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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

激戦・計59分50秒!小幡が大谷を降しZERO1の熱い夏・火祭りを制覇!

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激戦・計59分50秒!小幡が大谷を降しZERO1の熱い夏・火祭りを制覇!

7月31日 ZERO1「第16回 真夏の祭典・火祭り2016」東京・後楽園ホール


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼「第16回真夏の祭典・火祭り2016」公式戦/30分1本
[4勝3敗1分1不戦勝=27点]○田中将斗(4分58秒 体固め)[4勝3敗1分1不戦勝=27点]X浜亮太
※スライディングD


【浜の話】「悔しいな! 悔しい。まだちょっと現実が把握できないです。(まだ決勝進出への可能性はある)ある? いやあでも、力士のときもそうだったんだけど、負け越しても最後に勝てば次につながるので。今回、きのうまで単独トップだったのに、最後負けたらなんか悔しいですね、正直。(5勝3敗1分という結果となったが)なんていうんだろう、確実にZERO1の選手というのは体も大きいし、当たりも強いし、気持ちも熱いしファンも熱いし、そういう面では今回火祭りという大舞台に立たせていただいて、ものすごく、ものすごくこの火祭りというリングを回るだけで、レスラーとしてすごい成長させてもらえたなって、感謝の気持ちでいっぱいですね。ただ最後勝ちたかったね。詰めが甘かった。いやもうホント、ほかのどのレスラーでも経験できないような経験したんで、それがZERO1のリングなんで。この熱さっていうのはやっぱりプロレス界イチじゃないかな。熱さっていうのはね。(今後もZERO1に?)ぜひぜひ、上げていただけるのであれば本当に。フジタ“Jr”ハヤト選手とかね、体の小さい選手でも、倍以上のボクに真っ向勝負を挑んでくるからね。そんなの考えられないじゃないですか、作戦なんか立てないで。そういうものも見させてもらったんで、すごい勉強させてもらいました。ただ最後、勝ちたかったね。(結果を待つのみだが)負けて待つのはキツイね! 勝って待つんだったらドキドキもするんだろうけど。勝ってれば決勝、進めたわけだからね。気持ちが整理がつかないです」


◇第2試合◇
▼「第16回真夏の祭典・火祭り2016」公式戦/30分1本
[4勝4敗1不戦勝=25点]○将軍岡本(11分38秒 体固め)[3勝4敗1分1不戦勝=23点]Xフジタ“Jr"ハヤト
※バックドロップ


【岡本の話】「気が付いたら、決勝に残れなかったですね。新潟終わった時点ではまだ、望みはああると思ってたんですけど。でもね、だからこそ今日、相手が勝てば決勝でしょ。そんなおいしいところに行かせてたまるかってね。体も違うし、スーパーヘビーの本当の怖さを今日教えてやろうと思って挑みました。ただ、あの体であの打撃はね、ジュニアの打撃じゃないよ。一発一発が重いんだよ。それはすごいなと、素直にハヤト選手の素晴らしいところだと思いました。今日は、いいとこは出させないつもりでいたんですけど、相手には。出させてしまったのはちょっと、そこは攻め込まれたところだと思うんで。ただやっぱそこも、相手の決勝に懸ける意地だと思うんで、そこをたたきのめせたということは、自分の中ではすごい大きい一つの成果でした。気持ちで負けない、もちろんのことなんだけど、気持ちで負けないところがすごい、ね。これで火祭り終わったけど、オレは。まだまだ今からどこの団体の選手でも誰でも挑戦してやるって。自分の地力をつけてやりました。(将軍コールは聞えた?)やっぱ、声援は力になりますよね。ありがたいですよ。そんなに聞こえてはないですけどね。やっぱり試合に集中してるとね、周りの雑音で消えちゃうんでね。ただ、聞えたは聞えたので。あの打撃のあとなんかは危なかったですね。一瞬、飛んでたんで。


