばっかだからさ。若いのに負けてられない気持ちもあるし、これからまた新しい自分を開拓していこうと思います。」


アントン「佐藤さんにとって刺激が多くなるんじゃないですかね。」


――若い刺激という部分では7・17後楽園で樋口和貞&岩崎孝樹との対戦が決まりました。
東郷「俺が知っている情報は樋口っていう大きいのが元相撲取りっていうだけで、あとは情報ないけど、海外回っていれば(相手の)情報がまるでない中で試合をしているわけだからさ。生え抜きの新人に負けるわけにはいかないんだからさ。まあ次の後楽園、楽しみにしてますよ。」


◇第6試合◇
▼博多名物スペシャル!ワンダフル!サバイバル!4WAYマッチ/30分
○遠藤哲哉(13分27秒 片エビ固め)×樋口和貞
※スカイツイスタープレス
☆樋口の持ついつでもどこでも挑戦権が遠藤に移動


①○マッド・ポーリー(5分41秒 体固め)×石井慧介
※ポーリー・バスター


②○遠藤哲哉(7分29秒 回転エビ固め)×マッド・ポーリー


◇第7試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]大家健 ○KAI(17分51秒 片エビ固め)[第54代王者組]×佐々木大輔 石川修司
※スプラッシュプランチャ
☆佐々木&石川組が4度目の防衛に失敗、大家&KAI組が第55代目王者となる


(試合終了後、大家とKAIは抱き合って喜ぶ)
亜門「大家さん、KAIさん! ベルト奪取おめでとうございます! お二人がチャンピオンになったということは8月28日の両国国技館大会で防衛戦ができるということなんですが、KAI選手はスケジュール空いてますか?」


KAI「空いてません!」


亜門「空いてないんですか?」


KAI「その日はDDTの両国大会にいきます!」


亜門「じゃあ空いてるんですね?」


KAI「空いてません! もともとDDT両国大会にいくつもりでした!」


亜門「じゃあタイトルマッチできるってことですよね?」


KAI「やらない!」亜門「やらないんですか?」


KAI「やる!」


亜門「どっちなんですか!」


KAI「やる! やるぞ! やるぞ! やるぞー!」


(こうして8・28両国でのKO-Dタッグ防衛戦が決定挑戦者チームは追って発表)
大家「絆は深いけど初めてのタッグだよな。こんな勲章取ったら嬉しくてしょうがねえな!」


KAI「ありがとうございます」


大家「KAI、今日はオマエが勝ったからお前がいつも締めているように締めろ!」


KAI「みんな知ってますか!……みんな知らない。5回ぐらいしかやったことがないから」


大家「福岡に浸透させて帰るぞ!」


KAI「1、2、3、自由だーっ!」


【KAI、大家の話】
KAI「健さん、ありがとうございました(泣)。」


大家「連絡もなくて音信不通でオマエが来るかどうか心配だったけど、俺は信じてたよ(泣)。」


KAI「心配かけてすいません。何とか間に合いました。」


大家「間に合ったからこそベルト獲れたんだろ! KAI、本当にありがとう!」


KAI「一時期、生きがいを亡くした時にプロレスから元気もらったんですよ! それで俺、前を向いていきていこうって。生きていこうってなったんです。もっともっといろんな人に、一人でも多くの人にプロレスを知ってもらいたい。そのために! 健さんと俺がもっともっと攻勢的になって、このベルトを輝かせて、極めていってメジャーに。」


大家「俺たちはどんな苦しい時も辛い時もプロレスに救われてきたんだよ! だからプロレスに恩返ししたいんだよなぁ! もうどうしようもない、生きていけない時期たくさんあった! でも何で助けてもらったんだよ!」


