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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

前哨戦色が薄いも、後楽園大会の主役を奪ったのは石井からフォールを奪った本間!

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前哨戦色が薄いも、後楽園大会の主役を奪ったのは石井からフォールを奪った本間!

4月19日 新日本プロレス「Road to レスリングどんたく2014」後楽園ホール 2015人 超満員札止め


<試合後のアピール・コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○田口隆祐 エル・デスペラード マスカラ・ドラダ(9分20秒 片エビ固め)獣神サンダー・ライガー タイガーマスク XBUSHI
※どどん


◇第2試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡(11分05秒 体固め)中西学 X小松洋平
※ラリアット


◇第3試合◇  
▼20分1本
○矢野通  飯塚高史 邪道 外道(9分38秒 裏霞)鈴木みのる シェルトン・X・ベンジャミン Xタイチ TAKAみちのく


◇第4試合◇  
▼20分1本
内藤哲也 ○本間朋晃 KUSHIDA(10分55秒 片エビ固め)X石井智宏 高橋裕二郎 YOSHI-HASHI
※こけし落とし


KUSHIDA「俺だって、あきらめてねーぞNEVER!! 石井、もう一回やらせろ!!」
 本間「これが、これが答えだ…!! 俺は、何年だ。97年デビュー? とにかく初めて石井智宏に勝った。凄くうれしい!! 勝ったからって、言うわけじゃねーけど、あのNEVERのベルト、たしかに、石井が輝かせたかもしんねー。でも、内藤も言うように、初期のNEVERのあるべき姿に、俺が戻す!!  俺もずっとずっとNEVERに出てたから。俺は勝ちに飢えてるから。今日は凄く、幸せな気分!! お客さんもこけしは決まらなかったけど、俺が勝ってみんな喜んでくれた。これから、みんなと一緒に絶対歩いていきたいから、そのためにもNEVERのベルトが必要なんだ。去年の6月に田中将斗に負けて以来、ひさびさにNEVERのベルトが凄く欲しくなりました。それで、俺が輝かせたいと思います」


――最後の技は「ファイヤーサンダー」でいいんですよね?
 本間「……?」


――えっ、違うんですか?
 本間「こけし系でお願いします」


――えっ? こけしK?
本間「系! こけし系で……!! 」


――あ、こけし系ですか。
 本間「ハイ。……やっぱり、“こけし落とし”でお願いします!!」


――えっ? こけし系じゃなく?(笑)。
 本間「“こけし落とし”で(笑)。こうやって、みなさんと作り上げていく感じで」


◇第5試合◇
▼30分1本
○後藤洋央紀 柴田勝頼(10分53秒 片エビ固め)永田裕志 Xキャプテン・ニュージャパン
※昇天・改


◇第6試合◇
▼30分1本
中邑真輔 ○ロッキー・ロメロ アレックス・コズロフ(11分47秒 片エビ固め)バッドラック・ファレ マット・ジャクソン Xニック・ジャクソン
※コントラクトキラー


◇第7試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ(6分15秒 片エビ固め)Xタマ・トンガ
※レインメーカー


(試合後)
外道「オイ!! バッドボーイ! テメーんとこのよ、新しい親分(スタイルズ)に伝えとけ!レインメーカーはヤングボーイじゃねぇ。レェ~ベルの違う本物だってな」


(バックステージ)
オカダ「いや~。まぁ、タマ・トンガ相手だからこんなもんでしょう? AJどこいったんすか。来ないのか? 毎日やらないのか?いいな。その分しっかり休んで、オカダ戦に備えてな、体調を万全にしてくれ。次はな…、おまえがな…ああなるぞ。このシリーズ、楽なシリーズになりますよ!」


 外道「オイ!もったいつけてよ~。オイ、福岡まで来ないってか? オイ! 笑わすなよ、コノヤロー。オイ! レインメーカーがよぉ……1発でだよ、1発でよ、ケリをつけてやるよ!!」


◇第8試合◇
▼30分1本
○棚橋弘至 真壁刀義(14分46秒 片エビ固め)Xカール・アンダーソン ドク・ギャローズ
※ ハイフライフロー


(試合後)
棚橋「ありがとうございました!! 3回もありがとうございました!! 俺ら新日本プロレスは『レスリングどんたく』に向けて、全力、振り切って行きますんで、応援よろしくお願いします! ありがとうございました!会場の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」