(リーグ戦を振り返って手応えを感じる?)全員と初シングル、もちろん大会前の意気込みとしては全部勝つと言ったものの、正直リーグ戦というのも始めただったので不安はあったんですけど、やってるうちにリーグ戦の不安は吹っ切れて。というのも、みんな状況は同じじゃないですか。自分だけがリーグ戦してるわけじゃないんで。みんな状況は一緒だとわかってきて。何より今回、火祭りで得られたのは浜亮太を投げたことですよ。あれを投げられたのは一つ自信がついて。そのあとに田中さん、あとから記事を見て知ったんですけど首を痛めてたという話だったんですけど、それでももともとが高い位置にいる選手なので、ケガをしてもそんなに下がらない選手のはずなんですよ。そこに勝てたということはすごい自信になりました。プロレスラーになって4年、フリーになってまだ半年で、その成果を出せたというのはうれしく思いますね。ただやはり、火祭り決勝に残れなかったという悔しさ、これを忘れないで1年やっていって、来年もし火祭り読んでいただけるのであれば、っていうか呼んでもらえるようにボクがなるんですけど、そのときには必ず火祭り刀を自分のところに持っていけるように、これからの1年頑張っていきたいと思います。


(曙とのタッグ王座挑戦のアピールもあったが?)そうですね。ボクもあとの記事で知ったんですけど、横綱がそうやって言ってくれるのならば挑戦できることはなんでも挑戦していきたいですね。貪欲に食らいついていきたいと思います。今の自分の力がどれぐらいなのか、はっきりまだわからないんで。それを上げるためにはなんでも挑戦するしかない。そのためのSMOP入りでもあるんで。SMOP入りは、まだ横綱には言ってないんですけど、いつか横綱を倒せるようになるためには身近で見た方が勉強になると思ったんで入らせてもらったんで。同じチームに入りましたけど、ただの慣れあいのチームじゃなく、その中で切磋琢磨を。横綱がどう思ってるかわかりませんが、ボクは切磋琢磨していきたいと思います。いつか横綱を超えるために」


◇第3試合◇ 
▼「第16回真夏の祭典・火祭り2016」公式戦/30分1本
[4勝3敗1分1不戦勝=28点]△小幡優作(30分時間切れ引き分け)[3勝3敗2分1不戦勝=26点]△ジェームス・ライディーン


◇第4試合◇
▼「第16回真夏の祭典・火祭り2016」公式戦/30分1本
[6勝3敗=30点]○大谷晋二郎(3分48秒 キドクラッチ) [2勝6敗1不戦勝=15点]XKAMIKAZE


◇第5試合◇
▼30分1本
○横山佳和 ブッファ(13分21秒 ウンコ座り固め)佐藤耕平 X磐城利樹
※デスバレーボム


◇第6試合◇
▼30分1本
○日高郁人 高岩竜一(11分29秒 体固め)菅原拓也 X拳剛
※野良犬ハイキック


◇第7試合◇ 
▼「第16回真夏の祭典・火祭り2016」優勝決定戦/無制限1本
[リーグ戦2位]○小幡優作(29分50秒 片エビ固め)[リーグ戦1位]X大谷晋二郎
※ダイビングダブルニードロップ
☆小幡が初優勝


(試合終了後、大谷はしばらく大の字のまま。笹崎レフェリーが起こすと、正座した大谷がむせび泣き。立ち上がると小幡と握手。優勝セレモニーへ。小幡に火祭り刀、優勝トロフィー、勝利者賞のひたち牛100キロ、ハンバーグ100個、オーストラリアビーフ100キロ、鶏肉100キロ、革製品の目録、女子高生から花束、金目鯛100匹の目録、国産米300キロ、すしざんまいの食事券30万円分、まかべ石のオブジェの目録、鉄人水素1年分、熊本県益城で一緒に炊き出しができる権、被災地への航空券が渡されてから、元井美貴さんから勝利者インタビューを受ける)