KAI「プロレスです!」


大家「そーだよっ! プロレスだよ! だからこそ、俺たちがタッグベルトを獲ったからには!」


KAI「プロレスを! メジャーに!」


大家「メジャースポーツにするんだ! そして今辛いこと、悔しいこと、苦しいことある人いっぱいいるだろ!? それをみんなで救って、みんなで自由に!」


2人「自由に! 自由に! 自由に! 自由に!」


KAI「自由になろう!」


大家「自由になることが一番大切なんだよ! 8月28日両国大会、KO-Dタッグ防衛戦!」


KAI「やらない!」


大家「KAIがやらないならやらない!」


KAI「いや、やる!」


大家「やるのか!? やるぞ!」


2人「やるぞ! やる! やる! やる! やる!(以下省略)」


【佐々木、石川の話】
佐々木「夢も希望もないですよ、大家健とKAIに負けて。」


――せっかくダムネーションというユニット名に決定したところで幸先がよくない。
佐々木「3人でユニット名発表してダムネーションでやっていこうというスタートだったんですけど、負けてしまったので解散します。」


石川「マジで?」


佐々木「俺たちは今日…。」


石川「えぇ、マジで?」


佐々木「本当なワケねえだろ! もっとちゃんとツッコめよ! オマエもだ、歌代! 解散するわけねえだろ! フザけんじゃねえぞ! ぶっ殺してやるぞ! 俺たちは解散しねえぞ! おい、加藤! テメエ人の不幸を笑ってんだろ!」


週刊プロレス・加藤朝太記者「天罰を与えられましたね。」


石川「クソ―ッ! 腹立つ~~~っ!」


佐々木「アァ―ーーーッ!」


◇第8試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第58代王者]○竹下幸之介(18分38秒 ロールスルー・ジャーマン・スープレックス・ホールド)[挑戦者]×宮本裕向


(試合終了後)
竹下「宮本裕向選手、倒しました! 宮本裕向選手からベルトを防衛できたことはこのベルト、竹下幸之介の価値をあげることができました。宮本選手、また何度もやりましょう」


宮本「僕は今日、竹下幸之介に負けたのでこのリングに上がれないですか? 俺はもっとDDTという団体を楽しみたかった。オマエと闘えて本当に楽しかったよ! 僕は見せてやりたい。21歳の自分にこんなすごい21歳の男がいることを。また、挑戦権獲得したら絶対やりましょう! ありがとう!(宮本は退場。)」


亜門「防衛おめでとう。次のタイトルマッチは8月28日両国国技館大会まで決まっていません。いつでもどこでも挑戦権があるので気を抜かないでください」


(そこへ遠藤がリングイン。)
遠藤「竹ちゃん、いや、竹下幸之介、オマエに言いたいことがある。2ヵ月前、シングルのベルトを獲ったとき、すげえ嬉しかったよ。ただ心の底からすげえ悔しかった。俺はそのベルトが欲しい! GM、いつでもいいんで竹下幸之介とタイトルマッチ組んでください」


亜門「わかりました。7月17日の後楽園で遠藤哲哉がいつでもどこでも挑戦権を保持していればですがタイトルマッチを決定します」


遠藤「俺は竹下幸之介を超えることはできなかった。チャンピオン、DDTの今を担っている竹下を超えて、俺がDDTの今になる」


竹下「遠藤さん…まずあなたハッピーモーテルなんやから防衛おめでとうでしょ。でも今の言葉を聞いて僕はスイッチ入りましたよ。一つ、これだけ言わせてください。ナメなよ、コラ。俺は最年少やからってナメられんように一試合一試合タイトルマッチやってんのや。この覚悟背負えんのか!?(両者でにらみ合い。竹下の張り手に遠藤も張り手。竹下が地声で「オマエにはまだ早い」と言えば、)遠藤は「俺はオメエの背中を見てプロレスをやりたくねえんだよ! オマエの目の前に立ちたいんだよ!」と言い返してにらみ合って引き揚げた。)久しぶりに腹立ったわ。次、タイトルマッチ、ぶっ潰したいと思います(竹下はアントンをリングに呼び込む)殺伐な雰囲気となってしまいましたが、お客さんの声が聞こえました。お客さんにヤバイを提供するのがプロレスでしょうが!(言うとパンツ一丁になってしまうが、松井レフェリーがリングサイドに急行する)それではDDT、お開きにしたと思います」


