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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

天下一ジュニアを制した日高の願いは?…火祭り開幕!

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天下一ジュニアを制した日高の願いは?…火祭り開幕!

7月16日 ZERO1「真夏の祭典・火祭り開幕戦」後楽園ホール


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
菅原拓也 ○ジェイソン・リー 藤田峰雄(10分12秒 片エビ固め)宮本裕向 “brother"YASSHI ×ビットマン
※香港トルネード


◇第2試合◇
▼20分1本
○鈴木秀樹 横山佳和(8分36秒 コブラツイスト)×磐城利樹 ブッファ


◇第3試合◇
▼火祭りBブロック公式戦 30分1本
〔1勝=2点〕○崔領二(13分36秒 片エビ固め)〔1敗=0点〕×TARU
※那智の滝


【崔の話】「説明しましょう。手抜きなし、妥協なし、同じチームでも一切手加減なし。結果、試合中に何が起こったか言いましょうか? 思いっきり場外に突き落としました。そうしたらどうなったか?
皆さん、見えなかったでしょう。垂直で後頭部から落ちていきました。もう続行無理でしょう。けど、あそこで止めたら…。それが美学とは言わない。止めるのも勇気。だけど、彼はやり続けた。ドクターストップでいいところを。ヒールでオジキはああいう風にやってるけど、俺と一緒。現状に不満を感じて、その不満をバンバン言ったら、『じゃあ、お前はどうなんだ?』って言われるから、態度で示してる。決してスポットライトの真下にいる人間じゃないかもしれない。だけど、このままじゃいけないって。プロレス界でどうこうだけじゃない。凄い素晴らしいと思う。ZERO1が続いていることもね。ZERO1も、プロレス界も、プロレスそのものも。もう言い飽きた。勇気を与えるとか。もういいじゃん。聞き飽きた。そうなんですよ。戦っている姿しか俺らは見せられないけど、もう死んだらそれまで。チケットを買ってくれるお客さんに、子供たちに、ファンのみんなに、何かを見せたい。俺はそう思っているんで。まあ、TARUさんも一緒だから。火祭り、結果はどうであれ、完走する。そして何を残す。もちろん結果もそう。でも、勝ち負けじゃないんですよ。ベルトは一個しかないんですよ。脚光を浴びるヤツなんて、1人、2人、3人なんですよ。だけどね、本物は廃れない。王道を行っているヤツは廃れない。俺はTARUさんに感じるんで。負け越すかも、勝ち越すかも、優勝するかもわからないけど、俺らVMとしてのチームをどうか厳しい目で見てください。突っ走ります」


◇第4試合◇
▼火祭りAブロック公式戦 30分1本
〔1勝=2点〕 KAMIKAZE(3分15秒 逆さ抑え込み)〔1敗=0点〕


【KAMIKAZEの話】「プロレスの勉強の仕方を間違ってる。何回、オレに負けるんだよ。いいんだぞ、火祭り中にUNやっても。オマエにもう一度チャンスを与えてやる。そんなザマでどうするんだよ。今年で44歳だぞ。年齢じゃねぇけど、リングに向かう姿勢がアイツと違う。それが結果だ。時間じゃねぇ。勝とうと思ってるか、火祭り優勝しようと思ってるか。その差だ」


【小幡の話】「クソッ。初戦、あっけなく負けちまった。でもまだ始まったばっかり。必ず巻き返すからな。あと全部勝つから」


◇第5試合◇
▼火祭りAブロック公式戦 30分1本
〔1勝=2点〕○田中将斗(12分49秒 片エビ固め)〔1敗=0点〕×フジタ“Jr”ハヤト
※スライディングD


【田中の話】「開幕戦からハヤトと火祭りらしい熱い戦いができたというのは、俺にとっては収穫やね。ダラダラした試合をして次を迎えるのと、スカッとする試合をやるのとは違うから。厳しい試合からもしれへんけど、両方スカッとして、観に来たお客さんもスカッとするような試合をして。火祭りというのはそういうものを求めているからね。まあ、ハヤトもそういう気持ちが強かったんじゃないですかね。まだ長い夏のひとつの試合が終わっただけなんで。これからどうなるかわからへんけど、見てもらった通り、俺は元気やから。今月は試合数も多いし、他団体にもいろんなところに出て行きますけど、どの試合も完全な田中将斗でリングに上がります。そうしたら火祭り刀を抜くのが誰だか自ずとわかってくるんじゃな
いかなと」


◇第6試合◇
▼火祭りBブロック公式戦 30分1本
〔1勝=2点〕○ジェームス・ライディーン(13分5秒 エビ固め)〔1敗=0点〕×大谷晋二郎
※パワーボム


【ライディーンの話】「長い時を経て俺はパワーアップして帰ってきた。オータニ! お前はこのカンパニーのボスかもしれねえが、今日は敗者に過ぎない。歯ごたえ無かったぜ、バカ!」


