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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

ケニーと飯伏が同ブロック!G1 CLIMAX28ブロック分け発表!ヒロムはデスペラードにリベンジで防衛!

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ケニーと飯伏が同ブロック!G1 CLIMAX28ブロック分け発表!ヒロムはデスペラードにリベンジで防衛!


6月18日 新日本プロレス「共闘ことばRPG コトダマン Presents KIZUNA ROAD 2018」後楽園ホール 1513人

<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼10分1本
△辻陽太(10分時間切れ引き分け)△上村優也

◇第2試合◇
▼20分1本
○高橋裕二郎 石森太二(7分44秒 片エビ固め)×海野翔太 成田蓮
※ピンプジュース

◇第3試合◇
▼20分1本
○永田裕志 中西学(9分9秒 バックドロップホールド)天山広吉 ×岡倫之

◇第4試合◇
▼20分1本
矢野通 ○YOSHI-HASHI YOH SHO(9分57秒 バタフライロック)真壁刀義 ×トーア・ヘナーレ デビット・フィンレー 田口隆祐

◇第5試合◇
▼30分1本
内藤哲也 EVIL SANADA ○BUSHI( 片エビ固め)飯塚高史 タイチ 金丸義信 ×TAKAみちのく
※MX

◇第6試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 マイケル・エルガン ジュース・ロビンソン ジェフ・コブ ○KUSHIDA(12分16秒 ホバーボードロック)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ジェイ・ホワイト 石井智宏 ×外道

【KUSHIDAの話】「ジェイ・ホワイト! 覚えとけよ、ふざけんじゃねーぞ!」

【棚橋の話】「ブロック分けが決まって、急にスイッチが入るというか。選手同士も意識し始めてるから。まぁでも、そこは17年連続17回目の平常心で。AブロックのAは、ACEのA!」

【ジュースの話】「(※左手をおさえ)サンフランシスコで待ってろよ!」

【ジェイの話】「みんな何かで満足したいんだろう。リングの中でできないから? ジュースは何もせずとも、そこにいるだけでみんなから愛されている。気に入らないな。ジュース、オマエはみんなから愛されている。みんないつでもジュース・コールをしてくれる。でも今日は違う! 昨日から続けてオマエを痛めつけてやった。今日の攻撃で間違いなくオマエの手は壊れただろう。俺は、たとえるならゼウス。オマエの神の左を破壊してやった。みんなゼウスが誰か知ってるだろう? ゼウスこそ、全知全能の神を殺した男だ。
サンフランシスコでは、また闘いが待っている。そこまで来い。そう。俺はアメリカ人じゃない。アメリカ人じゃないが、IWGP USヘビー級のベルトを持っている。ジュース・ロビンソンはアメリカ人で、みんなから愛されている。だから俺を倒そうとしているんだろう。でも、そうはいかない。
ジュース、オマエはサンフランシスコでも手ぶらで帰ることになるだろう。そして俺はタイトルを防衛し、ベルトを保持し続ける。俺がジュース・コールをしてやるよ!(※拳を突き上げて)ジュース! ジュース! 俺がオマエをメチャクチャにしてやる。そして、オマエもスイッチブレードと共に……」

◇第7試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第81代王者]○高橋ヒロム(28分16秒 体固め)[挑戦者]×エル・デスペラード
※TIME BOMB
☆ヒロムが初防衛に成功

(試合終了後)
ヒロム「(※『ヒロム』コール)オイ!! デスペラード!! いまはもう、お前より、ヒロムちゃんのほうが強いってことだ(※大拍手)。また、どこかで、愛し合おうぜ(※大歓声&大拍手)。初防衛も、初防衛も、凄い大事な“お祝いごと”だけどさ、もっと祝わなきゃいけないことがあるよ~。……菅林(直樹)会長、約束守ってくれてありがとう(※大拍手)。俺、感動しちゃったよ。歴代の王者たちの姿をもう1度見れて、感動したよ。なあ!?(※大拍手) あの歴代のチャンピオンの一番最後に映る最新のチャンピオンが、ずっとこの俺でありますように(※大歓声&大拍手)。だからさー! もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! みんなでーーー!! 楽しもうぜーーーー!!(※大拍手)」