(バックステージ)
真壁「まぁこんなもんだろ? なんか質問ある? そりゃ獲とれんだろ。だけどよ。今日は是が非でも落とせない日だからよ。言ったろ、今日はよ、この俺様の復権の第一歩だよ!それが棚橋だろうと、他の連中だろうと、そりゃ構わないよ。とにかく今日はひとつ勝ちを取らないとよ、勝ちを取らねーと、ホントに俺の価値も上がらないだろ? 結局そこなんだよな。ウン。一つずつの“勝ち”をよ、取ってって、テメーの“価値”を上げる。ただ、それだけだよ」
――キングコングニーだけでも勝ちに行けたのでは?
 真壁「ああ。キングコング一発決めりゃーよ、顎入ってるからな、アイツな。間違いなく一発ノックアウトだよ。それでも決めなきゃならねぇと思うから決めたんだよ。それは別に棚橋がなんだろうが関係ないよ。関係ない! それは最後、握手じゃなく、ハイタッチか……これは今日の試合一緒に勝ちを取りに行った、ただそれだけの証だ。別に仲良くなったわけでもねぇ、仲悪くなったわけでもねぇ。俺はあの距離が一番いいんだ。俺言ったろ? 昔から仲良しこよし嫌いなんだよ。だからこそだよ。それでもよ、摂れちまうんだからよ、凄いだろ? もちろんこの勝ちは大きいだろうな。そりゃそうだろ。まずひとつ、ここで勝ち星をとれば、次に繋がるだろ。
……俺、いままではよ、地方の試合はよ、それは俺の意気込み次第で、俺の機嫌次第でよ、何ふりかまわず、やってきたよ。だけどよ、俺ベルト獲りてえんだよな。天下を獲りてえんだよ。そのことだけだよ。まあ、それで別に俺それは発言しねえだろ。発言したら、テメーはあと引けねえだろ? だから言ってるだけだよ。……俺、最近ちょっとよ、ここ数か月、やる気が全く起きなかったんだよ。対戦相手に対しては燃えるよ? 燃えてくるよ? だけどよ。それに対して、自分自身が燃えねえなってスゲー感じてたんだよ。たぶん会場に来た連中もわかるだろ。おぉ真壁すげえなって、だけど真壁のキングコングニーを見れば納得だろ? 満足だろ? だけどいつものよ、狂気あふれるような試合運び、試合の態度…アレを味わいたいんじゃないか、アイツらも。コレどういう形になるかわからないけど、一つずつ勝ちを獲っていけば繋がるだろ。ただそれだけだよ。いや、まあでもギャローズもアンダーソンもベルトホルダーだけあってよ、たいしたもんだよ。俺、前に言われたことあるんだ。『真壁さんベルト狙わないんですか?』って。狙わない? そんなヤツ、この団体誰一人狙わないやつはいないよ! だから狙うぜ俺は。狙ってくけど、やることが先詰まってんだ、いっぱい。そのためによ、それをひとつずつ、いまこなしていってるわけだ。全部消化してんだよ。この俺様のよ、糧にしてんだよ。テメーらいいか? 楽しみに待ってろよ。それだけだ!狂気あふれるプロレスをよ、そのうち見せてやる。それだけだ! あとなんかある?」


――バッチリです。
 真壁「フフフ。ま、とにかくよ、今日は機嫌がいいや。とにかく棚橋だろうが誰だろうが、勝ち星をとったろ、それがすべてだよ。これも次につながるだろ。それだけだよ。凶器あふれるプロレスをよぉ、テメーらに見せてやる。それだけだよ」

 

 棚橋「ベルトを失ったとしても、ベルトを失ったとしても…!!  リングの中心にいて、みんなの期待に応えるのがエースの務めだから。大丈夫、俺は大丈夫。……って、みんなそんなに心配してないか?(苦笑)。必ず!いろいろな方向から盛り上げていって。俺はエースの役目をはたすから。ヨシ。『どんたく』へ向けて、全力で。福岡! 楽しみにしてます!!」