【大谷の話】「クソ! どんな言葉を並べたって、負け惜しみにしかならないと思います。アイツがどうだ、コイツがどうだと言うつもりはない。ただ、あれだけ完璧にやられても、今年の大谷晋二郎の火祭りは始まったばっかりです。火祭りの決勝が終わるその時まで、決して諦めません。それに、あと全部勝てば全然可能性があると勝手に自分は思っているんで。これ以上、何を言っても負け犬の遠吠えですよ。試合も最後の方はあんまり憶えてないんですけど、パワーで押し切られたというのは事実だと思う。しかし、始まったばかり。下を向かずに上を見て、戦い抜きたいと思います。今年も火祭りをよろしくお願いします」


◇第7試合◇
▼火祭りAブロック公式戦 30分1本
〔1勝=2点〕○佐藤耕平(13分0秒 ジャーマンスープレックスホールド  )〔1敗=0点〕×将火怒


【耕平の話】「キツい。この間、仙台でタイトルマッチをやって、アイツはキャラとか、デーモンとか将火怒とか、そういうキャラに頼ってないで、自力をつけてきたのはわかったけど、この間のタイトルマッチと同じだと思ってやったら勝てるわけがない、俺には。俺はアイツが思っている以上に世界ヘビーもインターコンチも大日本のタッグも、アイツらが思ってる以上に苦労して取って守ってるんだ。負けるわけにはいかないです。
(白星スタートという部分では?)ここ何年か調子こいてたかわからないけど、必ず初戦で足をすくわれてた部分があったんですけど、今日は気持ちよくスタートきれたんで、残り4つ、キチンと1個ずつ勝っていきたいなと思います」


【将火怒の話】「くそっ! 負けておいて言うのもアレだけど、待たせたな。将火怒だ、おい。おい開幕戦。佐藤耕平。まだ始まったばっかだよ。まだわからない。スタートで出遅れちまったけどよ、この後、ほかのヤツを踏み潰してやる。言った通りだ。オレの天下取りだ。次勝ってリスタートだ」

 

◇第8試合◇
▼天下一Jrトーナメント決勝戦 時間無制限1本
○日高郁人(23分55秒 エビ固め)×木高イサミ
※石見銀山


(試合後、クリスタルボールを集めた日高が優勝者の願いごとを発表。するとイサミがマイクを奪って願いごとを横取りする。)


日高「(なんとか阻止して)イサミ、それはズルイ。ダメ、そういうの。よくない。真面目な願いごとです。僕たちZERO1ジュニアこれからも精進し続けます。だから、天下一、毎年必ず開催することを約束してください(するとイサミが4番ボールだけ持って逃走。)イサミ、来年までそのボール大事に持っておいてくれ。みなさん! 火祭り開幕、天下一決勝戦、最後までご観戦ありがとうございました。天下一ジュニアトーナメント、もう延期とかさせません。ZERO1は来年15周年、20周年、僕は第一戦でやってるかわかりませんが、延期なんてさせないから! ZERO1ジュニアの未来、大きく大きく育んでいきます。ZERO1、ZERO1ジュニア、火祭り決勝戦まで応援よろしくお願いします」


【日高の話】「開催が決定してから言わなかったですけど、延期になって。その中で20人の中からようやく決勝に上がってね。前にも負けているけど、今日のイサミはもっと強かった。でも、菅原がああやって準決勝で負けて、イサミに天下一は渡せなかったし。菅原が戦前語っていて、僕は逆に言わないようにしていた『僕と菅原で決勝戦』。最後にあいさつしていて気づいたら、彼はいなかったです。それはアイツの天下一にかける気持ちだと思うし。イサミだって今回初出場。天下一武道会じゃないし、ドラゴンボールじゃないけど、彼の意気込みは凄く感じた。だから、延期ということを抜きにしても、この20人の中で優勝できたのは凄く嬉しいです。そして、延期が決まったその時から、ZERO1ジュニアの新しい扉があったんだと。今日優勝することでその扉が開きました。イサミと菅原の名前しか出してないですけど、この天下一ジュニアの名の下に介した20人の選手、そして応援してくれたファンの皆さんに感謝しています。(ジュニアのベルトは田中稔に流出しているが?)僕も開催が決まった時の記者会見では熱くなりすぎましたが、挑戦権は誰がどう見てもあるんで。これは願い事じゃないですけど、会社にはその舞台を用意してくれと。願い事で言った『天下一ジュニアを毎年開催してくれ』と。こういう悔しい思いをするのは今の僕たちだけでいいですよ。例えば20周年の時、僕は第一線でやっているかわからないです。でも、みんな何かやっているだろうし、これから入ってくる若いヤツらはいい時期に20周年を迎えるだろうし。そういう時にこんな延期なんてことはないように、新しい扉を開いてね。俺だけじゃなくて、ZERO1ジュニアを大きくしていきたいと思います。4月にZERO1ジュニア選手会という形で興行をやったけど、ファーストオンステージの興行として認めてもらって。普段のZERO1では見れないような選手たちを一堂に会して、ZERO1ジュニアの戦いをドンドン繰り広げていきたいなと思います。これは提案です。ありがとうございました。天下一ジュニアトーナメント、ZERO1ジュニア、これからもよろしくお願いします。火祭りも今日始まったところなので、8月2日までよろしくお願いします」


