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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

船木が大仁田を降し爆破王王座を奪取も、中村氏が大仁田批判で亀裂が表面化!?

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船木が大仁田を降し爆破王王座を奪取も、中村氏が大仁田批判で亀裂が表面化!?

7月24日 ZERO1/超花火「麺屋のりおプレゼンツ プロレスリングZERO1・15周年記念大会 大阪スペシャル〜真夏の祭典・火祭り2016&なにわ超花火〜」エディオンアリーナ大阪第2競技場


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
ジェームス・ライディーン ○日高郁人(9分29秒 片エビ固め)TARU X菅原拓也
※ミスティフリップ


◇第2試合◇ 
▼30分1本
○将軍岡本 横山佳和 冨宅飛駈(12分11秒 体固め)NOSAWA論外 拳剛 X藤井健一
※カイケツ


◇第3試合◇ 
▼「第16回真夏の祭典・火祭り2016」公式戦/30分1本
[5勝3敗=25点]○大谷晋二郎(10分59秒 体固め)[1敗7不戦敗=0点]Xブッファ
※投げっ放しドラゴンスープレックス


【大谷の話】「これでどうなった? これでどうだ? 俺、もう脱落したのか? とうなんだ? 点数なんてまったく気にしてないから。決められた試合すべて勝つ、それだけで臨んでるから。俺まだ圏内なんだろ? あと残すは後楽園ホールだけか。ブッファにぜひとも伝えてやってくれよ。英語が堪能な人よ。レスラーはさ、いつケガするかわかんねえ。そういう商売だ。しかしな、しかし、火祭りをなめるなっつうんだ。いままで全部不戦敗で最後に出てきて、『よく復帰しましたね、頑張りましたね』、そう言われてえのか、このクソヤロー! クソッタレが。だったらよ、俺がアイツの立場だったらどうする? 出てたよ。最後の1試合だろうと出てた。だけどな、この過酷な火祭り闘い抜いてる人間として、言わざるを得ないよ。あいつ以外の9人どれだけの死にもの狂いの気持ちでここまで闘い抜いてると思ってる。まさに生き残りデスマッチだ。あえて、ケガしたことは仕方ないなんて言わねえぞ。あえて…這い上がってこいよ、こっから。くそみそに言ってやるから。最後だけ1試合出てお涙ちょうだいってか!? どれだけの思いで9人ここまで闘い抜いてると思ってんだ! 悔しかったら這い上がってこいよ。よかったな、俺の試合だけ間に合って。俺の中に俺にだけは不戦勝じゃねえのかって気持ち、これっぽちもないから。よく出てきたな、このクソヤロー。このほうがスッキリする、俺にとっちゃな。いくぞ、いくぞ、何年ぶりだ。いくぞ大谷晋二郎。ほらしっかり撮れよ(刀を抱えるポーズで)青森のときより、刀が見えねえか、週プロさん!? 俺にはハッキリ見え始めたぞ。このキラキラ輝く火祭り刀見えねえか? 俺にはハッキリ見えてきたぞ。刀、火祭り刀さんよ。31日までの辛抱だ。正真正銘、あなたを俺のところに取り戻してやるから。主のところに返してやるから。見えるだろ!?」 


◇第4試合◇ 
▼「第16回真夏の祭典・火祭り2016」公式戦/30分1本
[3勝2敗1分1不戦勝=23点]○フジタ“Jr"ハヤト(11分49秒 K.I.D)[2勝5敗1不戦勝=15点]XKAMIKAZE


◇第5試合◇
▼「第16回真夏の祭典・火祭り2016」公式戦/30分1本
[3勝3敗1分1不戦勝=23点]○田中将斗(18分46秒 レフェリーストップ)[4勝3敗1不戦勝=25点]X小幡優作
※変型タズミッション


【田中の話】「最後意地以外のなにものでもいなし。スライディングDがロープに逃げられたってことで、そのあと絞ってタップ奪おうと思ったけど、あいつも意地でギブアップ言わんかったね。言えんかったっていうのがもしかしたら正直な彼の気持ちかもしれないけど。まあ、この火祭りで俺が一番やって思ってる以上、まだ数試合残ってる段階で脱落はできへんし。いままで最多優勝してきた田中将斗の意地ですから」