【宮本、HARASHIMAの話】
宮本「いやあ終わりましたね。タイトルマッチも終わって、いつでもどこでも挑戦権も終わって、僕のDDT参戦も終わってしまいました。本当はずっと挑戦権を持っていれば、DDTに参戦できたんですけど、なくなったんで、いっぱいDDTというプロレス団体を楽しみたかった。悲しいですが…いや、やりたい。スマイルヤンキーだってやりたいよ! あのままで終わっていいのかな!? あ、HARASHIMAさん! スマイルヤンキー、やりたいですよ。」


HARASHIMA「あれ、楽しかったもんね。」


宮本「俺まだHARASHIMAさんのコスチュームをまだ着てないじゃないですか。」


HARASHIMA「あ!? やりたいねえ。」


宮本「本当は両国でやりましょうとか言ってたけど、どっちも叶わず寂しい結果に終わったんですけど、一緒に組んでできないですかね?」


HARASHIMA「面白いと思うよ。僕も特攻服とか着て楽しかったし。」


宮本「HARASHIMAさんのファンだって喜んでいるでしょ?」


HARASHIMA「特攻服着るとね。」


宮本「いつでも貸しますんで。やらせてくださいよ。2人でタッグとか…タッグチャンピオンは大家さんとKAIになったんですか? やらせてくださいよ、スマイルヤンキーで。」


HARASHIMA「面白そう。」


宮本「高木さんに直談判してきます。それしかない! それしか僕はこの団体で闘える道はないんで。一緒にいきましょう!」


【竹下の話】
竹下「試合終わった感想としては手があったんですね。僕がイチファンだったことが勝ちにつながったんだなと。宮本選手は僕のことをナメてるとまではいかないですけど、宮本選手より僕が宮本選手の試合をたくさん見ているので手の内も少しはわかったかなと。もちろん予想外のこともいっぱりありましたけど、そこは普段持ち前のパワーでカバーして。あとは研究をしっかりできていたことが勝因だったかなと思います。」


――試合前にはスポーツエリートやテンゴ、西成というキーワードが出ていたが。
竹下「やっぱりエルボーがバチンと入った時に、この人は広島のヤンキーをトップでやってきた人なんだなと思いました。そこで僕も西成魂を出しましたよ。西成がナメられたらダメなんで。心が負けたらダメなんでいきました。」


――遠藤選手が挑戦表明したが。
竹下「僕が一つ腹立ったのは、それを今日言わないとダメかと。いつどこは今日獲ったんですかね? 樋口さんからですかね。そこで勢い余ってというのがあるかもしれないですけど、博多で憧れの宮本選手から初防衛して、そこにあんな空気の読めないことを言われて。今日はオマエの出る幕じゃないというので腹が立ったのが一つ。この間のKO-Dトーナメント見てましたけど、僕はHARASHIMAさんに勝ったことがないので、それで準決勝勝って、(決勝戦で)石川選手と壮絶な試合で負けて、その次に選択肢としていつどこを獲って竹下からベルト獲って両国のメインを狙えばいいやって、そんな考えに腹が立ちますね。ナメられているのが。もちろん挑戦は受けるんですけど、あれだけKO―Dのトーナメントに懸けていたのに、準優勝だったら竹下からベルト獲って上がればいいやと。石川選手にリベンジすればいいやという、そこにイラっとしましたね。遠藤選手は自信があると思うんですよ。準優勝して4WAYでも勝って自信があると思うんで。そこで『俺、竹下に今なら勝てる』って思ったんじゃないですか? あの場で使わずにちゃんと表明して日を改めて挑戦して勝つって、それはナメているんじゃないかと。」