小幡「(火祭り優勝を飾りました小幡優作選手、おめでとうございます)ありがとうございます。(初優勝の率直な感想を聞かせてください)今年は、今年は、本当に負けたくなかった。はい。その、その気持ちだけです。(優勝決定戦では大谷選手のイス攻撃やヒザ攻めと、厳しい場面もありましたね)準決、決勝とホント、厳しい厳しい闘いでしたけど、自分はこれからのZERO1のためにも負けられなかったです。(今年の火祭りは全9戦という長い火祭りの歴史の中でも長い長い闘いになりました)今までに比べて1リーグっていうホントに長い闘いでしたけど、自分の中ではホントにあっという間、あっという間でした。(今年の3月、靖国神社では佐藤耕平選手から「次はオマエたちだ」とメッセージを送られました。それから4カ月という短い時間で結果を出しましたね)短い時間かわからないですけど、結果出すの、ホント時間かかりました。でも何が何でも自分はあきらめないですから。(そんなあきらめない小幡選手の姿に、みなさんも声がかれるほどの声援を送ってくださいました。みなさんにあらためて一言お願いします)ホントに厳しい闘いでしたけど、今日集まってくれた皆さんのおかげで、皆さんの声援のおかげで、ホントに助けられました。ありがとうございました!(元井さんにうながされ、小幡が火祭り刀を抜刀してポーズ。火祭り参戦選手がリングに上がり記念撮影。選手たちが退場。大谷と小幡が抱擁。)本日は、たくさんのご来場、そして最後までのご観戦、ありがとうございました。ホントに準決、決勝と厳しい闘いでしたけど、皆さんの声援に助けられました。本当にありがとうございました。これからのZERO1、今日決勝を闘った大谷選手もそうですけど、上の世代の選手、ボクが倒していかないとZERO1変わっていかないと思います。厳しい厳しい闘いかもしれませんけど、自分は絶対にあきらめません。ボクが、オレが、オレが、ZERO1を変えてやる!(小幡コール)皆さん、応援よろしくお願いします。(四方に礼)火祭り今日で終わりますけど、自分らの闘いはまだまだこれから続きます。これからも応援よろしくお願いします。最後、皆さんで元気よく締めたいと思います。ご起立お願いします。オーでいきます。行くぞ!(×3)3、2、1、ZERO1!」


【大谷の話】「あーチクショー。終わったな。終わったな。つよがってもしょうがないんでね。オレに見えかけた火祭り刀、見えなくなった。でも、神様がまだまだだって言ってんだろ。あの口ベタな小幡がオレが変わらなきゃゼロワンダメだって言ってたよ。あの口ベタな小幡がオレが背負うって言ったよ。今の小幡の言葉は心からの言葉だと思います。しかしその言葉に頼らず、大谷晋二郎、まだまだがんばっていきたいと思います。変な後ろ向きな意味じゃなくて、もしかしたらひとつ役目が終わったのかもね。それは今日感じた。後ろ向きなアレじゃないよ。まだまだがんばる。でもこの火祭りという闘いの中で、もしかしたら大谷晋二郎の役目はこの16年でひとつ終えたのかもしれないね。それが何かとは言えない
けど。別に後ろ向きなアレじゃないよ。若いヤツが上がってきたってことだよ。負けたクセに感極まっちゃってさ。でもそれが大谷晋二郎のプロレスだし。全力で闘って勝っても負けても喜怒哀楽を腹の底から出す。それが大谷晋二郎のプロレスですから。それはもしかしたら小幡を筆頭に受け継ぐヤツが何人もこの16年で出てきたかもね。もしかしたらひとつ役目を終えたのかなっていう気が今日終わった瞬間フッとね。全然後ろ向きじゃないよ。まだまだやることあるから。プロレスラーの意地、プライド、絶対に捨てないから。全力で闘って負けました。それも小幡優作に全力でやって負けました。でも本当に火祭り、地方結構周ったんですけど、いっぱい追いかけてくださり、週プロさん、サムライさん。三田さんもいろんなところでメッセージ書いてくださって。本当に幸せだ。プロレスラーで幸せだなと思います。よし、あのヤロー、小幡、記者さんの前で感情のない言葉を言いやがったらブッ飛ばしてやる。心からの、腹の底からの小幡の言葉をまたあとで聞いてやってください。本当にありがとうございました。


(開幕戦に続いて当たったが、違いなど感じる部分は?)言ってみれば2連敗だからね。情けないけど、声に出したくないけど、開幕で負けた時、何クソ小幡と思ったけど、今はあっぱれ小幡って気持ちかな。でもこれだけは言っとくよ。次やったら絶対に勝つよ。でもあっぱれ小幡とヤツに伝えてあげてください」