◇第6試合◇
▼爆破王選手権試合 3WAYバット有刺鉄線ボード電流爆破デスマッチ/無制限1本
[挑戦者]○船木誠勝(18分59秒 体固め)[第4代王者]X大仁田厚
※電流爆破バット攻撃
☆大仁田が2度目の防衛に失敗。船木が第5代王者となる


(試合終了後、セコンドの冨宅が肩車して祝福。船木がベルトを掲げると大仁田のセコンドについてたNOSAWAが船木に突っかかる。続いてTARUがリングに入りマイク。)


TARU「おい大仁田。俺とのタイトルマッチ、熊本で地震のためにできなくてこのヤロー。オマエ、弱っちいのお。オマエみたいに弱いヤツ、もうどうでもええわ。船木! オマエも爆破の世界入ってきたら、俺を通っていかんとトップになられへんぞ。オマエ、俺にかかってこいや、コラ!」


田中「大仁田さん負けたからってFMWは終わりとちゃうぞ。俺がおんのや! TARUとやるより俺とやった方がおもろいやろ!?」


船木「いままで散々負けましたけど、本気出せばUWFが一番強いです。その3人で決着つけて出てきてくださいよ。誰だって全部受けますよ。だけど個人的に一番やりたい…田中選手!(論外が船木に突っかかる)だったら勝てよ! だったら勝て! 勝って上がってこいよ。受けてやるから」


(船木は先にリングを降りる。その後、大仁田がマイクで締めた)


【船木の話】「前回やってるんで衝撃は。まだ打たれことないですけど、打った時の衝撃は大体わかりました。でも1回2回3回、今日合計で4回ですね。やるたんびに自分の免疫力が上がっていくのがわかるんですよ。だんだん慣れてくる。まだ食らったことないですけど、俺は食らわないです。食らって試合をする人間じゃないんで。(Tシャツも着ずにいつも通りの格好で上がったが)俺は着ないです。着ないです。それはずっと一貫して。一発当たったらおしまいだと思ってやってますから。だから当たりたくないし、当たらない。生き延びたければ当たらなきゃいい。そうやって相手攻撃して生きていきますんで。(あらためて大仁田の感想は?)やっぱりこの試合方式に関して言えばものすごい先輩というか。キ
ャリア感じましたね。なんなとくですけども、自分が後手後手に回ってるなって。そういう意識はありました。技対技だったら絶対負ける気しないですけど。それ以外のところでずっとこれやってきた人間なんで。もしかしたらわざとこれ(ベルト)を渡したのかもしれないし。それはよくわかんないけど、ただ一回取ったからにはどんな相手でも、挑戦してくる相手は受けて。最後死ぬ時は当たります。それまでの命ということで…防衛します。


(むかしヒクソンと闘ったときと爆破では恐怖はどっちが上?)ちょっと違いますけど…散々UWF対FMWやってきて、ずっと反則で負けまくってましたから。そのへんが一番引っかかってましたね、自分としては。だから本当に絶対負けたくない。ことこれに関しては絶対に勝敗にこだわりたい。負けたくない。負けるためにUWFを利用されたくない。自分らが引き立つために。だからこのベルト取ったら防衛するし。次誰がくるかわかんないですけど、全部一緒ですから。誰が自分を電流に当てるか。それだけですね。ただ簡単には当たらないです。当たったときは自分死んでる時なんで。その気持ちでやりのます。一発で最後です。だから絶対当たんない。


(ベルトをたたいて)なんかすごく重いですね。重いです。この音…重いです。まったく対極のベルト2つ(レジェンドベルトと爆破王)ありますけど。これはすごい重いですね、なんかわかんないけど。なんか引退に向かってるらしいじゃないですか。引退に向かってる人が置き土産していったような、そんな気分です。荷が重いですけどそれはそれで。ただで死んでる男じゃないんで。なんかしら必ずまたケンカ仕掛けてくると思います。その時もまた受けて立ちます。今日は疲れました。ドラゲーと2つやってきたんで。向こうで蹴られた足、まだ痛いです。そういう意味で今日は5年ぶりに2試合。自分の体力、気力との挑戦でもあったので。勝ててよかったです。最後勝ててよかったです。今日一日生きててよかったです。またタイトルマッチやってまた新しい明日が始まるんですけど、今日は今日で本当によかったです。今日は自分に乾杯です。はい、明日からまた生きます。ありがとうございました。