――遠藤選手から「オマエの背中見ながらプロレスやるのは嫌だ」と言われたことについては?
竹下「僕は背中を見せているつもりはないですし、それを言葉に出した時点で背中を見せているんですよ。甘いですね。年下の僕が言いますけど、後輩の僕が言いますけど、ナメんなって話ですね。」


【遠藤の話】
遠藤「「最年少チャンピオンとしてすべて背負って覚悟を持ってやっている」と言ってましたけど、僕だって覚悟を持ってやってんですよ。後輩に抜かれた気持ち、アイツにはわかんないでしょ? 俺はアイツ以上の覚悟を持って後楽園、必ず、あの後輩のチャンピオン・竹下幸之介からベルトを奪い取ります。」


――「オマエの背中を見てプロレスをやるのは嫌だ」と言ってましたが。
遠藤「タッグ組んでベルトを持っている時から、それは思ってました。ただあの時はうまくチームとして回っていたので、それでいいとは思ったんですけど、どんどん組んで闘っていくうちに、欲が出たというか。」


――それはジェラシー?
遠藤「簡単に言えばジェラシーですよ。後輩に対してね。すげえダサいことですけど。先週のホールでのKO-Dトーナメント、準優勝ですか、石川選手に負けて。竹下と両国に立つことは叶わなくなりました。でも今日こうやって挑戦権を獲ることはできたので。今ある最後のチャンスだと思って。そういう覚悟を持って、次のホールで竹下から獲って、両国のメインに立ちます。アイツより先にベルトが欲しいと言いました。両国のメインまでは奪われたくないんで。必ずホールは後輩の竹下から獲って、僕が両国のメインに立ちます。」


――竹下選手から「ナメてんのか」と散々言われていたが。
遠藤「僕の中では全然ナメてはいないですね。結果残してますから尊敬してますよ、後輩ですけど。尊敬しているからこそ悔しいんですよ。後輩にこうやって抜かれて、シングルのベルトも先に獲れなかったし、両国のメインもアイツ、リーチかかっているし。だからこそ、悔しいんですよ。つねにアイツは僕の前を走ってきましたから。練習生の頃、僕は東京に来て、アイツは高校生でまだ大阪にいて。一緒に練習をしたことがないけど、それでもアイツはプロレスができたんですよ。東京にいて雑用だってあったし、正直、地元に帰りたい、プロレスデビューとかいいからやめたいと思うことが何度もありましたし。ただ、そんなことがあって、いろいろ悩むこともありましたけど、ここでやめたら本当に今後の人生において、自分がトップになることは絶対にないと思ったんで。ここでやめたら、それこそアイツにナメられることになるし、俺はアイツにだけはナメられたくないです」


 博多大会のメインは竹下の保持するKO-D王座に宮本が挑戦、序盤から宮本が低空ドロップキックから徹底した足攻めで試合の主導権握るが、竹下はドロップキックからダイビングボディーアタック、フラップジャック、ビックブーツと反撃するが、もう一発は宮本がフロントスープレックスで迎撃、ミサイルキックから串刺しダブルニーと攻め込むがファイヤーサンダー狙いは宮本が必死で阻止しブルーサンダーを決める。
 竹下は串刺しビックブーツから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと、ユルゲンラリアットを狙うが、かわした宮本は雁之助クラッチで丸め込み、竹下がラリアットからジャーマンを狙っても、宮本はアンクルホールドで切り返して追い詰める。
 竹下のトラースキックに対して宮本はニールキックで応戦するが、竹下はすぐさまエルボーを打ち込んでからドラゴンスープレックス、宮本のファイヤーサンダーを阻止してジャーマンで投げる。
 クリアした宮本はファイヤーサンダーで突き刺すと、ムーンサルトプレスで勝負に出るが竹下は剣山で迎撃、エルボー合戦は宮本が競り勝ち、ハンドスプリングレッグラリアットから卍コブラで捕獲するも竹下は脱出し、宮本の丸め込みの連打も切り返した竹下はロールスルージャーマンで3カウントを奪い王座を防衛した。
 試合後、竹下の前に第6試合で樋口からいつでもどこでも挑戦権を獲得した遠藤が挑戦権を行使し7月17日後楽園での選手権が決定となった。
 遠藤はKING OF DDTでは石川に敗れ、両国でのKO-D挑戦が遠のいたかと思われたが、いつどこ挑戦権を獲得することで再びチャンスがめぐってきた、竹下もKODの準優勝である遠藤を降さないと先にある石川に進めないようだ。


