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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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木谷オーナーの新戦略…企業プロレス化が進行する新日本プロレス

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木谷オーナーの新戦略…企業プロレス化が進行する新日本プロレス

<プロレス格闘技DXより>
 新日本の戦略発表会見が18日、都内の明治記念館で開かれ、オーナーの木谷高明ブシロード社長が新日本の株式市場への上場を目指していることを明らかにした。


  『G1 CLIAMAX 開幕直前会見』に先立って開かれた戦略発表会見では、まず手塚要社長が登壇。メディア取材によるリングサイドカメラ減少などによる「見やすい環境づくり」や、現在も行っている案内啓示の拡充、マナーVTR作成による「よりよい会場づくり」の推進などを発表。さらなる企業タイアップの強化や、商品販路の拡大、コンテンツ戦略の拡充も見据えた。

  続いて木谷オーナーが登壇し、“世界進出"に向けた3つの新戦略を発表した。まずは「ライオンズゲート計画」。いわゆる“ファーム"と呼ばれるようなリングを作るイメージで、新人発掘や育成プロジェクト、海外、他団体選手の招へい、負傷欠場明けの再調整の場の提供など「色んなことを試してみる場」の設置を描いた。

  さらにはIWGPの新理念構想も発表。名付けて「NEW IWGP CONCEPTION」。木谷オーナーは「もともとIWGPの理念は“世界のプロレスを統一する"というものでしたが、今の時代に合った21世紀のIWGP構想を改めて構築していきたい」と、リング上以外の部分も含めた包括的な世界戦略の総称としたい考えを示した。世界中の各団体、企業とのさらなる提携強化を通じて、『NJPW WORLD』などの映像配信、選手の露出、グッズ販売やライセンスアウトを積極的に推進していく。

  そして、ついに「株式上場」を目指す構えも示した。木谷オーナーは「現在の状況だと、会社の10年後の目標を決めるのは難しい。特にエンターテイメント業界ではITの技術革新に左右されやすい部分もあるため、難しい。なので3〜5年くらいの目標を作るのが現実的」と持論を示したうえで、3〜5年以内の中期的目標として“上場"を掲げた。「上場するとプライベートカンパニーからパブリックカンパニーになる。“日本の国民の皆さんの新日本プロレス"に昇華させていきたい」と意気込み、「(ブシロード体制になってからの)これまでの3年半を区切りにして、成長の“セカンドステージ"が始まると、ここに宣言させていただきます」と会見を締めくくった。


 G1直前会見前に新日本の戦略会議が行われ、木谷高明オーナーが世界進出へ向けて世界戦略を発表した。


 気になったのは「ライオンズゲート計画」と「株式上場」、「ライオンズゲート計画」に関してはNOAHで言う「SEM」やDDTの「DNA」をスケールアップしたもので、WWEでいえば「NXT」みたいなもの(最近はNXTもWWEの第三のブランドとして扱われるが)、新日本本隊も選手が飽和状態だけに、特に若手選手にチャンスを与えたいということか、しかし新日本も過去に「NEVER」や「ライオンズロード」を開催して頓挫しているだけに、今度はしっかり練り直して継続して欲しい。


 「株式上場」に関しては思い出すのは新日本もアントニオ猪木体制時に株式上場が一部フロントで計画されていたこと、しかし発言力の低下を怖れた猪木が話を潰してしまい、一部フロントは武藤敬司と共に全日本プロレスへ移籍、今度は全日本株の一部上場を目指したが、結局頓挫してしまった。
 木谷オーナーからしてみれば個人商店からの企業プロレスへの脱却を目指したものだろうが、一般に上場してその一般の意見に新日本が対応できるのか、先に株式上場をしているWWEも一般株主にはかなり神経を尖らせていることから、今すぐではないものの、新日本も一般の声にいかに対応できるかが課題になってくる。


 ブシロード体制となってますます企業プロレス化が進む新日本、プロレス界全体の新しい流れとなるか・・・

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