――真壁選手とのタッグの感想は?
 棚橋「ハイ。感覚としてね。真壁選手はベビーフェイス、相手チーム関係なくね。全方位的にキバを剥いている選手だから。それだったら、試合の中で信頼関係を築いていくしかないかなって。この距離感は変わらないけど、信頼関係はいかようにもね、築いていけると思うから。おもしろい、タッグチームでした」


――真壁選手は、「復権へのスタートだ」と。
 棚橋「ああ。そう、盛り上げ方。登り方っていうのは、何通りもあるから。まだ歩いてない道はきっとあるから。なんかこう、キングコングのキングとエースで、こう自然とトランプのイメージがあるなって。キングとエースです(笑)。ああ~、ケガしてるほうがクソ楽しいね!!」

ギャローズ「今日は俺たちにとって最大の失敗で最大の恥だった。アイツらの攻撃を受けてやったんだが、あまりにも受けすぎてしまった。ただ俺たちがまだIWGPのタッグチームチャンピオンだ。そして最も危険で最も強いチームは俺たちなんだ。タナハシ! マカベ! 次はこうはいかねえぞ!」

アンダーソン「今日は一体何が起こったんだ? 誰かリングで起こったことを説明してくれ! 何が起こったか俺には分からないんだ! でも俺たちが王者であることは変わらない。俺たちがタッグチームチャンピオンだ。タナハシ、マカベ、次は必ず倒してやる。俺たちがタッグチームチャンピオンなんだからな」 


 新日本の新シリーズが開幕も後楽園大会はAJスタイルズ、ダニエル&ホーレスのグレイシー一族、桜庭和志、飯伏幸太が参戦しないということで5・3福岡の前哨戦の意味合いが薄いカード編成となるも後楽園は超満員札止め、新日本の活気力を見せつけられてしまう。


 その中で激しい試合を見せたのが第4試合、台湾遠征で石井のNEVER王座に挑戦して敗れたKUSHIDAが石井との再戦を狙って積極的に攻めるが石井は返り討ちに、試合もそのKUSHIDAにCHAOSが集中砲火を浴びせて主導権を握り、CHAOSペースで試合が進んでいく、終盤には本間を捕らえたCHAOSがトレイン攻撃から石井が勝負に出るも、垂直落下式ブレーンバスター狙いを内藤、KUSHIDAがカットに入り、本間がこけしは自爆するがラリアット合戦に打ち勝つと大日本プロレス時代に使用したファイヤーサンダーで突き刺して3カウント(本間は“こけし落とし”と命名)、館内は本間コールが巻き起こりNEVER王座への挑戦を表明した。本間も石井同様インディーから新日本に辿り着いた選手、石井への意識はあってもおかしくない。しかし石井はKUSHIDAだけでなく本間からも追われる立場となったことで、苦しい戦いを強いられているのが身体に出始めている・・・


 セミのオカダvsトンガは、トンガの奇襲を受けるも、奇襲もある程度想定していたのかオカダはすぐ主導権を奪う。途中勝負と見てレインメーカーを狙うがトンガはレフェリーを巻き込んで阻止し急所打ちで抵抗するも、ヘッドシュリンガー狙いをオカダがリバースネックブリーカーで切り返しドロップキックを浴びせてからのレインメーカーで勝利、オカダにしては物足りなさを感じさせた試合だったが、福岡までAJとは前哨戦はないのもオカダにしてみればイヤなぶぶんなのかもしれない。


 メインのタッグマッチはチームワークに長けるアンダーソン組が棚橋組を分断され苦しい展開が続く、終盤には棚橋が捕まり窮地になるも、懸命に粘った棚橋が真壁に繋いでから猛ラッシュをかけ、最後はアンダーソンを捕らえて真壁がキングコングニー、棚橋のハイフライフローの波状攻撃で3カウントを奪い勝利。中邑に敗れてIWGPインターコンチネンタル王座から転落し、今後のテーマを見失っていた棚橋だったが再びベルトへ意欲を燃やし始めた真壁とのコンビでIWGPタッグ王座に照準を絞ったか、棚橋と真壁もシングルプレーヤー同士の異色タッグだが、本格的に組み始めれば面白いチームになるかもしれない。


 今回の後楽園は前哨戦色は薄いも、本間のNEVER王座挑戦と棚橋の再起と新しいテーマが生まれた大会だった。

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