 セミのKO-Dタッグ選手権は挑戦者組が奇襲を仕掛けるも、場外戦でKAIのプランチャが大家に誤爆すると王者組は大家を捕らえて試合の主導権を握るが、交代を受けたKAIが佐々木にドロップキックを連発から場外へ追いやりトペを放ち、交代を受けた石川に対してもスプラッシュマウンテン狙いをリバースしてから大家に交代し、大家は石川の巨体をカミカゼで叩きつけるが、炎のスピアーはニーリフトで迎撃させる。
 ここから石川は大家に投げ放しドラゴンスープレックス、ニーリフトから地獄固めで捕らえて追い詰めにかかり、ダイビングフットスタンプを狙うが追いかけた大家が雪崩式ブレーンバスターで投げつける。
 共に交代しKAIと佐々木はトラースキックを打ち合い、KAIが競り勝ってから羽交い絞めに捕らえて大家が炎のスピアーを狙うが、KAIに誤爆してしまうと、石川が大家をファイヤーサンダーで蹴散らしてから、佐々木がミスティカ式クロスフェースでKAIを捕らえ、大家がカットに入っても再び石川に蹴散らされるが、蘇生したKAIが佐々木にラリアットからファルコンアローを決め、スプラッシュプランチャを投下するもかわされて自爆、佐々木はダイビングエルボードロップから石川とのダブルインパクトを狙うと、今度は大家が炎のスピアーで間一髪カットに入る。
 挑戦者組は石川をW炎のスピアーで蹴散らすと、佐々木には合体サンダーファイヤーパワーボムを決め、最後はKAIが佐々木にスプラッシュプランチャを投下して3カウントを奪い王座を奪取した。


 
 第2試合のEXTREAM選手権は帯同したセコンドとリング上で5秒間キスをしたら勝利というストックホルムスタイル・キスキスパンパンデスマッチで行われ、LiLiCoは渡瀬とキスをするが5秒寸前で大石に阻止され、一方の大石はばってんとのキスを拒否するという攻防が続く、だが大石がLiLiCoにダイビングヘッドバットを投下してから意を決してばってんとのキスに臨むもやっぱり出来ず、怒ったばってんがばってんボンバーからばってんエルボーを狙うも、かわした大石はばってんにミラクルエクスタシーを決め覆いかぶさった際にキスに成功して5秒間となるも、肝心の松井レフェリーがダウンしてしまい無効となってしまう。
 そこで渡瀬がLiLiCoと共に大石にスーパーパワーボムを決めると、LiLiCoが卍固めで捕獲しつつ渡瀬と5秒間キスに成功して王座防衛。試合後はディーノが渡瀬奪還をアピールして挑戦に名乗りを上げ、8・28両国で渡瀬・コントラ・渡瀬で対戦することが決定した。


 第5試合では東郷の復帰戦が行われ、愛弟子であるアントンと組みウラノ、ワンチューロ組と対戦。先発を買って出た東郷はワンチューロ相手に流れるようなグラウンド、アントンとの連係からシルバーブレットも華麗に決める、だがウラノのサミングで失速すると集中攻撃を喰らってしまう。だが賢明に反撃した東郷がアントンに交代、アントンも孤軍奮闘して流れを変えると、東郷はワンチューロの地獄突きに対してナックルで応戦、そしてスクールボーイからクロスフェースで捕らえると、最後はペティグリーからダイビングセントーンで3カウントを奪い復帰戦を勝利で飾った。

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