【バックステージでのヒロム劇場】
ヒロム「まず、デスペラードに一言。『ホントは愛してるぞ』と伝えてあげてください。きっと彼は喜ぶでしょう。またいつかやろうよ。それから、歴代王者の映像ありがとう。菅林会長、ありがとう。それから、映像班の皆さん、ありがとうございました。おっと! おっと! 誰も挑戦者はいらっしゃらないのかな? 挑戦者がいないんだったら、俺の方から指名させてもらうよ。方角はどちらかな? こっちかな? (※左斜め上を見つめ)いや、こっちだ。オイ! ドラゴン・リー! 俺と遊ぼうよ。返事待ってるからな! ハイッ! たぶんこれでドラゴン・リーの耳にも入ったでしょう。ちゃんと彼は新日本プロレスが大好きだから、今頃みてるよ。もう返事くれてるんじゃないの? チェックしてみてよ。じゃあ。今日はこのへん帰るとしようか……(※ベルトに耳を傾け)オッケー? お前ら、ありがたく思え。久しぶりにベルトさんから話があるみたいだ。お前ら、ありがたく聞けよ。オイ、俺を絶対に映すなよ。俺はもう控室に帰るからな。ベルトさんとこの『SUPER Jr.』のトロフィーさんだけを映しとけ。わかったな?」

ベルトさん「皆さん、こんばんは。ベルトさんです。お久しぶりですね。ヒロムさん、1年間も待たさないでくださいよ。のんびりしちゃったじゃないですか。アッ、トロフィーさん。トロフィーさんも久しぶりですね。アッ、トロフィーさん怒ってるみたいだから。そうだよね。昨日の内藤さんのアレは……でも、ボク思うんだ。内藤さんは制御不能な男だからさ、仕方ないよ。どっちかっていうと、アレはヒロム君にも責任があるよ」

ヒロム「エッ⁉ 俺? 俺に責任? どういうこと、ベルトさん?」

ベルトさん「だってさ、彼は制御不能な男なんだよ。あの男をリング上に入れた時点でさ、ヒロム君、キミにも責任があるんじゃないの?」

ヒロム「たしかにその通りだ。ベルトさん、言いたいことはわかるよ。トロフィーさんのこと、アレ俺か? 俺が傷つけたってことか? なんか悪いことしたな。そっかぁ……俺もよく考えなきゃいけないよ。ありがとう、ベルトさん」

ベルトさん「いやいや、いいんだ。でもさ、次からは気をつけた方がいいよ。なんか、やっぱりさ、内藤さんって制御不能な男だからさ、ウーン……気をつけた方がいいよ」

ヒロム「ありがとう。わかった。ありがとう、ベルトさん。いやぁ、トロフィーさんに悪いことしちゃったな。(※トロフィーを抱きしめ)調子乗ったよ。反省してる。ごめん、トロフィーさん。でも、いまのこの姿も美しいよ。絶対いつか仲直りしてみせます。アッ、そうだ。せっかくだから宣言しとこ。(※ベルトを叩き)最多防衛しちゃうわ!」

【デスペラードの話】「(※肩を担がれて控室に向かいながら)チクショー……。アイツは変わってたな……」

 まず第4試合後にG1 CLIMAX28のブロック分けが発表された

 一番注目だったのはケニーと飯伏が同ブロックとされたこと、二人の対戦は2012年8月18日、DDT日本武道館のメインで対戦して以来で、飯伏も武道館の2階からムーンサルトアタックを放つ伝説を作り上げたが、雪崩式片翼の天使を狙ったケニーを飯伏が雪崩式フェニックスブレックスからフェニックススプラッシュで3カウントを奪い、だが2階からのムーンサルトアタックが武道館を管理している東京都に咎められてしまい、DDTや飯伏は武道館から締め出されるというオマケまでついてしまった。6年ぶりの対決が武道館で実現するなら、またこれも因縁かもしれないが、今度は新日本が武道館から締め出しにならないように祈りたい。

 優勝争いに関してはA、B両ブロックとも混戦は必至だが、自分的優勝予想はIWGPヘビー級王座転落後、沈黙を保っているオカダ、ケニーに王座を明け渡したが、このままでは終わらないと見ている。