【小幡の話】「本当に厳しい闘いでしたけど、これからのZERO1のために負けたくなかった。最終的にこの刀が自分のところにあるので。この刀も自分のところにきたかったはずですよ。この刀が自分を選んできた。今のZERO1を変えていくのはオレしかいないと思っていますから。厳しい闘いになると思いますけど、自分は絶対に音を上げませんから。これからのZERO1、上の世代を倒していって、自分が変えていかないといけないと思ってます。


(どこを変えていきたい?)今のZERO1のイメージは大谷さんや田中さん。ここ何十年も、そのイメージは変わってない。自分がもっともっと前に出ていかないと変わっていかない。まずそのきっかけとして火祭りを取れたので、本当の闘いはこれからだと思っていますね。(次はベルト?)火祭り終わって、次の目標はベルトになってくるんじゃないですかね。次はベルトです。(大谷との一戦については?)開幕戦闘って、自分が勝って、今日も大谷さんは自分なんかに連敗するわけにいかないと思ったんじゃないですかね。本当に強かった。でも、自分も負けるつもりはなかった。それだけですね。


(チョップを胸を突き出して受けたが?)あれはとっさに出ました。体が勝手に動きましたね。(大谷は「一つの役目を終えた」と語っていたが?)自分には大谷さんがどういう気持ちかわかりませんけど、その役目は自分がやっていきます。ZERO1は自分が引っ張っていかなきゃいけないと火祭りを取って思ってます」

 
いよいよ最終戦を迎えた「真夏の祭典 火祭り2016」これまでの経過を振り返ると、29日の港区大会で浜がハヤトを破り27点で単独トップ、それを大谷、小幡が25点、ライディーンとハヤトが23点で追いかける展開となった、昨年度覇者の耕平は25点ながらも全公式戦を終えたため脱落、田中は最終戦で勝ったとしても浜と同点で並ぶため全公式戦の結果待ちという厳しい状況となった。

 そして田中は浜と対戦、試合開始から浜がぶちかましで田中を吹き飛ばし、踏みつけやぼでぃースプラッシュなどで田中を押しつぶしにかかる。田中は浜のオオキドプレスをかわしてからスーパーフライを投下も、クリアした浜はミートボムで押しつぶしてからオオキドプレスで圧殺、しかしクリアした田中は浜の左足にスライディングラリアットで動きを止めると、回転エビ固め潰しのハマケツもかわしてからのスライディングラリアット、スライディングDで3カウントを奪い27点で公式戦終了、全公式戦の結果待ちとなる。


 ハヤトvs岡本は場外戦でハヤトがエプロンダッシュのランニングローキックを放つと、リングに戻ってミドルキックの連打で主導権を握ったが、岡本は突っ張りから串刺しボディーアタック、ボディープレスと圧殺するも、ハヤトはリバースDDTからランニングローキックからK.I,Dで捕獲し岡本を追い詰めるが、立ち上がった岡本はコーナーに叩きつけて脱出する。
 岡本はフロントスープレックス、バックフリップ、旋回式スクラップバスターと畳み掛けてからバックドロップを狙うが、ハヤトも阻止してハイキックを炸裂も、頭突き合戦から岡本がぶちかましで吹き飛ばすと、バックドロップを決め3カウント、ハヤトは23点で公式戦を追え脱落となる。


 25点の小幡、23点のライディーンの直接対決はライディーンがサソリ固めからパワーで先手を奪うも、小幡はドラゴンスクリューから執拗な足攻めを展開、ライディーンはキャメルクラッチなど絞め技で小幡のスタミナを奪いにかかるが、小幡はスワンダイブ式プランチャ、串刺しジャンピングハイキック、串刺しフロントハイキック、低空ドロップキックと猛反撃し、ダブルニーは阻止されたが、胴絞めスリーパーからドラゴンスリーパーと絞めあげてから低空ダブルニーからコードブレイカーと譲らない。
 小幡はフロントネックロックからキャプチュードバスターを決め、ランニングダブルニーからダイビングダブルニーで勝負に出るが、ライディーンはかわすとチョークスラムからジュラシックボムを狙ったところで時間切れ引き分けとなり、小幡は28点で優勝決定戦に進出する。