【イサミの話】「本物と違って飛び散らなかったのが救いでしたね。こうやって四星球を追い求めて天下一ジュニアに出場できて。まあ、仕方ない。結果は負けてしまった。日高さんは強かった。それは十分すぎるほど身に染みたんで。アゴがガクガクいっているし、ヒザもガクガクいっているし、体もボロボロですけどね。見てください。負けてしまったかもしれないですけど、四星球はここにあります。日高さんの願いを憶えてますか?毎年開催してくれってことですよね。僕がこれを持っている限り、来年も天下一ジュニアに出れるっていうことです。ちょっと手段は汚かったですけど、いいでしょう。それぐらい天下一ジュニアを楽しませてもらったし。試合前は菅原さんから感じた勝利への執念が日高郁人からはあんまり見えないなと思ってましたけど、日高郁人はそれを超越したものを想い描いていたんじゃなかったかなって。そう思います。これが僕なりの…ZERO1ジュニアと僕と日高さんを繋ぐひとつの絆だと思っています。やり方はずるいですけど、まあしょうがない。やり過ぎぐらいがちょうどいい」


 昨年開催されず、今年にやっと開催に漕ぎ着けた天下一ジュニアの決勝に勝ち上がったのはカズ・ハヤシ、エイサー8、谷嵜なおき、ハヤトを破った日高と、剣舞、高岩竜一、菅原を破ったイサミ、序盤の読み合いでは互角も、日高がショルダースルーでイサミを場外へ出し、イサミのハイキックをキャッチしてロープ越しのドラゴンスクリューを敢行、日高が左脚攻めで先手を奪ったかに見えたが、イサミもニークラッシャーからのドラゴンスクリューで反撃し逆に左脚攻めを展開する。
 互いに左脚攻めを展開するなかで日高が均衡を破るかのように雪崩式ドラゴンスクリューから足四の字固めを決めると、ショーンキャプチャーを狙うが、イサミが踏ん張って阻止し日高を場外へ出すも、トペは日高がハイキックで迎撃、そしてエプロン上の攻防となるがイサミがブレーンバスターを敢行し日高に大ダメージを与える。
 リングに戻ったイサミは掟破りのショーンキャプチャーを敢行し、ダイビングダブルニーを投下するが、日高はカウント2でクリアしてからバックドロップ、リバースDDTと反撃、しかしイサミは卍コブラで絞り上げるとトラースキックを放つ。
だが日高は石見銀山を決めると野良犬ハイキックを炸裂させ、最後は再度石見銀山を決め3カウントを奪い優勝を果たした。


試合後に天下一ジュニア恒例の優勝者のお願いはて田中稔に流出している二冠ジュニア王座への挑戦ではなく、天下一ジュニアの毎年開催をアピールし大会を締めくくった。昨年は集客が見込めないという理由で天下一ジュニアは開催されなかったが、ZERO1ジュニア勢の努力もあって、今年は20名のジュニア戦士を揃えて開催に漕ぎ着けた。天下一ジュニアの場合は火祭りの後ということもあって盛り上がりに欠いたかもしれない、だが日程の調整もあるが火祭りとは間隔を空ければ良いのではとも思う。


 そして火祭りも開幕し今年は2013年度の覇者でありながらも、昨年はZERO1側とトラブルとなって追放となっていたライディーンがKAMIKAZEの執りなしで復帰、大谷と対戦し、制裁を狙う大谷が投げ放しドラゴンスープレックスの連打ど追い詰めるも、スパイラルボムをリバースしたライディーンがハイアングルのチョークスラムを決め、ラリアット合戦にも競り勝ってからの投げ放しパワーボムで3カウントを奪い、公式戦また復帰戦を白星で飾る。
 昨年度覇者の崔はデーモンVMの同門のTARUと対戦し同門であろうと一切手加減なくガンガンやり合うも、崔が雪崩式ブレーンバスターからの那智の瀧で勝利。
 KAMIKAZEはメテオラで攻め込む小幡を一瞬の逆さ押さえ込みで速攻勝利、田中vsハヤトは激しい打撃戦を展開するも、ハヤトのヘルムをエルボーで迎撃した田中がエルボーの連打からスライディングDで勝利、世界王者の耕平はキックなどの打撃の前に将火怒は懸命に耐え、水面蹴りからのリバースゴリースペシャルボム、ラリアットで反撃するが、エルボーで将火怒の動きを止めた耕平がミドルキック、パイルドライバー、二段式ジャーマンで3カウントを奪い白星発進に成功した。(伊賀プロレス通信24時では火祭りの全公式戦結果を更新します)

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