(田中とやりたいと言ったが?)はい。まだ一番やってない人、触ってない人、彼しかいないんで。ぜひ。電流でもなんでもいいんでやりたいです。待ってます。(田中がいちばんFMW魂かもしれない?)はい。リングで彼が言いましたから。そういう意味では一番U対Fの続きができるんじゃないかって気がします。あとフリーになってやってない人とのシングルはどんどん実現していきたんいで。そういう意味では楽しみです。次の目標が。勝ち上がってきてほしいです。(大仁田のマイクが聞こえてきて)まだしゃべってますね、この体力は素晴らしい(笑)」


【大仁田の話】「さすが船木、さすがUWF。今日は完敗しました。ただし、一言言います。この借りは絶対返す。この借りは絶対に返します。残すところ1年3カ月あまり。大仁田厚、全選手生命かけて(×2)、今回俺が一方的に爆破を受けた。必ず船木をぶっ叩きます。これは皆さんに絶対約束します。ボクはボクを支えてくれるファンに言いました。負けたら勝ちに行けばいいって。倒れたら起き上がればいい。悔しさもたくさんあります。悔しければ勝つしかない。さすがUWFが俺の手首を粉砕しました。よしっ! また立ち上がりますか! どうもありがとう!」


 超花火大阪大会のメインで大仁田に爆破王王座に船木が挑戦、大仁田が奇襲をかけ船木の顔面に毒霧を噴射すると、場外戦ではテーブル貫通パイルドライバー、そしてリングに戻ってから電流爆破バットのスイッチを入れ殴打を狙うも、船木はかわしてコーナーに被弾してしまう。
 船木はスリーパーで捕らえ、掌打や膝蹴りを浴びせてからハイブリットブラスターを狙うが、大仁田は毒霧で阻止するとイスで殴打し、サンダーファイヤーパワーボムを決め、更にテーブルの破片で殴打する。
 大仁田はバックドロップから再び電流爆破バットにスイッチを入れるが、船木がバットを奪って逆に殴打するとハイブリットブラスターから、またスイッチを入れて背中や前へと殴打して被弾させ3カウントを奪い王座を奪取した。


 試合後は客席で試合を見ていたTARU、田中、NOSAWAが挑戦を迫り、大仁田がマイクで締めくくったが、大仁田がUWFに挑戦状を突きつけてから27年、突きつけた会場である大阪でUWFに敗れるとは、これもまた因縁としかいいようがない。

 そして中村祥之氏が大阪大会に来場したかTwitter上で大仁田を非難した、FMWとのダブルブッキング騒動を終え、再び大仁田が参戦したが、まだ火種が燻っているということなのか、またZERO1に関しても含む発言もあり、中村氏とFOS(ZERO1)の間で何が起きているのか?

 また火祭り公式戦では田中が小幡と対戦し田中がエプロンでのスライディングDで流れを掴むと首攻めで主導権を奪うが、小幡はスワンダイブ式プランチャ、串刺しドロップキックで反撃する。
 田中のスーパーフライを剣山で迎撃した小幡はダイビングダブルニー、みちのくドライバーと攻勢をかけるが、田中もスライディングラリアットで流れをかえ、スーパーフライからクロスフェースで捕らえる。
 田中はファルコンアローからスライディングDを狙うが、フロントハイキックで迎撃した小幡はエルボー合戦から頭突き、ランニングダブルニーを繰り出し、もう1発をかわした田中はスライディングラリアットは小幡はかわすも、田中はスライディングDを炸裂させ、奥の手である変型タズミッションンで小幡を絞め落としレフェリーが試合を止めた。


 大谷は首の負傷で復帰し終盤でやっとリーグ戦に合流したブッファと対戦するが、大谷は徹底的に痛めつけ、ブッファのコーナーダイブを袈裟きりで迎撃した大谷が投げ放しドラゴンスープレックスで3カウントを奪い、大谷は最後に火祭りに出場してきたブッファに怒りを爆発させていた。

 またハヤトはKAMIKAZEと対戦し逆さ押さえ込みを狙うKAMIKAZEをK.I.Dで捕らえギブアップを奪い勝利を収めた。
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