 25点の大谷vsKAMIKAZEはKAMIKAZEが奇襲から場外戦で先手を奪うも、大谷は顔面ウォッシュで流れを変え、KAMIKAZEは急所蹴りからグラウンドコブラで丸め込むも、クリアした大谷はバックドロップからコブラホールドで絞めあげる。
 KAMIKAZEはオーバーヘッドキックからスピンキック、トラースキックからムーンサルトプレスを投下するが、大谷は剣山で迎撃した後でドラゴンスープレックスで投げ、KAMIKAZEの逆さ押さえ込みもクリアした大谷はキドクラッチで3カウントを奪い30点目を獲得して1位で優勝決定戦に進出する。


 優勝決定戦となった大谷と小幡、大谷がKAMIKAZEに3分で勝利したのに対し小幡はライディーン相手に30分フルタイムと、体力的に大谷が有利という状況の中、試合開始から両者はグラウンドの攻防からチョップ、エルボーと打撃戦を展開、小幡はドロップキックはかわされるも、フロントネックロックで絡みつくなど食い下がり、ハイキックやサッカーボールキックなど浴びせて先手を奪う。
 小幡はコーナーへと昇るが、大谷は雪崩式ドラゴンスクリューを敢行し、断崖式ドラゴンスクリューで場外へ追いやった後でイスで小幡の膝をメッタ撃ち、リングに戻っても足四の字と執拗に足攻めを展開する。
 小幡は痛い足を引きずりながらも顔面蹴りで反撃し、ドロップキックから串刺しダブルニー、セカンドロープからのダイビングダブルニーと繰り出せば、大谷もドロップキックから顔面ウォッシュで応戦、張り手から串刺しフロントハイキック、ジャーマンで投げるも、小幡もジャーマンで応戦してからジャンピングネックブリーカー、フィッシャーマンズバスター、打撃戦でも小幡が競り勝ち、スリーパーからキャプチュードバスターを決める。
 小幡はコードブレイカーを決めるが、大谷はミドルキックからスパイラルボムを狙うと、堪えた小幡はアックスギロチンドライバーで突き刺し、大谷はバックドロップから袈裟斬りを連打してからミサイルキック、投げっ放しドラゴンスープレックス、投げっ放しジャーマンで追い詰めにかかる。
 しかし起き上がった小幡は大谷の背後めがけてランニングダブルニーで強襲すると、追尾式ダブルニー、キャプチュードバスター、ランニングダブルニーと畳み掛けるが、勝負を狙ったダイビングダブルニーはかわさてしまうと、大谷は小幡の膝にマッケンローで動きを止めてからスパイラルボムを決め、膝十字固めでギブアップを迫る。
 大谷は勝利を確信して火祭り刀ポーズを決めると、大谷は張り手、小幡はエルボーと打撃戦を展開、頭突き合戦となって小幡が競り勝つと延髄斬りからランニングダブルニーを炸裂させ、最後はダイビングダブルニーで3カウントを奪い火祭りを制覇した。


 3月の靖国で世界王座を防衛した耕平が「次はオマエたちだ」と決起を促してから4ヶ月、それまでの小幡は期待されながらも結果を出せず、どん底どころか一時はリングネームを剥奪され平仮名にされるなど、“どん底以下”の状況も味合わされることもあった。
 今回の火祭りは小幡にとって最大のチャンスと共に最後のチャンスでもあったが、最終戦ではライディーンと30分フルタイムと戦い抜いた後で、速攻勝負でスタミナが充分に残っていた大谷と29分をも戦い抜き、計59分を戦いを制して火祭りを制した、まして相手はミスター火祭りである大谷であったことから、小幡にとっても感慨深い優勝だったと思う。


 これまでのZERO1は大谷、田中、耕平が中心だったが火祭りを制したことで小幡が割って入ることになった、後は世界王座を奪取するだけ、火祭りを制しても小幡の戦いは続く。

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