 メインはヒロムの保持するIWGPジュニアヘビー級王座にデスペラードが挑戦、6・9大阪城大会後にバックステージインタビューに答えているヒロムにデスペラードが挑戦を表明、ヒロムも5・22後楽園で行われた「BEST OF THE SUPER Jr.25」でデスペラードに敗れていることからリベンジを狙って挑戦を受諾、
試合前にはヒロムが兼ねてから菅林会長に訴えていた歴代ジュニア王者の映像がスクリーンに流れた。
 ヒロムはギターケース持参で登場、その中から花束を取り出しデスペラードに贈呈も、受け取ったデスペラードは花束で殴打、ギターケースで殴打を狙うも、ヒロムが奪い返し、投げ渡してからドロップキックを放ち、ここで試合開始もヒロムが鉄柵攻撃からランニングジョンウーを発射、そしてギターケースを持ったまま南側通路にデスペラードを連行、ギターケースを抱かせて通路ダッシュのジョンウーを狙うが、調子に乗りすぎたのか、デスペラードがギターケースを投げて迎撃する。
 デスペラードはギターケースや、水の入ったペットボトルで一撃し、客席との仕切りの板に叩きつけ、客席にも叩きつけてからヒロムの足をイスでセットしてもう一つのイスで殴打、一旦リングに戻るが、また場外戦となるとイスで一撃し客席へ連行して叩きつけ、またイスで足を殴打、憎悪もこもりつつも理にかなった攻撃で先手を奪う。
 リングに戻ったデスペラードがボディースラムから足蹴、ノド元へクロー、場外戦を仕掛けまた鉄柵攻撃から踏みつけ、リングに戻って高速ブレーンバスターから逆エビ固めと腰攻めを繰り広げるが、デスペラードはヒロムをコーナーに叩きつけると、ヒロムはコルタバから串刺しラリアットで反撃、ジョンウーをから場外へ逃れたデスペラードにエプロンダッシュのジョンウー、リングに戻ってセントーンアタックと一気流れを変える。
 ヒロムはダイナマイトブランジャーを狙うが、逃れたデスペラードは読み合いからスパインバスター、ここでIWGPジュニアタッグベルトを持ち出すがレフェリーが取り上げ、レフェリーがセコンドにベルトを渡している隙に、デスペラードがコーナーポストを外し、剥き出しコーナーにヒロムを2度叩きつけてからブレーンバスターで投げるも、ヒロムが体を入れ替えてデスペラードをコーナーに叩きつけ、エプロンのデスペラードに断崖式回転エビ固めから、コーナーからセントーンアタックを命中させる。
 ヒロムはダイナマイトブランジャーを狙うが、逃れたデスペラードはバックドロップで投げ、額をぶつけ合った二人は膝立ちからエルボー合戦、そしてデスペラードは頭突きの連打からギターラ・デ・アンヘルを狙うが、ヒロムが逃れると、バックを奪いに来るヒロムに急所蹴りを狙うが、逃れたヒロムはラリアットも、もう一発を狙いはデスペラードもラリアットで迎撃し両者ダウンとなってしまう。
 そこで金丸が駆けつけレフェリーを引きつけると、金丸が持ってきたイスをデスペラードが持ち出してヒロムの背中を滅多打ちも、ヒロムは構わずイスの上へのダイナマイトブランジャーを敢行、金丸にはBUSHIが駆けつけて毒霧で排除する。
 ヒロムはTIME BOMBを狙うがデスペラードがレフェリーを巻き込んで阻止し、デスペラードはスーパーキックを狙うヒロムをキャッチして急所蹴り、そしてベルトでの一撃を狙うがヒロムがデスペラードのマスクを剥ぐと、怒ったデスペラードはベルトで一撃し、マスクを装着し直してからギター・デ・アンヘルを決め、ピンチェロコを狙う。
 ところがヒロムはフランケンシュタイナーで切り返してからDで捕獲、デスペラードは持ち上げてパワーボムで叩きつけるが、離さないヒロムはなお絞めあげる。しかしデスペラードは持ち上げ、ヒロムはDの悪夢狙うがエル・エス・クレロで丸め込むもヒロムはフランケンシュタイナーから再度Dで捕獲する。
 持ち上げたデスペラードは剥き出しコーナーへパワーボムで叩きつけてから突進するが、ヒロムは剥き出しコーナーへのスロイダーで投げてから、TIME BOMBで3カウントを奪い王座防衛した。
 序盤はデスペラードが憎悪を込めながらもヒロムの足、腰と理にかなった攻撃を繰り広げていたが、終盤で金丸の乱入や急所蹴りは裏目に終わり、Dもしっかりマークしていたが、金具剥き出しコーナ-という罠に自ら引っかかってしまい墓穴を掘ってしまった。だがこの二人も互いに面白くない感情をぶつけ合ったからこそ、好勝負となった。初代タイガーマスクvsダイナマイト・キッドも、キッドが殺気をぶつければ、タイガーも殺気をぶつけたからこそ名勝負となった。ヒロムvsデスペラードはまさしく新日本ジュニアの原点的試合だった。
 
 またセミではKUSHIDAが外道をホバーボードロックで勝利を収めたが、試合後に後藤がコブをバックステージへ連行している間に、ジェイがKUSHIDAをブレードランナー、エルガンを高速バックドロップ、棚橋をスリーパースープレックスでKOすると、場外でヤングライオンも制裁してからジュースを鉄柵攻撃で制裁、リングに戻るとジュースに高速バックドロップからブレードランナーを狙うが、ジュースはジャブから逆水平、ラリアットで逆襲しパルプフリクション狙う。しかしジェイがローブロー、そしてシャープセンセーションでジュースをKOし、更にイスを二脚持ち出し、ジュースの左手をイスで挟み、もう一つのイスで殴打するなど大暴れした。G1でもAブロックにエントリーしたジェイ、冷酷さだけでなく残酷さも増しつつあるようだ。

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