DEEPが“たまアリ”での大晦日興行開催も、IGFとの戦争も始まった
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DEEPが“たまアリ”での大晦日興行開催も、IGFとの戦争も始まった
<東京スポーツより>
総合格闘技団体「DEEP」が大みそかにさいたまスーパーアリーナ大会を開催することが5日、本紙の取材で明らかになった。“格闘技の聖地”での大みそか決戦はPRIDE、K―1、DREAMが中心となり2001年以降12年連続で開催されてきたが、昨年は行われず日本格闘界の低迷を象徴していた。この現状を打破するためDEEPの佐伯繁代表(45)が立ち上がり、2年ぶりの大会開催を決意。大みそかに再び格闘技の「熱」を取り戻せるか。
「このままやらないと、大みそかから格闘技の火が消えてしまう。春くらいから『誰もやらないのなら俺がやる』と言ってきた。決めたのは9月末です」(佐伯代表)
大みそかイベントは、2000年代に巻き起こった格闘技の一大ブームの象徴そのものと言っていい。中でもさいたまスーパーアリーナ(SA)は格闘技ファンの聖地的存在だった。
2001年に格闘技イベント「猪木祭」が同会場へ進出。03年からは「PRIDE男祭り」が定期開催され、格闘技イベントを中継する地上波テレビ局とNHK「紅白歌合戦」との視聴率争いも話題となった。2005年の吉田秀彦VS小川直也の「平成の巌流島決戦」では同会場に4万9801人(主催者発表)の大観衆を集め、人気はピークに。PRIDE崩壊後の07年以降も「やれんのか!」「Dynamite!!」「元気ですか!!」「DREAM」と数々のイベントが継承した。
ところがついに昨年、さいたまSAで大みそかイベントを開催する団体が現れず、12年間続いた歴史が途絶えてしまった。IGFの両国大会は行われたものの、さいたまSA大会消滅は近年の格闘界低迷を象徴する出来事だった。現在では「大みそかの風物詩」もボクシング世界戦に取って代わられてしまっている。
ここに立ち上がったのが総合格闘技の老舗・DEEPの佐伯代表だ。危機的状況に瀕する業界の起爆剤となるため、さいたまSAでのビッグイベント開催を決意。「テレビ的な問題もスポンサーも全てこれから。見切り発車ですよ。でも、誰かがさいたまの大みそかをやらないと」と、看板を復活させるためには強行突破も辞さないという。
現段階でカードは未定だが、佐伯代表は「マジメにやっている日本の格闘技の現在進行形を見せたい。女子の試合、タイトルマッチや、他団体さんとの対抗戦も組めれば」と明かす。友好団体のパンクラスや修斗などにも強力を要請し、運営にあたっては実行委員会も設ける予定。会場も今年9月のUFCさいたま大会と同規模となる。
大会名は「DEEP DREAM IMPACT」となることが決定的。旧PRIDE・DREAMの系譜を意識したものであることは間違いない。“伝統行事”の復活が日本格闘界逆襲ののろしとなるか、注目だ。
東京スポーツが総合格闘技団体「DEEP」が大晦日にさいたま・スーパーアリーナでビッグイベントを開催することを報じた。
たまアリ(さいたま・スーパーアリーナ)での大晦日興行は昨年開催権利を保有していたリアル・エンターテイメント(DREAM)が開催せず宙に浮いたままとなり、また今年格闘技イベントを開催したのはUFCのみだったこともあって、たまアリから格闘技の灯が消えたかに見えたが、ここでDEEPが開催に名乗りを挙げたことでたまアリでの大晦日興行は継続となった。
ただ気になるのはIGFの存在、IGFも両国国技館で大晦日興行の開催を発表している。昨年はたまアリで格闘技イベントが開催されなかったのもあって青木真也や北岡悟などがIGFに参戦、それがきっかけとなってIGFにMMA部門が設立されたが、それ以降青木らの参戦がないことからDEEPに参戦する可能性が高いと見なければいけない。またIGFもMMAの試合を組むだけに選手の争奪戦が激しくなる可能性も否定できない。
格闘技ファンからしてみればたまアリでの大晦日興行の再開は喜ばしいが、それと同時にIGFとの興行戦争も始まったようだ・・・
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